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【2023年最新版】秋田の日本酒おすすめ人気ランキングTOP15!美酒王国秋田の日本酒を紹介。

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【2023年最新版】秋田の日本酒おすすめ人気ランキングTOP15!美酒王国秋田の日本酒を紹介。

執筆者情報

shiho
お酒とねこでできているライター。日本酒、ウイスキー、ワイン…すべてのお酒をこよなく愛す。酒好きが高じて利酒師免許を取得。 blog「わたしの酒棚」 https://sakadana.net/

監修者

日本酒ラボ編集部
日本酒ラボに携わってから日本酒のおいしさ・奥深さを知り、唎酒師の資格を取得。日本酒ラボを通して、日本酒のおいしさ・楽しさを日本酒にもあまり馴染みがない方にもお伝えしていきます。

おすすめの日本酒を知りたいときは、都道府県から探すのも1つの方法です。

秋田県は人気の日本酒銘柄が数多く揃い「美酒王国」といわれています。

秋田の酒米で仕込む純米酒や、雪深い時期に長期低温発酵貯蔵させた吟醸酒など、どれも酒蔵のこだわりのあふれる銘柄ばかり。今回は、そのなかでもおすすめの15選をご紹介します。

日本酒初心者の方でも、秋田の人気銘柄を通じて日本酒のトレンドを知ることができますよ。

1.秋田の日本酒の特徴

日本有数の米どころでもある秋田県は、古くから酒造りが盛んな地域です。酒造組合に登録する酒蔵の3分の2は100年以上の歴史を誇ります。

近年は若手蔵元によるユニット「NEXT5」が活躍するなど、秋田の酒蔵は、伝統と新たなチャレンジにより日本酒界を牽引する存在です。

「新政」に「雪の茅舎」、「まんさくの花」、「花邑」など、これらはすべて秋田で造られるお酒の名前です。また、日本酒ファンから支持を集める銘酒の数々でもあります。

秋田の美味しい日本酒の源となるのが、良質な米と清涼な水です。それらを原料に、秋田流「長期低温発酵」により秋田の地酒は造られます。

秋田流長期低温発酵は、秋田の厳しい寒さを活用した醸造法です。雪が降り積もる寒さのなか、低温でゆっくりと醪(もろみ)を発酵させることにより、味わいふくよかでキレのある秋田の地酒が生まれます。

2.秋田で作られる酒造好適米

「米の秋田は酒の国」といわれるほど、秋田県は稲作に適した地域です。酒造りには、炊いて食べる「あきたこまち」のような飯米が使用されることもあります。

また、秋田では酒造りに適した酒造好適米(酒米)が開発されています。代表的な秋田オリジナル酒米が「秋田酒こまち」です。

大粒の「秋田酒こまち」は、より小さく削った米を用いる吟醸酒造りに適しています。日本酒は香り高く、雑味の少ない上品な味わいに仕上がることが特徴です。

酒造好適米

3.秋田で日本酒を醸す酒蔵

秋田県には、日本酒ファン注目のお酒を醸す酒蔵が勢揃いしています。秋田の酒蔵を覚えれば、酒販店や飲食店などでの日本酒選びがより楽しくなりますよ。

3-1.新政(あらまさ)酒造

NEXT5のメンバーでもある新政酒造は、日本酒界の革命児と呼ばれる存在です。

秋田県で栽培された酒米を使用し、酒母づくりに採用するのは伝統製法の「生酛(きもと)」のみ。余計な添加物は排除し、1930年(昭和5年)に蔵で発見された「きょうかい6号」酵母だけを用いて酒造りは行われます。

低温保管が基本となるため、販売は四合瓶(720ml)がメイン。「米の磨き度合いが酒の価値を決めるわけではない」というポリシーから、全てのお酒を「純米酒」と表記するというこだわりぶりです。

3-2.齋彌(さいや)酒造店

「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」を造る齋彌酒造は、薬剤による殺菌を行わない酒蔵として日本で初めてオーガニック認定を受けた蔵です。

工程差が約6mある傾斜地に建てられた酒蔵は「のぼり蔵」と呼ばれ、坂の上の精米所に運ばれた酒米が、工程を経るごとに下へと移動していきます。

のぼり蔵で仕込みを手がける職人のひとりが高橋 藤一杜氏。手間と技術が必要な「山配もと」を復活させた人物です。「雪の茅舎 山廃純米吟醸」は華やかな香りときめ細やかな味わいを持ち、日本酒通をうならせる1本として知られています。

3-3.両関(りょうぜき)酒造

両関酒造は、入手困難ともいわれる「花邑(はなむら)」を醸す酒蔵です。蔵は、東北の灘とも呼ばれるほど酒造りが盛んな秋田県湯沢市に位置します。

「花邑」の酒造りを指導・監修したのは、幻の酒として知られる山形の地酒「十四代」を造る高木 顕統氏です。

醸造方法や品質管理だけでなく、名前やラベルデザインまで高木氏が監修した花邑は、十四代の遺伝子を持つお酒として日本酒ファンから注目を集めています。

3-4.山本酒造店

明治34年に創業した山本酒造店は、当初は「白瀑(しらたき)」という名の日本酒を造る酒蔵でした。

アメリカの大学で機械工学を学び、東京の音楽プロダクションに勤務していた山本氏が6代目に就任したのは、日本酒業界が低迷期だった時代。より良い酒を追い求めた山本氏は、従来からある杜氏制を廃止し、自らが製造責任者兼杜氏に就任します。

「酒造りは米作りから」と、蔵の仕込み水が流れる田園で酒米を栽培し、仕込むのは純米酒のみ。代表銘柄「山本」は、山本氏の人柄が現れるネーミングと確かな味わいが評判を呼び、今では秋田を代表する地酒のひとつとなっています。

3-5.福禄寿(ふくろくじゅ)酒造

「一白水成(いっぱくすいせい)」を醸す福禄寿酒造は、創業から300年あまりにのぼる歴史を持つ老舗蔵です。現存する大正時代の酒蔵は、全国登録有形文化財に指定されています。

仕込み水には、カルシウムやマグネシウムを多く含む中硬水の湧水が用いられています。華やかな香りと酸味、キレのバランスが良い「一白水成」は、日本酒を飲み慣れない方にもおすすめです。

3-6.日の丸醸造

日の丸醸造は、1689年(元禄2年)創業の老舗蔵です。大正時代には、年間醸造量5000石と東北を代表する酒蔵として栄えました。現在は全国でも珍しい酒米の栽培に取り組むなど、蔵の伝統を受け継ぎながらさらなる挑戦を続けています。

代表酒「まんさくの花」の名前は、1981年(昭和56年)放送の横手市を舞台にした朝の連続ドラマに由来するものです。当時は珍しかった、ひらがなの墨文字を使ったラベルには「きれいで優しい酒質の日本酒を造りたい」という蔵の想いが現れています。

3-7.秋田醸造

「ゆきの美人」を造る秋田醸造は、1919年(大正8年)創業の歴史ある酒蔵です。長年にわたり大手への桶売りのお酒を製造していましたが、2001年(平成13年)から自社商品の開発に着手。マンションの一画を改装した蔵で「ゆきの美人」の醸造が始まりました。

秋田醸造の強みは、低温管理を徹底した設備で1年中酒造りができることです。酒造りは冬場におこなわれるのが一般的ですが、秋田醸造は年間通して搾りたてのお酒を提供しています。

3-8.飛良泉(ひらいずみ)本舗

飛良泉本舗は、東北でもっとも古い歴史をもつ酒蔵です。蔵へと続く土間の入り口には、かつて看板として使用されていたという、金箔で「飛良泉」と書かれたアオウミガメの甲羅が飾られています。

飛良泉本舗の酒造りは、自然の微生物の働きをいかした「山廃仕込み」が基本です。昔ながらの手法でじっくりと熟成させた日本酒は、複雑かつ繊細な酸味と旨味を堪能できます。

3-9.刈穂(かりほ)酒造

「刈穂」を造る刈穂酒造が建つのは、秋田県有数の穀倉地帯です。夏から秋は酒米の栽培に適した気候、冬場は雪が多く酒造りに適した気候と、年間通して美味しい日本酒が生まれる条件が揃っています。

蔵伝統の山配仕込みで仕込んだお酒は、酒槽(さかぶね・しゅそう)と呼ばれる大きな容器で搾られます。醪(もろみ)を入れた酒袋を槽に並べ、上から圧力をかけゆっくりとお酒を搾る手法です。

刈穂酒造ではすべての搾りに酒槽を使用し、蔵に6台ある酒槽は「刈穂 六舟」の名前の由来にもなっています。

3-10.栗林酒造店

清水の郷とも呼ばれる美郷町の栗林酒造店は、地元の米と良質な水を原料に酒造りを続けています。仕込みに用いるのは、地下25mから汲み上げる地下水。原料米の約8割は、秋田独自の酒米「美郷錦」です。

目指すのは、ごはんのおかずとも相性の良い食中酒。蔵では代表銘柄「春霞(はるかすみ)」、「栗林(りつりん)」など、料理の味わいを引き立てる日本酒が醸されています。

3.秋田の日本酒おすすめ人気ランキングTOP15

個性豊かでハイレベルな銘柄が揃う秋田の日本酒。今回は、そのなかでも日本酒ファン注目の15銘柄をご紹介します。ぜひ自分のお気に入りを見つけてみてください。

1位.新政(あらまさ)

「Colors」、「No.6」、「PRIVATE LAB」。それぞれのシリーズで異彩の世界観を放つ「新政」。アルコール感が強く飲みづらい、という日本酒のイメージを跳ね返す繊細な味わいは、多くの日本酒ファンを魅了しています。

「Colors」は、秋田の酒米の個性を堪能できるシリーズ。「No.6」は、加熱殺菌処理をしていない生タイプのお酒です。

「PRIVATE LAB」には、酸味のきいた日本酒や低アルコール酒などが並びます。日本酒の幅の広さ、楽しさを体感できる日本酒ビギナーにぜひおすすめしたい秋田の地酒です。

新政 No.6 S-type
新政 No.6 S-type

(出典元:新政

2位.雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)

蔵内に湧き出る良質の水と、こだわりの酒米で醸される「雪の茅舎」。酵母は自家培養酵母を用い、穏やかで心地よい香りを生み出しています。

なにより欠かせないのが、高橋 藤一杜氏をはじめとする職人の技です。杜氏が復活させた「山廃もと」で醸される「純米大吟醸」は、繊細な酸味と豊かな風味を堪能できます。

黄色いラベルの「山廃本醸造」は燗酒でも美味しく、山廃ならではの複雑な香りと奥深い味わいが魅力です。

雪の茅舎 純米吟醸
雪の茅舎 純米吟醸

(出典元:雪の茅舎

3位.花邑(はなむら)

幻の酒「十四代」の遺伝子をもつといわれる「花邑」が目指すのは、「一盃で記憶に残る味わい」です。果実を思わせる香りは実にエレガント。後口には透明感のあるやさしい甘味が広がります。

原料米には山田錦をはじめ、雄町や秋田酒こまちなどが用いられています。入手困難な銘柄ではあるものの、それぞれの味わいを試さずにいられない日本酒です。

花邑(はなむら)
花邑(はなむら)

(出典元:両関酒造株式会社

4位.山本

「ウキウキ」や「ドキドキ」など、思わず笑顔になってしまうネーミングが楽しいお酒「山本」。仕込み蔵にはスタッフお気に入りの音楽が流れるなど、「山本」がもつ楽しいムードは酒造りの段階からスタートしています。

多くの日本酒ファンが魅了されるその味わいは、もちろん本格的。なかでも「ど辛」は、辛いだけではない甘さと旨味を兼ね備えた1本です。用いる酵母は「セクスィー山本酵母」と、ここにも遊び心が満載。人と人とを笑顔でつないでくれるハートフルな日本酒です。

山本 Pure Black ピュアブラック
山本 Pure Black ピュアブラック

(出典元:株式会社山本酒造店

5位.一白水成(いっぱくすいせい)

「一白水成」は、福禄寿酒造が2006年(平成18年)から新たにスタートさせたブランドです。その名には「白い米と水から成る、一番旨い酒を」という想いが込められています。

今では秋田の地酒の定番となった「一白水成」は、華やかな香りが特徴的。通称“いっぱくピンクラベル”の「純米吟醸 美郷錦」は、秋田の酒米・美郷錦のふくよかな味わいを堪能できます。ベーシックな「純米吟醸」は、適度な酸味と旨味があり食中酒にもおすすめです。

一白水成 純米吟醸 無濾過原酒 一回火入れ
一白水成 純米吟醸 無濾過原酒 一回火入れ

(出典元:福禄寿酒造株式会社

6位.まんさくの花

「まんさくの花」は、秋田県の中でも有数の豪雪地帯である横手市で造られるお酒です。雑菌さえも繁殖しない過酷な寒さと、井戸からくみ上げた地下水が「まんさくの花」の豊かな味わいを生み出します。

大きな特徴は、多種多様な米と酵母で醸されていること。それぞれの個性が光るお酒には、蔵人考案のラベルが貼られています。

ポップなイラストがかわいい「亀ラベルシリーズ」にスタイリッシュな「MK-X・Y・Z」と、ラインナップは実に多彩。次はどれを飲んでみよう?とお酒好きの好奇心をくすぐる銘柄です。

純米生原酒 まんさくの花 しぼりたて
純米生原酒 まんさくの花 しぼりたて

(出典元:日の丸醸造株式会社オンラインショップ

7位.ゆきの美人

「ゆきの美人」は、秋田醸造が醸す日本酒です。秋田市太平山麓から汲む水を使い、マンションの一角に建つ蔵で丁寧に仕込まれています。

口当たりはやさしくすっきりとした味わい。香りはおだやかで料理と楽しむ食中酒におすすめです。

また、四季醸造を可能としている秋田醸造では、年間通してフレッシュな「ゆきの美人」を製造できます。秋田酒こまちをはじめ、愛山に山田錦と酒米による味の違いを楽しめることも魅力です。

ゆきの美人 純米酒
ゆきの美人 純米酒

(出典元:本多屋

8位.飛良泉(ひらいずみ)

秋田でもっとも古い蔵のお酒「飛良泉」は、伝統的な山廃仕込みで造られています。山廃仕込みとは、自然の微生物の力を利用し約30日間ほどかけて酒母を育てる手法です。

手間ひまかけじっくり仕込まれる「飛良泉」は、ふくよかな味わいと酸味が特徴的。燗酒にしても腰がおれず、じんわりと体に染み入るようなおいしさを堪能できます。

和食はもちろん、味の濃い中華料理や肉料理、チーズを使った料理とも好相性。日本酒愛好家のファンも多い秋田の地酒です。

山廃純米酒(特別純米酒)
山廃純米酒(特別純米酒)

(出典元:飛良泉本舗

9位.刈穂(かりほ)

「刈穂」を醸す刈穂酒造は、創業から170年以上の歴史をもつ老舗蔵です。仕込みには、蔵敷地内の3本の井戸から汲み上げた地下水が用いられます。

なにより大きな特徴が、槽(ふね)と呼ばれる昔ながらの大きな圧搾機でお酒を搾ること。無理な圧力をかけず、ゆっくりと丁寧に絞られる「刈穂」は、味わいふくよかできめ細やかな酒質に仕上がります。

おすすめは、蔵周辺の水辺にすむ「カワセミ」がラベルに描かれたカワセミシリーズ。清らかな水の流れを思わせるような、クリアでフレッシュな味わいを堪能できます。

刈穂 純米吟醸 kawasemi label
刈穂 純米吟醸 kawasemi label

(出典元:秋田清酒株式会社

10位.春霞(はるがすみ)

水の町とも呼ばれる秋田県美郷町で造られる「春霞」には、仕込み水に地下25mから汲み上げた軟水が使用されています。

原料米の多くは、栽培が難しいと言われる秋田県オリジナルの酒米「美郷錦」。仕込み水との相性が良く「春霞」のやわらかな口当たりを生み出しています。

通年商品は、ベーシックラインの「赤」「緑」と、プレミアムラインの「黒」「白」の4種類です。なかでも酒米・美郷錦を35%まで磨き、酒袋からこぼれる雫を集めた「黒」は飲み飽きない美味しさにあふれています。

春霞 黒プレミアム 純米大吟醸 袋吊り
春霞 黒プレミアム 純米大吟醸 袋吊り

(出典元:栗林酒造店

11位.天の戸(あまのと)

「天の戸」は、1917年(大正6年)創業の浅舞酒造が造る日本酒です。仕込み水に使われるのは、酒米の育つ田んぼにも流れる皆瀬・成瀬川の伏流水。蔵から半径5km内で育つ米のみを原料に、お酒はすべて酒槽で搾られます。

数あるラインナップのなかでも注目したいのが「純米吟醸 ランド・オブ・ウォーター」です。水のようになめらかな口当たりと心地よい香りを楽しめます。

また「シルキー 絹にごり〈生〉」は甘酸っぱく発泡感があり、パーティーなどの華やかなシーンにおすすめです。

天の戸 純米吟醸 ランド・オブ・ウォーター
天の戸 純米吟醸 ランド・オブ・ウォーター

(出典元:浅舞酒造株式会社

12位.高清水(たかしみず)

県内産の良質な米を原料に、伝統の寒造りの技で醸される「高清水」。蔵のそばには雄物川、旭川、太平川、3つの川が集まり、軟水の仕込み水がお酒のやわらかな口当たりを生み出しています。

地元で古くから親しまれている普通酒をはじめ、熟成酒に吟醸酒などラインナップも豊富です。蔵はとことん酒質にこだわり、リーズナブルなラインの本醸造酒にも麹をふんだんに使用しています。

近年は、ダイヤモンドロールを使った最新鋭の精米機を導入。秋田酒こまちを35%まで磨いた純米大吟醸は、きらきらとした透明感のある味わいが魅力です。

高清水 大吟醸
高清水 大吟醸

(出典元:高清水

13位.北秋田(きたあきた)

「北秋田」を醸すのは大館市に蔵を構える北鹿(ほくしか)です。地域に根差す「北秋田」は、秋田県内の多くの飲食店で提供されています。

酒造りのこだわりは、伝統製法に改良を加えた「秋田流生酛仕込み」。特別純米は、米の旨味がいきた芳醇な味わいが魅力です。「純米酒 生酛パック」は、2L容量1000円台とリーズナブルな価格でこだわりの味わいを満喫できます。

大吟醸 北秋田
大吟醸 北秋田

(出典元:北鹿

14位.阿櫻(あざくら)

「阿櫻」は、冬のかまくらや横手やきそばで有名な横手市の地酒です。蔵は寒冷な気候をいかし、秋田流寒冷仕込みで日本酒を醸しています。

「インターナショナルワインチャレンジ2023」では、「阿櫻 大吟醸」が銀賞を受賞。香り華やかですっきりした味わいは、日本酒ビギナーにもおすすめです。

注目は、ラベルが裏返った「裏阿櫻 ブラックラベル」。秋田の酒米・美郷錦を38%まで磨いたリッチな味わいをリーズナブルな価格で楽しめます。

裏阿櫻 ブラックラベル 純米大吟醸原酒 美郷錦 裏ラベル
裏阿櫻 ブラックラベル 純米大吟醸原酒 美郷錦 裏ラベル

(出典元:くるみや

15位.鳥海山(ちょうかいさん)

醸造元は、雄大な鳥海山の自然に抱かれる町、由利本荘市にある天寿酒造。蔵は最高品質の酒を目指し、地元農家と手を取りながら米作りも手掛けています。

日本酒「鳥海山」は、そんな蔵のこだわりがあふれる銘柄。なかでも「清澄辛口 鳥海山 本醸造」は、ふくよかな旨味とキレを兼ね備えたお酒です。好みの温度に温めればキレの良さがより引き立ち、米の旨味がじんわりと体に染み入ります。

清澄辛口 鳥海山 本醸造
清澄辛口 鳥海山 本醸造

(出典元:天寿酒造

まとめ

秋田県は日本有数の米どころであり、酒どころでもある地域です。豊かな自然と伝統の製法により、人気の日本酒銘柄が数多く誕生しています。

日本酒は飲み慣れないという方でも、確かな味に出会えるのが秋田の地酒の魅力。今回ご紹介した銘柄を参考に、ぜひ美酒王国・秋田の日本酒を堪能してみてくださいね。