日本酒ウォッチ
最新の記事
東洋美人ってどんな日本酒?東洋美人の商品ラインナップも解説!
多くの日本酒ファンを魅了するお酒「東洋美人(とうようびじん)」。個性的なネーミングから、その味が気になるという方も多いのではないでしょうか。種類が多い日本酒は「どれを選べばいいの?」と迷ってしまうこともありますよね。 そこで今回は、山口県から世界へとその名が知られる「東洋美人」についてご紹介!フルーティーな香りと甘口タイプの味わいは、日本酒ビギナーにもおすすめですよ。 1.日本酒の東洋美人とは 「東洋美人(とうようびじん)」は、山口県の澄川酒造場(すみかわしゅぞうじょう)が造る日本酒です。米の丸みと甘み、旨味にあふれ、澄み切った清らかな味わいは「稲をくぐりぬけた水」とも呼ばれています。 1-1.東洋美人の名前の由来 東洋美人という名は、初代が亡き妻を想い名付けたといわれています。初代の想いとともに、蔵の伝統は現代まで受け継がれてきました。 2016年(平成28年)には「東洋美人 純米大吟醸 壱番纏(いちばんまとい)」が日露首脳会談の夕食酒として振る舞われます。さらにはJALファーストクラスの提供酒として採用されるなど、国内から世界へとその名が知られる日本酒です。 1-2.「0杯から1杯へ」を目標に造られる、初心者にもおすすめの銘柄 東洋美人は「0杯から1杯へ」を目標に造られるお酒です。蔵元は「日本酒ファンのすそ野を広げたい」という想いから、2007年(平成19年)に全国各地の蔵元、酒販店とともに「和醸和楽(わじょうわらく)」を結成。まだ美味しい日本酒を飲んだことがない人に最初の1杯を提供しようと、さまざまな活動に取り組んでいます。 また、東洋美人は日本人のDNAに響く、米の旨味にあふれる味わいが魅力。香りも華やかでフルーティーと、日本酒初心者にもおすすめの銘柄です。 2.東洋美人を造る「澄川酒造場」とは? 澄川酒造場は、1921年(大正10年)に創業した酒蔵です。蔵のある山口県の中小川は、萩市の中心部から30kmほど離れた島根県との県境近く。すぐ近くを田万川が流れ、裏山からは豊富な石清水が湧きだします。 山口の小さな蔵から世界へと羽ばたくお酒を手がけたのは、4代目蔵元「澄川宜史(たかふみ)」氏。思いもよらぬ大災害を乗り越え、現在も地域に根差した酒造りを続けています。 2-1.「命を削る酒造り」に邁進、4代目「澄川宜史」氏 蔵が転換期を迎えるのは、4代目「澄川宜史」氏が蔵元杜氏に就任してからのこと。東京農業大学に在学していた宜史氏は、3年時の現場実習で高木酒造の「高木顕統(あきつな)」氏のもとを訪れます。 顕統氏は「幻の酒」とも呼ばれるプレミア酒「十四代」を誕生させた人物。端麗辛口ブームまっただなかの日本酒業界に芳醇旨口という新たなジャンルを生み出し、一躍脚光を集めていました。 宜史氏は顕統氏の技術力はもちろん、厳しい経営を立て直そうとする「命を削る酒造り」に感銘を受けます。 大学卒業後すぐに蔵へ戻ると、同じく経営状態が厳しかった澄川酒造場の変革に挑戦。「良い米で良い酒を造らないと、地方の酒蔵は生き残っていけない」と、地元農家とともに酒米「山田錦」の栽培を開始します。 当時は販路拡大のため、夜行バスを貸し切って東京へと日本酒を運び、各飲食店を回り歩いたそう。やがて東洋美人の美味しさは口コミで広がり、東京から全国へと多くのファンを生み出しました。 2-2.自然災害を乗り越え奇跡の再開へ 2013年(平成25年)7月28日、山口県を未曾有の大災害が襲います。集中豪雨により、蔵の目の前を流れる田万川が氾濫。冷蔵庫で貯蔵していた1万本以上の東洋美人が水に流されてしまったのです。 あたりは一面がれきや土砂であふれ、蒸し器などの機械も使用できなくなるなど一時は廃業をも危ぶまれる事態でした。 ところが、事態を聞きつけた全国の仲間約1,500人が現地へと集結。炎天下のなか復旧作業を続け、被災からわずか5カ月で仕込みを再開する運びとなったのです。 同志たちの熱い想い、酒造りをできる喜びを胸に、翌年1月には「原点」と名付けた日本酒を発売。5月には原点から一歩前進したことを意味する「東洋美人 ippo(一歩)」が誕生しました。 さらに、同年10月には世界最多の出品数を誇る「SAKE COMPETITION 2014」の「Free Style Under 5000」部門でグランプリを受賞。多くの仲間たちの協力と蔵のたゆまぬ努力により、澄川酒造場は完全復活を遂げたのです。 2021年(令和3年)創業100周年を迎えた酒蔵の壁には、被災当時に同志たちが残したメッセージが変わらず残されています。 3.東洋美人の商品ラインナップ 東洋美人は国内外で評価の高い日本酒です。ここからは数々の受賞歴を誇る銘柄、そして蔵の再起につながった銘柄の数々をご紹介します。飲食店や酒販店などで見つけた際は、ぜひ手にとってみてくださいね。 3-1.東洋美人 純米吟醸 50 山口県生まれのオリジナル酒米「西都の雫(さいとのしずく)」を使用した純米吟醸です。やわらかで上品な香りと、キレのある味わいを楽しめます。新鮮な刺身や出汁の効いた日本料理と好相性。冷酒のほか、ぬる燗で味わうのもおすすめです。 (出典元:sakenomy) 3-2.東洋美人 純米吟醸 大辛口 「辛口」といわれる日本酒は、後口のキレの良さとシャープな口あたりが特徴です。東洋美人の「大辛口」は、そこに旨味がプラスされているのが大きな魅力。こっくりした味わいの煮物や炙ったスルメ、肉料理によく合います。「お酒は辛口!」という方に、ぜひおすすめしたい1本です。 (出典元:sakenomy) 3-3.東洋美人 純米大吟醸 ASIAN BEAUTY 東洋美人のフルーティーな香りを堪能できる1本がこちら。艶やかな和装の女性が描かれた純米大吟醸です。スッと静かに引く甘さがスイスイと盃を進めます。価格が高くなりがちな純米大吟醸でありながら「Asian Beauty」は1本1,000円台と求めやすい価格帯。味わい、価格ともに日本酒ビギナーにおすすめの商品です。 (出典元:sakenomy) 3-4.東洋美人 純米大吟醸 プリンセスミチコ 「プリンセスミチコ」は、美智子上皇后が皇太子妃だった頃、英国から献上されたバラの花の名前です。美しいオレンジ色のバラにちなみ、ラベルも箱もオレンジカラーで統一されています。大きな特徴は、「プリンセスミチコ」から分離したバラ酵母が使用されていること。香り、味、佇まいとも気品あふれる純米大吟醸です。 (出典元:株式会社澄川酒造場) 3-5.東洋美人 地帆紅 「地帆紅(じぱんぐ)」は、東洋美人で唯一となる大吟醸酒です。華やかな香りとともに、芳醇な旨味とキレの良さを楽しめます。「SAKE COMPETITION 2014」のFree Style Under5000では1位を受賞。720mlで1,000円台と、圧倒的なコストパフォーマンスも魅力的です。 (出典元:株式会社澄川酒造場) 3-6.東洋美人...
フルーティーで女性に人気な日本酒30選
お酒好きな女性へのギフトやお祝いとして、フルーティな日本酒を探している方向けに、飲みやすくフルーティで人気のある日本酒をご紹介! フルーティーな日本酒は飲みやすく、日本酒初心者やアルコールのクセが苦手な女性にもオススメ。この記事では、フルーティーな日本酒の代表銘柄をご紹介。ご自分用やギフトの参考にしてもらえたら嬉しいです!(記事の後半に、少し日本酒からフルーティな香りがする理由についても解説しています!) 1.フルーティーな日本酒30選 フルーティーな日本酒がどのようなものか分かったところで、実際にフルーティーな日本酒を楽しむにはどのような銘柄があるのかを紹介していきます。 ここで紹介する銘柄はフルーティーな日本酒のほんの一部に過ぎませんが、代表的な銘柄をいくつか厳選しました。フルーティーな日本酒選びの参考にしてみてくださいね。 1-1.花の香 純米大吟醸 桜花 「花の香(はなのか)」は、1902年に創業した熊本県の酒蔵、花の香酒造の代表銘柄です。 2017年には、フランスのソムリエが審査員を務めるKURA MATER2017で審査員特賞を受賞。パリの5つ星ホテルでも採用されるなど、世界でも高い評価を得ています。 現代では珍しい「撥ね木搾り(はねぎしぼり)」という製法でゆっくりと時間をかけて搾られており、まさに花のように華やいだ香りが魅力の日本酒です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 1-2.十四代 純米吟醸 中取り 藩州山田錦 山形県の高木酒造が醸造する「十四代(じゅうよんだい)」は、芳醇旨口の代表格。「酒未来」「龍の落とし子」「羽州誉」といった独自の酒米を開発し、その人気の高さから入手困難な日本酒のひとつでもあります。 そのスタンダード品となるのが「純米吟醸中取り」。メロンのようにフルーティーな香りとジューシーな甘みがあり、人気の高さも納得のおいしさです。 (出典元:amazon.com) 1-3.前 純米吟醸 まるで桃のようにフレッシュな香りと、心地よい甘みの余韻を感じられる日本酒が「前(さき)」です。「前」は醸造元の佐賀県の古伊万里酒造、4代目の蔵元が2008年に誕生させた銘柄です。 エレガントな味わいは世界でも高く評価され、2016年にはインターナショナル・ワインチャレンジで銀メダルを受賞。ぜひ白ワインのようにグラスに注いで、淡白な魚料理とのマリアージュを楽しんでみて下さいね。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 1-4.獺祭 磨き二割三分 フルーティーな日本酒ブームの先駆けとなるのが、山口県旭酒造の「獺祭(だっさい)」。 中でも、精米歩合23%を実現させた「二割三分」は、蜂蜜のような甘みと上品な香りが魅力の純米大吟醸です。「三割九分」は桃のように豊かな香り、「純米大吟醸45」は青りんごのような香りと、精米歩合によってその香りも大きく異なります。 二割三分、三割九分、45と、精米歩合の異なる3本が揃ったおためしセットも販売されているので、違いを楽しみたい方にはそちらもオススメです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 1-5.醸し人九平次 「Le K」 VOYAGE (ル・カー ボヤージ) 愛知県の萬乗醸造の日本酒は、ミシュランガイドの三ツ星レストランのワインリストにも並ぶお酒です。「エレガント」をキーワードに造られており、ラベルだけでなく味わいもまたワインのよう。 純米吟醸の原酒である「醸し人九平次 Le K VOYAGE(かもしびとくへいじ ル・カー ボヤージ)」は、桃や洋ナシのような甘さの中に白コショウのような香りを感じる特別な1本です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 1-6.花陽浴 純米吟醸 八反錦 「花陽浴(はなあび)」は、埼玉県の南陽醸造で造られる日本酒です。酒米を55%まで磨き上げ、袋吊りでひとしずくずつ集めた「純米吟醸八反錦」は、うっすらとにごった生原酒。 パイナップルや青りんごのような爽やかな風味は、これぞまさに吟醸酒という香りです。 (出典元:酒泉洞堀一) 1-7.而今 純米吟醸 山田錦無濾過生 三重県から全国へと広がった地酒が「而今(じこん)」です。青りんごのようなフルーティーな香りの純米吟醸は、クリアな甘みとほのかな酸味が絶妙なバランス。 ほのかな微発泡が舌に心地よく、さらにフルーティーなにごり酒も甘口を好む方にはオススメです。 (出典元:酒泉洞堀一) 1-8.鳳凰美田 純米吟醸 Black Phoenix 無濾過本生 栃木県の美しい田園の中にある小さな蔵元、小林酒造の造る「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は人気の高さから入手困難になりつつあるお酒です。 個性的なラベルのBlack Phoenix(ブラックフェニックス)は、火入れや加水をしていない純米吟醸酒。白桃や和梨のようにふくよかで柔らかい香りを持ち、どんな料理にも合うスッキリとした甘みが魅力です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 1-9.出羽桜 一路 純米大吟醸 「出羽桜 一路(純米大吟醸)」は、山形県の出羽桜酒造で造られている、数々の賞を受賞している素晴らしい日本酒です。 フルーティーな香り、米の旨味がしっかりしているため濃厚でやや甘口ですが、どんな料理とも合わせやすく、口当たりがいいので、日本酒初心者にもおすすめです。 (出典元:出羽桜酒造株式会社) 1-10.たかちよ 純米おりがらみ 火入 青いラベルが印象的な「たかちよ 純米 おりがらみ...
辛口な日本酒のおすすめ20選を紹介!選び方のポイントも解説
日本酒のおすすめから、日本酒を選ぶ際に選び方の一つとして「辛口・甘口」があります。 日本酒の味わいは「辛口」や「甘口」などで表現されます。銘柄によって異なるものの、辛口の日本酒はスッキリとしたキレの良さが魅力です。 今回は、辛口の日本酒の特徴や選び方についてご紹介します。おすすめの辛口日本酒もたっぷり登場するので、ぜひお酒選びの参考にしてください。 1.辛口の日本酒はどんなお酒? 一般的に「辛口」と呼ばれるのは、キレのあるドライな味わいの日本酒です。「甘口」に比べ、香りが穏やかなタイプが多く見られます。 辛口の味わいは、使う米の種類や原料、製造方法によって生まれます。辛口の地酒も多く、新潟県は端麗辛口の代表格として知られる地域です。 冷酒から常温、燗酒と幅広い温度帯で楽しめる点も特徴のひとつ。温めるほどにシャープ味わいが引き立ち、燗酒好きにも好まれています。 2.辛口の日本酒の選び4つのポイント 「辛口の日本酒を楽しみたい」というときは、以下の4つのポイントをチェックしてみてください。 日本酒度で選ぶ 日本酒の種類(特定名称酒)で選ぶ 味わいや口当たりで選ぶ 日本酒の香りで選ぶ 「甘い」、「辛い」といった感じ方はあくまでも人それぞれですが、これらのポイントをふまえれば自分好みの味を見つけやすくなります。飲食店や酒販店でお酒を選ぶときも、ぜひ参考にしてください。 2-1.日本酒度で選ぶ 日本酒度とは、日本酒の「甘口」、「辛口」の目安となる数値のことです。以下のように、「-(マイナス)」の数字が大きいほど甘口、「+(プラス)」であれば辛口と判断されます。 辛口のお酒が飲みたいときは、日本酒度がプラスのお酒を選んでみてください。なかには、日本酒度+10以上の「大辛口」、「超辛口」をうたう銘柄もあります。 また、日本酒の味わいには日本酒度だけでなく、「酸度」も関係しています。詳しい情報は、以下の記事をぜひチェックしてみてくださいね。 日本酒度とは?日本酒度とお酒の甘口・辛口について解説 2-2.日本酒の種類(特定名称酒)で選ぶ 日本酒は、原料や製造方法により「特定名称酒」と呼ばれる種類に分類されます。それぞれのおおまかな個性を知っておくと、「コクのあるお酒が飲みたい」、「フルーティーな日本酒がほしい」というときに役立ちますよ。 本醸造酒 本醸造酒は、米と米こうじ、醸造アルコールで造られる日本酒です。比較的リーズナブルな銘柄が多く、常温から燗酒まで幅広い温度帯で美味しく味わえます。後口がキレる辛口の銘柄が多いことも特徴です。 純米酒 純米酒は、米と米こうじのみを原料とする日本酒です。香りはおだやかで、しっかりとした米のコク、旨味が感じられます。辛口のお酒が「淡麗」と呼ばれるのに対し、「濃醇」や「旨口」といわれることが多いタイプです。 吟醸酒 吟醸酒とは、醸造アルコールを使い、吟醸造りで仕込んだお酒のことです。より小さく精米した米を原料に、低温でゆっくり発酵させ「吟醸香(ぎんじょうこう・ぎんじょうか)」と呼ばれるフルーティーな香りを引き出しています。醸造アルコールによる、スッキリとしたキレ味も魅力です。 大吟醸酒 吟醸酒と大吟醸酒の違いは、使用する米の「精米歩合(せいまいぶあい)」です。精米歩合とは、米の外側を削った後に残る割合を示した数値のこと。吟醸酒の精米歩合が60%以下であるのに対し、大吟醸酒は50%以下と決められています。 米をより小さく磨いているため華やかな香りが生まれやすく、雑味のないクリアな味わいに仕上がるのが特徴です。 純米吟醸酒 純米吟醸酒は、米と米こうじを原料に、吟醸造りで仕込んだお酒です。米の本来の旨味とともにスッキリとした飲み口を楽しめます。 純米大吟醸酒 純米大吟醸は、精米歩合50%以下の米と米こうじを原料に吟醸造りで造られます。米の中心部分のみを使用するため、原料や時間などのコストがかかるお酒です。全般的にクリアな味わいの銘柄が多いものの、甘い香りやコクのある味わいなど蔵ごとの個性も楽しめます。 2-3.味わいや口当たりで選ぶ 辛口のお酒を飲みたいときは、どっしりとしたコクのあるタイプよりは、口当たりなめらかでスッキリとした味わいのお酒がおすすめです。「淡麗辛口」と呼ばれるお酒であれば、シャープな飲み口を楽しめます。 「後口にキレがある」といわれるのもこのタイプです。香りも穏やかな銘柄が多く、食事と楽しむお酒に適しています。 2-4.日本酒の香りで選ぶ 「香り」は味の印象を左右する大きな要素です。例えば、「辛口」と表記されたお酒でも、フルーティーな香りをもつものは甘く感じられることがあります。 大吟醸酒や純米大吟醸酒のように、小さく磨いた米を原料に吟醸造りで造るお酒も甘い香りが生まれやすいタイプです。反対に、本醸造酒などは香りが穏やかでスッキリとキレのあるタイプが多く見られます。 3.【2023年最新版】辛口の日本酒おすすめ20選 ここからは、辛口日本酒のおすすめ20選をご紹介!端麗辛口の定番酒から、近年人気上昇中の銘柄までバリエーションも豊富です。スッキリとした飲み口とともに、フルーティーな香りを楽しめる日本酒もあります。ぜひ自分好みの1本を見つけてくださいね。 3-1.雪男 本醸造 小さな目がキラリと光る、ユーモラスなラベルの「雪男」。本醸造酒はキリッとしたキレが際立つ端麗辛口のお酒です。 雪のようにひんやり冷たい冷酒はもちろん、燗酒でも美味しいのがうれしいポイント。寒い冬の夜は熱燗にして、シャープなキレ味を楽しんでみてはいかがでしょうか。 (出典元:青木酒造) 3-2.加茂錦 荷札酒 月白 純米大吟醸 上品な香りがスッキリとした味わいを引き立たせる「加茂錦(かもにしき)」荷札シリーズの「月白(げっぱく)」。原料には、小さく磨いた高級酒米・山田錦が使用されています。 繊細な味付けの和食、寿司と好相性。燗酒からふわりと立ち上る、やさしい香りを楽しむのもおすすめです。 (出典元:はせがわ酒店) 3-3.来福 純米吟醸 超辛口 日本酒度は+18。「来福(らいふく)」の純米吟醸は、"辛口の限界への挑戦"をテーマに造られたお酒です。香りを極力おさえ、シャープなキレ味を実現しています。 ただ辛いだけではなく、旨味を兼ね備えているのが大きな特徴。料理とあわせれば魅力がより一層花開きます。 (出典元:さぶん酒店) 3-4.会津中将 純米吟醸 夢の香 「夢の香(ゆめのかおり)」は、福島県で開発された酒米の名前です。「会津中将(あいづちゅうじょう)」の純米吟醸は、夢の香を原料に福島県オリジナル酵母「うつくしま夢酵母」で醸されています。ほどよい香り、コクも楽しめるオール福島県産の辛口日本酒です。 (出典元:はせがわ酒店) 3-5.雨後の月 辛口純米 「雨後の月(うごのつき)」は、透明感のある味わいが人気の広島県の地酒です。「辛口純米」は、広島を代表する酒米・八反錦と米麹のみで造られています。口に含むと広がるのは、穏やかでやさしい旨味。後口はスッキリとキレよく、食中酒におすすめです。 (出典元:大和屋酒舗) 3-6.東光 洌(とうこう れつ) 純米吟醸 雄町 味わい清らかでありながら、ジュワッとした旨味が広がる「東光 洌(とうこう れつ)」。原料の酒米・雄町が複雑かつ深い味わいを生み出しています。 コクのあるチーズや、味噌を使った料理とのペアリングもおすすめです。ただ辛いだけではない、ふくよかな旨味を堪能できます。 (出典元:佐野屋) 3-7.黒龍 大吟醸 福井県の「黒龍(こくりゅう)」は、大吟醸酒の先駆けとなった銘柄です。華やかな香りとクリアな飲み口を楽しめます。山田錦のやわらかな味わいも心地よく、適度な辛味、甘味をぞんぶんに堪能できる一品です。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-8.ゆきの美人 純米酒 ほんのりと甘く、酸味も感じられる純米酒です。後口のキレもよく、爽やかな味わいを堪能できます。720mlあたり1000円台とコストパフォーマンスの良さも魅力的。燗酒にするときは、香りと旨味のバランスが引き立つ人肌程度の温度がおすすめです。 (出典元:本多屋) 3-9.阿櫻 超旨辛口...
日本酒でストレス解消!ストレス解消に効果的な日本酒の楽しみ方を解説
日本酒はストレス解消におすすめのお酒です。やけ酒のように飲みすぎなければ、さまざまなリラックス効果が期待できます。 今回は、ストレス解消につながる日本酒の効果やおすすめの飲み方を紹介します。美味しい日本酒でほっとひと息つきたいというときは、ぜひチェックしてみてください。 1.ストレス解消には休息と気分転換が大切 ストレス解消には、休息と気分転換が大切です。過度なストレスを抱えると、体調を崩したり免疫力が低下したりといった体への悪影響が考えられます。 スポーツやショッピング、旅行などストレス解消法は人によってさまざまです。ゆっくり寝たり、美味しいものを食べたりといった休息が必要なケースもあるでしょう。 ストレスの原因から離れ、上手に気分転換することがストレス解消へとつながります。ストレスをため込まないよう、意識的にリラックスできる時間を作ることが大切です。 2.日本酒でストレス解消!うれしい3つの効果 日本酒には、ストレスを抑制する成分や、血流を改善し体のコリをほぐす作用のある成分が含まれています。香りにはリラックス効果があるなど、上手に取り入れることでストレス解消効果が期待できます。 2-1.セロトニンによるストレス抑制効果 日本酒をはじめとするアルコールには、セロトニンの分泌を促進させる作用があるといわれています。セロトニンは、ストレスに関係する脳内物質のひとつです。セロトニンが不足すると、イライラしたり不安になったりなどストレスを感じやすくなります。 日本酒を飲むとセロトニンの分泌が促進され、ストレス抑制効果が期待できます。飲みすぎると悪酔いにつながるため、あくまでも適量を守ることが大切です。 2-2.アデノシンによる血流改善効果 日本酒は、他のお酒に比べアデノシンが多く含まれるお酒です。アデノシンには、血管を拡張させる作用があります。 ストレスが引き起こすのが、血管収縮による頭痛や腰痛、高血圧といった症状です。アデノシンを含む日本酒を飲むことで、血管が拡張し体が温まったりコリがほぐれたりといった効果が期待できます。 2-3.日本酒の香りによるリラックス効果 吟醸香(ぎんじょうか・ぎんじょうこう)と呼ばれる日本酒の香りには、リラックス効果があるといわれています。吟醸香は、花やフルーツを思わせる華やかな香りです。吟醸香に含まれる「カプロン酸エチル」や「酢酸イソアミル」がリラックス効果をもたらします。 また、ストレス解消には深呼吸が効果的です。自律神経のバランスが整いリラックスできます。 おすすめの方法は、吐くときにお腹をへこませ吸うときにお腹を膨らませる腹式呼吸です。口から吐いて鼻から吸うを繰り返しリラックスしたら、日本酒の甘い香りをゆったり楽しんでみてくださいね。 3.ストレス解消以外にも!日本酒の主な効能 日本酒はアミノ酸やビタミン、ミネラルなどによる健康効果が期待できるお酒です。また、コウジ酸やフェルラ酸などを含む日本酒は化粧水などにも用いられています。日本酒の効能については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。 https://sake-5.jp/benefits-of-sake/ 4.ストレス解消に効果的な日本酒の楽しみ方 日本酒のストレス解消効果を高めたいときは、次のように量や飲み方を工夫してみましょう。 自分に合った適量を守る 燗酒にしてゆっくり楽しむ おつまみと一緒に楽しむ やわらぎ水を合間に飲む お気に入りの酒器やお酒を用意すれば、日本酒を飲む時間がより楽しいものになります。外食時に日本酒をいただく際も、ぜひ意識してみてくださいね。 4-1.自分に合った適量を守る 日本酒を飲むときは適量を心がけましょう。リラックス効果があるとはいえ、飲みすぎは体調不良につながってしまいます。目安は1日2合ほどといわれますが、適量は人によって異なります。無理をせず、自分に合った量を楽しんでくださいね。 4-2.燗酒にしてゆっくり楽しむ 燗酒にすると、湯気から日本酒の香りがふわりと広がります。少量ずつゆっくり楽しめ、飲みすぎ防止につながることもうれしいポイントです。体のなかからじんわりと温まり心地よい酔いを実感できるでしょう。 4-3.おつまみと一緒に楽しむ 日本酒はおつまみと一緒に楽しむのがおすすめです。血中のアルコール濃度の上昇が穏やかになり、胃腸への負担を軽減できます。 仕事で疲れて帰宅した際も、お酒を飲む前に何か口に入れるのが理想的です。豆腐やチーズなど、たんぱく質や脂質を含む食べ物は胃に滞在する時間が長く、アルコールの吸収を緩やかにしてくれます。 おつまみに関してはぜひこちらも参考にしてみてください。 おうちで簡単!唎酒師が作る日本酒に合うおつまみレシピ20選 4-4.和らぎ水(やわらぎみず)を合間に飲む 和らぎ水とは、日本酒の合間に飲む水のことです。和らぎ水を飲むことで、お酒による脱水症状や悪酔いを防ぐことができます。口内をリセットできることもうれしいポイントです。合間に和らぎ水を挟めば、日本酒やおつまみをより美味しく楽しめます。 まとめ 日本酒には体や心をリラックスさせる働きがあり、ストレス解消効果が期待できます。効果を高めるためには、飲む量や飲み方に気を付けることが大切です。 日本酒の香りや味をゆったり楽しむ時間は、ストレスを忘れられるリラックスタイムになるはずです。ぜひお気に入りの日本酒やおつまみを用意して、心安らぐひと時を満喫してみてください。
生酒の保存方法とは?賞味期限ってある?生酒の保存について解説
生酒は、常温ではなく冷蔵保存が基本です。開栓後はなるべく早く飲み切ったほうが生酒の魅力を堪能できます。 今回は、生酒の保存方法についてお伝えします。生酒ってどんなお酒?手元にあるけどどう保存したら良い?と気になる方はぜひチェックしてみてください。 1.生酒とは? 生酒(なまざけ)とは、加熱殺菌処理をしていない日本酒のことです。 日本酒の一般的な製造工程では、火入れ(ひいれ)と呼ばれる加熱殺菌を2度おこないます。搾った酒に残る酵素の働きを抑え、味や香りを安定させるためです。乳酸菌の一種でもある火落ち菌などといった日本酒の品質低下につながる微生物も除去でき、保存性も高まります。 火入れをしていない生酒は、搾ったままのフレッシュな味と香りが魅力です。一方で、味や香りが変化しやすく冷蔵保存が基本となります。 生酒についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてください。 日本酒の生酒とは?火入れをした日本酒との違いや楽しみ方を解説! 2.生酒は開栓後、何日以内に飲み切るべき? 生酒は、開栓後数日以内に飲み切るのが理想的です。開栓して空気に触れると、味や香りがどんどん変化してしまいます。開栓直後は、生酒ならではのシュワシュワとした微発泡感も魅力です。 開栓せず冷蔵保管している場合も、3~6カ月以内に飲んでしまうのがおすすめです。生酒には糖化酵素が残っており時間と共に味わいが変化する可能性があります。 また、理想の保存期間はお酒によって異なります。なかには「半年も待たずに早く飲んでほしい」という銘柄もあるでしょう。反対に「しばらく置くことで味わいが落ち着く」という銘柄もあります。不明点などはぜひ購入時に酒販店に相談してみてください。お酒に関する思わぬ情報が得られるかもしれません。 3.生酒の保存方法 生酒は冷蔵保存が基本です。酒販店でも冷蔵庫で保管されています。また、日本酒の味や香りをキープするには、日光や紫外線にも注意が必要です。 3-1.生酒は冷蔵保存が必須 生酒は5~10℃の冷蔵保存が必須です。特に、糖化酵素が生む生老香(なまひねか)と呼ばれる劣化臭は、5~10℃の環境でも発生してしまいます。可能であれば、5℃以下、または0℃以下で保存できると良いでしょう。 生酒は常温保存にすると腐る? 常温(20~25℃)で生酒を保存すると、糖化酵素の働きにより味や香りが変化してしまいます。甘さが濃く感じられる一方、後口のキレが薄れてしまうため注意が必要です。 熱の影響を受けると、ツンと鼻をつくような劣化臭も生じます。生酒の魅力を存分に味わうためにも、購入後はなるべく早く冷蔵庫に入れるように心がけましょう。 3-2.日光や紫外線は避ける 日光や紫外線は、日本酒の色や香りに影響を及ぼします。紫外線の当たる場所で保管すると、色が茶色く変化してしまうこともあるでしょう。日光臭(にっこうしゅう)と呼ばれる木が焦げたような劣化臭の発生も紫外線の影響によるものです。 常温保存可能な火入れ酒も、日光や紫外線の当たらない冷暗所で保存しましょう。日本酒を劣化させることなく美味しさをキープできます。 4.生酒のフレッシュさをキープするにはSAKECABINETがおすすめ! 生酒の保管には、日本酒セラー「SAKECABINET」がおすすめです。「SAKECABINET」なら、生酒をマイナス5℃で保管できます。マイナス5℃は、生老香の発生を極端に遅らせることができるといわれる温度帯です。密閉デザインが採用され、光の影響も最小限に抑えられます。 (出典元:SAKECABINET STORE) 筆者は生酒を1年間保管したのですが、開栓時はプシュッとガスが漏れる音が聞こえ、注いだグラスには小さな泡が付いていました。また、口にしてみるとシュワシュワとした微発泡感が残っていることにも驚きました。 お酒によって異なるため一概にはいえないものの、マイナス5℃のセラーは購入時の状態をキープするのにかなり有効な環境といえるでしょう。 まとめ 生酒は、フレッシュな味と香りが魅力的なお酒です。そのぶん品質は変わりやすく、冷蔵保存が基本となります。 開栓後はなるべく早く飲み切るのがおすすめです。また、マイナス5℃に設定できる日本酒セラーがあれば、生酒の美味しさを長期間キープできます。お酒の個性を知り、ぜひその魅力を存分に味わってみてください。
おいしい日本酒の出汁割りの作り方とは?おすすめアレンジや簡単な出汁割りの作り方も解説!
日本酒にはさまざまな飲み方・楽しみ方があります。そのなかで意外と知られていないのが"出汁割り"です。 日本酒の出汁割りは、寒い冬におすすめの飲み方です。温かい出汁で日本酒を割れば、それぞれの旨味がひとつになった、おいしい一杯ができあがります。 今回は、おでんの出汁を使った出汁割りの作り方をご紹介!ポイントをおさえ、お家でおいしい日本酒の出汁割りを楽しみましょう。 1.日本酒の出汁割りの作り方 日本酒の出汁割りは、おでんや鍋などの出汁を使って作ることができます。体の芯から温まる、寒い冬におすすめの飲み方です。 作り方は日本酒に出汁を加えるだけと、いたってシンプル。今回はおでん出汁を使った作り方をポイントとともにご紹介します。 1.日本酒を温める 好みにもよりますが、出汁割りに使う日本酒は適度に温めておくのがおすすめです。出汁と合わせたときに温度が下がらず、温かな状態で出汁割りを楽しめます。 市販のカップ酒の多くは電子レンジで温めることができます。加熱する際は、以下の点に気を付けてください。 必ずアルミキャップを外す 加熱時間は500Wで1以内が目安(温めすぎに注意!) 加熱後はマドラーなどでかき混ぜる アルミキャップを付けたままの加熱、ガラス瓶の温めすぎは危険を伴うため、じゅうぶん注意しましょう。 また、加熱後は軽くかき混ぜると全体の温度が均一になり、おいしい燗酒ができあがります。 2.おでん出汁を加える まずは、アツアツのおでんをおともに燗酒をちびりちびりと楽しんで…。おでん出汁は、お酒が残り4分の1ほどになったところで加えるのがおすすめです。 日本酒の香りと出汁の香りが相まって、なんとも言えないしあわせな気分に。温かいカップを持ち静かにすすれば、出汁割りのおいしさがじんわりと体に染み渡ります。 お好みで唐辛子や柚子胡椒を振ってもおいしいですよ。ピリッとアクセントがきいた出汁割りとアツアツおでん。冬にぴったりの組み合わせを、ぜひ楽しんでみてください。 2.白だしでお手軽に!即席日本酒の出汁割りの作り方 「おでんや鍋はないけど、出汁割りを飲みたい!」そんなときにおすすめなのが、市販の白だしを使った出汁割りです。 ここからは、料理研究家リュウジさんのレシピを参考に日本酒の出汁割りにチャレンジ!まずは日本酒と白だし、耐熱グラスを準備しましょう。 レンジと白だしを使うと心温まる 「日本酒の出汁割り」 が簡単にできるの、飲兵衛に最高のライフハックだと思う 耐熱グラスに水100cc、白だし大1、日本酒大3入れラップせず1分30秒チンするだけ 出汁の優しい味に日本酒の香りがたまらない もうこれはスープ、アルコール入りの滋味溢れるスープだよ pic.twitter.com/LGCMvYXPKY — リュウジ@料理のおにいさんバズレシピ (@ore825) November 10, 2019 月桂冠の「つき」は、日本三大酒どころ、京都府の伏見のお酒です。アルコール度数は13度と若干低く、やわらかな口当たりを楽しめます。 水100ccに日本酒大さじ3、白だし大さじ1を加えたら、ラップをかけずに電子レンジ(500W)で1分半加熱。 ふわ~っと日本酒の香りが広がる、おいしい出汁割りの完成です。メーカーごとに白だしの味わいが異なるため、分量は調整してみてくださいね。 3.出汁割りの発祥は東京の赤羽のおでん屋さん 日本酒の出汁割りは、東京・赤羽のおでん店「丸健水産」が発祥だといわれています。 店頭に並ぶのは、60年以上手作りで作られてきた練り製品の数々。昭和レトロな店先では、温かいおでんと日本酒を立ち飲みスタイルで楽しめます。 50ccほど残したカップ酒に、おでん出汁を加える「出汁割り」も丸健水産の名物のひとつ。 店にはおいしいおでんと出汁割りを目当てに、地元はもちろん全国各地から多くの人々が訪れています。 まとめ 日本酒の出汁割りは、日本酒と出汁、それぞれのおいしさを堪能できるスタイルです。あらかじめ日本酒を温めておくことで、香りと旨味が一体となったおいしい出汁割りができあがります。 唐辛子を振ったり、日本酒の割合を増やしたりと楽しみ方は無限大。今年の冬は日本酒の出汁割りで、温かなひと時を過ごしてみませんか?
おすすめの高級日本酒14選。1本1万円から10万円以上の日本酒も紹介
日本酒の値段は、1本(750ml)あたり数千円台が主流です。なかには、1本1万円を超える高級銘柄も存在します。 今回は、1万円以上の高級日本酒をご紹介!3万円、10万円以上する商品も取り揃えました。原料や製法、パッケージまでこだわりが詰まった高級日本酒は、贈答用にもおすすめです。祝いの席に用意すれば、ハレの日を華やかに彩ってくれますよ。 1.【1万円以上】おすすめの高級日本酒5選 1本あたり1万円以上の日本酒は、祝いの席や自分へのご褒美におすすめです。イタリアンやフレンチにあうクリアな味わいのお酒が多く、パーティーシーンにもマッチします。 1-1.仙禽 醸(かもす) 「仙禽(せんきん)」のプレミアムシリーズの1本「醸(かもす)」は、ワインの技法“アッサンブラージュ”を取り入れた日本酒です。 複数のブドウ品種をブレンドするアッサンブラージュのように、仙禽の3品種を絶妙な比率でブレンド。エレガントでありながらも強く、しなやかな唯一無二の味わいに仕上げています。和紙の上に踊る金字も美しく、贈答用にもおすすめの1本です。 (出典元:株式会社せんきん) 1-2.澤屋まつもと 雫酒 醪(もろみ)を入れた酒袋から、ぽたり、ぽたりとこぼれる雫を集めた「雫酒(しずくざけ)」。お酒を採るのは真冬の4時間だけという貴重な1本です。 さらに、酸化しないようにと真空パックで瓶ごとパッケージング。ぜひ適度に冷やした状態で、蔵直送のピュアな旨味を楽しんでみてください。 (出典元:佐野屋) 1-3.醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸(ひのきし) 「彼の岸(ひのきし)」は「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」のフラッグシップ。兵庫県黒田庄の自社田で育った酒米・山田錦を原料に造られています。 複雑な香りの奥から顔をのぞかせるのは、九平次ならではのフレッシュな酸味。さらに、こっくりとした深い旨味が自然の豊かさを感じさせてくれます。ボックスのなかで静かに眠らせ、熟成による味の変化を楽しむのもおすすめです。 (出典元:九平次公式ショップ) 1-4.梵 超吟 純米大吟醸 2羽の鳳凰が舞い上がる、きらびやかなボトルが印象的なお酒「梵 超吟(ぼん ちょうぎん)」。通常ボックスのほか、同じく1万円台の漆箱入りの商品も用意されています。 金色の組紐をゆっくりほどいた先に待っているのは、マイナス10℃で約5年間熟成したお酒を中心にブレンドされた純米大吟醸との出会い。特別な日を彩る一杯に選んでみてはいかがでしょうか。 (出典元:加藤吉平商店) 1-5.八海山 純米大吟醸 金剛心 黒 「八海山(はっかいさん)」は、新潟県の地酒として広く名が知られる銘柄です。なかでも「金剛心(こんごうしん)」は、浩和蔵(わこうぐら)と呼ばれる最高品質の酒が生まれる蔵で造られています。 「黒」は、どっしりとした黒色の球体ボトルを採用した冬季限定商品。気品あふれる香りとなめらかな口当たりを堪能できます。外箱も美しく、年末年始の贈答用にふさわしい1本です。 (出典元:楽天市場) 2.【3万円以上】おすすめの高級日本酒4選 3万円以上の高級日本酒には、原料やコンセプトにこだわりぬいた商品がラインナップ。コレクションしたくなるような美しいボトルデザインのお酒もありますよ。 2-1.獺祭 磨きその先へ 旭酒造の「獺祭(だっさい)」は、精米歩合23%という、米を小さく小さく磨き上げる技術を確立したお酒です。「磨き その先へ」は、獺祭の名を世に知らしめた「磨き二割三分」を超える酒質を目指し、10年の構想期間を経て誕生しました。 研ぎ澄まされた香りの後に続くのは、甘味や酸味、苦味が織り成す長い余韻。現状に満足せず常にその先へ、と探求心を持ち続ける蔵の信念が感じられます。 (出典元:旭酒造株式会社) 2-2.農口尚彦研究所 LIMITED EDITION NOGUCHI NAOHIKO 01 2018 Vintage 酒造りの神とも呼ばれる杜氏、農口尚彦(のぐちなおひこ)氏の集大成として生まれたお酒です。16歳で酒造りの道に入り、70年目を迎えた記念ヴィンテージとして誕生しました。 グラスからふわっと立ち上るのは、みずみずしく甘い香り。口に含むと芳醇な旨味が広がり、かすかな酸味が舌を静かに刺激します。長期保存もふまえた仕上がりになっているため、人生の節目に贈るプレゼントにもおすすめです。 (出典元:農口尚彦研究所) 2-3.NIIZAWA KIZASI 2019 艶めく純白ボトルをキャンバスに浮かび上がる独創的なデザイン。「NIIZAWA KIZASHI(にいざわ...
割り水燗とはどんな飲み方?おうちでゆったり日本酒を楽しむときにおすすめ!
日本酒には、加水をして温める「割り水燗(わりみずかん)」と呼ばれる飲み方があります。加水でアルコール度数が下がり、より飲みやすくなるのが特徴です。燗酒のふくよかで優しい味わいも楽しめます。 今回は、家飲みにぜひすすめしたい割り水燗について解説します。作り方のポイントも紹介するので、ぜひ参考にしてください。 1.割り水燗とは 「割り水燗(わりみずかん)」とは、水で割って温めた日本酒のことです。水で割ることでアルコール度数が下がり、温度の上昇とともにふくよかな味わいが広がります。 そもそも日本酒は、製造過程で「加水」と「火入れ」をおこなうお酒です。搾った直後のアルコール度数は17~20度と高く、加水をしながら13~16度ほどに調整していきます。火入れと呼ばれる加熱殺菌処理は、2回おこなうのが一般的です。 割り水燗は、加水をしながら自分が美味しいと感じる度数に調整できます。温度により味わいは変化するため、お家でゆったり日本酒を楽しみたいときにおすすめです。 2.割り水燗のおすすめポイント3つ 日本酒って水で割ってもいいの?と戸惑いがちですが、割り水燗は日本酒通も好む飲み方です。おすすめポイントには、次のような3点が挙げられます。 飲み飽きせずにゆっくり楽しめる 体がぽかぽかと温まる 飲み疲れせず次の日もお酒が残りにくい 日本酒は、温度による味の変化が魅力的なお酒です。割り水燗のように温めると、ふくよでやわらかな味わいが広がります。 高温から常温へと、温度が下がる間の変化を楽しむのもおすすめです。お家でゆるりと盃を傾けながら、時間とともに異なる味や香りを堪能できます。 ぽかぽかと体が温まる割り水燗は、出汁の染みたおでんのような冬メニューと好相性。もちろん、冷房で体が冷えがちな夏場にもおすすめしたい飲み方です。 また、「原酒」のようにアルコール度数が高いお酒は、割り水をすることでぐっと飲みやすくなります。度数の高いお酒をぐいぐい飲むより体に優しく、次の日までお酒が残りにくい飲み方といえるでしょう。 3.割り水燗の作り方3つのポイント 割り水燗を作るときは、次の3つのポイントを意識してみてください。より美味しい割り水燗を楽しめます。 「原酒」や「火入れ酒」がおすすめ 1割~2割を目安に加水する あらかじめ「前割り」しておく ここでご紹介するのはあくまでも目安のひとつです。難しく考えず、ぜひ自由に割り水燗にチャレンジしてみてくださいね。 3-1.「原酒」や「火入れ酒」がおすすめ 割り水燗にする日本酒は「原酒」や「火入れ酒」がおすすめです。原酒とは、加水調整をしていないお酒のこと。アルコール度数は20度近くと、加水をしている日本酒より高めです。そのため、割り水にしたときも味がぼやけず、お酒の個性がくっきりと浮かび上がります。 また、日本酒には火入れをしているお酒と、火入れをしていない生酒と呼ばれるお酒があります。生酒は、加熱処理をしていないフレッシュさが持ち味です。温めると味がぼんやり落ち着かないタイプが多く、火入れ酒のほうが安定した味わいを楽しめます。 とはいえ、生酒だから燗にしてはいけない、というわけではありません。どんなお酒も好きなように楽しめるのが家飲みの魅力です。「生酒って温めるとこんな味になるんだ」「この生酒は温めてもいける!」などさまざまな違いを発見してみてくださいね。 3-2.1~2割を目安に加水する 割り水燗は、アルコール度数12~13度を目安に仕上げると飲み疲れせず心地よい酔いが続くといわれています。人によっては、15度あたりが美味しいと感じるなど味の好みはさまざまです。 加水量はもとのお酒の1~2割量が適していますが、まずは常温で日本酒を味わってみてください。「アルコール感がしっかりしてる」「そんなに加水しなくてもよさそう」など、自分の感覚をふまえたうえで徐々に加水するのがおすすめです。 お湯をはった鍋に徳利(とっくり)をつけ、味見をしながら好みの温度や加水量を見つけるのも割り水燗の楽しみのひとつです。温度や加水量でガラッと変わる日本酒のおもしろさを実感できます。 3-3.あらかじめ「前割り」しておく 「前割り」とは、あらかじめお酒と水とをなじませておくことです。前割りをして1週間ほどおくと、お酒の味わいがまろやかに変化します。時間があるときは、お酒を水で割ってキープしておきましょう。しっかりと骨太な個性を持つ日本酒ほど、前割りの効果が感じられます。 まとめ 加水して温める割り水燗は、お家だからこそできる日本酒の楽しみ方です。水の量や温度など、自分で調整しながら好みの味わいが見つけられます。美味しく飲むためのポイントはあっても、正解に限りはありません。自由な日本酒の楽しみ方「割り水燗」、ぜひお家で試してみてくださいね。
古くて新しい「モダン生酛」とは?モダン生酛のおすすめ銘柄を解説!
伝統製法・生酛造りで生まれるモダンな味わいのお酒「モダン生酛(きもと)」。旨味とフレッシュさを兼ね備えたモダン生酛は、ニュータイプの日本酒として注目を集めています。 今回は、モダン生酛の魅力について解説!おすすめ銘柄もご紹介します。「モダン生酛ってどんなお酒?」と気になる方はぜひチェックしてみてくださいね。 1.古くて新しい「モダン生酛」とは? 「モダン生酛(きもと)」は、近年注目を集めている日本酒です。生酛(きもと)とは、日本酒の伝統製法のこと。一般的な酒造りで用いる乳酸菌は使用せず、自然の力でお酒を造っていきます。乳酸菌を用いる「速醸(そくじょう)」と呼ばれる製法が生まれるまで、生酛は日本酒造りの主流でした。 また、モダン生酛の「モダン」とは、現代的であることを意味する言葉です。つまり、モダン生酛とは伝統製法を用いた現代的な日本酒のこと。生酛らしさとともに、現代風の新しい味わいを楽しめます。 1-1.初心者にもおすすめのきれいな酸味 従来の生酛は、旨味と酸味が織り成す複雑な味わいが特徴です。燗酒にするとさらに旨味が広がり、チーズのようなコクのある食材にもマッチします。 一方、モダン生酛は、軽快なキレときれいな酸味が特徴的なお酒です。近年はフルーティーな香りの生酛も登場するなど、日本酒ビギナーにもおすすめの銘柄が揃います。 1-2.モダン生酛が増えてきた理由 モダン生酛が増えてきた理由には、徹底された衛生管理と技術の向上が挙げられます。 衛生管理の徹底 酒造りの工程において、乳酸は欠かすことのできない存在です。速醸では乳酸菌を添加し、生酛では自然の力で乳酸菌を育てていきます。 乳酸は他の微生物が育ちにくく、酵母が増殖しやすい環境を作り出してくれます。かつて、乳酸菌を添加しない生酛は微生物の影響を受けやすく、雑菌の侵入によって腐敗の可能性もある製法でした。近年は衛生管理が徹底されたこともあり、生酛造りに着手する蔵が増えてきたと考えられています。 生酛の技術の向上 モダン生酛が増えてきた背景には、生酛造りの技術を持つ蔵人たちの活躍が挙げられます。自然の力で乳酸菌を育てる生酛造りには、徹底した温度管理や水量管理が求められます。伝統製法と蔵人たちの技術の融合により、モダン生酛はできあがるといえるでしょう。 1-3.モダン生酛の楽しみ方 新たな魅力を持つモダン生酛は、従来にはない味わい方ができます。シュワッとした微発泡感のあるタイプは適度に冷やしていただくのがおすすめです。また、旨味と酸味がしっかりしたタイプはカクテルベースとして楽しめます。 和食にイタリアン、フレンチ、エスニックと合わせる料理も選びません。食中酒として料理の味わいを引き立ててくれます。 また、モダン生酛は時間と共に変化する味わいも魅力です。開栓から1日、2日と時間が経つほど味に深みが生まれます。あえて長期間熟成させ、味わいの変化を楽しむのもおすすめですよ。 2.令和の新しい生酛!おすすめモダン生酛6選 ここからは、おすすめモダン生酛6選をご紹介!生酛らしさとクリアな旨味を兼ね備えた銘柄が揃いました。「モダン生酛ってどんなお酒?」と気になった方はぜひチェックしてみてくださいね。 2-1.クラシック仙禽 無垢 「クラシック仙禽(せんきん)」は、栃木の酒蔵「せんきん」が生酛造りで生み出すお酒です。「無垢(むく)」は飾り気のないクリアな味わいが魅力的。従来の生酛とは一線を画す、みずみずしい旨味にあふれています。和食はもちろん、エスニックやイタリアン、フレンチとあわせても美味しくいただける日本酒です。 (出典元:Amazon.co.jp) 2-2.土田生酛 「伝統製法を継承しつつ、近代だからできる味わいを」。土田酒造の想いから生まれた「土田生酛」は、生酛らしさを持つモダンタイプのお酒です。 土田酒造は2019年からすべてのお酒を生酛造りで生産する酒蔵です。なかでも「土田生酛」は、甘い香りとライトな後口が魅力的。アルコール感も控えめで、好みの料理とあわせてすいすいと楽しめます。 (出典元:土田酒造株式会社公式オンラインショップ) 2-3.多賀治 生酛純米雄町 無濾過生原酒 限定直汲み2021 火入れと呼ばれる加熱処理やろ過をしていない、フレッシュ感満載の生酛です。穏やかな香りとしっかりとした酸味が次へと盃を進めます。温度と共にゆっくりと変化する酸味、苦味も特徴的。燗酒にすると伸びやかな旨味を楽しめますよ。 (出典元:日本酒セラー ハレトケ) 2-4.産土 山田錦 舌を刺激する発泡感とグレープフルーツのように爽やかな香り、後口に残る渋みが心地よい生酛です。米が生まれる環境そのものにこだわり、地元農家とともに栽培した山田錦を原料に使用しています。 アルコール度数は13%と、日本酒のなかでは若干低め。自然が生み出すフレッシュな味わい、力強い旨味を存分に楽しめる1本です。 (出典元:YAMAJIN公式通販) 2-4.新政 Ecru エクリュ -生成- 2021 秋田県の「新政(あらまさ)酒造」は、秋田県産米を原料に全量生酛、木桶仕込みでお酒を造る酒蔵です。Colorsシリーズのひとつ「エクリュ」には、酒こまちが使用されています。 グラスからふわりと広がるのはバナナのように甘い香り。フレッシュな酸味とほのかなガス感も楽しめます。アルコール度数は若干低く、生酛の新たな魅力を教えてくれる銘柄です。 (出典元:新政酒造) 2-6.光栄菊 月光 天然乳酸菌仕込み 無濾過生原酒 佐賀で長らく休眠していた蔵を引き継ぎ、2019年に新たに誕生した「光栄菊酒造」。「天然乳酸菌仕込み」は、やわらかな酸味が広がる1本です。 開栓直後に穏やかな香りは、時間と共に少しずつふくらみをみせます。ぜひ、1日2日と日を追うごとに変化する味わいを感じてみてください。 (出典元:伊勢五本店) まとめ 日本で古い歴史を持つ日本酒は、時代とともに徐々に変化しつつあります。近年注目を集めるモダン生酛もそのひとつ。これまでの生酛にはないフルーティーな香りやクリアな飲み口を楽しめるお酒です。 製法や原料でさまざまに変化する味わいこそ日本酒の大きな特徴。モダン生酛でぜひその魅力を体感してみてください。
スパークリング日本酒おすすめ19選
スパークリング日本酒は、シュワシュワとした発泡感が魅力です。低アルコールの甘口タイプが多く、普段日本酒を飲み慣れない方にも好まれています。 今回は、スパークリング日本酒を選ぶ際の3つのポイントを解説します。おすすめスパークリング日本酒も一挙紹介するので、ぜひチェックしてみてくださいね。 1.スパークリング日本酒とは? 「スパークリング日本酒」とは、シュワシュワとシャンパンのように泡立つ日本酒のことです。アルコール度数の低い甘口タイプが主流で、カジュアルに美味しい日本酒を楽しめます。 また、おしゃれなボトルデザインが多いことも特徴です。シャンパンを思わせるようなデザインのスパークリング日本酒は、パーティーシーンを華やかに彩ってくれます。飲み切りサイズのボトルも多く、乾杯のお酒にもおすすめです。 2.スパークリング日本酒の選び方の3ポイント スパークリング日本酒を選ぶときは、以下の3つのポイントをおさえておきましょう。 製法による発泡感の違いを楽しむ 甘口?辛口?日本酒度を確認してみる アルコール度数をチェックする スパークリング日本酒の発泡感は、製法によって違いが生まれます。また、甘口か辛口か、味のタイプを確認してみるのもおすすめです。カジュアルに泡感のあるお酒を楽しみたいときは、アルコール度数もチェックしてみてくださいね。 2-1.製法による発泡感の違いを楽しむ スパークリング日本酒には「瓶内二次発酵」、「炭酸ガス注入」、「活性にごり酒」の3タイプがあり、製法によって発泡感が異なります。 シャンパーニュ方式ともいわれる瓶内二次発酵 瓶内二次発酵は、シャンパーニュ方式ともいわれる製法です。一度できあがった日本酒を瓶詰めし、新たに酵母や糖などを加えお酒を「瓶内」で「二次発酵」させます。なかには酵母や糖を加えないこともあり、細かな製法は蔵によりさまざまです。 2016年には、一定の基準をクリアした瓶内二次発酵のお酒を「AWA SAKE」に位置付ける「awa酒協会」が誕生しました。瓶内二次発酵で生まれるスパークリング酒は、きめ細やかでやさしい泡感が魅力です。 強めの泡が楽しめる炭酸ガス注入 強めの発泡感を楽しみたいときは、炭酸ガスを注入したスパークリング日本酒がおすすめです。比較的価格が手ごろで、コンビニエンスストアやスーパーなどで購入できます。 アルコール度数が低く、容量が少ないタイプが多いこともポイントです。「今日はスパークリング日本酒で乾杯したい!」というときも、手軽に美味しいお酒を準備できます。 発酵から生まれる炭酸の活性にごり酒 活性にごり酒は、発酵途中の醪を荒く搾り、瓶詰めしたお酒です。酵母が生きた状態で瓶詰されるため、自然発酵が進み炭酸ガスが発生します。 空気を逃がすために蓋に小さな穴が開いていたり、「吹き出し注意」などと書かれているのもこのタイプです。白くにごったタイプの活性にごり酒は、とろりとした口当たりと微発泡感を楽しめます。 2-2.甘口?辛口?日本酒度を確認してみる スパークリング日本酒は、甘口タイプのお酒が多いのが特徴です。「ドライな味わいの辛口酒が好み」というときは、日本酒度を確認してみてください。 日本酒度の数値は、お酒の甘辛を示す指標です。一般的に、数字がマイナスであるほど甘口、プラスであるほど辛口のお酒に位置付けられます。 スパークリング日本酒の多くは日本酒度マイナスの甘口のお酒ですが、数字がプラスに近いほどドライな辛口テイストを期待できます。 https://sake-5.jp/sake-degree/ 2-3.アルコール度数もチェック スパークリング酒を選ぶときは、アルコール度数もチェックしてみましょう。一般的な日本酒のアルコール度数は15度前後ですが、スパークリング日本酒は10度前後の低アルコールタイプが多く見られます。しっかりとした飲みごたえを楽しみたいときは、アルコール度数高めのスパークリング日本酒を選んでみてくださいね。 3.おすすめのスパークリング日本酒19選 ここからは、おすすめのスパークリング日本酒19選をご紹介します!カジュアルに楽しめる1本から、乾杯シーンにおすすめの本格的なボトルまで幅広いラインナップを揃えました。「これが日本酒?」とうれしい驚きを与えてくれるスパークリング日本酒は、プレゼントにもおすすめですよ。 3-1.発泡純米酒 すず音 一ノ蔵の「すず音」は、スパークリング日本酒の先駆けとなったお酒です。グラスの底から立ち上る繊細な泡は、瓶内二次発酵によって生まれます。 アルコール度数は5度と飲みやすく、甘酸っぱい味わいが魅力。300ml容量で販売されているため、美味しいスパークリング日本酒を気軽に楽しむことができます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-2.澪 スパークリング ブルーボトルが印象的な「澪(みお)」も、スパークリング日本酒の代表格です。アルコール度数は5度と、気軽に美味しい日本酒を楽しめます。 辛口タイプが好みの場合は、甘さ控えめの姉妹品「澪 DRY」もおすすめです。ほかにも、クラッシュタイプの「澪 FROZEN」など、さまざまなタイプが販売されています。 (出典元:松竹梅白壁蔵) 3-3.八海山 発泡にごり酒 「八海山(はっかいさん)」の発泡にごり酒は、細やかな泡感が際立つお酒です。自然の甘みとスッキリとした後味を楽しめます。 にごり酒ならではの米のコク、旨味も魅力のひとつ。和食はもちろん、ステーキのような肉料理やチョコレートケーキとのペアリングもおすすめです。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-4.上善如水 スパークリング 「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」は、水のように清らかな味わいの日本酒です。日本酒度はマイナス12と、スパークリング酒のなかでは甘さは控えめ。アルコール度数は13~14度と、日本酒らしいしっかりとした飲みごたえを楽しめますよ。 (出典元:白瀧酒造オフィシャルショップ) 3-5.真澄 スパークリング 「真澄(ますみ)」は長野県を代表する地酒です。古くからの伝統を受け継ぐ真澄のスパークリング酒は、瓶内二次発酵によって生まれます。 大きな特徴は、あえて澱(おり)と呼ばれる固形物を残して仕上げていること。爽やかな発泡感とともに、米由来のまろやかな旨味を堪能できます。 (出典元:宮坂醸造株式会社) 3-6.一代弥山 スパークリング 「一代弥山(いちだいみせん)」のスパークリング日本酒は、甘さを抑えたドライテイストのお酒です。独自の技術で強い炭酸が注入されています。アルコール度数は11度と比較的低く、乾杯の1杯におすすめ。強めの泡は消えにくいため、食中酒としてもゆったり楽しめます。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-7.七本鎗 awaibuki スパークリング 「七本槍(しちほんやり)」は、滋賀県の富田酒造で造られるお酒です。「awaibuki」という名は、瓶内で発酵を促す酵母の「息吹」や、雪の舞う「伊吹山」に由来しています。 アルコール度数7度と口当たりが軽く、甘酸っぱい味わいは日本酒を飲み慣れない方におすすめ。シュワシュワッとした泡感とともに、お米の新たな魅力を感じてみてください。 (出典元:IMADEYA ONLINE STORE) 3-8.水芭蕉 純米吟醸 辛口スパークリング 「水芭蕉(みずばしょう)」から販売されるのは、日本酒度プラス8とスパークリング日本酒にめずらしい辛口タイプのお酒です。高級酒米・山田錦を原料にエレガントな味わいを実現しています。 アルコール度数は15度と、しっかりとした飲みごたえも魅力です。180ml容量から販売されているため、本格的な辛口スパークリングを気軽に味わうことができますよ。 (出典元:IMADEYA ONLINE...
天ぷら×日本酒ペアリング!唎酒師おすすめ銘柄6選を紹介
日本で古くから親しまれてきた天ぷらと日本酒。ふたつを組み合わせれば、食事がより楽しくなるペアリングができあがります。 今回は、唎酒師が天ぷらとのペアリングにおすすめの日本酒をご紹介。美味しさが引き立つペアリングのポイントも解説します。ぜひ天ぷらと一緒に日本酒を楽しむ際の参考にしてください。 1.ペアリングとは? 「ペアリング」とは、料理と飲み物の相性の良い組み合わせのことです。日本酒だけでなく、ワインやビールなどさまざまなお酒にペアリングは存在します。 和食の代表「天ぷら」と日本の国酒「日本酒」は、国内で古くから親しまれてきた組み合わせです。ペアリングを意識すれば、お互いの良さがより一層引き立ちます。 2.天ぷら×日本酒ペアリングのポイント 素材に衣をつけ油で揚げる天ぷらには、スッキリとした味わいの日本酒がマッチします。 具体的には、「キレがある」「ドライテイスト」といわれるような淡麗辛口タイプがおすすめです。口内の脂分が洗い流されリフレッシュし、食を進める効果が期待できます。 また、食事がより楽しくなるのが素材との組み合わせを意識したペアリングです。 例えば、舞茸のように旨味の強い天ぷらには、同じく味わい豊かなお酒がマッチします。繊細な味わいの白身魚の天ぷらには、スッキリとした味わいの日本酒がおすすめです。 山菜のように独特の香りやクセをもつ天ぷらには、フルーティーな香りの日本酒を選んでみてください。香りと香りの相乗効果で新たなハーモニーが生まれます。 また、日本酒は味や香りの個性で以下のような4タイプにわかれます。より詳しい記事も含め、ぜひペアリングの参考にしてください。 タイプ 特徴 薫酒 (くんしゅ) ・リンゴやメロンのようなフルーティーな香り ・シュワシュワとした微発泡感がある銘柄も ・日本酒ビギナーも飲みやすいタイプが多い ・純米大吟醸 ・吟醸酒 などに多い 爽酒 (そうしゅ) ・比較的おだやかな香り ・「ドライテイスト」「キレがある」などと呼ばれる淡麗辛口の味わい ・本醸造酒 などに多い 醇酒 (じゅんしゅ) ・米麹の豊かな香り ・まろやかな口当たり ・温めるとよりふくよかな味わいに ・純米酒 ・生酛造り ・山廃 などに多い 熟酒 (じゅくしゅ) ・ナッツやスパイス、ハチミツなどに例えられる香り ・熟成による複雑で重厚な味わい ・黄金色、琥珀色の見た目 ・ラベルに長期熟成酒、古酒と書かれたもの https://sake-5.jp/sake-and-food-pairing/ 3.天ぷら×日本酒ペアリング!おすすめ銘柄6選 揚げたてアツアツで衣はサクサク、素材の旨味があふれる天ぷら。ここからは、そんな天ぷらとのペアリングにおすすめの日本酒をご紹介します。好みのお酒とともに天ぷら×日本酒の競演をお楽しみください。 3-1.風の森 ALPHA(油長酒造) アルコール度数14%と、日本酒では比較的低アルコールでありながら旨味はしっかり。綿あめのような甘さがふわりと広がったかと思うと、スッと静かに消えていく。『次章への扉』と名付けられた「風の森 ALPHA」は、日本酒ビギナーにぜひおすすめしたい1本です。 天ぷらと相性がよい理由は、独特の微発泡感。ちりちりと舌をなでる小さな泡が脂分をやさしく包み込んでくれます。 時間と共に空気と調和し、香りは甘く、やわらかに。ほっくりとしたカボチャや繊細な味わいのハモなど、さまざまな天ぷらとのペアリングを楽しんでほしい日本酒です。 (公式サイト:油長酒造株式会社) 3-2.にいだしぜんしゅ 生酛 純米原酒(仁井田本家) 春を告げる山菜の天ぷらのペアリングには、自然の旨味が凝縮された「にいだしぜんしゅ」を。山菜のほろ苦さとお酒の旨味が重なり合い、より奥深い世界が広がります。 ほんのり黄色いお酒の原料は、すこやかな田んぼから生まれた自然米です。温めると米と麹の香りが引き立ち、炊き立てご飯をいただくときのように心がホッと和みます。 昔ながらの生酛造り(きもとづくり)を採用し、加水をしていない「純米原酒」は、天つゆで天ぷらを味わうときにもおすすめです。しぜんしゅの濃醇な旨味が、出汁のきいた天つゆと絶妙にマッチします。 (公式オンラインショップ:仁井田本家) 3-3.七本槍 生酛純米2019(富田酒造) 燗酒で天ぷらを楽しみたいときにおすすめしたいのがこちら。生酛造り(きもとづくり)と呼ばれる昔ながらの製法で生まれたお酒です。 湯気からふわりと立ち上るのは、ほのかに甘くやわらかな香り。温度によりキリッと立つ酸が、天ぷらがまとう衣の旨味、素材そのものの魅力をより一層引き立てます。 揚げたての天ぷらをほおばりながら、燗酒をクイッと1杯。和食の醍醐味を堪能できるペアリングです。 (公式オンラインショップ:富田酒造) 3-4.千歳 Hyogo Sake 85(山名酒造) 「千歳(せんさい)」は、江戸時代と同じように木製の桶(おけ)で仕込まれたお酒です。さらに、一般的に用いる乳酸菌は添加せず、自然の微生物の力によって醸されています。 香りはあわせる料理を引き立てるかのように、奥ゆかしく実に爽やか。心をぐっとつかむ美味しさは、一気に押し寄せたかと思うと穏やかな波のように引いていきます。 旬のネタを楽しみながら、1杯また1杯。そのたびに至福のペアリングを実感できるおすすめ銘柄です。 (公式オンラインショップ:山名酒造) 3-5.磯自慢 特別本醸造(磯自慢酒造) (出典元: 磯自慢酒造株式会社) 静岡県の「磯自慢(いそじまん)」は、さまざまな料理とのペアリングが楽しめるお酒です。なかでも魚介類と相性が良く、ハモやイカ、エビといった天ぷらの美味しさを引き立ててくれます。 蔵のスタンダード「本醸造酒」は、優れたコストパフォーマンスも魅力です。自宅に1本常備しておけば、天ぷらにお寿司、カルパッチョなどその日の気分にあわせた料理とのペアリングを満喫できます。 3-6.香住鶴 生もと からくち(香住鶴) (出典元および公式オンラインショップ:香住鶴株式会社) スッキリ辛口タイプの日本酒が好み、という方はぜひこちらのお酒「香住鶴(かすみつる)」を。味の濃い料理とのペアリングに優れ、天ぷらと合わせれば味の相乗効果が生まれます。 香住鶴のこだわりは、蔵すべてのお酒に手間ひまかかる「山廃(やまはい)」または生酛造りを採用していること。普通酒にあたるこちらの辛口酒も同様です。 ひとたび口にすれば、パックで手軽に購入できる普通酒のイメージがガラッと変わるはず。2022年「全国燗酒コンテスト お値打ち熱燗部門」では金賞を受賞と、燗酒好きにもおすすめの日本酒です。 4.まとめ 天ぷらとあわせる日本酒は、味わいがスッキリとしたタイプを選ぶのがおすすめです。山菜やキノコなど、香りや味に個性があるネタの場合は、旨味がぎゅっと濃縮されたタイプや香りある日本酒もマッチします。 温めたり冷やしたりと、飲用スタイルが幅広いことも日本酒の大きな魅力。ぜひお気に入り銘柄を見つけて、日本酒ペアリングの世界を楽しんでみてくださいね。
イタリアン×日本酒ペアリング!唎酒師おすすめ銘柄6選を紹介
日本酒は和食だけでなく、イタリアンとあわせても美味しいお酒です。理由はバリエーション豊かな味と香り。日本酒の個性を知れば、より魅力的なペアリングが生まれます。 今回は、唎酒師がイタリアンとのペアリングにおすすめの日本酒をご紹介。甘酸っぱいお酒やキレのあるお酒など、個性豊かな銘柄を取り揃えました。ぜひイタリアンとともに美味しい日本酒を楽しむ際の参考にしてください。 1.ペアリングとは? ペアリングとは、飲み物と料理の相性の良い組み合わせのことです。日本酒にビール、ワインなどさまざまなお酒にペアリングは存在します。 ペアリングを意識すれば、料理と飲み物それぞれの良さがさらに引き立ちます。お互いが同調したり、違う個性を持つものが重なり合ったりすることで、より豊かな味わいが生まれるでしょう。 2.イタリアン×日本酒ペアリングのポイント 日本酒は、味と香りの個性で以下の4タイプにわかれます。より良いペアリングを生むためには、それぞれの個性に合わせた料理を選ぶことが大切です。 タイプ 特徴 薫酒 (くんしゅ) ・リンゴやメロンのようなフルーティーな香り ・シュワシュワとした微発泡感がある銘柄も ・日本酒ビギナーも飲みやすいタイプが多い ・純米大吟醸 ・吟醸酒 などに多い 爽酒 (そうしゅ) ・比較的おだやかな香り ・「ドライテイスト」「キレがある」などと呼ばれる淡麗辛口の味わい ・本醸造酒 などに多い 醇酒 (じゅんしゅ) ・米麹の豊かな香り ・まろやかな口当たり ・温めるとよりふくよかな味わいに ・純米酒 ・生酛造り ・山廃 などに多い 熟酒 (じゅくしゅ) ・ナッツやスパイス、ハチミツなどに例えられる香り ・熟成による複雑で重厚な味わい ・黄金色、琥珀色の見た目 ・ラベルに長期熟成酒、古酒と書かれたもの イタリアンといってもメニューはさまざま。4タイプごとの個性をふまえたおすすめメニューは、以下のとおりとなります。 薫酒 ・素材を活かしたシンプルなメニュー ・白身魚、タコのカルパッチョ ・カプレーゼ 爽酒 ・魚介類を使ったメニュー ・揚げ物 ・アクアパッツァ ・白身魚や鶏のフリット 醇酒 ・チーズや肉を使った旨味の強いメニュー ・コトレッタ(ミラノ風カツレツ) ・カルボナーラ 熟酒 ・ナッツやドライフルーツ、燻製を使ったメニュー ・デザート ・ティラミス https://sake-5.jp/sake-and-food-pairing/ 3.イタリアン×日本酒ペアリング!おすすめ銘柄7選 味や香りの幅が広い日本酒は、さまざまな料理とのペアリングが楽しめるお酒です。チーズやトマトソース、オリーブオイルを用いたイタリアンにも、ぜひ日本酒をあわせてみてください。 3-1.モダン仙禽 無垢(せんきん) 口のなかに広がる甘酸っぱくジューシーな世界。「モダン仙禽 無垢」は、アルコール感が強く飲みづらいといった日本酒のイメージを覆してくれるお酒です。 無垢(むく)の名のとおり、味わいは実に清らか。カルパッチョやカプレーゼのような前菜にあわせたくなる美味しさです。ぜひキリッと冷やし、ワイングラスに注いでお楽しみください。 (公式サイト:仙禽│せんきん) 3-2.伊根満開 古代米酒(向井酒造) ロゼワインを思わせる紅色は、紫小町という名の古代米によるもの。舟屋が並ぶ伊根町生まれの「伊根満開」は、旨味と苦味、キレを持ち合わせた日本酒です。 イタリアンでは、ピッツァのような旨味がしっかりしたメニューとのペアリングでより魅力が花開きます。その日の気分やメニューにあわせ、ロックやソーダ割、ホットでいただいても美味しいですよ。 (公式サイト:向井酒造) 3-3.浪 La Vague(昇涙酒造/フランス) 「浪(なみ)」と名付けられたこちらのお酒は、なんとフランス生まれ。フランス初の本格蔵「昇涙酒造」が鳥取県産米を100%使用して造る日本酒です。現地での評価は高く、フランスの星付きレストランでも採用されています。 「浪」の濃醇で力強い味わいは、チーズやきのこ、玉子を使ったメニューと好相性。カルボナーラやゴルゴンゾーラのリゾットなど、イタリアンならではの旨味あふれるメニューにマッチします。 (公式サイト:昇涙酒造) 3-4.ソガ ペール エ フィス(小布施ワイナリー) (公式サイト:小布施ワイナリー) 長野県の小布施ワイナリーが手がける日本酒です。ワイン造りが終わった冬季のみ、ごく少量生産されています。 とろりとした濃密な旨味、甘美な香りの心地よさは、一度体験すれば忘れられない魅力にあふれています。なかでもトリュフを使ったメニューとのペアリングは絶品。少し贅沢なイタリアンにあわせたいというときに、おすすめしたい銘柄です。 3-5.亜麻猫(新政酒造) (公式サイト:新政酒造株式会社) 米由来のふくよかな旨味を、酸がキリッと引き締める。白麹がもたらす独特の酸味が特徴的な日本酒です。 おすすめはシーフードとのペアリング。牡蠣×白ワインのイメージで、ぜひ生牡蠣や蒸牡蠣とあわせてみてください。味がしっかり乗った生ハムや、魚介の旨味が濃縮されたアクアパッツァにあわせても食が進むペアリングができあがります。 3-6.醸し人九平次 human(萬乗醸造) (出典元および公式オンラインショップ:醸し人九平次 KUHEIJI) エレガントな旨味と香りをもつ「醸し人九平次」は、フレンチやイタリアンと相性の良い日本酒です。 「human(ヒューマン)」のテーマは『すべての境界を飛び越えていける日本酒』。飲む人の性別や国籍、文化の違いさえも飛び越える日本酒の魅力にあふれています。 香りはグレープフルーツのように爽やかで、ペペロンチーノや白身魚のメインディッシュにあわせたくなる軽やかな味わい。イタリアンランチからディナーまで、食事のシーンを華やかに彩ってくれる1本です。 3-7.紀土スパークリング(平和酒造) (出典元:うらの酒店)(公式サイト:平和酒造) 今日はイタリアンで乾杯!そんなときにおすすめしたいのがこちら「紀土(きっど)」のスパークリング日本酒です。シャンパンのように華やかなボトルデザインが乾杯シーンを盛り上げてくれます。 シュワシュワとシルキーな泡が心地よく、後口はスッキリ。前菜からメイン、デザートまで幅広いイタリアンメニューにマッチします。 4.まとめ 日本酒は和食だけでなく、イタリアンとも相性の良いお酒です。日本酒の個性と料理の特徴の組み合わせで、ペアリングの世界はさらに広がります。今回ご紹介したのは、あくまでもその一例。ぜひ自由な発想で、日本酒ペアリングの世界を楽しんでみてくださいね。