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日本酒でストレス解消!ストレス解消に効果的な日本酒の楽しみ方を解説

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日本酒でストレス解消!ストレス解消に効果的な日本酒の楽しみ方を解説

執筆者情報

shiho
お酒とねこでできているライター。日本酒、ウイスキー、ワイン…すべてのお酒をこよなく愛す。酒好きが高じて利酒師免許を取得。 blog「わたしの酒棚」 https://sakadana.net/

日本酒はストレス解消におすすめのお酒です。やけ酒のように飲みすぎなければ、さまざまなリラックス効果が期待できます。

今回は、ストレス解消につながる日本酒の効果やおすすめの飲み方を紹介します。美味しい日本酒でほっとひと息つきたいというときは、ぜひチェックしてみてください。

1.ストレス解消には休息と気分転換が大切

ストレス解消には、休息と気分転換が大切です。過度なストレスを抱えると、体調を崩したり免疫力が低下したりといった体への悪影響が考えられます。

スポーツやショッピング、旅行などストレス解消法は人によってさまざまです。ゆっくり寝たり、美味しいものを食べたりといった休息が必要なケースもあるでしょう。

ストレスの原因から離れ、上手に気分転換することがストレス解消へとつながります。ストレスをため込まないよう、意識的にリラックスできる時間を作ることが大切です。

ストレス解消

2.日本酒でストレス解消!うれしい3つの効果

日本酒には、ストレスを抑制する成分や、血流を改善し体のコリをほぐす作用のある成分が含まれています。香りにはリラックス効果があるなど、上手に取り入れることでストレス解消効果が期待できます。

2-1.セロトニンによるストレス抑制効果

日本酒をはじめとするアルコールには、セロトニンの分泌を促進させる作用があるといわれています。セロトニンは、ストレスに関係する脳内物質のひとつです。セロトニンが不足すると、イライラしたり不安になったりなどストレスを感じやすくなります。

日本酒を飲むとセロトニンの分泌が促進され、ストレス抑制効果が期待できます。飲みすぎると悪酔いにつながるため、あくまでも適量を守ることが大切です。

2-2.アデノシンによる血流改善効果

日本酒は、他のお酒に比べアデノシンが多く含まれるお酒です。アデノシンには、血管を拡張させる作用があります。

ストレスが引き起こすのが、血管収縮による頭痛や腰痛、高血圧といった症状です。アデノシンを含む日本酒を飲むことで、血管が拡張し体が温まったりコリがほぐれたりといった効果が期待できます。

2-3.日本酒の香りによるリラックス効果

吟醸香(ぎんじょうか・ぎんじょうこう)と呼ばれる日本酒の香りには、リラックス効果があるといわれています。吟醸香は、花やフルーツを思わせる華やかな香りです。吟醸香に含まれる「カプロン酸エチル」や「酢酸イソアミル」がリラックス効果をもたらします。

また、ストレス解消には深呼吸が効果的です。自律神経のバランスが整いリラックスできます。

おすすめの方法は、吐くときにお腹をへこませ吸うときにお腹を膨らませる腹式呼吸です。口から吐いて鼻から吸うを繰り返しリラックスしたら、日本酒の甘い香りをゆったり楽しんでみてくださいね。

日本酒 フリー素材

3.ストレス解消以外にも!日本酒の主な効能

日本酒はアミノ酸やビタミン、ミネラルなどによる健康効果が期待できるお酒です。また、コウジ酸やフェルラ酸などを含む日本酒は化粧水などにも用いられています。日本酒の効能については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひこちらの記事もチェックしてみてください。

日本酒の効能が女性向けすぎる★ストレスや肌にも優しい成分を一気にご紹介!

4.ストレス解消に効果的な日本酒の楽しみ方

日本酒のストレス解消効果を高めたいときは、次のように量や飲み方を工夫してみましょう。

  1. 自分に合った適量を守る
  2. 燗酒にしてゆっくり楽しむ
  3. おつまみと一緒に楽しむ
  4. やわらぎ水を合間に飲む

お気に入りの酒器やお酒を用意すれば、日本酒を飲む時間がより楽しいものになります。外食時に日本酒をいただく際も、ぜひ意識してみてくださいね。

4-1.自分に合った適量を守る

日本酒を飲むときは適量を心がけましょう。リラックス効果があるとはいえ、飲みすぎは体調不良につながってしまいます。目安は1日2合ほどといわれますが、適量は人によって異なります。無理をせず、自分に合った量を楽しんでくださいね。

4-2.燗酒にしてゆっくり楽しむ

燗酒にすると、湯気から日本酒の香りがふわりと広がります。少量ずつゆっくり楽しめ、飲みすぎ防止につながることもうれしいポイントです。体のなかからじんわりと温まり心地よい酔いを実感できるでしょう。

燗酒

4-3.おつまみと一緒に楽しむ

日本酒はおつまみと一緒に楽しむのがおすすめです。血中のアルコール濃度の上昇が穏やかになり、胃腸への負担を軽減できます。

仕事で疲れて帰宅した際も、お酒を飲む前に何か口に入れるのが理想的です。豆腐やチーズなど、たんぱく質や脂質を含む食べ物は胃に滞在する時間が長く、アルコールの吸収を緩やかにしてくれます。

おつまみに関してはぜひこちらも参考にしてみてください。

おうちで簡単!唎酒師が作る日本酒に合うおつまみレシピ20選

4-4.和らぎ水(やわらぎみず)を合間に飲む

和らぎ水とは、日本酒の合間に飲む水のことです。和らぎ水を飲むことで、お酒による脱水症状や悪酔いを防ぐことができます。口内をリセットできることもうれしいポイントです。合間に和らぎ水を挟めば、日本酒やおつまみをより美味しく楽しめます。

和らぎ水(チェイサー)

まとめ

日本酒には体や心をリラックスさせる働きがあり、ストレス解消効果が期待できます。効果を高めるためには、飲む量や飲み方に気を付けることが大切です。

日本酒の香りや味をゆったり楽しむ時間は、ストレスを忘れられるリラックスタイムになるはずです。ぜひお気に入りの日本酒やおつまみを用意して、心安らぐひと時を満喫してみてください。