日本酒の冷蔵庫での保存期間は?よくある疑問を解決!

いつまでも飲みかけの日本酒が冷蔵庫に入っているなんてことありませんか?

日本酒は冷蔵庫で保存するとどのくらいの期間もつのでしょうか。

今回は日本酒を冷蔵庫で保管した場合の保存期間を学び、より一層日本酒を美味しく楽しみましょう。

1. 日本酒の冷蔵庫での保存期間は?

日本酒は瓶やラベルを見ても賞味期限の表示がない場合がほとんど。日本酒を冷蔵庫で保存した場合、どのくらいもつのでしょうか?

1-1. 日本酒の保存期間のキーは”開封前後”と”生酒”。

日本酒の保存できる期間は、開封前後で変わってきます。また生酒であるか火入れであるかでも期間が違います。

1-2. 未開封の日本酒は、正しく保管すれば保存期間を気にしなくてOK!

日本酒は食品表示法でも賞味期限の表示は免除されており、適切な環境で保存した未開封のものであればいつまでも飲むことができます。

長持ちの理由は、アルコール度数が高いから。日本酒の平均アルコール度数は15~16%、高いものでは20%前後。そのためアルコールの殺菌作用によって年数を重ねたものでも飲むことができるのです。

1-3. 開封後の日本酒は3日~5日で酒質が変化。

数ヶ月で味の違いを楽しむのも有り!

日本酒の開封後は、空気に触れるので3~5日で酒質が変化してきます。基本的には5日以内を目安に飲み切る方がいいですが、酒質が変化することで、決して飲めなくなるわけではないので数ヶ月で味の違いを楽しむのもありなのです。

実は種類や好みによっては、開封直後よりも、少し時間が経った方が飲みやすかったという意見もあります。酒質を変化させたくない日本酒は小さめの瓶で早めに飲み切る、変化を楽しみたいときは一升瓶でゆっくり…とサイズを変えるのも一つの楽しみ方です。

“生酒”や”生貯蔵酒” は保存が効かないので注意!

“生酒”や”生貯蔵酒”の日本酒は長期保存が効かないので注意しなくてはなりません。火入れをして酵素の働きを止めれば、日本酒の美味しい状態をキープしたまま長期保存できますが、火入れをしない生酒、火入れが1回の生貯蔵酒は、瓶内で発行が進んでしまうためデリケートなのです。そのため未開封でも冷蔵庫での保存が必須といっても過言ではありません。

日本酒の保存期間のキーは”開封前後”と”生酒”。期間の説明から注意点まで解説!!

ここがPOINT!
  • 未開封の日本酒は、正しく保管すれば保存期間を気にしなくてOK
  • 開封後の日本酒は3~5日で酒質が変化。数ヶ月も経つと味も変わるがその変化を愉しむというのはアリ
  • “生酒”や”生貯蔵酒”の日本酒は長期保存が効かないので注意。手に入ったら数日以内に飲みきろう

 

2. 日本酒は冷蔵庫のどの部屋がベスト?

冷蔵庫はご存知のとおり場所によって温度が違います。日本酒の保存は「-5度」がベストといわれていますが、家庭用の冷蔵庫に保存する場合どの部屋がいいのかおすすめ順にご紹介します。

肉や魚、生鮮食品に適している「パーシャル室」の温度は約-3度。縦置きできるのであればパーシャル室がおすすめです。

次におすすめなのが「チルド室」。約0度なのでこちらも日本酒の保存には適しています。

パーシャル室やチルドが狭い場合におすすめなのは「冷蔵庫」。こちらは約3度。一番縦置きしやすい場所です。ただしドアポケットなど入り口近くは5~7度くらいになることも多いので、日本酒は奥の方に入れるのが◎。

冷蔵庫の次に温度が低いのは「野菜室」。こちらは約5度ですが、大きい瓶でも縦置きできるのが魅力的。

ちなみに冷凍庫は-18度。冷凍するともつイメージがありますが、凍らせるときは瓶のまま凍らせると割れることがあるので、ちょっとした工夫が必要です。

日本酒の正しい保存方法を学ぶ!マイナス5度が最適って知ってた?

ここがPOINT!

  • 冷蔵庫内の部屋ごとのおすすめ順は、パーシャル室>チルド室>冷蔵庫(奥の法が◯)>野菜室

3. 日本酒の冷蔵庫での保存についてのよくある疑問

3-1. 冷凍庫での保存もOK?

先述でも記載のとおり、冷凍庫での保存は瓶が割れる可能性があるので要注意。ただしNGというわけではありません冷凍用の容器に入れ替えすれば保存できます。日本酒はアルコール度数が高めなので完全には凍りませんが、シャーベット状にはなるので「みぞれ酒」が楽しめます。

3-2. 冷蔵庫で保存していても日本酒って腐る?

「-5度」が適切な温度なら冷蔵庫はそれより10度も高いから腐るのでは…?と心配になった人もいるでしょう。基本的に冷蔵庫で保存すれば腐ることはありません。しかし「火落ち菌」が繁殖すると飲めないため注意が必要です。

日本酒が悪くなっていないか判断するポイントは、下記の記事でくわしく解説しているのでチェックしてみてください!

 

開封後の日本酒ってどうしたら?保存方法から劣化の見分け方まで解説!

3-3. 10年も経っちゃった日本酒があるけど飲める?

日本酒には賞味期限は書かれていませんが、製造年月日の記載はあるのでいつ作られたものかはわかります。10年も経っていた場合でも基本には飲むことができます。

ただし、味が美味しくない、飲みにくい、あまりに古く飲むことに抵抗がある場合は、料理に使ったり、日本酒を入浴剤替わりに使ったりするのもありです。

日本酒は料理酒としても使える!日本酒と料理酒に違いなどについて解説

日本酒風呂で美肌をGET!日本酒はデトックス効果も期待できる優秀な入浴剤

ここがPOINT!

  • 日本酒を冷凍庫に保存する場合は瓶が割れる可能性があるため注意が必要。容器を変えて冷凍すれば◯
  • 基本的に冷蔵庫で保存すれば腐ることはない。
  • 10年経っていても基本的には飲める。味が美味しくない、飲みにくい、あまりに古く飲むことに抵抗がある場合は、料理に使ったり、日本酒を入浴剤替わりに使ったりするのもあり。

まとめ

日本酒の保存期間のキーポイントは”開封前後”と”生酒”。しっかりと覚えておきましょう。基本的には冷蔵庫の保存で腐るといったことはありませんが、日本酒の味にこだわるのであれば、「-5度」に設定できる日本酒セラーを用意するのもおすすめ。正しい保存方法で日本酒のいろいろな顔を楽しんでみてくださいね。