日本酒ウォッチ
最新の記事
【2023年最新版】新潟の酒蔵見学おすすめ3選!日本酒の試飲やアッサンブラージュ体験も
多くの酒蔵が点在する新潟県は、日本有数の酒どころです。酒蔵見学では、多くの人に親しまれる新潟の地酒の魅力を体感できます。 今回は、新潟県の酒蔵見学情報をご紹介します。試飲やショッピングができる新潟市内の酒蔵見学は、旅行の際にぜひ立ち寄りたいスポット。スキー場や温泉を有する妙高市では、日本酒のアッサンブラージュ体験ができます。 柏崎市の酒蔵では、豊かな自然を間近に感じることができますよ。お酒好き、旅好きにおすすめの蔵見学情報をぜひチェックしてみてください。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年8月25日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.今代司酒造(新潟市) 新潟県に足を運んだら、ぜひ立ち寄りたい見学スポットがこちら。県内で新潟駅からもっとも近い場所にある酒蔵、今代司(いまよつかさ)酒造の酒蔵見学です。 新潟駅から徒歩で約15分。蔵見学を楽しんでから観光へ出かけるのはもちろん、旅行の最後に立ち寄ってお土産を購入したいときにもおすすめです。 蔵見学は予約制ですが、テイスティングのみであれば予約不要で利用できます。明治中期の建物をリノベーションした直売店では、ショッピングも楽しめますよ。 蔵内は、スタッフの丁寧な案内に耳を傾けながら見学できます。大きな看板や酒造道具など、蔵の歴史を感じる展示物もいっぱい。法被(はっぴ)を着て記念撮影できるフォトスポットもあります。 見学のあとのテイスティングには、10種類以上の純米酒が用意されています。今代司酒造の日本酒は、多くの人に親しまれる味わいはもちろん、現代に寄り添うコンセプトやこだわりのデザインが魅力です。試飲にはノンアルコール甘酒もあり、子どもやお酒を飲まない方も一緒に楽しめるのがうれしいですね。 現地へ足を運び、日本酒が生まれる場所を見学した後のお酒は、またひと味違ったものになるはず。今代司酒造の蔵見学を通し、新潟の地酒の魅力を感じてみてはいかがでしょうか。 今代司酒造株式会社 [住所]新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号 [アクセス]【徒歩】JR新潟駅より約15分【バス】JR新潟駅より約10分【タクシー】新潟駅万代口タクシー乗り場より約7分 ※詳細は公式サイトを参照 [定休日]年中無休 ※1/1〜1/4のみ休業 [見学日時(1組1〜15名)]【平日】9時、10時、11時、13時、14時、15時、15時45分(1日7回)【土・日・祝】9時、10時、11時、12時、13時、14時、15時、15時45分(1日8回)【英語ツアー】土・日・祝を除く平日14時〜のみ、英語ガイドによる酒蔵見学あり ※有料、1名400円 [見学日時(1組16〜30名)]【平日】10時30分、11時30分、13時30分、14時30分(1日4回)【土・日・祝】10時30分、11時30分、13時30分、14時30分(1日4回) [見学内容]見学、試飲、ショッピング [見学料金]【1〜15名】無料【16名以上の見学、または旅行会社経由での予約】1名400円 ※詳しくは公式サイトを参照 [受付]予約制 [予約方法]【1組1〜15名】公式サイトの予約フォームまたは電話にて問い合わせ【1組16〜30名】FAXまたは電話にて問い合わせ [問い合わせ]電話 025-245-0325、FAX 025-245-3233 [今代司酒造株式会社の詳細はこちら]https://imayotsukasa.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.千代の光酒造(妙高市) 江戸末期創業の千代の光酒造が位置するのは、雄大な自然に囲まれた妙高市。市内にはたくさんのスキー場が点在し、国内外から多くの観光客が訪れます。 年間通して開催されている蔵見学は、妙高の自然とともに楽しめることが魅力です。春には新緑、秋には紅葉と四季折々の表情を蔵の歴史とともに体感できます。 なかでもおすすめしたいのは、11月から3月の期間限定で開催される「神秘の蔵見学」です。期間中は、実際にもろみが発酵する音を聞くことができます。 日本酒造りの空気感を肌身で感じられるのは、酒蔵見学ならではの醍醐味です。目で見て、香りをかいで、耳を傾けてとぜひ日本酒が生まれる場所の雰囲気を満喫してみてください。 さらに見逃せないのが、日本酒のアッサンブラージュ体験です。アッサンブラージュとは、主にワイン造りで用いられる原酒を混ぜ合わせる技法のこと。千代の光酒造では、日本酒の原酒を好みの比率で組み合わせ、世界にひとつだけのお酒を造ることができます。 酒蔵見学と一緒に楽しむほか、アッサンブラージュのみの申し込みも可能です。蔵を訪れた思い出とともにお酒を持ち帰れば、ほかにはないお土産になりそうですね。 妙高はスキー場のほか、温泉宿が点在する観光スポットです。訪れた際は、ぜひ千代の光酒造の蔵見学やアッサンブラージュ体験とともに、新潟観光を楽しんでみてください。 千代の光酒造株式会社 [住所]新潟県妙高市窪松原656 [アクセス]【車】新井スマートICより1km【電車】新井駅よりタクシーで10分【新幹線】上越妙高駅よりタクシーで15分 [見学期間]通年、神秘の蔵見学は11月~3月限定 [見学定員]2〜5名 [見学内容]【通年の酒蔵見学】釜場、仕込蔵、貯蔵庫、瓶詰などを見学 ※希望によりアッサンブラージュ体験あり【神秘の蔵見学】夜の機械をおとした無音の中でしか聞くことができない、もろみの発酵音を聞くことができる ※所用時間 蔵見学 60分(9時〜16時)、アッサンブラージュ体験 60分 [見学料金]無料 ※アッサンブラージュ体験の料金については要問い合わせ [問い合わせ]0255-72-2814 ※月〜金(祝日除く)8時〜17時、またはメール [千代の光酒造株式会社の詳細はこちら]https://chiyonohikari.com/ ※作業内容により見学できない日程あり ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.石塚酒造(柏崎市) 「姫の井(ひめのい)」を醸す石塚酒造は、自然豊かな高柳町に建つ酒蔵です。蔵の裏手を流れる小川で暮らすのは、きれいな水の指標生物であるサワガニ。冬季には、約1.5mの積雪が地域一帯を覆います。 時には災害にもなる豪雪も、石塚酒造のお酒を育む恵みのひとつ。酒造りは、雪が空気中の塵などを包み込み、空気がきれいになるといわれる冬季に行われています。 また、雪のおかげで気温変化が少ない高柳の冬は、酒造りで重要な麹や酵母にとって最適な環境です。高柳地域を含む鯖石川・鵜川・渋海川の上中流域沿いは、新潟県内で多くの杜氏を輩出してきた地域でもあります。 今でも石塚酒造の蔵人の大半は、高柳町出身。酒造りが休みの期間は蔵見学も可能です。 石塚酒造の蔵見学は、お酒に詳しくない人もゆるりと楽しめることが魅力です。見学後は試飲もできます。 石塚酒造の酒造りは、モチ米を使用した四段仕込みが大きな特徴です。酒造りについて詳しく知りたい!というときは杜氏を、とことんゆるく楽しみたいというときは、社長を指名できるかぜひ事前相談してみてください。 創業から100年を越える歴史を受け継ぎつつ、新たな歩みを進める蔵では、豊かな自然と酒蔵で働く人との出会いが待っています。 古くから多くの人々に親しまれてきた日本酒「姫の井」。新潟の地酒のふるさとへ足を運んでみてはいかがでしょうか。 石塚酒造株式会社 [住所]新潟県柏崎市高柳町岡野町1820-2 [アクセス]公式サイトを参照(https://www.himenoi.com/access/) [定休日]不定休 [見学日時]9時〜16時30分 [見学内容]見学、試飲 ※所用時間約30分 [見学料金]無料 ※試飲も無料 [受付]予約なしの見学も可能だが、作業によっては見学できない場合もあるため事前の問い合わせを推奨 [問い合わせ]TEL 0257-41-2004 [石塚酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.himenoi.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 まとめ 日本酒有数の酒どころ、新潟県。淡麗辛口ブームの先駆けともなった地酒のふるさとでは、時代に寄り添うさまざまなタイプのお酒が造られています。 酒蔵見学は、日本酒が生まれる土地の空気感、地元の方々との対話を楽しめることが大きな魅力です。ぜひ現地へ足を運び、酒蔵巡りを満喫してみてくださいね。
酒造好適米の米どころとして注目の北海道で造られた日本酒おすすめ人気ランキングTOP15!
おすすめの日本酒を探す際に、都道府県から探すのも日本酒の選び方の一つです。 グルメ大国北海道。なかでも近年注目を集めているのが「日本酒」です。きっかけとなったのは北海道産の酒造好適米(酒米)の登場。今回は、北海道の日本酒おすすめランキングTOP15をご紹介します。北の大地が生み出す日本酒の世界を、ぜひお楽しみください。 1.優秀な酒造好適米の登場で注目されている北海道の日本酒 北海道で栽培される酒米は、タンパク質が少なく、日本酒造りに適しているといわれています。北海道で酒造好適米(酒米)の作付けが始まったのは、1998年(平成10年)のこと。北海道初の酒米は「初雫(はつしずく)」と名付けられました。 現在は、2000年(平成12年)に登場した「吟風(ぎんぷう)」や「彗星(すいせい)」、「きたしずく」が北海道産酒米の主要品種となっています。 近年は道内だけでなく、全国でも北海道の酒米を使用する蔵が年々増加。代表的な酒米に引けを取らない品質が注目を集めています。 吟風(ぎんぷう) 北海道産酒米を世に広めた品種。初雫の次に登場した酒米です。芳醇な香りと旨味、コクのあるお酒を生み出します。 彗星(すいせい) 初雫と吟風をかけあわせた酒米です。吟風に比べ、香りおだやかなキレのあるお酒に仕上がります。 きたしずく やわらかな旨味が特徴。雑味のないクリアな味わいに仕上がります。岡山の酒米「雄町」と「吟風」の系統を持つ酒米です。 2.北海道のおすすめ日本酒銘柄ランキングTOP15 ここからは、北海道のおすすめ日本酒TOP15をご紹介!北の大地から全国へと、その名が知られる人気銘柄が揃いました。 なかには日本最北端の酒蔵で造られる日本酒も。北海道産米にこだわった地酒の数々をぜひチェックしてみてください。 1位.上川大雪(かみかわたいせつ) 上川大雪は、「緑丘蔵(りょっきゅうぐら)」「碧雲蔵(へきうんぐら)」「五稜乃蔵(ごりょうのくら)」と道内に3つの蔵を構える酒蔵です。使用するのは、北海道産の酒造好適米100%。地元で採取される良質な天然水を原料に、北海道産にこだわった酒造りを続けています。 上川大雪が目指すのは、北海道弁で「ついつい飲んでしまう」ことを意味する「飲まさる酒」。丁寧な手仕事で造られる日本酒は、日常に寄り添うやさしい味わいに満ちています。 (出典元:上川大雪酒造) 2位.三千櫻(みちざくら) 三千櫻酒造は1877年(明治10年)創業、岐阜中津川で143年の歴史を歩んできた酒蔵です。 現在の地、北海道上川郡東川町で「東川町公設酒蔵・三千櫻酒造」として新たなスタートを切ったのは、2020年(令和2年)11月のこと。以来、北海道東川町初の酒蔵として、真摯な酒造りを続けています。 東川町は、北海道屈指の米どころ。蔵は地元の有志と力を合わせ、酒米の育成にも取り組んでいます。 大雪山から届けられる天然の雪解け水が生み出すのは、三千櫻の清らかな味わい。なかでも「彗星 純米大吟醸」は、キレの良さと後口に残るやわらかな余韻が魅力です。 (出典元:三千櫻酒造) 3位.男山(おとこやま) 北海道の地酒として全国でその名が知られる男山。1977年(昭和52年)には日本酒で世界初となるモンドセレクション金賞を受賞するなど、その味わいは国内外で高く評価されています。 大きな魅力は、代表酒はじめとする幅広いラインナップが揃うこと。なかでも「復古酒」は、350年の古の味を再現した超甘口の1本です。 ほかにも、アルコール度数控えめの「御免酒」や発泡感が心地よい「北の稲穂スパークリング」などが並び、好みや飲食シーンにあわせた日本酒選びを楽しめます。 かわいいデザインのカップ酒は、北海道土産にもぴったり。北海道旅行の際はぜひチェックしておきたい銘柄です。 (出典元:男山株式会社) 4位.國稀(くにまれ) 日本最北の酒蔵、国稀酒造。かつては呉服商、ニシン漁なども手がけた蔵は昔ながらの風情をたたえています。お土産購入や利き酒を楽しめ、増毛町の観光スポットとしても人気です。 国稀の魅力は、穏やかな辛口の味わい。特に、比較的リーズナブルな「普通酒」のおいしさは格別です。香り穏やかで後口はスッキリ。飲み飽きすることなく、日々の料理とともに楽しめます。 地元、増毛町を盛り上げる取り組みも続ける国稀酒造では、雑貨も多数販売されています。名前入りのお猪口や手ぬぐいなど、酒好きの心をくすぐるアイテムもぜひあわせてチェックしてみてください。 (出典元:國稀オンラインショップ) 5位.国士無双(こくしむそう) 国士無双は旭川市の酒蔵、髙砂酒造が造る日本酒です。原料米は、9割以上が北海道産の酒米。仕込み水には、酒造りに適した鉄分含有量がきわめて少ない地下水が用いられます。 旭川の豊かな自然が育む日本酒は、きりっとした辛口の味わい。1975年(昭和50年)の誕生以来、爽やかな辛口のおいしさは、各地で人気を博してきました。 現在は、香り高い大吟醸酒から季節限定の日本酒までランナップもさまざま。なかでも注目したいのは、北海道限定の純米大吟醸酒です。香りはフルーティーで口当たりまろやか。北海道の四季折々の表情が描かれた外箱付きと、北海道のお土産にもおすすめです。 (出典元:高砂酒造オンラインショップ) 6位.北の勝(きたのかつ) 北の勝を造る碓氷勝三郎商店(うすいかつさぶろうしょうてん)が位置するのは、日本の最東の地、北海道根室市です。空気が澄み、四季の移り変わりがはっきりとした根室市は、酒造りに適しているといわれています。 デリケートで奥深い味わいの北の勝のなかでも、特におすすめしたいのが「大海 普通酒」です。45~50℃の少し高めの温度帯まで温めれば、滋味深い味わいがさらに広がります。明治時代から地元根室で愛される日本酒を、ぜひ一度お試しください。 (出典元:鎌田本店) 7位.二世古(にせこ) 二世古酒造が大切にしているのは、加水調整をしない原酒と水、空気、環境にこだわった酒造りです。酒蔵は、低温発酵に適した豪雪地区に位置します。 加水調整をしていない二世古は、米のふくよかな旨味とキレ味が特徴的。なかでも「本醸造原酒」は、アルコール度数19%としっかりとした飲みごたえを楽しめます。 また、二世古と並びおすすめしたいのが、季節限定どぶろく「えぞの誉」です。酵母が生きたまま瓶詰めされているため、一般的な日本酒とは異なる口当たりや酸味、甘みを堪能できます。 (出典元:二世古酒造) 8位.十勝(とかち) 前述した上川大雪が有する十勝の酒蔵「碧雲蔵(へきうんぐら)」で造られる日本酒です。酒蔵が位置するのは、帯広畜産大学の構内。蔵は帯広畜産大学と連携し、日本酒の次世代に向けた人材育成も行っています。 十勝の原料となるのも、もちろん北海道産の米と水。蔵にはショップが併設し、レギュラー酒や地域限定酒を購入できます。自宅で北海道に思いをはせて味わうのはもちろん、北海道旅行を兼ねて現地へ足を運んでみるのもおすすめです。 (出典元:上川大雪酒造オンラインショップ) 9位.千歳鶴(ちとせつる) 札幌の地酒、千歳鶴は全国新酒鑑評会で14年連続金賞を受賞した銘酒です。芯がしっかりとした味わいは、地下深くから汲み上げる豊平川の伏流水によって生まれます。 限定酒の「千歳鶴 純米吟醸 丹頂蔵 限定醸造」は、メロンのように爽やかな香り。「千歳鶴 スパークリング LILICA」は、にごり酒とワインのコラボレーションを楽しめます。 北海道旅行の際は、ぜひ札幌市内の中心部に店を構える蔵元直営の割烹居酒屋へ。千歳鶴と地元料理のペアリングを満喫できますよ。 (出典元:酒のいろは) 10位.福司(ふくつかさ) 大正時代に誕生した釧路の地酒、福司。釧路唯一の酒蔵では、日本酒本来の香味や北海道の食材との相性を追求した酒造りが続けられています。 原料米は、北海道産の米が中心。比較的リーズナブルな普通酒から贈答用にもおすすめの大吟醸酒、北海道産素材を用いたリキュールと豊富なラインナップが魅力です。 なかでも「霧笛(むてき) 大吟醸」は、11月販売の数量限定、釧路限定商品。熟成させた鑑評会出品酒の原酒の味わいを楽しめます。美しい木箱入りで、贈り物はもちろん、お土産や自分へのご褒美にもおすすめです。 (出典元:福司酒造) 11位.大雪乃蔵(たいせつのくら) 「本当にうまい北海道ならではの地酒を」という熱い想いから誕生した大雪乃蔵は、原料米に北海道産米のみを使用しています。蔵が位置するのは、北海道旭川市。冷涼な気候のもと生まれる日本酒は、飲み飽きしない上質な味わいが魅力です。 注目は「シャトー 大雪乃蔵」シリーズ。“ワイングラスで香りを楽しむ”をコンセプトに誕生したお酒です。 味や香りはもちろん、スタイリッシュなボトルデザインは洋食シーンにもマッチし、日本酒とさまざまな料理とのペアリングを楽しめます。 (出典元:オエノングループ) 12位.北の錦(きたのにしき) 「北海道でしか醸せない地酒とは何か?」を追求し続ける夕張の酒蔵、小林酒造。蔵人の大部分は地元農家の後継者。実際に酒米を育てる蔵人もいるなど、米生産者の顔が見えること、風土を感じる酒をテーマに北の錦は醸されています。 原料米は北海道産米100%。米の個性に合わせて造られる日本酒は、春には山菜、秋にはキノコと、四季折々の食材を使った食卓に華を添えます。 蔵最高級品となる純米大吟醸「北の錦 純米大吟醸 雪心(ゆきごころ)」は、やさしい甘さとキレを併せ持つお酒です。適度に冷やして口に含めば、北海道産米の旨味がじんわりと広がります。 (出典元:北の錦オンラインショップ) 13位.郷宝(ごっほう) 郷宝は道南の酒蔵、箱館醸蔵で造られる日本酒です。使用する北海道産米は、北海道水発祥の地といわれる大野平野で栽培されたもの。人と米、水と地元の宝で醸された酒には、道南テロワールが息づいています。 四季醸造を取り入れる箱館醸蔵では、年間通してしぼりたてのお酒がいただけます。フルーティーな香りの純米吟醸に爽やかな後口の純米酒と、どれもみずみずしい味わいが魅力的。宝石のようにキラキラ輝くラベルも美しく、プレゼントにもおすすめの地酒です。 (出典元:郷宝オンラインショップ) 14位.北の誉(きたのほまれ) 北の誉は、大雪乃蔵と同じく合同酒精株式会社が手がける日本酒です。手に取りやすい300ml容量の生酒から純米大吟醸酒まで、幅広いラインナップが揃います。 なかでもおすすめは、北海道産米を100%使用した「純米 北の誉 北海羆(ほっかいひぐま)」です。ラベルには力強いヒグマが描かれるなど、北海道らしさ満載。やさしい香りと米のふくよかな旨味を堪能できます。 サーモンを使った洋食に石狩鍋と、ぜひ北海道料理とあわせて楽しんでみてください。 (出典元:オエノングループ) 15位.えぞ乃熊(えぞのくま) えぞ乃熊は、国士無双を醸す高砂酒造の日本酒です。熊が小さく描かれたかわいいラベルが印象的。原料米には、きたしずくや彗星など、北海道産米が中心に用いられています。 きたしずくを原料とした純米吟醸酒は、柑橘系の上品な香り。後口のシャープなキレ味と酸味のバランスが絶妙です。北海道の地酒を飲んでみたい、というときはぜひチェックしてみてください。 (出典元:マツザキ) まとめ 北海道産の酒米誕生をきっかけに、大きな躍進を続ける北海道の日本酒。今回ご紹介した銘柄も、地元の米、水、人にこだわって造られるものばかりです。 ひとくちに北海道の地酒といっても、その個性はさまざま。ぜひ広大な北の大地が生み出す各地の味わいを楽しんでくださいね。
【2023年最新版】関東の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒の試飲やショッピングを楽しもう
関東地方の酒蔵では、日本酒造りの現場を体感できる酒蔵見学が開催されています。なかには試飲やショッピング、食事を楽しめる蔵もあり観光スポットとしてもおすすめです。 実際に日本酒が造られる場所へ足を運べば、いつものお酒もよりおいしく身近なものに感じられるはず。今回は、関東地方の酒蔵見学情報をご紹介します。ぜひ酒蔵へ出かける際の参考にしてください。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年8月24日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.石川酒造(東京都福生市) お酒好きにぜひおすすめしたいのがこちら。「酒飲みのテーマパーク」ともいわれる石川酒造の酒蔵見学です。 敷地内には趣ある酒蔵と史料館が建ち並び、併設のレストランではクラフトビールとイタリアンを楽しめます。 感謝デーに開催される酒蔵見学は、直売店の割引券と試飲、お土産付きという充実の内容です(2023年8月見学内容)。スタッフ案内のもと、銘酒「多満自慢(たまじまん)」が生まれる蔵内部を見学できます。 また、石川酒造の敷地内は予約不要で自由に散策できます。明治13年建築、国登録有形文化財の本蔵は、石川酒造の歴史を感じさせる佇まい。直売店では、QRコード付きのパンフレットが配布されています。 明治期に使用していたビール釜や樹齢700年の御神木など、パンフレットを参考にゆるりと巡るのもおすすめです。 直売店には、蔵自慢の日本酒やクラフトビールが勢ぞろい。ここでしか購入できない限定グッズもあります。ロゴ入りの酒器や雑貨は、お酒好きな方へのお土産にも喜ばれそうですね。 見学とショッピングを楽しんだら、併設のレストランで美味しい料理とお酒に舌鼓。クラフトビールはもちろん、日本酒も複数用意されています。 イタリアンと日本酒のマリアージュを堪能できるのは、古くから酒造りを手がけてきた蔵併設のレストランだからこそ。見学にショッピング、食事とお酒好きの心を満たしてくれる石川酒造へ足を運んでみてはいかかがでしょうか。 石川酒造株式会社 [住所]東京都福生市熊川1 [電話番号]042-553-0100(代表) [アクセス]【車】八王子ICより約17分【電車】JR拝島駅よりタクシーで約8分、徒歩約20分 [見学内容]200円の直売店割引券、試飲、お土産付きの蔵見学 ※見学時間約45分 ※2023年8月見学内容 [見学料金]1,000円 [予約方法]公式ホームページより [問い合わせ]直売店 酒世羅 042-530-5792(営業時間 10時〜18時、火曜定休 12月無休) [石川酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.tamajiman.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 https://sake-5.jp/tokyo-sake-brewery-tours-recommended/ 2.金井酒造店(神奈川県秦野市) 金井酒造店は、丹沢山麓のふもとに位置する酒蔵です。蔵見学は、1,000円分のお買い物チケットとお酒のテイスティング付き。各グループごとに案内されるため、ゆっくりと見学できます。1グループ15名まで見学可能と、団体利用にもおすすめです。 金井酒造店の日本酒は、日々の食卓に寄り添うやさしい味わいが魅力です。蔵の敷地に掘られた地下100mの井戸から汲み上げた水が「白笹鼓(しらささつづみ)」の清らかな味わいを生み出しています。 丹沢は都内から交通の便もよく、ハイキングや登山、キャンプなどに多くの人々が訪れる場所です。見学では蔵の雰囲気とともに、丹沢の豊かな自然も体感できます。 初代蔵元・佐野リキが創業した明治元年から、150年余りの歴史を誇る金井酒造店。明治時代から現代まで、多くの人に親しまれてきた地酒のふるさとへぜひ足を運んでみてください。 株式会社金井酒造店 [住所]神奈川県秦野市堀山下182-1 [アクセス]【電車・バス】小田急線 秦野駅下車 バスにて約20分、小田急線 渋沢駅下車 バスにて約10分【車】東名秦野中井ICより約15分 [見学日時]6月〜9月下旬 ※所用時間60分程度 ※9月以降は各グループごとではなく参加者まとめての案内となる予定 ※詳細については情報が決まり次第公式サイトに掲載予定 [見学定員]1グループ15名まで [見学内容]見学後、主要銘柄と季節のお酒のテイスティングあり [見学料金]1名 1,000円 ※当日使える1,000円分のお買い物チケット付き [受付]予約制 [予約方法]公式ホームページより ※団体見学を希望の場合は事前に問い合わせフォームまたは電話にて要相談 [金井酒造店の詳細はこちら]https://www.kaneishuzo.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 https://sake-5.jp/sake-brewery-tours-in-kanagawa/ 3.和蔵酒造 竹岡蔵(千葉県富津市) 和蔵酒造竹岡蔵は、海の見える千葉房総の酒蔵です。代表銘柄は「聖泉(せいせん)」と「鹿野山(かのうざん)」。伝統的な製法を用い手間暇かけて造られる日本酒は、千葉房総の海の幸、山の幸の味わいを引き立てます。 和蔵酒造の大きな特徴は、日本酒の「竹岡蔵」と焼酎の「貞元蔵」、それぞれ専用の酒蔵を有することです。蔵見学は年間通して受け付けていますが、竹岡蔵は11月から3月、貞元蔵は9月から10月と酒造期には仕込み作業も見学できます。 君津市にある貞元蔵の直営店舗「酒菜館」は、日本酒や千葉県の物産品など品ぞろえも豊富です。女性に人気の柚子リキュールなどを試飲できるスペースも設けられています。 竹岡蔵を見学したら、海岸沿いを酒菜館へと移動。和蔵酒造の日本酒や焼酎、ゆで落花生に柚子酒ケーキなどのショッピングを楽しむのもおすすめです。都心近くにありながら自然豊かな観光スポット、房総半島で酒蔵めぐりを満喫してみてはいかがでしょうか。 和蔵酒造株式会社 竹岡蔵 [住所]千葉県富津市竹岡1 [見学料金]無料 [受付]予約制 [予約方法]0439-67-0027 にて問い合わせ [和蔵酒造株式会社 竹岡蔵の詳細はこちら]https://wakura-sake.jp/takeoka/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 4.松岡醸造(埼玉県比企郡小川町) 古くから「酒造りの適地」として知られる小川町の松岡醸造では、ミネラル豊富な天然水を仕込み水に使用しています。硬度は149mg/ℓと、日本の仕込み水としてはトップクラスの硬水。実際に口にすると、硬水なのに柔らかい不思議な水であることを実感できます。 日本酒造りの現場を巡る蔵見学は、「帝松(みかどまつ)」の試飲付き。お酒を飲まない方には、仕込み水が用意されています。 試飲で気に入ったお酒は、直売店で購入できます。「大吟醸ソフトアイス」や「甘酒」など、酒蔵ならではのメニューもおすすめです。「オーガニックコスメ」をはじめ、地元で作られた食品や和紙製品など、お酒以外の品も充実。埼玉土産にぴったりの品々が揃います。 ゆったり食事を楽しみたいときは、庭園内にある酒蔵レストラン「松風庵」へ。ランチタイムにはお酒や仕込み水、麹、酒粕などを使用した蔵元ならではのメニューをいただけます。時間帯によりカフェ利用もできますよ。 試飲付の蔵見学にショッピング、趣ある酒蔵レストランでの食事を楽しめる松岡醸造。埼玉観光とあわせてぜひおすすめしたい酒蔵です。 松岡醸造株式会社 [住所]埼玉県比企郡小川町大字下古寺7-2 [アクセス]【車】嵐山小川ICより15分 ※駐車場有(約100台)【電車】東武東上線・JR小川町駅より徒歩25分(タクシーで5分) [見学内容]蔵見学、試飲 ※ドライバーや子どもには蔵の仕込み水を用意 [受付]予約制 [予約方法]公式サイトの問い合わせフォームより [松岡醸造株式会社の詳細はこちら]https://www.mikadomatsu.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 まとめ 各県の老舗蔵でおいしい日本酒が造られている関東地方。今回ご紹介した蔵では、見学の後に試飲やショッピングなどを楽しめます。海沿い、山の麓と豊かな自然に恵まれた蔵も多く、都心からの日帰り旅行にもおすすめです。お酒好きにはたまらない酒蔵見学。ぜひチェックして足を運んでみてくださいね。
【2023年最新版】関西の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒と共に各地を巡ろう
日本酒ファンにおすすめしたいのが関西の酒蔵見学です。日本三大酒どころのうち、灘(兵庫)と伏見(京都)を巡ることができます。 日本酒発祥の地といわれる奈良では、伝統を受け継ぎながら新たな歴史を切り拓く酒蔵を見学できます。試飲やショッピングができる蔵もあるなど、お楽しみも満載です。 今回は、関西でおすすめの酒蔵見学情報を紹介します。「関西で酒蔵巡りがしたい」「旅先でおいしい日本酒に出会いたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年8月7日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.佐々木酒造(京都府京都市上京区) 京都府の佐々木酒造は、京都の中心から世界へと日本酒の魅力を発信する酒蔵です。「京都洛中酒蔵ツーリズム」と題し、さまざまな見学ツアーを展開。歴史ある京都の風情を感じながら、蔵の魅力に触れられます。 佐々木酒造の蔵見学の魅力は、普段蔵人たちが働く酒造りの現場を間近で体感できること。過去には、米が蒸される熱気や、醪(もろみ)の甘い香りに包まれる早朝見学ツアーも開催されました。 酒造りがお休みとなる期間も、蔵人の楽しい解説付きで2階建ての蔵内を見学できます。日本酒の製造工程に沿って案内されるため、おいしいお酒がどうやってできあがるのか、より理解が深まる内容です。 見学の後は、佐々木酒造のおいしい日本酒で乾杯。京都で日本の伝統文化を堪能できる蔵見学は、海外の観光客にも人気です。1階の小売部には有料の試飲サーバーもあり、予約不要で試飲やお土産購入を楽しめますよ。 なにより蔵人やスタッフの明るい雰囲気に触れれば、日本酒がもっと楽しく、おいしいものとなるはず。京都観光とあわせ、ぜひ酒蔵見学を体験してみてください。 佐々木酒造株式会社 [住所]京都府京都市上京区北伊勢屋町727 [アクセス]【電車】地下鉄 二条城前より徒歩約15分【バス】千本丸太町 または 堀川丸太町 より徒歩約10分、丸太町智恵光院より徒歩5分 [見学日時・定員・内容・料金]見学ツアー、コースによって異なる ※詳細は公式サイトを要確認(https://www.jurakudai.com/#tourism) [受付]予約制 [予約方法]公式サイトより [佐々木酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.jurakudai.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.藤岡酒造(京都府京都市伏見区) 藤岡酒造は、日本三大酒どころのひとつ伏見に位置する酒蔵です。代表銘柄は「蒼空(そうくう)」。絹のように滑らかな味わいは、伏見の名水と職人たちの丁寧な手仕事によって生まれます。 酒蔵見学は、約2時間の充実した内容。グラス3杯の利き酒も付いています。利き酒は自家製アイスに変更でき、お酒を飲まない方も一緒に蔵めぐりを楽しめるのがうれしいですね。 蔵見学とセットで注目したいのが、蔵併設の酒蔵Bar「えん」です。こちらでは、ガラス越しに蔵の様子を眺められます。 カウンター席に腰掛けた先に見えるのは、大きなタンク。メニューには、酒の肴や甘酒なども用意されています。お酒が生まれるすぐそばでいただく「蒼空」の味わいはまた格別です。 一度は歴史に幕を下ろしたものの、5代目蔵元の熱意によって再生した酒蔵、藤岡酒造。手仕事で造られる純米酒は、やさしい味わいに満ちています。 酒どころ伏見には飲食店が建ち並び、風情ある景色のなか街歩きも楽しめます。酒蔵見学はもちろん、伏見観光とあわせぜひ立ち寄りたい酒蔵です。 藤岡酒造株式会社 [住所]京都市伏見区今町672-1 [アクセス]【電車】京阪 伏見桃山駅または丹波橋駅より徒歩約5分、近鉄 桃山御陵前駅または丹波橋駅より徒歩約6分 [定休日]水曜日 [見学日時]6月〜9月 酒造期間および夏季休業中以外 ※酒造期間は10月〜翌年5月末 ※案内できるスタッフが限られているため、希望通りに対応できない場合あり [見学定員]1回 2名〜15名まで ※1名のみの蔵見学は不可 ※対象年齢13歳以上 [見学内容]蔵見学、利き酒(グラス3杯)※ドライバーや20歳未満の方は蔵見学と自家製アイスのセットに変更可能のため予約時に相談 ※所用時間約2時間 [見学料金]2,500円 [受付]希望日より少なくとも2週間前までに要予約 ※連絡日から3カ月先まで予約可能 ※2週間以内、3カ月以上先の予約は不可 [予約方法]公式サイトにて ※メール送信後は、案内可能の可否を伝える蔵からのメールを要確認 [藤岡酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.sookuu.net/index.html ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.小山本家酒造 灘浜福鶴蔵(兵庫県神戸市) 日本三大酒どころのひとつとして知られる灘五郷(なだごごう)。兵庫県の神戸市、西宮市の沿岸部は古くから日本酒の銘醸地として栄えてきました。 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵は、その中でも酒造りの中核となる魚崎郷(うおざきごう)に位置します。ミネラル豊富な六甲山の伏流水に恵まれ、最高峰の酒米といわれる山田錦(やまだにしき)が栽培される地域です。蔵併設の「浜福鶴吟醸工房」では、四季を通じて酒造りの全工程をガラス越しに見学できます。 灘浜福鶴蔵の蔵見学の魅力は、子どもから大人まで誰もが酒造りの歴史に親しみ、楽しめることです。工房は1階と2階のフロアにわかれ、2階ではガラス張りの見学通路を通りながら酒造りの現場を体感できます。 注目は、醪(もろみ)づくりの体感コーナー。醪が醗酵する音を聞き、香りに包まれながら、日本古来の発酵文化に触れられます。江戸時代から使われている酒造道具も間近に見学できますよ。 1階のフロアでは、「有料きき酒処」や「生酒試飲コーナー」が待っています。中でもお酒好きが見逃せないのが「限定秘蔵酒量り売りコーナー」です。門外不出の極上酒を、ぜひ味わってみてください。 「直売コーナー」には、ここでしか買えない蔵元ならではのお酒やこだわりの発酵食品などが豊富にそろっています。写真映えする撮影スポットもありますよ。 見て、感じて、味わってと灘のお酒を存分に堪能できる酒蔵見学へ足を運んでみてはいかがでしょうか。 株式会社 小山本家酒造 灘浜福鶴蔵 [住所]兵庫県神戸市東灘区魚崎南町4-4-6 [アクセス]【電車】阪神電鉄 魚崎駅または六甲ライナー南魚崎駅より徒歩10分【車】公式サイトを参照(https://www.hamafukutsuru.co.jp/about/index.html#gmap_wrap) [定休日]月曜日(祝祭日は営業)※吟醸工房は2023年8月11日(金)〜15日(火)休館 [見学日時]10時~17時(入館無料)※有料きき酒処ラストオーダー16時15分 [予約方法]10名未満は予約なしでも見学可能、10名以上の団体利用は公式サイトのメールフォームまたはFAX(078-411-1091)にて申し込み ※団体利用は案内人によるガイドあり [株式会社...
【2023年最新版】神奈川の酒蔵見学おすすめ4選!おいしい日本酒と自然を満喫しよう
試飲を楽しめる神奈川の酒蔵見学は、日本酒好き、お酒好きにおすすめです。蔵周辺の自然を感じながら、おいしいお酒と蔵の雰囲気を満喫できます。 試飲のあとは、蔵併設の売店でショッピング。すぐに使えるお買物券付きの蔵見学もありますよ。 今回は、神奈川県のおすすめ酒蔵見学情報をご紹介します。ぜひ夏から秋に向けたお出かけ情報の参考にしてください。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年7月28日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.大矢孝酒造(愛甲郡愛川町) 神奈川県愛甲郡の大矢孝酒造は、約200年の歴史をもつ老舗蔵です。蔵見学は、主に蔵人自らが対応。設備の説明を聞きながら、歴史ある蔵の雰囲気を存分に堪能できます。 米を蒸す大きな甑(こしき)に、見上げる高さのタンク。日本酒造りの設備を間近で見られるのは、蔵見学ならではの醍醐味です。米と米麹というシンプルな材料からどうやってお酒ができるのか、蔵内をめぐればさらに理解が深まります。 蔵見学のあとは、お待ちかねの試飲タイムです。季節のお酒を含め5~6種類もの日本酒を楽しめます。 大矢孝酒造が造るのは、米と米麹のみを原料とする純米酒です。香り華やかなタイプやコクのあるタイプなど、さまざまなお酒が揃います。試飲で見つけたお気に入りのお酒は、購入もできますよ。 蔵周辺にはレジャー牧場や宮ケ瀬ダムがあり、足をのばせば観光も楽しめます。見学は1人からでも受付可能。電車やバスを乗り継ぎ、都内からふらりと日帰り旅行に出かけたいときにもおすすめです。 大矢孝酒造株式会社 [住所]神奈川県愛甲郡愛川町田代521 [アクセス]【電車・バス】本厚木駅 01番半原行きバス「半僧坊前」より徒歩9分、本厚木駅 02番半原行きバス「愛川田代郵便局前」より徒歩1分【車】圏央厚木ICより20分 ※駐車スペースあり [見学日時]毎週火・木・土 14時〜 ※所用時間 約40分 ※10〜3月は酒造り期間のため見学不可 [見学定員]4名 ※大人数の場合は別途相談 [見学内容]蔵案内、試飲、お土産販売 ※蔵案内、試飲各20分 [見学料金]1,000円 ※20歳未満は無料 [受付]5日前までに要予約(遅くても前々日まで)※予約は1カ月後まで可能 ※1カ月以上先の予約は電話にて問い合わせ [予約方法]公式ホームページより [大矢孝酒造株式会社の詳細はこちら]https://oyatakashi-shuzo.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.中沢酒造(足柄上郡松田町) 中沢酒造の蔵見学は、酒造りを担う蔵元自ら案内役を務めます。気になることは直接蔵元に質問できる贅沢な内容です。 銘酒「松美酉(松みどり)」は、丹沢山系の清らかな伏流水を仕込み水とし、全量手造りにこだわったお酒です。見学は500円分のお買物券付き。見学後は隣接する直売所で試飲やお土産購入を楽しめます。 酒蔵見学ができるシーズンは限られていますが、隣接の直売所は年中無休です。直売所には有料試飲サーバーがあり、中沢酒造のおいしい日本酒を飲み比べできます。 春になると河津桜が咲き誇る松田町は、日本有数のお花見スポット。蔵周辺は豊かな自然に包まれ、季節の移ろいとともに表情を変えます。 お酒が生まれる場所へ足を運べば、大好きな日本酒がより身近なものに感じられるはず。松田町へ足を運んだ際は、蔵の雰囲気を満喫しつつ、おいしいお酒が楽しめる中沢酒造へぜひ立ち寄ってみてください。 中沢酒造株式会社 [住所]神奈川県足柄上郡松田町松田惣領1875 [アクセス]【電車】小田急線 新松田駅 北口より徒歩5分、JR御殿場線 松田駅 改札口より徒歩3分、JR御殿場線 松田駅 南口より徒歩5分【車】東名高速道路 大井松田ICより15分 [見学日時]毎週土曜 10時〜11時30分 ※5、6、9、10月のみ [見学内容]酒造りビデオ鑑賞、蔵見学、試飲、土産販売 [見学料金]1,000円(500円分のお買い物券付き)※20歳未満は無料 [受付]5日前までに要予約 ※2カ月後まで予約可能 [予約方法]公式ホームページより [中沢酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.matsumidori.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.金井酒造店(秦野市) 金井酒造店は、丹沢山麓のふもとに位置する酒蔵です。蔵見学は、1,000円分のお買い物チケットとお酒のテイスティング付き。各グループごとに案内されるため、ゆっくりと見学できます。1グループ15名まで見学可能と、団体利用にもおすすめです。 金井酒造店の日本酒は、日々の食卓に寄り添うやさしい味わいが魅力です。蔵の敷地に掘られた地下100mの井戸から汲み上げた水が「白笹鼓(しらささつづみ)」の清らかな味わいを生み出しています。 丹沢は都内から交通の便もよく、ハイキングや登山、キャンプなどに多くの人々が訪れる場所です。見学では蔵の雰囲気とともに、丹沢の豊かな自然も体感できます。 初代蔵元・佐野リキが創業した明治元年から、150年余りの歴史を誇る金井酒造店。明治時代から現代まで、多くの人に親しまれてきた地酒のふるさとへ足を運んでみてはいかがでしょうか。 株式会社金井酒造店 [住所]神奈川県秦野市堀山下182-1 [アクセス]【電車・バス】小田急線 秦野駅下車 バスにて約20分、小田急線...
【2023年最新版】東京の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒の試飲にお土産、レストランも。
東京の酒蔵見学は、日本酒のことをもっと知りたい!という方におすすめです。東京都内で歴史ある蔵の雰囲気を体感できます。 東京の酒蔵は、自然豊かな多摩地区に多いことが特徴です。お酒と一緒に食事を楽しめる酒蔵もあり、首都圏発の日帰り旅行にも適しています。 なにより蔵の人々を身近に感じられるのが蔵見学の大きな魅力。今回は、お酒好きにおすすめの東京の酒蔵見学情報をご紹介します。 ※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。 ※記事情報は2023年7月28日時点のものです。 ※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。 ※掲載している価格はすべて税込価格です。 1.小澤酒造(青梅市) 「澤乃井(さわのい)」を造る小澤酒造は、奥多摩の豊かな自然に包まれた酒蔵です。酒蔵見学を始めたのは、1966年(昭和41)。以来、顧客と直接ふれあいたいという想いから、社長をはじめとする各部署の社員が案内を続けています。 参加料はなんと無料。土日はひと月先のスケジュールまで満席になる人気ぶりです。 小澤酒造の魅力は、蔵の近くに飲食店やきき酒処、観光スポットが揃っていること。 「清流ガーデン 澤乃井園」では、多摩川の涼やかな流れを眺めながら、お酒と軽食メニューがいただけます。お酒やわさび漬け、酒まんじゅうなど、お土産のバリエーションも豊富です。 直営の「きき酒処」には、澤乃井自慢のお酒がずらり。テーブル席もあり、見学の余韻にひたりながら日本酒を飲み比べできますよ。 ゆったりと食事を楽しみたいときは、澤乃井の仕込み水を使った豆腐料理が味わえる「豆らく」もおすすめです。2021年(令和3)には、名水で淹れたコーヒーやスイーツを提供する「CAFE雫(しずく)」もオープンしました。 蔵の近くには美術館やバーベキュー場などがあり、見学のあとはゆっくり過ごしたり、仲間とわいわいバーベキューをしたりと思い思いに楽しめます。 蔵見学を拠点に、美味しい日本酒造りを支える奥多摩の自然をぜひ体感してみてください。 小澤酒造株式会社 [住所]東京都青梅市沢井2-770 [アクセス]【電車】JR沢井駅より徒歩約5分【車】八王子ICより約80分、圏央道青梅ICより約40分 [蔵見学定休日]月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始ほか [見学日時]【平日】2回(13時、14時)【土・日・祝】3回(12時、13時、14時)※所要時間約30分 [見学定員]1回15名(1組10名まで) [見学内容]酒蔵内の見学(現在試飲なし) [見学料金]無料 [受付]予約優先(空席があれば当日申し込み可) [予約方法]澤乃井園 0428-78-8210(受付時間 9時〜17時)※メールでの受付はなし ※団体見学(11名以上、平日のみ)は要相談 0428-78-8215団体見学係まで [小澤酒造株式会社の詳細はこちら]http://www.sawanoi-sake.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 2.石川酒造(福生市) お酒好きにぜひおすすめしたいのがこちら。「酒飲みのテーマパーク」ともいわれる石川酒造の酒蔵見学です。 敷地内には趣ある酒蔵と史料館が建ち並び、併設のレストランではクラフトビールとイタリアンを楽しめます。 感謝デーに開催される酒蔵見学は、直売店の割引券と試飲、お土産付きという充実の内容です(2023年8月見学内容)。スタッフ案内のもと、銘酒「多満自慢(たまじまん)」が生まれる蔵内部を見学できます。 また、石川酒造の敷地内は予約不要で自由に散策できます。明治13年建築、国登録有形文化財の本蔵は、石川酒造の歴史を感じさせる佇まい。直売店では、QRコード付きのパンフレットが配布されています。 明治期に使用していたビール釜や樹齢700年の御神木など、パンフレットを参考にゆるりと巡るのもおすすめです。 直売店には、蔵自慢の日本酒やクラフトビールが勢ぞろい。ここでしか購入できない限定グッズもあります。ロゴ入りの酒器や雑貨は、お酒好きな方へのお土産にも喜ばれそうですね。 見学とショッピングを楽しんだら、併設のレストランで美味しい料理とお酒に舌鼓。クラフトビールはもちろん、日本酒も複数用意されています。 イタリアンと日本酒のマリアージュを堪能できるのは、古くから酒造りを手がけてきた蔵併設のレストランだからこそ。見学にショッピング、食事とお酒好きの心を満たしてくれる石川酒造へ足を運んでみてはいかかがでしょうか。 石川酒造株式会社 [住所]東京都福生市熊川1 [電話番号]042-553-0100(代表) [アクセス]【車】八王子ICより約17分【電車】JR拝島駅よりタクシーで約8分、徒歩約20分 [見学内容]200円の直売店割引券、試飲、お土産付きの蔵見学 ※見学時間約45分 ※2023年8月見学内容 [見学料金]1,000円 [予約方法]公式ホームページより [問い合わせ]直売店 酒世羅 042-530-5792(営業時間 10時〜18時、火曜定休 12月無休) [石川酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.tamajiman.co.jp/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 3.田村酒造場(福生市) 200年余りの歴史を誇る田村酒造場は、個人はもちろん、団体で酒蔵見学をしたいときにおすすめです。代表銘酒は「善泉(かせん)」。蔵や水車小屋などは、国の登録有形文化財に認定されています。 見学の種類は、申し込み人数が1〜5名の少人数蔵見学と、10〜15名の団体蔵見学の2種類です。見学料はいずれも無料。少人数蔵見学は、蔵指定の日程に参加できます。 団体蔵見学は、休業日や蔵の予定を除く希望の日にちを選択可能です。1日1団体のみ受付と、余裕をもって見学できるのがうれしいですね。 1時間〜1時間半の見学では、庭や井戸なども案内されます。長年の歴史が息づく敷地内を巡る、まさに大人の社会科見学といった内容です。 趣ある敷地内を巡ったあとは、蔵自慢のお酒を試飲できます。蔵の歴史を体感したあとの日本酒は、またひと味違う美味しさです。 少人数蔵見学の日程は公式ホームページで確認できます。日程、人数には限りがあるため、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。 田村酒造場 [住所]東京都福生市福生626 [定休日]日・月・祝 ※酒造りの最重要期のため、12月・1月は蔵見学の開催はなし [アクセス]【電車】JR福生駅より徒歩約10分【車】圏央道 日の出ICより約4km(駐車場正門前) [見学日時]【少人数蔵見学】毎月土曜日 14時〜、1〜2回開催【団体蔵見学】希望日指定可 ※参加人数10名以上 ※1日1団体のみ ※休業日、蔵の予定により受付不可の日あり ※受付可能日は公式ホームページ受付状況カレンダーにて要確認 [見学定員]【少人数蔵見学】1組1〜5名、15名まで【団体蔵見学】10名〜15名 [見学内容]環境(庭、分水、井戸)、酒造蔵、試飲 ※所用時間1時間〜1時間半 [見学料金]無料 [受付]事前予約制、見学希望日の3カ月前〜1週間前までに要問合せ [予約方法]公式ホームページより [田村酒造場の詳細はこちら]https://www.seishu-kasen.com/ ※見学時は蔵の注意事項を要確認 4.豊島屋酒造(東村山市) 東村山市の豊島屋酒造では、毎週土曜日の午前中に酒蔵見学が開催されています。基本的に予約は不要と気軽に足を運べることが魅力です。 酒販店と料理店の繁栄を守るような作品を、という想いが込められた「屋守(おくのかみ)」は、手仕事を大切にしたやさしい味わい。日本酒を造る酒蔵や提供する店舗、飲み手を繋ぐ酒として多くの日本酒ファンに愛されています。 2023年4月には3年半ぶりに「豊島屋フェスタ2023」が開催され、総勢1,000名の人々が蔵に集結しました。 さらに「ナイト蔵ビング」と題した夜の酒蔵見学や、おつまみとお酒を気軽に楽しめる角打ちイベントなどを随時開催。日本酒愛好家もビギナーも、誰もがお酒を通して笑顔になれる場が提供されています。 豊島屋酒造が大切にしているのは、お酒好きはもちろん、飲めない人や子どもたちまでを含む、人と人との「縁」を醸すこと。 「日本酒のことはよくわからないけど、楽しく酒蔵の魅力に触れてみたい」「日本酒好きの輪を広げたい」という方にぜひおすすめしたい酒蔵です。 豊島屋酒蔵 [住所]東京都東村山市久米川町3-14-10 [アクセス]【電車】西武新宿線 東村山駅東口 より府中街道を所沢方面に徒歩約20分【車】首都4号線・中央道 高井戸ICより60分、中央道国立ICより50分、関越道所沢ICより30分 [見学日時]毎週土曜 11時〜12時...
甘酒にもデメリットはある?甘酒は飲み過ぎに要注意!
栄養豊富な甘酒は、さまざまな健康効果が期待できる飲み物です。積極的に食生活に取り入れたいところですが、飲みすぎによるデメリットも考えられます。 今回は、甘酒の適切な摂取量やメリットを紹介します。効果的な取り入れ方も参考にしながら、ぜひおいしく甘酒を楽しんでください。 1.健康的な甘酒も飲み過ぎはNG!飲み過ぎた時のデメリットとは? 甘酒は「飲む点滴」といわれるほど栄養豊富な発酵食品です。疲労回復効果が期待でき、夏バテ予防にも効果的といわれています。 そんな甘酒も、飲みすぎるといくつかのデメリットが生じる可能性があります。甘酒の健康効果を高めるために、デメリットの内容を確認していきましょう。 1-1.甘酒の飲み過ぎは肥満の原因に 甘酒の飲みすぎは肥満の原因となる可能性があります。甘酒100gあたりのカロリーは、76kcal。糖質量は17.9gです。 100gあたり カロリー (kcal) 糖質 (g) 甘酒 76 17.9 オレンジジュース 45 10.7 牛乳 61 4.8 調整豆乳 63 4.5 コーヒー 4 0.7 ジュースや牛乳などと比べると、甘酒はカロリーや糖質が高めの飲み物であることがわかります。 健康に良いからと飲みすぎると、知らずにカロリー過多となるケースもあるため気を付けましょう。 参考:文部科学省「食品成分データベース」 1-2.糖尿病のリスクを高める 甘酒は、ブドウ糖を豊富に含む飲み物です。ブドウ糖は、脳の大切なエネルギー源。脂質よりも早く分解吸収され、スムーズにエネルギー補給できます。 ただし、ブドウ糖の過剰摂取は糖尿病を引き起こすリスクが高まります。急激に血糖値が上がるため、特に、血糖値が高めの方や妊娠中の方は注意が必要です。適量を心がけ、飲みすぎないように日ごろから気を付けましょう。 2.甘酒の1日あたりの適切な摂取量 甘酒の摂取量は、1日あたり200ml程度が理想的です。温めて少しずつ飲めば満足度も高まります。 甘酒を飲む生活を習慣化すれば、次で紹介するようなダイエット効果や健康効果が期待できます。ぜひ無理のない範囲で食生活に取り入れてみてください。 3.適量の甘酒を飲むメリット 栄養豊富な甘酒を飲むメリットには、以下のような点があげられます。 ダイエット効果 美肌・美髪効果 腸内環境を整えてくれる 疲労回復 これらの効果を高めるためにも、甘酒は適量を心がけることが大切です。飲みすぎに気を付けながら、甘酒でエネルギーを補給しましょう。 3-1.ダイエットのサポート効果 前述したように、甘酒はブドウ糖を豊富に含む飲み物です。ブドウ糖により血糖値が上昇すると、脳の満腹中枢が刺激され少量でも満足感が得られます。 そのため、甘酒はダイエット中のおやつ代わりにおすすめです。チョコレートやスナック菓子より低いカロリーで、体に必要な栄養素を補給できます。 3-2.美肌・美髪効果 甘酒には、ポリフェノールの一種であるフェルラ酸が含まれています。美白効果が期待できるフェルラ酸は、化粧品などにも用いられる成分です。 特に、酒粕を原料とする「酒粕甘酒」は、米と米麹と原料とする「麹甘酒」に比べ、フェルラ酸が多く含まれています。麹甘酒は、酒粕甘酒にはないエルゴチオネインが含まれていることが特徴です。 エルゴチオネインには、シミやそばかすの原因となるメラニンを生み出すチロシナーゼの活性を阻害する働きがあります。紫外線による肌の老化を抑制し、美肌効果が期待できる成分です。 また、甘酒に含まれるビタミンB群のひとつビオチンには、髪の毛や皮膚を健康的な状態に保つ働きがあります。美しい肌や髪を目指す方にとって、甘酒は心強い味方といえるでしょう。 3-3.腸内環境を整えてくれる 甘酒には、腸内環境を整える効果があるといわれています。森永製菓の研究によると、甘酒を継続的に摂取することによる便通改善効果が示唆されました。 甘酒に含まれるオリゴ糖には、悪玉菌の活動を抑制し、お腹のなかの善玉菌を増やす働きがあります。また、酒粕甘酒は、食物繊維と似た作用をもつレジスタントプロテインを含む飲み物です。意識的に甘酒を摂取すれば、スムーズなお通じが期待できます。 参考:森永製菓株式会社「甘酒Lab.(あまざけラボ)便通改善効果」 3-4.疲労回復 疲労回復効果のある甘酒は、江戸時代から夏バテ予防に愛飲されてきました。甘酒に含まれるブドウ糖は分子が小さく吸収されやすいため、疲労時もスムーズに栄養補給できます。 また、甘酒に含まれるビタミンB1は、疲労回復に効果的な栄養素です。前述したように、甘酒はブドウ糖も豊富なため、脳に必要な栄養素も効率的にチャージできます。 4.甘酒の効果的な取り入れ方 甘酒の効果を高めるには、飲むタイミングと飲み方にひと工夫。ぜひおいしく、効果的に甘酒を毎日の生活に取り入れてみてください。 4-1.タイミングは朝がおすすめ 甘酒を飲むタイミングは、体内リズムがリセットされる朝がおすすめです。甘酒に含まれるエネルギー源を、1日の活力として素早くチャージできます。 午後に飲むなら、3時のおやつの代わりに甘酒を選んでみましょう。少ない量でも満足感が高く、午後の作業に向けて疲労回復できます。 また、夜は甘酒のストレス緩和効果が期待できるタイミングです。甘酒に含まれるGABAなどの物質には、リラックス作用があるといわれています。甘酒を温めれば体内温度も上昇し、安眠効果も得られるでしょう。 甘酒はさまざまな健康効果が期待できる飲み物ですが、栄養豊富なぶん、飲みすぎるとカロリー過多につながってしまいます。自分に合ったタイミングを見つけながら、適度に摂取するように心がけてくださいね。 4-2.甘酒にアレンジを加えるのもおすすめ 甘酒にアレンジを加えると、栄養素をプラスしながらいろいろな味わいを楽しめます。 おすすめは、好きな果物や野菜とミキサーにかけた甘酒スムージーです。忙しい朝でも手軽に栄養補給できます。 たんぱく質を摂取したいときは、甘酒にきな粉をプラスしてみてください。日々の食事で不足しがちなたんぱく質を摂取できます。 温めた甘酒にココアを溶かせば、甘さ引き立つあったかドリンクのできあがりです。食物繊維やポリフェノールを含むココアの健康効果も期待できます。 まとめ 甘酒は栄養豊富な飲み物ですが、飲みすぎるとカロリーを摂りすぎてしまう可能性があります。血糖値も上昇するため、もともと血糖値が高めな方や、妊娠中の方は飲みすぎに注意が必要です。 適量を意識すれば、甘酒のさまざまな健康効果が期待できます。江戸時代から飲まれていたという甘酒を、おいしく健康的に楽しんでみてはいかがでしょうか。
甘酒はダイエットにおすすめ!甘酒を使った正しいダイエット方法と痩せない原因を解説
やさしい甘さの「甘酒」は、ダイエットに効果的といわれています。その理由は、甘酒に含まれる豊富な栄養素。腸内環境を整えてくれたり、消化を助けてくれたりとダイエット中にうれしい効果が期待できます。 今回は、甘酒がダイエットに効果的な理由を紹介します。飲むタイミングや量など、ダイエットにおすすめの方法も解説するのでぜひ参考にしてください。 1.甘酒がダイエットに効果的な4つの理由 甘酒がダイエットに効果的な理由は次の4つです。甘酒に含まれる栄養成分が体にうれしい効果をもたらしてくれます。 腸内環境を整えてくれる 消化を助けてくれる 脂質や糖質の代謝をサポートしてくれる 脂質の排出を促してくれる 甘酒には糖分やアミノ酸のほか、ビタミンB群などの豊富な栄養素が含まれています。まずは、それらがもたらすダイエット効果について深掘りしていきましょう。 1-1.腸内環境を整えてくれる 甘酒には、米麹が発酵する段階で生まれるオリゴ糖が含まれています。 オリゴ糖は、悪玉菌の活動を抑制し、腸内環境を整えてくれる成分です。そのため、甘酒を摂取すると便秘改善効果が期待できます。 また、酒粕を原料とする酒粕甘酒には、食物繊維と似た作用をもつレジスタントプロテインが含まれています。こちらも腸内環境を整えてくれる成分です。 酒粕甘酒には微量のアルコール分が含まれているため、アルコールが気になるときは米と米麹で作られる麹甘酒を活用してみてください。 1-2.消化を助けてくれる 甘酒は、たくさんの酵素を含む発酵食品です。甘酒の栄養素は、酵素によって細かく分解されています。そのため、口にしたときにスムーズに消化吸収されることが特徴です。 また、麹には一緒に摂取した食べ物の消化吸収を助ける働きがあるといわれています。甘酒をダイエットに取り入れれば、食べ物の消化を促進する効果が期待できるでしょう。 1-3.脂質や糖質の代謝をサポートしてくれる 甘酒には、ビタミンB群が豊富に含まれています。ビタミンB群は、糖質や脂質、たんぱく質の代謝をサポートしてくれる成分です。体内に取り入れた栄養素を効率よくエネルギーに変え、脂肪の蓄積を防いでくれます。疲労回復効果もあり、ダイエット中に積極的に取り入れたい栄養素のひとつです。 1-4.脂質の排出を促してくれる 酒粕甘酒に含まれるレジスタントプロテインには、余分な脂質を体外に排出する働きがあります。肥満を抑制する効果が期待できるなど、ダイエット中にうれしい作用をもつ成分です。 また、レジスタントプロテインには、血中のコレステロールを低下させる働きがあるといわれています。生活習慣病を予防でき、健康を気遣う方にもおすすめです。 2.甘酒の糖質とカロリーは要注意 栄養豊富でダイエットにも効果的な甘酒ですが、糖質とカロリーには注意が必要です。甘酒100mlあたりのカロリーは76kcal。糖質は17.9g含まれています。 オレンジジュース100mlあたりのカロリーが45kcal、牛乳のカロリーが61kcalであることを考えると、甘酒はカロリーが高めの飲み物といえるかもしれません。 栄養豊富だからと飲みすぎると、カロリー過多につながってしまうため気を付けましょう。 参考:文部科学省「食品成分データベース」 甘酒の糖質とカロリーについてはこちらの記事でも解説しているため、参考にしてみてください。 3.ダイエットに効果的な甘酒の取り入れ方 甘酒をダイエットに取り入れるときは、飲み方にひと工夫。甘酒の栄養成分を上手に摂取しながら、健康的なダイエットを目指しましょう。 3-1.飲みすぎず適量を取り入れる 前述したように、甘酒は飲みすぎないことが大切です。1日あたりの適量は約200ml。コップ1杯程度を目安にしましょう。 豆乳で割ったり、ココアを加えたりすれば栄養がアップし満足度も高まります。温めてカップに注ぎ、少しずつ楽しむのもおすすめです。 3-2.朝食にご飯やパンの代わりに甘酒 豆乳のダイエット効果を高めたいときは、朝食に取り入れてみてください。ご飯やパンの代わりにすれば、忙しい朝でも効率的に栄養を摂取できます。 甘酒の栄養素は酵素によって分解されているため、消化吸収されやすく、すぐにエネルギー源となってくれるのもうれしいポイントです。 甘酒に含まれるブドウ糖は脳にとって唯一のエネルギー源ともいわれており、1日の活力となってくれます。 3-3.間食のおやつの代わりに甘酒 ダイエット中も甘いものがやめられない!という方は、おやつの代わりに甘酒を取り入れてみましょう。 カップ1杯(200g)の甘酒のカロリーが152kcalであるのに対し、板チョコ1枚(60g)のカロリーは330kcal。甘酒ならカロリーが抑えられ、食物繊維やビタミンB群などの栄養素も摂取できます。 甘酒をおやつ代わりにするときは、砂糖不使用の麹甘酒を選ぶのがおすすめです。近年は糖質オフの甘酒も販売されているため、上手に活用してみてください。 3-4.夕食の白米の代わりに甘酒 ダイエット効果を高めたいときは、夕食の白米を甘酒にチェンジするのもひとつの方法です。 甘酒1杯(200g)のカロリーが152kcalであるのに対し、ご飯1杯(150g)のカロリーは234kcal。必要な栄養素を補いながら、自然にカロリーカットできますよ。 参考:文部科学省「食品成分データベース」 4.ダイエットに向いている甘酒の選び方のポイント ダイエットに甘酒を取り入れるときは、カロリーや糖質控えめの商品を選ぶのがポイントです。 甘酒には、米と米麹で作る麹甘酒と、酒粕で作る酒粕甘酒の2種類があります。麹甘酒は砂糖不使用、酒粕甘酒は砂糖を使い微量にアルコール分が含まれていることが特徴です。 砂糖不使用の麹甘酒であれば、カロリーや糖質の摂取量が抑えられます。カロリーや糖質オフの商品を選ぶのもおすすめです。 また、やわらかく炊いた米に米麹を加え、一定温度で発酵させれば手作り麹甘酒ができあがります。酒粕甘酒の砂糖も、手作りであれば好みに調整可能です。 米麹や酒粕はスーパーで購入できます。自分好みの甘さに仕上げたいときはぜひ手作りも検討してみてください。 5.甘酒ダイエットで痩せれない原因は? 甘酒ダイエットで痩せられない原因は、普段の食事と運動量にあるのかもしれません。甘酒は、あくまでもダイエットをサポートしてくれる存在。飲むだけで減量できるわけではないからです。 ダイエットに大切なのは、バランスの良い食事と適度な運動。そこに甘酒を取り入れることで、体にうれしい健康効果やダイエット効果が期待できます。 「甘酒を食生活に取り入れたけどなかなか痩せないな」というときは、飲みすぎていないか、普段の運動量はどうかなどをあらためてチェックしてみてくださいね。 まとめ 甘酒ダイエットは、健康的なダイエットを叶えたいときにおすすめです。ダイエット効果が期待できるさまざまな栄養素を摂取できます。 ダイエットに取り入れるときのポイントは、飲みすぎに気を付けること。バランスの良い食事や適度な運動を心がけることも大切です。 甘酒を普段の食事にプラスしたり、おやつ代わりにしたりしながら、上手にダイエット生活に取り入れてみてくださいね。
甘酒のカロリーや糖質は高い?他の飲料との比較やおすすめの飲み方を解説!
栄養豊富な甘酒はカロリーが高い?糖質はどのくらい?と気になったことはないでしょうか。ダイエット中は「飲みすぎると太る?」と心配になることもあるかもしれません。 今回は、甘酒に含まれる糖質とカロリーについて解説。ダイエット中に気を付けたいポイントも紹介します。夏バテ予防にも効果的といわれる甘酒。日々に上手に取り入れるコツをぜひ参考にしてください。 1.甘酒に含まれる糖質とカロリーはどれくらい? 栄養豊富で「飲む点滴」ともいわれる甘酒。甘いということは砂糖がたっぷり?糖質が多いのでは?と気になることもありますよね。まずは甘酒に含まれる糖質量やカロリーを確認していきましょう。 1-1.甘酒に含まれる糖質とカロリー 甘酒100gあたりのカロリーは、76kcalです。糖質量は17.9gになります。 甘酒には、米と米麹を原料とする麹甘酒と、酒粕を原料とする酒粕甘酒の2種類があります。一般的に、麹甘酒には砂糖は含まれていません。甘酒の甘さは、発酵過程で米のデンプンがブドウ糖という糖分に変わることで生まれます。 一方、酒粕甘酒は砂糖を加えて作るのが一般的です。そのため、カロリーや糖質量は砂糖の量によって変化します。 1-2.他の飲み物とのカロリー・糖質の比較 100gあたり カロリー (kcal) 糖質 (g) 甘酒 76 17.9 オレンジジュース 45 10.7 牛乳 61 4.8 調整豆乳 63 4.5 コーヒー 4 0.7 日本酒(純米酒) 102 3.6 参考:文部科学省「食品データベース」 甘酒は、オレンジジュースや牛乳、豆乳などに比べるとカロリーが高い飲み物です。主に米を原料としているため、糖質量も高めになります。 市販されている甘酒のなかには、甘さ控えめのものや糖質量をカットしたものもあります。甘酒のカロリーや糖質が気になるときは、成分量をチェックしてみてくださいね。 2.甘酒をダイエットに取り入れる際の2つのポイント 発酵食品である甘酒には、腸内環境を整える成分が含まれています。糖質や脂質の代謝に関わるビタミンB群も豊富です。 これらの作用が上手に働けば、甘酒はカロリーや糖質が高くともダイエットをサポートする効果や美肌効果などが期待できます。カロリーや糖質が高めの甘酒をダイエットに活用するためにも、2つのポイントを意識してみてください。 2-1.朝食やおやつに取り入れる 甘酒をダイエットに活用するのであれば、まずは朝食に取り入れてみましょう。特に、忙しくて朝食を抜きがちな方に甘酒はおすすめです。甘酒に含まれる糖質が、脳や体を働かせるエネルギー源となってくれます。ただし、朝食に取り入れる際はご飯やパンと一緒に食べると糖質過多になってしまうので、ご飯やパンを甘酒に置き換えましょう。 甘いものがやめられないという方は、おやつに甘酒を取り入れてみてください。カロリーや糖質が高めとはいえ、チョコレートやケーキと比較すると甘酒は低カロリー。食物繊維やビタミンなども一緒に摂取できます。 夕食の糖質やカロリーを調整したいときは、ご飯を甘酒に置き換えてみるのもおすすめです。必要な栄養素を補いつつ、自然とカロリーカットできます。 2-2.飲みすぎず適量を飲む 栄養豊富な甘酒ですが、飲みすぎるとカロリー過多につながってしまいます。ダイエット中は適量を心がけましょう。 目安は1日あたり200ml程度。コップ1杯ほどが理想です。温めて少しずつ飲めば満足感もアップしますよ。 まとめ 甘酒は、食物繊維やビタミン、オリゴ糖などの栄養が豊富な発酵食品です。ダイエット中にうれしい整腸作用や美肌効果が期待できます。 カロリーや糖質が気になるときは、飲み方や飲む量にひと工夫。適量を心がけながら、栄養豊富な甘酒を日々に取り入れてみてくださいね。
日本酒初心者は飲み比べセットがベスト!その理由とおすすめセット15選を紹介
日本酒の飲み比べセットは、色々な味を楽しみたい方におすすめです。純米酒や大吟醸など種類が多い日本酒の中から、自分のお気に入りが見つけられます。 酒店おすすめのセット商品は、大切な方へのギフトとしても人気です。今回は、日本酒の飲み比べセットをおすすめする理由と、人気商品を合わせてご紹介します。 1.初心者に日本酒の飲み比べセットがおすすめな理由 いくつかの日本酒を合わせて販売する飲み比べセットは、日本酒を飲み慣れていない初心者の方におすすめです。 ひとくちに「飲み比べセット」と言っても、そのテーマは日本酒の種類のように多種多様。同じ酒蔵の日本酒を集めたもの、季節ごとのテーマで揃えたものなどバラエティに富んでいます。 まずは、初心者の方に飲み比べセットがおすすめな3つの理由について解説していきますね。 1-1.一度に色々な日本酒を楽しめる 日本酒は、甘口や辛口、淡麗に芳醇旨口など、味わいのタイプが幅広いお酒です。原料となる米の種類や、造られる場場所によっても個性は変化します。 種類の多さは日本酒の楽しみであると同時に、難しいといわれる理由のひとつにもなっています。 「日本酒は種類が多すぎてどれを選んだらよいか分からない…」 そんな初心者にぴったりなのが、一度に色々な味に挑戦できる飲み比べセットです。 「自分は甘口より辛口の日本酒の方が好みかも」 「大吟醸の香りってこんなにフルーティーなんだ!」 と、日本酒の入門編として楽しみの幅がより広がります。 自分のお気に入りの味を見つけておけば、お店で日本酒を注文したり店頭で選ぶ際の目安にもなります。飲み比べセットをきっかけに、日本酒の奥深さを知ることができますよ。 1-2.1本ずつ買うよりも安くなっていることが多い 種類が多い日本酒は、たくさんの味を楽しもうと思うほど費用が掛かってしまいます。数千円から数万円と価格帯も幅広く、初心者はどれから手をつけて良いか迷ってしまいますよね。 飲み比べセットは、費用の面でも日本酒ビギナーにおすすめです。数本をまとめて販売できるぶん、多くの飲み比べセットは1本あたりの価格が抑えられています。 サイズもミニボトルから一升瓶まで幅広く、気軽に色々な味にチャレンジできますよ。 1-3.酒販店おすすめの銘柄がセットになっている 初心者にとって飲み比べセットが嬉しいポイントは、酒販店おすすめの銘柄がまとめて販売されていることです。多くの種類を知り尽くした酒販店おすすめのセットであれば、日本酒を飲み慣れない方でも安心して購入できますよね。 酒販店の飲み比べセットには、ひとつの銘柄の「大吟醸・吟醸・本醸造」をまとめたものもあります。このようなセット品は、同じ銘柄であっても、米の削り具合や仕込み方による違いを感じられることが魅力です。 「夏酒セット」や「秋のひやおろしセット」など、季節に合わせた飲み比べセットであれば、一度に色々な酒蔵の季節商品を味わえます。 酒販店に足を運ぶ際は、それぞれの飲み比べセットについてのこだわりを店主から直接聞くのも楽しみのひとつですよ。 2.日本酒の飲み比べセット選び4つのポイント 「日本酒の飲み比べセット、どれを選ぼうかな…」と迷ったときは、次の4つのポイントをチェックしてみてください。 人気銘柄の飲み比べセットを選ぶ 生産地にこだわって選んでみる 特定名称酒ごとの違いを楽む 蔵こだわりのセット商品を選んでみる 飲み比べセットをきっかけに、日本酒の楽しみ方がさらに広がりますよ。 2-1.人気銘柄の飲み比べセットを選ぶ 「いろんな日本酒を飲んでみたいけど、どれを選べばいいのかわからなくて…」というときは、人気銘柄の飲み比べセットを選んでみましょう。一度は名前を聞いたことがあるような有名商品や、ロングセラー商品を味わえます。 さらに飲み比べを楽しむポイントは、そのなかから自分好みの日本酒を見つけてみることです。 人気の日本酒も、後口がキリッとした辛口タイプや甘さを感じるタイプなど、各商品の個性派さまざま。フルーツや花のような香りの日本酒もあれば、香り穏やかで味わい豊かな濃醇タイプの日本酒もあります。 日本酒ファンに愛される人気銘柄を味わいつつ、ぜひそれぞれの違いを楽しんでみてください。 2-2.生産地にこだわって選んでみる 北は北海道から南は沖縄まで、全国各地で造られている日本酒。味や香りの個性は地域ごとに異なります。 なかでも京都の伏見や広島の西条、兵庫の灘などは日本有数の酒どころです。酒造りに適した、冷涼な気候の東北でも数々の銘酒が生まれています。 米と米こうじというシンプルな原料で造られる日本酒は、その土地の個性が味わいに色濃く影響するお酒です。 軟水傾向にある中硬水を使う伏見のお酒は、味わいなめらかな「女酒」。ミネラル豊富な硬水を使う灘のお酒は、辛口タイプの「男酒」と呼ばれることも。生産地にこだわって飲み比べれば、日本酒への理解がさらに深まります。 2-3.特定名称酒ごとの違いを楽しむ 特定名称酒(とくていめいしょうしゅ)とは、原料や製法の違いで日本酒を8つに分類したものです。吟醸酒(ぎんじょうしゅ)や純米酒(じゅんまいしゅ)、本醸造酒(ほんじょうぞうしゅ)などが該当します。 特定名称酒による違いが気になるときは、さまざまなバリエーションが揃った飲み比べセットを選んでみてください。吟醸酒は華やかな香り、純米酒はコクのある豊かな味わいが主な特徴です。本醸造酒はリーズナブルなものが多く、飲み飽きしないスッキリとした味わいを楽しめます。 飲み比べるときは、香りとスッキリ感が特徴的な吟醸酒から口にし、本醸造酒、純米酒の順で味わうのがおすすめです。それぞれの個性が引き立ち、香りや味の違いをより感じやすくなります。 2-4.酒蔵こだわりのセット商品を選んでみる 日本酒の飲み比べセットは、異なる銘柄の詰合せが主流です。原料や製法による味の違いをより感じたいときは、1つの蔵に厳選したこだわりセットを選んでみましょう。同じ蔵、同じ銘柄のお酒でも、使う米の種類や製法によって仕上がりは異なります。 酒蔵のこだわりセットは、お気に入り銘柄の世界感をより深く楽しみたいときにもおすすめです。蔵が販売する飲み比べセットを見つけたら、ぜひチェックしてみてください。 3.おすすめの日本酒飲み比べセット15選 ここからは、おすすめの日本酒飲み比べセットをご紹介します。お家で楽しむためのセットから、日本酒好きな方へおすすめのセットまで、幅広いラインアップをぜひ参考にしてください。 3-1.獺祭(だっさい)と人気地酒蔵飲み比べ300ml×5本セット 酒店選りすぐりの5本セットは、すべて銘柄の異なる地酒です。300mlの飲みきりサイズと日本酒ビギナーでも気軽に飲み比べを楽しめます。 中でも注目すべきは、京都府の木下酒造が造る「玉川(たまがわ)」。来日して日本酒の魅力にはまったというハーパー杜氏の造るお酒は、ビオワインのような自然な味わいが魅力です。 縁起の良い名前の「来福(らいふく)」はふくよかでマイルドな味わいの純米酒。広島県の「天寶一(てんぽういち)」に茨城県の「大観(たいかん)」と、市場での評価が高い地酒も並びます。 香り高い日本酒の代表格である「獺祭(だっさい)」も加わるセット品は、大切な人への感謝の気持ちを表す品にもおすすめです。お酒好きな方への贈り物をお探しの方も、ぜひチェックしてみてください。 (出典元:楽天市場) 獺祭(だっさい)と人気地酒蔵飲み比べ300ml×5本セット ・獺祭 純米大吟醸 磨き45 ・純米吟醸 玉川 ・来福 特別純米 ・天寶一 純米 ・富士大観 純米吟醸 価格 4,980円 (税込) 3-2.ワイン好きにこそ飲んでほしい滑らか日本酒3本セット 日本酒好きはもちろん、ワイン好きにもおすすめの3本セットです。ワインのようにフルーティーな香りと爽やかな酸味を堪能できます。 アルコール度数は12.5~14%と、一般的な日本酒に比べ若干低め。日本酒ビギナーも親しみやすいライトな飲み心地です。焼き鳥や冷奴のような定番おつまみのほか、ブルーチーズやカルパッチョような洋風メニューとあわせて楽しめます。 ワイン好きにこそ飲んでほしい滑らか日本酒3本セット ・楽器正宗 貴醸酒 TYPE-C ・大嶺3粒 夏のおとずれ ・七田 七割五分磨き 春陽 価格:5,960円(税込) 3-3.新潟地酒飲み比べ5本セット 全国新酒鑑評会で金賞受賞した蔵のお酒を集めたセットです。全国新酒鑑評会は、明治44年から続く日本酒の鑑評会。新潟の「久保田(くぼた)」に「越乃寒梅(こしのかんばい)」など、人気の定番酒を試したい方にもおすすめの内容です。 5本で1.5Lと容量たっぷりで、冷やしたり温めたりとさまざまな飲み方を楽しめますよ。 新潟地酒飲み比べ300ml×5本セット ・久保田 千寿 ・越乃寒梅 白ラベル ・八海山 清酒 ・厳選 辛口 吉乃川 ・北雪 金星...
「飲む点滴」と言われる甘酒の栄養素・効果とは?効果的な甘酒の取り入れ方も解説。
「甘酒」は、疲労回復効果が期待できると近年注目を集める飲み物です。ノンアルコールタイプの米麹を使った甘酒は、小さな子どもでも楽しめます。お酒の風味を感じたいときは、微量のアルコール分を含む酒粕甘酒もおすすめです。 今回は、甘酒の栄養素や効果的な飲み方などを紹介します。江戸時代には夏の栄養ドリンクだったという甘酒。その魅力をぜひチェックしてみてくださいね。 1.甘酒とは? 甘酒は、「飲む点滴」といわれるほど栄養豊富な発酵食品です。その歴史は古く、江戸時代には夏バテ予防の飲み物として人々の間で親しまれていました。 甘酒の種類は、米と米麹を使う「麹甘酒(こうじあまざけ)」と、酒粕を使う「酒粕甘酒」の2つにわかれます。 麹甘酒がノンアルコールであるのに対し、日本酒を搾った後の酒粕を使う酒粕甘酒には、少量のアルコール分が含まれているのが特徴です。 1-1.麹甘酒 麹甘酒は、米と米麹、水を主原料とする甘酒です。米を使わず、米麹と水だけで作るパターンもあります。 そもそも米麹とは、蒸した米に麹菌をふりかけ、繁殖・発酵させたもの。甘酒はもちろん、味噌や醤油など日本の伝統的な調味料に欠かせない存在です。 一般的な麹甘酒は、柔らかく炊いた米に水と米麹を加え、温度調整しながら発酵させて作ります。麹甘酒の甘さは、麹菌がつくる酵素(アミラーゼ)の働きにより生まれるものです。 酵素が米や麹菌のでんぷん質をブドウ糖へと分解することで、砂糖を加えなくても自然な甘さに仕上がります。 1-2.酒粕甘酒 酒粕甘酒は、酒粕と砂糖、水で作る甘酒です。酒粕は、日本酒の原料をアルコール発酵させた醪(もろみ)と呼ばれる液体を搾ったあとに残る固形物。そのため、酒粕甘酒には微量ながらもアルコール分が含まれています。 酒粕甘酒もまた、ビタミンをはじめとする栄養素が豊富な飲み物です。酒粕ならではのお酒の風味も感じられます。 2.甘酒に含まれている栄養素 麹甘酒には、主に以下のような栄養素が含まれています。 ブドウ糖 必須アミノ酸 ビタミンB群 食物繊維 オリゴ糖 栄養豊富な酒粕で作る酒粕甘酒も、タンパク質や食物繊維、ビタミンなどを含む飲み物です。 江戸時代には夏の風物詩として「甘い、甘い、あまざけ~」と、売り歩く人がいたという甘酒。現代人にとってもうれしい効果の数々を、次の章から詳しく紹介していきますね。 3.甘酒によって期待できる効果 甘酒によって期待できる効果は、疲労回復効果や美肌効果など多岐に渡ります。冬は体を温めるホットドリンクとして。暑い夏には冷たく冷やし、夏バテ予防にいただくのもおすすめです。 3-1.ダイエット効果 麹甘酒に含まれるブドウ糖は、脳のエネルギー源となる栄養素です。また、消化を助け血糖値を上げる働きがあります。 血糖値が上がると脳の満腹中枢が刺激され、ダイエット中の食べ過ぎを防ぐ効果が期待できます。ただし、飲みすぎによるカロリー過多には気を付けてくださいね。 3-2.美肌・美髪効果 甘酒に含まれるビタミンB群には、たんぱく質の代謝を助ける作用があります。肌の新陳代謝を促すだけでなく、爪や髪などを健やかな状態へと導いてくれる栄養素です。 また、米由来のグルコシルセラミドは、肌の潤いをサポートするといわれています。甘酒の栄養素は吸収率もよく、美容面でのさまざまな効果を期待できるでしょう。 3-3.腸内環境を整えてくれる 甘酒に含まれる食物繊維やオリゴ糖は、善玉菌の繁殖を助け、腸内環境を整えてくれます。お通じがよくなり、便秘を原因とする肌トラブル改善にも効果的です。 特に、食物繊維は血糖値の上昇を抑えるほか、血液中のコレステロール濃度を低下させる働きがあります。日常生活で不足しやすく、積極的に摂取したい栄養素のひとつです。 3-4.疲労回復 甘酒は、ビタミンB1やB2、B6といったビタミンB群が豊富な飲み物です。特に、ビタミンB1は疲労回復に効果的な栄養素といわれています。 また、甘酒に含まれるブドウ糖は分子が小さく吸収されやすいことが特徴です。そのため、夏バテしたときや運動後などの素早いエネルギー補給に適しています。 3-5.抗酸化作用がある 主に麹甘酒に含まれる栄養素、エルゴチオネインには、高い抗酸化作用があるといわれています。抗酸化力はビタミンEのおよそ7000倍と、高い美肌効果やアンチエイジング効果が期待できる抗酸化物質です。 森永製菓の研究では、甘酒を継続して飲用したところ、目の下のクマや毛穴のたるみ改善に効果がみられたと発表されています。甘酒は体の内側、外側ともにうれしい効果をもたらす発酵食品といえそうですね。 参考:森永製菓株式会社「甘酒Lab.(あまざけラボ)」 4.甘酒の効果的な取り入れ方 甘酒の効果を高めるには、飲むタイミングと飲み方にひと工夫。ぜひおいしく、効果的に甘酒を毎日の生活に取り入れてみてください。 4-1.タイミングは朝がおすすめ 甘酒を飲むタイミングは、体内リズムがリセットされる朝がおすすめです。甘酒に含まれるエネルギー源を、1日の活力として素早くチャージできます。 午後に飲むなら、3時のおやつの代わりに甘酒を選んでみましょう。少ない量でも満足感が高く、午後の作業に向けて疲労回復できます。 また、夜は甘酒のストレス緩和効果が期待できるタイミングです。甘酒に含まれるGABAなどの物質には、リラックス作用があるといわれています。甘酒を温めれば体内温度も上昇し、安眠効果も得られるでしょう。 甘酒はさまざまな健康効果が期待できる飲み物ですが、栄養豊富なぶん、飲みすぎるとカロリー過多につながってしまいます。自分に合ったタイミングを見つけながら、適度に摂取するように心がけてくださいね。 4-2.甘酒にアレンジを加えるのもおすすめ 甘酒にアレンジを加えると、栄養素をプラスしながらいろいろな味わいを楽しめます。 おすすめは、好きな果物や野菜とミキサーにかけた甘酒スムージーです。忙しい朝でも手軽に栄養補給できます。 たんぱく質を摂取したいときは、甘酒にきな粉をプラスしてみてください。日々の食事で不足しがちなたんぱく質を摂取できます。 温めた甘酒にココアを溶かせば、甘さ引き立つあったかドリンクのできあがりです。食物繊維やポリフェノールを含むココアの健康効果も期待できます。 まとめ 「飲む点滴」といわれるほど栄養豊富な甘酒は、美容効果や健康効果が期待できる飲み物です。温めたり冷やしたりと、アレンジも楽しめます。 日本で古くから親しまれてきた甘酒。発酵が生み出すおいしさと効果を、毎日の生活に取り入れてみてはいかがでしょうか。
日本酒の1日の適量はどのくらい?適量で日本酒を楽しもう!
日本酒の1日の適量はどのくらい?と気になったことはないでしょうか。「百薬の長」といわれるお酒も、飲みすぎると体調不良につながってしまいます。 今回は、日本酒の1日の適量や、お酒に含まれるアルコール量の計算方法などを紹介します。日本酒をおいしく適量で楽しむための飲み方もぜひ参考にしてください。 1.日本酒の適量はどれくらい? 昔から「百薬の長」ともいわれるお酒。とはいえ、飲みすぎると体調を崩してしまいますよね。まずは日本酒の1日の適量を確認していきましょう。 1-1.純アルコール量の適量は「1日20g程度」 日本酒をはじめとするお酒には、アルコールが含まれています。厚生労働省の発表によると、適量とされるアルコール摂取量は、1日あたり約20gです。 また、アルコールの代謝能力が低い方は、20gより少ない量が適量とされています。65歳以上の高齢者や女性なども同様です。 参考:厚生労働省「アルコール」 純アルコール量の計算方法 お酒に含まれるアルコール量は、以下の式で計算できます。 純アルコール量(g)=お酒の量または摂取量(ml)×アルコール度数/100×0.8(アルコール比重) 例えば、アルコール度数15%の日本酒を1合(180ml)飲んだ場合の総アルコール量は、21.6gです。 180ml×0.15×0.8=21.6g この計算式を使えば、ビールやワインなどの総アルコール量も算出できます。普段飲んでいるお酒のアルコール量が気になったときは、ぜひチェックしてみてくださいね。 1-2.日本酒の適量は1日1合(180ml)が目安 アルコール量の適量をふまえると、日本酒の適量は1日1合(180ml)程度と考えられます。これは、日本酒のアルコール度数が15%だった場合の数字です。 日本酒のアルコール度数は15~16%が一般的ですが、「原酒」と呼ばれる加水調整していない日本酒のなかには、アルコール度数が18%以上のものもあります。 その場合、1日の適量は150ml前後です。いずれも1合を超えると適量をオーバーしてしまうことを覚えておきましょう。 1-3.日本酒と他のお酒の適量の比較 日本酒のアルコール度数が15%であるのに対し、ビールのアルコール度数は5%が一般的です。前述した計算式に当てはめると、適量は1日あたり中瓶1本(500ml)程度になります。 一方で、アルコール度数の高いウイスキーの適量は、日本酒の半分以下です。アルコール度数が高いぶん、日本酒のようにそのまま飲むだけでなく、ロックやソーダ割などで楽しむ機会も多くなるでしょう。 2.日本酒を適量で楽しむための飲み方 「適量はわかっていても、ついつい飲みすぎてしまう」というときは、飲み方に気を配ってみましょう。飲みすぎをおさえながら日本酒をおいしく楽しめます。 2-1.小さな酒器で適量を楽しむ 日本酒を適量で楽しむためには、酒器にひと工夫。ぐい呑みのような大きな酒器ではなく、小さなおちょこを選んでみましょう。少しずつ飲むことで酔いがゆるやかになり、悪酔いも防げます。 とっくりに日本酒を入れ、おちょこに注ぎながら味わうのもおすすめです。1合サイズのとっくりなら、1日の適量を把握できます。とっくりとおちょこをセットで用意すれば、家飲みタイムがより楽しいものになりそうですね。 2-2.和らぎ水を取り入れる 和らぎ水(やわらぎみず)とは、お酒の合間に飲む水のことです。洋酒の合間に飲む「チェイサー」にあたります。 アルコール度数の高いお酒を一度に飲むと、体内のアルコール濃度が上がり、悪酔いや体調不良につながります。酔った勢いで、ついついお酒を飲みすぎてしまうこともあるのではないでしょうか。 和らぎ水には体内のアルコール濃度を下げ、二日酔いの原因となる有害物質の排出を促す働きがあるといわれています。悪酔いや飲みすぎを防ぐ作用もあるため、日本酒を楽しむときは和らぎ水を用意しておきましょう。 2-3.水や炭酸で割って飲む アルコール度数の高い日本酒は、水や炭酸で割るのもひとつの楽しみ方です。アルコール度数が下がり、胃腸への負担も軽くなります。 ソーダやジュースなどで割れば、お家でも手軽に日本酒カクテルが味わえます。適量を守りつつ、ぜひ自由なスタイルで日本酒を楽しんでみてください。 https://sake-5.jp/sake-cocktail-easy/ 2-4.おつまみと一緒に楽しむ 日本酒を楽しむときは、おつまみを用意しましょう。日本酒だけではアルコールがすぐに吸収され、酔いが早く回ってしまいます。あらかじめ軽食をつまんでおくのもおすすめです。 枝豆や冷奴といった定番おつまみに、刺身や鍋物、揚げ物と日本酒は食事と合わせておいしいお酒です。好みのおつまみをパートナーに、ゆるりと日本酒を楽しむ習慣を付けたいですね。 https://sake-5.jp/recipes-for-snacks-to-go-with-sake/ 2-5.アルコール度数の低い日本酒で楽しむ 近年は、アルコール度数10%ほどの低アルコール日本酒が販売されています。味わい軽やかで飲みやすい低アルコール日本酒は、日本酒ビギナーにもおすすめです。アルコールの摂取量を抑えながら日本酒を楽しめます。 シュワッとしたスパークリング酒のほか、乳酸菌飲料のような甘酸っぱいにごり酒などタイプはさまざま。低アルコール酒に目を向けると、日本酒選びがより楽しくなりますよ。 https://sake-5.jp/abyss-drinking-comparison/ まとめ 日本酒の適量は、1日あたり1合程度です。ビールやチューハイなどに比べアルコール度数が高いぶん、1日の適量は少なくなります。 日本酒にはアルコール度数の高い原酒や低アルコールタイプがあること、炭酸割などで飲むスタイルがあることを参考に、自分に合った適量をおいしく楽しんでくださいね。