日本酒ウォッチ

最新の記事

日本酒古酒と料理のマリアージュ「古昔の美酒」試飲体験イベントレポ<東京・銀座>

2023年1月14日(土)、トレンドの発信基地ともいえる銀座にて古酒の試飲体験イベント「& 古酒2023 in GRAND GINZA」が開催。GINZA SIX最上階に広がるレストランで、古酒と料理、音楽の共演が繰り広げられました。 熟成により、色や香り、味わいが複雑に変化する古酒は、国内外で高い注目を集めるお酒です。今回は、唎酒師ライターがイベント体験した様子をたっぷりとお伝えします。 熟成古酒が集結「& 古酒2023 in GRAND GINZA」 「& 古酒2023 in GRAND GINZA」で提供されるのは、熟成期間10年以上の古酒を厳選したプレミアムブランド『古昔の美酒(いにしえのびしゅ)』の数々です。主催は職人の新たな販路創出をプロデュースする株式会社匠創生。今回のイベントは、2020年2月以来の開催となります。 会場はGINZA SIX最上階のレストラン、THE GRAND GINZA。一歩足を踏み入れた先には、銀座の風景と一体化した優雅な空間が広がっていました。 日本酒の古酒(長期熟成酒)とは 日本酒の古酒(長期熟成酒)とは、製造から一定期間ねかせたお酒のことです。一般的には、3年以上熟成させたものが古酒と呼ばれます。 適切な管理のもとで時を重ねた日本酒は、薄茶色から琥珀色、ルビー色へと色合いが変化し、複雑かつ重厚感ある味わいに。スパイスやフルーツなど、いくつもの要素が重なり合う古酒へと生まれ変わります。 古酒ブランド『古昔の美酒』の大きな特徴は、原則10年以上の熟成を重ね、さらにソムリエが厳選したお酒であることです。10年以上熟成させた日本酒古酒は希少性が高く、その量は、すべてを集めてもオリンピックプール1杯にも満たないといわれています。 さらに、海外のワインコンクールや日本酒コンクールなどで数々の賞を受賞。今回のイベントでも、海外で高い評価を得た古酒の数々が用意されていました。 「古昔の美酒」公式サイト https://oldvintage.jp/ 古酒の乾杯でスタート! 乾杯を彩るのは『2010 龍力』。兵庫県の日本酒『龍力』を10年以上熟成させたお酒です。梅酒のように甘酸っぱく、パーティーの幕開けにふさわしい華やかな味わい。眼下に広がる景色にテンションもあがります。 お酒は厳選された『古昔の美酒』に新酒を含む全12種類。日本酒古酒5種、新酒5種、焼酎古酒1種、梅酒古酒1種と充実のラインナップです。 ミニカップの下には、以下のような台紙が挟まれています。銘柄や海外コンクールでの受賞歴が記載され、QRコードからさらに詳しい情報をその場で確認することができました。 注目したいのが、日本酒古酒と新酒は、同じ酒蔵のお酒がペアで用意されていること。古酒ってなに?普段飲む日本酒とどう違うの?という方も、違いがわかりやすいですよね。 ミニカップの古酒は、ワイングラスに注いでいただきます。ソムリエ高橋氏によると、ワイングラスを使うことで古酒の香りを余すことなく堪能できるそう。実際に、ワイングラスをくるくるっと回し、古酒の香りや味を楽しむ方々の姿があちこちで見られました。 古酒と料理、音楽が奏でるハーモニー どの古酒を飲もうかな…と迷っていると早速お料理が登場! 左上のグラスに盛られているのは、オリーブとスペインの生ハム“ハモンセラーノ”です。クラッカーには、真っ白なヤギのチーズ“サントモールブラン”にアプリコットがのせられています。 白いカップの中は、フランス版南蛮漬けといった趣の“サーモンのエスカベッシュ”。ハーブでマリネされた鶏胸肉は、色鮮やかなディルのソースでいただきます。 メインの“パテ・ド・カンパーニュ”は、満足感がありながらもしつこくなく、古酒とあわせるとちょうどいい塩梅です。 このラインナップ、お酒好き、お料理好きとしては幾通りものペアリングを楽しめるのが本当にうれしい!まったく異なる個性を持つ5種の古酒と料理、お気に入りの組み合わせが見つけられます。 たとえば、兵庫の『1995 葵鶴』は、古酒らしい風味を持ちつつ香りはおだやかでスッキリとした味わい。同じくさっぱりとした鶏肉にあわせたくなります。ハモンセラーノをいただいたあとに口に含むと、生ハムのコクと程よくマッチし、またご満悦です。 かと思えば『2000 朝日川』は口に含んだ瞬間、おっと驚くほどの個性の持ち主。スパイスやナッツ、ドライフルーツを思わせる風味が次々と顔をのぞかせます。ここではクセのあるヤギチーズがこの上ないパートナーに。アプリコットの甘酸っぱさも加わり、酒好き好みのペアリングができあがりました。 ・古酒×料理 ・古酒×古酒 ・古酒×新酒 と、古酒の楽しみ方は実に無限大。さらに、フルートとピアノの生演奏が優雅なひと時を演出してくれます。 伝説の「苺のミルフィーユ」を古酒とともに お待ちかねのデザートは、1966年に開店し2015年閉店まで長きに渡り愛されてきた「銀座マキシム・ド・パリ」の看板スイーツ『苺のミルフィーユ』です。 伝説ともいわれるその味をTHE GRAND GINZAが再現。アーモンドを纏ったサクサクのパイ生地で、コアントローがきいたカスタードクリーム、大粒のいちごがサンドされています。 あぁこれは『朝日川』といただきたい!と手を伸ばしたものの、すでにお料理と一緒に飲み干していました(笑) もちろん、ほかの古酒とあわせてもじゅうぶん美味しい。洋菓子や和菓子など、スイーツとの相性の良さも古酒ならではの魅力かもしれません。 お酒好きにも甘いもの好きにも、そして日本酒の魅力を知るのはこれからという方にもぜひおすすめしたい「熟成古酒」。プレミアム古酒に特製プレート、スイーツに音楽と、その世界観にすっかり酔いしれる昼下がりとなりました。 ヴィンテージSAKEの魅力をより多くの方々へ 「年月を重ねた熟成古酒は、新酒とはまったく違う魅力を持ちます。まさに新たなジャンルともいえるお酒です」 そう教えてくれたのは、株式会社匠創生 代表取締役社長の安村亮彦氏。コロナ禍での度重なる中止を経て、ようやく開催できた今回の「&...

古くなってしまった日本酒はお風呂に!日本酒風呂の効果やポイントを解説

日本酒風呂は、美肌効果やリラックス効果などさまざまなメリットが期待できる入浴法です。古くなり味や香りが変わってしまった日本酒があるときも、気軽に活用できます。 今回は、日本酒風呂の効果や入浴時のポイント、注意点などを解説します。「飲み残しの日本酒がある」「なんだか味や香りが昔と違うみたい」手元にそんな日本酒がある場合は、ぜひ参考にしてください。 1.味わいの変わった古い日本酒はお風呂に入れるのがおすすめ 味わいの変わった古い日本酒は、「日本酒風呂」として活用するのがおすすめです。お風呂にそのまま入れれば入浴剤代わりになります。 そもそも日本酒は、賞味期限のないお酒です。そのため、基本的には古いものでも飲用できます。一方で、長時間紫外線を浴びたり、開栓後空気に触れて酸化したりした日本酒は、味や香りが変化してしまいます。そのまま飲むには適さない味わいになってしまうこともあるでしょう。 そんなときは、日本酒風呂として利用するのもひとつの方法です。古い日本酒が大量にある場合もまとめて消費できます。 https://sake-5.jp/sake-smells-degraded/ 2.日本酒をお風呂に入れて期待できる効果 日本酒を入れる日本酒風呂には、次のような効果が期待できます。 美肌効果 保湿効果 リラックス効果 血液促進効果 日本酒は、さまざまな美容効果が期待できるお酒です。近年は、日本酒を使った化粧水も市販されています。香りによるリラックス効果やアルコールによる血流促進効果など、日本酒ならではのメリットが多いことも特徴です。 2-1.美肌効果 日本酒には、アミノ酸やコウジ酸、フェルラ酸といった美肌効果が期待できるさまざまな成分が含まれています。 例えば、アミノ酸は肌のうるおいを保つ天然保湿因子(NMF)に関係する重要な成分です。日本酒には、白ワインの約10倍のアミノ酸が含まれているといわれています。 コウジ酸は美白効果が期待できる成分、フェルラ酸はシミやたるみといった肌トラブルを防ぐといわれている成分です。日本酒風呂に入浴すれば、これらのさまざまな効果が得られます。 2-2.保湿効果 前述したように、アミノ酸は肌のうるおいを保つ保湿因子に関する成分です。特に、日本酒は人間の肌に元々あるアミノ酸の一種「セリン」を豊富に含み、保湿効果を高めるといわれています。 乾燥が続く冬の時期も、日本酒を入れたお風呂で温まれば肌のしっとり感を実感できるでしょう。 2-3.リラックス効果 日本酒風呂の大きな特徴が、その香りです。日本酒を入れたお風呂からは、湯気とともに日本酒の香りがふわりと立ち上ります。 香りには、自律神経を落ち着かせる効果があるといわれています。日本酒風呂の香りも同様に、心をほっと解きほぐしリラックス効果を与えてくれます。 2-4.血流促進効果 日本酒には、アデノシンという物質が豊富に含まれています。アデノシンは、ストレスで収縮した血管を拡張し、血液を促進する物質です。 そのため、日本酒をお風呂に入れると血流促進効果からぽかぽかと体が温まります。寒い時期や手足が冷えやすいという方におすすめの入浴法です。 3.日本酒風呂のポイントや注意点 さまざまな効果が得られる日本酒風呂ですが、入浴時はいくつかのポイントと注意点があります。 使用する日本酒は純米酒がおすすめ お風呂の水温は38度ほどがおすすめ 入れる日本酒の量はコップ1~2杯が目安 子ども、妊婦さん、敏感肌の方は非推奨 より効果的な入浴にするために、日本酒風呂に適した日本酒や水温、量や注意点をチェックしておきましょう。 3-1.使用する日本酒は純米酒がおすすめ 日本酒は、原料や製法によって純米酒や吟醸酒などの種類に分類されます。日本酒風呂に使うときは、米と米麹のみを原料とした純米酒がおすすめです。アミノ酸を豊富に含み、高い美肌効果が期待できます。 もちろん、ほかの種類が日本酒風呂に適さないわけではありません。吟醸酒や大吟醸は華やかな香りを持つタイプが多く、日本酒風呂にしたときに心地よい香りを楽しむことができます。 3-2.お湯の温度は38度ほどがおすすめ お湯の温度は、少しぬるめの38度くらいがおすすめです。温度が高すぎるとアルコールがすぐに蒸発してしまいます。 ぬるめのお湯にゆったりとつかれば、保湿効果も高まります。のぼせないように気を付けながら、のんびり日本酒風呂を楽しんでみてください。 3-3.入れる日本酒の量はコップ1~2杯が目安 お風呂に入れる日本酒の量は、コップ1~2杯を目安にしてください。1杯あたり200mlなので、200ml~400mlになります。 はじめは少量から試してみるのがおすすめです。肌が弱い方や元々血行が良い方には刺激が強すぎる場合があります。 お酒が飲めなかったり酔いやすかったりする方も同様に、調整しながら自分に合った量を見つけてみてください。不安な場合は、あらかじめパッチテストをおこない問題がないか確認しておきましょう。 3-4.子ども、妊婦さん、敏感肌の方は非推奨 美肌効果が高い日本酒風呂も、人によっては肌に合わない可能性があります。特に、敏感肌の方は控えたほうが良いでしょう。 また、子どもや妊婦さんも日本酒風呂は避けておいたほうが無難です。お酒の香りだけで酔っぱらってしまうという方も、すぐにのぼせてしまう危険性があるため注意してください。 4.日本酒風呂専用の入浴グッズ2選 「日本酒をお風呂に入れるのは勿体無い」「体に合うか不安」という方でも、気軽に日本酒風呂が楽しめる「日本酒風呂が作れる入浴剤」を使用してみてはいかがでしょうか。 美容にいい商品を2選紹介します。 4-1.金沢福光屋「すっぴん 酒風呂専用 原液 純米」 ・2000ml ¥2,000円(税別) ・500ml ¥600円(税別) 使用方法 ご家庭の浴槽200Lのお湯に250mlを目安に加え、よくかき混ぜて入浴してください。 加える量は浴槽の大きさ、入浴人数、お好みで加減してください。 酒蔵の職人の肌が美しいことに着目し生まれた化粧品のシリーズで、日本酒を原料に酒風呂専用に作られた入浴剤です。 米の種類や精米歩合、酵母の違いにこだわり、開発者が実際にお肌につけて試しながら、より美容効果の高い日本酒を厳選。食用の成分だけでできた安心、安全な入浴酒です。 福光屋さんのオンラインショップから購入することができます。 (出典元:福光屋オンラインショップ) 4-2.北川本家 富翁 純米酒 美肌 300ml ¥415円(税別) 高精白のお米と良質の地下水だけで醸造した美容用の日本酒です。お酒として飲むのはもちろん、コットンに染み込ませ、化粧水やパック、お風呂にいれて日本酒風呂としても使える美容のことを考えて造られた日本酒です。 (出典元:北川本家) 5.日本酒風呂に入れる温泉施設2選 自宅で日本酒風呂をするのも良いですが、温泉の効能と、日本酒風呂の効能を一気に味わえる「日本酒風呂に入れる温泉施設」でゆったり入浴するのもいいですよね。 旅行がてら行ってみたい、日本酒風呂に入れる温泉施設を2つ紹介します。 5-1.ぽんしゅ館 越後湯沢店 施設情報 住所:新潟県南魚沼郡湯沢町湯沢2427ー3 年中無休 営業時間9:00〜19:00 アクセス 公共交通機関:越後湯沢駅から50メートル(上越新幹線で東京駅から約80分) 車:湯沢ICより1km(車で約50分)無料駐車場あり(2時間まで) 新潟県の越後湯沢にあるお酒ミュージアムぽんしゅ館です。温泉に酒風呂専用の日本酒を定期的に投入している日本酒風呂が楽しめる日帰り温泉が常設されています。ほのかなお酒の香りでリラクゼーション効果、日本酒風呂の特徴であるアミノ酸の恩恵で、嬉しい健康効果、美容効果も得られます。公式ページには、「お酒に弱いお子様でも問題なく入浴できます」と表記されています。 そして新潟のぽんしゅ館といえばやはり唎き酒。受付で500円をお支払い頂くとお猪口とメダル5枚がもらえます。 あとはズラリと並んだ唎き酒マシーンから好みの日本酒を選び飲むだけ! 最大でお猪口5杯分の唎き酒をお楽しみ頂けます。 出店元:新潟 ぽんしゅ館湯沢店 公式ホームページ http://www.ponshukan.com 5-2.極楽湯 金沢野々市店 施設情報 住所:石川県野々市市若松町18-1 営業時間:平日 午前9:00~深夜2:00 / 日祝 午前7:00~深夜2:00(最終受付 深夜1:20) 公共交通機関:JR北陸本線 金沢駅よりバスで約20分 最寄のバス停:ほくてつバス 千代野ニュータウン行き・南松任行き・寺井庁舎前行き※金沢駅東口発、40、41番のバス 西野々市 車:金沢西ICより車で15分。(国道157号線沿い)大型駐車場完備 極楽湯は、全国に店舗のある日帰り温泉施設です。全国の極楽湯の中でも、日本酒風呂があるのは「金沢野々市店」だけです。こちらの温泉には、常設の純米酒風呂が用意されています。 清浄効果、保湿効果、保温効果、リラックス効果に優れ美肌にも最適です。天然温泉と純米酒風呂を交互に入浴することにより、その相乗効果で寒い時期に特に保温効果が持続します。 使用されているのは、「4.日本酒風呂専用の入浴グッズ2選」でも紹介した酒造「福光屋」の純米酒。福光屋さんは、インターネットでも販売している「すっぴん 純米酒」という入浴専用の純米酒も製造していますので、遠くて金沢までは行けないという方は、通販で取り寄せて、自宅で温泉気分に浸ってみるのも良いのではないでしょうか? 出典元:極楽湯 金沢野々市店 公式ホームページ https://www.gokurakuyu.ne.jp/tempo/nonoichi/ofuro/index.html まとめ 日本酒は飲んで美味しいだけでなく、美肌効果や血行促進効果などが期待できるお酒です。古くなって味や香りが変わってしまったら、日本酒風呂として活用してみてください。寒い冬はもちろん、クーラーで体が冷える夏場もおすすめです。日本酒の香りが疲れを癒し、体がぽかぽかと温まるバスタイムになるでしょう。

【2023年最新版】日本酒おすすめランキング1位~40位!日本酒の選び方のポイントも解説

「日本酒は好きだけど種類が多くて選べない!」「どんな日本酒が人気なの?」と思ったことはありませんか?自分好みの1本を見つけたいときは、さまざまな人気銘柄を試してみるのもおすすめです。 そこで今回は、日本酒アプリ「さけのわ」のランキングをもとに「日本酒おすすめランキングTOP20」をご紹介!日本酒選びのポイントも解説します。ぜひ、酒販店や飲食店で日本酒を楽しむ際の参考にしてくださいね。 1.【2023年最新版】日本酒おすすめランキング 日本酒アプリ「さけのわ」の人気ランキングを参考に、日本酒おすすめランキング20選をご紹介!各銘柄の特徴も解説していきます。「どんな日本酒が飲まれてるの?」「人気の日本酒が知りたい!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。 1位.新政(あらまさ) 1位にランクインしたのは、秋田県『新政酒造』の「新政(あらまさ)」です。秋田県産の米を使い、米と米麹で生まれる純米酒のみを製造しています。 フレッシュかつ繊細な香りと味わいは、日本酒業界に革命を起こしたといわれるほど。6号酵母を使用した「No.6(ナンバーシックス)」をはじめ、酒米の違いを楽しむ「Colors(カラーズ)」など、個性的なブランドが多くのファンを魅了しています。 (出典元:新政酒造株式会社オフィシャルサイト) 2位.作(ざく) 第2位には、三重県『清水清三郎商店』が造る「作(ざく)」がランクイン。心地よい香りとやわらかな味わい、スッキリとしたキレの良さが人気を集めました。 玄乃智(げんのとも)、穂乃智(ほのとも)をはじめとするラインナップの豊富さも「作」の魅力。300ml容量で販売されている銘柄も多く「いろいろなお酒を試したい」という日本酒ビギナーにもおすすめの日本酒です。 (出典元:清水清三郎商店) 3位.風の森(かぜのもり) 「風の森(かぜのもり)」は、奈良県の『油長酒造(ゆちょうしゅぞう)』が造る日本酒です。大きな特徴は、シュワッとした微発泡感と果実を思わせるフレッシュな香り。後口の苦味がナチュラルな魅力を引き立てます。 驚くべきは、精米歩合80%とあまり外側を削らない米で良質な味わいを生み出していること。日本酒へのイメージを良い意味で大きく覆し、誕生以来高い注目を集めるお酒です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 4位.而今(じこん) 三重県の『木屋正(きやしょう)酒造』が造る「而今(じこん)」は、6代目が自ら生み出したブランドです。その名には「過去に囚われず、未来にも囚われず、今をただ精一杯に生きる」という意味が込められています。 すべてを手作業で丁寧に仕込む「而今」は、フルーティーな香りとフレッシュな味わいが持ち味。繊細な和食はもちろん、洋食とあわせて楽しむのもおすすめです。 (出典元:木屋正酒造) 5位.十四代(じゅうよんだい) 『高木酒造』の造る「十四代(じゅうよんだい)」は、人気の高さと入手の難しさから「幻」ともいわれるお酒です。日本酒ファンなら、ぜひ一度は試してみたい銘柄ともいえるでしょう。 代表銘柄は「特別本醸造 本丸 秘伝玉返し」。十四代が有名になるきっかけとなったお酒です。一般的にはリーズナブルな本醸造の造りでありながら、吟醸酒に匹敵する香りと味わいを堪能できます。 (出典元:amazon) 6位.仙禽(せんきん) 第6位にランクインした「仙禽(せんきん)」は、お酒が造られる土地の風土を重視して造られています。原料米には、仕込み水と同じ水脈上で育った山田錦や雄町、亀の尾(かめのお)などを使用。さらに、蔵に住み着く天然の酵母を用いるなど、古くて新しいナチュラル製法で生まれるお酒です。 定番商品はもちろん、「かぶとむし」や「雪だるま」といったラベルのかわいいシーズン商品もおすすめですよ。 (出典元:仙禽オフィシャルサイト) 7位.田酒(でんしゅ) 青森県の地酒として名高い銘柄がこちら。第7位にランクインした「田酒(でんしゅ)」です。「田んぼの味わいそのままに」という思いから生まれた「田酒」は、純米酒のみが製造されています。 「田酒」の大きな特徴は、燗酒でより魅力が花開くこと。日本酒通にも愛される本格的な味わいは、炙ったスルメやイカの塩辛のような定番おつまみと合わせるのがおすすめです。 (出典元:酒の志筑屋) 8位.寫楽(しゃらく) 「寫樂(しゃらく)」は、福島県の『宮泉銘醸(みやいずみめいじょう)』が造る日本酒です。山田錦に雄町、愛山(あいやま)など質の良い酒米を使い分け、シーズンごとに個性的な銘柄を生み出しています。 なかでも、特A地区の山田錦を小さく磨いて仕込んだ「寫樂 純米大吟醸 極上二割」は蔵自慢の逸品。味わい、スペックともに贈答用にもおすすめの1本です。 (出典元:宮泉銘醸株式会社) 9位.鳳凰美田(ほうおうびでん) 「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は、華やかでフルーティーな香りが特徴的な日本酒です。醸造元の『小林酒造』では、地元栃木県の酒米を中心に日光山系の伏流水を用いたお酒が造られています。 「フルーティーな香りの日本酒が好き」「甘みがありつつスッキリした後味が好み」という方におすすめしたい銘柄です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 10位.赤武(あかぶ) 2014年に誕生以来、多くのファンに愛され確固たる地位を築き上げた銘酒「赤武(あかぶ)」。若いスタッフを中心に造られる日本酒は地元岩手を飛び出し、全国各地で高い人気を集めています。 岩手県産の米で造られる日本酒は、フルーツを思わせるさわやかな香りとスッキリとした飲み口が特徴。真っ赤な武士が描かれたラベルはもちろん、味わいもまた一度手にすれば忘れられない個性を放っています。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 11位.鍋島(なべしま) 「鍋島(なべしま)」は、佐賀県の『富久千代酒造』が造る日本酒です。2011年の「インターナショナルワインチャレンジ(IWC)」では、日本酒部門最高賞となる「チャンピオン・サケ」を受賞。ナチュラルでやさしい味わいは、国内はもちろん海外でも高く評価されています。ラインナップも幅広く、製法や酒米による味の違いを楽しめますよ。 (出典元:富久千代酒造) 12位.獺祭(だっさい) 山口県の酒蔵を拠点に、銀座や博多、フランスに直営店を持つ『旭酒造』のお酒「獺祭(だっさい)」。日本酒ビギナーでも、名前を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。 なかでも、精米歩合23%の「獺祭磨き二割三分」は、獺祭の名を世に知らしめるきっかけとなったお酒。華やかな香りとハチミツのように品の良い甘さは、多くの日本酒ファンを魅了し続けています。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 13位.花陽浴(はなあび) フルーティーな香りとほのかな酸味、甘味はまるでパイナップルのよう。『南陽醸造(なんようじょうぞう)』が手がける「花陽浴(はなあび)」は、フルーティーな甘口タイプの日本酒です。 とろりとした芳醇な甘さと、後口のジューシーな酸味も印象的。キラキラとしたラベルのように、一度飲んだら忘れられない個性が光るお酒です。 (出典元:矢島酒店) 14位.醸し人九平次(かもしびとくへいじ) 「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」は、ワインのようにエレガントな味わいの日本酒です。ワインの本場、フランスのシェフ・ソムリエに高く評価されたことをきっかけに、日本でも人気が広がっていきました。 醸造元は米が育つ場所そのものに敬意を払い、2010年からは兵庫県黒田庄で自ら山田錦の栽培を開始。繊細な香りと気品あふれる味わいは、ぜひワイングラスでお楽しみください。 (出典元:醸し人九平次 KUHEIJI) 15位.紀土(きっど) 第15位にランクインしたのは「紀土」と書いてキッドと読む日本酒です。醸造元は、和歌山県の『平和酒造』。原料となる酒米は、地域の人々と蔵人たちの手によって栽培されています。 香りはおだやかで甘みは程よく、体にすっと染み渡るような美味しさ。温かな紀州の土地を思いながら、ゆったりと楽しみたい味わいです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 16位.黒龍(こくりゅう) 日本酒通にも人気の「黒龍(こくりゅう)」は、福井県の地酒です。その歴史は古く、大吟醸を世に知らしめる先駆けとなった銘柄でもあります。 香り高く、それでいてスッキリとした味わいは、食事と合わせる食中酒におすすめ。「黒龍 石田屋」や「黒龍 二左衛門」などの限定商品は、お世話になった方への贈り物にも適しています。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 17位.雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 茅舎(ぼうしゃ)とは、かやぶきの家のこと。「雪の茅舎」は、雪深い秋田県の『齋彌(さいや)酒造店』で生まれる日本酒です。 酒造りに使用されるのは、蔵オリジナルの自家培養酵母。微生物の環境を大切にしている蔵は、酒蔵として日本で初めてオーガニック認定されています。蔵が復活させたといわれる「山廃(やまはい)」のお酒は、複雑かつ繊細な味と香りが魅力的。日本酒通からも評価の高い人気銘柄です。 (出典元:雪の茅舎醸造元 齋彌酒造店) 18位.飛露喜(ひろき) 喜びの露がほとばしることを意味する「飛露喜(ひろき)」は、『廣木酒造』復活のきっかけとなった日本酒です。製造数は限られており、販売と同時に完売してしまうことも珍しくありません。 香りはおだやかでまろやかな口当たり。ジュワッと広がる甘みと旨味は、心地よい余韻とともにスルリと喉を通りすぎていきます。飲食店などで見かけたときは「ぜひ」とおすすめしたい銘柄です。 (出典元:松仙) 19位.陸奥八仙(むつはっせん) 1998年(平成10年)に青森県の『八戸酒造』で誕生したブランドです。その名には、酒仙(お酒の仙人)境地でお酒を楽しんでもらいたいという蔵の思いが込められています。 後味がスッキリとしたタイプが多く、八戸の海産物と好相性。果実のように華やかな香りの「赤ラベル」、「ピンクラベル」は口当たりまろやかで日本酒ビギナーにもおすすめです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 20位.光栄菊(こうえいぎく) 佐賀県の地酒「光栄菊(こうえいぎく)」は、2006年に販売休止となったものの、2019年に復活を遂げた銘柄です。生産量の少なさと人気の高さから、入手の難しいお酒のひとつでもあります。 香りはライチや青りんごのようにフルーティー。アルコール度数低めの銘柄が多く、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめです。 (出典元:さいとう酒店 |...

山梨で造られるおすすめ日本酒銘柄10選!山梨の日本酒の特徴なども解説

富士山や南アルプスなど、山々が連なる山梨県では酒蔵こだわりの美味しい日本酒を購入できます。 キリッとした辛口タイプから甘口のスパークリング日本酒など、味のバリエーションは実に豊富。それぞれに地元の名水が用いられているのが大きな特徴です。 今回は、山梨県の日本酒の特徴をご紹介します。11の蔵が造る日本酒銘柄やおすすめポイントも解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。 1.キーワードは「水」山梨の日本酒の特徴 富士山をはじめ、八ヶ岳や南アルプスなど高い山々が連なる山梨県。豊かな自然を有する山梨県は美味しい水の宝庫でもあります。ミネラルウォーターの生産量は日本一。県内の多くの河川や湧水は、国の名水百選に指定されています。 原料はもちろん、製造に多くの水を必要とする日本酒にとって、良質は水は欠かせない存在です。山梨県では、11の蔵が清らかな水を原料に個性豊かな日本酒を生み出しています。 1-1.6つの水系が生み出す多様な味わい 山梨県には、富士山や南アルプスなどの山々がもたらす清らかな6つの水系が存在します。 八ヶ岳山麓水系 南アルプス山麓水系 富士山麓水系 富士山麓伏流水 秩父山麓水系 瑞牆山(みずがきやま)・金法山麓水系 山梨県の山々に降り注いだ雨や雪は、長い年月をかけ地中を巡り、ゆっくりと磨かれながらミネラル豊富な名水へと生まれ変わります。 例えば、八ヶ岳山麓水系の伏流水は、ミネラル成分がバランス良く含まれているのが特徴です。20年以上の時を経てゆっくり自然濾過される南アルプス山麓の伏流水は、味わいがスッキリとしています。 各蔵の伝統の技と水の掛け合わせによって、県内ではさまざまな日本酒が生まれています。甘口に辛口、フルーティーなタイプなど、多様な味わいを楽しむことができるでしょう。 1-2.美味しい日本酒選びのヒント「GI山梨」 山梨県の日本酒は、国税庁からお酒の地理的表示(GI)に認定されています。地理的表示(GI)とは、地域の共有財産である産地名を保護する取り組みのことです。高品質なお酒を生む産地であることを示し、認定には一定の生産基準が求められます。 山梨県で地理的表示(GI)を名乗れるのは、南アルプス山麓や八ヶ岳山麓など、6つの水系で採取した水を原料とする日本酒です。GIで水系を限定した例は、山梨県が国内初とされています。 山梨県酒造協同組合では、GI山梨認定酒の飲み比べセットをリリース。また、GI山梨認定酒には、独自のロゴマークが貼付されています。山梨ならではの美味しい日本酒を飲みたいときは、GIマークをチェックしてみるのもおすすめです。 (出典元:山梨県酒造協同組合「GI認定酒飲み比べセットのご紹介」) 1-3.こだわりの山梨スパークリング日本酒 山梨県の酒蔵では、こだわりのスパークリング日本酒が製造されています。山梨県産の米を100%使用し、山梨県内で採水した水で仕込まれるお酒です。 シュワシュワッとした泡感は、シャンパンと同じ瓶内二次発酵製法で生まれるもの。ガス圧など厳しい基準をクリアしたものだけが「山梨県原産地呼称日本酒認定」のスパークリング日本酒として販売されています。 ボトルデザインも華やかなスパークリング酒は、ギフトやパーティーの差し入れなどにおすすめです。こちらも山梨県酒造協同組合のホームページから購入できます。 (出典元:山梨の酒「山の酒 スパークリング日本酒3本セット」) 2.山梨を代表する酒造好適米(酒米) 山梨県では、酒米の王様といわれる山田錦(やまだにしき)をはじめ、地域の特色を生かした酒造好適米が栽培されています。 酒造好適米は酒米(さかまい)とも呼ばれ、酒造りに適した特性を持つ米のことです。酒米によりお酒の味わいも変化するため、日本酒選びに迷ったらぜひ酒米の名前も参考にしてみてください。 2-1.夢山水(ゆめさんすい) 夢山水は、愛知で開発された酒米です。山梨では、2010年に県の奨励品種(特定品種)に指定されました。香り高い吟醸酒(ぎんじょうしゅ)に用いられることが多く、お酒はライトな味わいに仕上がるといわれています。 大月市の笹一酒造は、夢山水と山田錦を中心に酒造りをおこなう酒蔵です。地元産夢山水100%の純米吟醸は、香りとコクのバランスがほどよく食中酒として親しまれています。 2-2.ひとごこち 長野生まれの酒米ひとごこちは、寒さに強く倒れにくいことから、八ヶ岳など標高の高い場所での栽培に適しているといわれています。 北杜市の山梨銘醸は、地元の契約農家とともにひとごこちの栽培を手がける酒蔵です。お酒はふくよかな味わいに仕上がるといわれ、ひとごこちを使った代表銘柄「風凛美山」は海外のコンペティションでも数々の受賞歴を誇ります。 2-3.玉栄(たまさかえ) 玉栄は、主に山梨県南部の平坦地で栽培される酒米です。富士川町の萬屋醸造店(よろずやじょうぞうてん)では、地元で栽培された玉栄を使用した純米吟醸をリリースしています。 3.山梨の日本酒11銘柄!おすすめポイント 山梨では、11の酒蔵が名水を用いた日本酒を製造しています。ここからは、各蔵が造る日本酒の特徴や、おすすめポイントをご紹介。山梨は直営店を構える酒蔵も多く酒蔵巡りもおすすめです。山梨のお酒を飲みたい、山梨へ足を運びたいというときは、ぜひ参考にしてください。 3-1.七賢(しちけん)【山梨銘醸】 創業は1750年(寛延3年)と実に250年以上の歴史を持つ酒蔵です。仕込み水は白州の清らかな天然水。2014年(平成26年)に一新されたブランド「七賢」は、香り高くスッキリとした味わいが多くの日本酒ファンを魅了しています。 蔵は試飲可能なショップのほか、郷土資料を展示する蔵やレストランも併設。スタッフ同行の見学コースも設けられるなど、山梨観光にもおすすめです。 (出典元:山梨銘醸株式会社) 3-2.太冠(たいかん)【太冠酒造】 太冠酒造は、南アルプス市に建つ酒蔵です。より酒造りに適した環境を求め、2007年(平成19年)に甲府市内から現在の場所へと移転しました。 仕込み水は南アルプス山系の伏流水。スッキリとした辛口タイプが多く、食事にあわせるお酒におすすめです。ワイン酵母仕込みのスパークリング日本酒はバナナのような甘い香りが魅力的。ほんのり甘く、軽やかな味わいを楽しめます。 (出典元:太冠愛好倶楽部「乱波」) 3-3.榊正宗(さかきまさむね)【横内酒造店】 南アルプスの大自然に囲まれる土地で、地元に愛され続けてきた銘柄です。蔵が建つのは、かつて榊村という地名があった南アルプス市上宮地。「榊」の名は、神様の世界と人の世をつなぐ境の木を意味しています。 米の旨味を残しつつ、味わいは端麗でスッキリ。直売所では、試飲をしながらお気に入りの銘柄を選ぶことができます。 (出典元:(株)横内酒造店「榊正宗商品案内」) 3-4.春鶯囀(しゅんのうてん)【萬屋醸造店】 原料米の約8割が、地元富士川町を中心とした地元産の酒米。美味しい日本酒を造るため、酒米栽培にも取り組む酒蔵です。 春鶯囀という名は、明治から昭和にかけて活躍した歌人・与謝野晶子が蔵を訪れたときに詠んだ歌に由来しています。温めて美味しい純米酒から香り高い大吟醸酒まで、受賞歴を誇る銘柄は多数。蔵に併設するギャラリーでは、お酒の試飲や購入を楽しめます。   (出典元:株式会社萬屋醸造店) 3-5.甲斐の開運(かいのかいうん)【井出醸造店】 酒造りに用いるのは、霊峰・富士の伏流水。井出醸造店は、富士五湖地域で唯一の酒蔵です。冬の厳しい寒さのなかじっくりと低温発酵させた大吟醸は、全国新酒鑑評会をはじめとする数々の受賞歴を誇ります。 直営店では日本酒のほか、酒器や食品などを購入できます。なかでも100%オリジナルの日本酒アイスは、直営店でしか味わえない一品。蔵見学時にはオリジナルラベルも作成できるなど、さまざまな楽しみ方を提供してくれるスポットです。 (出典元:甲斐の開運) 3-6.旦(だん)【笹一酒造】 仕込み水は、富士山を起点とする天然水。不純物が少ない清涼な水は、かつて江戸城でお茶会が開かれる際、飛脚が江戸まで運んだといわれています。 「笹一」は、山形県産米を100%使用した日本酒です。また、同蔵の「旦(だん)」は究極の食中酒ともいわれ、国内外で高い評価を得ています。2020年(令和2年)には、直営店「酒遊館」をオープン。開放的で空間には試飲カウンターやカフェが設けられ、例年多くの観光客が訪れています。 (出典元:佐野屋) 3-7.櫂(かい)【養老酒造】 やわらかな秩父山系の伏流水を用いながら、伝統製法を守り続ける酒蔵です。米は和釜で蒸し、醪(もろみ)は大きな木枠で2日間じっくりと時間をかけて搾られます。 手間ひまかかるぶん少量生産の商品は、加熱処理や加水をしない生原酒がメインです。「櫂(かい)」は、搾ったままの力強い味わいが魅力的。敷地内に設けられた古民家カフェは、観光客のみならず地域の人々の癒しスポットとして知られています。 (出典元:山梨県酒造協同組合「養老酒造株式会社」) 3-8.福徳長(ふくとくちょう)【福徳長酒類株式会社】 す~っと飲めておいしいお酒、略して「す~飲め」は、福徳長酒類の韮崎工場で製造される日本酒です。原料には、丁寧に磨き上げた国産米を100%使用。天然水を使い、すっきりとした味わいのを生み出しています。 品質とコストパフォーマンスに優れた「福德長」は、日々の疲れを癒す晩酌におすすめです。やさしい味わいの純米酒のほか、華やかな香りの純米吟醸酒もリリースされています。 (出典元:オノエングループ福徳長「米だけのす~っと飲めてやさしいお酒 純米酒」) 3-9.甲斐男山(かいおとこやま)【八巻酒造店】 創業以来約150年、地域に根差す酒として愛され続ける銘柄です。仕込みはもちろん、洗米や瓶の洗浄など、酒造りのあらゆる場面で八ヶ岳の伏流水が用いられます。 純米酒はしっかりとしたコクがありつつ、飲み飽きしない辛口タイプ。温めるとより豊かな旨味が広がり、温度帯による変化を楽しめます。趣ある木造建築の店内では、試飲をしながらお気に入りのお酒を購入できますよ。 (出典元:八巻酒造店「商品紹介」) 3-10.青煌(せいこう)【武の井酒造】 「武の井」の大きな特徴は、花酵母を用いた日本酒であること。自然の花々から採取した酵母を使い、個性豊かな香りと味わいを生み出しています。 「青煌(せいこう)」は、つるばらの酵母で造られたお酒。スッキリとしたさわやかな味わいを楽しめます。さらに、椿や桜、ヒマワリ、コスモスなど、季節の花酵母を用いた「武の井 四季シリーズ」などもリリース。蔵では日本酒のほか、本格焼酎の製造も手がけています。 (出典元:武の井酒造公式オンラインショップ【NIHON屋】) 3-11.谷櫻(たにざくら)【谷櫻酒造】 地元に根付く酒を目指し、自然にやさしい酒造りを続ける酒蔵です。手間ひまかかる伝統製法「生酛造り(きもとづくり)」で味わい深い酒を生み出しています。 大吟醸は、槽(ふね)と呼ばれる木枠でゆっくりと時間をかけて搾られます。和食はもちろん、洋食や揚げ物などにもマッチするキレのある味わいが特徴です。敷地内には全商品を購入できる直営店も設けられています。 (出典元:谷櫻オンラインショップ) まとめ 霊峰・富士をはじめ、連なる山々が良質な水を生み出す山梨県。県内の蔵では、それぞれの水系の水を用いたこだわりの酒造りがおこなわれています。 風土が色濃く現れる地酒の数々は、お土産やギフトにおすすめです。実際に蔵に足を運べば、お酒もより美味しく感じられるのではないでしょうか。オンライン販売なども利用しつつ、ぜひ気軽に山梨の日本酒を楽しんでみてください。

おちょこのおすすめ10選。おちょこの選び方のポイントも解説

日本酒を飲むための酒器といえば「おちょこ」を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。 ひと口におちょこといっても、ガラス製や陶器製など種類はさまざま。また、とっくりとセットのおしゃれなおちょこは、プレゼントにもおすすめです。 今回は、おちょこの名前の由来や選び方をご紹介!おすすめおちょこも登場するので、ぜひ自分だけのお気に入りを見つけてみてくださいね。 1.おちょことは 「おちょこ」とは、お酒を飲むときに使う小さな器のことです。漢字では「お猪口」と書き、名前の由来にはさまざまな説があります。 また、おちょこには「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれる模様が入った種類もあります。まずは、おちょこの名前の由来や歴史、蛇の目の意味などについて見ていきましょう。 1-1.おちょこの名前の由来や歴史 おちょこの「ちょこ」は、「ちょく」という言葉が転じたものだといわれています。 「ちょく」の語源は、ちょっとしたもの、飾り気がないこと、安直などさまざまです。漢字の「猪口」は当て字ですが、かつて本膳料理で使われていた「猪口(ちょく)」という器が由来という一説もあります。 古来、日本酒はアルコール濃度が低く、大きな器で飲みまわすのが主流でした。おちょこで少量ずつお酒を飲むスタイルが広まったのは、江戸時代中期に入ってからのことです。 歴史の移り変わりとともに日本酒の製造方法は変化し、アルコール度数の高いお酒ができあがります。さらに、少人数の宴の席が広まったことも影響し、小さなおちょこが普及していきました。 1-2.おちょこの底についてる蛇の目の意味は? 底に青の二重丸が書かれた、白いおちょこを見かけたことはないでしょうか?この模様は「蛇の目(じゃのめ)」と呼ばれ、蛇の目おちょこは主に利き酒に使用されます。 蛇の目おちょこを利き酒に使う理由は、青色によって日本酒の色合いや透明度が引き立つからです。お酒に浮かぶ澱(おり)などが見えやすいというメリットもあります。 また、酒蔵でお酒の出来を確認するときは、小さなおちょこではなく180ml容量の「本唎猪口(ほんききちょこ)」と呼ばれる大きな蛇の目のおちょこが使われます。 1-3.おちょことぐい呑みの違いは大きさ おちょこに似た酒器に「ぐい吞み」があげられます。ぐい吞みはおちょこに比べ大きく、深さがあるのが特徴です。 語源は諸説ありますが、「ぐいっと呑む」、「ぐいっとつかんで呑む」ことからぐい吞みと呼ばれるようになったといわれています。 おちょこより一回り大きなぐい吞みは、冷や(常温)のお酒を入れて楽しむほか、ロックスタイルで日本酒を飲むときにおすすめです。 2.おちょこの選び方のポイント2つ さまざまな種類のなかからおちょこを選ぶときは、以下の2つのポイントを意識してみてください。 おちょこの素材から選ぶ おちょこの容量で選ぶ 陶器や錫(すず)など、おちょこの素材によってお酒の味は変化します。また、容量も日本酒の味や香りに影響する大切なポイントです。 2-1.おちょこの素材から選ぶ 陶器製 陶器は土を成形して焼いた器で、あたたかみのある触感や、少し厚みのある縁(ふち)が特徴です。純米酒のように味に深みのあるお酒と相性が良く、燗酒を注ぐとやわらかな口当たりを楽しめます。 錫製 錫(すず)は、金や銀のように希少性の高い金属です。軽量で錆びにくく、落ち着いた銀色の輝きを放ちます。 また、熱伝導率が高く、冷たいものはひんやりと、燗酒はより香り良く感じられることも特徴です。アルコールと相性が良く、日本酒の雑味をなくし、口当たりをまろやかに変化させるといわれています。 ガラス製 ガラス製のおちょこは、冷たいお酒を飲むときにおすすめです。清涼感のある美しい見た目を楽しめます。 江戸切子や絵付けガラスなど、さまざまなデザインがあることもおすすめポイントです。また、薄いガラス製のおちょこは、お酒のキレ味を引き立ててくれます。 木製 木製のおちょこは、木ならではのやわらかな風合いが特徴です。ヒノキなどの天然素材のものは、美しい木目やほのかな木の香りを楽しめます。 また、木の上に漆(うるし)を塗った器は漆器(しっき)と呼ばれます。漆器はハレの席で多く用いられますが、お酒の温度が変わりにくいため普段使いにもおすすめです。 チタン製 チタンは、軽く強度に優れた金属です。熱を通しにくく、注いだお酒の温度をキープできます。 機能性に優れたチタン製のおちょこは、アウトドアシーンにおすすめです。アウトドアブランド「スノーピーク」からは、日本酒「久保田」とコラボレーションしたおちょこ「お猪口 Titanium」が販売されています。 アウトドア用品の通販│スノーピーク(Snow Peak) 2-2.おちょこの容量で選ぶ 日本酒は、温度による影響を受けやすいお酒です。幅広い温度で楽しめるぶん、わずかな温度差で味や香りが大きく変化します。 お酒を温めたり、冷やしたりして味わうときは、なるべく小さなおちょこがおすすめです。大きなおちょこで飲むと、時間と共に味わいが変化してしまいます。 反対に、常温のお酒は少し大きめのおちょこに注ぎ、ゆったり味わうという方法もありますよ。 一般的に、いちばん小さなおちょこは2勺と呼ばれる32ml容量です。ほかにも、3勺~5勺(約50~90ml)のおちょこがあるため、ぜひ飲用スタイルに合ったサイズを選んでみてください。 3.おちょこのおすすめ10選 ここからは、おちょこのおすすめ10選をご紹介します。素材、容量、デザインなどさまざまなタイプを取り揃えました。プレゼントにおすすめのおちょこもあるため、ぜひ参考にしてくださいね。 3-1.だんらん酒 とっくり 三毛猫のかわいいとっくりがセットになったおちょこです。約100ml容量の、少し大きめのおちょこが2つ付いています。 お家で燗酒を楽しみたい方はもちろん、日本酒好きな方へのプレゼントにもおすすめです。電子レンジOKのため、手軽においしい燗酒を作ることができますよ。 (出典元:amazon) 3-2.丸モ高木陶器 冷感桜 白平盃 桜の季節にぜひおすすめしたいのがこちら、丸モ高木陶器が手がけるおちょこです。 大きな特徴は、お酒の温度に反応して絵柄が変化すること。17℃以下の冷たいお酒を注ぐと、おちょこのなかにピンク色の桜が現れます。春酒を入れて味わいたい、遊び心あふれる商品です。 (出典元:amazon) 3-3.ピーコック ステンレス とっくり おちょこ こちらはステンレス製のおちょこです。保温、保冷効果があり、好みの温度でゆったりとお酒を味わえます。 ステンレスならではの、スタイリッシュな見た目も印象的。陶器製とはひと味違うデザインを求める方におすすめです。 (出典元:amazon) 3-4.アデリア 津軽びいどろ 津軽びいどろは、青森県の伝統工芸品です。大きな特徴は、青や赤、緑といった豊かな色彩。光に透かしたくなる美しい色合いは、職人の高い技術で生み出されています。 こちらの商品は、色も形状もさまざまなおちょこを組み合わせたもの。その日の気分や料理、お酒にあわせ、好みのおちょこをセレクトできますよ。 (出典元:amazon) 3-5.TITAN MANIA(チタンマニア) おちょこ 軽く耐久性に優れ、持ち運びしやすいおちょこです。アウトドアシーンでもおいしい日本酒を楽しめます。 手のひらにすっぽりとおさまるサイズ感もうれしいポイント。保温・保冷性も高く、屋外の風を感じながらゆったりと燗酒や冷酒を味わえます。 (出典元:amazon) 3-6.RIVERET リヴェレット SUZU おちょこ 飲み口が広がったSUZU(鈴)のようなフォルムの竹製おちょこです。手のひらにしっくりとなじむ触感は竹製ならでは。厚みは薄く、お酒本来の味や香りを楽しめます。 特に、フルーティーな香りの日本酒と好相性。おちょこから広がる甘い香りを感じながら、ぜひおいしい日本酒を堪能してください。 (出典元:amazon) 3-7.田島硝子 青赤ペア 富士山デザインのおちょこは、祝いの席や贈り物におすすめです。容量は55mlと、小さすぎず大きすぎない程よいサイズ感。青と赤の被せガラスは、江戸切子の素材としても用いられています。付属品の美しい木箱も特別感を演出してくれますよ。 (出典元:amazon) 3-8.東洋佐々木ガラス 冷酒グラス 暑い夏、冷酒を楽しむひとときに冷酒グラスはいかがでしょうか。こちらはブルーの色合いが涼やかなおちょことカラフェのセット品。カラフェには氷を入れるポケットがあり、お酒を薄めることなく冷たい状態をキープできます。 好みのおつまみとともに、ゆったり冷たいお酒を味わえるのがうれしいですね。 (出典元:amazon) 3-9.アイトー 江戸切子 彩鳳 国の伝統工芸品にも指定される江戸切子は、美しいカット技術が特徴です。匠の技でガラスを少しずつ削り、さまざまな文様を生み出しています。 富士桜文様のおちょこは、日本の魅力があふれるデザイン。角度によって、富士山の上に満月が浮かぶような風景が現れます。海外の方へのプレゼントや、お土産にもおすすめのおちょこです。 (出典元:amazon) 3-10.華正工房 華正蒔絵ガラス 盃 赤富士 ガラス、蒔絵(まきえ)、金箔によって美しく彩られたおちょこです。底を覗くと、蒔絵技法による赤富士と、金箔加工の空が現れます。 お酒を注ぐと光が反射し、酒器全体が黄金色に輝きます。品のよい化粧箱が付き、ギフトにも喜ばれる商品です。 (出典元:amazon) まとめ 日本酒の大切なパートナー、おちょこ。素材や容量によって、日本酒の香りや味わいは変化します。 豊富なデザインのなかから、飲用シーンにあわせたおちょこを選ぶのもおすすめです。お気に入りのおちょこを用意すれば、日本酒がもっとおいしく楽しいものになりますよ。

和歌山で造られるおすすめ日本酒銘柄10選!和歌山の日本酒の特徴なども解説

世界遺産、高野山や熊野古道を有する和歌山県は、古くから上質な日本酒が造られる土地でもあります。伝統の技と豊かな自然が生み出す味わいは、世界でも高く評価されるほど。今回は、そんな和歌山の日本酒の数々をご紹介します! 日本酒ファンに愛される銘柄からお寿司とあわせて美味しい銘柄まで、お酒の個性は実にさまざま。「和歌山の美味しい日本酒に出会いたい」「和歌山のお土産を探している」というときは、ぜひ参考にしてくださいね。 1.世界が認める和歌山の日本酒 県北部の紀の川沿いを中心に酒蔵が集まる和歌山県。「品質第一」をモットーに丁寧に醸される日本酒は、世界でも高く評価されています。 近年は、2020年にロンドンで開催された世界最大級のワイン品評会「IWC(インターナショナル・ワイン・チャレンジ)」SAKE部門にて、平和酒造の「紀土 無量山 純米吟醸」が世界1位を獲得。さらに、世界一の日本酒酒蔵の称号「サケ・ブリュワリー・オブ・ザ・イヤー」の同時受賞も果たしました。 その他の蔵も同様に、国内外で開催されるコンペティションで数多くの受賞歴を誇ります。酒蔵数は決して多くはないものの、和歌山県は上質な日本酒に出会える土地といえるでしょう。 2.和歌山の日本酒の歴史と味わい 和歌山で美味しい日本酒が生まれる背景には、江戸時代から続く紀州の酒造りの歴史があります。かつて徳川御三家のひとつだった紀州では、献上品として良質な酒が製造されていました。 現在も、紀州徳川家の家紋にちなんだ「金葵(きんあおい)」、八代将軍の名を冠した「吉宗」など、歴史を感じさせる日本酒が数多く造られています。古くから続く伝統技法を活かす蔵が多いことも、和歌山県の酒造りの特徴です。 また、世界遺産に登録された高野山や熊野三山をはじめとする、豊かな自然が育む良質な水も和歌山の酒造りに欠かせない存在です。酒造りに使われる水は軟水が多く、お酒は口当たりまろやかに仕上がります。蔵によっては硬水の湧水を用いることもあり、キレのある味わいを楽しむことができるでしょう。 3.和歌山の日本酒おすすめ銘柄10選 ここからは、和歌山県の日本酒10選をご紹介。和歌山の日本酒の個性、風土が感じられる銘柄を取り揃えました。蔵のこだわりあふれる日本酒は、和歌山のお土産にもおすすめです。小容量タイプの商品もあるため、飲み比べも楽しめますよ。 3-1.紀土(きっど)【平和酒造】 紀州の土と書いて「キッド」と読む和歌山の酒「紀土」は、古くから稲作の盛んな海南市溝ノ口で育まれる日本酒です。蔵のポリシーは“酒は生き物、人は掛け橋”。平和酒造は地域の人々の協力のもと、田植えから稲作を手がけています。 口当たりはやさしく、後口にほんのりと苦味が広がる「紀土」は、和歌山の自然の恵みを思わせる美味しさ。その豊かな味わいは、世界でも高く評価されています。 3-2.龍神丸(りゅうじんまる)【高垣酒造】 高垣酒造で酒造りがはじまったのは、江戸時代の天保11年。現在まで脈々と受け継がれる伝統の技は、数々の銘酒を生み出しています。 なかでも「龍神丸」は、8代目杜氏・高垣淳一氏が心血注いで作り上げた人気銘柄です。2010年、淳一氏が46歳という若さで逝去された後は、妻の任世氏が9代目として酒造りの技と想いを継承。低温でじっくりと長期発酵させた「龍神丸」の味わいは、今も多くの日本酒ファンから愛されています。 (出典元:地酒みゆきや) 3-3.黒牛(くろうし)【名手酒造店】 名手酒造店が酒造りに用いるのは、紀州名水50選にも選ばれた「万葉黒牛の水」水系の井戸水です。契約栽培の酒米は自ら精米し酒造りに使用しています。 まろやかな口当たりの「黒牛」は、蔵の主力銘柄。なかでも純米酒は、冷やしても温めても美味しく食事とあわせるお酒におすすめです。蔵の有する酒づくり資料館「温故伝承館」や、喫茶コーナーのある「黒牛茶屋」は、観光スポットとしても親しまれています。 (出典元:佐野屋) 3-4.南方(みなかた)【世界一統】 世界一統(せかいいっとう)の「南方」は、紀州の豊かな自然に大きく関係する日本酒です。創始者・南方弥右衛門の実子である熊楠氏は、自然保護活動の先駆者。その活動は、のちに世界遺産登録された熊野古道の自然保護に影響を及ぼしたといわれています。 紀ノ川の伏流水を用いた「南方」は、ふくらみがありつつキレのある味わいが魅力的。「ワイングラスでおいしい日本酒アワード」では数々の受賞歴を誇るなど、和食だけでなく洋食ともあわせたくなる美味しさです。 (出典元:紀の酒専門店 松尾酒造) 3-5.車坂(くるまざか)【吉村秀雄商店】 吉村秀雄商店が大切にしているのは、食事とお酒の関係。「車坂」もまた、料理を囲む時間を豊かにする魅力にあふれています。 大きな特徴は、米のふくよかな旨味とキレの良さを持ち合わせていること。和食はもちろん、中華、イタリアンとあわせる料理を選びません。料理と一緒に美味しい日本酒を楽しみたいという方に、ぜひおすすめしたい和歌山の日本酒です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-6.羅生門(らしょうもん)【田端酒造】 「羅生門」は、モンドセレクション国際コンクールの酒類部門において、34年連続で最高金賞を誇る日本酒です。高い酒質を生み出しているのは、杜氏や蔵人たちのひたむきな酒造りへの想い。グラスに注ぐと、上品な香りがふんわりと立ち上ります。 ラベルや外箱もきらびやかな「羅生門」は、贈答用やお土産にもおすすめです。しっかりとした飲みごたえもあり、お酒好きに喜ばれる品になるでしょう。 (出典元:田端酒造株式会社オンラインショップ) 3-7.長久(ちょうきゅう)【中野BC】 フルーティーな香りとやさしい飲み口の「長久」は、日本酒ビギナーにもおすすめの銘柄です。モンドセレクション、ロンドン酒チャレンジなど国内外の鑑評会で数々の賞を受賞。その豊かな味わいは、蔵人たちの手仕込みによって生み出されます。 中野BCは、「長久」を超えることを目指して造られた「超久」やにごり酒、梅酒など豊富な商品のバリエーションも魅力的です。和歌山の「長久」をきっかけに、自分好みの1本を見つけてみてはいかがでしょうか。 (出典元:長久庵) 3-8.雑賀(さいか)【九重雜賀】 九重雜賀(ここのえさいか)は、お寿司発祥の地といわれる和歌山で伝統の「赤酢」を造り続ける蔵です。赤酢の原料となるのが、日本酒造りで生まれる酒粕。日本酒造りは、「より良い酒粕を自分たちで手に入れたい」「食事にあう日本酒を造りたい」という蔵の想いからスタートしました。 「雑賀」の純米吟醸は、まさに寿司とあわせて楽しみたいお酒です。香り穏やかでキレもよく、料理の味わいを引き立ててくれます。赤酢を醸す蔵が造る唯一無二の日本酒は、お酒好きにもよろこばれる和歌山土産になるでしょう。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-9.太平洋(たいへいよう)【尾崎酒造】 世界遺産、熊野三山地域唯一の蔵元である尾崎酒造では、熊野川の伏流水を用いた酒造りがおこなわれています。「太平洋」の純米酒は、フランスの日本酒コンクール「蔵マイスター」にてプラチナ賞を受賞。豊かなコクとキレをあわせ持つ味わいは、地元でも長く愛され続けています。 300mlの小容量から販売されているのもおすすめしたいポイントです。美味しい和歌山の地酒をお土産に持ち帰りたいときも気軽に購入できます。 (出典元:地酒みゆきや) 3-10.般若湯(はんにゃとう)【初桜酒造】 「般若湯」とは、寺院で飲まれるお酒のこと。お釈迦様は飲酒を禁じられたことから、おおっぴらにお酒を飲むのははばかられると「般若湯」という呼び名が広まったといいます。 初桜酒造の「般若湯」純米吟醸は、高野山で親しまれてきた味わいを現代の嗜好にあわせてバージョンアップしているのが大きな特徴です。古来から続く地酒の味をそのまま楽しみたいときは、温めてより美味しい純米酒もおすすめですよ。 (出典元:初桜酒造) まとめ 紀州の豊かな自然と歴史が育む和歌山の日本酒。酒蔵の数は決して多くないものの、和歌山では伝統の技が生み出す上質な酒を堪能できます。 歴史や伝統が感じられる日本酒は、お土産やお酒好きへのプレゼントにもおすすめです。紀州の地へ想いを馳せながら美味しい日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

日本酒は外に持ち運びできる?日本酒を持ち運ぶときは保冷バッグがおすすめ!

キャンプやお花見、パーティーシーンに日本酒を持ち運びたい!そんなときは、保冷機能のあるバッグがおすすめです。特に、フレッシュな生酒は冷蔵保管が基本。専用のバッグであれば暑い夏も安心して日本酒を持ち運べます。 今回は、ボトルバッグを選ぶポイントやおすすめバッグをご紹介します。「美味しい日本酒を差し入れしたい」、「出先で仲間と日本酒を楽しみたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね。 1.日本酒は温度や光の影響を受けやすいお酒 日本酒は、温度や光の影響を受けやすいお酒です。特に、「生」と書かれた日本酒は冷蔵保管する必要があります。製造工程で火入れと呼ばれる加熱殺菌処理がされていないため、温度が高い場所に置くと味や香りが変化しやすいからです。 また、日本酒は長時間紫外線に当たると、色が黄色く変化したり、日光臭(にっこうしゅう)と呼ばれる不快に感じる香りが生じたりします。そのため、冷蔵保管が必要ないお酒も日の当たらない冷暗所に置くのがおすすめです。 2.日本酒の持ち運びには保冷バッグがおすすめ 日本酒の持ち運びには、保冷機能のついたボトルバッグがおすすめです。暑い夏に持ち運ぶ際も、温度によって味や香りが変化する心配がありません。 酒販店のオンラインショップでも、要冷蔵の商品はクール便が推奨されています。パーティーの差し入れやお土産に日本酒を運ぶ際も、保冷バッグの利用を検討してみましょう。 3.保冷機能のついたボトルバッグの選び方のポイント 保冷機能のついたボトルバッグを選ぶときは、次の2つのポイントを意識してみてください。 持ち運ぶ日本酒のサイズにあわせたバッグを選ぶ 仕切りやショルダーなど、あると嬉しい機能も確認 日本酒のボトルサイズは、四合瓶(約720ml)と一升瓶(約1800ml)の大きく2タイプにわかれます。また、何本か持ち運ぶ際は、仕切りやショルダー付きのバッグがおすすめです。重たい日本酒を安全に美味しい状態で持ち運ぶことができます。 3-1.持ち運ぶ日本酒のサイズにあわせたバッグを選ぶ 日本酒のボトルサイズは、四合瓶と一升瓶の2タイプが主流です。バッグを購入する際も、あらかじめボトルの大きさをチェックしておきましょう。 四合瓶 多くの日本酒は、四合瓶(約720ml)で販売されています。数人でシェアでき、持ち運びしやすいタイプです。四合瓶のサイズは高さ30cm、直径8cmが主流です。ワインボトルとサイズが近いため、ワイン用のボトルバッグでも代用できます。 一升瓶 一升瓶(約1800ml)は、高さ約40cm×直径10.5cmとある程度大きく重さがあります。市販のクーラーバッグには収まりきらないことが多く、持ち運びには日本酒用のバッグがおすすめです。 3-2.仕切りやショルダーなど、あると嬉しい機能も確認 割れる心配がある日本酒の持ち運びには、仕切りやショルダー付きの保冷バッグがおすすめです。特に、複数本の四合瓶や、重たい一升瓶を持ち運ぶときはこれらの機能があるか確認してみてください。 仕切り 市販のクーラーバッグに日本酒瓶を複数本入れると、お互いがぶつかり割れる心配があります。クッション材を入れたり、ボトル自体を緩衝材で包んだりといった方法もありますが、あらかじめ仕切りの付いた専用バッグであればより安心です。ボトルを包む手間が省け、電車に乗ったり歩いたりといった移動が多い際も安心して日本酒を持ち運べます。 ショルダー 数本セットになった四合瓶や大きな一升瓶は、一定の重さがあります。長時間持ち運ぶのであれば、ショルダー付きのバッグがおすすめです。肩にかけることができ、持ち運びの負担を軽減できます。 3.おすすめの保冷機能付きボトルバッグ3選 日本酒の持ち運びには、専用の保冷機能付きボトルバッグがおすすめです。近年は、酒蔵からも専用のバッグが販売されています。かわいらしいデザインの保冷バッグは贈り物にも喜ばれますよ。 3-1.真澄 保冷バッグ 長野の有名蔵「真澄(ますみ)」から販売されている保冷バッグです。サイズは大と小の2タイプ。大には一升瓶を2本、小には一升瓶を1本入れることができます。 リーズナブルな価格とかわいい見た目もうれしいポイント。中にとっておきのお酒をしのばせて、プレゼントにするのもおすすめです。 (出典元:MASUMI ONLINE SHOP) 3-2.シャープ TEKION LAB 保冷バッグ お出かけ先で日本酒の適温を楽しめる保冷バッグです。付属の保冷剤を凍らせてバッグにセット。ボトルを入れて30分待てば、「雪どけ」と呼ばれる-2度前後まで日本酒を冷やせます。 屋内でも屋外でも、持ち運んだ先で美味しい日本酒をシェアしたいときにおすすめです。口の中で徐々に温度が上昇し、温度や香りの変化も楽しめます。 (出典元:SHARP) 3-3.つつみこむ ボトルクーラーバッグ 「一升瓶を持ち運びたいけど重たいし割れないか心配」という方は、こちらの保冷バッグがおすすめです。バッグが床につかないようデザインされ、重たい一升瓶も安全に持ち運べます。 床に置いたとき、倒れず自立することもうれしいポイントです。瓶が飛び出さないようファスナーが付くなど、一升瓶を持ち運ぶ機会が多い方におすすめですよ。 まとめ 日本酒は、温度や光の影響を受けやすいお酒です。特に、冷蔵保管を基本とする生酒は、暑い夏に持ち運ぶと品質が変わってしまう可能性があります。 美味しいお酒を美味しいままに味わうためにも、持ち運びには保冷バッグがおすすめです。シーンやお酒にあわせたバッグを選んで、親しい方々と日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。

【2023年最新版】還暦祝いに贈る日本酒おすすめ10選

お祝いの品に選ばれることの多い日本酒。今回は、還暦祝いにおすすめの日本酒の数々をご紹介します。 原料や製法にこだわりぬいた日本酒は、特別な贈り物にぴったりです。美しいラベルデザインや化粧箱付きの品を選べば、相手を思う気持ちがより一層伝わります。日本酒選びのポイントも解説するので、還暦祝いの贈り物を探している方はぜひ参考にしてくださいね。 1.還暦祝いの贈り物に日本酒が人気の理由 60歳を迎える方の長寿のお祝い、「還暦」。還暦祝いの贈り物に日本酒が選ばれる理由には、以下の3点があげられます。 縁起の良いお酒だから 栄養価が高く長寿を願うお酒にぴったりだから 好みの温度帯で楽しめるから 日本酒は、古くから祭りや祝い事などで飲まれてきたお酒です。「御神酒(おみき)」として神様にお供えされるなど、神聖な側面を持ちます。祝い酒として親しまれてきたことからも、60歳の還暦祝いにふさわしいお酒といえるでしょう。 また、米と米麹を発酵させて造る日本酒には、アミノ酸やビタミン、ミネラルといったさまざまな栄養素が含まれています。適量であれば健康に役立つ効果が期待でき、長寿を願う還暦にぴったりのお酒です。 さらに、日本酒は冷やしたり温めたりと好みの温度帯で楽しめます。食事と合わせて美味しい銘柄も多く、多くの人が集まる祝いの席に喜ばれる贈り物になるでしょう。 2.還暦祝いに贈る日本酒の選び方4つのポイント 還暦祝いに贈る日本酒は、次の4つのポイントを意識しながら選んでみてください。 味の好みに合わせた日本酒を選ぶ 箱入りなど高級感のあるお酒を選ぶ 地酒を選ぶ 名入れ、酒器セットで特別感を演出する これらのポイントを抑えれば、美味しい日本酒がより喜ばれる贈り物になります。贈る相手の顔を思い浮かべながら、ひとつずつチェックしてみてくださいね。 2-1.味の好みに合わせた日本酒を選ぶ 甘い香りのするタイプや後口がスッキリとしたタイプなど、日本酒にはさまざまな種類があります。贈り物にするのであれば、相手に喜ばれるものを選びたいですよね。 「甘口のお酒が好き」という方には、フルーティーな香りのする日本酒がおすすめです。甘口タイプのスパークリング酒であれば、華やかさも演出できます。 「スッキリしたタイプが好み」という方には、「辛口」をキーポイントに日本酒を選んでみてください。お酒によっては、名前にはっきりと辛口と書かれた銘柄もあります。 相手の好みがはっきりしないというときは、普段召し上がる料理を参考にしてみましょう。フレンチやイタリアンを好まれる方であれば、ワイングラスで楽しむタイプの日本酒もおすすめです。また、「純米酒」とラベルに書かれた日本酒は和食と相性抜群。燗酒好きにも喜ばれる品になりますよ。 2-2.箱入りなど高級感のあるお酒を選ぶ 化粧箱に入った日本酒は、高級感を演出してくれます。美しい桐箱に収まる日本酒も同様です。相手の好みに合わせ、ワインのようにエレガントなラベルデザインの日本酒を選ぶのも良いでしょう。 また、日本酒には「寿」や「福」などの文字を使った銘柄もあります。還暦祝いには、縁起の良い名前に着目してお酒を選ぶのもおすすめです。 2-3.地酒を選ぶ 地酒とは、各地で造られる個性豊かな日本酒のことです。日本酒選びにどうしても迷うときは、贈る相手の出身地に合わせた地酒をセレクトしてみてはいかがでしょうか。 北は北海道、南は沖縄までお酒の味わいは実にさまざま。土地の風土が生み出す地酒は、贈る相手にふるさとを感じさせる素敵な贈り物になるでしょう。 2-4.名入れ商品、酒器セットで特別感を演出する お酒によっては名前やメッセージなどをラベルに書き入れることができ、オリジナリティあふれる品を贈りたいときにおすすめです。 また、お猪口や徳利(とっくり)などの酒器は、お酒を飲み切ったあとも記念品として手元に残ります。こだわりの品をセットにすれば、自宅でお酒を飲む方に喜ばれるプレゼントになりますよ。 3.還暦祝いのプレゼントに!おおすすめ日本酒10選 ここからは、還暦祝いのプレゼントにおすすめの日本酒10選をご紹介!香り高いお酒から味わい深いお酒、温めて美味しいお酒まで、相手の好みを思い浮かべながら特別な1本を選んでみてくださいね。 3-1.獺祭 磨きその先へ 日本酒好きにその名が知られる「獺祭(だっさい)」。「磨きその先へ」は、獺祭の最高峰にあたるお酒です。清らかな香りとなめらかな舌触り、静かに残る甘美な余韻はまさに格別。シンプルながらも気品あふれる化粧箱付きと、還暦祝いにふさわしい1本です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-2.久保田 萬寿 自社酵母仕込 萬寿(万寿・まんじゅ)は、長生きを祝う言葉。おめでたい名前が付けられたこちらのお酒は、新潟の銘酒「久保田(くぼた)」のトップブランドです。 華やかな香りと深い旨味を持つ「萬寿」は、多くの人の心を満たしてくれます。料理との相性も良く、祝いの席に贈る品におすすめです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-3.天狗舞 MUSASHI 純米大吟醸 石川の「天狗舞(てんぐまい)」は、滋味深い味わいが多くの日本酒ファンに支持されているお酒です。適度に温めるとさらに魅力が花開き、料理と日本酒の相性の良さを教えてくれます。 「MUSASHI」のきらびやかなラベルは、石川が誇る純金箔を使用したもの。販売数も限られた希少性の高い銘柄です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-4.鳳凰美田 「芳」 PREMIUM 2018 純米大吟醸 生もと造り...

【2023年最新版】宮城県のお土産におすすめの日本酒10選

宮城県の日本酒は、淡麗辛口タイプが多く食事にあわせるお酒におすすめです。「伯楽星」や「一ノ蔵」など、日本酒ファンにも支持される銘柄が数多く揃います。 今回は、お土産にもおすすめの宮城県の日本酒をご紹介!宮城のお酒の歴史や特徴も解説します。宮城県の日本酒を飲みたいときやお土産選びに迷うときは、ぜひ参考にしてくださいね。 1.宮城県の日本酒の歴史や特徴 東北地方に位置する宮城県には、およそ24の酒蔵が存在します。いずれも宮城の豊かな自然の恵みを活かし、質の良い日本酒を生み出す蔵ばかりです。 宮城県の酒造りは、独眼竜正宗の名で知られる戦国武将「伊達政宗」からスタートしました。また、多くの蔵では日本三大杜氏のひとつ南部杜氏が活躍し、純米酒や吟醸酒といった特定名称酒を造り上げています。 1-1.お酒をこよなく愛した伊達政宗 伊達政宗は、仙台藩初代藩主となった人物です。独眼竜正宗とも呼ばれ、仙台城跡には勇敢な姿を模した騎馬像が建設されています。 食通だった伊達政宗は、お酒をこよなく愛する武将でもありました。1608年(慶長13年)には仙台藩の御用酒屋をスタートさせ、自らが縄張りしたといわれています。 御用達酒屋の酒造りが発展するとともに、仙台城下には多くの町酒屋が誕生しました。現在も宮城には300年以上の歴史を誇る酒蔵が存在し、伝統の技と味を守り続けています。 1-2.酒蔵で活躍する南部杜氏 宮城県の酒蔵では、多くの南部杜氏が活躍しています。杜氏とは、酒造りのリーダーとなる人物のことです。南部杜氏は、岩手県石鳥谷町で生まれた杜氏集団。新潟生まれの「越後杜氏」、兵庫生まれの「丹波杜氏」に並ぶ日本三大杜氏に数えられます。 南部杜氏の手がける酒は、厳しい寒さが生む端麗辛口の味わいが主流です。その酒質は世界でも高く評価され、「全米日本酒鑑評会」や「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」などで数々の受賞歴を誇ります。 1-3.宮城の酒は約9割が「特定名称酒」 「特定名称酒」とは、原料や製造方法など一定の基準を満たしたお酒のことです。純米酒や吟醸酒、本醸造酒などが特定名称酒にあたり、それ以外のお酒は「普通酒」と呼ばれます。 国税庁によると、国内の清酒の課税移出少量に占める特定名称酒の割合は、全体の約3割です。そんななか、宮城県で製造されるお酒は約9割を特定名称酒が占めます。 1986年(昭和61年)には「みやぎ・純米酒の県宣言」をおこなっていることからも、宮城県は高品質のお酒が揃う地域といえるでしょう。 参考:国税庁「酒レポート」 2.宮城県の日本酒選び2つのポイント 宮城県の日本酒を選ぶときは、以下のポイントに着目してみましょう。 味わいや香りで選ぶ エリアごとの特徴で選ぶ 米と米麹を原料に造られる日本酒は、土地の個性が現れやすいお酒です。味や香り、エリアの特徴に着目すれば、より自分好みの味わいに出会うことができます。 2-1.味わいや香りで選ぶ 前述したように、宮城のお酒はスッキリとした味わいの淡麗辛口タイプが主流です。そのなかでも、香り高いものやコクがあるもの、甘く感じられるものなど各蔵ではさまざまなお酒が造られています。 「大吟醸」と名前にあるお酒は、華やかな香りが特徴です。また、「純米酒」や「特別純米酒」と表示されたお酒はしっかりとしたコクも楽しめます。 「甘口のお酒が好き」「辛口タイプが好き」と自分の好みがはっきりしている場合は、ラベルに書かれた日本酒度の数値を参考にするのもおすすめです。一般的に、日本酒度がプラスであるほど辛口、マイナスであるほど甘口のお酒にあたります。 ただし、甘辛の味わいは酸度やアミノ酸度といったさまざまな成分で構成され、人によって感じ方は異なります。フルーツのように華やかな香りのお酒は、辛口でも甘く感じられることがあるでしょう。 2-2.エリアごとの特徴で選ぶ 宮城県内は、以下の4つのエリアに分類されます。「お土産にしたい」「地酒の個性を楽しみたい」というときは、エリアにこだわって日本酒を選ぶのもおすすめです。 仙台エリア 宮城県の中心部、仙台エリアには歴史ある蔵が点在します。なかでも内ヶ崎酒造店は、宮城県最古の酒蔵です。また、勝山酒造は仙台に現存する唯一の伊達家御用蔵として知られています。宮城の日本酒ルーツ、歴史を感じたい方におすすめのエリアです。 県北エリア 仙台エリアの北に位置する県北エリアでは、伝統の技で生まれる端麗辛口のお酒を楽しめます。なかでも一ノ蔵は、古くから発酵食の文化が根付く大崎地域に建つ酒蔵です。中心部にはお酒の史料館が経つなど、観光にもおすすめのエリアといえるでしょう。 県南エリア 仙台より南に位置する県南エリアには、淡麗辛口のお酒を中心に、バラエティ豊かな銘柄が揃います。もっとも南に位置する蔵王酒造が造るのは、「花撫子(はななでしこ)」という名のピンク色の日本酒。アルコール度数も控えめでほんのり甘く、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめです。 三陸エリア 石巻や気仙沼といった三陸エリアには、新鮮な魚介類とあわせて美味しい銘柄が揃います。「墨廼江(すみのえ)」は、地元の水と酵母、米を使ったみずみずしい味わいが特徴。『魚でやるなら日高見だっちゃ!』のキャッチフレーズで知られる「日高見(ひたかみ)」も三陸生まれの日本酒です。 3.宮城県のお土産におすすめの日本酒10選 ここからは、「宮城県のお土産に美味しい日本酒を持ち帰りたい!」そんなときにおすすめの10銘柄をご紹介します。 宮城の日本酒の歴史を感じるお酒やコクのあるお酒、スッキリタイプのお酒と日本酒通から愛される銘柄が揃いました。お酒好きへのお土産はもちろん、自分用にもぜひチェックしてみてくださいね。 3-1.あたごのまつ 特別純米 酒蔵創業時から長きにわたり地元で愛されるお酒「あたごのまつ」。香り穏やかでスッキリとした味わいは、全国の日本酒通からも支持されています。 特別純米はしっかりとしたコクもあり、燗酒を好む方にもおすすめです。冷やしたり温めたりと、料理にあわせてさまざまな表情を楽しめます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-2.伯楽星 純米吟醸 「伯楽星(はくらくせい)」は、「あたごのまつ」と同じ新澤醸造店が手がける日本酒です。テーマは『究極の食中酒』。食事とあわせて美味しいお酒は、海外のコンペティションでも多くの受賞歴を誇ります。魚介類とも相性が良く、寿司や刺身はもちろん、カルパッチョのようなメニューとのペアリングもおすすめです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-3.日高見 芳醇辛口 純米吟醸 弥助 『魚でやるなら日高見だっちゃ!』が合言葉の三陸生まれの日本酒「日高見(ひたかみ)」。芳醇辛口と書かれたこちらは、スッと消え行く余韻がたまらない1本です。 白身魚や貝類、イカやエビなどと相性抜群。お寿司のパートナーにぜひにとおすすめしたい宮城県のお土産です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-4.勝山 純米吟醸 「鴒」 サファイア 高級感ある日本酒をお土産にしたいときはこちら「勝山 鴒(かつやま れい)」はいかがでしょうか。 金字が輝く外箱も美しく味わいはふくよか。仙台名物牛タンをはじめとする肉料理やデザートにもマッチします。酒蔵は伊達家御用蔵と、宮城の日本酒の歴史も感じられる1本です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-5.墨廼江 特別本醸造 本辛 本醸造酒は、スッキリとした味わいが特徴の日本酒です。なかでも本辛と記されたこちらの「墨廼江(すみのえ)」は、スパッとしたキレの良さが感じられます。 しっかりと米の旨味が残るのも、宮城のお酒ならでは。冷酒に常温、燗酒と幅広い温度帯で楽しめ、日本酒好きに喜ばれるお土産になるでしょう。 (出典元:IMADEYA ONLINE...

日本酒と焼肉は相性最高!相性がいい理由とは?

日本酒は、焼肉と相性の良いお酒です。それぞれが持つうま味成分の相乗効果で、美味しさがよりアップします。 今回は日本酒と焼肉の相性が良い理由や、焼肉におすすめの日本酒をご紹介します。これまで焼肉にはビールだったという方も、ぜひ日本酒とのペアリングを試してみてくださいね。 1.日本酒と焼肉は相性抜群!その理由は? 日本酒は焼肉と相性が良いお酒です。その理由は、双方が持つ「うま味成分」にあります。 うま味は、甘味や酸味、塩味、苦味といった基本味のひとつです。うま味成分はさまざまな食品に含まれ、大きく以下の3種にわかれます。 うま味成分 うま味成分を含む食品 グルタミン酸 昆布、チーズ、白菜、トマト、醤油、味噌 イノシン酸 鶏肉、牛肉、豚肉、かつお節 グアニル酸 干ししいたけ、乾燥ポルチーニ うま味成分は単独で使うより、複数を組み合わせたほうが美味しさがアップします。昆布のグルタミン酸と、かつお節のイノシン酸を組み合わせた出汁(だし)もその一例です。 日本酒×焼肉も、うま味の相乗効果が期待できるペアリング。日本酒はグルタミン酸、肉はイノシン酸を含むため理にかなった組み合わせといえます。 2.焼肉と合う日本酒の種類や温度帯 日本酒は、フルーティーな香りのものや旨味の強いものなど、さまざまな種類があります。また、冷やしたり温めたりと幅広い温度帯で楽しめるお酒です。 焼肉と合わせるときは、種類や温度にもこだわってみましょう。より美味しさが引き立つペアリングが生まれます。 2-1.焼肉に合う日本酒の種類 焼肉に合うのは、しっかりとした旨味が感じられる日本酒です。米と米麹のみで造られる「純米酒」は深いコクがあり、タレの濃い味にも負けることがありません。 ラベルに「生酛(きもと)」や「山廃(やまはい)」と書かれた日本酒もおすすめです。複雑かつ繊細な香りと味わいが、肉の旨味と絶妙にマッチします。 また、スッキリ感のある「本醸造酒」は、口内の脂分を洗い流してくれます。焼肉とも相性が良く、お箸を次へと進めてくれるお酒です。 2-2.焼肉に合う日本酒の温度帯 焼肉におすすめの「純米酒」は、温めると味わいがふくよかに変化します。「生酛」や「山廃」も同様です。どっしりとした旨味が焼肉の旨味とマッチし、お酒が進むペアリングができあがるでしょう。 アツアツ、ジューシーな焼肉に冷たいお酒を合わせたいときは、ロックスタイルもおすすめです。ラベルに「原酒」と書かれたタイプは味がしっかりしているため、ロックにしても味がぼやけません。BBQのおともには、冷たさと爽快感を味わえるソーダ割も美味しいですよ。 3.焼肉におすすめの日本酒5選 ここからは、焼肉におすすめの日本酒をご紹介します。純米酒や山廃、原酒などさまざまなタイプを取り揃えました。ぜひ好みのスタイルで日本酒×焼肉のペアリングを楽しんでみてくださいね。 3-1.貴 特別純米 米の旨味とキレを兼ね備えた「貴(たか)」は、冷やでも燗でも美味しいお酒です。後口に爽やかな香りが広がり、ついついもう一杯とグラスが進みます。魚介類とも相性が良く、肉や海鮮を楽しむBBQにもおすすめです。食中酒として幅広いシーンで活躍してくれます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-2.天狗舞 山廃仕込 純米酒 昔ながらの製法、山廃の魅力を存分に感じられる日本酒がこちら。石川県の「天狗舞(てんぐまい)」です。山吹色のお酒をそっと口にすれば、深い旨味がじんわりと広がっていきます。 焼肉はもちろん、すき焼きやジビエのような肉料理にもおすすめです。常温にぬる燗、熱燗と好みの温度でお肉とのペアリングを楽しめます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-3.農口尚彦研究所 YAMAHAI GOHYAKUMANGOKU 無濾過生原酒 「無濾過生原酒」とは、ろ過や加熱処理、加水をしていないお酒のことです。酒米・五百万石(ごひゃくまんごく)を使った山廃仕込みのお酒はキレが良く、口内の脂分をさらりと洗い流してくれます。.農口尚彦氏は、酒造りの神さまともいわれる杜氏のひとり。外箱付きのこちらのお酒は、贈答用にもおすすめです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-4.七田 純米 七割五分磨き 雄町 無濾過生 ふくよかな味わいをもたらす酒米、雄町(おまち)の魅力あふれる1本です。ろ過や加熱処理をしていないため、深い旨味を楽しめます。焼肉のおとも、キムチやナムルなどの個性もしっかりと受け止めてくれる美味しさ。焼肉好き、お酒好きにはこたえられない銘柄です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-5.豊潤 大分三井 白麹仕込み 日本酒造りには、黄麹を使うのが一般的です。こちらのお酒は、焼酎造りに用いることが多い白麹で仕込まれています。白麹由来の甘酸っぱい味わいは、グレープフルーツのような爽やかさ。ロックやソーダ割にしてライムを浮かべれば、焼肉のおともにぴったりの1杯ができあがります。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) まとめ 日本酒と焼肉は、うま味の相乗効果が期待できるペアリングです。お互いの良さが引き立ち、肉もお酒もより美味しく楽しめます。燗酒にしたり、ロックやソーダ割にしたりと味わい方は無限大。ぜひその日の気分にあわせたペアリングを楽しんでみてくださいね。

「地酒」の定義とは?日本酒や清酒との違いを解説

日本各地で造られている地酒(じざけ)。見聞きする機会は多いものの「地酒とは?」と聞かれると答えに迷う方も多いのではないでしょうか。 今回は、地酒の定義や日本酒との違いについて解説します。さらに、日本各地の地酒の特徴やおすすめ銘柄もご紹介。地酒の世界を知れば、日本酒がもっと美味しく楽しいものになりますよ。 1.地酒とは?定義や日本酒との違い 地酒とは、特定の地域で造られたその土地ならではのお酒のことです。昭和後期には地酒ブームが巻き起こり、新潟の淡麗辛口のお酒が人気を博しました。まずは、地酒の定義や日本酒との違い、地酒ブーム誕生の背景についてみていきましょう。 1-1.地酒の定義は2つ 「精選版 日本国語大辞典」では、「地酒」は以下のように定義されています。 〘名〙 その土地でつくられる酒。その土地独特の酒。いなか酒。 参考:コトバンク「地酒とは」 “その土地でつくられる酒”という定義でみた場合、日本酒以外にも地酒は存在するといえます。近年は、小さな醸造所が造るクラフトビールや国産ワインも人気です。 また、デジタル大辞泉では地酒を以下のように定義しています。 その地方でつくられる清酒。特に、灘(なだ)や伏見(ふしみ)を除いた地方のものをさす。 参考:weblio辞書「地酒の意味・解説」 ここでいう清酒とは、いわゆる日本酒のことです。灘は兵庫県、伏見は京都府に位置します。江戸時代、灘や伏見は日本酒の主要産地でした。その他の地域のお酒は地酒と呼ばれ、別の物として扱われていたのです。 現在は、大手酒造メーカーが手がけるような、全国流通するお酒以外も地酒と呼ばれています。一般的には、灘や伏見を除いた地域で、小規模生産されるお酒を指すことが多いでしょう。 1-2.地酒と清酒、日本酒の違いとは? “その地方でつくられる清酒”と定義されているように、地酒は清酒のひとつです。清酒とは、米と米麹、水を原料に発酵させてこしたお酒のこと。国税庁の酒税法では、清酒は以下のように定義されています。 ・米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの ・米、水及び清酒かす、米こうじその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(イ又はハに該当するものを除く。)。但し、その原料中当該政令で定める物品の重量の合計が米(こうじ米を含む。)の重量をこえないものに限る。 ・清酒に清酒かすを加えて、こしたもの 参考:国税庁「酒税法における「清酒」の定義」 これらの条件を満たしていれば、海外で造られたお酒も清酒に該当します。一方で、「日本酒」という呼び名は、国産米を使用し国内で醸造されたお酒のみに用いられるものです。海外産の米を使っていたり、海外で醸造し輸入されたりしたお酒は、日本酒を名乗ることができません。 近年は、フランスやアメリカなどでも清酒が製造されています。地酒の世界は日本国内だけでなく、海外にも広がっているといえるでしょう。 1-3.地酒ブームが生まれた理由 地酒という言葉が全国に広まったのは、昭和後期の地酒ブームがきっかけです。地酒ブーム誕生の背景には、昭和初期から続いた「級別制度」の廃止がありました。 級別制度とは、「特級」「一級」「二級」のように日本酒をランク分けした制度のことです。品質ではなく、酒税額の違いを基準としていた級別制度は、消費者に「高額なお酒ほど美味しい」という誤った認識を与えていました。 長年続いた級別制度が廃止されると、大手が造る特級酒から、地方の小さな蔵が造る地酒へと消費者の注目が移っていきます。なかでも、新潟のスッキリとした味わいのお酒は人気を呼び、淡麗辛口ブームとともに地酒ブームを世に生み出しました。 2.地域別!地酒の特徴とおすすめ日本酒 ここからは、北は北海道、南は沖縄まで全国の地酒の特徴をご紹介します。米と米麹、水というシンプルな原料から生まれる日本酒は、土地の個性が現れやすいお酒です。「どんなお酒を飲もうかな」と迷ったら、おすすめ銘柄もぜひ参考にしてください。 2-1.北海道 豊かな自然と広大な土地に恵まれた北海道。寒さ厳しい北の地では『吟風(ぎんぷう)』や『彗星』、『きたしずく』といった北海道生まれの酒米を使った酒造りがおこなわれています。 道内に3つの蔵を持つ「上川大雪(かみかわたいせつ)」が造るのは、北海道弁でついつい飲んでしまうことを意味する“飲まさる酒”。蔵のひとつ五稜乃蔵は、帯広畜産大学のキャンパス内に位置します。 ほかにも、日本最北端の酒蔵「国稀(くにまれ)」、公設民営型の酒蔵「三千櫻(みちざくら)」、旭川の名水を仕込み水にする「男山(おとこやま)」とどれも人気の蔵ばかり。地酒は後味がスッキリとしたタイプが多く、食の宝庫といわれる北海道の味覚と良く合います。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 2-2.東北 青森の「田酒(でんしゅ)」に岩手の「赤武(あかぶ)」、秋田の「新政(あらまさ)」と日本酒ファンに支持される銘柄が勢揃いする東北地方。なかでも福島は、9年連続『全国新酒鑑評会』での金賞受賞数日本一を誇ります(令和4年時点)。 また、山形にはプレミア日本酒「十四代(じゅうよんだい)」を造る高木酒造も存在します。「浦霞(うらかすみ)」で知られる佐浦酒造は、1724年(享保9年)に宮城県に創業した老舗蔵です。 フルーティーな香りのお酒、深い旨味のあるお酒など味わいも多種多様。どれもクオリティが高く、いろいろな銘柄を試しながら自分の好みのお酒を見つけたい方におすすめです。 2-3.中部 日本海に面する新潟から太平洋に面する愛知まで、エリアが広い中部地方にはさまざまな地酒が集まります。 新潟を代表するのは、かつて淡麗辛口ブームを巻き起こした地酒の数々です。「久保田(くぼた)」や「八海山(はっかいさん)」、「越乃寒梅(こしのかんばい)」など、旨味がありつつスッキリとした味わいのお酒が並びます。 富山の「勝駒(かちこま)」や石川の「加賀鳶(かがとび)」は、海の幸にベストマッチのキレ味鋭い後口が魅力。福井の地酒「黒龍(こくりゅう)」は、香り高い大吟醸の代表銘柄です。 また、アルプスの山々が連なる長野は酒造りが盛んで約80を超える蔵が存在します。愛知の「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」は、日本から世界へ羽ばたく地酒の代表種です。エレガントな味わいは海外でも評価が高く、パリのレストランで採用されています。 2-4.関東 関東地方にも人気銘柄が勢揃い。埼玉の「花陽浴(はなあび)」、神奈川の「いづみ橋(いづみばし)」と、日本酒ファンから愛される地酒が並びます。 なかでも栃木の「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は、フルーツを思わせる華やかな香りが魅力的。ほんのり甘く清らかな味わいで、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめの地酒です。 2-5.近畿 伏見のある京都をはじめ、奈良や和歌山など2府5県を含む近畿地方。自然豊かな地域も多く、近年は新たな人気銘柄が続々と登場しています。 「紀土(きっど)」は和歌山の豊かな自然が育む地酒です。酒蔵は稲作が盛んな地域に建ち、清らかな井戸水が酒造りに使われています。 また、日本酒発祥の地ともいわれる奈良の「風の森(かぜのもり)」は、ほのかな発泡感と複雑味のある味わいが人気の地酒です。地元の米をなるべく削らず使った酒からは、自然の豊かさ、力強さを感じることができます。 2-6.中国 中国地方は日本海に面した山陰地方と、瀬戸内海に面した山陽地方にわかれます。冬の寒さが厳しい山陰地方の地酒は、燗酒にするとより美味しく味わえるのが特徴です。鳥取の「千代むすび(ちよむすび)」、島根の「十旭日(じゅうじあさひ)」など地酒の魅力を堪能できる銘柄が揃います。 広島県の西条は、日本有数の酒どころとして知られる地域です。銘酒のひとつ「白牡丹(はくぼたん)」を造る蔵は、300年以上の歴史を誇ります。 また、瀬戸内近くの酒蔵では、牡蠣に合うさまざまな地酒が造られています。富久長(ふくちょう)の「シェルラバーズ」もそのひとつです。シュワシュワッとした発泡感とキレのある酸味が牡蠣の旨味を引き立ててくれます。 2-7.四国 四国地方のなかでも、特にお酒好きが多い地域として知られるのが高知県です。観光スポット『ひろめ市場』には地元の屋台が集結し、明るいうちから地酒と料理を楽しめます。 「酔鯨(すいげい)」や「船中八策(せんちゅうはっさく)」など、高知の地酒はキリッとした辛口タイプが多いのが特徴です。瀬戸内の恵みがもたらす魚介類とあわせれば、スイスイと盃が進みます。 2-8.九州・沖縄 焼酎の名産地である九州でも、数多くの日本酒が製造されています。特に、稲作が盛んな北九州は米どころであり酒どころです。福岡には50以上の蔵が存在し、「庭のうぐいす」や「若波(わかなみ)」、「田中六十五(たなかろくじゅうご)」などの地酒が人気を博しています。 また、大分の地酒はスッキリした味わいとほんのりとした甘さが魅力です。さわやかな香りの「ちえびじん」は、和食だけでなくイタリアンにも良く合います。 沖縄の泰石(たいこく)酒造は、沖縄唯一の蔵であり、日本最南端の酒蔵。代表酒「黎明(れいめい)」は、ふくよかな旨味とキレの良さをあわせ持ち、沖縄のお土産にもおすすめです。 3.地酒をより楽しむためのポイント ここまでご紹介したように、地酒にはその土地ならではの個性が現れます。より楽しみたいときは、土地の風土が感じられる地元の食材とあわせるのがおすすめです。また、実際に蔵へ足を運べば、地酒の魅力をより身近に感じることができます。 3-1.酒蔵に足を運んでみる 地酒に興味を持ったら、ぜひ実際に蔵へ足を運んでみてください。地酒が生まれる土地の風土をよりはっきりと感じられるはずです。蔵によっては試飲や販売スペースが設けられています。酒蔵の多い地域に足を運び、酒蔵めぐりを楽しむのもおすすめです。 また、蔵によっては見学を受け付けており、見上げるほど大きなタンクや、日本酒造りに使う道具を間近に眺めることができます。見学時は、蔵のホームページなどで見学の有無を確認してから出かけるのがおすすめです。 酒造り期間中であれば、蔵人たちが働く姿やもろみが発酵する様子を見学できます。蔵内には甘い香りが広がり、お酒好きにはたまらない体験となるでしょう。 https://sake-5.jp/sasaki-sake-brewery-tour-experience-report/ 3-2.地酒と名産品のペアリングを楽しむ 日本酒は食事とあわせて楽しめるお酒です。自宅で地酒を味わうときは、ぜひ地酒が造られた土地の名産品を合わせてみてください。 秋田のお酒にはいぶりがっこ、広島のお酒には牡蠣など、料理とのペアリングを考えると日本酒選びがより楽しくなります。コクとキレを兼ね備えた北海道のお酒には、魚介類やチーズ、ラム肉のような旨味の強い食材もおすすめです。 燗酒で美味しい山陰のお酒は、カニ料理のベストパートナー。旨味と旨味の相乗効果がたまらないペアリングができあがりますよ。 まとめ 日本各地で造られる個性豊かな地酒。その土地の風土を感じられる地酒には、日本酒の魅力がたっぷりと詰まっています。 合わせる料理を工夫したり、実際に蔵に足を運んだりすればいつもの一杯もより美味しく感じられるはず。ぜひ各地を旅するように、さまざまな地酒を味わってみてくださいね。

日本酒を-5度で保存するためのおすすめのセラーはこれ!

日本酒の保存には-5度がいいというのはわかったけど、-5度で保存できるセラーやケースってどういうのがあるのかわからないと思うこともあるのではないでしょうか。 今回は日本酒を最適に保存できる-5度の設定ができる日本酒セラーを紹介します。 1. 日本酒をマイナス5度で保管できるアクアの「SAKE CABINET CSR-15H」 特徴1.マイナス10度~プラス10度で5段階の温度設定が可能 SAKE CABINETは-10℃、-5℃、0℃、5℃、10℃の5段階で温度設定が可能です。 マイナス5度で開封したあとの日本酒も長期保存したり、0度や5度に設定して熟成させる楽しみ方もできます。 5段階で設定できるので、日本酒のストックが無いときは普通の飲み物を入れておくなどもできますね。 特徴2.四合瓶は最大12本、一升瓶は9本まで縦置き可能 上段では最大12本の四合瓶、中段では最大9本の一升瓶が縦置き可能となっています。 たくさんの本数が入るのもメリットですが、ポイントは「縦置き」ができることです。 日本酒は横置きにすると空気に触れる面積が増え、酒質が落ちていってしまいます。 冷蔵庫では縦置きはドアポケットにしか縦置きできるスペースがないため、日本酒にとってあまりいい環境とは言えません。 特徴3.リビングでの使用も考慮したサイズとデザイン性 幅50.3cm×奥行59.8cm×高さ131cmとコンパクトなサイズ感なのでご家庭に難なく置いておくことができます。 また庫面には七宝柄が施され和を感じるスタイリッシュなデザインでインテリアとして生活に溶け込むため、リビングにも問題なく置くことができます。 【SAKE CABINET CSR-15Hまとめ】 温度設定:-10℃、-5℃、0℃、5℃、10℃ (5段階で設定可) 収納本数:四合瓶 約12本(上段) + 一升瓶 9本(中段) + 二合瓶 4本(BOX) 紫外線防止:密閉型 縦置き:可能 サイズ:幅50.3cm×奥行59.8cm×高さ131cm その他:コンパクトなので家庭にも置ける   まとめ 家庭用ならSAKE CABINET, がおすすめ! コンパクトで十分な機能が備わっているSAKE CABINETは家庭用で日本酒を楽しむのにうってつけです。 日本酒をたくさん買うけど、ストックしておく場所がないという方に、ぜひいかがでしょうか?

最新の投稿

読んで日本酒をもっと楽しく