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【2022年最新版】プレゼントにおすすめの日本酒17選

「日本酒好きな人に美味しい日本酒をプレゼントしたい!でも甘口に辛口、種類が多くどれを選べばいいかさっぱり…」と悩んだことはありませんか? ただでさえ味のバリエーションが幅広い日本酒。大切な人へのプレゼントとなると、さらに迷ってしまいますよね。 そこで今回は、プレゼントに贈る日本酒選び6つのポイントを解説!おしゃれな日本酒から飲み比べセットまで、プレゼントにおすすめの日本酒もご紹介します。相手の喜ぶ顔を思い浮かべつつ、ぜひひとつずつチェックしてみてくださいね♪ 1.プレゼントに贈る日本酒選び6つのポイント プレゼントに贈る日本酒を選ぶときは、次の6つのポイントを意識してみてください。豊富な種類のなかから、相手の喜ぶ1本が見つけられます。 キレのある辛口か、旨みのある甘口か。味わいの違いで選ぶ 特定名称酒やスパークリングなどの種類で選ぶ 日本酒の産地で選ぶ 日本酒をたくさん飲む人には一升瓶、それ以外の人には四合瓶が無難 化粧箱・木箱があるかどうか 必要であれば、のし・ギフトラッピングがつけれるかどうか 具体的な銘柄をご紹介する前に、まずはそれぞれのポイントについて詳しく解説していきますね。 1-1.キレのある辛口か、コクのある甘口か。味わいの違いで選ぶ 日本酒の味わいは「淡麗」や「芳醇」といった言葉で表現されることがあります。日本酒を飲み慣れない方も「辛口」、「甘口」といった言葉は聞いたことがあるのではないでしょうか。 日本酒をプレゼントする際は、これらの味わいの違いで選ぶのもひとつの方法です。特に、贈る相手の好みがわかっているときはラベルや名前をチェックしてみてくださいね。 辛口の日本酒はどんなお酒? 一般的に「辛口」と呼ばれるのは日本酒度がプラスのお酒です。すべてではないものの、日本酒度はお酒のラベルに記載されています。 日本酒度プラスの辛口のお酒は、スッキリとした後口が特徴です。銘柄によっては『大辛口』、『超辛口』といったワードをラベルで確認できます。 甘口の日本酒はどんなお酒? 日本酒度がマイナスのお酒は、一般的に「甘口」にあたります。コクがあるまろやかな味わいの日本酒は「芳醇甘口」と表現されることもあるでしょう。 「甘口が好き」という方のなかには、フルーティーな香りのお酒を好むタイプも見受けられます。相手が甘口好きとわかっているときは、日本酒度や香りなどを参考にお酒を選んでみてくださいね。 1-2.特定名称酒やスパークリングなどの種類で選ぶ 「特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)」は、原料や製造方法の違いで日本酒を分類したものです。純米酒や本醸造酒、吟醸酒など味わいだけでなく価格帯も異なります。また、近年はシュワシュワと泡立つスパークリング酒も販売されています。 本醸造酒 特定名称酒の中でも、比較的リーズナブルな銘柄が多いのが本醸造酒です。冷やから燗まで幅広い温度帯で楽しめるものが多く、飲み飽きしない味わいが好まれています。 吟醸酒 吟醸酒は、より小さく磨いた米を低温でじっくりと発酵させる"吟醸造り"で造られる日本酒です。"吟醸香(ぎんじょうこう・ぎんじょうか)"と呼ばれる華やかな香りを楽しめます。 大吟醸酒 吟醸酒よりさらに小さく磨いた米を原料に、吟醸造りで造るお酒は「大吟醸酒」にあたります。吟醸酒と同様に、華やかでフルーティーな香りが魅力です。 純米酒 米と米麹のみを原料に造られる純米酒は、コクや旨味を楽しめるお酒です。温めるとさらに味がふくらみ、燗酒にも適しています。 純米吟醸酒 純米吟醸酒は米と米麹のみを原料に、吟醸造りで造られたお酒です。適度な香りと米の旨味を堪能できます。 純米大吟醸酒 純米吟醸酒より小さく磨いた米と米麹を原料に、吟醸造りで造られたお酒は「純米大吟醸酒」と呼ばれます。製造には手間とコストがかかるため、高価格帯の商品が多いのが特徴です。 スパークリング日本酒 スパークリング日本酒は、シュワシュワッとした発泡感を楽しめるお酒です。銘柄によっては、シャンパンのようにおしゃれなボトルに入れられています。華やかな印象を与えるスパークリング日本酒は、お祝いの贈り物にもおすすめです。 好みがわからない場合は飲み比べセットもおすすめ 「相手の好みがわからない!」「日本酒選びはやっぱり難しい」というときは、飲み比べセットがおすすめです。1本あたりの容量も少なく、少しずついろいろな味を試したい日本酒好きに喜ばれますよ。 1-3.日本酒の産地で選ぶ 日本酒は、北から南までさまざまな地域で造られています。代表的な地域は、東北の新潟県や秋田県、宮城県、関西の伏見や灘と呼ばれる地域などです。また、福島県は『全国新酒鑑評会』で例年多くの金賞受賞蔵を輩出しています。 贈る相手の出身地などがわかっているときは、その地域で造られたお酒をプレゼントするのもおすすめです。近年は海外で造られている日本酒もあるため、意外性を持たせたいときはそちらもチェックしてみてください。 1-4.日本酒をたくさん飲む人には一升瓶、それ以外の人には四合瓶が無難 日本酒をプレゼントするときは、容量にも気を配ってみましょう。日ごろから日本酒をたくさん飲むという方であれば、一升瓶(1800ml)を贈っても喜ばれるかもしれません。それ以外であれば、四合(750ml)サイズが無難です。 「いろいろな銘柄をセットにして贈りたい」というときは、飲みきりサイズの300ml容量の日本酒もおすすめですよ。 1-5. 化粧箱・木箱があるかどうか 化粧箱や木箱付きの日本酒は、特別感を演出してくれます。節目の贈り物や、目上の方へのプレゼントなどは箱の有無もチェックしてみてください。瓶が箱のなかで安定するため、持ち運ぶ際も安心です。 1-6.必要であれば、のし・ギフトラッピングが付けられるかどうか お歳暮などで日本酒を贈る際は、のしやギフトラッピングが付けられるか確認しておきましょう。酒販店によっては、父の日や母の日といったイベント用のラッピングも用意されています。シチュエーションに合わせたラッピングをほどこせば、贈る相手へより丁寧な気持ちが届けられますよ。 2.プレゼントにおすすめの日本酒17選 ここからは、プレゼントにおすすめの日本酒を一挙ご紹介!飲み比べセットから日本酒通が喜ぶ1本まで豊富なバリエーションを取り揃えました。近年注目を集めている銘柄も登場するため、ぜひプレゼント選びの参考にしてくださいね。 2-1.獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 「獺祭(だっさい)」は山口県の旭酒造が造る日本酒です。日本酒ビギナーでも、名前は聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。 「磨き二割三分」は、米粒の外側を削り、中心部分の23%のみを使って仕上げた蔵最高峰の逸品。知名度、スペック、味わいともにプレゼントにおすすめのお酒です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 2-2.黒龍 大吟醸 龍 「黒龍(こくりゅう)」は、福井県の地酒として広く名が知られる日本酒です。醸造元である黒龍酒造は、香り高い大吟醸を全国に先駆けて発売した蔵でもあります。 大吟醸「龍」もまた、フルーティーで品の良い香りを堪能できる1本です。後口はスッキリと軽く、日ごろから日本酒に親しんでいる方にも喜ばれます。 (出典元:黒龍酒造) 2-3.東洋美人 特吟 純米大吟醸 播州愛山 日本酒好きにちょっと特別な1本を…というときにおすすめしたいのがこちら。白い皮袋に包まれた「東洋美人(とうようびじん)特吟」です。原料には「愛山(あいやま)」と呼ばれる貴重な酒米が使用されています。 フルーティーな日本酒として知られる「東洋美人」は、ライチのように華やかな香りが印象的。濃密な甘さとスッと後引くキレ味を持ち合わせた特吟は、日本酒ビギナーにも好まれる味わいです。 (出典元:株式会社澄川酒造場) 2-4.庭のうぐいす 大吟醸 心 ちょこんとたたずむうぐいすラベルが可愛い「庭のうぐいす」は、福岡県のお酒です。大吟醸の「心(こころ)」は、最高の酒をという杜氏の想いから誕生しました。 品の良い香りの後に訪れるのは、ふくよかな旨味とほのかな酸味。スッと静かに引いていくキレの良さも印象的です。シックな化粧箱も美しく、相手への大切な心を伝える贈り物になりますよ。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 2-5.勝山 純米吟醸 「鴒」 サファイア 勝山...

日本酒の種類はどれくらいある?純米酒や吟醸酒の特徴をわかりやすく解説!

「純米酒に吟醸酒…日本酒って種類が多いなぁ」と思ったことはありませんか?味や香り、価格などそれぞれの違いがわかりづらい一面もあるかもしれません。 今回は、日本酒の種類をわかりやすく解説!本醸造酒や吟醸酒、純米酒などの特徴をご紹介します。種類の豊富さは日本酒の魅力のひとつです。それぞれの違いがわかれば、日本酒の世界がもっと楽しくなりますよ。 1.日本酒の種類は大きく3タイプにわかれる 日本酒の種類は、大きく以下の3タイプにわかれます。 本醸造酒 吟醸酒 純米酒 それぞれの主な違いは、酒造りに使用する原料や製法などです。味わいにも変化が生まれるため、特徴を知れば日本酒選びに役立てられます。まずは、3タイプの違いについて確認していきましょう。 1-1.米、米麹、水と醸造アルコールで造られる本醸造酒 本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)の大きな特徴は、原料に「醸造アルコール」が含まれることです。醸造アルコールとは、主にトウモロコシを原料にした純度の高いアルコールのこと。本醸造酒に用いる醸造アルコールの量は、米の総重量の10%未満と定められています。 醸造アルコールを使用する本醸造酒は、スッキリとした香りと味わいが特徴です。求めやすい価格帯の商品が多く、普段の料理に合わせる日常酒としても親しまれています。 1-2.吟醸造りで造られる吟醸酒 吟醸酒(ぎんじょうしゅ)は、吟醸造りで造られるお酒です。国税庁によると、吟醸造りは『吟味して醸造することをいい、伝統的に、よりよく精米した白米を低温でゆっくり発酵させ、かすの割合を高くして、特有な芳香(吟香)を有するように醸造すること』と定義づけられています。 「よりよく精米した白米」とあるように、吟醸造りでは、外側を4割以上削った「精米歩合60%以下」の米を使用します。「特有な芳香」とは、吟醸香(ぎんじょうこう・ぎんじょうか)とも呼ばれる華やかな香りのことです。その香りはメロンやパイナップル、バナナなどに例えられることもあります。 1-3.米と米麹、水だけで造られる純米酒 純米酒(じゅんまいしゅ)は、米と米麹、水だけで造られる日本酒です。米の旨味やコク、ふくよかな味わいを楽しめます。温めると香りや味がより一層ふくらむため、燗酒好きにも好まれるタイプです。「米本来の旨味をたっぷり味わいたい」というときは、純米酒をキーワードにお酒を選んでみてください。 2.清酒と日本酒の違いとは? 「清酒」も「日本酒」も、米と米麹、水を原料にしたお酒を指す言葉です。酒税法では「清酒」は以下のように定義づけられています。 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの(アルコール分が22度未満のもの) 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの(アルコール分が22度未満のもの) 「こしたもの」とあるように、清酒は醪(もろみ)をこし、液体と酒粕とに分けたものに限られます。醪をこしていない、白くどろどろとした状態のお酒が「どぶろく」です。 また、「日本酒」という呼び名は、日本産の米を使用し、日本国内で醸造したお酒に限られています。海外産の米を使用していたり、海外で醸造されたりしたお酒の場合は、日本酒と表示することはできません。 これは「地理的表示」という制度に基づくものです。地理的表示の制度では、ある特定の産地において、特徴的な原料や製法などによって作られた商品だけが、その産地名を独占的に名乗ることができます。 フランスの「ボルドーワイン」、スコットランドの「スコッチウイスキー」なども、地理的表示に基づく呼び名です。清酒や日本酒の表示は、ラベルの「品目」という項目で確認できます。 3.日本酒の種類にかかわる精米歩合 精米歩合(せいまいぶあい)とは、米粒の外側を削った後に残った割合を、パーセンテージで示したものです。 一般的に、日本酒造りに使う米は、食用米より多く外側が削られます。炊いて食べるときは旨味のもとになる栄養素も、日本酒造りでは雑味の原因になる可能性があるからです。 一概には言えないものの、精米歩合が高い、つまり米をあまり削っていない日本酒は米本来の味わいが強く現れます。ふくよかで濃醇なタイプが多く、燗酒にしたり、旨味の強い料理と合わせたりしても味のバランスが崩れにくいのが特徴です。 一方、精米歩合が低い、つまり米をより削ったお酒はよりクリアな味わいに仕上がります。華やかでフルーティーな香りを持ち、ワイングラスに注いだり、洋食と組み合わせたりして楽しむ銘柄が多いのが特徴です。また、製造には高度な技術と時間を要するため、高価格帯の商品が多くなります。 4.日本酒の種類(特定名称酒)一覧 酒税法における日本酒の種類は、原料や精米歩合、製法によって8つに分類されます。これは特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)と呼ばれ、前述した3タイプをさらに細かくわけたものです。日本酒選びに迷うときは、それぞれの特徴を参考にしてみてくださいね。 4-1.本醸造酒 原料 精米歩合 米、米こうじ、醸造アルコール 70%以下 香りはおだやかでスッキリした飲み口が持ち味のお酒です。比較的リーズナブルな商品が多く、自宅に常備しておく1本としても好まれています。 4-2.特別本醸造酒 原料 精米歩合・製法 米、米こうじ、醸造アルコール 60%以下または特別な製造方法(要説明表示) より外側を削った米を使用した本醸造酒、または特別な製法で製造した本醸造酒は「特別本醸造」に分類されます。ドライな味わいとキレの良い飲み口が魅力です。 4-3.吟醸酒 原料 精米歩合・造り 米、米こうじ、醸造アルコール 60%以下・吟醸造り 酵母から生まれる、華やかな香りが持ち味のお酒です。「吟醸造り」と呼ばれる、より小さく精米した米を低温でじっくり発酵させる方法で造られています。 4-4.大吟醸酒 原料 精米歩合・造り 米、米こうじ、醸造アルコール 50%以下・吟醸造り 精米歩合は50%以下と、外側を半分以上削った米を原料にした吟醸酒です。雑味のないクリアな味わいと、吟醸酒ならではのフルーティーな香りを楽しめます。 4-5.純米酒 原料 精米歩合 米・米こうじ ー 米本来の、ふくよかな旨味を堪能できる日本酒です。かつては精米歩合70%以下と定められていましたが、技術の進歩により、精米歩合に関係なく質の良い純米酒ができるようになったため、平成16年より規定が撤廃されました。 4-6.特別純米酒 原料 精米歩合・製法 米・米こうじ 60%以下または特別な製造方法(要説明表示) 米の外側をより削った米で仕込んだ純米酒、または特別な製造方法で仕込んだ純米酒は「特別純米酒」に分類されます。特別な製造方法とは「酒造好適米100%」のようにこだわりを持った製法のことです。味の余韻が長く、お酒だけでじっくり楽しめるタイプが多く見受けられます。 4-7.純米吟醸酒 原料 精米歩合・製法 米・米こうじ 60%以下・吟醸造り 適度な香りと味のバランスを楽しめる日本酒です。米のリッチな味わいとともに、果実のように華やかな香りを堪能できます。「純米大吟醸酒」に比べ価格が抑えられているものが多く、ちょっと特別なお酒を楽しみたいというときにおすすめです。 4-8.純米大吟醸酒 原料 精米歩合・製法 米・米こうじ 50%以下・吟醸造り 米の外側を半分以上削った米と米こうじを原料に、吟醸造りで造られたお酒です。高価格帯の商品が多く、大切な贈り物や目上の方へのプレゼントなどに適しています。なかには精米歩合30%前後の銘柄もあり、雑味のないクリアな味わいが特徴です。 5.火入れのタイミングによって、名称が加えられることも 一般的に、日本酒の製造過程では「火入れ」と呼ばれる加熱殺菌処理が2度おこなわれます。この火入れのタイミングによって加えられるのが「生貯蔵酒」や「生詰め酒」といった名称です。また、火入れを一切しないお酒は「生酒(なまざけ)」と呼ばれます。 呼び名 1回目の火入れ 2回目の火入れ 生酒 なし なし 生貯蔵酒 なし あり 生詰め酒 あり なし 火入れをしていない生酒は、フレッシュな香りと旨味が持ち味です。それぞれの細かな違いや生酒の楽しみ方については、ぜひこちらもチェックしてみてください。 https://sake-5.jp/sake-kizake/ まとめ 日本酒は、種類の多さと幅広い味のバリエーションが魅力です。好みの味わいの日本酒を、好みの温度帯で楽しむことができます。 「種類が多くて難しい」というときは、本醸造酒や吟醸酒、純米酒など、ざっくりしたタイプを参考にお酒を選んでみてください。「華やかな香りの吟醸酒が好き」、「コクのある純米酒が好み」など、自分好みの味わいが見つけられます。ぜひ種類の違いを知ることをきっかけに、日本酒の奥深い世界を楽しんでんでみてくださいね。

日本酒度とお酒の甘口・辛口の関係とは?

プラスとマイナスの数字で表される「日本酒度」は、お酒の甘い、辛いの目安になるものです。一般的には、日本酒度がプラスであるほど辛く、マイナスであるほど甘いお酒と判断されます。 今回は、「日本酒度って何?」という方に向け、数字の見方や味を構成する酸度などについて解説!後半では、日本酒度プラス・マイナスのお酒も紹介します。味のバリエーションの広さこそ日本酒の大きな魅力。日本酒度について理解すれば、自分好みのお酒がもっと見つけやすくなりますよ。 1.日本酒の甘さ・辛さの基準となる「日本酒度」 「日本酒度(にほんしゅど)」とは、日本酒の甘さや辛さの基準となる数値です。数字の意味を知れば、日本酒の楽しみ方がより一層広がります。 また、日本酒の味わいには、日本酒度だけでなく「酸度」が関係しているのが特徴です。まずは、日本酒度の数字の見方とともに、日本酒の酸度について確認していきましょう。 1-1.日本酒度とは? 日本酒度は「0」を基準に、甘口であるほど「-(マイナス)」、辛口であるほど「+(プラス)」で表記されます。 日本酒度は、日本酒を注いだシリンダーに「日本酒度計」と呼ばれる重りのついた浮秤(うきばかり)を浮かべて計測します。 糖分の多い日本酒は水よりも重たくなるため、水の方が軽いことを示す「-」。反対に、糖分が少ない日本酒は軽く、水の方が重たくなるため「+」表記になるというわけです。 ただし、日本酒度はあくまでも甘辛の度合いを示すひとつの目安でしかありません。そもそも日本酒度は、蔵人が「もろみを搾るタイミング」を計るために計測するもので、一般消費者に味を示すためのものではないからです。 同じ銘柄であっても仕込んだタンクごとに日本酒度が違ったり、瓶詰めしてからの微生物の働きによって味わいが変化したりする可能性もあります。 1-2.日本酒度とセットで覚えておきたい日本酒の酸度 日本酒度とセットで覚えておきたいのが、日本酒の「酸度」です。酸度とは、酸っぱさではなく「芳醇(ほうじゅん)」や「淡麗(たんれい)」といった旨味やキレを表す数値のこと。およそ1.5~1.7を基準に、数値が高いほど濃醇、低いほど淡麗な味わいの日本酒に仕上がります。 さらに、日本酒の複雑な味わいは、日本酒度と酸度の組み合わせによって生まれます。つまり、日本酒度と酸度の数字の意味を知れば、日本酒の大まかな味わいがわかるというわけです。 すべての銘柄ではありませんが、日本酒度や酸度はラベルに記載されていることがあります。日本酒選びに迷ったら、これらの数字を参考に味わいをイメージしてみてくださいね。 2.味わいの感じ方は人それぞれ 一定の指標はあるものの、日本酒の「甘い」「辛い」といった感じ方は人それぞれです。同じお酒を口にしても「甘いお酒」と感じる人もいれば、「キリッとした辛口のお酒」と感じる人もいます。 その理由は、日本酒度や酸度以外にも「アミノ酸度」や「香り」が味わいに影響するからです。アミノ酸度は、日本酒に欠かせないコクと旨味を生み出します。また、フルーティーな香りのお酒は「甘いお酒」という印象を飲み手に与えやすいのが特徴です。 前述したように、数字はあくまでも味の目安のひとつです。日本酒度や酸度を気にしながらいろいろなお酒を楽しめば「自分は日本酒度が甘口寄りのお酒がすきなんだな」といった好みが見えてくるかもしれません。 日本酒のなかには、日本酒度が極端に高い「超辛口」をうたう銘柄もあります。自分好みのお酒がいつも日本酒度プラスであれば、そんな銘柄にチャレンジしてみるのもいいですよね。 日本酒は、多くの人に寄り添う味の幅の広さが魅力です。数字を参考にしつつ「どっしりとコクのあるお酒がすき」、「冷やして飲むスッキリタイプのお酒がすき」など、ぜひ自分好みの味わいを見つけてみてください。 3.日本酒度がプラスのお酒、マイナスのお酒 ここからは、日本酒度が大幅にプラスのお酒、マイナスのお酒を紹介します。「日本酒度でそんなに味が違うの?」と気になったら、はっきりと違いがわかる銘柄を試してみるのがおすすめです。 後味がスパッとキレる日本酒度プラス(辛口)のお酒は、新鮮な刺身や冷奴、鍋物といった淡白な味わいの和食に良く合います。日本酒度マイナス(甘口)のお酒はキリッと冷やして楽しむタイプが多く、アルコール度数が低いものは白ワイン感覚で楽しむのもおすすめです。 3-1.日本酒度がプラスの辛口のお酒 くどき上手 ばくれん 吟醸酒 超辛口 こちらは日本酒度プラス20の「超辛口」にあたるお酒です。フルーティーな吟醸香(ぎんじょうこう)を持つ吟醸酒のため、品の良い香りも楽しめます。スイスイと飲み進められるライトな味わいは、食事と合わせるお酒におすすめ。「好みのお酒はいつも辛口寄りなんだよなぁ」という方は、ぜひ一度試してみてくださいね。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 春鹿 純米 超辛口 辛口酒として人気の高い銘柄がこちら、奈良県生まれの「春鹿 超辛口」です。日本酒度はプラス12度。「超辛口」という言葉を初めて誕生させた銘柄でもあります。可愛い鹿のシンボルマークとは裏腹に、その味わいはドライでシャープな印象。180ml容量から販売されているため「超辛口をちょっと試してみたい」という方にもおすすめです。 (出典元:CRAVITON) 日高見 超辛口 純米酒 魚でやるなら日高見だっちゃ!が合言葉のお酒「日高見(ひたかみ)」は、米と米麹のみで作られた純米酒です。日本酒度はプラス11度と、超辛口でありながら米の旨味とコクも楽しめます。合わせる料理はもちろん、新鮮な魚介類がおすすめ。青魚から赤身の魚まで、食材の魅力を一層引き出してくれます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-2.日本酒度がマイナスの甘口のお酒 富久錦  Fu. 日本酒度マイナス60と極甘口にあたる数値でありながら、自然の甘みと酸味を堪能できるお酒です。アルコール度数は8%と通常の日本酒より低く、軽やかな味わいを楽しめます。おすすめはキリッと冷やしてワイグラスに注ぐスタイル。思わずふふっと笑みがこぼれるような優しいおいしさですよ。 朝日山 香里音プレミアム 「香里音(かりね)プレミアム」は、日本酒度マイナス45、酸度は2.8と濃醇甘口タイプにあたるお酒です。後口のしっかりとした酸味が品の良い甘さを引き立てます。香り穏やかな甘口タイプの香里音は、洋食とのペアリングもおすすめです。チーズを使った料理や、チョコレートスイーツなどとあわせて楽しんでみてください。 (出典元:朝日酒造) 亀泉 純米吟醸 生原酒 CEL-24 「CEL-24」は、お酒造りに使用する酵母の名前です。日本酒度をはじめ、酸度、アミノ酸度などが書かれたラベルに酒蔵の心意気が感じられます。高知酵母CEL-24由来の香りは、甘く華やか。火入れと呼ばれる加熱殺菌処理をしていない生酒のため、みずみずしい口当たりを堪能できます。 (出典元:はせがわ酒店) まとめ お酒を飲み始めると耳にする「甘口」、「辛口」という言葉。日本酒度は、それらに深く関係する数値です。必ずしも味を断定するわけではないものの、ラベルに記載されているときは日本酒選びの参考になります。 「日本酒の辛いってどういうこと?」と疑問に感じるときは、日本酒度プラスの大辛口のお酒を試してみるのもおすすめです。ぜひ、思い思いに日本酒の世界を楽しんでみてくださいね。

「久保田 翠寿」「久保田 雪峰」をアウトドアで楽しもう!つまみ、おちょこもご紹介

自然を満喫するアウトドアシーズンが到来!今年の夏は、おいしい日本酒をおともにアウトドアを楽しんでみませんか? 今回ご紹介するのは、スノーピークと朝日酒造のコラボレーションで生まれた日本酒「久保田 雪峰」。また、春から夏にかけて販売される「久保田 翠寿」です。炭火で楽しむおつまみや専用おちょこ、夜の燗酒など、実際にアウトドアで久保田を楽しんだ様子をたっぷりとお伝えします! 1.自然のなかで楽しむ「久保田」の夏酒 「久保田(くぼた)」は、酒どころ新潟県を代表する地酒です。醸造元は、1830年(天保元年)創業の朝日酒造。キレのあるすっきりとした味わいの久保田は、昭和の淡麗辛口ブーム、地酒ブームを牽引してきました。 日本酒の一時代を築いた久保田は、2020年にリニューアル。今回ご紹介する「久保田 翠寿」、「久保田 雪峰」も、豊富なラインナップのなかで個性が光る銘柄です。 1-1.「久保田 翠寿」新緑を思わせるフレッシュな味わい 「久保田 翠寿」は、生酒(なまざけ)と呼ばれる加熱殺菌処理をしていないお酒です。期間限定商品として4~9月に販売されています。 加熱することなく低温貯蔵されていた翠寿は、フレッシュで軽やかな味わいが魅力。自然のなかでグラスに注げば、風に乗って華やかな香りが広がります。 「久保田 翠寿」公式オンラインショップ  1-2.「久保田 雪峰」スノーピークとコラボレーション 「久保田 雪峰」は“アウトドアで日本酒を楽しむ”をコンセプトにしたお酒です。7月と9月にはこちらの黒い雪峰。4月には白いボトルの雪峰が販売されています。どちらもアウトドアブランド・スノーピークと朝日酒造のコラボレーションで誕生しました。 山廃(やまはい)と呼ばれる昔ながらの製法で造られた黒い雪峰は、ワイルドかつ繊細な味わいが魅力です。旨味と酸味がほどよく調和し、野性味とともに奥深さが感じられます。 久保田の文字が光る漆黒のボトルは、焚火のシーンをイメージしてデザインされたもの。辺りが暗くなると、炎にあわせて久保田の文字が紅くゆらめきます。機能性、デザイン性に優れたスノーピークのチタン製おちょことセットで楽しむのもおすすめです。 「久保田 雪峰」公式オンラインショップ 「お猪口 Titanium」スノーピーク公式オンラインショップ 2.炭火を囲んで「久保田」で乾杯! 今回のアウトドアの会場は山陰、鳥取県です。つまみには、地元の浜でとれたサザエのつぼ焼きにノドグロの干物、近くの畑で育ったトウモロコシを用意しました。茶色くこんがりと焼けているのは、あご(トビウオ)のすり身で作られた練り物です。 同じ日本海に面する鳥取と新潟。それぞれの食材とお酒のペアリングは相性ばつぐん!早速、アウトドアならではの翠寿と雪峰の楽しみ方をご紹介します。 2-1.翠寿ロックは焼きトウモロコシをつまみに キリリと冷やしておいしい生酒の翠寿。アウトドアでは、ロックスタイルで楽しむのがおすすめです。みずみずしい香りはそのままに、よりスムーズな飲み口を楽しめます。 おともはこんがりと焼けたトウモロコシ。脂がじゅわじゅわ浮かぶノドグロもご一緒に。炭の熱さを感じつつ、クイッといただく日本酒ロックは夏ならではのおいしさです。スイスイと飲み進める合間には、水分補給も忘れずに! 2-2.雪峰はアウトドアで楽しむ燗酒に 野性的な味わいの雪峰は、サザエのつぼ焼きと相性ばつぐん。なかでも、サザエのワタと日本酒のマリアージュはたまりません。あごの旨味たっぷり、香ばしく焼きあがった練り物とあわせるのもおすすめです。 注目したいのは、雪峰は鍋にボトルごと入れて温められること!1本500mlと、あえて小さめに設計された雪峰だからこそできる楽しみ方です。 もともと雪峰のような山廃は、燗酒にして味わうことの多いお酒。冷やから始め、あとはボトルごと鍋のお湯につけておけば、暗くなる頃にはゆったりと燗酒を楽しめます。キャップまで温まるので、軍手も用意しておくのがおすすめです。 雪峰を燗で楽しむ頃には、あらかじめ準備しておいた燻製がいい色合いに。折り畳み式のスモーカーなら持ち運びもらくちんです。 桜のウッドで燻されたチーズをかじりつつ、温かい雪峰をひと口。複雑でありながら、なんとも心地よい味と香りのバランスにため息がこぼれます。 聞こえ始めた夜の虫の音や、頭上の星空もまたごちそう。風を感じながら味わう久保田に、心地よく酔いしれた夜でした。 まとめ 冷やしたり温めたりと、飲用スタイルが幅広い日本酒は、アウトドアでも魅力を発揮してくれます。暑い夏にはロックスタイル、炭火を囲んで味わうときは燗酒がおすすめです。 久保田の翠寿、雪峰はそんなアウトドアシーンに寄り添ってくれるお酒。屋外で味わう日本酒のおいしさ、楽しさを教えてくれます。今年の夏はおいしい日本酒を片手に、ゆるりと自然に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。

「久保田 スパークリング」「久保田 こうじあまざけ」で作る夏スイーツ!かんたんレシピもご紹介

幅広いラインナップが魅力の「久保田(くぼた)」の日本酒。淡麗辛口の代表酒でもある久保田は、多くの日本酒ファンに支持されています。 今回は、そんな久保田の「久保田 スパークリング」と「久保田 こうじあまざけ」を夏スイーツにアレンジ!酒造りのこだわりが活きた久保田だからこそできる、本格的な大人のデザートを紹介します。 アルコール度数0%の甘酒で作るスイーツは、子どものおやつにもおすすめです。久保田で作る夏のひんやりスイーツ、ぜひチェックしてみてくださいね。 1.日本酒「久保田」のスパークリング&甘酒 今回、夏のスイーツに使用したのは、久保田の「久保田 スパークリング」と「久保田 こうじあまざけ」です。どちらも久保田初のスパークリング日本酒、甘酒として2021年に誕生しました。 開発元は、日本酒業界を長年牽引してきた新潟県の朝日酒造です。まずは、日本酒造りのこだわりから生まれた、スパークリング日本酒と甘酒についてご紹介します。 1-1.「久保田 スパークリング」シュワッとさわやかなおいしさ 「久保田 スパークリング」は、パーティーシーンになじむ、エレガントなボトルデザインが印象的。グラスに注ぐとシュワシュワとしたきめ細やかな泡が立ち上ります。 ほんのり甘酸っぱく、それでいてしっかりキレる味わいは久保田ならでは。アルコール度数はスパークリングワインと同程度の12%と、しっかりとした飲みごたえです。夏のランチタイムに楽しみたい、さわやかなおいしさにあふれています。 「久保田 スパークリング」公式オンラインショップ   1-2.「久保田 こうじあまざけ」甘さほどよくやさしい味わい 「久保田 こうじあまざけ」は、ほんのり甘くやさしい香りの甘酒です。アルコール度数は0%のため、子どもから大人まで楽しめます。さっぱりとした後口で、甘酒がニガテという方でも飲みやすい味わいです。 材料には、久保田の酒造りに用いる麹(こうじ)が使用されています。砂糖は一切添加せず、製造過程で生まれる自然な甘さが特徴です。蒸米で味にふくらみを持たせながら、食塩でキュッと後口を引き締めています。 「久保田 こうじあまざけ」公式オンラインショップ 2.「久保田」で作る日本酒スイーツかんたんレシピ 今回は、久保田こだわりのスパークリング日本酒、甘酒をスイーツにアレンジ!アイスにゼリー、プリンと夏のひんやりデザートを用意しました。どれもその日の気分でできる、かんたんなものばかり。ぜひ、ひと味ちがう久保田のおいしさを楽しんでみてください。 2-1.バニラアイスのスパークリング酒がけ 「久保田 スパークリング」は、アイスにかけて夏のお手軽デザートに。バニラの甘さと風味、スパークリング酒のキレが絶妙にマッチします。夏のフルーツ、ピーチを飾れば見た目も味わいもさらにアップ。マスカットのような香りのスパークリング酒とピーチのマリアージュを堪能してください。 レシピ 器は冷凍庫で冷やしておく。 器にバニラアイスをよそい好みのフルーツを添える。 キンキンに冷やしておいた「久保田 スパークリング」を注ぐ。 好みにあわせてスパークリングを足して楽しんで。 2-2.スパークリング日本酒の夏ゼリー 爽やかな味わいのスパークリング日本酒は、ゼリーにして楽しむのもおすすめです。夏のカットフルーツをプラスすれば、見た目も涼やかな一品に仕上がります。アルコール12%の「久保田 スパークリング酒」の香り、キレはゼリーにしてもそのまま!手軽においしい大人のゼリーを楽しめますよ。 レシピ 粉ゼラチン5gを50mlのお湯でふやかしておく。 1の粗熱がとれたら「久保田 スパークリング」200mlとあわせそっと混ぜる。 冷蔵庫で冷やして固めたら、クラッシュしてフルーツとともにグラスに盛り付ける。 2-3.甘酒豆乳プリン 「久保田 こうじあまざけ」は、豆乳をプラスしてヘルシーなプリンに。砂糖は加えていないため、甘酒の自然な甘さを楽しめます。さらりとした久保田の甘酒で作るプリンは、舌触りなめらか。きな粉のほか、黒みつのトッピングもおすすめです。 レシピ ゼラチン5gと水20mlをふやかしておく。 ...

AIが好みの日本酒の味わいを教えてくれる!?AI味覚判定「YUMMY SAKE」を体験してみた

未来日本酒店/KUBOTA SAKE BARは渋谷パルコ地下1階にあるお店です。未来日本酒店のテーマは「知名度やスペックだけじゃない。コンセプトやストーリーで選んだ新しい”SAKEセレクトショップ”」。 セレクトショップなので日本酒を買うことができるのはもちろんのこと、1杯500円から日本酒を楽しめたり、テイスティングとAI味覚判定で、自分の好みの日本酒を提案してくれる「YUMMY SAKE」という味覚判定サービスもあるなど様々な日本酒の楽しみ方があるお店です。 今回は実際に「YUMMY SAKE」を体験させていただきました! 「AIが好みから判断してくれるってどんな感じなの?」と気になっている方も参考にしてみてください。 また、未来日本酒店/KUBOTA SAKE BARの店長翠さんにもインタビューをさせていただきました! 初心者の方におすすめの飲み方や久保田の銘柄など、さまざまなお話が聞けたのでぜひこちらもチェックしてみてください。 https://sake-5.jp/interview-with-sui-manager-of-mirai-sake-shop-sake-bar/ 1.「YUMMY SAKE」とは? 「YUMMY SAKE」とはAIによる味覚判定で自分にぴったりの日本酒の味わいを教えてくれるサービスです! 10種類の日本酒をテイスティングし、10種類の日本酒それぞれに自分の直感で5段階の評価をし、好みの味覚タイプを「ヤミータイプ」として算出してくれます。 2.「YUMMY SAKE」をいざ実践! それではYUMMY SAKEを始めていきます。 まずはルール説明から。ルールは次の3つです。 一種類飲むごとにお水も飲んで、舌をリセットしてね。 テイスティングしたら5段階でスコアをつけよう。 なるべく周りと話さず、味に集中してね。 こちらを確認したら、テイスティングに移ります。 10種類の日本酒をテイスティング。それぞれがどういったお酒かという事前情報は0なので、自身の好みで点数をつけていきます。 個人的な好みでは4番と5番が非常に飲みやすく、美味しいと感じました。 画像ではお見せできていないのですが、7.8.9の3つはおそらく古酒のような味わいで、個人的には好みではないと思ったので、他と比べて星は少なめとなっています。 こちらをすべて入力し終えると判定結果がでます! 私の判定結果はというと...? 私の好みの味わいのタイプは「キュンキュンタイプ」という結果がでました! キュンキュンタイプとは! バナナのようなフルーティーな香りに対して、甘みよりもギャップのある酸味ややや辛み、キリッとした感じがあるお酒になります。イソアミルのような香りがするのが特徴。 ちなみに他の味覚タイプには「アワアワタイプ」や「スルスルタイプ」など計12種類のタイプがあります! 店内にもシーンごとにそれぞれのタイプのおすすめや説明があるのでぜひ見てみてください。 (出典元:YUMMY SAKE) そして、YUMMY SAKE体験では好みのタイプから1杯、お酒をいただくことができます! 今回は「久保田 紅寿」をいただきました! キュンキュンタイプのお酒ということで、華やかな香りがありつつも、ほのかな酸味と切れ味のよさがあり、とても私好みのおいしいお酒でした! 3.オノマトペ別にお酒の紹介やおすすめのおつまみも メニュー表を見てみると、それぞれ日本酒とおつまみもオノマトペ別に分けられています。 ぜひ、好みのオノマトペのタイプの日本酒とそれと相性のいいおつまみを合わせてみてください。 YUMMY SAKEまとめ 日常生活でスパークリング、古酒など計10種類を一度に飲み比べする機会はないので、とても貴重な経験になると思います! そして、今まで漠然としていた「自分ってこういう日本酒が好きだったのか」というのを言語化してくれるYUMMY SAKEは素晴らしいサービスだと感じました! ご友人と体験してみてもお互いの好みが知れて、盛り上がること間違いなしなので、ぜひご友人を連れて体験してみてはいかがでしょうか?

日本酒が好きで台湾から日本へ。未来日本酒店/KUBOTA SAKE BARの店長 翠さんにインタビュー!

未来日本酒店/KUBOTA SAKE BARは渋谷パルコ地下1階にあるお店です。未来日本酒店のテーマは「知名度やスペックだけじゃない。コンセプトやストーリーで選んだ新しい”SAKEセレクトショップ”」。 セレクトショップなので日本酒を買うことができるのはもちろんのこと、1杯500円から日本酒を楽しめたり、テイスティングとAI味覚判定で、自分好みの日本酒を提案してくれる「YUMMY SAKE」という味覚判定サービスもあるなど様々な日本酒の楽しみ方があるお店です。 「YUMMY SAKE」は実際に体験してみましたので、こちらの記事で紹介しております。 https://sake-5.jp/yummy-sake/ 今回は未来日本酒店/KUBOTA SAKE BARの店長である翠(すい)さんにインタビューをさせていただきました! 翠さんは日本酒にとても詳しく、翠さんと日本酒のお話をすることを目的に訪ねるお客さんもいるほど。 今回は翠さんが日本酒を好きになったきっかけや、初心者の方におすすめの日本酒などを聞いてみました。日本酒に興味はあるけどあと一歩が踏み出せないという方はぜひ参考にしてみてください。 1.初めて日本酒を飲んだときの印象は決していいものではなかった 編集部 翠さん、本日はよろしくお願いいたします! いまでこそ日本酒に詳しい翠さんですが、初めて日本酒を飲んだときの印象ってどうでした? 翠さん よろしくお願いします! 初めて日本酒を飲んだときはもう12年前くらいだと思うのですが、やっぱり一般の人と同じようにアルコール感の強いお酒であまりおいしいとは思えませんでしたね。 お話をしているとわかるのですが、翠さんは本当に日本酒が大好きなのが伝わり、知識も豊富なのでこれは意外でした...! 翠さん 私自身が台湾出身ということもあり、台湾はお茶も甘いものが多くて、私も甘いものが大好きなんですね笑。 なので、初めて日本酒を飲んだときはアルコール感の強いお酒だなあというのが最初の印象でした。 2.日本酒を好きになった理由:日本酒はおもしろいお酒 編集部 元々日本酒に対してよくない印象から、現在のような日本酒好きになったきっかけはどのようなことがあったのでしょうか?   翠さん 初めはよくない印象だったんですけども、どんどん他の日本酒を飲んでみたら結構甘いお酒もあるし、純米大吟醸のようなフルーティーで華やかなお酒もあって、「日本酒って意外とおもしろいな」と。 ワインとかって目を瞑って飲んでもワインだってわかると思うんですよね。でも、日本酒で目を瞑って甘酸っぱいお酒とか飲むと「これもしかしたらワイン?」って当てられないときもあるので、そういう日本酒の味わいの違いが面白いと思って好きになりました。   編集部 利き酒をするとはっきりとわかるんですけど、日本酒ってほんとにそれぞれに個性が目立つお酒ですよね。 「YUMMY SAKE」で10種類飲み比べをさせていただいたのですが、どれも味わいや香りに個性があって、そこは本当に日本酒のおもしろいところだと思います。     翠さん あとは特に私達外国人にとって、日本酒を好きになるきっかけがそれぞれの産地によって使うお米とか、地域の郷土料理に合わせてお酒が造られていたりとか、それって私達外国人にとっても日本の歴史とか地理とかも勉強になるので、日本酒からだけでも日本の様々なことが知れるっていうのが日本酒を好きになった理由でもあります。   編集部 たしかに日本酒のバックには積み重ねてきた歴史がありますし、日本酒から日本の歴史を知ることができるのは面白いですね! 3.久保田ってどんな日本酒? 編集部 未来日本酒店/KUBOTA SAKE BARでは久保田を多く扱っていますが、翠さんにとって久保田はどんなお酒ですか?   翠さん 久保田はすごくスタンダードなお酒で飲みやすい・手に入りやすい・あとはいい意味で味わいにブレがない。 これは日本酒の魅力の1つでもあると思うんですけども、小さい酒蔵さんですと同じ銘柄でも毎年味が違うということが結構多い。 でも、久保田は毎年味わいにブレがなく均一で、日本酒初心者の方からしたら、味わいにブレがないっていうのはすごく安心できる要素ではないかなと思います。   編集部 今年のこのお酒は昨年と変わったな〜というのは割と日本酒ではよくありますけど、日本酒の初心者の方にとっていつでも美味しい安定した味というのは嬉しいポイントですよね。 翠さん あと全部の商品について、ホームページで説明が書いてあるのですごい初心者にも親切ですよね。 お酒を飲むときってやっぱりおつまみとかが欲しくなると思うんですけど、ホームページには合わせる料理やレシピも書いてあって、とても勉強にもなるのでそれが初心者的には親切で久保田というお酒のいいところだと思っています。   (出典元:朝日酒造) 3-1.日本酒初心者におすすめの久保田の銘柄 編集部 初心者におすすめできる久保田ですが、その久保田の中でも特にどのお酒が初心者におすすめですか?   翠さん 久保田の中で初心者の方におすすめは「久保田 純米大吟醸」と「久保田 千寿 純米吟醸」ですね。久保田といえば淡麗辛口なので、その中の定番。千寿は一番飲みやすいと思います。 純米大吟醸は今風のいわゆる華やかな香りのあるお酒なので、それもすごく初心者の方にとっても受け入れやすいんですよ。だからこの2本は初心者の方にとってもおすすめで、うちのお店でもこの2種類はすごく人気。3つ選ぶとしたらスパークリングもおすすめです。     編集部 個人的には「久保田 千寿 純米吟醸」はやわらかな口当たりとスッキリとした飲み口で本当に飲みやすいと思います。何から飲んでいいかわからないと思っている方にはおすすめですね!   4. MIRAI SAKE COMPANYで働き始めてどれくらい? 編集部 翠さんは現在こちらのお店で店長を務めていますが、 MIRAI SAKE COMPANYに正社員として入ったのはいつ頃からですか? 翠さん MIRAI SAKE COMPANY自体はもう4年ほどで、渋谷PARCO店ではオープンのときからずっといますので、二年半になると思います。 MIRAI SAKE...

日本酒のアルコール度数は15度前後。日本酒のアルコール度数が高い理由とは?

日本酒は、アルコール度数の平均が15度前後のお酒です。ウイスキーや焼酎より低いものの、ビールやワインに比べ度数は高くなります。 今回は、日本酒のアルコール度数が高い理由について紹介します。度数が高い日本酒をおいしく楽しむポイントや、低アルコール日本酒の情報もぜひチェックしてみてくださいね。 1.日本酒のアルコール度数の平均は15度前後 日本酒のアルコール度数は、15度前後が一般的です。実際の度数は、ラベルで確認できます。 ただし、なかにはアルコール度数20度の日本酒や、10度に満たない日本酒もあります。一方で、アルコール度数40度といった日本酒は見かけません。これは、酒税法で日本酒のアルコール度数が決められているためです。 まずは、日本酒の定義を確認しつつ、日本酒とほかのお酒のアルコール度数を比較してみましょう。 1-1.酒税法の規定は22度未満 酒税法では、日本酒のアルコール度数は22度未満に定められています。原料の主な定義は、米と米麹、水などです。つまり、原料の条件をクリアしても、アルコール度数22度を超えるお酒は日本酒として販売できないことになります。 一般的に、市場に出回る日本酒のアルコール度数は15~16度です。原酒と呼ばれる加水調整をしていない日本酒の場合は、19度近くになることもあります。 また、近年は低アルコール日本酒も登場するなど、日本酒のアルコール度数は銘柄によって幅広いのが特徴です。 1-2.高い?低い?ほかのお酒とアルコール度数を比べてみよう 平均度数15~16度の日本酒は、ほかのお酒と比べて度数は高いのでしょうか?ビールやワインなどと平均的な度数を比較してみましょう。 ビール 5~7度 ワイン 12度 日本酒 15~16度 焼酎 20~25度 ウイスキー 40度   グイッと飲むようなビールと比較すると、日本酒のアルコール度数はずいぶん高いことがわかります。焼酎、ウイスキーなどは日本酒より度数が高いですが、ロックにしたりソーダ割りにしたりして飲むことが多いお酒です。 ちなみに、ビール・ワイン・日本酒は原料を酵母で発酵させる「醸造酒」、焼酎・ウイスキーは醸造酒を蒸溜する「蒸留酒」にあたります。 醸造酒のなかでも、日本酒のアルコールが特に高いのはなぜなのでしょうか?次の章で詳しく掘り下げていきますね。 2.日本酒のアルコール度数が高い理由「並行複発酵」 日本酒は「並行複発酵(へいこうふくはっこう)」と呼ばれる方法で造られます。並行複発酵とは、醸造酒造りに欠かせない「アルコール発酵」と「糖化」を同時におこなう方法です。 そもそもアルコールは、酵母が糖分を食べるアルコール発酵によって生成されます。ところが、日本酒の主原料である米には、糖分がほとんど含まれていません。糖分を生み出すため、日本酒造りでは麹菌の力で米のデンプン質を糖分へと糖化させます。 このアルコール発酵と糖化をひとつのタンクの中で同時におこなう並行複発酵は、世界でもめずらしい醸造方法です。同時に、高いアルコールを生み出す手法でもあります。使用する酵母にもよるものの、一連のアルコール発酵が完了した時点でのアルコール度数はおよそ20%前後です。 その後、仕込み水を加える「加水」と呼ばれる工程により、日本酒の香りや味わい、アルコール度数は調整されます。なかには加水をすることなく、発酵の具合を調整しながら低アルコールに仕上げる日本酒もあります。 https://sake-5.jp/sake-production-process/ 3.度数の高い日本酒には「和らぎ水」も一緒に 「日本酒を飲むといつも悪酔いしてしまう」そんなふうに感じたことはありませんか? 前述したように、日本酒はビールやワインと比べアルコール度数が高いお酒です。焼酎やウイスキーのように、何かで割って飲むことも少ないですよね。 アルコール度数の高い日本酒を飲むときは「和らぎ水(やわらぎみず)」を添えるのがおすすめです。度数の高いお酒は酔いやすいことをふまえたうえで、ぜひ日本酒をおいしく楽しんでください。 3-1.アルコール度数の高いお酒で悪酔いする理由 そもそも、お酒を飲むと「酔っぱらった」と感じるのは、血液に入ったアルコールが脳に到達し神経細胞に作用するためです。 胃や小腸から吸収されるアルコール量は、度数が高いお酒ほど多くなります。純アルコール20gをお酒の容量に換算すると、ビールは500mlであるのにに対し、日本酒は180mlです。つまり、ビールと同じようにグイグイと日本酒を飲むと、そのぶん多くアルコールを摂取してしまうということですね。 また、アルコールは通常であれば、肝臓で無害な酢酸へと分解されます。ただし、一度に多くのアルコールを摂取すると分解が追い付かず、体に有害な「アセトアルデヒド」として残ってしまうのです。体内に残ったアセトアルデヒドは、悪酔いや二日酔いといった症状を引き起こしてしまいます。 https://sake-5.jp/sake-is-not-prone-to-intoxication/ 3-2.「和らぎ水」で悪酔いや脱水症状を防ごう 「和らぎ水」とは、日本酒を飲む合間に口にする水のことです。洋酒にあわせるときは「チェイサー」とも呼ばれます。 和らぎ水には「悪酔いや二日酔い予防」、「脱水予防」といった2つの効果が期待できます。日本酒はアルコール度数が高めなお酒ですが、割って飲むよりもストレートな飲み方が一般的です。日本酒を飲むときは、ぜひ和らぎ水を添えるように意識してみてください。 二日酔いや深酔いを予防する アルコール度数の高いお酒を大量に飲むと、悪酔いしてしまいがちです。日本酒の合間に和らぎ水をはさむめば、体内のアルコール濃度を下げる効果が期待できます。 和らぎ水の効果は、日本酒と同じ分量を飲むことで得られるといわれています。飲食店などで日本酒を楽しむときは、和らぎ水もあわせてオーダーしてみてください。 飲酒による脱水症状を防ぐ アルコールには利尿作用があるため、お酒を飲むとトイレに行く回数が増えやすくなります。そのため、たくさん飲むほど脱水症状を招きやすくなってしまうのです。 日本酒を飲む合間に和らぎ水を飲めば、アルコールによる脱水症状を防ぐことができます。特に、汗をかきやすい夏場はお酒と水をセットで楽しむのがおすすめです。 4.低アルコールの日本酒も登場 近年は、アルコール度数の低い日本酒も続々と登場しています。「アルコール度数の高いお酒は苦手」「もっと気軽に日本酒を楽しみたい」という方におすすめです。なかには、白ワインのように楽しめるライトな味わいの銘柄もあります。 シュワシュワッとしたスパークリング日本酒も、低アルコール酒が多いのが特徴です。また、とろりと白く濁る「にごり酒」は、ヨーグルト酒のような感覚で楽しめます。 低アルコール日本酒は、ロックにしたり、ソーダやビールで割ってもおいしいお酒です。日本酒はむずかしいという枠にとらわれず、ぜひいろいろなバリエーションを楽しんでみてくださいね。 https://sake-5.jp/abyss-drinking-comparison/ 5.まとめ 日本酒の高いアルコール度数は、世界でもめずらしい並行複発酵によって生まれるものです。酒蔵では、生き物である酵母の働きを管理しながらお酒の発酵度合いを見極めていきます。 日本酒のアルコール度数が気になるときは、低アルコール酒からチャレンジしてみるのもおすすめです。日本酒選びに迷ったら、ぜひラベルのアルコール度数も参考にしてみてください。「こんな日本酒があったんだ!」とうれしい驚きに出会えるかもしれませんよ。

これだけは知っておきたい、日本酒のおいしい有名銘柄15選

日本酒が好きだけど、種類が多すぎてどれを選んだらよいかわからない!と困ったことはありませんか? 米と水というシンプルな材料から生まれる日本酒も、土地や蔵によって味わいは千差万別。購入時も迷うことが多いですよね。 そこで今回は「これだけは知っておきたい!」という有名銘柄15選をご紹介します。自分好みの銘柄を見つけたら、同じ蔵の日本酒や、同じ地域で造られる日本酒を試してみるのもおすすめ。日本酒の楽しみ方がより一層広がりますよ。 また、日本酒おすすめランキングをこちらで紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。 1.これだけは知っておきたい、おいしい有名銘柄15選 日本酒を造る会社は、全国で1300社以上にのぼるといわれています。片っ端から飲んで試してみよう!と思っても、なかなか網羅できる数ではありませんよね。 日本酒ファンが愛する銘柄を知ることは、自分好みの味を見つける近道ともいえます。それぞれの魅力を深掘りすれば、日本酒がもっとおいしく、楽しくなりますよ。 (参考:国税庁「清酒製造業の概要(平成30年度調査分)」) 1-1.いまや世界的にも有名「獺祭」 「獺祭(だっさい)」は山口県の旭酒造(あさひしゅぞう)が造る日本酒です。その名は世界でも広く知られ、2018年にはフレンチの神様とも呼ばれる「ジョエル・ロブション」氏とのコラボレーションショップがフランスにオープンしました。 「獺祭」の確かな味わいを世に知らしめたのが、代表銘柄である「磨き二割三分(みがきにわりさんぶ)」の誕生。米の外側を7割以上磨き上げ、小さく光る中心部分23%だけを使った日本酒です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) シュワシュワ泡立つスパークリング酒をはじめ、酒粕から生まれるスイーツや化粧品など、豊富なラインアップも「獺祭」の魅力のひとつ。 獺祭を楽しみたい!というときは、磨きの度合いが違う3種類が入った「おためしセット」もおすすめですよ。 「獺祭」をもっと知りたい!という方はコチラ! https://sake-5.jp/sake-dassai/ 1-2.新潟の日本酒といえば:その1「久保田」 豊かな自然に恵まれた新潟県は、日本有数の酒どころとして知られています。スッキリとキレの良い味わいの銘柄が多く、1980年~90年代には「淡麗辛口ブーム」「地酒ブーム」を巻き起こしました。 朝日酒造(あさひしゅぞう)の「久保田(くぼた)」もそのひとつ。水と米にこだわり抜いた豊かな味わいは、世代を越え多くの人々に愛されています。 代表的な銘柄は、デイリーラインの「千寿(せんじゅ)」とプレミアムラインとなる「萬寿(まんじゅ)」の2つ。いずれもあわせる料理にそっと寄り添い、その魅力を一層引き立ててくれます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) また、代々の伝統を受け継ぐ朝日酒造では、近年新たな取り組みも進められています。 2019年には、アウトドアブランド「スノーピーク」と共同開発した「雪峰(せっぽう)」が誕生。焚火の赤い炎を囲みながら、ゆったりと盃を傾ける。そんな新しい日本酒の楽しみ方を提案しています。 キャンプ好き・日本酒好きという方は、ぜひアウトドアのおともにチェックしてみてはいかがでしょうか。 1-3.新潟の日本酒といえば:その2「八海山」 「八海山(はっかいさん)」もまた、新潟県の地酒として名高い銘柄です。米の旨味がありつつ、スッキリとキレがある。食中酒にぴったりのきれいな味わいが人気を得ています。 デイリーユースにぴったりの「普通酒」から、贈答用にふさわしい「純米大吟醸酒」までバリエーションも豊富。 なかでも「雪室貯蔵三年」は、雪室(ゆきむろ)と呼ばれる大量の雪を収納した蔵で熟成させたこだわりの逸品です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 2004年には、最新鋭の設備を兼ね備えた「第二浩和蔵」を新設。周囲には一面に田んぼが広がり、カフェや売店なども併設するなど、南魚沼の心安らぐスポットとして親しまれています。 1-4.新潟の日本酒といえば:その3「越乃寒梅」 新潟県の有名銘柄といえば「越乃寒梅(こしのかんばい)」もはずせません。 醸造元の石本酒造(いしもとしゅぞう)が位置するのは、新潟県のほぼ中央にあたる亀田郷。周囲は梅の産地でもあり「越乃寒梅」の名も残雪のなかで咲く梅の姿に由来しています。 「農作業に励む地元の人々に喜んでもらえる酒を」との思いで生まれた「越乃寒梅」は、毎日飲んでも飽きないキレのある飲み口が魅力。日常に寄り添う本当に旨い酒として、地元から全国へと人気を広めていきました。 「日本酒になじみのない世代にも越乃寒梅を楽しんでほしい」という思いから、2016年には「灑(さい)」をリリース。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) さらりと舌の上を流れる上質でクリアな味わいは、日本酒ビギナーにもおすすめです。 1-5.新潟の日本酒といえば:その4「上善如水」 「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」は、冬になると真っ白な雪があたりを覆いつくす越後湯沢で生まれる日本酒です。醸造元の白瀧酒造(しらたきしゅぞう)の敷地内には、清らかな地下水が湧き出ています。 水のごとしの名のとおり、口あたりはするりとなめらか。何年もの月日を経て地上へと湧き出た、雪どけ水のやわらかな旨味が活きています。 華やかな香りとシンプルな味わいは「飲みやすい」と日本酒ビギナーにも人気。180ml入りのボトル缶も販売されるなど、手ごろなサイズ感もうれしいですね。 (出典元:白瀧酒造株式会社) ペンギンラベルがかわいい「ロック酒の上善如水」は、氷をたっぷり入れて味わう日本酒オン・ザ・ロックの楽しみ方を教えてくれますよ。 1-6.6号酵母から生まれる唯一無二の味わい「新政」 秋田県の「新政(あらまさ)」は、地元で栽培された米のみで造られる日本酒です。使用するのは、1930年(昭和5年)に蔵で採取された「きょうかい6号」(六号酵母)のみ。製法は手間と技術を要する「生酛(きもと)」のみと、細部にこだわりがあふれています。 「Colors(カラーズ)」「No.6(ナンバーシックス)」「PRIVATE LAB(プライベート ラボ)」など、ラインアップも実に個性的。口にした瞬間ハッとするような洗練された味わいは、多くの日本酒ファンを魅了しています。 (出典元:新政酒造) また、新政酒造は秋田県内の蔵元杜氏が集結したユニット「NEXT5」のメンバーの一員でもあります。 「白瀑(しらたき)」に「山本(やまもと)」、「ゆきの美人」、「春霞(はるかすみ)」、「一白水成(いっぱくすいせい)」と、どの銘柄も秋田県から全国へとその名が知られる銘柄ばかり。 「新政」をきっかけに、秋田県の銘酒を味わってみるのも楽しいですよ。 1-7.伊勢志摩サミットでの乾杯酒「作(ざく)」 清水清三郎商店が造る日本酒「作(ざく)」は2016年の「G7伊勢志摩サミット」で乾杯酒として採用されたことから、その名が知られるようになりました。 清水清三郎商店が目指すお酒は究極のキレと透明感のあるお酒。 通年販売されている「作 玄乃智」「作 穂乃智」を筆頭に、フルーティーさが際立つ「作 奏乃智」「作 雅乃智」やG7伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれた「作 特撰酒 智」など、ラインナップも豊富にあります。 (出典元:清水清三郎商店) 1-8.伝統と革新「仙禽」 栃木県の「仙禽(せんきん)」が重視しているのは、その土地で生まれる唯一無二の個性。原料となる酒米は、蔵の地下水と同じ水脈上で造られています。 シリーズのひとつである「NATURE(ナチュール)」は、超自然派の「古式生もと」製法を採用。あえて過度な精米を控え、蔵で生まれる無添加酵母を使用し、木桶で仕込んでいます。 原料となる「亀ノ尾(かめのお)」は米の祖先ともいわれ、蔵が情熱をかけてよみがえらせた酒米です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) どこまでも自然派にこだわった「仙禽」は、米のエネルギーとピュアな甘み、ジューシーな旨味がギュッと詰まった、ほかにはない味わいが魅力。日本酒を飲みなれた方にも初心者にも、うれしい驚きを運んできてくれます。 1-9.プレミア日本酒でおなじみ「十四代」 「十四代(じゅうよんだい)」は、高い酒質と入手困難なことから「幻の酒」「プレミア酒」とも呼ばれています。端麗辛口ブーム全盛だった時代、芳醇旨口のお酒として一躍人気となった銘柄です。 そのきっかけとなったのが「十四代 本丸 秘伝玉返し」の誕生。リーズナブルな本醸造酒でありながら、香り高い吟醸酒並みのクオリティが高い評判を呼びました。 (出典元:ミツワネットショップ) 醸造元である高木酒造(たかぎしゅぞう)は酒米の開発にも力を注ぎ「龍の落とし子」「酒未来(さけみらい)」を使った銘柄もリリースしています。 とはいえ「十四代」は購入が難しいお酒。ネットでは何倍もの値で取引されていることもあります。 十四代を飲んでみたい!と思ったら、特約店の抽選販売を利用するほか、日本酒を取り扱っている飲食店をチェックするのがおすすめです。 1-10.大吟醸の先駆け「黒竜」 福井県が誇る地酒「黒竜(こくりゅう)」。ワインに深い興味を抱いた7代目が「大吟醸 龍」を生み出し、全国に先駆けて大吟醸酒を商品化させたことでも知られています。 蔵の近くに流れるのは、福井県最大の河川「九頭竜川」です。澄み切った伏流水が「黒龍」の軽くしなやかな口当たりを生み出しています。 「黒龍」のなかでも"極みの酒"に位置するのが「黒龍 石田屋」。兵庫県東条産の山田錦を使った純米大吟醸を、低温で静かに熟成させたこだわりの逸品です。 (出典元:黒龍酒造) 日本酒好き、お酒好きからも人気の高い銘柄のため、贈答用にもおすすめですよ。 1-11.すべては田んぼと畑から「醸し人九平次」 「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」は愛知県の萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)が造る日本酒です。九平治は、蔵で代々襲名される名。現在の久野九平治氏は15代目にあたる人物です。 大量生産から、手作りにこだわる少量生産へと路線を変えた15代目九平治氏は、フランスでプロモーションを開始。 白ワインに引けをとらない酒質はシェフ・ソムリエ達に高く評価され、多くの三ツ星レストランで採用されました。 自ら米の栽培も手がけ、兵庫県黒田庄の田で育った山田錦を使った「黒田庄に生まれて、」をはじめ、パリの稲作地帯で育った米を使用した「CAMARGUEに生まれて、(カマルグにうまれて、)」もリリースしています。 (出典元:IMADEYA ONLINE...

日本酒×チーズで乾杯!手軽で美味しいおすすめペアリング3選

日本酒に合わせるおつまみとして、チーズは日本酒と相性の良い食材です。口の中でそれぞれが溶け合い、さらなる旨味を生み出します。今回は、日本酒に合うチーズやペアリングのポイントを解説!日本酒ビギナーでもチャレンジしやすい、おすすめのペアリング3選も紹介します。 1.日本酒とチーズは相性バツグン! 日本酒とチーズには、どちらも「発酵食品」という共通点があります。日本酒は米を、チーズは牛乳を発酵させたものです。 発酵食品は旨味のもとであるアミノ酸を豊富に含んでいます。そのため、それぞれが1つになることで味の相乗効果が生まれるのです。 日本酒とチーズの組み合わせもそのひとつ。発酵食品同士を組み合わせることで、それぞれの栄養価もアップするといわれています。 2.日本酒に合わせるチーズ7タイプ チーズは製造方法により「ナチュラルチーズ」と「プロセスチーズ」の大きく2つに分類されます。 ナチュラルチーズは、生乳を固めて発酵させたもの。プロセスチーズは、ナチュラルチーズを加熱してさらに固めたものです。 加熱していないナチュラルチーズは、乳酸菌や酵母が生きているため時間とともに味わいが変化していきます。味のバリエーションも豊富で、日本酒とあわせるチーズにおすすめです。 代表的なナチュラルチーズは、以下の7タイプ。 フレッシュ 白カビ 青カビ ウォッシュ シェーブル セミハード ハード ここからはそれぞれの味の特徴を紹介していきます。 2-1.フレッシュタイプ 「フレッシュ」の名のとおり、熟成させていないチーズです。水分量が豊富で、軽い酸味も感じられます。クセが少なく、食べやすいチーズの代表格です。 カッテージチーズ クリームチーズ マスカルポーネ モッツァレラ リコッタチーズ 2-2.白カビタイプ 表面に白カビを繁殖させたチーズです。皮のように白カビが外側を覆っています。中身はトロリとやわらかいのが特徴です。 カマンベール クロミエ 2-3.青カビタイプ 内側に青カビを繁殖させたチーズです。カットすると大理石のような青カビの模様が浮かび上がります。塩味と香りが強く、好みがわかれやすいタイプです。 ゴルゴンゾーラ ロックフォール 2-4.ウォッシュタイプ 塩水やお酒で洗いながら熟成させたチーズです。ワインやビール、ブランデーなどさまざまなお酒が使用されます。香りが強い反面、舌触りはマイルド。製造してから4~8週間寝かせた時期が食べごろです。 エポワス ショーム 2-5.シェーブルタイプ ヤギの生乳を原料にしたチーズです。ヤギ乳特有の風味が感じられます。外側に白カビを繁殖させたものや炭を付けたもびなど種類もさまざま。個性的な形が多いことも特徴です。 ヴァランセ クロタン・ド・シャビニョル 2-6.セミハードタイプ 比較的水分量が少なく、硬いチーズです。クセが少なく保存性に優れています。熟成が穏やかに進むため、長期間食べごろを楽しめます。 ゴーダ カンタル 2-7.ハードタイプ さらに水分量の少ないチーズです。どっしりと重たく、味わいも濃いのが特徴です。旨味とコクが強く、料理に使われるものも多くみられます。 エダム ...

コンビニで買える日本酒に合うおつまみ12選

日本酒と一緒になにかおつまみが食べたいけど、冷蔵庫の中に何もない!割りと日常的によくあるシチュエーションだと思います。 そんなときに頼りになるのが最寄りのコンビニ。 いまや、おつまみにもなる様々なおかずやスナック、お惣菜などがたくさんあります。 この記事ではコンビニ、中でもセブンイレブンで購入できるおつまみを紹介します。 おうちで簡単に作れるおつまみはこちらの記事で紹介しているので、簡単なものだったら作ろうかなと思う方は参考にしてみてください。 1.おつまみとそれに合う日本酒 おつまみは自分が美味しいと感じることができれば、もちろんそれでもいいのですが、日本酒に合うおつまみの選び方を知っていると、日本酒もおつまみもより一層楽しめます。 日本酒は香りと味で大きく4つに分けることができます。香りも高く味も濃厚なのが長期熟成酒や古酒と呼ばれる「熟酒(じゅくしゅ)」。濃い味付けのものや、クセのあるものとも相性がいいのが特徴。濃厚なチーズやカレー、揚げ物、麻婆豆腐など食事にも合わせやすい日本酒です。 フルーティーで香り高いですが味はあっさりとしている大吟醸酒や吟醸酒を「薫酒(くんしゅ)」。合わせるおつまみも、さっぱりした素材の味を活かしたものがおすすめ。白身魚やサラダなどとも相性抜群。白ワインのような感覚で楽しめます。 お米のほのかな香りと濃厚なコクが楽しめる純米酒は「醇酒(じゅんしゅ)」。香りは柔らかいですが味がしっかりしているので、バターなどの洋風で味付けが濃いものによく合います。 香りは控えめで、後味すっきりで辛口の本醸造酒や生酒は「爽酒(そうしゅ)」と呼ばれています。毎日飲むにもぴったりの日本酒といわれており、どんなおつまみとも相性がいいのが特徴です。 2.コンビニで手軽に買えるおつまみ12選 おつまみがほしい、でも作るのは面倒といったときに助かるのがコンビニ。コンビニにも日本酒に合うおつまみがあふれています。コンビニですぐに買える、おすすめのおつまみをご紹介します。 2-1.おでん 寒い冬といったらやっぱりこれ!大定番のおでんです。 コンビニのおでんは自分で作るよりも手っ取り早くしっかりと味のしみたおでんが楽しめるのがいいところですよね。 おでんは、さまざまな食材があるので、どんな料理にも合う本醸造酒や生酒がおすすめ。出汁のほのかな甘みとキレのいい辛口の日本酒がマッチします。 コンビニのおでんと日本酒の相性はさることながら、おでんを食べ終えた後に「日本酒のだし割り」が楽しむことができるのがおでんの最大のポイント。是非試してみてください。 2-2.漬物 コンビニには実は漬物が豊富。おつまみというと味も濃く、高カロリーになってしまうことも多いので、一品漬物があるとヘルシーでいいですよね。本醸造酒や生酒はもちろんですが、香り高い大吟醸酒や吟醸酒にもおすすめです。 2-3.豆腐と刻みネギで冷奴 コンビニに売っている豆腐と刻みネギに醤油を少量かけるだけであっという間に完成する冷奴。 七味などを振って、辛みを加えることでさらにお酒のすすむお酒となります。 お豆腐がとてもヘルシーなのでカロリーなどを気にしなくていいのも、うれしいポイントですね。 冷奴には、後味すっきりで辛口の本醸造酒や生酒などがおすすめです。 2-4.焼き鳥 コンビニで買える代表格のおつまみの1ついえば焼き鳥。 一口に「焼き鳥」と言ってもさまざまですが、ネギま、もも肉、レバー、つくね、皮に砂肝、手羽など、部位ごとにそれぞれ異なるおいしさがあり、ついつい日本酒も進みます。 コンビニでは塩ダレ系の焼き鳥よりタレであることがおおいので、タレの焼き鳥には辛口よりも少し甘味のある日本酒を合わせると、タレの甘さになじみとてもよく合います。 2-5.ナッツ系のおつまみ おつまみとしての定番のアーモンドやカシューナッツなどもコンビニには置いてあります。 カリッとした歯ごたえと、ナッツのこうばしい香りでお酒が進みます。 こうばしい香りのナッツに合わせるのは大吟醸酒や吟醸酒がおすすめ。 そのままでも十分美味しいですが、軽く七味やブラックペッパーなどを振るとさらにお酒のすすむおつまみになります。 (出典元:セブンイレブン) 2-6.スナック系のおつまみ 柿ピーを筆頭にコンビニにはさまざまなスナック菓子があります。 たくさんの選択肢がありますので、その日の気分や飲むお酒によって合わせるスナック菓子も変えてみると、思わぬ相性が見つけられるかもしれません。 (出典元:セブンイレブン) 2-7.とろっと卵黄の半熟煮たまご セブンイレブンの商品の一つである、「とろっと卵黄の半熟煮たまご」です。 とろっとしたきれいな半熟具合に、魚介のだしをきかせて煮付けられたお酒が進む商品です。 卵だけでなくだしも美味しいのでお酒のアテに一役買ってくれます。 (出典元:セブンイレブン) 2-8.コリコリ食感のやげん軟骨 セブンイレブンの「コリコリ食感のやげん軟骨」です。 さっぱりとした塩味に少しだけ焦げ感があって香ばしく、コリコリ食感とお肉も程よくついていて、お酒のアテにぴったりです。 (出典元:セブンイレブン) 2-9.やみつき辛旨チョリソー セブンイレブンの「やみつき辛旨チョリソー」です。 パリッとした食感と肉汁がでてくるジューシーさが特徴のチョリソーソーセージ。 やみつき感のある後引く辛さに、思わずお酒を飲むても進みます。 合わせる日本酒は純米酒や大吟醸酒、吟醸酒などがおすすめです。 (出典元:セブンイレブン) 2-10.いか一夜干し焼 セブンイレブンの「七味でピリッと味付けした、いか一夜干し焼」。 しっとりと柔らかいイカに七味で味付けされら一夜干し焼です。 ピリ辛で思わずお酒に手が伸びて、マヨネーズをつけて食べても絶品。合わせる日本酒は辛口の本醸造酒や純米酒がおすすめです。 (出典元:セブンイレブン) 2-11.缶つまシリーズ おつまみとしては、いまや定番の缶つまシリーズも気軽にコンビニで購入することができます。 飲む日本酒に合わせて、何種類かから選べることができるのがうれしいポイントですね。 (出典元:国分グループ本社株式会社) まとめ 冷蔵庫になにもなくても、近くのコンビニに行けばさまざまなおつまみがあります。 今回の記事で気になったものがあればぜひ、おいしい日本酒と共に食べてみてください。 自分でおいしいおつまみを作りたいという方はこちらの記事がおすすめです。 https://sake-5.jp/20-excellent-snacks-to-go-with-sake-that-can-be-easily-made-at-home/

日本酒と梅干しは実は相性が抜群!梅干しを使ったオススメのおつまみも紹介

日本酒に合わせるおつまみの中でも、日本酒と梅干しは、とても相性の良い組み合わせ。日本酒に梅干しを入れる飲み方は、二日酔い予防効果も期待できます。近年は日本酒と梅干しで作る調味料「煎り酒」も人気です。 今回は「日本酒×梅干し」の楽しみ方や梅干しを使ったおつまみについて紹介します。 1.日本酒と梅干しは相性が抜群! 日本酒の味わいと梅干しの酸味、塩味は相性抜群。ほかのお酒にはない、味の相乗効果が生まれます。 ひとくちに「梅干し」といっても、味の個性はさまざま。「梅干しはすっぱくないと」「甘酸っぱい梅干しが好き」など、好みも人それぞれですよね。 個々の好みに寄り添う梅干しのように、種類が豊富なことが日本酒の良いところです。梅干しと相性の良い日本酒を選べば、「日本酒×梅干し」の組み合わせがさらに楽しくなりますよ。 1-1.梅干しの酸味と塩分が日本酒をより引き立てる 塩辛や漬物のようなしょっぱいおつまみは日本酒と好相性。ついついお酒がすすみますよね。梅干しの塩分も同様に、日本酒の味わいを引き立ててくれます。 梅干し最大の特徴といえば「酸味」ですが、本来、強い酸味のある食材はお酒の個性を消してしまうといわれています。酸味が特徴的なお酒と合わせると、個性がぶつかってしまうことも少なくありません。 しかし、日本酒は比較的酸味や苦みが少なく、梅干しのすっぱさと上手に調和してくれます。酢の物や、酢でしめた魚とも相性の良いお酒です。 1-2.「日本酒×梅干し」は二日酔い予防に効果的 梅干しには、健康効果のある成分がたくさん含まれています。「ピクリン酸」や「ピルビン酸」は、二日酔い予防に効果的です。肝機能を向上させ、体内のアルコールの排出を促してくれます。 酸味のもとである「クエン酸」も、胃腸や肝臓の細胞を修復し、二日酔いを防いでくれる成分です。さらには疲労回復効果も期待できます。 また、日本酒に豊富に含まれる「アミノ酸」にも肝臓を修復する働きがあります。日本酒のアルコールに含まれる「アデノシン」は血行を促進させるため、疲労回復に効果的です。 つまり、日本酒と梅干しはとても体にやさしい組み合わせ。お酒に弱く二日酔いが心配なときは、日本酒に梅干しを合わせてみるのもおすすめですよ。 1-3.どういう梅干しがよりおすすめ? 日本酒に辛口や甘口があるように、梅干しもさまざまな種類があります。白干し梅、赤じそ梅、ハチミツ梅など、それぞれと相性の良い日本酒を選んで楽しむのもおすすめです。 白干梅 塩だけで漬け込んだ梅干しの王道「白干梅」はどんな日本酒とも相性抜群!ちびりちびりと梅干しをつまみながら日本酒を飲みたいときにぴったりです。「これぞ梅干し」という塩辛さと酸っぱさに、一杯また一杯とお酒がすすみますよ。 赤じそ梅 塩と赤じそで漬けた梅干しは、キレ味のある辛口日本酒と好相性。さわやかなしその香りがより一層引き立ちます。キリッと冷やした夏酒と合わせるのもおすすめです。 ハチミツ梅 甘酸っぱいハチミツ梅は、ふくよかな味わいの日本酒と良く合います。米と米麹だけでできた純米酒と合わせるのもおすすめです。生酛(きもと)、山廃酛(やまはいもと)などと書かれた、しっかりした味わいの日本酒と合わせても美味しいですよ。 2.梅干しと日本酒の楽しみ方 梅干しはおつまみとしてだけでなく、日本酒の中に入れて楽しむのもおすすめです。また、最近注目されているのが万能調味料「煎り酒」。ここからは、煎り酒の特徴やレシピもあわせて紹介します。 2-1.熱燗に梅干しを入れる おちょこの中に梅干しをぽとん。その上から温めた日本酒をとっとっと…と注げば、寒い冬にぴったりの「梅干し燗」のできあがりです。温かい日本酒に、梅干しの酸味と塩味がじんわりと溶け出します。 湯気からもふんわりと梅の香りがただよい、味わいはまるで梅風味の出汁のよう。お酒は体を冷やしやすい飲み物ですが、米と米麹だけで造られる日本酒は体を冷やしにくいといわれています。 特に、米と米麹のみを原料とする純米酒を梅干し燗にすれば、体の芯から温まる一杯に。前述したような二日酔い予防効果も期待できる楽しみ方です。 2-2.江戸時代の調味料「煎り酒」にする 「煎り酒(いりざけ)」は、醤油よりも古い歴史を持つ調味料です。考案されたのは室町時代のこと。日本酒、梅干し、かつお節のシンプルな材料で作れる手軽さから、江戸中期まで長く親しまれてきました。 長期保存できる醤油の誕生とともに姿を消した煎り酒は、近年また人気が広まっています。 その理由は、醤油と同じように使える万能調味料でありながら、塩分が少ないこと。かつお節の風味が効いた煎り酒は、梅干しとわずかな塩分でしっかりとした旨味が感じられます。 お刺身、おひたし、お豆腐と使い方は実にさまざま。オリーブオイルと混ぜればドレッシング代わりにもなります。自宅で手軽に作れるため、食事の塩分が気になる方にもおすすめです。 煎り酒の作り方 【材料】 日本酒  200ml 梅干し  大さじ1(塩味の強いもの) かつお節 5g 塩    少々 【作り方】 材料をすべて鍋に入れ、中火にかけます。 沸騰したら弱火にし、半分になるまで煮詰めます。 冷めてからキッチンペーパーでこして、完成!お好みで昆布を入れても美味しく仕上がります。 3.日本酒にぴったり!梅干しをつかったおつまみ5選 ここからは、梅干しを使ったおつまみ5選を紹介します。かんたんできちんと味が決まるのが、梅干しおつまみのうれしいポイント。お家で手軽に「日本酒×梅干し」のペアリングを楽しみましょう! 3-1.梅キュウ 梅干しの種をとり軽くたたいたら、かつお節となじませます。スティック状に切ったキュウリに梅干しを付けながら、ポリポリといただきましょう。 夏にぴったりのおつまみ梅キュウは、ぜひ夏酒と一緒に。キリッと冷やした辛口日本酒とも相性抜群です。 3-2.ささみと梅肉の和え物 高タンパクで低カロリー。ささみと梅肉の和え物は、ダイエット中にもぴったりのおつまみです。 ささみはラップに包んで電子レンジで火を通します。器の中でほぐしながら梅肉と和えれば、まな板いらず。日本酒を飲みながら「もう一品ほしい」というときにもおすすめです。好みに合わせてゴマやしそを入れても美味しいですよ。 3-3.梅水晶 梅水晶は、居酒屋でよく見かけるメニュー。サメの軟骨を千切りにし、たたいた梅干しや調味料で和えたものです。 自宅で作るときは、ゆでたヤゲン軟骨で代用できます。千切りキュウリ、梅肉と合わせ、顆粒だしと砂糖、塩を各少量入れて混ぜればできあがり。コリコリとした食感と酸味に、ついついお酒がすすみます。 3-4.大根の梅じそサンド まずは大根を厚さ1cmの半月状にカット。カーブしているほうから、厚さ半分になるように切込みを入れます。 切込みに、しその葉と梅肉を挟めば大根の梅じそサンドのできあがり。パリパリッとした大根の食感と梅の酸味、しそのさわやかな香りがたまりません。フルーティーな香りの日本酒とも相性の良いおつまみです。 3-5.クリームチーズの梅肉和え カットしたクリームチーズに梅肉を和えるだけ。かつお節をはらりとかければ、ふくよかな味わいの日本酒と相性抜群のおつまみのできあがりです。コクのある純米酒や、秋のひやおろしにも良く合います。 甘酸っぱいハチミツ梅干しで作れば、また違った味わいに。スパークリング日本酒にもぴったりの洋風おつまみに仕上がりますよ。 まとめ 梅干しと日本酒は、日本で古くから親しまれてきた組み合わせ。美味しいだけでなく、二日酔い予防効果も期待できます。お酒に直接入れたり、調味料にしたりと楽しみ方はさまざま。今夜は梅干しをおつまみに、日本酒を楽しんでみませんか?

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