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SAKEICE6種類、食べてみました!その味は?

いつも日本酒ラボを見ていただきありがとうございます!日本酒ラボの更新をしている中の人です。 今回は、6種類のSAKEICEを食べましたので、そのレビューをしたいと思います!ぜひ、参考になりましたら幸いです。 今回食べたのはこちらの6種類です! 日本酒アイス 抹茶 チョコレート 紫あまざけ 日本酒アイス(男山) 柚子 それでは一つずつ味わいについて紹介していきます。 1.6つの日本酒アイスを紹介! すべてのアイスに共通していることとして、すべてのアイスにアルコールが含まれているため、ずっと冷凍庫にいれていたとしても固くなりすぎずしっとりしていました。反面溶けやすいので注意は必要です。 1-1.日本酒アイス まず紹介するのが一番オーソドックスな日本酒アイスです。 日本酒が含まれていることによるお米のふくよかな甘味と、バニラの甘みがうまく混ざり合い非常においしいです。 アルコールが含まれていることにより、口溶けは非常になめらかで口の中で溶け切ったあとに残る後味はバニラの甘みが消え、日本酒のお米の甘みが残ります。 1-2.抹茶 おいしいけど一番レビューしにくいなあと感じました笑 他の味は先にどちらかの味がきて後からどちらかの味が抜けていくといった感じなのですが、この抹茶に関しては 「どちらの味も同時にした」というような表現が正しいと思います。 抹茶!?日本酒!?抹茶!?日本酒!?と食べながら中の人はとても混乱していました。 抹茶の上品なおいしさの中に日本酒のあまみが溶け込んでいるという印象でした。 後味にお米の甘みが残っていくので、とてもバランスのいいアイスだと思います。 1-3.チョコレート 日本酒とチョコレートはペアリングとしてもあるくらいなので、間違いなくおいしいだろうなと思っていましたが、案の定おいしかったです!個人的にはとても好みでしたね。 味わいとしてはバニラよりお酒感は控えめで、お酒が苦手な人でも美味しく楽しめると思います。 口に入れた時、最初はチョコレートの味がしてからその後日本酒のお米の甘さが抜けていきます。 普通のチョコレートアイスですと、甘さをクドいと感じる人もいるかもしれませんが、このSAKEICEのチョコレートは後味がチョコレートの甘さではなく、日本酒の甘さなのでクドいと感じることは全くありませんでした。 溶けてくると、チョコレートより日本酒の味が強くなってくるので、「お酒の感じがあまり得意ではない...」という方は、溶ける前に食べきるといいですね。 1-4.紫あまざけ 紫あまざけは紫黒米と麹で造られたアイスです。 紫黒米はポリフェノールや食物繊維、その他栄養素が普通のお米より豊富で健康食・美容食として最近話題のお米です。 紫あまざけのこのアイスは、ノンアルコールなのでお酒に弱い方には一番食べやすいかなと思いました。 味わいは本当にお米と麹で作られたというのが、わかるような素朴な甘みです。イメージとしては、色も相まって甘さが控えめな上品なあんこのようだと感じました。 おいしいことは間違いないですが、アイスにしっかりとしたお酒の味を求めているという場合は、この紫あまざけは少し物足りなく感じてしまうかもしれません。 1-5.日本酒アイス(男山) 北海道・旭川の「男山」を贅沢に使用された日本酒アイスです。 食べる前は日本酒感が強いのかなと予想しておりましたが、そんなことはありませんでした! 口溶けは非常になめらかで、一番オーソドックスな日本酒アイスより、さらにミルク感のような味わいを感じました。 一番近い味でいうとラムレーズンに近いかなと思っています。 個人的にはこの6つのなかで一番好きでした!いくらでもたべれそう! 1-6.柚子 柚子のアイスの勝手なイメージで、シャーベットのような食感を想像していましたが、アルコールが含まれていることによって、とてもなめらかな口溶けでした。 口に入れると最初に感じるのは柚子の爽やかな香りとわずかな酸味、その味が消えていくと日本酒の甘みが抜けていきます。 口から全てなくなったときに後味に残るのは、ゆずと日本酒が合わさったほのかな苦味。 苦味と言っても悪い苦味ではなく、また次のひとくちを運びたくなるようなそんなおいしさがあります。 非常に小さい柚子の果肉も入っているように感じました。 まとめ SAKEICE6種食べてみました! 結論から言うとすべておいしかったです。今後も様々な酒蔵さんとコラボして、色んな味のSAKEICEがでてくると思うので要チェックです! ここまで見ていただきありがとうございました。ぜひ機会があれば食べてみてくださいね。

知ればもっと日本酒が好きになる!初心者が日本酒について学べる本を紹介

実際に日本酒をたくさん飲んで学ぶというのも立派な方法ですが、日本酒に関する本から日本酒に関する知識を学ぶという方法もあります。 今回は日本酒について学びたいと思っている初心者の方から、日本酒好きな方まで楽しめる日本酒に関する本を紹介していきます。 1.日本酒初心者におすすめの本 1-1.ゼロから分かる! 図解日本酒入門 タイトルに「図解日本酒入門」とある通り、日本酒のあらゆる疑問に対してイラストを交えて解説がされています。 お店ではどんな順番で飲むのが良い?」「特定名称酒ってどう違うの?」「ラベルの用語が難しい」「日本酒と料理の合わせ方は?」「このお酒は、冷やと燗どっちで味わうのがいい?」「飲み切れなかった日本酒の保存方法は?」などなど、日本酒についてこれから詳しくなりたいという方におすすめの一冊です。 【内容】 ●第1章●まずはお店で飲んでみよう スパークリング日本酒/大吟醸/吟醸/純米/お燗/古酒とは ほか ●第2章●ウチ飲みの楽しみ方 おすすめの酒器/お燗のつけ方/凍らせて楽しむ日本酒/おつまみレシピ ほか ●第3章●お酒を買いに行こう ネットで買う時の注意点/ラベルの見方/酒の賞味期限と保存方法 ほか ●第4章●日本酒、素朴な疑問 特撰・上撰・佳撰とは/日本酒の造り方/酒蔵はどうなっている/酒粕活用術 ほか ●第5章●旅飲みのすすめ 見学できる酒蔵リスト/全国おすすめ日本酒リスト ●巻末● 日本酒用語事典/日本酒テイスティングシート ほか (出典元:amazon) 1-2.蔵元の娘と楽しむ日本酒入門 名酒「喜楽長」でおなじみ、2020年に創業200年を迎えた老舗蔵喜多酒造。 28歳の九代目次期蔵元/喜多麻優子氏が「日本酒飲みたくても何から、どうやって飲めばいいのか分からない」と悩む方のために造り手・飲み手両方の視点から日本酒の全てを分かりやすい言葉で伝えています。 【内容】 <はじめの一歩編> 知識ゼロからの「日本酒の飲み方」/初めてでも安心の「日本酒の選び方」/知っておきたい「日本酒の基礎知識」 <もう一歩編> より好きになれる「日本酒との付き合い方」/美味しさの秘密が分かる「酒造りの現場」/知ればナットクの「日本酒トリビア」 <レシピ編>おつまみ16種&日本酒割りの方法(いずれもペアリング情報付き) (出典元:amazon) 1-3.妄想図解!知識ゼロでもわかる 日本酒はじめ 数ある日本酒の中から、自分の好みやその時の気分、料理とのペアリングを考えて日本酒を選ぶのはなかなか難しい。 酒店でも居酒屋でも、なんとなくで日本酒を選んでいる、そんな方に向けて、マンガや図解で日本酒についてわかりやすく解説がさなされています。 日本酒のラベルに記載されている「吟醸」「冷やおろし」「山廃」など、計24種の用語がキャラクター化されており、本誌内に登場し、わかりやすさがましているのもポイントです。 【内容】 STEP1 日本酒のラベルを読めるようになる! 特定名称酒ってなに?(吟醸酒/純米酒/本醸造酒) 日本酒のいろいろ(新酒/冷やおろし/古酒/無濾過/荒ばしり/生酛/山廃/どぶろく など) 酒米のちがい(山田錦/雄町/美山錦/五百万石/愛山/亀の尾 など) STEP2 日本酒を選ぶ、飲む、ペアリングする 味わいの方向性4タイプ どのタイプが好き?Yes・No診断 おいしい温度帯 タイプ別 料理とのペアリング 季節のたのしみ STEP3 日本酒を深める 日本酒ができるまで 水のはなし/酵母のはなし 日本酒用語辞典 おすすめ日本酒ガイド (出典元:amazon) 1-4.ちょっと知ると、もっと好きになる 日本酒超入門 呑みたい酒の見つけ方 居酒屋で、酒屋で、家飲みで、自分が「飲みたい」と思える日本酒に出会うための、日本酒居酒屋店主・酒ソムリエによる初心者向け実践ガイドになるのがこの「ちょっと知ると、もっと好きになる 日本酒超入門 呑みたい酒の見つけ方」です。 他の書籍とは違い、「自分が飲みたいと思える日本酒に出会うための方法」に特化しています。 まだ自分にとってこの銘柄が好きだ!というものに出会えていない方は、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか? (出典元:amazon) 1-5.日本酒の教科書 「教科書」の名にふさわしい日本酒の基本(原料、製造過程、蔵の一日、テイスティング、作法など)が丁寧に解説されています。 さらに、350種類もの厳選日本酒カタログを都道府県順に紹介。それぞれのお酒に対して、香り、味わい、料理との相性、適温、度数、蔵元名などがぎゅっと詰まった一冊となっています。 【内容】 第1章 日本酒を造る(基本の巻ー日本酒に秘められた思いと造りの概要/米の巻ー酒造りは米の吟味から始まる。米は酒 ほか) 第2章 日本酒を味わう(日本酒の4つのタイプ/日本酒と料理の相性/日本酒のおいしい飲み方 ほか) 第3章 美味い日本酒を知る(久保田/越乃寒梅/八海山 有名銘柄のランク違いを飲み比べ/厳選の日本酒351) (出典元:amazon) 2.もっと日本酒のことが好きになる日本酒の本 2-1.日本酒マニアックBOOK 監修を務めているのはNHK Eテレ『きょうから飲み方が変わる! 日本酒のいろは』(NHK出版)や『うまい日本酒の選び方』(エイ出版)などを手がけてきた酒ジャーナリストの葉石かおり氏。 うまい酒紹介や日本酒入門など、これまでに多数出ている本とは全く違う気楽に読めて面白く、日本酒の多角的なあれこれがわかる一冊となっています。 内容(一部) ・魅せる・酒漢(イケメン蔵元グラビア) ・一升瓶とわ・た・し(藤代冥砂撮りおろし) ・漫画家ラズウェル細木インタビュー ・日本酒マニアック銘柄 ・日本酒界のゆるキャラ「山川光男」 ・缶詰で作る日本酒のアテ ・6号酵母誌上サミット ・マニアックな酒を醸す次世代蔵元の横顔 ・酒米の系譜 (出典元:amazon) 2-2.新版 厳選日本酒手帖 2014年刊行『厳選日本酒手帖』の内容が改訂され、32ページ増とさらに内容が充実しました。 日本全国のおすすめ約150の蔵元から、定番の1本や蔵元がぜひ飲んでほしいとお酒などが紹介されており、どれも納得のおいしさです。 ラベルの読み方や、純米や大吟醸など名称の解説付きで、自分好みのお酒選びに役立ちます。 また酒器やお燗のつけ方などもご紹介。おうち時間が増えたいま、おうちでおいしいお酒を飲むためににぴったりな一冊です。 (出典元:amazon) 2-3.蔵人直伝 日本酒つまみ 人気酒蔵の蔵人たちがお酒と合わせて食べている絶品おつまみと日本酒好きが集まる老舗酒屋&人気の日本酒居酒屋が提案する日本酒のペアリングおつまみレシピの本です。 日本酒をもっと美味しく楽しむためのお役立ちコラムも充実!しており、旨さを引き出す日本酒の温度帯(お燗のつけ方)、グラスが違うと味が変わる(酒器選び)なども紹介されています。 (出典元:amazon) まとめ 初心者の方が日本酒について学べる本や、日本酒がもっと好きになれる本について紹介しました。 インターネットで検索すればだいたいのことは調べることができる昨今ですが、本からしか学べないことも中にはあります。 ぜひお手にとってみてはいかがでしょうか?

利酒師がホワイトデーのお返しに選ぶ日本酒10選!本格派にカップ酒、甘酒まで

春の訪れとともに近づくホワイトデー。今年はお返しに日本酒を贈ってみませんか?「相手の好みが分からない…」「日本酒選びは難しいでしょ?」と思う方でも大丈夫。今回は唎酒師の資格を持つ日本酒ライターshihoが、女性目線で贈られてうれしいおすすめ銘柄をご紹介します! キュートなラベルで味も本格派、飲みやすい日本酒が勢ぞろい。ちょっとしたお返しにぴったりのカップ酒や、美容成分たっぷりの甘酒もぜひチェックしてみてくださいね。 1.ハートにピンク!心躍るキュートな日本酒 ホワイトデーが近づく3月は、季節限定の春酒が登場するシーズンです。春色の日本酒には心もワクワク。ハートラベルのお酒は、大切な人へのお返しにもぴったりです。まずはハートやピンクで彩られた、キュートな日本酒たちをご紹介します。 1-1.ロゼノユキドケ(尾瀬の雪どけロゼ) ハートラベル 「ロゼユキ」の愛称で親しまれる日本酒、「ロゼノユキドケ」。バレンタインからホワイトデーシーズンは、特別仕様のハートラベルで登場です。イチゴやベリーのように甘酸っぱい味わいは、女性にも大人気。飲み終わると、ハート柄の向こうに文字が登場します。ホワイトデーにぴったりの、キュートな味とボトルデザインの日本酒です。 (出典元:高橋与商店) 1-2.天吹(あまぶき) こいする春の純米大吟醸 大切な人へ贈る日本酒は、酒蔵が「初恋を思い出す味わい」と語る1本を選んでみては? ハートいっぱいの「天吹」は、華やかな香りとコクを合わせ持つお酒。 後口に残る爽やかな酸味は、まさに初恋のような甘酸っぱさです。温めすぎると香りが飛んでしまうため、冷やから常温で楽しむのがおすすめですよ。 (出典元:天吹酒造) 1-3.生酛にごりの上善如水(じょうぜんみずのごとし) 上善如水は、水のようにすいすい飲めると女性にも人気のお酒です。シロクマがキュートなボトルには、ほんのりピンク色のにごり酒が詰められています。香りが穏やかで、飲み手を選ばないこともうれしいポイント。比較的アルコール度数の低い日本酒のため、お家でほろ酔いを楽しみたい女性にも喜ばれますよ。 (出典元:白瀧酒造 株式会社) 1-4.あたごのまつ はるこい 純米吟醸生酒 醸造元の新沢醸造店は、食事と合わせて美味しいお酒「伯来星」で知られる宮城県の酒蔵。限定品の「はるこい」は、フレッシュでジューシーな味わいの生酒です。ほんのりピンクに色づくお酒は、東北に訪れた春のような美しさ。シュワッとしたガス感があるため、「開栓時は吹き出しに気を付けて」とひとこと添えてプレゼントしてくださいね。 (出典元:良酒処 さぶん酒店) 2.こだりわり派の日本酒女子にエレガントな1本 「日本酒が大好き」という女性へのお返しには、エレガントな味わいの日本酒はいかがでしょうか。こちらで紹介するお酒は飲み口も軽く、山菜のようにちょっと苦みのある春の食材とも好相性ですよ。 2-1.花の舞 Abysse(アビス) シックなラベルが目を引く「Abysse」は、「食べるのが好き」「お酒が好き」という方へ贈りたい日本酒です。「洋食に合う日本酒を」というコンセプトのもと、仕込みには白ワイン酵母を使用。白身魚のムニエルや、クリーム煮と合わせても実力を発揮します。300mlから販売されているため、スイーツと合わせてプレゼントするのも良いですね。 (出典元:花の舞酒造) 2-2.山形正宗 純米酒 まろら 「まろら」は、生ハムに合うお酒を造りたいという想いから生まれた日本酒です。仕込みには、ワインで活用されるマロラクティック発酵(MLF)を用いています。やさしい味わいの「まろら」は、温めるとより旨味の増すお酒。燗酒でぽかぽかと体を温めたい女性にもおすすめです。普段は白ワインを好む方にも喜ばれる1本ですよ。 (出典元:水戸部酒造) 2-3.浦霞 純米吟醸生酒 春酣(はるたけなわ) 宮城県の老舗酒蔵として知られる「浦霞」(うらかすみ)。春限定の生酒は、2021年から心躍る春色ラベルにリニューアルしました。できたてそのままの生酒は、フレッシュで清々しい味わい。フルーティーな香りが、どこまでも心地よいお酒です。ホワイトデーにぴったりの生酒は、ぜひほどよく冷やしてお楽しみくださいね。 (情報提供:浦霞醸造元 株式会社佐浦) 2-4.明鏡止水 La Vie en rose(ラ・ヴィ・アン・ローズ) ラ・ヴィ・アン・ローズは「バラ色の人生」を意味するフランス語。金色のラベルが輝く1本は、米のまろやかな旨味を引き出したお酒です。ワイングラスに注ぐと、洗練された香りがより一層花開きます。ホワイトデーのお返しには、バラのブーケと組み合わせてみてはいかが? (出典元:清酒「明鏡止水」大澤酒造) 3.ちょっとしたお返しにかわいいカップ酒 パカッと開けて楽しむカップ酒は、家のみにぴったりの飲みきりサイズ。かわいらしい見た目と裏腹に、中身は酒蔵が自信をもって送り出す本格派です。持ち運びもしやすく、手軽に美味しいお酒をプレゼントしたいときにもおすすめ。ほかとはちょっと差のつくセンスの良いお返しになりますよ。 3-1.ずZOOっと旭山セット 純米酒 ライオンとシロクマ、おさるさんが描かれた旭山セットは、北海道・旭山動物園公認のカップ酒。中身は高砂酒造が造る本格純米酒です。ほのぼのするイラストのカップは、飲んだあともそばに置きたいかわいらしさ。ちょっとしたお菓子とセットでプレゼントするのも良いですね。 (出典元:髙砂酒造株式会社) 3-2.志太泉 にゃんかっぷ ”ワン”カップならぬ”にゃん”かっぷは、ネコが描かれたカップ酒。シャープな黒猫・白猫のように、中身はキレのある純米吟醸です。醸造元の志太泉は、2007年から梅酒の製造も開始。グリーンのにゃんかっぷには、まるごとの梅の実と梅酒が入っています。日本酒と梅酒、富士山ラベルの3本セットもプレゼントにおすすめですよ。 (出典元:amazon) 4.ノンアルコール派には美容成分たっぷりの甘酒を アミノ酸やビタミンB群を豊富に含む甘酒は「飲む点滴」と言われるほど栄養たっぷり。かわいいラベルの甘酒は、ホワイトデーのお返しにもぴったりです。 米と麹でつくる麹甘酒は、日本酒のようにアルコール発酵させないため、アルコール分を含まないことがポイント。お酒が苦手な人でも、ふんわりとした香りと自然な甘みを楽しめますよ。 4-1.古町糀製造所 糀・バラ入り 新潟県の古町糀製造所が造るのは、モダンなデザインと自然な味わいが人気の糀ドリンクです。サクラや柚子、お汁粉風味といった季節限定のオリジナル商品も豊富に並びます。 バラ入りの糀ドリンクは、春の数量限定品。美容に良いと言われる天然のローズウォーターを加えています。白い糀に映える一輪の赤いバラは、ホワイトデーに最適のボトルデザイン。「アルコールはちょっと苦手」という方へのお返しにも、喜んでもらえる1本になりますよ。 (出典元:古町糀製造所) 5.ホワイトデーのお返しはちょっとトクベツな日本酒を 春が近づくホワイトデーシーズンは、贈られた人を笑顔にする春色のお酒が続々と登場します。キュートなカラーの日本酒は、大切な人へのお返しに最適。エレガントな装いのお酒は、日本酒女子も納得の味わいです。気軽に贈りたいプレゼントには、かわいいカップ酒。ノンアルコール派には甘酒も◎。贈る相手の顔を思い浮かべながら、ぜひ日本酒の世界を楽しんでみてくださいね。  

(後編)日本酒の歴史、昭和から戦後を経て現代までの変遷を解説!

前回は日本酒の起源から明治時代までの変遷を紹介しました。 https://sake-5.jp/history-of-sake-part-1/ 明治以降、戦争によって日本酒の状況というのはどんどん悪くなっていきます。 前編の続きとなる昭和から現代までの日本酒の変遷を見ていきましょう。 1.昭和〜戦後まで 1-1.酒米の王「山田錦」の登場 1930年ごろ、広島県西条町(現在の東広島市)の佐竹利市(精米機メーカーのサタケの創業者)が米の形を保ったまま高度精米ができる竪型精米機を発明し、果実のような吟醸香を持つ酒、「吟醸酒」の製造が容易になり、吟醸造りが飛躍的に発展する機運が高まります。 このとき、現在「酒米の王者」として君臨することになる山田錦が、1936年に兵庫県奨励品種として登場します。 しかし、当初の山田錦はまだ普及、注目もされておらず、戦前の品評会・鑑評会の上位を占める酒には、雄町がもっとも使われていました。 1-2.戦争による様々な規制 1937年、日中戦争が始まると日本酒を取り巻く状況は悪化していきます。酒も原料の米も戦略物資とされ軍需用が最優先となり、品質の良い酒が市場に出回ることがなくなってしまいます。 さらに食用米を確保するため、1938年国家総動員審議会によって酒造米200万石が削減させられ生産は半減、1939年には米穀搗精制限令(通称「精米制限令」)が公布され、精米歩合が65%以上に規制されました。 縦型精米機の発明により飛躍的な発展の可能性がみえた吟醸酒でしたが、この精米歩合の規制によって普及には約30年ほど待つ形になるのです。 精米歩合の制限に加えて、政府のさだめる公定価格によってお酒の値段が統制されることになり、公的価格によって太平洋戦争末期から戦後の混乱期にかけて個々に存在する闇値で取引される、闇市場を作るきっかけとなってしまいました。 戦争を契機に日本酒の需要と供給は大きくバランスが崩れ、酒小売店では酒樽を店頭に出す前に中身に水を加えてかさ増しする店が続出し、金魚が泳げるくらい薄い酒ということで金魚酒と呼ばれた酒もこの時代には存在しています。 1-3.闇酒の横行 戦争によって当時の日本は食糧難、とりわけお米が絶望的に不足していました。 米不足による日本酒の供給が追いつかない一方で、暗い世相を反映して酒類への需要が高まったことで、メチル、カストリ、バクダンといった密造酒が大量に横行することになります。 どぶろくなどの従来の密造酒と比べてアルコール濃度が高く、非常に有害なのが特徴で闇市場で売買されることから闇酒と呼ばれていました。 この闇酒は健康には害であり、多数の犠牲者を出すことになります。 1-4.三倍増醸清酒の登場 闇酒の横行は治安の悪化や酒税による税収の低下など、政府も見過ごせない問題であったため、合法的でなおかつ米を原料としない酒が真剣に研究されていきます。 結果的に米を使わずにお酒を造ることは不可能だったため、政府が採用したのは「三倍増醸清酒」と呼ばれるお酒です。 三倍増醸清酒(三増酒)とは、米と米麹で作ったもろみに清酒と同濃度に水で希釈した醸造アルコールを入れ、これに糖類(ぶどう糖・水あめ)、酸味料(乳酸・こはく酸など)、グルタミン酸ソーダなどを添加して味を調えるお酒です。 醪(もろみ)に様々なものを加えた結果、約3倍増量することができるために三倍増醸清酒という名前がついています。 酒造用米不足を解消するために導入された三倍増醸酒は、米が余るようになった高度経済成長期にも廃止されず、結果として日本酒の消費低迷期を招く原因となります。 2.高度経済成長期 2-1.日本酒=三倍増醸清酒の時代に 高度経済成長期に入ると「もはや戦後ではない」と言われるようになり、「造れば造るだけ売れた」時代になりましたが、様々な問題によって日本酒は三倍増醸酒に淘汰されていく形になります。 問題は戦後にもかかわらず当時の日本はまだ酒造米が配給制であり、良質な日本酒を造ろうと思っても、酒造米の調達が困難なことでした。 さらに公定価格によって、配給制の少ない酒造米からどれだけいいお酒を作っても販売価格は一律おなじになってしまっていたのです。 これらの問題から「造れば造るほど売れる」「よい酒を造っても消費者に見向きもされず、しょせん販売価格は同じになる」という状況になり、生産者も「おいしいものを造る」という企業努力を怠り、三倍増醸清酒による量産主義が主流になります。 公定価格は1939年、酒造米の配給制は1968年まで続くことになりました。 2-2.国民の食生活の変化でさらに状況は悪化 経済的な余裕が生まれてきたことによって、ファッションなどに関心が向き始めた日本人に対し、「お米は太る。パンでスタイルを良くしましょう」という科学的根拠に乏しい宣伝がこのころ盛んに行われました。 その結果、国民の食生活はお米からパンにへの切り替えを中心に、和風から洋風の食生活に変化していきます。 当然、飲まれるお酒も日本酒から洋酒に変わっていきました。 缶ビールの台頭 1950年代後半、ついに缶ビールが発売されます。 缶ビールは自動販売機でも販売されたりと、手軽さが受け、缶ビールの台頭は1980年代日本酒がビールに急速にシェアを奪われるきっかけとなっています。 減反政策による、酒米の絶滅 1961年、主食がパンになったことでお米の総消費量は減少、深刻な米あまり減少を引き起こした結果、減反政策が実施されました。 この減反政策によって、雄町、穀良都、亀の尾など優秀な酒米もしだいに栽培されなくなり、多くの品種が一時絶滅しています。 日本酒の淡麗甘口化 様々なお酒の登場によって、国民の味覚も変化し、それまで飲まれていた日本酒の主流であった「濃醇辛口」から「淡麗甘口」に変遷していきます。 この時期の甘口な日本酒への反動として、1980年代から1990年代にかけて日本酒辛口ブームが到来することになります。 3.1970~80年代 3-1.飲料の低アルコール化 高度経済成長期を経て、かつての「とことん泥酔するまで飲む」というお酒の楽しみ方は変わり、より日常的な微酔が社会のニーズとして求められるようになっていきます。 その社会のニーズを反映して生まれたのが、水割りウイスキーやチューハイであり、ノンアルコールへの出現に至ることになります。 飲料の低アルコール化に伴い、三増酒も見ることはなくなくなっていきました。 1973年には米不足の時代もすでに終わり、増量を増やす目的でアルコールを添加する必要がなくなったため、アルコール添加の量を三増酒よりはるかに減らした本醸造酒が一般市場に登場します。 日本酒は、水で割るという文化がこのときはまだなかったため、低アルコール化の流れに乗り遅れ、さらに消費を低迷させていきます。 3-2.淡麗辛口ブームの到来 1960年代にかけて日本酒の濃醇辛口から淡麗甘口への変遷により、ひとたび三増酒主流からの脱却が始まると、それまでの甘口への反動として「淡麗辛口ブーム」が起こり、約20年ほど続きます。 ブームの火付けは新潟のお酒でおなじみの「越乃寒梅」が雑誌で紹介され、幻の酒として有名になったことで自信をつけた越後流の淡麗なお酒が、日本酒市場へ大規模な売り込みが行われたことがきっかけです。 それまで主流だった灘や伏見の大手メーカーによる酒が甘くくどくなっていたことに消費者が飽いていた反動として、この淡麗辛口な日本酒は人気を得ます。 新潟県はもともと全国有数の米どころであり、消費者から見ても米と酒のイメージが結び付きやすかったことから、新潟酒は商業的にも成功をおさめ、「酒は新潟に限る」といった今日のイメージがあります。 この傾向を見た他県の酒蔵も、次々と淡麗辛口へと路線を変更していき、やがて日本中で淡麗辛口の酒が造られるようになっていきます。 香りを引き出し味をスッキリさせるために行なわれていたアルコール添加も、製成酒を辛くするのが目的で行なう蔵も現れました。 4.1990年代 4-1.吟醸酒の普及 1970年代には醪(もろみ)造りの工程における温度管理の技術が飛躍的に発達し、また協会7号や協会9号などの吟醸造りに適した酵母が頒布されたことで、ようやく少量ずつ市場へも出荷され始め、吟醸酒は消費者に受け容れられていきます。1980年代には広く一般に流通するようになり、バブル景気ともあいまって吟醸酒ブームを生みました。 すでに1930年代前半に誕生しながらも、戦中戦後の困窮によって日の目を浴びることがなかった吟醸酒がついに普及し始めます。 また、この吟醸酒ブームに乗じて、さまざまな吟醸香を醸し出す酵母の開発が行われました。 5.2000年代 5-1.日本食ブームと吟醸酒の国際化 バブル期の揺り戻しであった平成不況から2006年には、淡麗辛口ブームも終焉し、伝統的な日本料理が再評価されるにつれて、昨今では濃醇系の日本酒もシェアを回復してきていますが、日本酒全体の消費は未だ長期低迷しています。 その間にも、日本酒の品質向上に向けての試行錯誤、技術改良がさまざまに重ねられてきた結果、古代に日本酒が醸されて以来、特に吟醸酒(吟醸系の酒)の品質は、史上最高水準に達していると言われています。 国内での日本酒の消費低迷に反して、世界市場において日本酒の高品質が評価され始め、日本酒の輸出量は年々倍増しています。 日本食ブームに伴って2000年代の吟醸酒ブームの中心は、日本ではなくアメリカ合衆国・フランスを中心とした世界に移ったと言われています。 イギリスでは2007年、日本料理人気の高まりを反映して、伝統あるワインコンテストである「International Wine Challenge」に、新たに「SAKE」部門が設置されました。 まとめ 昭和から2000年代に至るまで日本酒の歴史の変遷を紹介しました。 現在、日本酒は昔ながらの正統な味や質の継承と復活もさることながら、輸出の伸張と国内消費の回復をめざして、2017年時点、次のような方向で多様な模索が続けられています。 コロナウイルスによって、日本酒業界としては芳しくない状況が続いていますが、今日も蔵元の方々は「よりおいしいお酒」を目指し研鑽を積んでいます。

(前編)日本酒の歴史、起源から明治時代までの変遷を解説!

(サムネイル出典元:日本酒の造りと飲酒文化の歴史) お米と水を使って造られるお酒「日本酒」。 日本酒の起源はいったいどこから始まったのでしょうか? そしてどのような歴史を辿って今にいたるのでしょうか? この記事では、日本酒の起源と明治時代の日本酒のあり方に至るまでの歴の変遷を解説します。 1.日本酒の起源は「八塩折之酒」と「口噛みノ酒」の2説 米と水を使って造られる日本酒の起源は、諸説ありますが稲作が始まった弥生時代であると現在では考えられています。 現存している史料が残っていないため、決定的な証拠としての書紀などはないのですが、現存している史料から有力とされているのは「八塩折之酒」と「口噛みノ酒」の2説です。 1-1.八塩折之酒(やしおおりのさけ) 「八塩折之酒」はほとんど伝説のようなお話ですが、「日本書紀」に須佐之男命(すさのおのみこと)が首が8つある大蛇、八岐大蛇(やまたのおろち)を退治するために八塩折之酒(やしおおりのさけ)という8度にわたって醸す酒というものを造らせる記述があります。 実際の酒質等に関する記述などはなく、疑問点も未だに多いですが、日本酒の起源を考える上で非常に興味深い史料の1つとされています。 1-2.口噛みノ酒(くちかみのさけ) 米を原料としたお酒として断定できる記述が初めて見つかったのが「大隅国風土記」です。 現在の鹿児島県東部に位置する大隅国では、水と米を用意して生米を噛んでは容器に吐き戻し、一晩以上の時間をおいて酒の香りがし始めたら全員で飲む風習があり、これが「口噛みノ酒」とされています。 生米を噛むことで、唾液中の澱粉分解酵素であるアミラーゼ、ジアスターゼを利用し、空気中の野生酵母で発酵させる原始的な醸造法です。 酒などを造る意味の「醸造」の「醸」は、「醸(かも)す」と読みますが、これは口噛みノ酒の「噛」が語源ではないかという説もあります。 2.飛鳥時代から奈良時代にかけての酒造り 飛鳥時代後期に「飛鳥浄御原令」という法典が敷かれ、宮内省の造酒司(さけのつかさ / みきのつかさ)に酒部(さかべ)という部署が設けられました。ここから大宝律令によって、日本酒の醸造は体系化されていきます。 酒部は部署名でもありますが、今日の杜氏(とうじ)にあたる醸造技術者も指していました。 ちなみにこの頃から奈良時代にかけての朝廷によって作られているお酒は、まだ人々には広まっておらず、あくまで楽しめるのは特権階級に位置する人のみでした。 3.鎌倉時代から、安土桃山時代にかけての酒造り 3-1.鎌倉時代 鎌倉時代に入るまで、お酒というのは一部の特権階級の人だけが楽しめる嗜好品でした。 しかし、鎌倉時代に入ると流通も盛んになり貨幣経済が全国的に浸透してくることによって、お酒はお米と同等の価値を持つ商品として人々に流通することになります。 お酒の流通にともなって、現在でも日本酒では有名な京都の伏見を中心に自前の蔵で酒を造り、その販売を行う酒屋、いわゆる「造り酒屋(つくりざかや)」が主流となっていました。 日本酒が流通していく一方で、幕府では租税の確保や武家的な禁欲思想にもとづいて、たびたび酒の売買や製造を禁止とする政策がだされています。 中でも1252年に出した「沽酒の禁」は徹底しており、一軒につき一個のみを残して醸造・保管用の甕(かめ)を破壊させるという手法をとりました。 3-2.室町時代 室町時代にかけて造り酒屋の数はさらに増えていきます。 鎌倉幕府の沽酒の禁は、室町時代では廃止され、室町幕府は酒造業者たちに課税を求め、酒造業を幕府の財源とする方針に変わりました。 当時の酒屋には資本力があり、それまで酒屋とは別の職業であった麹造りにも進出し、従来の麹屋と対立した結果、1444年の麹騒動という武力衝突にまで発展し、その結果、京都における麹屋という専門職は滅亡し、以後、麹造りは酒屋業の一工程へと吸収合併された形となっています。 室町時代初期に書かれた『御酒之日記(ごしゅのにっき)』には、すでに今日の段仕込みや、乳酸菌発酵の技術、火入れによる加熱殺菌、木炭による濾過などについての記述があります。 基本的に、酒造りは京都を中心として造られていましたが、京都以外でも酒屋が現れ、京都の酒屋から「他所酒(よそざけ)」と呼ばれて警戒されていました。 実はこの他所酒こそが、のちの日本の酒文化の中核をなす地酒の出発点にもなっているのです。 3-3.安土桃山時代 日本酒の国外での最初の記述 安土桃山時代では、初めて日本酒についての記述が国外にでることになりました。 一番最初は、日本にキリスト教の布教をしたフランシスコ・ザビエルです。1552年、イエズス会の上司へ宛てた手紙の中で、「酒は米より造れるが、そのほかに酒なく、その量は少なくして価は高し」と、日本酒に関してヨーロッパ人として最初の報告を書いています。 また織田信長に接して多くの記録を残した宣教師ルイス・フロイスも1581年に「我々は酒を冷やすが、日本では酒を温める」などの情報を本国に書き送っています。 ルイス・フロイスの記述から、この頃からすでにお酒を温めて飲む「熱燗」の文化があったのではと考えられています。 これらの日本酒の評価は、自国で飲まれていたお酒であるワインとの比較がされています。 古酒から新酒が主流に このころ以前は、新酒よりも、古酒が圧倒的に高級とされ値段も高かったとされています。 しかし酒の大量生産が可能になると、酒を輸送するのに用いられるコンテナも、壺や甕ではなく樽が主流になりました。 古酒は密閉されてこそ酒質が保たれ、壺や甕はそのために工夫されて発達してきた醸造器でしたが、樽では密閉が効かず、そのため古酒が流通しにくくなった結果、新酒の需要が増えていき、新酒が飲まれるようになっていきました。 ちなみに、安土桃山時代に焼酎、南蛮酒、泡盛、ヨーロッパからワインなど、様々な酒文化が日本に入ってきています。 4.江戸時代 4-1.日本酒の輸出 江戸時代に日本酒は、朱印船貿易により東南アジア各地に作られた日本人町やその国の王族などへ輸出されていきます。 とくにオランダ東インド会社の拠点であったバタヴィア(現在のインドネシアの一部)では、日本酒は定期的に入荷され、人々の暮らしの一部とし必須なものとなりましたが、ヨーロッパ(おもにオランダ)から届けられるワインに対して日本酒はアルコール度数が若干高いがために、バタヴィアを始めとした東南アジアにおいては、日本酒は食前酒、ワインを食中酒として飲むという独自の食文化の伝統が生まれることになりました。 4-2.四季醸造 江戸時代初期には、四季醸造と名づけられる技術があり、新酒、間酒(あいしゅ)、寒前酒(かんまえざけ / かんまえさけ)、寒酒(かんしゅ)、春酒(はるざけ)と年に五回、四季を通じてお酒が造られていました。 酒造りは大量の米を使うために、米を中心とする食料の供給とつねに競合してしまいます。 1667年、それまでの寒酒の仕込み方を改良した寒造りが確立されると、1673年には米の不作を原因とする酒造統制の一環として寒造り以外の醸造が禁止され、これにより四季醸造はしばらく途絶えることになります。 1754年に米の豊作によって、四季醸造は復活の機会を得ますが、もはや四季醸造の技術を有している杜氏がいなかったため、四季醸造の技術は江戸時代の終わりまでに消滅しました。 今でこそ、季節を問わず造られている日本酒ですが、四季醸造が復活できたのは昭和時代の工業技術によるものでした。 5.明治時代 5-1.酒米の開発 米の使用用途の比重として、酒造りが大きくなってきた地方では、食用でなく酒造りに向いている米、いわゆる酒米の探究が盛んに行なわれるようになっていきました。 1860年に醸造適性のある品種「伊勢錦」を皮切りに、1866年に備前雄町、1877年に神力(しんりき)、などが酒造好適米として品種特性が固定されていきます。 5-2.ビール、ワインとの競合 明治時代、日本酒にさまざまな課税が課されている一方、政府は世界のトップに立っていたヨーロッパに追いつくために、欧化政策の一環として国民に西洋の酒類をより多く消費させようとして、当初ビールやワインに対しては日本酒に対するような重い課税を行なわなかったため、日本に急速にビールが浸透していきました。 1901年、ビールも課税対象になりましたが、ワインはいまだに無税となっていました。 それ以後太平洋戦争末期にかけて、日本酒には造石税・物品税・庫出税などさまざまな課税がなされていく一方で、ワインは醸造免許にかかわる税のみで、商品に対する酒税は免除されています。 このことがビール・ワイン業界の基礎体力ともいうべきものを温存し、戦後の復興もスムーズになったと考えられています。 昭和時代後期から現在におけるビール・ワインの酒類消費シェアの拡大の裏には、明治初年の欧化政策が深く関係していたのです。 5-3.醸造業の近代化 明治時代は醸造業の安定的な生産が飛躍的に進歩しました。 近代以前は生酛によって良い酒ができても「同じものをまた造る」ということが不可能に近く、1890年代でも、仕込んだ醪のうち10%はできあがる前に腐ったり(腐造)、火落菌によってだめになったり(火落ち)、おかしくなったり(変調・変敗)、すっぱくなったり(酸敗)することが前提としてお酒は造られていました。 1895年に日清戦争に勝利した明治政府は日清戦争で獲得した賠償金などの余力を、醸造業の近代化に投資しました。 当時、国家の歳入のうち、酒税が占めている部分は非常に大きく33%と税収の中でもトップになっています。酒税による税収を安定させるためにも、醸造業の近代化は国家戦略の一部として取り組まれました。 1904年には大蔵省の管轄下に国立醸造試験所(現・酒類総合研究所)が設立され、1909年には同試験所で山廃酛が開発され、翌1910年には速醸酛が考案されており、現在の酒造りにも大きく貢献しています。 日本酒の審査として、いまではおなじみの「全国新酒鑑評会」も明治時代に第一回をスタートしています。 5-4.瓶詰め 当時、日本酒というのは基本的に地産地消であり、いまでいう地酒が流通することはありませんでした。 それゆえに、当時の日本酒の楽しみ方というのは祭礼などの場に地元の酒が四斗樽で運ばれて皆で自由に飲むか、比較的に裕福な階層が自前の徳利などを携えて酒屋へ行き、酒屋は店頭に並べた菰(こも)かぶりの酒樽から枡で量り売りをするのが通例となっていました。 明治後期から徐々に酒は瓶で売られるようになり、生産された町や村を離れて流通するようになっていきます。 この瓶詰めは食生活にも変化をもたらし、酒屋から瓶で買ってきた自分の好みの銘柄を晩酌として、食事や肴とともにたしなむという、現在の日本酒の消費形態の土台にもなっています。 まとめ 日本酒の起源から、明治時代の醸造技術の近代化までを見てきました。 いま、わたしたちが当たり前のように日本酒を楽しめている背景にはさまざまな歴史の変遷があります。 時代の流れに思いを馳せながら飲む日本酒もまた格別なのではないでしょうか。 昭和時代から現代までの変遷を解説している後編はこちらから! https://sake-5.jp/history-of-sake-part-2/

日本酒を販売したいと思ったときは?2種類の免許を紹介!

「日本酒が大好きだし、自分が応援したい蔵元さんもいるし、日本酒を販売してみたい!」と思われる方も中にはいるのではないでしょうか。 今回は日本酒を販売するにはどうすればいいのか、紹介していきます。   1.日本酒販売には免許が必要 まず日本酒を販売するためには免許が必要です。 日本酒販売に必要な免許は「一般酒類小売業免許」と「通信販売酒類小売業免許」があります。 これらの免許は消費者、料飲店営業者又は菓子等製造業者に対し、お酒を継続的に小売りすることができる免許となっています。 逆に酒類製造業者や同業にあたる酒類小売業者には売ることはできないので、要注意です。 この2つは日本酒を販売する形態によってどちらが必要なのかが変わります。 一般酒類小売業免許と通信販売酒類小売業免許、それぞれどのような免許なのか、取得方法なども含めて紹介します。 2.一般酒類小売業免許とは 一般酒類小売業免許とは「店舗などの販売場において、原則としてすべての品目のお酒を小売することができる」免許になります。 かんたんに言いますと、コンビニエンスストアや酒屋など、販売所を構えた状態で日本酒を売りたいと思った場合などはこの免許が必要になります。 2-1.一般酒類小売業免許の要件 一般酒類小売業免許を取得するにはいくつかの要件が必要になります。 必要になる要件というのが 人的要件 場所的要件 経営基礎要件 需給調整要件 の4つです。一般酒類小売業免許はこの4つすべての要件を満たしている必要があります。 それぞれの項目について解説します。 人的要件 人的要件とは、下記の6点に該当する人には許可がおりないという要件です。 1 酒税法の免許、アルコール事業法の許可を取り消されたことがない 2 法人の免許取消し等前1年内に業務執行役員であった者で、取消から3年を経過している 3 国税・地方税に関する法令により罰金刑や通告処分を受けてから3年を経過している 4 未成年者飲酒禁止法や風俗営業等適正化法、刑法等により、罰金刑に処せられてから3年を経過している 5 禁錮以上の刑の執行が終わった日や執行がなくなった日等から3年を経過している 6 免許の申請前2年内に、国税又は地方税の滞納処分を受けていない (出典元:酒類販売業免許の安心取得センター) 場所的要件 場所的要件とは、酒類販売を行われる予定の場所が、適切か否かを判断する要件です。 1 お酒の製造場や他の販売場、料理店と同一の場所でない 2 販売場の区画や販売従事者、レジなどが他の営業と明確に区分されている (出典元:酒類販売業免許の安心取得センター)   経営基礎要件 営業するのに十分な知識や資金があるかどうかを判断する要件になります。 1 免許の申請者が破産者で復権を得ていない場合に該当しない 2 その経営の基礎が薄弱であると認められる場合に該当しない 2については、次の①~⑨で判断します。 ① 国税若しくは地方税を滞納していない ② 申請前1年以内に銀行取引停止処分を受けていない ③ 最終事業年度における確定した決算に基づく貸借対照表の繰越損失が資本等の額を上回っていない (注) 「資本等の額」…(資本金+資本剰余金+利益剰余金)-繰越利益剰余金 で計算されます。 ④ 最終事業年度以前3事業年度で、資本等の額の20%を超える額の欠損を生じていない (注)直近3事業年度内に、資本金20%≧欠損額が一度でもあれば問題ありません。 ⑤ 「酒税に関係のある法令の違反による通告処分等を受けていない ⑥ 建築基準法や都市計画法等の違反による店舗の除去等を命じられていいない ⑦ 酒類の適正な販売管理体制が構築されることが見込まれる ⑧ 適正に酒類の小売業を経営するに十分な知識及び能力を有すると認められる者である ⑨ 資金や施設及び設備を有している、又は必要な資金を有し免許の付与までに施設及び設備を有することが確実と認められる (出典元:酒類販売業免許の安心取得センター)   需給調整要件 需給調整要件とは、酒類の仕入れ・販売が適正な方法で行えるか、販売時に品質・価格などが適正に保たれるか、などについての要件です。 1 販売先が原則としてその構成員に特定されている法人又は団体でない 2 免許の申請者が酒場、旅館、料理店等酒類を取り扱う接客業者でない (出典元:酒類販売業免許の安心取得センター) 2-2.一般酒類小売業免許取得、販売までの流れ 一般酒類小売業免許を取得するまでの流れを解説します。 STEP1.酒類指導官付職員に相談する 要件の確認や提出する書類などについての相談を事前にします。 酒類指導官設置税務署に行って指導を受け、問題がなければ申請に進むことができます。 STEP1.免許要件を満たしているかの確認 申請をする上で上記の4つの要件を満たしているかを確認しましょう。 STEP2.申請書の作成と添付書類の収集 税務署に提出するための書類を作成、収集します。 収集する書類は、営業所土地の履歴事項全部証明書(登記簿謄本)や住民票などで、作成する書類は、免許申請書や収支見込書などがあたります。 STEP3.税務署へ申請 すべての申請書類が揃ったら、販売場を設置する場所の所轄税務署へ申請します。 場合によって、免許前に酒類販売管理者の酒類販売管理研修の受講をする場合があるので、できるだけ事前に受講するようにしましょう。 STEP4.税務署の審査期間 酒類小売業免許の審査の標準処理期間は2カ月です。途中で追加書類の提出を求められたり、現地確認などを行なったりすることも多くあります。 STEP5.免許付与等の通知 審査の結果、一般酒類小売業免許が付与される場合には、申請者に書面で免許付与等の通知が届きます。 ※免許がおりない場合も書面により通知があります。 STEP6.登録免許税の納付 販売場1箇所につき、3万円の登録免許税を納付します。 STEP7.販売開始! 酒類の小売業として、販売開始することができます。 免許を受けた後は、酒類販売管理者を遅滞なく選任し、選任から2週間以内に所轄税務署長を経由して財務大臣に届け出なければなりません。 3.通信販売酒類小売業免許とは 2都道府県以上の広範な地域の消費者等を対象として、インターネット、カタログ等を用いてお酒を小売りするのが、この通信販売酒類小売業免許です。 また、注意点としてこの免許は「2都道府県以上の広域な地域」を対象としているため、同一都道府県内で通信販売等を行う場合には、通信販売小売業免許ではなく先ほど解説した「一般酒類小売業免許」が必要となります。 そして、販売できるお酒は 1 品目ごとの年間課税移出数量が、すべて3000kl未満である製造者が製造、販売するお酒 2 輸入酒 に限定されます。 課税移出数量というのは、「製造して課税されるお酒の総量」のことです。 つまり、通信販売酒類小売業免許により販売できるお酒は、一般の酒販店では通常購入することが困難なお酒(例えば、生産量の少ない地酒や地ビール、輸入酒等)に限られています。 3-1.通信販売酒類小売業免許の要件 通信販売酒類小売業免許も一般酒類小売業免許と同様に4つの要件があります。 人的要件 人的要件は販売をする人や販売会社の役員等が、取消や刑罰等を受けていないかを確認します。   1 酒税法の免許、アルコール事業法の許可を取り消されたことがない 2 法人の免許取消し等前1年内に業務執行役員であった者で、取消から3年を経過している 3 国税・地方税に関する法令により罰金刑や通告処分を受けてから3年を経過している 4 未成年者飲酒禁止法や風俗営業等適正化法、刑法等により、罰金刑に処せられてから3年を経過している 5 禁錮以上の刑の執行が終わった日又は執行がなくなった日等から3年を経過している 6 免許の申請前2年内に、国税又は地方税の滞納処分を受けていない (出典元:酒類販売業免許の安心取得センター) 場所的要件 通信販売酒類小売業免許はネットなどでの販売を主とするため、場所的要件は非常に単純です。 ・お酒の製造場や他の販売場、料理店と同一の場所でない この1つのみになります。 経営基礎的要件   1 免許の申請者が破産者で復権を得ていない場合に該当しない 2 その経営の基礎が薄弱であると認められる場合に該当しない (出典元:酒類販売業免許の安心取得センター) 経営基礎的要件は営業するのに十分な知識や資金があるかどうかを判断します。 具体的には、申請者等が次の①~⑩に該当するかどうかで判断します。   ① 国税若しくは地方税を滞納していない ② 申請前1年以内に銀行取引停止処分を受けていない ③ 最終事業年度における確定した決算に基づく貸借対照表の繰越損失が資本等の額を上回っていない (注) 「資本等の額」…(資本金+資本剰余金+利益剰余金)-繰越利益剰余金 で計算されます。 ④ 最終事業年度以前3事業年度で、資本等の額の20%を超える額の欠損を生じていない (注)直近3事業年度内に、資本金20%≧欠損額が一度でもあれば該当します。 ⑤ 酒税に関係のある法令の違反による通告処分等を受けていない ⑥ 建築基準法や都市計画法等の違反による店舗の除去等を命じられていいない ⑦ 酒類の適正な販売管理体制が構築されることが見込まれる ⑧ 適正に酒類の小売業を経営するに十分な知識及び能力を有すると認められる者である ⑨ 所要資金があり、販売方法が適正で、「未成年者の飲酒防止表示基準」を満たしている ⑩ 購入者が未成年でないことを確認できる手段を講ずる (情報提供:酒類販売業免許の安心取得センター) 需給調整要件 この要件にって、通信販売酒類小売業では販売できるお酒の範囲が以下のものに限定されます。 1 品目ごとの年間課税移出数量が、すべて3000kl未満である製造者が製造、販売するお酒 2 輸入酒類 需給調整要件によって輸入酒以外であれば、大手製造メーカーの製造するお酒をインターネット等で販売することはできない、ということですね。 3-2.通信販売酒類小売業免許を取得、販売までの流れ 通信販売酒類小売業免許を取得、販売までの流れの流れを紹介します。 STEP1.蔵元を探す 輸入ではなく国内で造られたお酒を販売する場合、「通信販売酒類小売業免許」の申請時には、蔵元からの合意書や証明書が必要です。 そのため、最初にすべきなのは蔵元探しになります。 蔵元からの証明書は、ネットショップの酒類販売では一番の要ともいえる大切なものです。免許申請時には、『年間移出量の証明書』などの証明書類を提出する必要があります。 この蔵元を探すタイミングで重要なことは、「品目ごとの年間課税移出数量が、すべて3000kl未満である製造者が製造、販売するお酒」であることなので、この部分には注意しましょう。 STEP2.所轄税務署で申請書など書類を受け取る 税務署には案内用パンフレットがないケースも多いため、可能であれば担当職員から直接、申請の流れや注意点について教えてもらうことをおすすめします。 STEP3.蔵元から合意書を入手し、所轄税務署に提出 依頼した蔵元さんから合意書をいただき、所轄税務署に提出しましょう。 STEP4.申請書と必要書類、蔵元からの証明書を提出する 所轄税務署で1.2ヶ月ほどの審査期間が発生します。 途中で追加書類の提出を求められたり、現地確認などを行なったりすることも多くあります。 STEP5.免許付与等の通知 審査の結果、一般酒類小売業免許が付与される場合には、申請者に書面で免許付与等の通知が届きます。 ※免許がおりない場合も書面により通知があります。 STEP6.登録免許税の納付 3万円の登録免許税を納付します。 STEP7.販売開始! 以上の工程を踏まえてネットでの販売が可能になります! まとめ 「一般酒類小売業免許」と「通信販売酒類小売業免許」の取得方法などについて、紹介しました。 もし日本酒好きということから、日本酒を自分で販売してみたいと思ったときは、免許取得を目指してみてください!

日本酒の一升瓶の量は1,800ml!正しい保存方法や一升瓶の歴史について

一升瓶は大きいということはわかっても、どのくらいの量が入っているかすぐにわかる人は少ないのではないでしょうか。今回は日本酒ではお馴染みの一升瓶の量や日本酒が一升瓶で作られている理由などをご紹介していきます。 1.一升瓶の日本酒は1,800mlの量で、高さ39.8cm、幅10.4cm! 日本酒といえば紙パックもありますが、やはり一升瓶が並んでいるところが思い浮かびますよね。一升瓶はどのくらいの量の日本酒が入っているのでしょうか? 1-1.サイズと容量について 一升瓶には1,800ml入っています。1合入る徳利(とっくり)だと10本分、一寸おちょこ(18ml)だと100坏分になります。一般的な一升瓶の高さは39.5cm。底の部分の直径は10.53cm、ふたの部分の直径は3cmです。 1-2.尺貫法について 一升瓶の「升」は計量するときに使われる単位。「尺貫法(しゃっかんほう)」と呼ばれており、長さを尺(しゃく)、質量を貫(かん)、体積を升(しょう)と表します。 先ほどご紹介したとおり、10合で1升になります。合は日本酒だけではなくお米でもお馴染みの数え方です。また10升で1斗(と)。つまり一斗缶は18,000ml入っているのです。 1-3.一升瓶の色について 日本酒の一升瓶の色は、緑や茶が多いですが、これには理由があります。日本酒は紫外線に弱く、日光が当たると味や香りに影響してしまうため、瓶に光が通りにくい色がつけられているのです。 にごり酒や夏限定といった日本酒には、日本酒の色を見せたい、清涼感が出るようにといった理由で、透明や青など薄い色の瓶で販売されているものもあります。薄い色の瓶の日本酒は、店頭では中身の入っていない見本が置いてあり、商品は箱などに入れてあることが多いです。遮光がされておらず、そのまま出ている場合は、日本酒の扱い方をよくわかっていないお店です。店頭に出ているものではなく光にあたっていない場所で保管してある日本酒を購入しましょう。 ここがPOINT! 一升瓶には1,800ml入っています。1合入る徳利(とっくり)だと10本分 一升瓶の高さは39.5cm。底の部分の直径は10.53cm、ふたの部分の直径は3cm 10升で1斗(と)。つまり一斗缶は18,000ml 2.一升瓶で日本酒が作られる理由 日本酒が一升瓶で作られているのは、明治時代に桶などで量り売りをしていたのですが、水増しなど不正を防ぎ、衛生的に販売するためにと一升瓶に入れるようになった習慣が現在まで続いているのだとか。 紙パックの日本酒もありますが、高級な銘柄は一升瓶のイメージが強いですよね。実は同じ銘柄であれば、一升瓶でも紙パックでも味や品質が変わるわけではないのですが、紙パックの方が安いので美味しくないのでは?というイメージがあり、高級な日本酒は紙パックにすることをためらっているのです。 3.一升瓶の日本酒を正しく保存する3つの方法 大人数で飲むとき以外、日本酒の一升瓶が一気になくなるということは少ないですよね。一升瓶は大きいので場所を選びますが、正しく保存しないと美味しい日本酒を台無しにしてしまうことが。一升瓶の日本酒を買ったときのために、保存方法をしっかり学んでおきましょう。 3-1.光を避ける 先ほどもご紹介しましたが、瓶の色にもこだわるくらい日本酒は光に弱いのです。日光に30分でも当たると紫外線の影響で色が変化し、劣化したサインでもある日光臭がしてきます。 また、日光だけではなく室内の蛍光灯からも紫外線は出ているので、外ではないからと安心してはいけません。光の当たらない場所での保存が難しいときは、箱に入れたままにしたり、新聞紙で包んだり、とにかく光を避けて保存しましょう。 3-2.温度差を避ける 日本酒を保存するときは、温度が一定に保たれた冷暗所が基本です。光が避けられるからといって、暑い季節に急に温度が上がるような場所で保存することはやめましょう。日本酒が好きで家に常備しているという人は、一定に温度が保たれている日本酒専用の冷蔵庫があると便利です。 3-3.縦置きで保管する 日本酒の一升瓶は大きいからといって横向きに入れてしまう人もいますが、実はあまりよくないのです。横に置いてしまうと、日本酒が空気に触れる面積が増えるので劣化が早くなったり、キャップが金属の場合は味が移ってしまったり、キャップが錆びてしまったりするので、必ず縦置きにしましょう。 縦に置く場所がないというときは、小さな瓶に移すのも◎。ただし、瓶は煮沸消毒をした綺麗な瓶に移してくださいね! 4.マイナス5度で保存する? 日本酒の保存に適した温度は実は「-5度」。5度前後で大丈夫といった情報も目にしますが、-5度で保存するのが美味しい状態を保てると酒蔵などでも推奨されている温度なので覚えておきましょう。 日本酒を保存するときは、冷蔵庫に入れればとりあえずOKと考えている人もいるかもしれませんが、冷蔵室は3~5度、ドアポケット部分は6~9度、チルドは0度前後、野菜室は3~7度、冷凍室は-20~-18度となっています。こうしてみると-5度の部屋が冷蔵庫にはないことがわかります。 そこでおすすめなのが日本酒専用の冷蔵庫!まだまだ数は多くありませんが-5度を保つことができる冷蔵庫が販売されています。「大げさな・・・。」と感じるかもしれませんが、日本酒通ならワインセラーならぬ日本酒専用の冷蔵庫があってもいいのではないでしょうか。 5.まとめ 日本酒を一升瓶で買うなら最後まで美味しく飲みたいものです。日本酒の保存に適した温度は「-5度」。正しい保存方法で一滴残らず美味しく楽しみましょう。最近は720mlの4合瓶も増えてきています。一升瓶だとなかなか保存が難しい、飲み切らないといったときは便利なので試してみては?   https://sake-5.jp/ichigo/ https://sake-5.jp/masu-as-a-gift-for-sake-lovers/

イケてるラベルの日本酒17選をご紹介!カッコいいから可愛いまで

日本酒といえば好みの味、産地などで選ぶ方が多いのではないでしょうか。しかし、昨今では日本酒のラベル、パッケージだけを見て選ぶ人が増えています! なぜ、ただのラベルが購入の決定打になるのでしょうか。今回は日本酒のラベル事情について解説していきます。 1.日本酒のラベルデザインが今注目されている! 日本酒のラベルといえば、和風フォントで銘柄名が書かれたシンプルなものが一般的、でした。しかし、昨今ではラベルデザインに凝った銘柄が次々と現れています。そのため、日本酒の選び方も昔とは違う一面が出てくるようになりました。詳細は以下のとおりです。 1-1.ジャケ飲みとは? 凝ったデザインのラベルが増えたことで、日本酒の「ジャケ飲み」をする人が増えています。ジャケ飲みとは、日本酒のパッケージのデザインに惹かれて飲むこと。本やCDなどのいわゆる「ジャケ買い」と似たようなものです。 日本酒初心者の場合、自分好みの銘柄、味の系統がわかっていません。そのため、パッケージの雰囲気を見て日本酒選びを行っているのです。 1-2.つい飾りたくなるデザイン 凝ったラベル、パッケージの日本酒はファッション性が高いのも特徴です。オシャレな部屋に飾っても、違和感なく溶け込むデザインが多くあります。飲み終わってからもインテリアとして使えるので、コレクターにはたまりません。 デザインの幅もモダンなものから、かわいいものまで多種多様。もはや日本酒は味だけではなく、ラベルのデザインも重要な要素となっています。 2.カッコいいラベルの日本酒4選 では、実際にラベルデザインに優れた日本酒にはどのようなものがあるのでしょうか。まずはカッコいいラベルの日本酒から見ていきましょう。 2-1.金紋秋田酒造 熟成古酒 (出典元:amazon.co.jp) 「金紋秋田酒造 熟成古酒」は黒を基調としたラベルがカッコいい古酒。金色のアクセントカラーが華やかなデザインです。高級ワインのようなモダンなパッケージは、部屋に飾ると大人の雰囲気を演出します。 味のほうは古酒特有の深みのあるコクが特徴。濃厚な旨味はクセの強いチーズ、珍味とよく合います。上司や両親など、大人同士の宅飲みで開けたい一本です。 2-2.リンク8888 (出典元:amazon.co.jp) 「リンク8888」は「8」をモチーフにしたスタイリッシュなラベルが人気の日本酒。富山の地酒「満寿泉」と、ウィスキーの銘柄「シーバスリーガル」のコラボ商品です。ウィスキーに使うオーク樽で貯蔵したユニークな銘柄。ラベルのデザインだけではなく、中身も希少なボトルです。 グラスに注げばオーク樽のフルーティーな香りが広がります。甘みのある味わいで、飲みやすいのも特徴。プレゼントに贈っても喜ばれやすいでしょう。 2-3.爽醸 久保田 雪峰 純米大吟醸 (出典元:amazon.co.jp) シンプルにかっこいいラベルの日本酒が「爽醸 久保田 雪峰 純米大吟醸」です。純白の言葉が似合う気品のあふれたパッケージ。上質な日本酒として名高い「久保田」が雪解けをイメージして作った日本酒です。ボトルに書かれた銘柄名の雪を思わせるフォントが印象的。 封を開ければ、新鮮な米の香りが漂います。ほのかな酸味があり、雪のように冷やして飲むとおいしい銘柄です。 2-4.玉川酒造 玉風味イットキー It's the key (出典元:amazon.co.jp) 「玉川酒造 イットキー It's the key」は鍵をモチーフにしたラベルがクールな銘柄。「日本酒の新たな扉を開く」という意味が込められているそうです。オシャレなボトルは見た目だけで手に取りたくなります。 中身は純米酒ですが、一般的なものより甘み、酸味が強め。人によってはワインのように感じられる味わいです。食中酒として飲みやすいといえます。 3.かわいいラベルの日本酒3選 日本酒といえば、古風、大人の雰囲気といった印象があります。しかし、最近ではかわいいラベルで若者、女性の注目を浴びる銘柄も豊富。以下ではかわいいラベルの日本酒を紹介していきます。 3-1.千代菊 純米 ねこと朝日米 (出典元:amazon.co.jp) 「千代菊 純米 ねこと朝日米」はラベルにプリントされた猫のシルエットが好評の純米酒。ボトル中腹には猫の足跡もあしらわれています。見た目にかわいらしく、女性でも手に取りやすいデザインです。 中身の純米酒は口当たりがよく、お酒が苦手な人でも飲みやすさがあります。女子会などのパーティで出しやすい銘柄です。 3-2.月うさぎ ブルーベリー (出典元:amazon.co.jp) まるでリキュールのようなボトルなのが「月うさぎ ブルーベリー」です。月をモチーフにした銀の装飾がかわいいと好評。女性の部屋に飾っても違和感なく、溶け込めます。オシャレな雰囲気をプラスできると好評です。 中身は日本酒にブルーベリー果汁をブレンドした甘いお酒。発酵の過程で細かい泡が生まれており、スパークリングワインのような感覚で飲めます。 3-3.環日本海 発泡性清酒...

「日本酒を知ろう 山梨/東京」行ってきました!

どうもみなさん、こんにちは!いつも日本酒ラボをご覧いただきありがとうございます。 日本酒ラボの中の人でございます。 今回はとある日本酒のイベントに行ってきました!それはこちら! 池袋にあるIKE・SUNPARKで開催された 「日本酒を知ろう 山梨/東京」です! 実際に行ってきましたのでレビューします! IKE・SUNPARKにはたくさんの人が! 池袋駅から約10〜15分、歩いていくとIKE・SUNPARKに着きます。 IKE・SUNPARKに着いたとき、真っ先に目についたのは長蛇の列でした! 個人的には早く来たつもりだったのですが、どうやら周りの方に比べて遅かったようです... 公園内は広く、長蛇の列を作っているこのイベント目当ての方もたくさんいましたが、普通に週末を利用して、公園にお子様と遊びに来ている親子連れの方もたくさんいました。 スタッフの方からチラシをいただきまして、自分も列に並びます。 このように4箇所のお店の横で1店舗につき4種類、計16種類の日本酒を試飲することができます。 4箇所すべて長蛇の列を形成していました笑 待つこと20分ほど、ようやく自分が先頭になりました! 私の並んだ列のラインナップはこのようになっていました。 ・笹一 純米吟醸 (出典元:笹一オンラインストア) ・八巻酒造 男山 仲 ・萬屋醸造店 春鶯囀(しゅんのうてん) 鷹座巣 (たかざす) ・谷櫻酒造 純米酒 甲斐の花 こちらの4点を紙コップに入れていただきました! この4つの味について僭越ながらレポートをと思ったのですが... 紙コップを4つ持ったときにどれがどれだかわからなくなってしまいました! とてつもない失態...すみません。 ちなみに4つともとてもおいしかったです。 他の12種類もぜひ並んで飲んでみたかったのですが、他の3店舗は飲んでいるときも未だ行列を形成しており、並んでもそれぞれの日本酒の在庫も限られていることから、並んでも飲めそうになかったのであえなく撤退しました... もっと早く来ればよかった... 他の日本酒のラインナップはこのようになっていました。 (出典元:PR TIMES) コロナの中でなかなか外出しにくいご時世ですが、日本酒が好きな方がこれだけたくさんいたということが個人的にはとても嬉しかったです! なかなか難しいかとは思いますが、またこのようなイベントがあったらいいなと思います。 ここまで見ていただき、ありがとうございました!

杜氏さん泣かせとも言われている「立春朝搾り」を解説!

(出典元:日本名門酒会 公式サイト) 2月3日は「立春の日」。立春の日は旧暦のお正月にあたるというのを皆さんご存知でしたでしょうか? 実は日本酒にとっても、この立春の日というのは特別な日になっています。 立春の日に搾られるお酒を「立春朝搾り」。 この記事では立春朝搾りとはどういうお酒なのか、紹介します。 1.「立春朝搾り」ってどんなお酒? 立春朝搾りとは2月3日の立春の日の朝に搾り上がったばかりのお酒を、その日のうちにお手元にお届けする、日本名門酒会が主催をしている限定酒になります。 2月2日の節分の日の夜から一晩中もろみを搾り続け、立春の日の早朝に搾り上がったばかりの生原酒を、その日の夜に消費者の手元にお届けしています。 *予約申し込み制で予約〆切は2021年1月25日(月)となっています。 *予約は「立春朝搾り」に参加する日本名門酒会加盟の酒販店で行っています。 1-1.立春朝搾りは杜氏さん泣かせ 「立春朝搾りは杜氏さん泣かせ」とも言われています。 搾り上がりが立春の日と決まっている立春朝搾りは、できあがりが早すぎたり、遅すぎたりせず立春の日に最高の状態にもっていくために、完璧な管理と繊細な調整が必要となるので、杜氏さんにとってはとても大変な作業です。 また、搾り上がったらその日のうちに瓶詰めして出荷しなければならないため、蔵人の方々は夜中から、時には徹夜で作業を行います。 まさに立春朝搾りは蔵人の方々の努力の結晶とも言えます。 1-2.酒屋さんが直接持ち帰ってお客様の手へ 立春朝搾りは蔵元近郊の「立春朝搾り参加加盟店」が直接、蔵から持ち帰ります。 なので、基本的にはそれぞれの銘柄は蔵元の地元&近郊地域でしか購入することはできません。 立春朝搾りは地域限定酒。「そのお酒を造る人、届ける人、飲む人が一緒になって春の到来を祝う」という地酒ならではの意味合いも込められたイベント酒でもあるのです。 2.2021年は全国から44蔵で展開 2021年の今年は北は北海道から南は九州の熊本まで全国から44の酒蔵が参加しています。 (出典元:日本名門酒会 公式サイト) 立春朝搾りを購入できるお店はこちらから見ることができます。 日本名門酒会 公式サイト 立春朝搾り ラインナップ1 まとめ 地域のお酒を作る人、お酒を届ける人、お酒を飲む人で立春の日を祝う「立春朝搾り」。 今年は予約できなかったというかたも、来年ぜひ予約して立春朝搾りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

新潟の全酒蔵が揃っている!?新潟のぽんしゅ館を紹介!

初登場からSNSで「酒呑みにとっては楽園のようなところ」として度々バズっているのが新潟にある「ぽんしゅ館」です。 新潟駅にあるぽんしゅ館。500円払うとコイン5枚もらえて、1枚入れるごとにお猪口に日本酒が注がれる夢のようなシステム。 pic.twitter.com/J6MROKuiVp — EXCEL@火曜れ22a (@EXCEL__) September 2, 2017 地震の余波で…新潟への観光の予定を…やめようかと思っている方……聞こえますか……新潟駅の…「ぽんしゅ館」に行くのです…500円で…新潟県内の膨大な種類のお酒から…5杯試飲できます…県内のお酒や…つまみを売っているコーナーもあります……「ぽんしゅ館」に行くのです…… pic.twitter.com/mvHceQ9PnO — 鰐軍壮 (@WANIGUNNSOU) June 19, 2019 ぽんしゅ館とはどのようなところなのでしょうか? 1.ぽんしゅ館とは 米どころでもあり、酒どころでもある新潟に3店舗を構える「新潟人も知らない新潟を売る新潟の専門店」。 新潟の文化と人、文化とモノ、そして文化とビジネスを繋げる日本酒を中心とした新潟を詰め込んだお店です。 各お店の特徴を紹介 1.ぽんしゅ館 新潟驛(えき)店 ぽんしゅ館新潟驛店を紹介します。 ぽんしゅ館新潟驛店はさまざまな新潟のおいしいものや名産などをたのしむことができます。 新潟全酒蔵の代表銘柄の利き酒 なんと、新潟全酒蔵の代表銘柄がこのぽんしゅ館に揃っています! 新潟県内のすべての酒蔵の中から自分の好みを探す楽しさに加えて、日本酒の豊かさ、魅力を体験することができます。 システムはとてもかんたんで、受付で500円を払うとおちょことメダル5枚が渡され、ずらりと並んだ唎き酒マシーンの中から5杯選んで、おちょこ5杯分飲むことができます。 (出典元:新潟驛店 | ぽんしゅ館) 新潟の名産を取り扱っているお店 「食をもっと美味しく、お酒をもっと美味しく」をコンセプトとしているぽんしゅ館 新潟驛店ではお酒を使った甘いお菓子、米菓、伝統調味料、そば処越後で代表されるそば、日本海産の素材を使った食品、新潟名産の干物、南魚沼産コシヒカリ、など厳選された新潟のお土産を最高の状態で取り揃えています。 (出典元:新潟驛店 | ぽんしゅ館) 角打ち もっとも気軽に日本酒を楽しめる場所として用意されています。 角打ちで楽しめるメニューは以下の一覧です。 (出典元:新潟驛店 | ぽんしゅ館) 爆弾おにぎり家 お酒はもちろんのこと、新潟といえばお米もおいしいですよね。 ぽんしゅ館ではコシヒカリを羽釜で炊いた、日本一贅沢なおにぎりを楽しむことができます。 具材もぎっしりでお腹も満足です。 (出典元:新潟驛店 | ぽんしゅ館) クラフトマンシップ 新潟の職人さんも使っているさまざまな道具があります。 雑貨なども扱っており、洗練されたこれらの商品はきっと生活をより豊かなものにしてくれます。 (出典元:新潟驛店 | ぽんしゅ館)   ぽんしゅ館 長岡驛(えき)店 ぽんしゅ館...

甘くておいしい日本酒カクテル14選

日本酒に何かを混ぜるなんて邪道だという考えもありますが、日本酒の可能性は今や無限大。 日本酒にはたくさんの楽しみ方があり、自分の好きな飲み方をしていいのです。 今回は日本酒が苦手な方も不思議なくらい甘くて飲みやすい、日本酒カクテルをご紹介します。 1.甘くておいしい!日本酒カクテル14選 1-1.紅茶と日本酒のカクテル 材料 日本酒...60ml 紅茶のリキュール...30ml 青りんごのリキュール...10ml 烏龍茶...適量 作り方 氷の入ったグラスに、日本酒、紅茶のリキュール、青りんごのリキュールを加えステアします。烏龍茶は適量をお好みで入れてみてください。 日本酒の米の甘味と旨味が紅茶と相性抜群。青りんごのリキュールが爽やかさをプラスしてくれるので、暑い季節には冷やして飲むといいですよ。アルコール度数が高いのは苦手というときはリキュールではなく紅茶でもOK。ダージリンは苦味を感じることができ、アールグレイは柑橘系の香りが日本酒とマッチします。 日本酒も紅茶も温めても美味しい飲み物なので、寒い季節にはホットでいただきたいですね。   1-2.サケ・カシストニック 材料 日本酒 トニックウォーター カシスリキュール 作り方 氷をたっぷりと入れたグラスに日本酒とトニックウォーターを1:1の割合で入れます。そこにカシスリキュールを1tsp(小さじ1)入れたら完成です。 カシスが大好きという人に試してほしいサケ・カシストニック。日本酒のツンとした香りと味が抑えられ、甘酸っぱいカシスにほんの少しトニックウォーターの苦味を感じることができるカクテルです。 カシスの色が綺麗なのでおもてなしドリンクとしてもぴったり。すっきりとした味わいなので大人のデザート感覚で楽しめる日本酒カクテルです。 1-3.カルピシュ 材料 日本酒 カルピス原液 作り方 グラスに氷と日本酒、カルピスの原液を日本酒8:カルピス2の割合で入れてステアするだけです。 カルピスといえば乳酸菌ですが、実は日本酒造りにも乳酸菌が使われているので相性が良いのです。 カルピスの甘酸っぱさが飲みやすいですが、日本酒のコクもしっかり感じることができます。もう少し甘い方がいいという人は少しカルピス多めでもOK。 ノーマルなタイプのカルピスでもいいですが、ブドウやオレンジなどフレーバーが入ったものでも楽しめます。 1-4.サケ・コークハイ 材料 日本酒 コーラ 作り方 グラスに氷と日本酒、コーラを1:1割合で入れて軽くステアするだけです。 ウイスキーや焼酎でも親しまれているコークハイですが、日本酒でも口当たりがよく甘くて匂いも抑えられるので飲みやすくなります。レモンを添えるとおしゃれになり、酸味もプラスされるのでさらに爽やかに。 1-5.オレンジブリーゼ 材料 日本酒...45ml オレンジジュース...60ml トニックウォーター...75ml 作り方 氷を入れたグラスに 日本酒、オレンジジュース、トニックウォーターを入れてステアするだけです。 日本酒は柑橘系のジュースと相性抜群。甘いながらもオレンジジュースとトニックウォーターの苦味が感じられるカクテル。のどごしがよくゴクゴクと飲めるので食事中にもぴったりです。 1-6.枯れ葉 材料 日本酒...45ml 牛乳...90ml ココアパウダー...大さじ1杯 作り方 日本酒、牛乳、ココアパウダーを混ぜてレンジで温めれば完成です。 カルーアミルクなどミルク系の甘いカクテルが好きな人におすすめのコクのあるカクテル。温かいカクテルなので寒い日にもぴったりです。 甘党派は砂糖入りのココアでもいいですが、日本酒の甘味を感じたいときは無糖にするといいでしょう。 1-7.日本酒とプレーンヨーグルト 材料 日本酒...90ml プレーンヨーグルト...1tsp(小さじ1) 作り方 日本酒90mlにプレーンヨーグルト1tspを加えて完成です。 ミルキーで独特のヨーグルトの酸味があり、牛乳やカルピスとは違う味わいが楽しめます。砂糖を入れてもOK。 もっと甘い気分のときは、はちみつやジャムなどを加えても美味しいですよ。温かくして飲むのもアリです。 1-8.日本酒とパイナップルジュース 材料 日本酒... パイナップルジュース 作り方 作り方は日本酒とパイナップルジュースを1:1の割合で混ぜるだけなのでとても簡単です。 甘さのバランスがよく飲みやすいカクテルです。アルコールが高いのが苦手な人はパイナップルジュースが多めでも◎ パイナップルをひと切れ飾ればおもてなしカクテルにもなります。もっとしっかりとした甘さが欲しいときは南国のフルーツ仲間であるマンゴージュースもおすすめです。 1-9.カシス娘 材料 日本酒...90ml カシスリキュール...30ml ...

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