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これだけは知っておきたい、日本酒のおいしい有名銘柄15選

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これだけは知っておきたい、日本酒のおいしい有名銘柄15選

日本酒が好きだけど、種類が多すぎてどれを選んだらよいかわからない!と困ったことはありませんか?

米と水というシンプルな材料から生まれる日本酒も、土地や蔵によって味わいは千差万別。購入時も迷うことが多いですよね。

そこで今回は「これだけは知っておきたい!」という有名銘柄15選をご紹介します。自分好みの銘柄を見つけたら、同じ蔵の日本酒や、同じ地域で造られる日本酒を試してみるのもおすすめ。日本酒の楽しみ方がより一層広がりますよ。

また、日本酒おすすめランキングをこちらで紹介しているので、こちらもぜひ参考にしてみてください。

1.これだけは知っておきたい、おいしい有名銘柄15選

日本酒を造る会社は、全国で1300社以上にのぼるといわれています。片っ端から飲んで試してみよう!と思っても、なかなか網羅できる数ではありませんよね。

日本酒ファンが愛する銘柄を知ることは、自分好みの味を見つける近道ともいえます。それぞれの魅力を深掘りすれば、日本酒がもっとおいしく、楽しくなりますよ。

(参考:国税庁「清酒製造業の概要(平成30年度調査分)」)

1-1.いまや世界的にも有名「獺祭」

「獺祭(だっさい)」は山口県の旭酒造(あさひしゅぞう)が造る日本酒です。その名は世界でも広く知られ、2018年にはフレンチの神様とも呼ばれる「ジョエル・ロブション」氏とのコラボレーションショップがフランスにオープンしました。

「獺祭」の確かな味わいを世に知らしめたのが、代表銘柄である「磨き二割三分(みがきにわりさんぶ)」の誕生。米の外側を7割以上磨き上げ、小さく光る中心部分23%だけを使った日本酒です。

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

シュワシュワ泡立つスパークリング酒をはじめ、酒粕から生まれるスイーツや化粧品など、豊富なラインアップも「獺祭」の魅力のひとつ。

獺祭を楽しみたい!というときは、磨きの度合いが違う3種類が入った「おためしセット」もおすすめですよ。

「獺祭」をもっと知りたい!という方はコチラ!

日本酒の代表格「獺祭(だっさい)」を詳しく解説します

1-2.新潟の日本酒といえば:その1「久保田」

豊かな自然に恵まれた新潟県は、日本有数の酒どころとして知られています。スッキリとキレの良い味わいの銘柄が多く、1980年~90年代には「淡麗辛口ブーム」「地酒ブーム」を巻き起こしました。

朝日酒造(あさひしゅぞう)の「久保田(くぼた)」もそのひとつ。水と米にこだわり抜いた豊かな味わいは、世代を越え多くの人々に愛されています。

代表的な銘柄は、デイリーラインの「千寿(せんじゅ)」とプレミアムラインとなる「萬寿(まんじゅ)」の2つ。いずれもあわせる料理にそっと寄り添い、その魅力を一層引き立ててくれます。

久保田 千寿 吟醸

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

また、代々の伝統を受け継ぐ朝日酒造では、近年新たな取り組みも進められています。

2019年には、アウトドアブランド「スノーピーク」と共同開発した「雪峰(せっぽう)」が誕生。焚火の赤い炎を囲みながら、ゆったりと盃を傾ける。そんな新しい日本酒の楽しみ方を提案しています。

キャンプ好き・日本酒好きという方は、ぜひアウトドアのおともにチェックしてみてはいかがでしょうか。

1-3.新潟の日本酒といえば:その2「八海山」

「八海山(はっかいさん)」もまた、新潟県の地酒として名高い銘柄です。米の旨味がありつつ、スッキリとキレがある。食中酒にぴったりのきれいな味わいが人気を得ています。

デイリーユースにぴったりの「普通酒」から、贈答用にふさわしい「純米大吟醸酒」までバリエーションも豊富。

なかでも「雪室貯蔵三年」は、雪室(ゆきむろ)と呼ばれる大量の雪を収納した蔵で熟成させたこだわりの逸品です。

八海山 純米吟醸 雪室貯蔵三年

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2004年には、最新鋭の設備を兼ね備えた「第二浩和蔵」を新設。周囲には一面に田んぼが広がり、カフェや売店なども併設するなど、南魚沼の心安らぐスポットとして親しまれています。

1-4.新潟の日本酒といえば:その3「越乃寒梅」

新潟県の有名銘柄といえば「越乃寒梅(こしのかんばい)」もはずせません。

醸造元の石本酒造(いしもとしゅぞう)が位置するのは、新潟県のほぼ中央にあたる亀田郷。周囲は梅の産地でもあり「越乃寒梅」の名も残雪のなかで咲く梅の姿に由来しています。

「農作業に励む地元の人々に喜んでもらえる酒を」との思いで生まれた「越乃寒梅」は、毎日飲んでも飽きないキレのある飲み口が魅力。日常に寄り添う本当に旨い酒として、地元から全国へと人気を広めていきました。

「日本酒になじみのない世代にも越乃寒梅を楽しんでほしい」という思いから、2016年には「灑(さい)」をリリース。

越乃寒梅 純米吟醸 灑(さい)

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

さらりと舌の上を流れる上質でクリアな味わいは、日本酒ビギナーにもおすすめです。

1-5.新潟の日本酒といえば:その4「上善如水」

「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」は、冬になると真っ白な雪があたりを覆いつくす越後湯沢で生まれる日本酒です。醸造元の白瀧酒造(しらたきしゅぞう)の敷地内には、清らかな地下水が湧き出ています。

水のごとしの名のとおり、口あたりはするりとなめらか。何年もの月日を経て地上へと湧き出た、雪どけ水のやわらかな旨味が活きています。

華やかな香りとシンプルな味わいは「飲みやすい」と日本酒ビギナーにも人気。180ml入りのボトル缶も販売されるなど、手ごろなサイズ感もうれしいですね。

12年ぶりに生まれ変わった「上善如水 純米吟醸」出荷開始!

(出典元:白瀧酒造株式会社

ペンギンラベルがかわいい「ロック酒の上善如水」は、氷をたっぷり入れて味わう日本酒オン・ザ・ロックの楽しみ方を教えてくれますよ。

1-6.6号酵母から生まれる唯一無二の味わい「新政」

秋田県の「新政(あらまさ)」は、地元で栽培された米のみで造られる日本酒です。使用するのは、1930年(昭和5年)に蔵で採取された「きょうかい6号」(六号酵母)のみ。製法は手間と技術を要する「生酛(きもと)」のみと、細部にこだわりがあふれています。

「Colors(カラーズ)」「No.6(ナンバーシックス)」「PRIVATE LAB(プライベート ラボ)」など、ラインアップも実に個性的。口にした瞬間ハッとするような洗練された味わいは、多くの日本酒ファンを魅了しています。

S-type 2020

(出典元:新政酒造

また、新政酒造は秋田県内の蔵元杜氏が集結したユニット「NEXT5」のメンバーの一員でもあります。

「白瀑(しらたき)」に「山本(やまもと)」、「ゆきの美人」、「春霞(はるかすみ)」、「一白水成(いっぱくすいせい)」と、どの銘柄も秋田県から全国へとその名が知られる銘柄ばかり。

「新政」をきっかけに、秋田県の銘酒を味わってみるのも楽しいですよ。

1-7.伊勢志摩サミットでの乾杯酒「作(ざく)」

清水清三郎商店が造る日本酒「作(ざく)」は2016年の「G7伊勢志摩サミット」で乾杯酒として採用されたことから、その名が知られるようになりました。

清水清三郎商店が目指すお酒は究極のキレと透明感のあるお酒。

通年販売されている「作 玄乃智」「作 穂乃智」を筆頭に、フルーティーさが際立つ「作 奏乃智」「作 雅乃智」やG7伊勢志摩サミットの乾杯酒に選ばれた「作 特撰酒 智」など、ラインナップも豊富にあります。

作 特撰酒 智

(出典元:清水清三郎商店

1-8.伝統と革新「仙禽」

栃木県の「仙禽(せんきん)」が重視しているのは、その土地で生まれる唯一無二の個性。原料となる酒米は、蔵の地下水と同じ水脈上で造られています。

シリーズのひとつである「NATURE(ナチュール)」は、超自然派の「古式生もと」製法を採用。あえて過度な精米を控え、蔵で生まれる無添加酵母を使用し、木桶で仕込んでいます。

原料となる「亀ノ尾(かめのお)」は米の祖先ともいわれ、蔵が情熱をかけてよみがえらせた酒米です。

仙禽 オーガニック ナチュール 2021

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

どこまでも自然派にこだわった「仙禽」は、米のエネルギーとピュアな甘み、ジューシーな旨味がギュッと詰まった、ほかにはない味わいが魅力。日本酒を飲みなれた方にも初心者にも、うれしい驚きを運んできてくれます。

1-9.プレミア日本酒でおなじみ「十四代」

「十四代(じゅうよんだい)」は、高い酒質と入手困難なことから「幻の酒」「プレミア酒」とも呼ばれています。端麗辛口ブーム全盛だった時代、芳醇旨口のお酒として一躍人気となった銘柄です。

そのきっかけとなったのが「十四代 本丸 秘伝玉返し」の誕生。リーズナブルな本醸造酒でありながら、香り高い吟醸酒並みのクオリティが高い評判を呼びました。

十四代 本丸 秘伝玉返し

(出典元:ミツワネットショップ

醸造元である高木酒造(たかぎしゅぞう)は酒米の開発にも力を注ぎ「龍の落とし子」「酒未来(さけみらい)」を使った銘柄もリリースしています。

とはいえ「十四代」は購入が難しいお酒。ネットでは何倍もの値で取引されていることもあります。

十四代を飲んでみたい!と思ったら、特約店の抽選販売を利用するほか、日本酒を取り扱っている飲食店をチェックするのがおすすめです。

1-10.大吟醸の先駆け「黒竜」

福井県が誇る地酒「黒竜(こくりゅう)」。ワインに深い興味を抱いた7代目が「大吟醸 龍」を生み出し、全国に先駆けて大吟醸酒を商品化させたことでも知られています。

蔵の近くに流れるのは、福井県最大の河川「九頭竜川」です。澄み切った伏流水が「黒龍」の軽くしなやかな口当たりを生み出しています。

「黒龍」のなかでも”極みの酒”に位置するのが「黒龍 石田屋」。兵庫県東条産の山田錦を使った純米大吟醸を、低温で静かに熟成させたこだわりの逸品です。

黒龍 石田屋

(出典元:黒龍酒造

日本酒好き、お酒好きからも人気の高い銘柄のため、贈答用にもおすすめですよ。

1-11.すべては田んぼと畑から「醸し人九平次」

「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」は愛知県の萬乗醸造(ばんじょうじょうぞう)が造る日本酒です。九平治は、蔵で代々襲名される名。現在の久野九平治氏は15代目にあたる人物です。

大量生産から、手作りにこだわる少量生産へと路線を変えた15代目九平治氏は、フランスでプロモーションを開始。

白ワインに引けをとらない酒質はシェフ・ソムリエ達に高く評価され、多くの三ツ星レストランで採用されました。

自ら米の栽培も手がけ、兵庫県黒田庄の田で育った山田錦を使った「黒田庄に生まれて、」をはじめ、パリの稲作地帯で育った米を使用した「CAMARGUEに生まれて、(カマルグにうまれて、)」もリリースしています。

醸し人九平次 純米大吟醸 黒田庄に生まれて

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

洗練されたボトルデザインはもちろん、味わいや香りも白ワインのように繊細な「醸し人九平次」。日ごろワイン好む方にもおすすめの日本酒です。

1-12.JAL国際線ファーストクラスに搭載された酒「伯楽星」

“究極の食中酒”をコンセプトにした「伯楽星(はくらくせい)」。料理のおいしさを引き立てると、JAL国際線のファーストクラスでも提供された日本酒です。食前酒、食後酒がメジャーだった時代に”食中酒”というジャンルを確立させた銘柄でもあります。

「伯楽星 特別純米」はシリーズの代表格。冷やでも燗でもおいしく楽しめる銘柄です。メロンやバナナのような甘い香りとスッキリとしたキレ味が光ります。

伯楽星 特別純米

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

また、シリーズ最高峰となるのが「伯楽星 純米大吟醸 ひかり」です。グラスに注ぐと甘い香りがふんわりと広がり、魚介類との相性はばつぐん。

「おいしい料理には、おいしい日本酒が欠かせない」という方はぜひチェックしてみてくださいね。

1-13.食卓の主役となる存在感のあるお酒「飛露喜」

「飛露喜(ひろき)」は福島県の会津地方で生まれるお酒です。生産数が限られ、入手困難ともいわれる「飛露喜」を造る「廣木酒造(ひろきしゅぞう)」も、かつては廃業の危機を迎えた時代がありました。

そんな蔵を立て直すきっかけとなったのが「無濾過生原酒(むろかなまげんしゅ)」の誕生です。

ろ過も加熱も、加水もしないピュアで力強い味わいは高い評判を呼び、多くの酒販店が「飛露喜」取り扱うようになりました。

初めて「飛露喜」を味わうのであれば、ぜひ「特別純米 無濾過生原酒」を。喜びの露(つゆ)が飛ぶ、という名にふさわしい感動を味わえるはずです。

特別純米 無濾過生原酒

(出典元:松仙

1-14.会津を代表する銘酒「寫楽」

福島県会津地方の酒蔵「宮泉銘醸(みやいずみめいじょう)」が手がける日本酒「冩樂(しゃらく)」。年間を通し、その月ごとに季節に沿った銘柄をリリースしています。

通年商品となる「冩樂 純米酒」は、こだわりの酒米と米麹、水のみで造られたフレッシュな味わいです。口の中で米の旨味が豊かに広がり、すっと消えたかと思うと心地よい余韻が残ります。

冩樂 純米酒

(出典元:宮泉銘醸株式会社

福島県は「冩樂」をはじめ、数多くの銘酒が生まれる地域です。全国新酒鑑評会での金賞受賞数は、2021年まで8回連続”日本一”を達成しています。

おいしい日本酒に出会いたい!というときは、「飛露喜」「冩樂」はもちろん、その他の福島県の銘酒をチェックしてみるのも楽しいですよ。

福島県の日本酒を知りたい!と方はコチラ!

日本屈指の酒処!福島のオススメ日本酒銘柄20選

1-15.やさしく五感を刺激し、体に馴染む自然体のお酒「鍋島」

「鍋島(なべしま)」は佐賀県が誇る地酒です。醸造元、富久千代酒造(ふくちよしゅぞう)は有明海に面した土地に建ち、蔵だけでなく町並みにも江戸時代の面影が残ります。

2011年、世界最大規模となる「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」では、日本酒部門の最高峰となる「チャンピオン・サケ」を受賞。

やさしく五感を刺激し、すっと体になじむ「鍋島」の名は、海外でも広く知られています。

また、2021年には日本初の酒蔵オーベルジュ「御宿 富久千代」をオープン。宿泊者は「鍋島」と料理のペアリングを楽しめるほか、通常非公開とされる酒蔵見学も楽しめます。

美味しい日本酒や料理との出会いを求め、「鍋島」のふるさとに足を運ぶのも楽しそうですね。

鍋島大吟醸

(出典元:富久千代酒造

まとめ

自分好みの有名銘柄を見つけておくと、酒販店や飲食店で日本酒が選びやすくなります。また、ひとつひとつにストーリーがあるのも日本酒の魅力。有名銘柄が生まれる背景を知れば、日本酒を楽しむ幅がさらに広がるはずです。

いろいろな銘柄にチャレンジしながら、ぜひ自分だけの特別な1本を見つけてみてくださいね。