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日本酒ウォッチ

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日本酒とコーヒーは相性抜群!日本酒コーヒーの楽しみ方やカクテルレシピを紹介

日本酒はそのまま飲むだけでなく、カクテルベースとしても楽しめるお酒です。コーヒーとあわせればコーヒーカクテルができあがります。 日本酒×コーヒーカクテルは、アイスやホットで楽しめるのが大きな魅力です。今回はそれぞれの基本のレシピをご紹介します。分量や楽しいアレンジなど、ぜひ参考にしてください。 1.日本酒×コーヒーカクテルにおすすめの日本酒のタイプ 日本酒には、香りが華やかなものや味の芳醇なものなど、さまざまなタイプがあります。 日本酒×コーヒーカクテルにおすすめなのは、香りが華やかなタイプです。コーヒーと日本酒の香りのハーモニーを楽しめます。 香りが華やかな日本酒を選ぶ際の目印になるのが、ラベルに書かれた「吟醸酒」や「純米吟醸酒」などの文字。“吟醸造り”と呼ばれる製法で造られたこれらのお酒は、フルーツのように爽やかな香りが立つタイプが多い傾向にあります。 しっかりとしたコクが感じられるコーヒーには、「純米酒」をあわせるのもおすすめです。米と米麹のみで造られた純米酒は、香り控えめで芳醇な味わいのコーヒーにマッチします。 日本酒もコーヒーも、美味しさに正解のない“嗜好品”の代表格。ぜひ好みのコーヒーや日本酒を用意して、その組み合わせを楽しんでみてください。 2.日本酒×コーヒーカクテルの作り方 ここからは日本酒×コーヒーカクテルの基本的な作り方をご紹介します。日本酒もコーヒーも、アイスにホットと幅広い温度帯で楽しめるのが大きな魅力です。カクテルも2パターンのレシピを用意しました。 夏の暑い日はひんやりとしたアイスコーヒーで。ホットコーヒーに日本酒をたらせば、心がほっとやすらぐ温かな1杯ができあがります。 基本の分量を参考に、自分好みの味わいを見つけてみてください。 2-1.アイスコーヒー×日本酒 【材料】 ・アイスコーヒー(無糖):グラス1杯(約200ml) ・シロップ:大さじ1〜お好みで(無糖でもOK) ・日本酒:大さじ1〜お好みで ・氷:適量 【作り方】 1.グラスいっぱいに氷を入れる 氷は余分なにおいの付いていない市販の氷がおすすめです。グラスいっぱいに用意してください。 2.グラスにコーヒーを注ぐ グラスにコーヒーを注ぎ、くるくると混ぜながらコーヒーを冷やします。氷が減ったら1~2個足してください。シロップを入れるならこのタイミングで。初めは無糖で作り、味を確かめながら甘みを足すのもおすすめです。 3.日本酒を注ぎ軽く混ぜる 日本酒を注ぎ軽くひと混ぜしたら、暑い夏にもぴったりの日本酒×コーヒーカクテルのできあがりです。コーヒーは市販のボトルコーヒーでOK。じゅうぶん美味しい1杯ができあがります。ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。 2-2.ホットコーヒー×日本酒 【材料】 ・コーヒー:カップ1杯分(約120ml) ・砂糖:大さじ1〜お好みで(無糖でもOK) ・日本酒:大さじ1〜お好みで 【作り方】 1.コーヒーを淹れる お湯で温めておいたカップにコーヒーを淹れます。ドリップコーヒー、インスタントコーヒーどちらでも大丈夫です。甘いカクテルがお好みの場合は、このタイミングで砂糖を入れてください。 2.日本酒を入れて混ぜる コーヒーが跳ねないよう、静かに日本酒を注ぎます。くるりと混ぜたら温かなコーヒーカクテルのできあがり。湯気からふんわりとコーヒーと日本酒の香りが立ちのぼります。1日の終わりにゆったりと楽しみたい美味しさです。 3.コーヒー氷を使った楽しいアレンジ こちらは製氷機で作った「コーヒー氷」を使った楽しいアレンジ。とろりとした「にごり酒」を注げば、カフェオレのような見た目の1杯ができあがります。 アルコール度数高めのにごり酒も、カクテルにすることで飲みやすい仕上がりに。次第にコーヒー氷が溶け、飲み進めるほどに違った味わいを楽しめますよ。 まとめ 日本酒は冷酒から熱燗まで幅広い温度帯で味わえるお酒です。同じくアイスやホットでいただくコーヒーとあわせれば、カクテルとしてのアレンジの幅が広がります。 普段飲んでいるコーヒーに少し日本酒を加えるだけでも、違った魅力が感じられるはず。2つの出合いで生まれる新しい味わいを、ぜひ楽しんでみてください。

おうちで簡単!おいしい燗酒の作り方を紹介

日本酒には様々な飲み方・楽しみ方がありますが、冬になると日本酒の燗酒が飲みたい!という人が珍しくありません。お店で飲むのもいいですが、なかには自宅で作りたいこともあるでしょう。 日本酒は、温度で味わいが変化するお酒です。燗酒にすれば、その魅力をより一層堪能できます。 「お家でおいしい燗酒が飲みたい」「でも、なんだかハードルが高そう」と思った方も大丈夫!今回は手軽でおいしい燗酒の作り方をご紹介します。 温度による味の特徴も紹介するので、ぜひ気軽にチャレンジしてみてくださいね。 1.温度で変わる燗酒の特徴 温めた日本酒「燗酒」は、温度で呼び方が変わるのが特徴です。それぞれの呼び名や違いを覚えておくと、飲食店などで燗酒をオーダーするときに役立ちます。自分の好みの温度帯を知る目安にもなりますよ。 温度帯 呼び方 特徴 30℃前後 日向燗(ひなたかん) やわらかな香りと口当たり。お酒本来の味わいを感じやすい温度帯。 35℃前後 人肌燗(ひとはだかん) 人肌を感じさせるほんのりとした温かさ。米のコクや旨味を感じやすい。 40℃前後 ぬる燗 酒器からも温もりが感じられる温度帯。口に含むと温かさと共にお酒の旨味がじんわり広がる。 45℃前後 上燗(じょうかん) 酒器から湯気が出る温度帯。引き締まった香りと味わいを楽しめる。 50℃前後 熱燗(あつ燗) 熱さとともにキリッとシャープな旨味が際立つ。おつまみ片手にちびりちびりと楽しみたい温度帯。 55~60℃ 飛びきり燗 日本酒の違った個性が引き出される温度帯。飛び切り燗から温度が下がるにつれて、徐々に変化する味わいを楽しむのもおすすめ。 2.湯煎でおいしい燗酒の作り方 温度による違いを知ったら早速実践!ここからは、手軽でおいしい燗酒の作り方をご紹介します。 燗酒の「おいしい」に正解はありません。最初は途中で味見をしながら、自分好みの温度帯を見つけてみてくださいね。 1.徳利の8分目ほどまで日本酒を注ぐ 日本酒は温まると容量が若干増えます。徳利ぎりぎりまで入れると溢れてしまうため気を付けてください。慣れないうちは一度軽量カップなどに移し、少しずつ注ぐのがおすすめです。 2.鍋に徳利を入れ水の量を調整する 徳利が肩まで浸かるよう、水の量を調整します。ちょうどいい高さまで水を入れたら、徳利を一度取り出しましょう。 3.鍋の水を沸騰するまで温める しっかりとお湯を沸かしたら、一度火を止めます。 4.鍋に徳利を浸す 取り出しておいた徳利を静かにお湯に沈めます。ぬる燗であれば2分半、熱燗の場合は3分を目安に温めてください。鍋や徳利のサイズ、素材により温まるまでの時間は変化します。 5.鍋から取り出して完成! 熱さに気を付けつつ、鍋から徳利を取り出します。底を触って温かく感じるくらいができあがりの目安です。「熱すぎたかも?」と思っても大丈夫。アツアツの状態から徐々に温度が下がる間の、味や香りの変化を感じてみてください。 温度でがらりと変わる個性こそ燗酒の醍醐味です。温めておいしい日本酒の魅力をぞんぶんに堪能してくださいね。 3.電子レンジで燗酒を作るときのポイント 燗酒をより手軽に楽しみたいときは、電子レンジを使う方法があります。その際は、電子レンジ対応の徳利を使ってください。口をラップで覆い、1合(180ml)約40秒(500w)を目安に温めます。 電子レンジでおいしく作るためのポイントは、途中で一度徳利を取り出し、軽く振ることです。中身の温度が均一になり味ムラを防げます。加熱しすぎるとお酒がこぼれる恐れもあるため、少しずつ加減しながら温めてくださいね。 4.燗酒におすすめの日本酒のタイプ 日本酒には、吟醸酒や純米酒などさまざまなタイプがあります。燗酒におすすめなのは、ラベルに「純米酒」とあるタイプです。米と米麹のみで作られた純米酒は、温めるとより一層、米の旨味とコクが引き立ちます。 名前に「山廃(やまはい)」「生酛(きもと)」などとある日本酒もおすすめです。山廃や生酛は、日本酒の造り方を意味しています。昔ながらの手間ひまかかる製法で造られ、複雑かつ奥深い味わいが特徴です。温めることでさらに魅力が増し、おいしさがじんわりと体に染み渡ります。 5.燗酒の豆知識 燗酒の歴史は古く、縄文時代から飲まれていたといわれています。また、お酒を温める文化は世界的にも珍しいものです。その歴史や魅力を知れば、燗酒がさらに味わい深く感じられます。 5-1.燗酒の始まりは縄文時代の後期から 燗酒は、縄文時代にはすでに存在していたといわれています。平安時代になると、貴族たちの間で親しまれるようになりました。ただ、この時代の燗酒は寒い時期に飲むものだったようです。1年を通し庶民が燗酒を楽しむようになったのは、江戸時代に入ってからとされています。 今でも「燗酒=冬」のイメージが一般的ですが、燗酒好きのなかには「暑い夏こそ燗酒」というファンも少なくありません。現代はアウトドアで燗酒を楽しむというスタイルも広がり、軽く保温性に優れたチタンのおちょこなどが販売されています。 https://sake-5.jp/seppou-and-suiju-outdoors/ 5-2.お酒を温める文化は世界的に珍しい お酒を温めるという文化は、世界的にも珍しいものです。ワインを温める「グリューワイン」もありますが、こちらはスパイスなどを使ったホットカクテルのひとつといえるでしょう。 温かな燗酒は消化吸収が早く、血行を促すともいわれています。もちろん飲みすぎは厳禁ですが、日本の国酒「日本酒」を温めるという文化を大切にしていきたいですね。 まとめ 燗酒は、冷やしても温めてもおいしい日本酒ならではともいえる飲み方です。温度でがらりと変わる味や香りを楽しめます。 沸騰したお湯に浸ける作り方なら、お酒が沸き立つ心配もありません。浸ける時間で温度を調整できます。 「このお酒は燗にしてもいいの?」「○℃にしなくては」と難しく考えなくても大丈夫。好みの酒器を用意して、まずは気軽にチャレンジしてみてください。普段飲んでいたお酒の違った一面に出会え、日本酒がもっと楽しくおいしいものになりますよ。

名入れ日本酒&名入れグラスおすすめ8選!結婚祝いや退職祝いへのプレゼントに

名前やメッセージが入った「名入れ日本酒」は、結婚祝いや退職祝いにおすすめです。グラスがセットになった品を選べば、記念日にぴったりのプレゼントになります。 今回は、おすすめの名入れ日本酒や、名入れグラスとセットになった品をご紹介します。お酒好きな方への贈り物や、感謝の気持ちを伝えるプレゼントにぜひチェックしてみてください。 1.名入れ日本酒の選び方 「名入れ日本酒」とは、ボトルに名前やメッセージが刻印された日本酒のことです。華やかで個性的なデザインのものが多く、特別感を演出できます。 結婚パーティーやお祝いの席には、発泡タイプのスパークリング日本酒がおすすめです。シュワッとした口当たりが心地よく乾杯の一杯に喜ばれます。 大切な記念日には、グラスがセットになった名入れ日本酒を選んでみてください。お酒を飲んだあとも、思い出とともにグラスを愛用できます。 2.おすすめ名入れ日本酒 まずはデザインのバリエーションが豊富な名入れ日本酒をご紹介します。酒どころ新潟県の日本酒や、「祝」という名の酒米を使った婚礼ギフトもありますよ。 ラッピングサービスの種類もさまざまです。ぜひ、お祝いのシーンにあったものを探してみてください。 2-1.名入れ 久保田 千寿(くぼた せんじゅ) 酒どころである新潟県を代表する日本酒「久保田 千寿(くぼた せんじゅ)」の名入れボトルです。彫刻色はゴールド、シルバー、ブロンズの3色から選択できます。 デザインのバリエーションも豊富で、結婚祝いや誕生祝い、還暦祝いなどのメッセージが刻印できます。ボックスのオプションもあり、オリジナリティあふれるギフトを贈りたいときにおすすめです。 「久保田 千寿」は香りが穏やかで、冷やから燗まで幅広い温度帯で楽しめます。食事にもあわせやすく、お酒好きな方に喜ばれる日本酒です。 名入れ 久保田 千寿の購入はこちらから 2-2.婚礼 結婚祝い用 城陽(じょうよう) 結婚祝いにおすすめの贈り物がこちら、京都の地酒「城陽(じょうよう)」の名入れ品です。「寿」の文字と両家の苗字、日付をデザインできます。ラインストーンが付いた華やかな仕上がりです。 注目したいのは、原料となる酒米の名前。京都を代表する「祝(いわい)」が使われています。米の旨味がありつつ後口はスッキリ。上品な味わい、見た目ともに新たな門出にぴったりのギフトです。 婚礼 結婚祝い用 城陽(じょうよう)の購入はこちらから 2-3.純米吟醸 上善如水(じょうぜんみずのごとし) さらりとした飲み口は、まるで清らかな水のよう。新潟県の銘酒「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」は、日本酒ビギナーでも飲みやすいスッキリとした味わいです。 デザインは立体的で豪華な仕上がり。タイトルや名前、日付などは自由にアレンジできます。より華やかなラインストーン仕上げも可能です。鶴亀のほか三日月や蝶を模したデザインもあり、シーンにあわせてお祝いの気持ちを演出できます。 名入れ 純米吟醸 上善如水(じょうぜんみずのごとし)の購入はこちら 2-4.月山(がっさん) 大吟醸 月の雫 「月山(がっさん)」は、自然豊かな島根県の地酒です。醸造元の吉田酒造は、全国新酒鑑評会金賞をはじめ数々の受賞歴を誇ります。 ラインストーンが輝くボトルは高級感のある仕上がり。きらりと光る誕生石も指定できます。誕生祝いに還暦祝い、結婚祝いとテンプレートのデザインも豊富です。 名入れ日本酒は専用の化粧箱に入れられています。熨斗やメッセージカードもあり、美味しいお酒とともに感謝の気持ちが伝えられるギフトです。 名入れ 月山(がっさん) 大吟醸 月の雫の購入はこちら 3.おすすめ名入れスパークリング日本酒 発泡感のあるスパークリング日本酒は、パーティーやお祝いの席におすすめです。名入れボトルを選べば、特別感がさらにアップします。ボトルがうっすらと白いぶん、名入れデザインがより映えることもポイントです。 3-1.名入れ 八海山(はっかいさん) 発泡にごり酒 「八海山(はっかいさん)」は新潟県南魚沼市で造られる日本酒です。発泡にごり酒は、シュワッとした微発泡感とさわやかな酸味を楽しめます。 メインディッシュからデザートまで、幅広いメニューにあわせられることも魅力です。和食だけでなくスパイシーな料理にもマッチします。見た目が華やかでパーティーの乾杯酒にもおすすめです。 にごり酒の白いボトルには、ゴールドの彫刻が良く映えます。デザインのバリエーションも豊富で、祝いの席に華を添えてくれるギフトです。 名入れ 八海山(はっかいさん)...

「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」開催!六本木ヒルズに厳選された日本酒と食が集結

中田 英寿氏がオーガナイザーを務める日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」が昨年に続き、今年も開催されました。 2023年4月18日(木)〜29日(月)の期間、六本木ヒルズアリーナにて「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」が開催されます。 昨年よりも酒蔵数は増え、期間中は日替わりで計120蔵の酒蔵が出店。「新政」、「仙禽」など人気酒蔵のほか、最終日には「十四代」をはじめとする希少なラインナップも並びます。 イベント限定のスペシャルメニューを提供するのは、予約困難とされるさまざまなジャンルの有名レストランです。 今回は、盛況のスタートを迎えた初日の様子とともにイベントの魅力をたっぷりとお届けします! 日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」 「CRAFT SAKE WEEK」は、全国から厳選された酒蔵と有名レストランが集う日本最大級の日本酒イベントです。 400以上の蔵元を訪ね歩いた中田 英寿氏プロデュースのもと、2016年に東京・六本木でスタート。以来、博多や仙台などでも開催され、延べ60万人以上もの来場者を集めてきました。 一時期はコロナ禍によって中止となっていましたが2023年より復活し、2024年の「CRAFT SAKE WEEK 2024 at ROPPONGI HILLS」には、計120蔵の酒蔵とレストラン15店が集結。 中田氏自らが足を運び、信頼関係を構築した酒蔵・店舗のラインナップには、メディアに出ることの少ない酒蔵「十四代」や、イタリア政府公認のイタリアンレストランでもあり、国内外から本物を求める人々が集まる名店として知られる「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」などが並びます。 来場者を出迎えるのは、会場のシンボルにもなっている直径3.2メートルの巨大な杉玉の半球。今回は「SAKA-MORI」をコンセプトとして、SAKE が生まれてくる母なる森をイメージし、自然のままの木や葉が空間を構成します。 「六本木ヒルズという都会的な環境の中で、日本酒が作られる原点ともなる山や自然を感じながら酒盛りを楽しんでいただきたいと思い、「SAKA-MORI」というコンセプトのもと、皮つきのままの杉や檜の丸太を集めまして、会場をデザインしました。また、会場のシンボルとなる巨大な杉玉は夜になるとライトアップもされるので、昼と夜の雰囲気の違いもお楽しみください。」そう語るのは、会場デザインを手がけたTAILAND/隈研吾建築都市設計事務所で活躍する新進気鋭の建築家、クマタイチ氏です。 「CRAFT SAKE WEEK...

羽田空港第3ターミナルに初の角打ち付き日本酒一合缶専門店「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」がオープン!その魅力をお伝えします!

(サムネイル左から秋田県 福禄寿酒造 蔵元 渡邉 康衛氏、新潟県 阿部酒造 蔵元 阿部 裕太氏、camo株式会社 代表取締役 カワナ アキ氏、奈良県 倉本酒造 蔵元 倉本 隆司氏、島根県 吉田酒造 蔵元 吉田 智則氏、山口県 八百新酒造 蔵元 小林 久茂氏) camo株式会社(本社:東京都世田谷区)は日本酒一合缶のオリジナルブランド「PRIME...

【唎酒師が解説】日本酒の水割りはまずい?おいしい日本酒の水割りの作り方を解説

日本酒の水割りは、日本酒を飲み慣れない方におすすめの飲み方です。水を足すことで全体のアルコール度数が下がり、飲みやすい味わいに変化します。 今回は、おいしい日本酒の水割りの作り方をご紹介します。日本酒と水の比率や、水割りに適した日本酒の種類など、ぜひ参考にしてください。 1.おいしい日本酒の水割りを作るためのポイント おいしい日本酒の水割りを作るポイントは、全部で4つ。日本酒や水の種類、温度、割る度合いなどに気を付けてみましょう。 しっかりとした味わいの日本酒を選ぶ 水は軟水がおすすめ 日本酒と水を冷やしておく アルコール度数12度を目安に割る もちろん、ポイントを参考にアレンジするのもおすすめです。まずは基本をおさえ、自分好みの割合を見つけてみてくださいね。 1-1.しっかりとした味わいの日本酒を選ぶ 水割りを作るときは、しっかりした味わいの日本酒を選ぶのがおすすめです。具体的には、ラベルに「原酒」や「純米酒」と書かれた日本酒がよく合います。 原酒とは、製造工程で加水がされていないお酒のこと。一般的な工程では、搾ったお酒に水を加えてアルコール度数や香味の調整がおこなわれます。 加水されていない原酒は、高いアルコール度数としっかりとした味わいが特徴です。水を加えても味の輪郭がぼやけず、水割りならではの個性が楽しめます。 また、米と米こうじのみを原料とする純米酒は、ふくよかな味わいが特徴です。 「日本酒の水割りを試してみたけど、なんだか味がぼんやりしてしまう」と感じるときは、ぜひ日本酒の種類に目を向けてみてください。 1-2.水は軟水がおすすめ 水割りに使う水は、軟水がおすすめです。口当たりがやさしく、水割りがより飲みやすくなります。 水道水をはじめ、市販されているミネラルウォーターの多くは軟水です。とはいえ「水割りに硬水がNG」というわけではありません。 硬水を使った水割りは、キリッとした味わいに仕上がります。まずは飲みやすい軟水の水割りから試し、飲み比べてみるなど違いを楽しんでみてください。 1-3.日本酒と水は冷やしておく 日本酒は、温度により味が変化しやすいお酒です。冷やすと香りが抑えられ、シャープな味わいが引き立ちます。反対に、温めると香りがふくらみ、味わいに深みが生まれるのが特徴です。 日本酒を飲み慣れない方にとっては、温めたときの香りやアルコール感がきつく感じられるかもしれません。 飲みやすい水割りを作るのであれば、日本酒と水はあらかじめ冷やしておきましょう。 目安はそれぞれ5℃~8℃程度と、冷蔵庫で保管したときの温度です。事前に2つを冷やしておくことで、よりスッキリとした飲み口を楽しめます。 1-4.アルコール度数12度を目安に割る 日本酒のアルコール度数は15度~16度が一般的です。対して、ビールのアルコール度数は5度前後。ワインのアルコール度数は12度前後と、日本酒は比較的度数の高いお酒であることがわかります。 「日本酒が飲みづらい」と感じる理由には、アルコール度数の高さもあげられるのではないでしょうか。 水割りにするときは、まずはアルコール度数12度を目安に割ってみましょう。そこから好みにあわせ、水の量を調整してみてください。12度を目安とする日本酒と水の割合は、以下のとおりとなります。 日本酒のアルコール度数 15度 18度 20度 日本酒の量 80ml 約70ml 60ml 水の量 20ml 30ml 40ml 水割りのアルコール度数 12度 12度 12度 2.おいしい日本酒の水割りの作り方 ポイントをおさえたら、水割り作りにチャレンジ!材料は日本酒と水だけと、いたってシンプルです。 アルコール度数が下がり、よりやさしい口当たりが楽しめる水割りは、日本酒ビギナーにもおすすめ。「今日はほんのり酔いたい」というときにも、ぜひ試してみてください。 1.グラス・日本酒・水を冷やしておく 「よりキリッとした味わいを楽しみたい」、「暑い日にスッキリとした水割りを楽しみたい」というときは、グラスも冷やしておくのがおすすめです。 日本酒と水の温度が上がることなく、水割りのおいしさをキープできます。 2.グラスに日本酒を注ぐ 白瀧酒造の「上善如水(じょうぜんみずのごとし)」は、雪解け水のようにやさしく軽やかな味わいが魅力的。新米で仕込まれたこちらは、ほどよい甘味としっかりとした旨味が特徴的な商品です。 グラスに注げば、甘く華やかな香りがふわり。アルコール度数は16度~17度と若干高く、日本酒と水の分量は4:1を目安にしています。 3.水を注ぐ 水は鳥取県・奥大山のミネラルウォーター。硬度約20mg/Lの軟水です。そのまま飲んでもおいしい水を静かに日本酒とあわせていきます。 4.軽く混ぜて完成 マドラーなどで軽く混ぜたら、日本酒の水割りのできあがり!好みに合わせ、水やお酒を足しつつ仕上げてください。 まとめ 日本酒の水割りは、アルコール感を抑えつつ日本酒の香りや味わいを楽しめる飲み方です。日本酒ビギナーはもちろん、普段お酒を飲み慣れている方も飲み疲れすることなく日本酒を味わえます。 おいしく作るポイントをおさえれば、日本酒の世界がさらに広がります。自分好みの味わいを見つけながら、ぜひ自由に日本酒を楽しんでみてください。

日本酒はソーダ割りもおすすめ!おいしいソーダ割りの作り方のポイントやアレンジも紹介

日本酒にはさまざまな飲み方・楽しみ方がありますが、日本酒のソーダ割りも日本酒の楽しみ方の一つ。 日本酒のソーダ割りは口当たりが爽快で飲みやすく、日本酒ビギナーにおすすめの飲み方です。 作り方のポイントは、日本酒の種類とソーダとの割合。ソーダをほかの炭酸飲料に変えれば、カクテル感覚でさまざまなアレンジを楽しめます。 今回は、日本酒のソーダ割りの作り方をご紹介!暑い夏にもぴったりの飲み方を、ぜひチェックしてみてくださいね。 1. おいしい「日本酒のソーダ割り」の作り方! 日本酒のソーダ割りの作り方は、いたってシンプル!お家でも気軽に楽しめます。まずはポイントも含め、おいしい作り方をチェックしていきましょう。 1.日本酒・ソーダ・グラスを冷やしておく まずは日本酒とソーダ、グラスを冷蔵庫でよく冷やしておきます。よりキリッとした爽快なのどごしを楽しむためです。 暑い夏には、グラスだけ冷凍庫に入れておくのもおすすめ。指先から冷たさが伝わる、おいしいソーダ割りが作れます。 2.グラスに日本酒を注ぐ まずは日本酒をグラスに注ぎます。日本酒とソーダの割合は、日本酒が「原酒」の場合は1:1、それ以外の場合は3:2を目安にしてください。 原酒とは、加水されていない日本酒のことです。アルコール度数が高くしっかりとした味わいのため、ソーダと1:1が程よいバランスになります。 市販されている日本酒の多くは、アルコール度数や香味が調整された加水済みの日本酒です。この場合は炭酸に味が負けないよう、日本酒:ソーダ=3:2から試してみてください。 3.ソーダを静かに注ぐ 炭酸が飛ばないよう、ソーダを静かに注いでいきます。刺激がほしいときは強炭酸、日本酒感を残したいときは微炭酸など、好みにあわせたものを選んでくださいね。 4.マドラーで静かにかき混ぜ完成! 炭酸が抜けないよう、マドラーでくるりとひと混ぜ。シュワシュワと泡立つ日本酒のソーダ割りの完成です。味をみながら、好みにあわせて日本酒やソーダの量を加減してください。 2.「日本酒のソーダ割り」作り方のポイント 手軽でかんたんに作れる日本酒のソーダ割り。よりおいしく作るポイントは、日本酒の種類とソーダとの割合です。 特に、日本酒は味の幅が広いお酒。それぞれの特徴を知れば、飲み比べの楽しさが生まれます。 2-1.日本酒は無濾過や原酒タイプがおすすめ ソーダ割りにする日本酒は、「無濾過」や「原酒」タイプがおすすめです。 「無濾過」とは、一般的な製造工程でおこなう「濾過(ろか)」をしていない日本酒のこと。色はうっすら黄色く、香りが特徴的なタイプが多くみられます。 「原酒」は前述したように、加水されていないしっかりとした味わいのお酒です。これらのタイプはソーダとあわせても味の輪郭がぼやけず、日本酒ならではの味わいを楽しめます。 2-2.日本酒とソーダの割合 日本酒とソーダの割合は、仕上がりを左右する大事なポイントです。基本の割合を目安に、自分好みの味わいに調整していきましょう。 原酒の場合は日本酒:ソーダ=1:1 アルコール度数の高い原酒は、日本酒と1:1の割合で割るのがおすすめです。味の濃さが程よく、ソーダのガス感や後味のキレが際立ちます。 原酒以外の日本酒は日本酒:ソーダ=3:2 原酒以外の日本酒は、3:2の割合がおすすめです。1:1だとソーダの刺激が強く、日本酒の個性がぼやけてしまいます。 また、白くにごった「にごり酒」の場合は、1:1が程よい加減になります。あえて荒い目の布で搾られたにごり酒は、白い見た目とトロリとした口当たりが特徴的なお酒です。ソーダで割ることで口当たりが変化し、また違った個性が生まれます。 3.日本酒のソーダ割りの特徴 「ソーダで割ってもいいの?」と戸惑ってしまいそうな日本酒のソーダ割りですが、近年は日本酒を使ったカクテルも多数存在するほど。ソーダで割ることでアルコール度数が下がり、飲みやすくなることもメリットのひとつです。 あわせる料理の幅が広いなど、さまざまな特徴をもつ日本酒のソーダ割り。日本酒ビギナーにもおすすめのポイントをさらにチェックしていきましょう。 3-1.飲み口がすっきり爽快 ソーダ割りの日本酒は、スッキリとした爽快な飲み口が魅力です。レモンやライムなどを添えれば、爽やかさがさらにアップします。 少し苦めのグレープフルーツもおすすめです。開栓から時間が経ち味が変化した日本酒も、ソーダ割りにして柑橘類を搾ればまた違った個性を楽しめます。 3-2.お酒を飲み慣れない人も飲みやすい 日本酒のアルコール度数は、15度前後が一般的です。ビールが5度前後、ワインが12度前後であることを考えると、日本酒のアルコール度数が高めであることがわかります。 お酒を飲み慣れない人にとっては、アルコール度数の高さが日本酒の飲みづらさにつながることもあるのではないでしょうか。 ソーダ割りにすれば全体のアルコール度数が下がり、飲みやすくなります。スッキリとした口当たりで飲み疲れしないこともうれしいポイントです。 3-3.さまざまな食事と合わせやすい 日本酒のソーダ割りは、唐揚げに焼肉、天ぷらと脂っこい料理にもマッチします。和食の定番からちょっとジャンクなメニューまで、さまざまな料理と合わせやすいことが特徴です。 いつもの日本酒も、ソーダを加えることでその日の気分、料理に合ったお酒に早変わり。おいしい料理とお酒が大好きという方にもおすすめの飲み方です。 4.日本酒のソーダ割りのアレンジ 日本酒のソーダ割りは、プラスアルファを加えることでアレンジの幅がぐっと広がります。 冷凍ミックスベリーを加えれば、甘酸っぱさが引き立つ1杯に。仕上げにミントなどを飾れば、見た目もかわいらしいソーダ割りになります。 思い切って、ソーダを別の炭酸ドリンクに変えてみるのもおすすめです。特に、にごり酒は炭酸ドリンクとの相性がよいお酒。オレンジ味のソーダや乳酸飲料系のソーダで割ると、飲みやすく口当たりのよい1杯に仕上がります。 変化球アレンジでは、にごり酒をビールで割るスタイルも。お酒×お酒の意外に思える組み合わせですが、思わぬおいしさに出会えるため、ぜひチャレンジしてみてください。 まとめ 日本酒のソーダ割りは、爽快なのどごしと飲みやすさが魅力です。いつもの日本酒も、また違ったテイストで楽しめます。 あわせる料理を選ばないのもうれしいポイント。ぜひ自由な発想で自分のお気に入りのスタイルを見つけてみてくださいね。

キレイに剥がれる!日本酒のラベルの剥がし方を3パターンに分けて解説!

日本酒のラベルの剥がし方には、ラップやお湯を使う方法があります。よりきれいに剥がすには、いくつかのポイントをおさえることが大切です。 今回は、実際にラベルをコレクションしているライターが、日本酒ラベルの剥がし方や保存方法をご紹介します。 実際の手順やコツも紹介するので、「ラベルをコレクションしたい」「ラベルをきれいに剥がす方法が知りたい」という方はぜひ参考にしてください。 1.日本酒のラベルをきれいに剥がす方法と2つのポイント 日本酒のラベルは、主に以下のような方法で剥がせます。 ラベルを濡らして剥がす 市販のラベル剥がしアイテムを使う ラベルを濡らす方法は、費用がかからないことが大きなメリットです。市販のアイテムには、ラベル剥がし用のスプレーやラベルの上から貼るシートなどが挙げられます。 今回ご紹介するのは、より手軽なラベルを濡らして剥がす方法です。まずは、きれいに剥がすためのポイントについてみていきましょう。 1-1.剥がれやすさはラベルの素材で異なる お酒のラベルは、表面の素材や粘着性によって剥がれやすさが異なります。水で濡らさなくても剥がせるタイプもあれば、糊の部分が残る剥しにくいタイプもあるなど、種類はさまざまです。 特に日本酒のラベルは表面がツルツルしていたり、和紙だったりと種類が多様になります。ラベルコレクターにとっては、それが魅力のひとつといえるのかもしれません。 剥がしやすいのは、表面がツルツルとした素材のラベルです。日本酒ラベルの大半はこのタイプになります。 反対に、薄い紙のような素材のものは破れやすく、きれいに剥がしにくい傾向にあります。日本酒だけでなく、ウイスキーやワインなど洋酒のラベルに多いタイプです。 日本酒のラベル剥がしを何度か試すなかで「これは難しそうだな」と思う場合は、市販のワイン用のラベル剥がしアイテムを使ってもよいかもしれません。 また、和紙製のラベルは水に長く濡らしすぎないよう注意が必要です。 和紙製のラベルは、比較的剥がしやすいタイプです。なかには水にしばらくつけているだけで浮き上がってくるものもあります。 ただし、素材によっては水に長く濡らすことで、文字やデザインがにじんでしまう可能性があります。短時間であれば問題ないケースがほとんどですが、気になる場合は市販アイテムの利用を検討してみてください。 1-2.水ではなくぬるま湯を使う よりきれいに、確実にラベルを剥がすのであれば、水ではなくぬるま湯を使うのがおすすめです。「ちょっと剥がれにくいかな?」と感じるラベルも、温めることで剥がしやすくなります。また、ボトルが冷えている場合も剥がしづらいため、室温に戻っている状態からチャレンジしてください。 ただし、熱には注意です。瓶の中に日本酒が残った状態でぬるま湯を使うと、お酒の味に影響が出てしまいます。 ラベルを剥がすのは瓶が空になった状態が多いかと思いますが、瓶の割れを防ぐためにも加熱のしすぎにはじゅうぶん気を付けてくださいね。 2.かんたんきれい!日本酒ラベルの剥がし方 ポイントを抑えたら早速実践!ここからはコスパとタイパ、仕上がりを重視した3つの剥がし方をご紹介します。 ミニボトルにおすすめ「ラップ巻き」 時短でかんたんきれい「ぬるま湯にドボン」 一升瓶や大量の瓶は「お風呂にドボン」 実際の手順とコツを参考に、ぜひラベル剥がしにチャレンジしてみてくださいね。 2-1.ミニボトルにおすすめ「ラップ巻き」 「ラップ巻き」は、瓶を浸ける大きな容器がなくてもできる方法です。また、お湯を使わないため中身が残っていてもチャレンジできます。手順は以下の通りです。 水またはお湯でラベルを濡らす ラップをぴっちり巻いて10~15分置く 全体を拭いてそっと剥がす 「ミニボトルにおすすめ」としているのは、四合瓶や一升瓶などの大きな瓶だと、このやり方ではうまくいかない可能性があるからです。ミニボトル以外の場合は、後に続くお湯に浸ける方法のほうが手軽できれいに剥がせます。 2-1-1.水またはお湯でラベルを濡らす まずは、水またはお湯でラベルを濡らします。一定期間漬けておくというよりは、流水で数十秒サーッと濡らす程度で大丈夫です。水でもOKなケースがほとんどですが、ぬるま湯を使うとよりきれいに剥がれます。 2-1-2.ラップをぴっちり巻いて10~15分置く ラベルを濡らしたら、すぐにラップをぴっちりと巻きます。空気を抜いて、なるべく密着させるのがポイントです。 2-1-3.全体を拭いてそっと剥がす 全体をタオルで拭いたらそっと剥がしていきます。粘着性の高いタイプもあるので一気に剥がそうとせず、じわりじわりと剥がしていくのがポイントです。 ラベルを剥がす際は、タオルを準備しておくのがおすすめです。剥がしたラベルは、まだ裏側がペタペタとくっつく状態。すぐタオルに置けば、ラベル同士がくっついたりよれたりするのを防げます。 画像のように、大きな瓶の場合はこの方法だとうまく剥がれないことがあります。四合瓶や一升瓶のラベルは、お湯に浸けたほうが早くきれいに剥がせておすすめです。 2-2.時短でかんたんきれい「ぬるま湯にドボン」 瓶ごとお湯に浸ける方法は、ラベルの材質問わず、きれいに剥がれる確率が高い方法です。瓶が入る大きな容器が必要ですが、お湯はぬるい温度で大丈夫。以下の手順で気軽にチャレンジできます。 2-2-1.ぬるま湯に10~15分漬ける まずは、ラベル部分が浸かるような大きな鍋や容器にお湯を準備します。温度は手で触ってあったかいな、と思うくらいで大丈夫。蛇口からお湯が出るようであれば、わざわざ沸かす必要はありません。 日本酒が入ったままだと温度で味が変化してしまうため、瓶はお酒を楽しんだあとのものを準備しましょう。空の瓶が浮いてこないように水を入れたら、お湯に10~15分漬けてください。 2-2-2.全体をタオルで拭いてそっと剥がす 時間が経ったら瓶の中の水を捨て全体を拭き、ラベルをそっと剥がしていきます。岡崎酒造杜氏の姉、漫画家の「おかざき真理」さんが手掛けた美しいラベル。きれいに剥がすことができました。 こちらは先ほどラベルがシワシワになってしまった「片野桜」をお湯に浸けたものです。 短時間お湯に浸けただけですが、反対側はごらんのようにきれいな仕上がり。粘着性が高いラベルでしたが、この後はつるりと瓶から剥れました。 2-3.一升瓶や大量の瓶は「お風呂にドボン」 「一升瓶のラベルを剥がしたい」「四合瓶が上まで浸かる容器がない」そんなときにおすすめしたいのがお風呂の残り湯を活用する方法です。残り湯の温度がラベル剥がしにちょうど良く、瓶の上部までお湯に浸けることができます。 ラベルを剥がしたい瓶が大量にある場合も、お風呂なら問題解決。「家飲みが多くコレクションしたいラベルがたくさん!」という方も、ぜひこちらの方法を試してみてくださいね。 3.剥がした日本酒ラベルの保存方法 剥がしたラベルは粘着性が残っているものが多く、そのままペタリとノートに貼りつけられます。飲んだ日の日付や出来事を書いたり、細かな味の感想を記録したりと楽しみ方もさまざまです。 こちらは写真のようにアルバムに保存する方法です。見栄えが良く、シールやマスキングテープでコラージュするのも楽しそうですよね。旅先で購入したお酒のラベルを集めれば、思い出アルバムのように活用できます。 4.まとめ 日本酒のラベルは、機械や人の手によって1枚ずつ貼られていきます。機械を使う際は1本1本きれいに瓶を拭き、手貼りの場合は1本ずつ決められた場所にラベルを貼りつけるなど手間を要する作業です。 ラベルのデザインや書かれているお酒の名前にも、蔵の想いが込められています。美味しい日本酒を片手に集めたラベルを見返すのもまたおつなもの。ご紹介した方法を参考に、ぜひラベルのコレクションを楽しんでくださいね。

バレンタインにあげたい日本酒チョコレートおすすめ12選

甘いチョコレートの香りに心躍るバレンタインシーズン!日本酒好きの方には、こだわりの日本酒を使ったバレンタインギフトを贈ってみませんか? 人気銘柄を使った生チョコからミニボトルがセットになった商品まで、個性的なチョコレートが大集合。今回は、日本酒好きに喜ばれる"日本酒入りチョコレートおすすめ10選"をご紹介します! 1.バレンタインにあげたい日本酒チョコレートおすすめ12選 ひとくちに日本酒入りチョコレートといっても、お酒を練りこんだ生チョコレートからボンボンショコラまで種類はさまざま。ちょっと特別な銘柄を使ったチョコレートは、日本酒好きな方へのバレンタインギフトにぴったりです。 この時期だからこそ出会える特別な味わいは、自分へのご褒美にもおすすめ。ぜひ、お気入りの日本酒入りチョコレートを見つけてみてくださいね。 1-1.【ショコラティエ パレ ド オール】獺祭ショコラ ショコラティエ三枝俊介氏が手がける「ショコラティエ パレ ド オール」からは、「獺祭(だっさい)」を使用したボンボンショコラが登場!過去に有名TV番組に取り上げられたこともある人気商品です。 チョコレートのなかに閉じ込められているのは「獺祭 磨き二割三分」。チョコレートのほろ苦さとともに、小さく磨き上げた米から生まれる華やかな香りが広がります。米の甘い香りが際立つビタータイプ、粗塩をアクセントにしたミルクタイプの詰め合わせギフトです。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-2.【パティスリー モンシェール】獺祭ボンボンショコラ 堂島ロールで知られる「パティスリー モンシェール」がおくるのは、3種の「獺祭」を使ったボンボンショコラ。バレンタインデー専用の詰め合わせセットです。 クーゲルのボンボンショコラには「獺祭 磨き二割三分」、半球型には「獺祭45」と異なる味わいを楽しめるのが魅力。赤くキュートなハート型のボンボンショコラには「獺祭スパークリング45」が使用されています。獺祭好き、日本酒好きにおすすめのチョコレートギフトです。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-3.【グランクラシック】雨後の月 大吟醸ショコラ 「雨後の月(うごのつき)」は広島県が誇る人気銘柄。「雨後の月 大吟醸ショコラ」は、広島の人気洋菓子店「グランクラシック」が手がけた日本酒チョコレートです。 使用したのは華やかな香りが特徴的な「雨後の月大吟醸<月光>」。さらに、大吟醸の酒粕をホワイトチョコレートに練りこんでいます。金字がきらりと光るギフトボックスが高級感を演出してくれる商品です。 (出典元:楽天市場) 1-4.東北六県酒蔵日本酒ボンボン 老舗百貨店「高島屋」がおくる贅沢なボンボンショコラです。大正15年創業のボンボンチョコレート専門店「丸赤製菓糸田川商店」とコラボレートし、東北6県の銘酒を美味しいチョコレートに仕上げました。 使用するのは秋田県の「飛良泉(ひらいずみ)」、岩手県の「あさ開(あさかい)」、宮城県の「浦霞(うらかすみ)」など日本酒ファンが喜ぶ銘酒ばかり。個包装になっているため、シェアして楽しみたいときにもぴったりですね。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-5.【パティスリー・シュクレ】八海山純米吟醸しぼりたてと酒粕が入った生チョコレート 新潟県の銘酒「八海山(はっかいさん)」の純米吟醸を練りこんだ生チョコレートです。しぼりたての原酒とともに、高品質な酒粕も使用しています。手がけるのは魚沼の名店「パティスリー・シュクレ」です。 高級感あふれるボックスから漂うのは、お酒の甘くやわらかな香り。日本酒好きな方へのプレゼントはもちろん、自分へのご褒美チョコレートにもおすすめです。 (出典元:楽天市場) 1-6.【ロイスダール×永井酒造】クリーミーショコラ 水芭蕉 「水芭蕉(みずばしょう)」は、エレガントな味わいが魅力の群馬県の銘酒。洋菓子ブランド「ロイスダール」がフルーティーで華やかな香りの人気銘柄を使用し、生チョコレートに仕上げました。 ガーナ産クーベルチュールのほろ苦さと水芭蕉のマリアージュは、この時期だけ楽しめる特別な味わい。上品なパッケージも美しく、女性へのバレンタインギフトにもおすすめです。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-7.【森八大名閣】ききちょこ 「オリジナリティあふれるギフトを贈りたい」という方はコチラはいかが?唎酒用のお猪口に詰め込んだ、こだわりの生チョコレートです。 使用しているのは、香り高いお酒として知られる福井県の銘酒「黒龍(こくりゅう)」。お猪口にも黒龍のロゴが入り、チョコレートを楽しんだ後はお酒を入れて使用できます。2個1セットの商品のため、お酒好きのパートナーと一緒に楽しめるのもうれしいですね。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-8.【SILSMARIA(シルスマリア)】赤武生チョコレート 生チョコレート発祥店「シルスマリア」が手がける日本酒シリーズのひとつ。岩手県の人気銘柄「赤武(あかぶ)」の芳醇な味わいが引き立つ生チョコレートです。 日本ソムリエ協会認定SAKE DIPLOMAの日本酒ソムリエ監修という確かな味わい。食べる前は冷蔵庫から出し、ぜひ常温で10~15分ほど置いてみてください。生チョコが適度にやわらかくなり、チョコレートと日本酒の旨味、香りが舌の上でなめらかに溶け合います。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-9.【Ma Priere(マ・プリエール)】南部美人「大吟醸」とショコラギフト 岩手県の人気銘柄「南部美人(なんぶびじん)」と、ボンボンショコラ、生チョコレートの詰め合わせボックスです。東京三鷹の人気パティスリー「マ・プリエール」のチョコレートにも南部美人を使用しています。 高級感あふれるボトルに詰められているのは「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2018」で最高金賞を受賞したお酒。ショコラティエ猿舘氏の手がけるスペシャルなチョコレートとともに優雅な時間を演出してくれます。 (出典元:高島屋オンラインストア) 1-10.日本酒ボンボン「金澤の宴」 石川県の地酒6銘柄を使ったチョコレートを一度に楽しめる人気商品です。日本酒の風味をなくさないよう、味と香りを最大限活かしながらチョコレートのなかに閉じ込めています。 「萬歳楽(まんざいらく)」、「加賀ノ月(かがのつき)」、「常きげん(じょうきげん)」それぞれが2種類ずつお酒を提供。ビターなチョコレートをカリッとかめば、各蔵こだわりの日本酒があふれ出します。地酒好きにも喜ばれるチョコレートギフトです。 (出典元:楽天市場) まとめ こだわりの日本酒チョコレートの数々、いかがでしたか?美味しい日本酒を使ったチョコレートは、日本酒好きな方へのプレゼントはもちろん、日本酒好きの友だちとシェアしたり、自分へのご褒美にしたりと思い思いに楽しめます。 なかには期間限定、数量限定の商品もあるため、気になるチョコレートはぜひ早めにチェックしてみてくださいね。

日本酒のサブスクおすすめ8選!選び方のポイントも紹介

「もっと手軽にいろんな日本酒を試してみたい!」そんなときは日本酒のサブスクサービスがおすすめです。美味しい日本酒が定期的に自宅まで届きます。 おつまみなどのセット品や、特典があることもうれしいポイント。なかにはオリジナル商品を扱うサブスクサービスもあります。 今回は、日本酒のサブスクの選び方とともに、おすすめサブスク8選を紹介します。サービス選びに迷っている方はもちろん、日本酒のサブスクについて知りたい方もぜひチェックしてみてください。 1.日本酒のサブスクの選び方4つのポイント 「日本酒のサブスク、どれを選べばよいかわからない」そんなときは次のポイントをチェックしてみてください。 日本酒の種類を確認する パウチの少量販売も!飲みやすい量で選ぶ おつまみなどのセット品や特典をチェックする 解約方法やスキップの有無を確認しておく 定期的に届くサブスクは、種類や容量をぜひチェックしたおきたいところです。また、セット品や特典が充実しているサービスは、自宅での晩酌タイムをより楽しいものにしてくれます。 1-1.日本酒の種類を確認する まずチェックしたいのが日本酒の種類です。サブスクは、さまざまな日本酒が定期的に届くのが魅力である反面「好みの味じゃなかったらどうしよう」という不安もありますよね。 日本酒のサブスクのなかには、日常酒として親しまれることの多い「本醸造」や、香り高い「吟醸酒」などを選べるサービスがあります。 1度届いた商品の感想を参考に、より好みに合ったお酒を選んでくれるサブスクもありますよ。 地酒の魅力を味わいたい!という場合は、ひとつのエリアに特化したサブスクがおすすめです。オリジナル商品を扱うサブスクでは、日頃目にすることのない銘柄との出会いが待っています。 1-2.パウチの少量販売も!飲みやすい量で選ぶ 市販されている日本酒の容量は、四合瓶(720ml)が一般的です。また、「生酒」と呼ばれる加熱殺菌処理をしていないお酒の場合、鮮度をキープするために冷蔵保管が基本となります。 「飲み切れずに場所を取るのが不安」という場合は、容量でサービスを選んでみましょう。なかには100ml容量のパウチ商品を展開するサービスもあります。1度に少しずつ飲み比べでき、より多くの銘柄を楽しみたい日本酒ビギナーにもおすすめです。 1-3.おつまみなどのセット品や特典をチェックする サブスクの大きな魅力は、自宅に美味しい日本酒が届くこと。おつまみがセットになったサービスを選べば、届いたその日のうちに、お酒とおつまみの組み合わせを楽しめます。 日本酒についての解説本がセットになったサービスも多く、自宅でゆったりとお酒を味わいながら、その世界に触れられることも魅力です。 特典付きのサービスは、お得感もたっぷり。飲んだ銘柄をサイト内に記録できたり、酒蔵とのオンライン会に参加できたりと、ただ味わうだけではない日本酒の楽しみ方が広がります。 1-4.解約方法やスキップの有無を確認しておく サブスクは、利用前に解約方法を確認しておきましょう。サービスによっては、解約時期が設定されています。オンライン上で手軽に解約できるサブスクであれば、不要になった場合もすぐにストップでき安心です。 また、スキップ機能があれば一時的に利用を停止できます。「今月は荷物を受け取れない」「しばらく飲酒をお休みしたいな」というときも、柔軟に対応でき便利です。 2.日本酒のサブスクおすすめ8選 ここからは、おすすめの日本酒のサブスク8選をご紹介します。おつまみが充実しているもの、オリジナル商品を扱うものなど特徴はさまざまです。内容を参考に、ぜひ自分に合ったサービスを見つけてみてください。 2-1.saketaku 「saketaku」は、おつまみがセットになった日本酒のサブスクです。届くのは最長2年をかけて厳選された日本酒。情報量たっぷりの解説書も付いています。 「本格一品おつまみ」はソムリエ厳選品です。届いたその日に日本酒とおつまみの組み合わせを楽しめるのがうれしいですね。 注目したいのは、継続するほどお得な特典が付いてくること。2回目は「日本酒に合うぐい呑みグラス」がセットになっています。 さらに、4回目は高級おつまみ、7回目は幻の日本酒、1年目にはプレゼントも用意されているそう。配送頻度や本数を選択でき、スキップも可能です。 (出典元:saketaku) saketaku https://www.saketaku.com/ プラン ・月々プラン ・年間プラン 本数 ・1本または2本 ※720ml 回数 ・月1回 ・2カ月に1回 セット品 ・プロ監修「日本酒の鑑定書」 ・造り手の情熱伝わる日本酒の情報誌「web版MagazineD」 ・ソムリエ厳選の「本格一品おつまみ」 ・初心者も安心!ウェルカムガイド ※初回のみ 料金 ・月々1本 6,578円~ ※税込 ※送料込 特典 ・利用回数に応じた特典あり スキップ機能 ・あり 解約方法 ・マイページより手続き可能 ※年間契約の場合途中解約および返金は不可 2-2.クランド CLUB 450種以上のクラフト酒を取り揃え、「酒ガチャ」サービスでも注目を集める「KURANDO(クランド)」。完全会員制の「クランドCLUB」では、全国各地の特別醸造酒を毎月楽しめます。 お酒はすべて、酒蔵が「クランドCLUB」のためだけに特別醸造したもの。数量限定のフレッシュな新酒、熟成させた日本酒など、季節に合わせた商品が届きます。 初回は「おちょこ」と「クランド CLUB GUIDE」付き。届いたお酒の情報は、ニュースレターやメルマガでチェックできますよ。 オリジナル酒の購入権が付いていたり、オンラインストアでの購入が割引になったりといった特典は、オンライン酒屋の「KURAND」ならでは。日本酒タイムをより楽しくしてくれる、ポップで楽しいネーミングやラベルの数々にも注目です。 (出典元:クランド CLUB) クランド CLUB https://kurand.jp/pages/kurand-club プラン ・定期購入プラン 本数 ・1本 ※クランド CLUB限定醸造酒(720ml) 回数 ・月1回 セット品 ・クランド CLUBニュースレター ・クランド CLUB GUIDE、おちょこ ※初回のみ 料金 ・3,490円 ※税込 ※送料込 特典 ・オリジナル酒の購入権 ・オンライン商品10%オフ ・その他特典あり スキップ機能 ・あり 解約方法 ・マイページより手続き可能 2-3.fukunomo 「fukunomo」は、福島県の日本酒に特化したサブスクサービスです。福島県は、全国新酒鑑評会で9回連続金賞受賞1位を獲得している酒どころ。良質の米と水、気候風土に加え、長い年月をかけて培われた酒造りの技術が地酒の美味しさを生み出しています。 サブスク「fukunomo」の魅力は、なんといっても厳選おつまみの充実ぶり。福島の地酒に加え、蔵人が自ら選んだおつまみが4~5品届きます。 好みの器に盛りつければ、自宅に居酒屋セットができあがり。郷土料理をはじめ、桃やあんぽ柿といった名産品も届くなど福島の魅力をぞんぶんに味わえます。 さらに、定期便が届いた週の週末には、蔵元とのオンライン酒の会が開催されます。福島愛がたっぷり詰まったサブスクサービス。月に1度の定期便が心待ちになりそうですね。 (出典元:fukunomo) fukunomo https://www.f-sake.com/ プラン ・スタンダードコース ・プレミアムコース 本数 ・1本 ※720ml 回数 ・月1回 セット品 ・おつまみ(4~5品) ・特別冊子「月間fukunomo」 ・プレミアム限定酒(1本)※プレミアムコース 料金 ・6,600円~...

新年のお祝いに!おすすめの日本酒9選

もういくつ寝るとお正月!お正月といえば、おせちにお餅…そして美味しい日本酒がつきものですよね。 お正月に限らず、お祝いの席で日本酒を飲む風習があるのはなぜなのでしょうか?今回は、古くから続くお正月と日本酒の関係を紐解いていきます。 後半では新年のお祝いにぴったりの日本酒もご紹介。おせち料理にも合う、おすすめ銘柄10選をぜひ参考にしてくださいね。 1.古くから続くお正月と日本酒の関係 日本酒は、古くからお正月に飲むお酒として親しまれてきました。初詣のシーンでは「御神酒(おみき)」と呼ばれる日本酒が参拝者に振る舞われます。屠蘇散(とそさん)と呼ばれる生薬を配合した「御屠蘇(おとそ)」を飲む地域も少なくありません。 また、日本酒はお正月以外にも、お祭りや結婚式といったお祝いの席とも深い関係があります。 1-1.昔からお祝いの場ではよく日本酒が飲まれていた 日本酒が日本で初めて誕生したのは、約2000年~2500年前のこと。弥生時代には、すでに日本酒の起源となるお酒が存在したといわれています。 また、奈良時代には「造酒司(さけのつかさ)」という役所に酒部(さかべ)と呼ばれる部署が設けられ、豊作祈願などの神事にお酒がまつられるようになりました。 このように、日本酒を神に供え、祈りを捧げたあとに人々と分かち合う風習は「直会(なおらい)」とも呼ばれます。 神と人が一体となることを意味する直会は、神事だけでなく、人々が集う祭事の風習として受け継がれきました。 祭りや結婚式、成人式や節句など、日本酒が登場するお祝いの席はさまざま。年始のお正月に飲む日本酒も、そのひとつとして知られています。 1-2.お正月は縁起の良い日本酒や少し贅沢な日本酒を 「あけましておめでとうございます」という言葉が飛び交うお正月。お正月といえば「おめでたいもの」というイメージが大きいですよね。 お正月は新たな年の始まりであり「年神様」を迎えるめでたい日だといわれています。年神様とは、暮らしを見守るご先祖様のこと。日本では古くから、亡くなった方は暮らしを山から見守る「山の神」、米作りを見守る「田の神」になったあと、年神として新年に子孫のもとを訪れ繁栄をもたらすといわれてきました。 お正月に玄関に門松を飾るのも年神様をお迎えするため。お正月に神様にお備えする食事「神饌(しんせん)」には、ご飯やお菓子のほかに日本酒も用意されます。 新しい年の始まりに感謝し、1年の無病息災を願い神様に捧げる日本酒。お正月の日本酒は、縁起の良いものや少し贅沢なもの用意するのもおすすめです。 2.お正月におすすめの日本酒9選 ここからは、お正月におすすめの日本酒9選をご紹介します!どれも新年を華やかに彩ってくれる銘柄ばかり。ぜひ、とっておきの1本を用意して新たな年を迎えてくださいね。 2-1.楯野川 辰 干支ボトル 2024 楯の川酒造で例年人気の干支ボトル。2024年は「鳥海山を望む龍」をモチーフとしたボトルの登場です。 年に一度だけ造られる白麹仕込みの純米大吟醸は、プレミアム感満載。フルーツを思わせる爽やかな香りと白麹由来の酸味も心地よく、新年の縁起酒にぴったりの1本です。   (出典元:楯の川酒造株式会社公式オンラインショップ) 2-2.黒龍 干支ボトル 2024 辰年 福井県を代表する銘酒「黒龍(こくりゅう)」。こちらは2024年の干支「辰」をモチーフにした純米大吟醸です。加熱処理や加水をしていない、搾りたてのお酒が瓶詰されています。 ラベルの文字を描いたのは、吟醸酒黎明期の黒龍酒造を支えたという書道家、故・稲村雲洞氏。また、干支である龍は幸運のシンボルともいわれています。縁起よく上質な純米大吟醸は、新年の贈り物にもおすすめです。   (出典元:黒龍酒造) 2-3.日高見 純米酒 ベネチアン干支ボトル 2024年 『魚でやるなら日高見だっちゃ!』をテーマにする「日高見(ひたかみ)」からは、ベネチアンボトル入りの日本酒が登場。なかには蔵自慢の純米酒が詰められています。 辰をモチーフにしたボトルは、パーティーシーンにもマッチするおしゃれな佇まい。数量限定と希少性も高く、日本酒好きな方に喜ばれるギフトになりそうですね。 (出典元:くるみや) 2-4.元旦しぼり(朝日酒造) 朝日酒造の「元旦しぼり」は、その名のとおり新年早々に出荷される日本酒です。初めて登場したのは1986年(昭和61年)のこと。以来、ファンが心待ちにする新年の定番酒として愛されています。 搾りたてのフレッシュなお酒は、少しとろりとした甘口タイプ。開運絵馬付きと特別感たっぷりで、お酒を飲み慣れない方も親しみやすい味わいです。 (出典元:朝日酒造株式会社) 2-5.初日正宗 純米大吟醸 雫しぼり 「初日正宗(はつひまさむね)」は、長谷川酒造で大正時代から受け継がれる銘柄です。新春の初日の出をイメージした日本酒は、新年の宴にぴったり。なかでも「雫しぼり」は、酒袋からぽたぽたとこぼれた雫酒が瓶詰されています。 新潟県産の酒米「越淡麗」を小さく磨きあげ、贅沢な製法で搾られた日本酒は実に上質な味わい。ぜひ年始のごちそうとともにお楽しみください。 (出典元:長谷川酒造株式会社) 2-6.獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 遠心分離 おりがらみ 元旦届け 2023年(令和5年)にはニューヨークに新たな醸造所をオープンするなど、世界的な躍進を続ける旭酒造。代表銘柄「獺祭(だっさい)」の「元旦届け」は、年始に飲み頃がくるように設計されています。 「磨き 二割三分」とは、精米歩合23%のこと。米粒の外側を極限まで磨き上げた山田錦の、中心部分のみが贅沢に使用されています。加熱処理をしていない生酒ならではのフレッシュな飲み口も魅力です。 (出典元:旭酒造株式会社) 2-7.福祝 純米しぼりたて生酒 「福祝(ふくいわい)」は千葉県の老舗蔵、藤平酒造の代表銘柄。「純米しぼりたて生酒」は、年末最初にできる新酒です。 縁起のよい名前は、特別な日やあたたかな日常を祝福できるようにと名付けられています。地元の名水を用いた生酒はみずみずしく後口のキレも魅力的。年始の席に笑顔を運んでくれる美味しさです。 (出典元:藤平酒造) 2-8.八海山 純米大吟醸 浩和蔵仕込 新潟県の銘酒「八海山(はっかいさん)」。そのなかでも浩和蔵(こうわぐら)と呼ばれる小さな蔵で仕込まれた希少なお酒です。蔵から選出された、少数精鋭に蔵人の手によってていねいに醸されています。 プレミアムともいえる1本は、その年初めて口にする日本酒にふさわしい味わい。八海山らしいキレの良さとともに、やわらかな甘みと旨味を堪能できます。 (出典元:八海山) 2-9.東洋美人 特吟 純米大吟醸 播州愛山 「東洋美人(とうようびじん)」は、華やかな香りとやわらかな口当たりが魅力的な日本酒です。「特吟」は、そのなかでもスペシャルな1本。精白が難しいといわれる酒米、愛山を小さく磨き、クリアな味わいを引き出しています。 金箔のロゴが入った白い皮袋もおすすめポイントのひとつ。新年を華やかに彩ってくれます。 (出典元:井上酒店) まとめ 日本酒好きこそ、新年の幕開けは美味しい日本酒とともに迎えたいもの。縁起の良い特別な日本酒は、おめでたいお正月気分を盛り上げてくれます。今回ご紹介したのは、原料製法ともにお正月にぴったりの銘柄ばかり。おせちやお餅とともに、新年も美味しい日本酒を楽しみましょう!

日本酒で聞く「新酒」とは?新酒が楽しめる時期やおすすめの新酒15選を紹介!

「新酒」はできたてのフレッシュな味わいを楽しめる日本酒です。夏の夏酒、秋のひやおろしと、日本酒はシーズンごとにさまざまな味わいが登場します。「では新酒の時期はいつ?」と疑問に感じることもあるのではないでしょうか。 そこで今回は、新酒を楽しめる時期や味わいの特徴について解説します!おすすめ新酒10選もぜひチェックしてみてくださいね。 1.日本酒の新酒が楽しめる時期はいつ? 「新酒(しんしゅ)」とは、蔵で貯蔵せず、しぼって間もなく出荷されお酒のことです。明確な定義はないものの、例年開催されている全国規模の鑑評会「全国新酒鑑評会」では、酒造年度(BY)内に製造されたお酒が審査されています。 日本酒の酒造年度は、7月1日から翌年6月30日までです。つまり、この期間に製造、出荷されたお酒は新酒に該当するといえます。 一方で、日本酒の多くは冬から春にかけて造られます。そのため、一般的には11月から3月ごろにかけて販売されるお酒を新酒と呼ぶことが多いでしょう。 なかでも、その年の秋に収穫した新米で仕込んだお酒は「新米新酒」と呼ばれます。冬の寒い時期に仕込んだお酒は「寒づくり新酒」、季節を問わずしぼってそのまま瓶詰したお酒を「しぼりたて」「初しぼり」と呼ぶなど、新酒を表す言葉はさまざまです。 2新酒の味わいの特徴 熟成されていない新酒は、フレッシュでジューシーな味わいが特徴です。荒々しくも心地よい苦みと酸味、キレのある飲み口を楽しめます。 「火入れ」と呼ばれる加熱処理をしない「生酒」の場合は、シュワッとしたガス感が生まれます。加水をしない「原酒」はアルコール度数が高く、しっかりとした飲みごたえを楽しめるでしょう。 3.新酒は冷蔵保管が基本 フレッシュ感が持ち味の新酒は、味や香りが変化しやすいお酒です。前述したように、火入れをしていない生酒も多いことから冷蔵保管が基本となります。 新酒として販売されている日本酒はぜひ冷蔵庫で保管し、早めに飲みきるように心がけてみてくださいね。 https://sake-5.jp/sake-how-to-save/ 4.新酒のおすすめ10選 できたての味わいを楽しめる新酒は、その時期だけの旬の味わいが魅力!ここからは、おすすめ新酒10選を紹介します。 どれも各蔵から届く、フレッシュでみずみずしいお酒たちばかり。ぜひ季節のおつまみを用意して、できたての美味しさを楽しんでみてくださいね。 4-1.AKABU F NEWBORN 新酒 生 岩手を代表する人気蔵「赤武(あかぶ)」より、できたての新酒が登場。しぼりたてのお酒をそのまま瓶に詰めた生酒が誕生しました。 瓶の中身は、お酒をしぼったとき、味と香りのバランスがもっとも優れているといわれる「中取り」部分です。開栓すると青りんごのように爽やかな香りが広がります。年末年始に楽しむ特別な1本としてもおすすめです。 (出典元:うらの酒店) 4-2.仙禽 一聲(いっせい) 新酒 生酒 土地の個性を大切に、完全無添加の超古代製法を手がける「せんきん」。「仙禽 一聲(いっせい)」は、そのプレミアムラインとなるお酒です。 新酒としてリリースされたこちらは、ろ過や火入れ、加水をしていない“無濾過生原酒”。地元の土地で育った酒米・山田錦のエレガントな個性が引き出されています。味わい、スペック、美しい桐箱ともに贈答用にも喜ばれる1本です。 (出典元:佐野屋) 4-3.あべ 純米吟醸 Vol.6 おりがらみ “開栓注意”とあるように、ガス感たっぷりの新酒です。ゆっくり慎重に栓を開けると、ポンという音とともにフルーティーな香りが広がります。 滓(おり)と呼ばれるお酒をしぼったときの固形物を含む“おりがらみ”は、うっすら白く濁っています。フルーツのような甘酸っぱさとクリアな飲み口が心地よく、すいすい飲み進められるおいしさです。 (出典元:尾崎商店) 4-4.鳳凰美田 初しぼり 純米吟醸酒 無濾過本生 華やかな香りにシルクのような口当たり、上品な甘味、旨味が多くの人を魅了する「鳳凰美田(ほうおうびでん)」。しぼりたての新酒は、ファンが心待ちにする1本です。 開栓して静かにグラスに注げば、新酒ならではのフレッシュな香りが立ち上ります。舌を刺激するほのかなガス感も心地よく、新酒の魅力をぞんぶんに楽しめる1本です。 (出典元:矢島酒店) 4-5.山本 純米吟醸 ピュアブラック 生原酒 秋田県の人気蔵、山本酒造店のしぼりたて生原酒です。原料はすべて秋田県産。従来の「ピュアブラック」のキレ味はそのままに、新酒ならではのジューシーな旨味を堪能できます。 この時期だけの特別な1本は、年末年始の祝いの席にもおすすめです。飲む人を笑顔にする「山本」の魅力をぜひ堪能してください。 (出典元:佐金酒店) 4-6.浦霞 純米辛口 しぼりたて 生 「浦霞(うらかすみ)」は東北の港町、塩釜で造られる日本酒です。しぼりたてを生のまま瓶詰した新酒には、宮城県を代表する“ひとめぼれ”を親に持つ“まなむすめ”が用いられています。 まろやかで品よく、飲み飽きしない味わいは食中酒にぴったり。新酒シーズンに旬を迎える蟹や生牡蠣とのペアリングもおすすめです。 (出典元:さかや栗原) 4-7.田中六五 生酒 「田中六五(たなかろくじゅうご)」の田中は、8代目蔵元の性であるとともに、田んぼのなかに建つ蔵で造られたことを意味しています。六五は、米の精米の程度を表す精米歩合のこと。原料には、外側を35%削った精米歩合65%の米が使用されています。 加熱処理をしていない生酒は、爽快感がありつつ、まろやかな口当たり。後口に酸味と旨味がほんのり残り、心地よい余韻を楽しめます。 (出典元:はせがわ酒店) 4-8.紀土 純米吟醸酒 しぼりたて 全国に多くのファンをもつ和歌山のお酒「紀土(きっど)」。しぼりたての純米吟醸は、紀土ならではのフレッシュでジューシーな魅力にあふれています。 注目したいのは、日本酒ビギナーも親しみやすいなめらかな口当たり。フルーツのような香りが心地よく、上品な甘さとともにスーッと喉へ流れていきます。年末年始の手土産や贈り物にもおすすめの1本です。 (出典元:はせがわ酒店) 4-9.酔鯨...

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