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「久保田 翠寿」「久保田 雪峰」をアウトドアで楽しもう!つまみ、おちょこもご紹介

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「久保田 翠寿」「久保田 雪峰」をアウトドアで楽しもう!つまみ、おちょこもご紹介

執筆者情報

shiho
お酒とねこでできているライター。日本酒、ウイスキー、ワイン…すべてのお酒をこよなく愛す。酒好きが高じて利酒師免許を取得。 blog「わたしの酒棚」 https://sakadana.net/

自然を満喫するアウトドアシーズンが到来!今年の夏は、おいしい日本酒をおともにアウトドアを楽しんでみませんか?

今回ご紹介するのは、スノーピークと朝日酒造のコラボレーションで生まれた日本酒「久保田 雪峰」。また、春から夏にかけて販売される「久保田 翠寿」です。炭火で楽しむおつまみや専用おちょこ、夜の燗酒など、実際にアウトドアで久保田を楽しんだ様子をたっぷりとお伝えします!

1.自然のなかで楽しむ「久保田」の夏酒

日本酒久保田

「久保田(くぼた)」は、酒どころ新潟県を代表する地酒です。醸造元は、1830年(天保元年)創業の朝日酒造。キレのあるすっきりとした味わいの久保田は、昭和の淡麗辛口ブーム、地酒ブームを牽引してきました。

日本酒の一時代を築いた久保田は、2020年にリニューアル。今回ご紹介する「久保田 翠寿」、「久保田 雪峰」も、豊富なラインナップのなかで個性が光る銘柄です。

1-1.「久保田 翠寿」新緑を思わせるフレッシュな味わい

日本酒久保田翠寿

「久保田 翠寿」は、生酒(なまざけ)と呼ばれる加熱殺菌処理をしていないお酒です。期間限定商品として4~9月に販売されています。

加熱することなく低温貯蔵されていた翠寿は、フレッシュで軽やかな味わいが魅力。自然のなかでグラスに注げば、風に乗って華やかな香りが広がります。

「久保田 翠寿」公式オンラインショップ

1-2.「久保田 雪峰」スノーピークとコラボレーション

日本酒久保田雪峰

「久保田 雪峰」は“アウトドアで日本酒を楽しむ”をコンセプトにしたお酒です。7月と9月にはこちらの黒い雪峰。4月には白いボトルの雪峰が販売されています。どちらもアウトドアブランド・スノーピークと朝日酒造のコラボレーションで誕生しました。

山廃(やまはい)と呼ばれる昔ながらの製法で造られた黒い雪峰は、ワイルドかつ繊細な味わいが魅力です。旨味と酸味がほどよく調和し、野性味とともに奥深さが感じられます。

久保田の文字が光る漆黒のボトルは、焚火のシーンをイメージしてデザインされたもの。辺りが暗くなると、炎にあわせて久保田の文字が紅くゆらめきます。機能性、デザイン性に優れたスノーピークのチタン製おちょことセットで楽しむのもおすすめです。

「久保田 雪峰」公式オンラインショップ

「お猪口 Titanium」スノーピーク公式オンラインショップ

2.炭火を囲んで「久保田」で乾杯!

アウトドアBBQ

今回のアウトドアの会場は山陰、鳥取県です。つまみには、地元の浜でとれたサザエのつぼ焼きにノドグロの干物、近くの畑で育ったトウモロコシを用意しました。茶色くこんがりと焼けているのは、あご(トビウオ)のすり身で作られた練り物です。

同じ日本海に面する鳥取と新潟。それぞれの食材とお酒のペアリングは相性ばつぐん!早速、アウトドアならではの翠寿と雪峰の楽しみ方をご紹介します。

2-1.翠寿ロックは焼きトウモロコシをつまみに

日本酒久保田翠寿

キリリと冷やしておいしい生酒の翠寿。アウトドアでは、ロックスタイルで楽しむのがおすすめです。みずみずしい香りはそのままに、よりスムーズな飲み口を楽しめます。

おともはこんがりと焼けたトウモロコシ。脂がじゅわじゅわ浮かぶノドグロもご一緒に。炭の熱さを感じつつ、クイッといただく日本酒ロックは夏ならではのおいしさです。スイスイと飲み進める合間には、水分補給も忘れずに!

2-2.雪峰はアウトドアで楽しむ燗酒に

日本酒久保田雪峰

野性的な味わいの雪峰は、サザエのつぼ焼きと相性ばつぐん。なかでも、サザエのワタと日本酒のマリアージュはたまりません。あごの旨味たっぷり、香ばしく焼きあがった練り物とあわせるのもおすすめです。

注目したいのは、雪峰は鍋にボトルごと入れて温められること!1本500mlと、あえて小さめに設計された雪峰だからこそできる楽しみ方です。

もともと雪峰のような山廃は、燗酒にして味わうことの多いお酒。冷やから始め、あとはボトルごと鍋のお湯につけておけば、暗くなる頃にはゆったりと燗酒を楽しめます。キャップまで温まるので、軍手も用意しておくのがおすすめです。

燻製

雪峰を燗で楽しむ頃には、あらかじめ準備しておいた燻製がいい色合いに。折り畳み式のスモーカーなら持ち運びもらくちんです。

日本酒久保田雪峰

桜のウッドで燻されたチーズをかじりつつ、温かい雪峰をひと口。複雑でありながら、なんとも心地よい味と香りのバランスにため息がこぼれます。

聞こえ始めた夜の虫の音や、頭上の星空もまたごちそう。風を感じながら味わう久保田に、心地よく酔いしれた夜でした。

まとめ

冷やしたり温めたりと、飲用スタイルが幅広い日本酒は、アウトドアでも魅力を発揮してくれます。暑い夏にはロックスタイル、炭火を囲んで味わうときは燗酒がおすすめです。

久保田の翠寿、雪峰はそんなアウトドアシーンに寄り添ってくれるお酒。屋外で味わう日本酒のおいしさ、楽しさを教えてくれます。今年の夏はおいしい日本酒を片手に、ゆるりと自然に身をゆだねてみてはいかがでしょうか。