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【2021年最新版】日本酒の熱燗の魅力を解説!熱燗にオススメの日本酒20選も紹介

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【2021年最新版】日本酒の熱燗の魅力を解説!熱燗にオススメの日本酒20選も紹介

日本酒は冷やしたり温めたりすることで、温度による味の変化を楽しむことのできるお酒です。米の旨味たっぷりの甘口日本酒も、キレのある辛口日本酒も、燗酒にすることでより一層その風味を引き出すことができます。

しかし、日本酒を飲み慣れないうちは「熱燗はアルコールが強そう」「そもそもお燗のやり方が分からない」と思われることも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、日本酒ビギナーでも楽しめる熱燗の世界をご紹介します。熱燗を楽しむポイントからおすすめの銘柄まで、ぜひゆっくりとご覧ください。

1.日本酒の熱燗を楽しむポイントは温め方!

日本酒は、温度によって味や香りが大きく変化するお酒です。そのため、熱燗で日本酒の美味しさを引き出すためには温め方が大事なポイントになります。

より美味しく熱燗を楽しむために、まずは熱燗の温度や手順について確認していきましょう。

1-1.熱燗の温度はどれくらい?ぬる燗とは?

ひとくちに「熱燗」と言っても「一体どのくらい熱ければいいの?」と疑問に思ってしまいますよね。実は日本酒は、温められた温度によって呼び方の表現が異なるのです。

一般的に「熱燗」は50℃前後に温められた日本酒を指します。

熱燗から徐々に温度が低くなるにつれ、「上燗(じょうかん)」「ぬる燗」と呼び名が変わっていくのです。熱燗をより温めた日本酒は「飛び切り燗」と表現されるのもなんだかおもしろいですよね。

また、日本酒を温めたものは全て「燗酒(かんざけ)」と呼ばれています。お店で燗酒を注文する時にも、それぞれの呼び名を使えばより好みの温度で日本酒を楽しむことができますよ。

飛び切り燗 55~60℃
熱燗 50℃
上燗 45℃
ぬる燗 40℃
人肌燗(ひとはだかん) 35℃
日向燗(ひなたかん) 30℃

 

1-2.常温と熱燗による味わいの違い

日本酒は、常温から熱燗へ温めることでより一層香りが華やかになり、味わいがまろやかに変化します。日本酒が持つ米本来の旨味やコクを引き出すことができるため、日本酒通にも好まれている飲み方です。

特に、純米酒や本醸造酒は熱燗に適したお酒。米と麹、水のみで造られている純米酒は、温めることで原料そのものの味わいをより強く感じることができます。

本醸造酒は辛口のスッキリとした味わいを持つお酒のため、熱燗にすることでキレが増し、より淡麗辛口の旨味を堪能することができますよ。

1-3.日本酒を熱燗にする手順

日本酒を熱燗にするためには、湯煎でゆっくりと温めていくのが理想的です。アルコールの沸点は78度。そのため、鍋に日本酒を入れて直接火にかけたりすると、すぐに香りと風味が飛んで行ってしまいます。

美味しい熱燗を作るためには、まずは鍋に湯煎ようの水を入れ、沸騰するまで沸かしたら一度火を消しましょう。湯煎の間ずっと火をつけたままにしていると日本酒の温度が急激に上がってしまうため、ここで火を止めるのは大事なポイントです。

日本酒はお好みのお銚子(ちょうし)や徳利(とっくり)、または「ちろり」と呼ばれる銀製の容器に入れ、肩まで湯煎につけてあげます。

後は日本酒がお風呂の中でじんわり温まるようなイメージで、ぬる燗であれば2分半、熱燗であれば3分程度を目安に待つだけ。

こうして湯煎で温めることで、口当たりがまろやかで、アルコールの刺激の少ない美味しい熱燗ができあがるのです。

「もっと手軽に熱燗を楽しみたい」という方には、電子レンジで温める「電子レンジ燗」もおすすめ。1合(180ml)あたり500wで約60秒温めれば、電子レンジでも美味しい熱燗ができあがります。

電子レンジ燗のポイントは、加熱ムラを防ぐこと。容器の上と下では温度に差ができやすいため、呑む前にはマドラーなどで必ずひと混ぜすることを忘れないようにしてくださいね。

2.熱燗にオススメの日本酒20選

原料や製法によってさまざまな味の変化が生まれる日本酒は、銘柄によって美味しく飲むための温度が異なります。そのため、美味しい熱燗を飲むためには燗酒に適した銘柄を選ぶのがポイントです。

ここからは、熱燗にぜひオススメしたい日本酒銘柄5選をご紹介していきます。

2-1.桃川 純米酒

「桃川」は、全国新酒鑑評会で12年連続金賞を受賞している老舗の酒蔵です。国産の米と米麹のみを使用した純米酒は、まろやかでコクがありながらもやや辛口の味わいが特徴熱燗にすることで、米の旨みがふわっと湯気に立ち上ります。

1800mlあたり2000円台とコストパフォーマンスに優れ、全国熱燗コンテスト2019では「お値打ち熱燗部門」で最高金賞を受賞。毎日の晩酌に熱燗でほっと一息つきたいという方にもおすすめの1本です。

桃川 純米酒

(出典元:桃川オンラインショップ

2-2.三諸杉(みむろすぎ) 辛口純米 切辛(せっから)

奈良県の今西酒造が造る「切辛」は、その名の通りキリッと辛口の味わいが魅力のお酒。「ただ辛いだけではない、米の旨味を感じることのできる辛口酒を造りたい」という酒蔵の想いを乗せ、10年の歳月をかけて誕生した極上の1本です。

口に含むと広がるのは、純米酒ならではの米のふくよかさ。後口にはすっきりとした辛さの余韻が残ります。燗酒にしても辛さの輪郭が消えることはなく、淡麗辛口のお酒を好まれる方に人気の銘柄です。

三諸杉(みむろすぎ) 辛口純米 切辛(せっから)

(出典元:楽天市場

2-3.竹葉(ちくは) 能登上撰

数馬酒造の代表銘柄となる「竹葉」は、地元石川県で愛され続ける日本酒です。原料には能登産五百万石という酒米を使用し、祝いの席や地元の祭りでは欠かすことのできない存在になっています。

熱燗はもちろんのこと、ワイングラスで美味しい日本酒としても数々の賞を受賞。720mlあたり800円台という手頃な価格の普通酒でありながら、その質の良さはあなどることができません。

43度あたりのぬる燗から上燗まで温めることでより一層まろやかな風味が引き立つため、ぜひお好みの温度でお楽しみください。

竹葉(ちくは) 能登上撰

(出典元:数馬酒造株式会社

2-4.ゆめほなみ 本醸造

ゆめほなみ(夢穂波)は、岩手県の蔵元「浜千鳥」が地産地消を目指して造ったお酒です。原料には、地元・大槻町宮ノ口で作られた岩手オリジナルの酒米「吟ぎんが」を使用。銘柄とラベルデザインも大槻町の青年団体が手掛けるなど、地元を愛する人々の想いが込められた1本になります。

飲み口は、陸中海岸の澄み切った空を海を思わせるようなスッキリとした味わい。熱燗にすれば、米のほのかな甘い香りを楽しむこともできます。新鮮な海鮮料理と一緒に、ゆっくりと味わいたくなる銘柄です。

ゆめほなみ 本醸造

(出典元:浜千鳥

2-5.花垣 山廃純米

福井県の蔵元「南部酒造場」が、伝統の技である山廃仕込みで造ったお酒です。

山廃仕込みとは、米をすりつぶさずに、自然の力で酵母を発酵させて造る日本酒のこと。「花垣」は、山廃ならではの柑橘類のような酸味と、熟成させることで生まれる濃厚な甘みを持つ日本酒に仕上がっています。

コクのある酸味は、燗酒にして楽しむのにぴったりの味わい。日本酒通をうならせるこだわりの1本です。

花垣 山廃純米

(出典元:佐野屋 JIZAKE.COM

2-6.醸し人九平次 純米吟醸 火と月の間に 山田錦

火と月、そして間という字を組み合わせると…そう。浮かび上がるのは「燗」という文字。「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」が送る秋の限定商品です。

高級酒米、山田錦を50%まで精米したお酒はスッキリ冷やしても美味しい1本。あえて温めることで、ふっくらとまろやかな旨味を堪能できます味の乗った秋の食材はもちろん、クリーミーなチーズとのペアリングもおすすめです。

醸し人九平次 純米吟醸 火と月の間に 山田錦

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-7.白瀑 純米 「ど辛」

どどーんと書かれた「ど辛」の日本酒度は+15。+1.5からがやや辛口、+6以上が大辛口と呼ばれることを考えると「ど辛」の名前も納得ですよね。

口にした瞬間は「ん?甘くてやさしい?」と感じるものの、キレのあるジューシーな味わいがすぐに後を追いかけます。燗酒にしても味のバランスが崩れず、コストパフォーマンスに優れた1本です。

白瀑 純米 「ど辛」 +14

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-8.九頭龍 燗たのし

「九頭龍(くずりゅう)」は福井県の黒龍酒造が手がけるブランドです。「燗たのし」は福井県産の酒米、五百万石(ごひゃくまんごく)を使用し、2年間じっくりと低温熟成させています。

九頭龍のコンセプトは「自由の扉をあける一杯」。もっと気軽に、もっと楽しく日本酒を味わってほしいという蔵の想いが込められています。お酒をお猪口に注げば、やさしい香りと温もりに思わずにっこり。ぜひ心をゆるりと解きほぐしてお楽しみください。

九頭龍 燗たのし

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-9.常山 純米超辛

福井県の地酒「常山(じょうざん)」の定番商品です。しっかりとしたコクがありつつキレがある、端麗旨口な味わいを楽しめます。

冷やでも美味しい純米酒は、程よく温めるとふんわりやさしい香りが引き立ちます。新鮮な魚介類、鍋物とも好相性の日本酒です。

常山 純米超辛

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-10.宝剣 純米

「毎日の晩酌に美味しい燗酒が欠かせない」という方はぜひ、こちらの純米酒を。広島県の宝剣(ほうけん)酒造が造るお酒です。

香りは控えめ、純米酒ならでの米の旨味がしっかりと感じられます。燗酒にしても口当たりが軽く、飲み飽きせずに楽しめるお酒です。合わせる料理を選ばず、毎日の食卓にそっと寄り添ってくれますよ。

宝剣 純米

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-11.白隠正宗 純米 生もと 誉富士

「白隠正宗(はくいんまさむね)」は静岡県を代表する地酒です。こちらの純米酒は、手間ひまかかる生もと(きもと)製法で造られています。

蔵が目指すのは「長くダラダラと飲める酒」。酸味と旨味、辛味がほどよく調和し1杯また1杯と盃が進みます。ぬる燗から燗酒まで幅広い温度帯で楽しめる日本酒です。

白隠正宗 純米 生もと 誉富士

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-12.賀茂金秀 純米 やっぱりお燗

「そろそろ燗酒の季節かなぁ」と思う頃、酒蔵に並ぶ「加茂金秀(かもきんしゅう)」のお燗酒。肩までお湯につかるとっくりラベルに心が躍る1本です。

するする優しいお燗酒とあるように、日本酒初心者でも楽しめるさらりとした味わい。米の旨味がじんわりと体に染みわたります。ぬる燗から熱燗まで、温度による味の変化を見つけるのもまた楽しいですよ。

賀茂金秀 純米 やっぱりお燗

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-13.竹鶴 純米 にごり酒

とろりとしたお酒のにごりが楽しめる純米酒です。ふくよかな旨味の後をキリッとした酸味が引き締めます。夏場はソーダ割りにしても美味しい銘柄です。

ぬる燗にすると甘みと旨味がふんわり開き、また違った印象に。肉料理やクリーム系の洋食とも相性ばつぐんです。ぜひ好みの温度帯でにごりの燗酒をお楽しみください。

竹鶴 純米 にごり酒

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-14.七本鎗 無農薬「無有」 純米 火入

「七本槍(ななほんやり)」は地元で育つ減農薬栽培米を軸に造られる日本酒です。こちらの「無有(むう)」には、完全無農薬の酒米「玉栄(たまさかえ)」を使用しています。

蔵で1年半以上しっかり熟成させた純米酒は、芳醇かつまろやかな味わい。燗酒にするとなお一層、米の魅力が引き立ちます。日本酒好きも納得の芯のある美味しさです。

七本鎗 無農薬「無有」 純米 火入

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-15.会津娘 純米

福島県会津地方の地酒「会津娘(あいづむすめ)」。地元産の酒米を使った純米酒は、どこかホッとする優しい味わいです。

ぬる燗にして静かに口に含めば「あぁ、美味しい」と思わず呟いてしまうほど。丸くやわらかな口当たりは燗酒初心者にもおすすめです。おでんや湯豆腐のような、冬の定番料理と一緒にお楽しみください。

会津娘 純米

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-16.月山 生もと 純米 おろち

「月山(がっさん)」は島根県の吉田酒造が醸す日本酒です。名水百選にも指定された超軟水で仕込み、キレのあるフレッシュな味わいを生み出しています。

伝統の生もと(きもと)造りで仕上げた純米酒は、繊細で奥深い味わい。酸味がほどよく、食中酒として楽しめますもちろん燗酒にしても美味しく、冬の山陰名物カニ料理のパートナーにぴったりです。

月山 生もと 純米 おろち

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-17.農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生

農口尚彦研究所は、石川県の雄大な自然のなかに建つ蔵です。酒造りの神とも呼ばれる農口杜氏のもと、清らかで奥深い味わいの日本酒が造られています。

「無濾過生」とは、仕上げのろ過や加熱処理をしていないお酒のこと。フレッシュかつジューシーな味わいが引き立ち、冷やでも美味しい日本酒です。ぬる燗にしても美味しいのは、明確に味の設計がなされているからこそ。ぜひ、和食と一緒にその美味しさをお楽しみください。

農口尚彦研究所 本醸造 無濾過生

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-18.酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦

「山廃(やまはい)」とは、生もと同様に手間と時間のかかる昔ながらの製法のこと。仕込みには、自社田で復活させた日本最古の酒米「伊勢錦」を使用しています。自然の色合いそのままの、うっすら山吹色に色づいた日本酒です。

ふくよかな旨味がありつつ、後口はスッキリ。山廃ならではの酸味が心地よい余韻を残します。ついつい「もう1杯」と手が出る軽やかな味わいは、ぬる燗で楽しむのがおすすめです。

酒屋八兵衛 山廃純米酒 伊勢錦

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-19.獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 温め酒

香り高くスッキリした味わいが人気の「獺祭(だっさい)」からお燗用のお酒が登場。しかも獺祭の真骨頂「磨き二割三分」で仕上げた純米大吟醸です。

二割三分とは、精米歩合23%のお酒のこと。一粒のお米を小さく小さく磨き上げ、中心部分だけを贅沢に使用しています。アルコール度数は14度と、通常の二割三分よりライトな仕上がり。ほわっと開く米の香りがたまらない、優しい燗酒に仕上がります。

獺祭 純米大吟醸 磨き二割三分 温め酒

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

2-20.風の森 ALPHA TYPE5 燗SAKEの探求 無濾過火入

新たな日本酒への挑戦を止まない酒蔵、奈良県の「油長(ゆちょう)酒造」。「風の森 TYPE5」は燗酒への探求心から誕生しました。

貴醸酒(きじょうしゅ)仕込みと呼ばれる、仕込み水の代わりに古酒を使う独特の製法を採用。丸いシールは温度によって色合いが変化します。飲み頃はシールの色合いが変わる35℃前後。燗酒ならではのやわらかな口当たりと、自然由来の力強い旨味を堪能できます。

 

風の森 ALPHA TYPE5 燗SAKEの探求 無濾過火入

(出典元:IMADEYA ONLINE STORE

 

3.まとめ

ワインのようにきりっと冷やしたり、お燗でゆっくり温めたりさまざまな楽しみ方ができる日本酒。熱燗は日本酒通向けの飲み方だと思われがちですが、適した銘柄を選べば初心者でもその美味しさを堪能することができます。

湯気にふんわり甘い香りが立ち上る熱燗は、おでんにお鍋、焼き鳥のような料理との相性もばつぐん。ぜひ熱燗にチャレンジして、日本酒の世界を広げてみてくださいね。