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【2023年最新版】南部杜氏が造る宮城県の日本酒おすすめ人気ランキングTOP20!
おすすめの日本酒を探す際に、都道府県から探すのも日本酒の選び方の一つ。 宮城県は酒造りの古い歴史を持つ土地です。「伯楽星」に「勝山」、「浦霞」など数多くの銘酒を生み出しています。今回は、宮城県で造られる日本酒の特徴、酒蔵の特徴を解説!東北のお酒が飲みたくなる、おすすめ銘柄20選もあわせて紹介します。 1.宮城県で造られる日本酒について 宮城県は、かつての仙台藩祖・伊達政宗が治めていた土地です。独眼竜の名で知られる伊達政宗は、食通で酒をこよなく愛していたといわれています。 その食通ぶりは、奈良県から酒造りの職人を呼び寄せ、自ら縄張りする御用酒屋を始めるほど。仙台藩御用達の酒屋の発展とともに多くの町酒屋も登場し、宮城県下では酒造りの技術が磨かれていったのでした。 1-1.宮城県で造られる日本酒の特徴 宮城県の日本酒は「淡麗辛口」の味わいが特徴です。すっきりとした口当たりとキレの良さを楽しめます。 また、宮城県で製造される日本酒の約9割は「特定名称酒」にあたるお酒です。特定名称酒とは「純米酒」や「吟醸酒」といった、原料や精米歩合の表示が義務付けらたお酒のこと。日本酒の全国シェアのうち、特定名称酒にあたるお酒は全体の約3割です。 県内の9割を特定名称酒が占める宮城県の日本酒が、いかに品質にこだわったものかよくわかりますね。 1-2.宮城県の酒蔵の日本酒造りの特徴 宮城県の酒蔵で日本酒を造る杜氏(とうじ)の多くは「南部杜氏(なんぶとうじ)」が占めています。 南部杜氏とは、岩手県を発祥とする杜氏集団のこと。新潟県の越後杜氏(えちごとうじ)、兵庫県の丹波杜氏(たんばとうじ)と並ぶ日本三大杜氏のひとつです。 宮城県の日本酒は、長く厳しい寒さのなか、低温でゆっくりと発酵させていくのが特徴。南部杜氏の伝統の技とあいまって、洗練された淡麗辛口の味わいが生み出されています。 2.宮城県の各酒蔵の特徴を紹介 宮城県酒造組合に登録する酒蔵の数は24社(※2021年12月時点)。いずれも宮城の酒造りの伝統を受け継ぎながら、銘酒を生み出す蔵ばかりです。ここでは、代表的な4つの酒蔵をピックアップします。 2-1.一ノ蔵:豊富なラインナップが魅力 30年以上前から低アルコール酒の製造を手がけていた「一ノ蔵(いちのくら)」。微発泡酒の「すず音」、アルコール度数8%の「ひめぜん」など豊富なラインナップが魅力です。 酒造りの原点として、自然保護や地域振興を重視していることも大きな特徴。地元の契約農家が造る地元産米を使用し、全国で愛される端麗辛口酒を製造しています。 2-2.佐浦:米の旨味あふれるまろやかな味わい 「佐浦(さうら)」は漁業の町、塩竈市に建つ酒蔵です。ラベルに布袋さんがほほ笑む「浦霞禅」は蔵の代表銘柄。海外の鑑評会でも数々の受賞歴を誇ります。 地域性にだわって生まれる日本酒は、米本来の旨味とまろやかな味わいが特徴的。後味はスッとキレ良く、新鮮な魚介類との相性はばつぐんです。 2-3.勝山酒造:仙台に現存する唯一の御用蔵 「勝山(かつやま)酒造」は、仙台に唯一現存する伊達家の御用蔵です。米と米麹で造る純米酒のみにこだわった酒造りを続けています。 醪(もろみ)を搾る作業に使用するのは、遠心分離機。高純度のエッセンスを抽出した「暁(あかつき)」は、芳醇かつ洗練された味わいが高い注目を集めています。 2-4.新沢醸造店:コンセプトは「究極の食中酒」 「新澤(にいざわ)醸造店」のコンセプトは究極の食中酒。代表銘柄「伯楽星(はくらくせい)」は、国内外問わず多くの星付きレストランで採用されています。 梅酒や柚子酒、ヨーグルト酒といったリキュールも醸造。すべてのお酒をマイナス5℃の冷蔵庫で保管し、フレッシュなまま国内および世界17か国に出荷しています。 2-5.平孝酒造:魚介類と相性抜群 酒造りのテーマは「魚でやるなら日高見だっちゃ!」。「平孝(ひらこう)酒造」は世界三大漁場のひとつ、三陸沖を抱える石巻に建つ酒蔵です。 口当たりなめらかでスパッとキレる味わいは、新鮮な魚介類と好相性。寿司とのペアリングを極めた辛口純米酒も人気です。 3.宮城県で造られる日本酒おすすめ人気ランキングTOP20 南部杜氏が手がける宮城県のお酒は、日本酒ファンからも人気の銘柄ばかり。ここからはおすすめランキングTOP20を紹介します。東北の豊かな自然が生み出す味わいを、ぜひ一度お試しください。 ※ランキングは9/1段階でのさけのわによる順位を参照しております。 1位.伯楽星(はくらくせい) 新澤醸造店の「伯楽星(はくらくせい)」は、食事をよりおいしく感じさせてくれる“食中酒”の先駆けとなった日本酒です。香りは穏やかで、2杯3杯と飲み進められる。その味わいは“究極の食中酒”として知られています。 マイナス5度で管理されるフレッシュな味わいも魅力的。地元宮城県のみならず、全国のお酒好き、おいしいもの好きに愛されている銘柄です。 (出典元:新澤醸造店) 2位.日高見(ひたかみ) 漁場町で生まれるお酒「日高見」は新鮮な魚介類と好相性。キリッと引き締まった後口が素材のうまさを引き立てます。 なかでもおすすめは、魚ラベルの純米酒です。ラベルには地元の海の恵みがズラリと描かれ、お酒はふくよかな旨味にあふれています。冷やはもちろん、ぬる燗にして魚介類とのペアリングを楽しむのもおすすめです。 (出典元:sakenomy) 3位.萩の鶴(はぎのつる) 自ら飲んで本当に美味しいと思える酒を造りたい。蔵のそんな想いから生まれる「萩の鶴」は、日々に寄り添うカジュアルながらも上質な味わいが魅力です。 注目は、「猫ラベル」や「メガネ専用」などの個性的なラインナップ。「猫ラベル」は季節ごとの味わいと、可愛らしいラベル絵が魅力です。「メガネ専用」は、全員メガネの蔵人で造られたという1本。蔵の遊び心を感じつつ、ぜひこだわりの味わいを堪能してみてください。 4位.浦霞(うらかすみ) 「浦霞」は、風光明媚な港町、塩釜で古くから愛されてきた日本酒です。にこやかな布袋ラベルの代表酒「浦霞禅」は、昭和48年に誕生しました。 地元産の米にこだわる「浦霞」は、口当たりまろやかで上品な味わい。地元名物の牡蠣やマグロとも相性抜群です。蔵併設のギャラリーでは、県内限定の浦霞や酒器などを購入できます。日本酒の試飲も楽しめ、地元ならではの魅力を満喫できるスポットです。 (出典元:株式会社佐浦) 5位.宮寒梅(みやかんばい) 原料米には、自社栽培米をはじめとする宮城県産米を使用。「宮寒梅」は、家族で丁寧に仕込まれるやさしい味わいの日本酒です。 季節限定酒や贈り物にふさわしい純米大吟醸酒など、ラインナップも実に豊富。温めてよりおいしい燗酒専用のお酒も揃っています。フルーティーな発泡にごり酒は、日本酒ビギナーにもおすすめです。ぜひ自分好みの味わいを見つけてみてください。 (出典元:寒梅酒造) 6位.一ノ蔵(いちのくら) 主原料の多くに宮城県産の米を使い、敷地内の井戸から汲み上げる水で仕込まれるお酒「一ノ蔵」。職人の手仕事で生まれる味わいは、地元はもちろん全国でも多くの人に愛されています。 おすすめは「一ノ蔵無鑑査」。発売から44年を経て、2021年にリブランディングされた本醸造シリーズです。1升瓶が2,000円台とコストパフォーマンスにすぐれ、飲みきりサイズの300ml容量があるのもうれしいポイント。味わいは甘口・辛口・本辛口の3タイプあり、飲み比べも楽しめます。 (出典元:株式会社一ノ蔵) 7位.乾坤一(けんこんいち) 醸造元は江戸中期創業の老舗蔵。「乾坤一」という名は、その味わいに感動した初代宮城県知事の松平正直により“この世で一番のお酒になりますように”と名付けられました。 地元農家と手を取り合い生まれる日本酒は、どこか温もりを感じさせる味わい。キレ味のある「純米吟醸原酒 超辛口」も、後口に心地よい余韻が残ります。食事との相性がよく、新鮮な海の幸とのペアリングもおすすめです。 (出典元:大沼酒造店) 8位.勝山(かつやま) 勝山酒造は、仙台に現存する唯一の伊達家御用蔵です。江戸時代に創業以来、320年以上仙台の地で歴史と伝統を受け継いでいます。 製造するのは、厳選した米を用いた純米酒のみ。なかでも「DIAMOND AKATSUKI」は、兵庫県産山田錦を原料に、遠心分離機で抽出されたこだわりの1本です。外箱も美しく、確かな味わい、スペックともに贈答用にも好まれています。 (出典元:勝山酒造オンラインショップ) 9位.愛宕の松(あたごのまつ) 「愛宕の松」は、「伯楽星」と並び新澤醸造店を代表するブランドです。創業以来、宮城の地酒として多くの人に親しまれてきました。 なかでもおすすめは、「あたごのまつ はるこい 純米吟醸」。赤色酵母を用いたかわいらしいピンク色の春酒です。夏季にはフレッシュな味わいの「愛宕の松 ひと夏の恋 純米吟醸」も登場。ぜひ季節ごとの味わいを楽しんでみてください。 (出典元:新澤醸造店) 10位.墨廼江(すみのえ) 酒造りのテーマは「きれいで柔らかく気品漂う風味豊かなお酒」。地元の米と水にこだわり、南部杜氏の技で生まれる「墨廼江」には、地元石巻市の魅力が詰まっています。 「墨廼江 夏純米 大辛口」は、コストパフォーマンスに優れたキレが際立つ1本。夏酒らしいフレッシュ感も楽しめます。「別吟(べつぎん)」は、日本酒好きな方への贈り物にもおすすめです。氷温で約1000日熟成させた原酒のまろやかな味わいを楽しめます。 (出典元:さぶん酒店) 11位.錦屋(わたや) 蔵が目指すのは、料理と寄り添いお互いを引き立てあう“食中酒”ならぬ“食仲酒”。原料にもこだわり抜き、理想とする酒米「阿波山田錦」を造る徳島県まで自ら出向き、契約栽培を行っています。 阿波山田錦を用いた「綿屋 純米原酒山田錦65」は、スッキリ感とコクをあわせもつ日本酒。料理と一緒に飲み飽きすることなく楽しめます。宮崎県の地酒として、ぜひおさえておきたい銘柄です。 (出典元:蔵の酒みろくや) 12位.DATE SEVEN 「DATE SEVEN」は、勝山、墨廼江、伯楽星、山和、萩の鶴、浦霞、黄金澤と宮城県内の7つの酒蔵が共同で造り上げる日本酒です。結成は2015年。以来、年度ごとに各蔵が中心となり、さまざまなタイプの日本酒をリリースしてきました。 2023年には「山和」と「萩の鶴」を中心に2つのボトルを販売。“年に1度、人々の出会いの架け橋となるようなお酒にしたい”という想いから、開栓解禁日時は毎回7月7日午後7時とされています。毎回違う出会いが待っている特別感満載のシリーズです。 (出典元:マツザキ) 13位.阿部勘(あべかん) 「阿部勘」が目指すのは、食事を引き立てる名脇役の日本酒です。すっきりしたなかに米の旨味があり、1杯また1杯と盃が進みます。 季節ごとにリリースされる限定酒にも注目です。ボトルに金魚が泳いでいるかのようなラベルの夏酒「阿部勘 金魚 純米吟醸」は、すっきりとした涼やかな味わいを楽しめます。 (出典元:むとう屋) 14位.すず音 スパークリングタイプの「すず音」は、一ノ蔵のラインナップのひとつです。日本酒をもっと気軽に楽しんでほしいという蔵の想いから、1998年(平成10年)に誕生しました。 グラスで弾ける細かい泡は、シャンパンと同じ瓶内二次発酵によって生まれるもの。日本酒ならではのやさしい味わいと、甘酸っぱさを楽しめます。アルコール度数も低く、300mlの飲み切りサイズから購入できるため、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめです。 (出典元:株式会社一ノ蔵) 15位.蔵王(ざおう) 地元農家と契約栽培した米で造られる地酒「蔵王」。醸造後は専用冷蔵庫で保存され、よりフレッシュな状態で各地へと出荷されています。 注目したいのは特約店限定販売、K(ココロ)シリーズの「ZAO」。若き蔵人を中心に誕生したブランドです。香りはさわやかで、飲み飽きしないクリアな味わいが魅力的。盃を重ねるごとに、そのおいしさが体に染み渡ります。 (出典元:相原酒店) 16位.天上夢幻(てんじょうむげん) 「天上夢幻」は、完全手造り少量仕込みのお酒です。原料米の8割に宮城県産、2割に蔵のある加美酒産の米が使われています。 地元の米と水、人で造られる日本酒は、クリアでやさしい味わい。蔵のベストセラー「天上夢幻 旨口 特別純米」は、口当たりまろやかで食中酒におすすめです。さばの味噌煮や煮物など、和食の定番をおともにすれば、たまらない相性の良さを堪能できます。 (出典元:相原酒店) 17位.黄金澤(こがねさわ) 「黄金澤」の特徴は、昔ながらの山廃仕込みで造られること。自然の乳酸菌の力によって醸される日本酒は、軽やかでありながら奥行き深い味わいが魅力です。 代表酒の「黄金澤 山廃純米酒」は、冷酒から燗酒まで幅広い温度帯で楽しめます。特に、素材の良さを活かした繊細な味わいの和食と相性抜群です。個性あふれる1本を、というときはぜひ「黄金澤 山廃純米原酒 3年熟成」を。熟成させた山廃ならではの奥深いおいしさを堪能できます。 (出典元:むとう屋) 18位.蒼天伝(そうてんでん) 気仙沼生まれの「蒼天伝」は、新鮮な海の幸と相性抜群の日本酒です。マグロにカツオ、秋刀魚など旬の味覚とのペアリングを満喫できます。 「蒼天伝 特別純米酒」は柑橘系のさわやかな香りが魅力的。ほんのり甘く、すっきりとした飲み口を楽しめます。よりフレッシュな味わいを堪能したいときは、冬季限定の「滓がらみ しぼりたて生原酒」もおすすめです。 (出典元:男山本店) 19位.山和(やまわ) 「山和」は「Simple is best.」という蔵の美学に基づき誕生した、限定流通ブランドです。あくまでも原点を大切に、手間暇かけて山和ならではの上質な酒質を生み出しています。 「山和 純米大吟醸」は、「SAKE...
日本酒「サンキューバターマッチ!」新発売!秋のおつまみペアリングも紹介
2023年9月13日(水)、兵庫県伊丹市の小西酒造から日本酒「サンキュー バターマッチ!」が販売されます。コンセプトは「バターにあう日本酒」。濃厚テイストなメニューとのフードペアリングを楽しめるお酒です。 今回は、見本をご提供いただいたので秋のおつまみとともに「サンキュー バターマッチ!」の魅力をご紹介!新たなペアリング体験を提供してくれるニューボトルの情報をお伝えします。 1.小西酒造「サンキュー バターマッチ!」ってどんな日本酒? 「サンキュー バターマッチ!」は、2023年9月13日(水)より小西酒造から販売される日本酒です。 大きな特徴は、バターを使った料理にマッチするよう設計された、コクとすっきり感を兼ね備えた味わい。ガーリックバターや味噌バターなど、濃厚テイストな料理とのペアリングを楽しめます。 純米酒の「サンキュー バターマッチ!」は、熟成酒を思わせるようなナッツやレーズンにも似た香り。見た目はうっすら黄色く色付いています。 舌の上にしっかり残る旨味と、特徴的な酸味がありながらも決して重たくないすっきりとした余韻が印象的。バター料理の個性を引き立ててくれる味わいです。 きのこに鮭、さつまいもと旨味の強い食材が旬を迎え、少しこってりとしたメニューが恋しくなるシーズン。食中酒として大活躍する1本となりそうですね。 2.日本酒「サンキュー バターマッチ!」と秋のおつまみペアリング 早速「サンキュー バターマッチ!」と秋のおつまみペアリングにチャレンジ!濃厚バターと日本酒の思わぬ相性の良さに驚きです。 濃厚テイストにマッチする日本酒は、スイーツとのペアリングもおすすめです。これまでにない自由な発想で料理×日本酒の組み合わせを楽しめます。 2-1.秋鮭のホイル焼き・レモンバター 旬を迎える秋鮭は、たっぷりのバターと一緒にホイル焼きに。レモンも一緒に閉じ込めれば、ほかほかの湯気とともに爽やかな香りが広がります。 パートナーは冷や(常温)の「サンキュー バターマッチ!」。お酒のコクと酸味が、レモンバターを纏った秋鮭の旨味を引き立てます。 コクがありつつ軽やかな後口の「サンキュー バターマッチ!」なら、ガーリックバターでガツンと風味をきかせたお肉や野菜、シーフードにもぴったりあいそう。寒い時期にはグラタン×「サンキュー バターマッチ!」も至福のペアリングとなりそうです。 2-2.さつまいものあまじょっぱバターソテー 秋の味覚の代表格、さつまいもはバターソテーしてから砂糖と少しの塩を纏わせて。おやつのようなメニューも「サンキュー バターマッチ!」をパートナーにすれば、立派なおつまみに変身です。 お酒は湯気からふわりと米の香りが立ち上る燗酒に。温めた「サンキュー バターマッチ!」は、口当たりやさしく新たな魅力を発揮します。 お芋のほくほく食感と甘さ、バターのコクと塩味が、温かな日本酒と絶妙に絡み合う。秋の夜長にぴったりの癒しセット、おすすめです。 まとめ 伊丹市の小西酒造は「つねに新しさを求めて挑戦していくことの中にこそ、永遠に変わらない本質がある」ことを意味する「不易流行(ふえきりゅうこう)」を企業理念としているそう。 これまでにない、バターと調和する酒質をテーマとした「サンキュー バターマッチ!」は、その想いを体現したニューフェイスのように感じました。 今度はどんな料理とあわせよう、とワクワクさせてくれる「サンキュー バターマッチ!」。お酒好きな方も食べることが好きな方も、そしてもちろん日本酒ビギナーも、皆さんチェックしてみてはいかがでしょうか。 KONISHI サンキュー バターマッチ! [販売元]小西酒造株式会社 [品目]日本酒(純米酒) [アルコール度数]16~17度 [内容量]720ml [価格]オープン価格 [販売予定時期]令和5年9月13日より順次(店頭販売は9月15日より順次) [販売場所]長寿蔵ショップ・ECサイト(https://choujugura.com/)・一部小売店 [KONISHI サンキュー バターマッチ!に関する詳しい情報はこちら]https://www.konishi.co.jp/news/646/
【2023年最新版】【日本酒の生産量3位】新潟で造られる日本酒おすすめ人気ランキングTOP20!
おすすめの日本酒を探す際に、都道府県から探すのも日本酒の選び方の一つです。なかでも、新潟は上質な日本酒の産地として有名です。 新潟のおいしい日本酒の銘柄をあげればキリがありません。新潟はなぜ日本酒作りが盛んなのでしょうか。 今回は新潟が日本酒で有名な理由を解説していきます。新潟の数ある日本酒から、おすすめ人気ランキングTOP20を紹介するので参考にしてみてください。 1.新潟で造られる日本酒の特徴 日本有数の酒どころ、新潟県の日本酒はすっきりとした淡麗の味わいが特徴です。清酒の生産量は、兵庫、京都に続き全国3位。蔵元数は85と、全国1位の数を誇ります。 「久保田(くぼた)」や「八海山(はっかいさん)」など、日本酒好きに知られるメジャーな銘柄のほか、近年は若き蔵人が活躍する酒蔵のお酒も注目を集めています。「淡麗辛口」のひと言では語れない豊富なバリエーションが魅力です。 参考:国税庁「清酒の製造状況等について令和3酒造年度分」 2.新潟で造られた日本酒の選び方のポイント 新潟の日本酒を選ぶ際に注目したいのが、地域ごとの違いです。上越、中越、下越、佐渡とそれぞれの地域で歴史と風土を感じる日本酒に出会えます。 また、新潟生まれの酒造好適米(酒米)「五百万石(ごひゃくまんごく)」は、その質の良さから全国各地の酒蔵で使用されています。日本酒選びに迷ったら、ぜひ五百万石を原料とした銘柄にも注目してみてください。 2-1.地域ごとによる違い 上越地方 上越地方は全国有数の豪雪地帯です。雪解け水が豊富で、ミネラル分が多い軟水と、カルシウムやマグネシウムを含む硬水の両方が湧き出ます。日本酒のタイプも幅広く、自然な甘さの日本酒も造られているエリアです。 中越地方 「久保田」や「八海山」などの有名銘柄が揃う中越地方では、城下町を中心に独自の食文化が発展してきました。日本酒も料理にあわせ、軽やかな味わいからしっかりとした旨味を持つものまで、さまざまなタイプが揃います。 下越地方 県庁所在地である新潟市や、新発田市、村上市などがあるエリアです。江戸時代以降は港町として栄え、花街の文化が発展しました。 今でも料理と地酒を楽しむ文化が根付き、日本酒は淡麗辛口タイプが多い傾向にあります。繊細な和食の味わいを引き立てるすっきりとした飲み口が魅力です。 佐渡地方 港からフェリーで渡る佐渡島を有する佐渡地方には、5つの酒蔵があります。減農薬の米作りに取り組む蔵、若き蔵元が活躍する蔵など、各蔵の個性はさまざま。酒蔵巡りにおすすめのエリアでもあります。 2-2.新潟県産の酒造好適米で造られた日本酒もおすすめ 新潟県産の酒造好適米(酒米)としてその名が知られるのが「五百万石(ごひゃくまんごく)」です。新潟県で開発された五百万石は、地元を中心に福井県、富山県などで栽培され全国第2位の生産量を誇ります。 五百万石を使った日本酒は、すっきりとした淡麗の味わいに仕上がりやすいといわれています。「新潟県の地酒の魅力に触れたい」と思ったら、酒米に注目して日本酒を選んでみるのもおすすめです。 参考:農林水産省「酒造好適米の需給状況(推計)(米に関するマンスリーレポート(令和5年3月号)抜粋)」 3.新潟の日本酒銘柄おすすめ人気ランキングTOP20 蔵元数全国第1位の新潟県。ここからは、そのなかでもおすすめ銘柄TOP20をご紹介します。長年多くの日本酒ファンに愛されるメジャーブランドから、近年注目を集めるニューフェイスまで、多彩なラインナップのなかから自分好みの味わいを見つけてみてください。 1位.加茂錦(かもにしき) 1893年(明治26年)創業の加茂錦酒造。地元で愛されてきたお酒が全国で知られるきっかけとなったのが、当時20代だった若き杜氏が完成させた「荷札酒」の存在です。 香りはフルーティで飲み口は実にスムース。ほんのりとした甘さと苦味とともに、やさしい余韻が静かに続きます。荷札を模したラベルも楽しく、日本酒ビギナーにぜひおすすめしたい銘柄です。 (出典元:大和屋酒舗) 2位.たかちよ 高千代酒造は、「高千代」「たかちよ」「Takatiyo」とさまざまなシリーズを展開する酒蔵です。 ひらがなの「たかちよ」は、フルーツをイメージしたお酒。グリーンラベルはグレープフルーツ、紫ラベルはブドウとジューシーで濃醇な味わいを堪能できます。 なかにはメロンをイメージした甘旨口の1本も。新潟のお酒=淡麗辛口とは一線を画す、色とりどりの味わいをぜひ楽しんでみてください。 (出典元:酒泉洞堀一) 3位.八海山(はっかいさん) 寒さ厳しい南魚沼の地で“きれいな酒”を醸し続ける八海山酒造。豊かな自然が育む日本酒は、清らかな味わいに満ちています。 なかでも注目したいのが「純米大吟醸 八海山 金剛心 浩和蔵仕込」です。最高品質の山田錦を原料に、限られた蔵人しか入れない浩和蔵で仕込まれています。夏季、冬季とシーズンごとにリリースされるため、季節の贈り物にもおすすめです。 (出典元:八海山) 4位.久保田(くぼた) 朝日酒造の久保田は、新潟の地酒の代表格ともいえる銘柄です。地元の水と米、そして人によって生まれる味わいは、時代とともに進化を続けています。 おすすめは「久保田 雪峰(せっぽう)」。アウトドアシーンで楽しむ日本酒をコンセプトに誕生したお酒です。焚火に映えるブラックボトルも美しく、日本酒を自由に楽しむ喜びを教えてくれます。 5位.あべ ラベルに「あべ」の字が書かれたシリーズは、阿部酒造で2015年(平成27年)からスタートした新ブランドです。大きな特徴は、すべてが加水調整をしていない原酒であること。酒蔵こだわりの味わいをダイレクトに感じることができます。 定番の純米酒は、新潟県産米を100%使用。飲み飽きしないクリアな味わいを堪能できます。日本酒ビギナーには「★(スター)シリーズ」もおすすめです。アルコール度数が若干低めに設定されているため、心地よい飲み心地を楽しめますよ。 6位.〆張鶴(しめはりつる) 〆張鶴は新潟の地酒らしいすっきり感と、米の旨味をあわせもつ日本酒です。蔵が建つ村上市は、良質な五百万石が栽培される米どころ。蔵はより良く磨いた酒米を原料に、全国で愛される日本酒を造り続けています。 なかでも「〆張鶴 月」、「〆張鶴 雪」などの本醸造酒の味わいは絶品。煮物や焼き魚などの家庭料理、冷奴や塩辛のような定番おつまみとの相性もばつぐんです。料理やその日の気分にあわせ、冷やから燗まで幅広い温度帯で楽しめます。 (出典元:新潟の地酒 やまさ) 7位.鶴齢(かくれい) 鶴齢を造る青木酒造は、300年近くの歴史を誇る老舗蔵です。蔵が位置するのは、豪雪地帯の魚沼地方。雪国の恵みと越後杜氏の伝統の技により、淡麗旨口の味わいが生み出されています。 キレのある味わいを楽しみたいときは「鶴齢 辛口」がおすすめです。燗酒にすると後口のキレ味がより引き立ちます。「鶴齢 純米大吟醸」は、フルーツのように華やかな香りが魅力的。新潟県産米のやさしい旨味もぞんぶんに楽しめます。 (出典元:新潟の地酒 やまさ) 8位.村祐(むらゆう) 新潟のお酒は淡麗辛口といわれるなか、甘口の味わいで注目を集めているのがこちら、村祐です。香りおだやかでほんのり甘く、やわらかな口当たりを楽しめます。 「データや情報にとらわれず自由に楽しんでほしい」という想いから、成分データは非公開。「祐」は食中酒にぴったりのやさしい甘さ、「黒村祐」は超甘口と、ボトルごとに異なる個性も魅力です。生産量の少ない銘柄のため、出会った際はぜひチェックしてみてください。 (出典元:錦屋酒店) 9位.麒麟山(きりんざん) 新潟県の淡麗辛口の代表格、麒麟山。原料には、蔵の半径10キロ内のエリアで造られる米が100%使用されています。米は仕込み水と同じ常浪川(とこなみがわ)の超軟水で育つなど、地元の恵みがぎゅっと凝縮された日本酒です。 定番「麒麟山 伝統辛口」は、キレ良く飲み飽きしない味わい。飲み切りサイズの180ml容量から販売されているのもうれしいポイントです。手に取りやすいカップ酒は、新潟観光のお土産にもおすすめですよ。 (出典元:麒麟山) 10位.越乃景虎(こしのかげとら) 越乃景虎は、全国名水百選に選ばれた「杜々の森」の湧水と、蔵の敷地に掘られた横井戸の水を仕込み水に造られる日本酒です。 軟水から生まれる日本酒は、辛口ながらもやさしい口当たり。特に、「杜々の森」の湧水を仕込み水に使用した「名水仕込」シリーズはクリアな飲み口を楽しめます。繊細な和食の味わいを引き立てる食中酒としてもおすすめです。 (出典元:越乃景虎) 11位.上善如水(じょうぜんみずのごとし) 蔵が位置する越後湯沢は、日本有数の雪国。雪どけ水を仕込み水とするお酒は「水のごとし」の名のとおり、軽やかでやさしい味わいが魅力です。 スタンダードな純米吟醸をはじめ、シュワシュワ泡立つスパークリング酒などバリエーションも豊富。すっきり飲みやすい味わいは日本酒ビギナーにもおすすめです。180mlのボトル缶も販売され、気軽に本格的な味わいを楽しめます。 (出典元:白瀧酒造) 12位.高千代(たかちよ) 前述した「たかちよ」を造る高千代酒造の定番酒です。原料には、自家栽培の米や契約農家が栽培した米を使用。なかでも全国では珍しい新潟県産酒米「一本〆(いっぽんじめ)」を使用していることが大きな特徴です。 地元で愛され続けてきた高千代は、ほどよいコクが特徴的。特に「一本〆(いっぽんじめ)」を原料としたお酒は、米の風合いがより強く感じられます。スパッとキレる辛口が好み!という方には、大辛口の「高千代 辛口純米+19」もぜひチェックしてみてください。 (出典元:酒泉洞堀一) 13位.北雪(ほくせつ) 佐渡島の北雪は、海外のレストランでも提供されている日本酒です。1872年(明治5年)創業の蔵は、伝統を受け継ぎながら次世代に向けた挑戦を続けています。 特徴のひとつが、遠心分離機を用いた酒造りです。圧力をかけることなく抽出されたお酒は、香り高くふくよかな味わいに満ちています。 その魅力をぞんぶんに感じられるのが「北雪 純米大吟醸 越淡麗 光」。日本酒のイメージを一新するような、エレガントな赤いボトルにも注目です。 (出典元:塚本酒店) 14位.菊水(きくすい) 1881年(明治14年)の誕生以来、地元はもちろん全国のお酒好きに愛されてきた日本酒、菊水。なかでも「ふなぐち菊水一番しぼり」は、日本初の缶入り生原酒として、日本酒業界の新たな時代を切り拓きました。 スーパーやコンビニで気軽に手に取れる缶酒は、アルコール度数19%としっかりとした飲みごたえとフルーティーな香りが特徴です。冷やしてそのまま飲むのはもちろん、ロックやカクテルなど、さまざまなスタイルで楽しめます。 (出典元:菊水) 15位.醸す森(かもすもり) 醸す森は、歴史ある苗場酒造から新たに誕生したブランドです。目指すのは、爽やかな吟醸香があり、米の甘みと旨味が凝縮された飲み飽きしないお酒。フルーティーな香りが心地よく、日本酒愛好家はもちろん日本酒ビギナーにもおすすめです。 後口に残るのは、酵母由来のシュワッとした微発泡感。チキンやチーズのような洋風メニューとのペアリングも楽しめます。ぜひ適度に冷やし、ワイングラスに注いでその魅力を感じてみてください。 (出典元:苗場酒造) 16位.山間(やんま) 山間は、蔵が理想とする究極の味わいの具現化を目指し、2007年(平成19年)にリリースされた日本酒です。大きな特徴は、日本酒を搾ったとき特に質が良いといわれる「中採り」部分だけを瓶詰していること。さらに、一般的に行う濾過をせず、無濾過で仕上げられています。 開栓すると立ち上るのは、フルーツのように華やかな香り。口に含むと芳醇な旨味が静かに広がります。蔵のこだわりと個性が光る銘柄です。 (出典元:矢島酒店) 17位.真野鶴(まのつる) トキが暮らす自然豊かな島、佐渡島で造られる真野鶴。原料米には佐渡産の五百万石や、減農薬・減化学肥料による越淡麗、佐渡島唯一の山田錦が使われています。 自然がもらたす素材を原料に、蔵人の手仕事で生まれる真野鶴は、すっきりとした辛さと米のふくよかな味わいが魅力的。料理のおともにすれば、ついついもう一杯、もうひと口と箸と盃が進みます。 「真野鶴オクターブ」はアルコール度数低めでほんのり甘く、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめです。 (出典元:真野鶴) 18位.緑川(みどりかわ) 香りおだやかでやわらかな旨味。緑川は、淡く消えいくような余韻が残る日本酒です。主軸となる原料米は、地元産の北陸12号。その他の酒米も新潟県産が100%用いられています。 「純米 緑川」は、すっきりとしたキレ味を楽しめるお酒。仕込みに餅米を使用している「緑川 正宗」は、燗酒にすると米の香りが広がります。購入できるのは、蔵が信頼している特約店のみと希少性の高い新潟の地酒です。 (出典元:新潟県酒造組合) 19位.雅楽代(うたしろ) 雅楽代を醸す天領盃酒造は、佐渡島の酒蔵です。一時期は廃業が危ぶまれていたものの、当時若干25歳だった現蔵元により、見事に再生を果たしました。 2019年(令和元年)には新ブランドとなる雅楽代をリリース。品質第一をモットーに、設備投資を重ねた蔵で造られるお酒は、地元から全国へとファンを増やし続けています。 軽やかで繊細な味わいの雅楽代は、ぜひ好みの料理やおつまみとともに。料理や人、その場の空気にそっと寄り添い、お酒を楽しむ時間をやさしく彩ってくれるはずです。 (出典元:天領盃酒造) 20位.越乃寒梅(こしのかんばい) 農作業に励む亀田の人々に喜んでもらえる酒を。そんな想いから1907年(明治40年)に誕生した越乃寒梅は、新潟を代表する地酒として今では全国で愛されています。 大きな特徴は、飲み飽きしないすっきりとした味わい。その中にも、こだわりの米の旨味がしっかりと生きています。 定番の「普通酒 白ラベル」は、晩酌のおともにぴったりの1本。穏やかな香りとしっかりとした飲み口が日々の疲れを癒してくれます。温めてもおいしく、日本酒好きとして自宅にストックしておきたくなる銘柄です。 (出典元:石本酒造) まとめ 米どころであり酒どころでもある新潟県は、「淡麗辛口」のひと言では語りつくせない様々なタイプの日本酒に出会える場所です。地元産の五百万石を中心に、豊かな自然が育む清らかな水、そして蔵人たちの技術によっておいしい日本酒が造られています。 すっきりとクリアな飲み口のお酒は、日本酒ビギナーにもおすすめです。ぜひ手に取り、新潟の地酒の魅力に酔いしれてみてください。
【2023年最新版】新潟の酒蔵見学おすすめ3選!日本酒の試飲やアッサンブラージュ体験も
多くの酒蔵が点在する新潟県は、日本有数の酒どころです。酒蔵見学では、多くの人に親しまれる新潟の地酒の魅力を体感できます。 今回は、新潟県の酒蔵見学情報をご紹介します。試飲やショッピングができる新潟市内の酒蔵見学は、旅行の際にぜひ立ち寄りたいスポット。スキー場や温泉を有する妙高市では、日本酒のアッサンブラージュ体験ができます。 柏崎市の酒蔵では、豊かな自然を間近に感じることができますよ。お酒好き、旅好きにおすすめの蔵見学情報をぜひチェックしてみてください。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年8月25日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.今代司酒造(新潟市) 新潟県に足を運んだら、ぜひ立ち寄りたい見学スポットがこちら。県内で新潟駅からもっとも近い場所にある酒蔵、今代司(いまよつかさ)酒造の酒蔵見学です。 新潟駅から徒歩で約15分。蔵見学を楽しんでから観光へ出かけるのはもちろん、旅行の最後に立ち寄ってお土産を購入したいときにもおすすめです。 蔵見学は予約制ですが、テイスティングのみであれば予約不要で利用できます。明治中期の建物をリノベーションした直売店では、ショッピングも楽しめますよ。 蔵内は、スタッフの丁寧な案内に耳を傾けながら見学できます。大きな看板や酒造道具など、蔵の歴史を感じる展示物もいっぱい。法被(はっぴ)を着て記念撮影できるフォトスポットもあります。 見学のあとのテイスティングには、10種類以上の純米酒が用意されています。今代司酒造の日本酒は、多くの人に親しまれる味わいはもちろん、現代に寄り添うコンセプトやこだわりのデザインが魅力です。試飲にはノンアルコール甘酒もあり、子どもやお酒を飲まない方も一緒に楽しめるのがうれしいですね。 現地へ足を運び、日本酒が生まれる場所を見学した後のお酒は、またひと味違ったものになるはず。今代司酒造の蔵見学を通し、新潟の地酒の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。 今代司酒造株式会社 [住所]新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号 [アクセス]【徒歩】JR新潟駅より約15分【バス】JR新潟駅より約10分【タクシー】新潟駅万代口タクシー乗り場より約7分 ※詳細は公式サイトを参照 [定休日]年中無休 ※1/1〜1/4のみ休業 [見学日時(1組1〜15名)]【平日】9時、10時、11時、13時、14時、15時、15時45分(1日7回)【土・日・祝】9時、10時、11時、12時、13時、14時、15時、15時45分(1日8回)【英語ツアー】土・日・祝を除く平日14時〜のみ、英語ガイドによる酒蔵見学あり ※有料、1名400円 [見学日時(1組16〜30名)]【平日】10時30分、11時30分、13時30分、14時30分(1日4回)【土・日・祝】10時30分、11時30分、13時30分、14時30分(1日4回) [見学内容]見学、試飲、ショッピング [見学料金]【1〜15名】無料【16名以上の見学、または旅行会社経由での予約】1名400円 ※詳しくは公式サイトを参照 [受付]予約制 [予約方法]【1組1〜15名】公式サイトの予約フォームまたは電話にて問い合わせ【1組16〜30名】FAXまたは電話にて問い合わせ [問い合わせ]電話 025-245-0325、FAX 025-245-3233 [今代司酒造株式会社の詳細はこちら]https://imayotsukasa.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.千代の光酒造(妙高市) 江戸末期創業の千代の光酒造が位置するのは、雄大な自然に囲まれた妙高市。市内にはたくさんのスキー場が点在し、国内外から多くの観光客が訪れます。 年間通して開催されている蔵見学は、妙高の自然とともに楽しめることが魅力です。春には新緑、秋には紅葉と四季折々の表情を蔵の歴史とともに体感できます。 なかでもおすすめしたいのは、11月から3月の期間限定で開催される「神秘の蔵見学」です。期間中は、実際にもろみが発酵する音を聞くことができます。 日本酒造りの空気感を肌身で感じられるのは、酒蔵見学ならではの醍醐味です。目で見て、香りをかいで、耳を傾けてとぜひ日本酒が生まれる場所の雰囲気を満喫してみてください。 さらに見逃せないのが、日本酒のアッサンブラージュ体験です。アッサンブラージュとは、主にワイン造りで用いられる原酒を混ぜ合わせる技法のこと。千代の光酒造では、日本酒の原酒を好みの比率で組み合わせ、世界にひとつだけのお酒を造ることができます。 酒蔵見学と一緒に楽しむほか、アッサンブラージュのみの申し込みも可能です。蔵を訪れた思い出とともにお酒を持ち帰れば、ほかにはないお土産になりそうですね。 妙高はスキー場のほか、温泉宿が点在する観光スポットです。訪れた際は、ぜひ千代の光酒造の蔵見学やアッサンブラージュ体験とともに、新潟観光を楽しんでみてください。 千代の光酒造株式会社 [住所]新潟県妙高市窪松原656 [アクセス]【車】新井スマートICより1km【電車】新井駅よりタクシーで10分【新幹線】上越妙高駅よりタクシーで15分 [見学期間]通年、神秘の蔵見学は11月~3月限定 [見学定員]2〜5名 [見学内容]【通年の酒蔵見学】釜場、仕込蔵、貯蔵庫、瓶詰などを見学 ※希望によりアッサンブラージュ体験あり【神秘の蔵見学】夜の機械をおとした無音の中でしか聞くことができない、もろみの発酵音を聞くことができる ※所用時間 蔵見学 60分(9時〜16時)、アッサンブラージュ体験 60分 [見学料金]無料 ※アッサンブラージュ体験の料金については要問い合わせ [問い合わせ]0255-72-2814 ※月〜金(祝日除く)8時〜17時、またはメール [千代の光酒造株式会社の詳細はこちら]https://chiyonohikari.com/ ※作業内容により見学できない日程あり ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.石塚酒造(柏崎市) 「姫の井(ひめのい)」を醸す石塚酒造は、自然豊かな高柳町に建つ酒蔵です。蔵の裏手を流れる小川で暮らすのは、きれいな水の指標生物であるサワガニ。冬季には、約1.5mの積雪が地域一帯を覆います。 時には災害にもなる豪雪も、石塚酒造のお酒を育む恵みのひとつ。酒造りは、雪が空気中の塵などを包み込み、空気がきれいになるといわれる冬季に行われています。 また、雪のおかげで気温変化が少ない高柳の冬は、酒造りで重要な麹や酵母にとって最適な環境です。高柳地域を含む鯖石川・鵜川・渋海川の上中流域沿いは、新潟県内で多くの杜氏を輩出してきた地域でもあります。 今でも石塚酒造の蔵人の大半は、高柳町出身。酒造りが休みの期間は蔵見学も可能です。 石塚酒造の蔵見学は、お酒に詳しくない人もゆるりと楽しめることが魅力です。見学後は試飲もできます。 石塚酒造の酒造りは、モチ米を使用した四段仕込みが大きな特徴です。酒造りについて詳しく知りたい!というときは杜氏を、とことんゆるく楽しみたいというときは、社長を指名できるかぜひ事前相談してみてください。 創業から100年を越える歴史を受け継ぎつつ、新たな歩みを進める蔵では、豊かな自然と酒蔵で働く人との出会いが待っています。 古くから多くの人々に親しまれてきた日本酒「姫の井」。新潟の地酒のふるさとへ足を運んでみてはいかがでしょうか。 石塚酒造株式会社 [住所]新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2 [アクセス]公式サイトを参照(https://www.himenoi.com/access/) [定休日]不定休 [見学日時]9時〜16時30分 [見学内容]見学、試飲 ※所用時間約30分 [見学料金]無料 ※試飲も無料 [受付]予約なしの見学も可能だが、作業によっては見学できない場合もあるため事前の問い合わせを推奨 [問い合わせ]TEL 0257-41-2004 [石塚酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.himenoi.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 まとめ 日本酒有数の酒どころ、新潟県。淡麗辛口ブームの先駆けともなった地酒のふるさとでは、時代に寄り添うさまざまなタイプのお酒が造られています。 酒蔵見学は、日本酒が生まれる土地の空気感、地元の方々との対話を楽しめることが大きな魅力です。ぜひ現地へ足を運び、酒蔵巡りを満喫してみてくださいね。
【2023年最新版】酒造好適米の米どころとして注目の北海道で造られた日本酒おすすめ人気ランキングTOP15!
おすすめの日本酒を探す際に、都道府県から探すのも日本酒の選び方の一つです。 グルメ大国北海道。なかでも近年注目を集めているのが「日本酒」です。きっかけとなったのは北海道産の酒造好適米(酒米)の登場。今回は、北海道の日本酒おすすめランキングTOP15をご紹介します。北の大地が生み出す日本酒の世界を、ぜひお楽しみください。 1.優秀な酒造好適米の登場で注目されている北海道の日本酒 北海道で栽培される酒米は、タンパク質が少なく、日本酒造りに適しているといわれています。北海道で酒造好適米(酒米)の作付けが始まったのは、1998年(平成10年)のこと。北海道初の酒米は「初雫(はつしずく)」と名付けられました。 現在は、2000年(平成12年)に登場した「吟風(ぎんぷう)」や「彗星(すいせい)」、「きたしずく」が北海道産酒米の主要品種となっています。 近年は道内だけでなく、全国でも北海道の酒米を使用する蔵が年々増加。代表的な酒米に引けを取らない品質が注目を集めています。 吟風(ぎんぷう) 北海道産酒米を世に広めた品種。初雫の次に登場した酒米です。芳醇な香りと旨味、コクのあるお酒を生み出します。 彗星(すいせい) 初雫と吟風をかけあわせた酒米です。吟風に比べ、香りおだやかなキレのあるお酒に仕上がります。 きたしずく やわらかな旨味が特徴。雑味のないクリアな味わいに仕上がります。岡山の酒米「雄町」と「吟風」の系統を持つ酒米です。 2.北海道のおすすめ日本酒銘柄ランキングTOP15 ここからは、北海道のおすすめ日本酒TOP15をご紹介!北の大地から全国へと、その名が知られる人気銘柄が揃いました。 なかには日本最北端の酒蔵で造られる日本酒も。北海道産米にこだわった地酒の数々をぜひチェックしてみてください。 1位.上川大雪(かみかわたいせつ) 上川大雪は、「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」「碧雲蔵(へきうんぐら)」「五稜乃蔵(ごりょうのくら)」と道内に3つの蔵を構える酒蔵です。使用するのは、北海道産の酒造好適米100%。地元で採取される良質な天然水を原料に、北海道産にこだわった酒造りを続けています。 上川大雪が目指すのは、北海道弁で「ついつい飲んでしまう」ことを意味する「飲まさる酒」。丁寧な手仕事で造られる日本酒は、日常に寄り添うやさしい味わいに満ちています。 (出典元:上川大雪酒造) 2位.三千櫻(みちざくら) 三千櫻酒造は1877年(明治10年)創業、岐阜中津川で143年の歴史を歩んできた酒蔵です。 現在の地、北海道上川郡東川町で「東川町公設酒蔵・三千櫻酒造」として新たなスタートを切ったのは、2020年(令和2年)11月のこと。以来、北海道東川町初の酒蔵として、真摯な酒造りを続けています。 東川町は、北海道屈指の米どころ。蔵は地元の有志と力を合わせ、酒米の育成にも取り組んでいます。 大雪山から届けられる天然の雪解け水が生み出すのは、三千櫻の清らかな味わい。なかでも「彗星 純米大吟醸」は、キレの良さと後口に残るやわらかな余韻が魅力です。 (出典元:三千櫻酒造) 3位.男山(おとこやま) 北海道の地酒として全国でその名が知られる男山。1977年(昭和52年)には日本酒で世界初となるモンドセレクション金賞を受賞するなど、その味わいは国内外で高く評価されています。 大きな魅力は、代表酒はじめとする幅広いラインナップが揃うこと。なかでも「復古酒」は、350年の古の味を再現した超甘口の1本です。 ほかにも、アルコール度数控えめの「御免酒」や発泡感が心地よい「北の稲穂スパークリング」などが並び、好みや飲食シーンにあわせた日本酒選びを楽しめます。 かわいいデザインのカップ酒は、北海道土産にもぴったり。北海道旅行の際はぜひチェックしておきたい銘柄です。 (出典元:男山株式会社) 4位.國稀(くにまれ) 日本最北の酒蔵、国稀酒造。かつては呉服商、ニシン漁なども手がけた蔵は昔ながらの風情をたたえています。お土産購入や利き酒を楽しめ、増毛町の観光スポットとしても人気です。 国稀の魅力は、穏やかな辛口の味わい。特に、比較的リーズナブルな「普通酒」のおいしさは格別です。香り穏やかで後口はスッキリ。飲み飽きすることなく、日々の料理とともに楽しめます。 地元、増毛町を盛り上げる取り組みも続ける国稀酒造では、雑貨も多数販売されています。名前入りのお猪口や手ぬぐいなど、酒好きの心をくすぐるアイテムもぜひあわせてチェックしてみてください。 (出典元:國稀オンラインショップ) 5位.国士無双(こくしむそう) 国士無双は旭川市の酒蔵、髙砂酒造が造る日本酒です。原料米は、9割以上が北海道産の酒米。仕込み水には、酒造りに適した鉄分含有量がきわめて少ない地下水が用いられます。 旭川の豊かな自然が育む日本酒は、きりっとした辛口の味わい。1975年(昭和50年)の誕生以来、爽やかな辛口のおいしさは、各地で人気を博してきました。 現在は、香り高い大吟醸酒から季節限定の日本酒までランナップもさまざま。なかでも注目したいのは、北海道限定の純米大吟醸酒です。香りはフルーティーで口当たりまろやか。北海道の四季折々の表情が描かれた外箱付きと、北海道のお土産にもおすすめです。 (出典元:高砂酒造オンラインショップ) 6位.北の勝(きたのかつ) 北の勝を造る碓氷勝三郎商店(うすいかつさぶろうしょうてん)が位置するのは、日本の最東の地、北海道根室市です。空気が澄み、四季の移り変わりがはっきりとした根室市は、酒造りに適しているといわれています。 デリケートで奥深い味わいの北の勝のなかでも、特におすすめしたいのが「大海 普通酒」です。45~50℃の少し高めの温度帯まで温めれば、滋味深い味わいがさらに広がります。明治時代から地元根室で愛される日本酒を、ぜひ一度お試しください。 (出典元:鎌田本店) 7位.二世古(にせこ) 二世古酒造が大切にしているのは、加水調整をしない原酒と水、空気、環境にこだわった酒造りです。酒蔵は、低温発酵に適した豪雪地区に位置します。 加水調整をしていない二世古は、米のふくよかな旨味とキレ味が特徴的。なかでも「本醸造原酒」は、アルコール度数19%としっかりとした飲みごたえを楽しめます。 また、二世古と並びおすすめしたいのが、季節限定どぶろく「えぞの誉」です。酵母が生きたまま瓶詰めされているため、一般的な日本酒とは異なる口当たりや酸味、甘みを堪能できます。 (出典元:二世古酒造) 8位.十勝(とかち) 前述した上川大雪が有する十勝の酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」で造られる日本酒です。酒蔵が位置するのは、帯広畜産大学の構内。蔵は帯広畜産大学と連携し、日本酒の次世代に向けた人材育成も行っています。 十勝の原料となるのも、もちろん北海道産の米と水。蔵にはショップが併設し、レギュラー酒や地域限定酒を購入できます。自宅で北海道に思いをはせて味わうのはもちろん、北海道旅行を兼ねて現地へ足を運んでみるのもおすすめです。 (出典元:上川大雪酒造オンラインショップ) 9位.千歳鶴(ちとせつる) 札幌の地酒、千歳鶴は全国新酒鑑評会で14年連続金賞を受賞した銘酒です。芯がしっかりとした味わいは、地下深くから汲み上げる豊平川の伏流水によって生まれます。 限定酒の「千歳鶴 純米吟醸 丹頂蔵 限定醸造」は、メロンのように爽やかな香り。「千歳鶴 スパークリング LILICA」は、にごり酒とワインのコラボレーションを楽しめます。 北海道旅行の際は、ぜひ札幌市内の中心部に店を構える蔵元直営の割烹居酒屋へ。千歳鶴と地元料理のペアリングを満喫できますよ。 (出典元:酒のいろは) 10位.福司(ふくつかさ) 大正時代に誕生した釧路の地酒、福司。釧路唯一の酒蔵では、日本酒本来の香味や北海道の食材との相性を追求した酒造りが続けられています。 原料米は、北海道産の米が中心。比較的リーズナブルな普通酒から贈答用にもおすすめの大吟醸酒、北海道産素材を用いたリキュールと豊富なラインナップが魅力です。 なかでも「霧笛(むてき) 大吟醸」は、11月販売の数量限定、釧路限定商品。熟成させた鑑評会出品酒の原酒の味わいを楽しめます。美しい木箱入りで、贈り物はもちろん、お土産や自分へのご褒美にもおすすめです。 (出典元:福司酒造) 11位.大雪乃蔵(たいせつのくら) 「本当にうまい北海道ならではの地酒を」という熱い想いから誕生した大雪乃蔵は、原料米に北海道産米のみを使用しています。蔵が位置するのは、北海道旭川市。冷涼な気候のもと生まれる日本酒は、飲み飽きしない上質な味わいが魅力です。 注目は「シャトー 大雪乃蔵」シリーズ。“ワイングラスで香りを楽しむ”をコンセプトに誕生したお酒です。 味や香りはもちろん、スタイリッシュなボトルデザインは洋食シーンにもマッチし、日本酒とさまざまな料理とのペアリングを楽しめます。 (出典元:オエノングループ) 12位.北の錦(きたのにしき) 「北海道でしか醸せない地酒とは何か?」を追求し続ける夕張の酒蔵、小林酒造。蔵人の大部分は地元農家の後継者。実際に酒米を育てる蔵人もいるなど、米生産者の顔が見えること、風土を感じる酒をテーマに北の錦は醸されています。 原料米は北海道産米100%。米の個性に合わせて造られる日本酒は、春には山菜、秋にはキノコと、四季折々の食材を使った食卓に華を添えます。 蔵最高級品となる純米大吟醸「北の錦 純米大吟醸 雪心(ゆきごころ)」は、やさしい甘さとキレを併せ持つお酒です。適度に冷やして口に含めば、北海道産米の旨味がじんわりと広がります。 (出典元:北の錦オンラインショップ) 13位.郷宝(ごっほう) 郷宝は道南の酒蔵、箱館醸蔵で造られる日本酒です。使用する北海道産米は、北海道水発祥の地といわれる大野平野で栽培されたもの。人と米、水と地元の宝で醸された酒には、道南テロワールが息づいています。 四季醸造を取り入れる箱館醸蔵では、年間通してしぼりたてのお酒がいただけます。フルーティーな香りの純米吟醸に爽やかな後口の純米酒と、どれもみずみずしい味わいが魅力的。宝石のようにキラキラ輝くラベルも美しく、プレゼントにもおすすめの地酒です。 (出典元:郷宝オンラインショップ) 14位.北の誉(きたのほまれ) 北の誉は、大雪乃蔵と同じく合同酒精株式会社が手がける日本酒です。手に取りやすい300ml容量の生酒から純米大吟醸酒まで、幅広いラインナップが揃います。 なかでもおすすめは、北海道産米を100%使用した「純米 北の誉 北海羆(ほっかいひぐま)」です。ラベルには力強いヒグマが描かれるなど、北海道らしさ満載。やさしい香りと米のふくよかな旨味を堪能できます。 サーモンを使った洋食に石狩鍋と、ぜひ北海道料理とあわせて楽しんでみてください。 (出典元:オエノングループ) 15位.えぞ乃熊(えぞのくま) えぞ乃熊は、国士無双を醸す高砂酒造の日本酒です。熊が小さく描かれたかわいいラベルが印象的。原料米には、きたしずくや彗星など、北海道産米が中心に用いられています。 きたしずくを原料とした純米吟醸酒は、柑橘系の上品な香り。後口のシャープなキレ味と酸味のバランスが絶妙です。北海道の地酒を飲んでみたい、というときはぜひチェックしてみてください。 (出典元:マツザキ) まとめ 北海道産の酒米誕生をきっかけに、大きな躍進を続ける北海道の日本酒。今回ご紹介した銘柄も、地元の米、水、人にこだわって造られるものばかりです。 ひとくちに北海道の地酒といっても、その個性はさまざま。ぜひ広大な北の大地が生み出す各地の味わいを楽しんでくださいね。
【2023年最新版】関東の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒の試飲やショッピングを楽しもう
関東地方の酒蔵では、日本酒造りの現場を体感できる酒蔵見学が開催されています。なかには試飲やショッピング、食事を楽しめる蔵もあり観光スポットとしてもおすすめです。 実際に日本酒が造られる場所へ足を運べば、いつものお酒もよりおいしく身近なものに感じられるはず。今回は、関東地方の酒蔵見学情報をご紹介します。ぜひ酒蔵へ出かける際の参考にしてください。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年8月24日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.石川酒造(東京都福生市) お酒好きにぜひおすすめしたいのがこちら。「酒飲みのテーマパーク」ともいわれる石川酒造の酒蔵見学です。 敷地内には趣ある酒蔵と史料館が建ち並び、併設のレストランではクラフトビールとイタリアンを楽しめます。 感謝デーに開催される酒蔵見学は、直売店の割引券と試飲、お土産付きという充実の内容です(2023年8月見学内容)。スタッフ案内のもと、銘酒「多満自慢(たまじまん)」が生まれる蔵内部を見学できます。 また、石川酒造の敷地内は予約不要で自由に散策できます。明治13年建築、国登録有形文化財の本蔵は、石川酒造の歴史を感じさせる佇まい。直売店では、QRコード付きのパンフレットが配布されています。 明治期に使用していたビール釜や樹齢700年の御神木など、パンフレットを参考にゆるりと巡るのもおすすめです。 直売店には、蔵自慢の日本酒やクラフトビールが勢ぞろい。ここでしか購入できない限定グッズもあります。ロゴ入りの酒器や雑貨は、お酒好きな方へのお土産にも喜ばれそうですね。 見学とショッピングを楽しんだら、併設のレストランで美味しい料理とお酒に舌鼓。クラフトビールはもちろん、日本酒も複数用意されています。 イタリアンと日本酒のマリアージュを堪能できるのは、古くから酒造りを手がけてきた蔵併設のレストランだからこそ。見学にショッピング、食事とお酒好きの心を満たしてくれる石川酒造へ足を運んでみてはいかかがでしょうか。 石川酒造株式会社 [住所]東京都福生市熊川1 [電話番号]042-553-0100(代表) [アクセス]【車】八王子ICより約17分【電車】JR拝島駅よりタクシーで約8分、徒歩約20分 [見学内容]200円の直売店割引券、試飲、お土産付きの蔵見学 ※見学時間約45分 ※2023年8月見学内容 [見学料金]1,000円 [予約方法]公式ホームページより [問い合わせ]直売店 酒世羅 042-530-5792(営業時間 10時〜18時、火曜定休 12月無休) [石川酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.tamajiman.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 https://sake-5.jp/tokyo-sake-brewery-tours-recommended/ 2.金井酒造店(神奈川県秦野市) 金井酒造店は、丹沢山麓のふもとに位置する酒蔵です。蔵見学は、1,000円分のお買い物チケットとお酒のテイスティング付き。各グループごとに案内されるため、ゆっくりと見学できます。1グループ15名まで見学可能と、団体利用にもおすすめです。 金井酒造店の日本酒は、日々の食卓に寄り添うやさしい味わいが魅力です。蔵の敷地に掘られた地下100mの井戸から汲み上げた水が「白笹鼓(しらささつづみ)」の清らかな味わいを生み出しています。 丹沢は都内から交通の便もよく、ハイキングや登山、キャンプなどに多くの人々が訪れる場所です。見学では蔵の雰囲気とともに、丹沢の豊かな自然も体感できます。 初代蔵元・佐野リキが創業した明治元年から、150年余りの歴史を誇る金井酒造店。明治時代から現代まで、多くの人に親しまれてきた地酒のふるさとへぜひ足を運んでみてください。 株式会社金井酒造店 [住所]神奈川県秦野市堀山下182-1 [アクセス]【電車・バス】小田急線 秦野駅下車 バスにて約20分、小田急線 渋沢駅下車 バスにて約10分【車】東名秦野中井ICより約15分 [見学日時]6月〜9月下旬 ※所用時間60分程度 ※9月以降は各グループごとではなく参加者まとめての案内となる予定 ※詳細については情報が決まり次第公式サイトに掲載予定 [見学定員]1グループ15名まで [見学内容]見学後、主要銘柄と季節のお酒のテイスティングあり [見学料金]1名 1,000円 ※当日使える1,000円分のお買い物チケット付き [受付]予約制 [予約方法]公式ホームページより ※団体見学を希望の場合は事前に問い合わせフォームまたは電話にて要相談 [金井酒造店の詳細はこちら]https://www.kaneishuzo.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 https://sake-5.jp/sake-brewery-tours-in-kanagawa/ 3.和蔵酒造 竹岡蔵(千葉県富津市) 和蔵酒造竹岡蔵は、海の見える千葉房総の酒蔵です。代表銘柄は「聖泉(せいせん)」と「鹿野山(かのうざん)」。伝統的な製法を用い手間暇かけて造られる日本酒は、千葉房総の海の幸、山の幸の味わいを引き立てます。 和蔵酒造の大きな特徴は、日本酒の「竹岡蔵」と焼酎の「貞元蔵」、それぞれ専用の酒蔵を有することです。蔵見学は年間通して受け付けていますが、竹岡蔵は11月から3月、貞元蔵は9月から10月と酒造期には仕込み作業も見学できます。 君津市にある貞元蔵の直営店舗「酒菜館」は、日本酒や千葉県の物産品など品ぞろえも豊富です。女性に人気の柚子リキュールなどを試飲できるスペースも設けられています。 竹岡蔵を見学したら、海岸沿いを酒菜館へと移動。和蔵酒造の日本酒や焼酎、ゆで落花生に柚子酒ケーキなどのショッピングを楽しむのもおすすめです。都心近くにありながら自然豊かな観光スポット、房総半島で酒蔵めぐりを満喫してみてはいかがでしょうか。 和蔵酒造株式会社 竹岡蔵 [住所]千葉県富津市竹岡1 [見学料金]無料 [受付]予約制 [予約方法]0439-67-0027 にて問い合わせ [和蔵酒造株式会社 竹岡蔵の詳細はこちら]https://wakura-sake.jp/takeoka/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 4.松岡醸造(埼玉県比企郡小川町) 古くから「酒造りの適地」として知られる小川町の松岡醸造では、ミネラル豊富な天然水を仕込み水に使用しています。硬度は149mg/ℓと、日本の仕込み水としてはトップクラスの硬水。実際に口にすると、硬水なのに柔らかい不思議な水であることを実感できます。 日本酒造りの現場を巡る蔵見学は、「帝松(みかどまつ)」の試飲付き。お酒を飲まない方には、仕込み水が用意されています。 試飲で気に入ったお酒は、直売店で購入できます。「大吟醸ソフトアイス」や「甘酒」など、酒蔵ならではのメニューもおすすめです。「オーガニックコスメ」をはじめ、地元で作られた食品や和紙製品など、お酒以外の品も充実。埼玉土産にぴったりの品々が揃います。 ゆったり食事を楽しみたいときは、庭園内にある酒蔵レストラン「松風庵」へ。ランチタイムにはお酒や仕込み水、麹、酒粕などを使用した蔵元ならではのメニューをいただけます。時間帯によりカフェ利用もできますよ。 試飲付の蔵見学にショッピング、趣ある酒蔵レストランでの食事を楽しめる松岡醸造。埼玉観光とあわせてぜひおすすめしたい酒蔵です。 松岡醸造株式会社 [住所]埼玉県比企郡小川町大字下古寺7-2 [アクセス]【車】嵐山小川ICより15分 ※駐車場有(約100台)【電車】東武東上線・JR小川町駅より徒歩25分(タクシーで5分) [見学内容]蔵見学、試飲 ※ドライバーや子どもには蔵の仕込み水を用意 [受付]予約制 [予約方法]公式サイトの問い合わせフォームより [松岡醸造株式会社の詳細はこちら]https://www.mikadomatsu.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 まとめ 各県の老舗蔵でおいしい日本酒が造られている関東地方。今回ご紹介した蔵では、見学の後に試飲やショッピングなどを楽しめます。海沿い、山の麓と豊かな自然に恵まれた蔵も多く、都心からの日帰り旅行にもおすすめです。お酒好きにはたまらない酒蔵見学。ぜひチェックして足を運んでみてくださいね。
【2023年最新版】関西の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒と共に各地を巡ろう
日本酒ファンにおすすめしたいのが関西の酒蔵見学です。日本三大酒どころのうち、灘(兵庫)と伏見(京都)を巡ることができます。 日本酒発祥の地といわれる奈良では、伝統を受け継ぎながら新たな歴史を切り拓く酒蔵を見学できます。試飲やショッピングができる蔵もあるなど、お楽しみも満載です。 今回は、関西でおすすめの酒蔵見学情報を紹介します。「関西で酒蔵巡りがしたい」「旅先でおいしい日本酒に出会いたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年8月7日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.佐々木酒造(京都府京都市上京区) 京都府の佐々木酒造は、京都の中心から世界へと日本酒の魅力を発信する酒蔵です。「京都洛中酒蔵ツーリズム」と題し、さまざまな見学ツアーを展開。歴史ある京都の風情を感じながら、蔵の魅力に触れられます。 佐々木酒造の蔵見学の魅力は、普段蔵人たちが働く酒造りの現場を間近で体感できること。過去には、米が蒸される熱気や、醪(もろみ)の甘い香りに包まれる早朝見学ツアーも開催されました。 酒造りがお休みとなる期間も、蔵人の楽しい解説付きで2階建ての蔵内を見学できます。日本酒の製造工程に沿って案内されるため、おいしいお酒がどうやってできあがるのか、より理解が深まる内容です。 見学の後は、佐々木酒造のおいしい日本酒で乾杯。京都で日本の伝統文化を堪能できる蔵見学は、海外の観光客にも人気です。1階の小売部には有料の試飲サーバーもあり、予約不要で試飲やお土産購入を楽しめますよ。 なにより蔵人やスタッフの明るい雰囲気に触れれば、日本酒がもっと楽しく、おいしいものとなるはず。京都観光とあわせ、ぜひ酒蔵見学を体験してみてください。 佐々木酒造株式会社 [住所]京都府京都市上京区北伊勢屋町727 [アクセス]【電車】地下鉄 二条城前より徒歩約15分【バス】千本丸太町 または 堀川丸太町 より徒歩約10分、丸太町智恵光院より徒歩5分 [見学日時・定員・内容・料金]見学ツアー、コースによって異なる ※詳細は公式サイトを要確認(https://www.jurakudai.com/#tourism) [受付]予約制 [予約方法]公式サイトより [佐々木酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.jurakudai.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.藤岡酒造(京都府京都市伏見区) 藤岡酒造は、日本三大酒どころのひとつ伏見に位置する酒蔵です。代表銘柄は「蒼空(そうくう)」。絹のように滑らかな味わいは、伏見の名水と職人たちの丁寧な手仕事によって生まれます。 酒蔵見学は、約2時間の充実した内容。グラス3杯の利き酒も付いています。利き酒は自家製アイスに変更でき、お酒を飲まない方も一緒に蔵めぐりを楽しめるのがうれしいですね。 蔵見学とセットで注目したいのが、蔵併設の酒蔵Bar「えん」です。こちらでは、ガラス越しに蔵の様子を眺められます。 カウンター席に腰掛けた先に見えるのは、大きなタンク。メニューには、酒の肴や甘酒なども用意されています。お酒が生まれるすぐそばでいただく「蒼空」の味わいはまた格別です。 一度は歴史に幕を下ろしたものの、5代目蔵元の熱意によって再生した酒蔵、藤岡酒造。手仕事で造られる純米酒は、やさしい味わいに満ちています。 酒どころ伏見には飲食店が建ち並び、風情ある景色のなか街歩きも楽しめます。酒蔵見学はもちろん、伏見観光とあわせぜひ立ち寄りたい酒蔵です。 藤岡酒造株式会社 [住所]京都市伏見区今町672-1 [アクセス]【電車】京阪 伏見桃山駅または丹波橋駅より徒歩約5分、近鉄 桃山御陵前駅または丹波橋駅より徒歩約6分 [定休日]水曜日 [見学日時]6月〜9月 酒造期間および夏季休業中以外 ※酒造期間は10月〜翌年5月末 ※案内できるスタッフが限られているため、希望通りに対応できない場合あり [見学定員]1回 2名〜15名まで ※1名のみの蔵見学は不可 ※対象年齢13歳以上 [見学内容]蔵見学、利き酒(グラス3杯)※ドライバーや20歳未満の方は蔵見学と自家製アイスのセットに変更可能のため予約時に相談 ※所用時間約2時間 [見学料金]2,500円 [受付]希望日より少なくとも2週間前までに要予約 ※連絡日から3カ月先まで予約可能 ※2週間以内、3カ月以上先の予約は不可 [予約方法]公式サイトにて ※メール送信後は、案内可能の可否を伝える蔵からのメールを要確認 [藤岡酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.sookuu.net/index.html ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.小山本家酒造 灘浜福鶴蔵(兵庫県神戸市) 日本三大酒どころのひとつとして知られる灘五郷(なだごごう)。兵庫県の神戸市、西宮市の沿岸部は古くから日本酒の銘醸地として栄えてきました。 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵は、その中でも酒造りの中核となる魚崎郷(うおざきごう)に位置します。ミネラル豊富な六甲山の伏流水に恵まれ、最高峰の酒米といわれる山田錦(やまだにしき)が栽培される地域です。蔵併設の「浜福鶴吟醸工房」では、四季を通じて酒造りの全工程をガラス越しに見学できます。 灘浜福鶴蔵の蔵見学の魅力は、子どもから大人まで誰もが酒造りの歴史に親しみ、楽しめることです。工房は1階と2階のフロアにわかれ、2階ではガラス張りの見学通路を通りながら酒造りの現場を体感できます。 注目は、醪(もろみ)づくりの体感コーナー。醪が醗酵する音を聞き、香りに包まれながら、日本古来の発酵文化に触れられます。江戸時代から使われている酒造道具も間近に見学できますよ。 1階のフロアでは、「有料きき酒処」や「生酒試飲コーナー」が待っています。中でもお酒好きが見逃せないのが「限定秘蔵酒量り売りコーナー」です。門外不出の極上酒を、ぜひ味わってみてください。 「直売コーナー」には、ここでしか買えない蔵元ならではのお酒やこだわりの発酵食品などが豊富にそろっています。写真映えする撮影スポットもありますよ。 見て、感じて、味わってと灘のお酒を存分に堪能できる酒蔵見学へ足を運んでみてはいかがでしょうか。 株式会社 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵 [住所]兵庫県神戸市東灘区魚崎南町4-4-6 [アクセス]【電車】阪神電鉄 魚崎駅または六甲ライナー南魚崎駅より徒歩10分【車】公式サイトを参照(https://www.hamafukutsuru.co.jp/about/index.html#gmap_wrap) [定休日]月曜日(祝祭日は営業)※吟醸工房は2023年8月11日(金)〜15日(火)休館 [見学日時]10時~17時(入館無料)※有料きき酒処ラストオーダー16時15分 [予約方法]10名未満は予約なしでも見学可能、10名以上の団体利用は公式サイトのメールフォームまたはFAX(078-411-1091)にて申し込み ※団体利用は案内人によるガイドあり [株式会社...
【2023年最新版】神奈川の酒蔵見学おすすめ4選!おいしい日本酒と自然を満喫しよう
試飲を楽しめる神奈川の酒蔵見学は、日本酒好き、お酒好きにおすすめです。蔵周辺の自然を感じながら、おいしいお酒と蔵の雰囲気を満喫できます。 試飲のあとは、蔵併設の売店でショッピング。すぐに使えるお買物券付きの蔵見学もありますよ。 今回は、神奈川県のおすすめ酒蔵見学情報をご紹介します。ぜひ夏から秋に向けたお出かけ情報の参考にしてください。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年7月28日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.大矢孝酒造(愛甲郡愛川町) 神奈川県愛甲郡の大矢孝酒造は、約200年の歴史をもつ老舗蔵です。蔵見学は、主に蔵人自らが対応。設備の説明を聞きながら、歴史ある蔵の雰囲気を存分に堪能できます。 米を蒸す大きな甑(こしき)に、見上げる高さのタンク。日本酒造りの設備を間近で見られるのは、蔵見学ならではの醍醐味です。米と米麹というシンプルな材料からどうやってお酒ができるのか、蔵内をめぐればさらに理解が深まります。 蔵見学のあとは、お待ちかねの試飲タイムです。季節のお酒を含め5~6種類もの日本酒を楽しめます。 大矢孝酒造が造るのは、米と米麹のみを原料とする純米酒です。香り華やかなタイプやコクのあるタイプなど、さまざまなお酒が揃います。試飲で見つけたお気に入りのお酒は、購入もできますよ。 蔵周辺にはレジャー牧場や宮ケ瀬ダムがあり、足をのばせば観光も楽しめます。見学は1人からでも受付可能。電車やバスを乗り継ぎ、都内からふらりと日帰り旅行に出かけたいときにもおすすめです。 大矢孝酒造株式会社 [住所]神奈川県愛甲郡愛川町田代521 [アクセス]【電車・バス】本厚木駅 01番半原行きバス「半僧坊前」より徒歩9分、本厚木駅 02番半原行きバス「愛川田代郵便局前」より徒歩1分【車】圏央厚木ICより20分 ※駐車スペースあり [見学日時]毎週火・木・土 14時〜 ※所用時間 約40分 ※10〜3月は酒造り期間のため見学不可 [見学定員]4名 ※大人数の場合は別途相談 [見学内容]蔵案内、試飲、お土産販売 ※蔵案内、試飲各20分 [見学料金]1,000円 ※20歳未満は無料 [受付]5日前までに要予約(遅くても前々日まで)※予約は1カ月後まで可能 ※1カ月以上先の予約は電話にて問い合わせ [予約方法]公式ホームページより [大矢孝酒造株式会社の詳細はこちら]https://oyatakashi-shuzo.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.中沢酒造(足柄上郡松田町) 中沢酒造の蔵見学は、酒造りを担う蔵元自ら案内役を務めます。気になることは直接蔵元に質問できる贅沢な内容です。 銘酒「松美酉(松みどり)」は、丹沢山系の清らかな伏流水を仕込み水とし、全量手造りにこだわったお酒です。見学は500円分のお買物券付き。見学後は隣接する直売所で試飲やお土産購入を楽しめます。 酒蔵見学ができるシーズンは限られていますが、隣接の直売所は年中無休です。直売所には有料試飲サーバーがあり、中沢酒造のおいしい日本酒を飲み比べできます。 春になると河津桜が咲き誇る松田町は、日本有数のお花見スポット。蔵周辺は豊かな自然に包まれ、季節の移ろいとともに表情を変えます。 お酒が生まれる場所へ足を運べば、大好きな日本酒がより身近なものに感じられるはず。松田町へ足を運んだ際は、蔵の雰囲気を満喫しつつ、おいしいお酒が楽しめる中沢酒造へぜひ立ち寄ってみてください。 中沢酒造株式会社 [住所]神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1875 [アクセス]【電車】小田急線 新松田駅 北口より徒歩5分、JR御殿場線 松田駅 改札口より徒歩3分、JR御殿場線 松田駅 南口より徒歩5分【車】東名高速道路 大井松田ICより15分 [見学日時]毎週土曜 10時〜11時30分 ※5、6、9、10月のみ [見学内容]酒造りビデオ鑑賞、蔵見学、試飲、土産販売 [見学料金]1,000円(500円分のお買い物券付き)※20歳未満は無料 [受付]5日前までに要予約 ※2カ月後まで予約可能 [予約方法]公式ホームページより [中沢酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.matsumidori.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.金井酒造店(秦野市) 金井酒造店は、丹沢山麓のふもとに位置する酒蔵です。蔵見学は、1,000円分のお買い物チケットとお酒のテイスティング付き。各グループごとに案内されるため、ゆっくりと見学できます。1グループ15名まで見学可能と、団体利用にもおすすめです。 金井酒造店の日本酒は、日々の食卓に寄り添うやさしい味わいが魅力です。蔵の敷地に掘られた地下100mの井戸から汲み上げた水が「白笹鼓(しらささつづみ)」の清らかな味わいを生み出しています。 丹沢は都内から交通の便もよく、ハイキングや登山、キャンプなどに多くの人々が訪れる場所です。見学では蔵の雰囲気とともに、丹沢の豊かな自然も体感できます。 初代蔵元・佐野リキが創業した明治元年から、150年余りの歴史を誇る金井酒造店。明治時代から現代まで、多くの人に親しまれてきた地酒のふるさとへ足を運んでみてはいかがでしょうか。 株式会社金井酒造店 [住所]神奈川県秦野市堀山下182-1 [アクセス]【電車・バス】小田急線 秦野駅下車 バスにて約20分、小田急線...
【2023年8月最新版】日本酒おすすめランキング1位~50位!日本酒の選び方のポイントも解説【唎酒師監修】
「日本酒は好きだけど種類が多くて選べない!」「どんな日本酒が人気なの?」と思ったことはありませんか?自分好みの1本を見つけたいときは、さまざまな人気銘柄を試してみるのもおすすめです。 そこで今回は、日本酒アプリ「さけのわ」のランキングをもとに「2023年8月最新版の日本酒おすすめランキングTOP50」をご紹介!日本酒選びのポイントも解説します。ぜひ、酒販店や飲食店で日本酒を楽しむ際の参考にしてくださいね。 1.【2023年8月最新版】日本酒おすすめランキングTOP50 日本酒アプリ「さけのわ」の人気ランキングを参考に、日本酒おすすめランキング50選をご紹介!各銘柄の特徴も解説していきます。「どんな日本酒が飲まれてるの?」「人気の日本酒が知りたい!」という方は、ぜひチェックしてみてくださいね。 1位.新政(あらまさ) 1位にランクインしたのは、秋田県『新政酒造』の「新政(あらまさ)」です。秋田県産の米を使い、米と米麹で生まれる純米酒のみを製造しています。 フレッシュかつ繊細な香りと味わいは、日本酒業界に革命を起こしたといわれるほど。6号酵母を使用した「No.6(ナンバーシックス)」をはじめ、酒米の違いを楽しむ「Colors(カラーズ)」など、個性的なブランドが多くのファンを魅了しています。 (出典元:新政酒造株式会社オフィシャルサイト) 2位.十四代(じゅうよんだい) 『高木酒造』の造る「十四代(じゅうよんだい)」は、人気の高さと入手の難しさから「幻」ともいわれるお酒です。日本酒ファンなら、ぜひ一度は試してみたい銘柄ともいえるでしょう。 代表銘柄は「特別本醸造 本丸 秘伝玉返し」。十四代が有名になるきっかけとなったお酒です。一般的にはリーズナブルな本醸造の造りでありながら、吟醸酒に匹敵する香りと味わいを堪能できます。 (出典元:amazon) 3位.風の森(かぜのもり) 「風の森(かぜのもり)」は、奈良県の『油長酒造(ゆちょうしゅぞう)』が造る日本酒です。大きな特徴は、シュワッとした微発泡感と果実を思わせるフレッシュな香り。後口の苦味がナチュラルな魅力を引き立てます。 驚くべきは、精米歩合80%とあまり外側を削らない米で良質な味わいを生み出していること。日本酒へのイメージを良い意味で大きく覆し、誕生以来高い注目を集めるお酒です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 4位.而今(じこん) 三重県の『木屋正(きやしょう)酒造』が造る「而今(じこん)」は、6代目が自ら生み出したブランドです。その名には「過去に囚われず、未来にも囚われず、今をただ精一杯に生きる」という意味が込められています。 すべてを手作業で丁寧に仕込む「而今」は、フルーティーな香りとフレッシュな味わいが持ち味。繊細な和食はもちろん、洋食とあわせて楽しむのもおすすめです。 (出典元:木屋正酒造) 5位.作(ざく) 第5位には、三重県『清水清三郎商店』が造る「作(ざく)」がランクイン。心地よい香りとやわらかな味わい、スッキリとしたキレの良さが人気を集めました。 玄乃智(げんのとも)、穂乃智(ほのとも)をはじめとするラインナップの豊富さも「作」の魅力。300ml容量で販売されている銘柄も多く「いろいろなお酒を試したい」という日本酒ビギナーにもおすすめの日本酒です。 (出典元:清水清三郎商店) 6位.仙禽(せんきん) 第6位にランクインした「仙禽(せんきん)」は、お酒が造られる土地の風土を重視して造られています。原料米には、仕込み水と同じ水脈上で育った山田錦や雄町、亀の尾(かめのお)などを使用。さらに、蔵に住み着く天然の酵母を用いるなど、古くて新しいナチュラル製法で生まれるお酒です。 定番商品はもちろん、「かぶとむし」や「雪だるま」といったラベルのかわいいシーズン商品もおすすめですよ。 (出典元:仙禽オフィシャルサイト) 7位.田酒(でんしゅ) 青森県の地酒として名高い銘柄がこちら。第7位にランクインした「田酒(でんしゅ)」です。「田んぼの味わいそのままに」という思いから生まれた「田酒」は、純米酒のみが製造されています。 「田酒」の大きな特徴は、燗酒でより魅力が花開くこと。日本酒通にも愛される本格的な味わいは、炙ったスルメやイカの塩辛のような定番おつまみと合わせるのがおすすめです。 (出典元:酒の志筑屋) 8位.鳳凰美田(ほうおうびでん) 「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は、華やかでフルーティーな香りが特徴的な日本酒です。醸造元の『小林酒造』では、地元栃木県の酒米を中心に日光山系の伏流水を用いたお酒が造られています。 「フルーティーな香りの日本酒が好き」「甘みがありつつスッキリした後味が好み」という方におすすめしたい銘柄です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 9位.寫楽(しゃらく) 「寫樂(しゃらく)」は、福島県の『宮泉銘醸(みやいずみめいじょう)』が造る日本酒です。山田錦に雄町、愛山(あいやま)など質の良い酒米を使い分け、シーズンごとに個性的な銘柄を生み出しています。 なかでも、特A地区の山田錦を小さく磨いて仕込んだ「寫樂 純米大吟醸 極上二割」は蔵自慢の逸品。味わい、スペックともに贈答用にもおすすめの1本です。 (出典元:宮泉銘醸株式会社) 10位.鍋島(なべしま) 「鍋島(なべしま)」は、佐賀県の『富久千代酒造』が造る日本酒です。2011年の「インターナショナルワインチャレンジ(IWC)」では、日本酒部門最高賞となる「チャンピオン・サケ」を受賞。ナチュラルでやさしい味わいは、国内はもちろん海外でも高く評価されています。ラインナップも幅広く、製法や酒米による味の違いを楽しめますよ。 (出典元:富久千代酒造) 11位.赤武(あかぶ) 2014年に誕生以来、多くのファンに愛され確固たる地位を築き上げた銘酒「赤武(あかぶ)」。若いスタッフを中心に造られる日本酒は地元岩手を飛び出し、全国各地で高い人気を集めています。 岩手県産の米で造られる日本酒は、フルーツを思わせるさわやかな香りとスッキリとした飲み口が特徴。真っ赤な武士が描かれたラベルはもちろん、味わいもまた一度手にすれば忘れられない個性を放っています。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 12位.獺祭(だっさい) 山口県の酒蔵を拠点に、銀座や博多、フランスに直営店を持つ『旭酒造』のお酒「獺祭(だっさい)」。日本酒ビギナーでも、名前を聞いたことがあるという方は多いのではないでしょうか。 なかでも、精米歩合23%の「獺祭磨き二割三分」は、獺祭の名を世に知らしめるきっかけとなったお酒。華やかな香りとハチミツのように品の良い甘さは、多くの日本酒ファンを魅了し続けています。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 13位.醸し人九平次(かもしびとくへいじ) 「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」は、ワインのようにエレガントな味わいの日本酒です。ワインの本場、フランスのシェフ・ソムリエに高く評価されたことをきっかけに、日本でも人気が広がっていきました。 醸造元は米が育つ場所そのものに敬意を払い、2010年からは兵庫県黒田庄で自ら山田錦の栽培を開始。繊細な香りと気品あふれる味わいは、ぜひワイングラスでお楽しみください。 (出典元:醸し人九平次 KUHEIJI) 14位.紀土(きっど) 第14位にランクインしたのは「紀土」と書いてキッドと読む日本酒です。醸造元は、和歌山県の『平和酒造』。原料となる酒米は、地域の人々と蔵人たちの手によって栽培されています。 香りはおだやかで甘みは程よく、体にすっと染み渡るような美味しさ。温かな紀州の土地を思いながら、ゆったりと楽しみたい味わいです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 15位.花陽浴(はなあび) フルーティーな香りとほのかな酸味、甘味はまるでパイナップルのよう。『南陽醸造(なんようじょうぞう)』が手がける「花陽浴(はなあび)」は、フルーティーな甘口タイプの日本酒です。 とろりとした芳醇な甘さと、後口のジューシーな酸味も印象的。キラキラとしたラベルのように、一度飲んだら忘れられない個性が光るお酒です。 (出典元:矢島酒店) 16位.黒龍(こくりゅう) 日本酒通にも人気の「黒龍(こくりゅう)」は、福井県の地酒です。その歴史は古く、大吟醸を世に知らしめる先駆けとなった銘柄でもあります。 香り高く、それでいてスッキリとした味わいは、食事と合わせる食中酒におすすめ。「黒龍 石田屋」や「黒龍 二左衛門」などの限定商品は、お世話になった方への贈り物にも適しています。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 17位.総乃寒菊(ふさのかんきく) 九十九里浜近くの酒蔵で昔ながらの手仕事によって生まれる日本酒です。大きな特徴は、火入れと呼ばれる加熱殺菌処理をしていない生酒であること。搾りたての香り、味わいを堪能できます。 「総乃寒菊」は4種の酒米を使い分け、千葉をメインとする4つのテーマを表現。低アルコール酒やコシヒカリを使ったお酒など、蔵の技とこだわりが光るラインナップが並びます。 (出典元:寒菊銘醸) 18位.飛露喜(ひろき) 喜びの露がほとばしることを意味する「飛露喜(ひろき)」は、『廣木酒造』復活のきっかけとなった日本酒です。製造数は限られており、販売と同時に完売してしまうことも珍しくありません。 香りはおだやかでまろやかな口当たり。ジュワッと広がる甘みと旨味は、心地よい余韻とともにスルリと喉を通りすぎていきます。飲食店などで見かけたときは「ぜひ」とおすすめしたい銘柄です。 (出典元:松仙) 19位.光栄菊(こうえいぎく) 佐賀県の地酒「光栄菊(こうえいぎく)」は、2006年に販売休止となったものの、2019年に復活を遂げた銘柄です。生産量の少なさと人気の高さから、入手の難しいお酒のひとつでもあります。 香りはライチや青りんごのようにフルーティー。アルコール度数低めの銘柄が多く、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめです。 (出典元:さいとう酒店 | 地酒・日本ワイン専門店) 20位.信州亀齢(しんしゅうきれい) 原料には、長野県産の美山錦や蔵自らが栽培したひとごこちを使用。蔵に古くから住み着く酵母、伝統的な手法によって「信州亀齢」は生まれます。 フルーツや花を思わせる上品な香り、繊細かつエレガントな味わいは多くの人々を惹きつけてやみません。生産数は決して多くはないものの、全国に多くのファンを持つ日本酒です。 (出典元:岡崎酒造) 21位.くどき上手 ネーミングはもちろん、浮世絵ラベルも印象的な日本酒「くどき上手」。その名前は、人の心を説き伏せ戦国時代を生き抜いた、武将の姿に由来するといいます。 手間暇かけて造り上げ品質管理を徹底した「くどき上手」は、まさに人の心を魅了する味わい。個性的なラインナップのなかには「超辛口」と銘打った日本酒度+20のお酒もありますよ。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 22位.陸奥八仙(むつはっせん) 1998年(平成10年)に青森県の『八戸酒造』で誕生したブランドです。その名には、酒仙(お酒の仙人)境地でお酒を楽しんでもらいたいという蔵の思いが込められています。 後味がスッキリとしたタイプが多く、八戸の海産物と好相性。果実のように華やかな香りの「赤ラベル」、「ピンクラベル」は口当たりまろやかで日本酒ビギナーにもおすすめです。 (出典元:八戸酒造株式会社) 23位.加茂錦(かもにしき) 加茂錦の「荷札酒」は、若き蔵人田中悠一氏が造り上げた日本酒です。田中氏が酒造りに携わったのは大学在学中のこと。当時は決して酒好きなほうではなかったというものの、天性のきき酒能力と酒造りへの想いが、各方面で支持される「荷札酒」を生み出しました。 現代の食卓に合う酒をテーマとした日本酒は、香り華やかでコクがあり、すーっとキレる綺麗な後口が印象的。荷札には酒米の種類や精米歩合、タンクNo.などが記されています。 (出典元:大和屋酒舗) 24位.雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ) 茅舎(ぼうしゃ)とは、かやぶきの家のこと。「雪の茅舎」は、雪深い秋田県の『齋彌(さいや)酒造店』で生まれる日本酒です。 酒造りに使用されるのは、蔵オリジナルの自家培養酵母。微生物の環境を大切にしている蔵は、酒蔵として日本で初めてオーガニック認定されています。蔵が復活させたといわれる「山廃(やまはい)」のお酒は、複雑かつ繊細な味と香りが魅力的。日本酒通からも評価の高い人気銘柄です。 (出典元:雪の茅舎醸造元...
【2023年最新版】東京の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒の試飲にお土産、レストランも。
東京の酒蔵見学は、日本酒のことをもっと知りたい!という方におすすめです。東京都内で歴史ある蔵の雰囲気を体感できます。 東京の酒蔵は、自然豊かな多摩地区に多いことが特徴です。お酒と一緒に食事を楽しめる酒蔵もあり、首都圏発の日帰り旅行にも適しています。 なにより蔵の人々を身近に感じられるのが蔵見学の大きな魅力。今回は、お酒好きにおすすめの東京の酒蔵見学情報をご紹介します。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年7月28日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.小澤酒造(青梅市) 「澤乃井(さわのい)」を造る小澤酒造は、奥多摩の豊かな自然に包まれた酒蔵です。酒蔵見学を始めたのは、1966年(昭和41)。以来、顧客と直接ふれあいたいという想いから、社長をはじめとする各部署の社員が案内を続けています。 参加料はなんと無料。土日はひと月先のスケジュールまで満席になる人気ぶりです。 小澤酒造の魅力は、蔵の近くに飲食店やきき酒処、観光スポットが揃っていること。 「清流ガーデン 澤乃井園」では、多摩川の涼やかな流れを眺めながら、お酒と軽食メニューがいただけます。お酒やわさび漬け、酒まんじゅうなど、お土産のバリエーションも豊富です。 直営の「きき酒処」には、澤乃井自慢のお酒がずらり。テーブル席もあり、見学の余韻にひたりながら日本酒を飲み比べできますよ。 ゆったりと食事を楽しみたいときは、澤乃井の仕込み水を使った豆腐料理が味わえる「豆らく」もおすすめです。2021年(令和3)には、名水で淹れたコーヒーやスイーツを提供する「CAFE雫(しずく)」もオープンしました。 蔵の近くには美術館やバーベキュー場などがあり、見学のあとはゆっくり過ごしたり、仲間とわいわいバーベキューをしたりと思い思いに楽しめます。 蔵見学を拠点に、美味しい日本酒造りを支える奥多摩の自然をぜひ体感してみてください。 小澤酒造株式会社 [住所]東京都青梅市沢井2-770 [アクセス]【電車】JR沢井駅より徒歩約5分【車】八王子ICより約80分、圏央道青梅ICより約40分 [蔵見学定休日]月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始ほか [見学日時]【平日】2回(13時、14時)【土・日・祝】3回(12時、13時、14時)※所要時間約30分 [見学定員]1回15名(1組10名まで) [見学内容]酒蔵内の見学(現在試飲なし) [見学料金]無料 [受付]予約優先(空席があれば当日申し込み可) [予約方法]澤乃井園 0428-78-8210(受付時間 9時〜17時)※メールでの受付はなし ※団体見学(11名以上、平日のみ)は要相談 0428-78-8215団体見学係まで [小澤酒造株式会社の詳細はこちら]http://www.sawanoi-sake.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.石川酒造(福生市) お酒好きにぜひおすすめしたいのがこちら。「酒飲みのテーマパーク」ともいわれる石川酒造の酒蔵見学です。 敷地内には趣ある酒蔵と史料館が建ち並び、併設のレストランではクラフトビールとイタリアンを楽しめます。 感謝デーに開催される酒蔵見学は、直売店の割引券と試飲、お土産付きという充実の内容です(2023年8月見学内容)。スタッフ案内のもと、銘酒「多満自慢(たまじまん)」が生まれる蔵内部を見学できます。 また、石川酒造の敷地内は予約不要で自由に散策できます。明治13年建築、国登録有形文化財の本蔵は、石川酒造の歴史を感じさせる佇まい。直売店では、QRコード付きのパンフレットが配布されています。 明治期に使用していたビール釜や樹齢700年の御神木など、パンフレットを参考にゆるりと巡るのもおすすめです。 直売店には、蔵自慢の日本酒やクラフトビールが勢ぞろい。ここでしか購入できない限定グッズもあります。ロゴ入りの酒器や雑貨は、お酒好きな方へのお土産にも喜ばれそうですね。 見学とショッピングを楽しんだら、併設のレストランで美味しい料理とお酒に舌鼓。クラフトビールはもちろん、日本酒も複数用意されています。 イタリアンと日本酒のマリアージュを堪能できるのは、古くから酒造りを手がけてきた蔵併設のレストランだからこそ。見学にショッピング、食事とお酒好きの心を満たしてくれる石川酒造へ足を運んでみてはいかかがでしょうか。 石川酒造株式会社 [住所]東京都福生市熊川1 [電話番号]042-553-0100(代表) [アクセス]【車】八王子ICより約17分【電車】JR拝島駅よりタクシーで約8分、徒歩約20分 [見学内容]200円の直売店割引券、試飲、お土産付きの蔵見学 ※見学時間約45分 ※2023年8月見学内容 [見学料金]1,000円 [予約方法]公式ホームページより [問い合わせ]直売店 酒世羅 042-530-5792(営業時間 10時〜18時、火曜定休 12月無休) [石川酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.tamajiman.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.田村酒造場(福生市) 200年余りの歴史を誇る田村酒造場は、個人はもちろん、団体で酒蔵見学をしたいときにおすすめです。代表銘酒は「善泉(かせん)」。蔵や水車小屋などは、国の登録有形文化財に認定されています。 見学の種類は、申し込み人数が1〜5名の少人数蔵見学と、10〜15名の団体蔵見学の2種類です。見学料はいずれも無料。少人数蔵見学は、蔵指定の日程に参加できます。 団体蔵見学は、休業日や蔵の予定を除く希望の日にちを選択可能です。1日1団体のみ受付と、余裕をもって見学できるのがうれしいですね。 1時間〜1時間半の見学では、庭や井戸なども案内されます。長年の歴史が息づく敷地内を巡る、まさに大人の社会科見学といった内容です。 趣ある敷地内を巡ったあとは、蔵自慢のお酒を試飲できます。蔵の歴史を体感したあとの日本酒は、またひと味違う美味しさです。 少人数蔵見学の日程は公式ホームページで確認できます。日程、人数には限りがあるため、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。 田村酒造場 [住所]東京都福生市福生626 [定休日]日・月・祝 ※酒造りの最重要期のため、12月・1月は蔵見学の開催はなし [アクセス]【電車】JR福生駅より徒歩約10分【車】圏央道 日の出ICより約4km(駐車場正門前) [見学日時]【少人数蔵見学】毎月土曜日 14時〜、1〜2回開催【団体蔵見学】希望日指定可 ※参加人数10名以上 ※1日1団体のみ ※休業日、蔵の予定により受付不可の日あり ※受付可能日は公式ホームページ受付状況カレンダーにて要確認 [見学定員]【少人数蔵見学】1組1〜5名、15名まで【団体蔵見学】10名〜15名 [見学内容]環境(庭、分水、井戸)、酒造蔵、試飲 ※所用時間1時間〜1時間半 [見学料金]無料 [受付]事前予約制、見学希望日の3カ月前〜1週間前までに要問合せ [予約方法]公式ホームページより [田村酒造場の詳細はこちら]https://www.seishu-kasen.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 4.豊島屋酒造(東村山市) 東村山市の豊島屋酒造では、毎週土曜日の午前中に酒蔵見学が開催されています。基本的に予約は不要と気軽に足を運べることが魅力です。 酒販店と料理店の繁栄を守るような作品を、という想いが込められた「屋守(おくのかみ)」は、手仕事を大切にしたやさしい味わい。日本酒を造る酒蔵や提供する店舗、飲み手を繋ぐ酒として多くの日本酒ファンに愛されています。 2023年4月には3年半ぶりに「豊島屋フェスタ2023」が開催され、総勢1,000名の人々が蔵に集結しました。 さらに「ナイト蔵ビング」と題した夜の酒蔵見学や、おつまみとお酒を気軽に楽しめる角打ちイベントなどを随時開催。日本酒愛好家もビギナーも、誰もがお酒を通して笑顔になれる場が提供されています。 豊島屋酒造が大切にしているのは、お酒好きはもちろん、飲めない人や子どもたちまでを含む、人と人との「縁」を醸すこと。 「日本酒のことはよくわからないけど、楽しく酒蔵の魅力に触れてみたい」「日本酒好きの輪を広げたい」という方にぜひおすすめしたい酒蔵です。 豊島屋酒蔵 [住所]東京都東村山市久米川町3-14-10 [アクセス]【電車】西武新宿線 東村山駅東口 より府中街道を所沢方面に徒歩約20分【車】首都4号線・中央道 高井戸ICより60分、中央道国立ICより50分、関越道所沢ICより30分 [見学日時]毎週土曜 11時〜12時...
甘酒にもデメリットはある?甘酒は飲み過ぎに要注意!
栄養豊富な甘酒は、さまざまな健康効果が期待できる飲み物です。積極的に食生活に取り入れたいところですが、飲みすぎによるデメリットも考えられます。 今回は、甘酒の適切な摂取量やメリットを紹介します。効果的な取り入れ方も参考にしながら、ぜひおいしく甘酒を楽しんでください。 1.健康的な甘酒も飲み過ぎはNG!飲み過ぎた時のデメリットとは? 甘酒は「飲む点滴」といわれるほど栄養豊富な発酵食品です。疲労回復効果が期待でき、夏バテ予防にも効果的といわれています。 そんな甘酒も、飲みすぎるといくつかのデメリットが生じる可能性があります。甘酒の健康効果を高めるために、デメリットの内容を確認していきましょう。 1-1.甘酒の飲み過ぎは肥満の原因に 甘酒の飲みすぎは肥満の原因となる可能性があります。甘酒100gあたりのカロリーは、76kcal。糖質量は17.9gです。 100gあたり カロリー (kcal) 糖質 (g) 甘酒 76 17.9 オレンジジュース 45 10.7 牛乳 61 4.8 調整豆乳 63 4.5 コーヒー 4 0.7 ジュースや牛乳などと比べると、甘酒はカロリーや糖質が高めの飲み物であることがわかります。 健康に良いからと飲みすぎると、知らずにカロリー過多となるケースもあるため気を付けましょう。 参考:文部科学省「食品成分データベース」 1-2.糖尿病のリスクを高める 甘酒は、ブドウ糖を豊富に含む飲み物です。ブドウ糖は、脳の大切なエネルギー源。脂質よりも早く分解吸収され、スムーズにエネルギー補給できます。 ただし、ブドウ糖の過剰摂取は糖尿病を引き起こすリスクが高まります。急激に血糖値が上がるため、特に、血糖値が高めの方や妊娠中の方は注意が必要です。適量を心がけ、飲みすぎないように日ごろから気を付けましょう。 2.甘酒の1日あたりの適切な摂取量 甘酒の摂取量は、1日あたり200ml程度が理想的です。温めて少しずつ飲めば満足度も高まります。 甘酒を飲む生活を習慣化すれば、次で紹介するようなダイエット効果や健康効果が期待できます。ぜひ無理のない範囲で食生活に取り入れてみてください。 3.適量の甘酒を飲むメリット 栄養豊富な甘酒を飲むメリットには、以下のような点があげられます。 ダイエット効果 美肌・美髪効果 腸内環境を整えてくれる 疲労回復 これらの効果を高めるためにも、甘酒は適量を心がけることが大切です。飲みすぎに気を付けながら、甘酒でエネルギーを補給しましょう。 3-1.ダイエットのサポート効果 前述したように、甘酒はブドウ糖を豊富に含む飲み物です。ブドウ糖により血糖値が上昇すると、脳の満腹中枢が刺激され少量でも満足感が得られます。 そのため、甘酒はダイエット中のおやつ代わりにおすすめです。チョコレートやスナック菓子より低いカロリーで、体に必要な栄養素を補給できます。 3-2.美肌・美髪効果 甘酒には、ポリフェノールの一種であるフェルラ酸が含まれています。美白効果が期待できるフェルラ酸は、化粧品などにも用いられる成分です。 特に、酒粕を原料とする「酒粕甘酒」は、米と米麹と原料とする「麹甘酒」に比べ、フェルラ酸が多く含まれています。麹甘酒は、酒粕甘酒にはないエルゴチオネインが含まれていることが特徴です。 エルゴチオネインには、シミやそばかすの原因となるメラニンを生み出すチロシナーゼの活性を阻害する働きがあります。紫外線による肌の老化を抑制し、美肌効果が期待できる成分です。 また、甘酒に含まれるビタミンB群のひとつビオチンには、髪の毛や皮膚を健康的な状態に保つ働きがあります。美しい肌や髪を目指す方にとって、甘酒は心強い味方といえるでしょう。 3-3.腸内環境を整えてくれる 甘酒には、腸内環境を整える効果があるといわれています。森永製菓の研究によると、甘酒を継続的に摂取することによる便通改善効果が示唆されました。 甘酒に含まれるオリゴ糖には、悪玉菌の活動を抑制し、お腹のなかの善玉菌を増やす働きがあります。また、酒粕甘酒は、食物繊維と似た作用をもつレジスタントプロテインを含む飲み物です。意識的に甘酒を摂取すれば、スムーズなお通じが期待できます。 参考:森永製菓株式会社「甘酒Lab.(あまざけラボ)便通改善効果」 3-4.疲労回復 疲労回復効果のある甘酒は、江戸時代から夏バテ予防に愛飲されてきました。甘酒に含まれるブドウ糖は分子が小さく吸収されやすいため、疲労時もスムーズに栄養補給できます。 また、甘酒に含まれるビタミンB1は、疲労回復に効果的な栄養素です。前述したように、甘酒はブドウ糖も豊富なため、脳に必要な栄養素も効率的にチャージできます。 4.甘酒の効果的な取り入れ方 甘酒の効果を高めるには、飲むタイミングと飲み方にひと工夫。ぜひおいしく、効果的に甘酒を毎日の生活に取り入れてみてください。 4-1.タイミングは朝がおすすめ 甘酒を飲むタイミングは、体内リズムがリセットされる朝がおすすめです。甘酒に含まれるエネルギー源を、1日の活力として素早くチャージできます。 午後に飲むなら、3時のおやつの代わりに甘酒を選んでみましょう。少ない量でも満足感が高く、午後の作業に向けて疲労回復できます。 また、夜は甘酒のストレス緩和効果が期待できるタイミングです。甘酒に含まれるGABAなどの物質には、リラックス作用があるといわれています。甘酒を温めれば体内温度も上昇し、安眠効果も得られるでしょう。 甘酒はさまざまな健康効果が期待できる飲み物ですが、栄養豊富なぶん、飲みすぎるとカロリー過多につながってしまいます。自分に合ったタイミングを見つけながら、適度に摂取するように心がけてくださいね。 4-2.甘酒にアレンジを加えるのもおすすめ 甘酒にアレンジを加えると、栄養素をプラスしながらいろいろな味わいを楽しめます。 おすすめは、好きな果物や野菜とミキサーにかけた甘酒スムージーです。忙しい朝でも手軽に栄養補給できます。 たんぱく質を摂取したいときは、甘酒にきな粉をプラスしてみてください。日々の食事で不足しがちなたんぱく質を摂取できます。 温めた甘酒にココアを溶かせば、甘さ引き立つあったかドリンクのできあがりです。食物繊維やポリフェノールを含むココアの健康効果も期待できます。 まとめ 甘酒は栄養豊富な飲み物ですが、飲みすぎるとカロリーを摂りすぎてしまう可能性があります。血糖値も上昇するため、もともと血糖値が高めな方や、妊娠中の方は飲みすぎに注意が必要です。 適量を意識すれば、甘酒のさまざまな健康効果が期待できます。江戸時代から飲まれていたという甘酒を、おいしく健康的に楽しんでみてはいかがでしょうか。
甘酒はダイエットにおすすめ!甘酒を使った正しいダイエット方法と痩せない原因を解説
やさしい甘さの「甘酒」は、ダイエットに効果的といわれています。その理由は、甘酒に含まれる豊富な栄養素。腸内環境を整えてくれたり、消化を助けてくれたりとダイエット中にうれしい効果が期待できます。 今回は、甘酒がダイエットに効果的な理由を紹介します。飲むタイミングや量など、ダイエットにおすすめの方法も解説するのでぜひ参考にしてください。 1.甘酒がダイエットに効果的な4つの理由 甘酒がダイエットに効果的な理由は次の4つです。甘酒に含まれる栄養成分が体にうれしい効果をもたらしてくれます。 腸内環境を整えてくれる 消化を助けてくれる 脂質や糖質の代謝をサポートしてくれる 脂質の排出を促してくれる 甘酒には糖分やアミノ酸のほか、ビタミンB群などの豊富な栄養素が含まれています。まずは、それらがもたらすダイエット効果について深掘りしていきましょう。 1-1.腸内環境を整えてくれる 甘酒には、米麹が発酵する段階で生まれるオリゴ糖が含まれています。 オリゴ糖は、悪玉菌の活動を抑制し、腸内環境を整えてくれる成分です。そのため、甘酒を摂取すると便秘改善効果が期待できます。 また、酒粕を原料とする酒粕甘酒には、食物繊維と似た作用をもつレジスタントプロテインが含まれています。こちらも腸内環境を整えてくれる成分です。 酒粕甘酒には微量のアルコール分が含まれているため、アルコールが気になるときは米と米麹で作られる麹甘酒を活用してみてください。 1-2.消化を助けてくれる 甘酒は、たくさんの酵素を含む発酵食品です。甘酒の栄養素は、酵素によって細かく分解されています。そのため、口にしたときにスムーズに消化吸収されることが特徴です。 また、麹には一緒に摂取した食べ物の消化吸収を助ける働きがあるといわれています。甘酒をダイエットに取り入れれば、食べ物の消化を促進する効果が期待できるでしょう。 1-3.脂質や糖質の代謝をサポートしてくれる 甘酒には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、糖質や脂質、たんぱく質の代謝をサポートしてくれる成分です。体内に取り入れた栄養素を効率よくエネルギーに変え、脂肪の蓄積を防いでくれます。疲労回復効果もあり、ダイエット中に積極的に取り入れたい栄養素のひとつです。 1-4.脂質の排出を促してくれる 酒粕甘酒に含まれるレジスタントプロテインには、余分な脂質を体外に排出する働きがあります。肥満を抑制する効果が期待できるなど、ダイエット中にうれしい作用をもつ成分です。 また、レジスタントプロテインには、血中のコレステロールを低下させる働きがあるといわれています。生活習慣病を予防でき、健康を気遣う方にもおすすめです。 2.甘酒の糖質とカロリーは要注意 栄養豊富でダイエットにも効果的な甘酒ですが、糖質とカロリーには注意が必要です。甘酒100mlあたりのカロリーは76kcal。糖質は17.9g含まれています。 オレンジジュース100mlあたりのカロリーが45kcal、牛乳のカロリーが61kcalであることを考えると、甘酒はカロリーが高めの飲み物といえるかもしれません。 栄養豊富だからと飲みすぎると、カロリー過多につながってしまうため気を付けましょう。 参考:文部科学省「食品成分データベース」 甘酒の糖質とカロリーについてはこちらの記事でも解説しているため、参考にしてみてください。 3.ダイエットに効果的な甘酒の取り入れ方 甘酒をダイエットに取り入れるときは、飲み方にひと工夫。甘酒の栄養成分を上手に摂取しながら、健康的なダイエットを目指しましょう。 3-1.飲みすぎず適量を取り入れる 前述したように、甘酒は飲みすぎないことが大切です。1日あたりの適量は約200ml。コップ1杯程度を目安にしましょう。 豆乳で割ったり、ココアを加えたりすれば栄養がアップし満足度も高まります。温めてカップに注ぎ、少しずつ楽しむのもおすすめです。 3-2.朝食にご飯やパンの代わりに甘酒 豆乳のダイエット効果を高めたいときは、朝食に取り入れてみてください。ご飯やパンの代わりにすれば、忙しい朝でも効率的に栄養を摂取できます。 甘酒の栄養素は酵素によって分解されているため、消化吸収されやすく、すぐにエネルギー源となってくれるのもうれしいポイントです。 甘酒に含まれるブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源ともいわれており、1日の活力となってくれます。 3-3.間食のおやつの代わりに甘酒 ダイエット中も甘いものがやめられない!という方は、おやつの代わりに甘酒を取り入れてみましょう。 カップ1杯(200g)の甘酒のカロリーが152kcalであるのに対し、板チョコ1枚(60g)のカロリーは330kcal。甘酒ならカロリーが抑えられ、食物繊維やビタミンB群などの栄養素も摂取できます。 甘酒をおやつ代わりにするときは、砂糖不使用の麹甘酒を選ぶのがおすすめです。近年は糖質オフの甘酒も販売されているため、上手に活用してみてください。 3-4.夕食の白米の代わりに甘酒 ダイエット効果を高めたいときは、夕食の白米を甘酒にチェンジするのもひとつの方法です。 甘酒1杯(200g)のカロリーが152kcalであるのに対し、ご飯1杯(150g)のカロリーは234kcal。必要な栄養素を補いながら、自然にカロリーカットできますよ。 参考:文部科学省「食品成分データベース」 4.ダイエットに向いている甘酒の選び方のポイント ダイエットに甘酒を取り入れるときは、カロリーや糖質控えめの商品を選ぶのがポイントです。 甘酒には、米と米麹で作る麹甘酒と、酒粕で作る酒粕甘酒の2種類があります。麹甘酒は砂糖不使用、酒粕甘酒は砂糖を使い微量にアルコール分が含まれていることが特徴です。 砂糖不使用の麹甘酒であれば、カロリーや糖質の摂取量が抑えられます。カロリーや糖質オフの商品を選ぶのもおすすめです。 また、やわらかく炊いた米に米麹を加え、一定温度で発酵させれば手作り麹甘酒ができあがります。酒粕甘酒の砂糖も、手作りであれば好みに調整可能です。 米麹や酒粕はスーパーで購入できます。自分好みの甘さに仕上げたいときはぜひ手作りも検討してみてください。 5.甘酒ダイエットで痩せれない原因は? 甘酒ダイエットで痩せられない原因は、普段の食事と運動量にあるのかもしれません。甘酒は、あくまでもダイエットをサポートしてくれる存在。飲むだけで減量できるわけではないからです。 ダイエットに大切なのは、バランスの良い食事と適度な運動。そこに甘酒を取り入れることで、体にうれしい健康効果やダイエット効果が期待できます。 「甘酒を食生活に取り入れたけどなかなか痩せないな」というときは、飲みすぎていないか、普段の運動量はどうかなどをあらためてチェックしてみてくださいね。 まとめ 甘酒ダイエットは、健康的なダイエットを叶えたいときにおすすめです。ダイエット効果が期待できるさまざまな栄養素を摂取できます。 ダイエットに取り入れるときのポイントは、飲みすぎに気を付けること。バランスの良い食事や適度な運動を心がけることも大切です。 甘酒を普段の食事にプラスしたり、おやつ代わりにしたりしながら、上手にダイエット生活に取り入れてみてくださいね。