日本酒を使った梅酒の作り方|”安全”に綺麗な梅酒を作るポイント教えます!

5月になるとスーパーなどにたくさんの梅が出てくるので、梅酒を作ってみたい!と思ったことがある人もいるのではないでしょうか。実は、日本酒を使って美味しい梅酒を作る方法があるのですが、一般的なホワイトリカーを使うケースと比べて、日本酒で作る梅酒には気をつけないといけないポイントがあるんです!

今回は誰でも簡単に、安全で美味しく、キレイな梅酒を作る方法をご紹介します。

「※日本酒に限らず20度未満のお酒で果実酒を作るのは、酒税法違反になるのでご注意ください。

1.日本酒で梅酒を作る方法

日本酒で梅酒を作るのはとっても簡単ですが、ちょっとしたコツを覚えておくとより美味しく作れます。早速作り方を見ていきましょう。

1-1. 梅酒を作るのに必要な材料

  • 日本酒 1.8L
  • 青梅 1kg
  • 氷砂糖 500g

先述でもお伝えしましたが、日本酒は必ずアルコール度数が20度以上の日本酒を用意してください。日本酒に限らず20度未満のお酒で果実酒を作るのは、酒税法違反になるので必ず守ってくださいね!

point 1. 梅酒に適した青梅は「大きくて固く傷がない梅」がベスト!

梅酒用の青梅は、だいたい5月中盤から6月頭までスーパーで並べられるようになります。ですが、出回ってすぐの青梅は、収穫時期が早く小さいサイズのものが多いので、大きい梅酒が出回る5月末ごろに仕入れるのがオススメ

また、傷があると梅酒のきれいな透き通った色にならずに全体が濁ってしまうので注意が必要です。梅酒に使う青梅は「大きくて固く傷がない梅」を選ぶのがベストです!

point 2. 瓶は大きめのものを用意しましょう

材料はこれだけ。あとは瓶を用意しましょう。瓶は日本酒の量の倍以上入る大きめの瓶が好ましいです。

梅酒を作るのに丁度よい瓶

(出典元:amazon.co.jp

ここがPOINT!

  • 梅酒を作るのに必要な材料は「日本酒 1.8L/青梅 1kg/氷砂糖 500g」
  • 梅酒に適した青梅は「大きくて固く傷がない梅」

梅酒用の梅

1-2. 日本酒を使った梅酒の作り方

  1. 瓶をアルコールで拭いて汚れを落とし清潔にする
    長期間熟成させる瓶は清潔にしなくてはなりません。大きい瓶は煮沸消毒が難しいため、キッチン用のアルコールスプレーなどで全体を拭いて起きましょう。ガラスの部分だけではなく、フタや持ち手も消毒しておきましょう。
  2. 梅の下処理(アク抜き・ヘタ取り)を行う
    青梅にはアクがあります。そのためよく洗ってから3~4時間水に浸してアク抜きをしましょうその後水気をしっかり拭き取って、竹串やつまようじを使ってヘタを取ります。えぐ味や渋味の原因になるといわれているヘタですが、取りにくいものは取れる範囲で大丈夫。無理に取ろうとすると手で強く持ってしまうので、梅の傷口から雑菌が入る原因に。梅を傷つけないように注意しながら取りましょう。
    梅のヘタを竹串で取る
  3. 瓶と下処理した梅の水気をしっかり取る!
    ※理想はペーパータオルで拭き取ったあとに半日乾燥
    意外と忘れられがちですが、瓶と青梅の水気は念入りに拭き取ったり乾燥させるようにしてください!特に日本酒で漬ける場合はアルコール度数が低くなるので、夏場の気温があがったタイミングでカビが発生してしまう原因なることもあります。
  4. 瓶に下処理した梅と、氷砂糖を交互に入れ、最後に日本酒を注ぐ
    梅の準備が終わったら、砂糖と梅を3~4回にわけて交互に瓶へ入れていきます。このときも梅を傷つけないようにそっと入れていきましょう。砂糖と梅がすべて入ったら、上から日本酒を注ぎます。これで準備は完了です。
    梅酒用の瓶に、氷砂糖と梅を敷き詰める
  5. 密閉して冷暗所で1ヶ月待てば完成!
    1週間に1度ほどガス抜きをしてください(瓶に空気抜きの安全弁がついていれば不要)。
    日本酒を使って梅酒を作る場合は、アルコール度数がホワイトリカーなどより低くなるので、酵母が活動してガスを発生させる可能性が高まります。定期的にガス抜きをしないと最悪の場合破裂してしまう可能性がありますのでご注意ください。
    1カ月から先は、少しずつ熟成されて味わいも変わるので、変化をお楽しみください。

ここがPOINT!

  • 日本酒を使った梅酒の作り方
    • 1. 瓶をアルコールで拭いて汚れを落とし清潔にする
    • 2. 梅の下処理(アク抜き・ヘタ取り)を行う
    • 3. 瓶と下処理した梅の水気をしっかり取る!
    • 4. 瓶に下処理した梅と、氷砂糖を交互に入れ、最後に日本酒を注ぐ
    • 5. 密閉して冷暗所で1ヶ月待てば完成!
    • 注意点もあるので、記事中の作り方を見てください!

2.日本酒で作る梅酒はメリットだらけ!

梅酒は甲類焼酎であるホワイトリカーやブランデーなどで作るというイメージが強いですが、実は日本酒で作っても美味しいのです。日本酒で作るとどのような味や変化があるのでしょうか。

日本酒で梅酒を漬けている画像

2-1. アルコール度数が低く、飲みやすい梅酒ができあがる

日本酒などの果実酒を家で作るときはアルコール度数が20度以上でなくてはいけません。そのためホワイトリカーは35度程度、ブランデーは40~50度となっています。

しかし日本酒は一般的なものは20度以下で日本酒を作ることができないため、梅酒用として販売されていることが多く、20~21度で作られているものがほとんどなので、ロックでも飲みやすい仕上がりなのです。

2-2. 通常の蒸留酒で作る梅酒よりも、完成が早い!

梅酒は通常3カ月程度かかりますが、なんと日本酒で作ると1カ月程度でOK。日本酒は梅の成分と調和するのが早いため、エキスが出るのが早いのだそう。早く飲みたいというせっかちさんの願いも叶えてくれます。

ここがPOINT!

  • 梅酒は日本酒で作ると「アルコール度数が低く飲みやすい」「完成が早い」というメリットがある!

3.梅酒の保存方法や消費期限は?

出来上がった日本酒は冷暗所に保存しましょう。約1カ月後には飲めるようになります。暑さが心配という場合は、冷蔵庫で保管してもOKです。冷蔵庫は温度が低めのため熟成が少し緩やかになります。半月に1回程度、瓶をゆっくりと動かすと糖分が均一になります。

梅の実は長期保存したいのであれば、3カ月~半年ほどで取り出すのがベストです。半年~1年つけておく人もいますが、実が崩れて種から渋味が出てしまう可能性もあるので注意しましょう。

自家製の梅酒の消費期限も気になるところ。手作りだからもたないのでは…なんて思う人もいるかもしれませんが、アルコール度数が高いので実は長持ちします。中には30年以上たった梅酒を飲んでも問題なかったという人もいるくらいです。ただし保存方法に気をつけないと瓶にカビがはえるなどさまざまなトラブルもあるため、梅酒の味が変だな…と感じたら飲むのをやめましょう。基本的には1年以内に飲み切る量を作り、次の年に新しい梅酒を作るのがオススメです

ここがPOINT!

  • 作った梅酒の保存
    • 冷暗所で保存すれば、基本的に1年は安定して飲める
    • 梅の実は3カ月~半年ほどで取り出すとより長持ち

梅酒に日本酒を漬けた写真

4.梅酒づくりに適した日本酒の紹介

普段よく目にする日本酒はどれもアルコール度数が20度より低いです。そのため梅酒を作るときは、梅酒・果実酒専用の20度以上の日本酒を選びましょう。お手頃価格で気軽に作るなら小西酒造の「3ヶ月でおいしく完成 梅酒のための日本酒」がおすすめ味にもこだわるなら梅津酒造の「果実の酒用清酒 梅ちゃん」。エキスが濃く、そのまま飲んでも、料理に使っても美味しい日本酒です。普段も飲める果実酒専用の日本酒ではないものがいいという人は原酒で探すと20度以上のものが見つかる可能性が高いです。明利酒類の「葵伝説しぼりたて原酒」はカクテルベースにもおすすめの21度の日本酒です。

4.まとめ

日本酒で作る梅酒の味は、普段日本酒を飲まない人でもハマってしまうくらい飲みやすいので果実酒好きはぜひ日本酒で作ってみてください。キウイやイチゴ、グレープフルーツなどで作っても美味しいですよ。おうち時間を充実させるために、果実酒にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

ここがPOINT!

  • 梅酒を作るのに必要な材料は「日本酒 1.8L/青梅 1kg/氷砂糖 500g」
  • 梅酒に適した青梅は「大きくて固く傷がない梅」
  • 日本酒を使った梅酒の作り方
    • 1. 瓶をアルコールで拭いて汚れを落とし清潔にする
    • 2. 梅の下処理(アク抜き・ヘタ取り)を行う
    • 3. 瓶と下処理した梅の水気をしっかり取る!
    • 4. 瓶に下処理した梅と、氷砂糖を交互に入れ、最後に日本酒を注ぐ
    • 5. 密閉して冷暗所で1ヶ月待てば完成!
    • 注意点もあるので、記事中の作り方を見てください!
  • 梅酒は日本酒で作ると「アルコール度数が低く飲みやすい」「完成が早い」というメリットがある!
  • 作った梅酒の保存
    • 冷暗所で保存すれば、基本的に1年は安定して飲める
    • 梅の実は3カ月~半年ほどで取り出すとより長持ち