お酒好きな女性へのギフトやお祝いとして、フルーティな日本酒を探している方向けに、飲みやすくフルーティで人気のある日本酒をご紹介!
フルーティーな日本酒は飲みやすく、日本酒初心者やアルコールのクセが苦手な女性にもオススメ。この記事では、フルーティーな日本酒の代表銘柄をご紹介。ご自分用やギフトの参考にしてもらえたら嬉しいです!(記事の後半に、少し日本酒からフルーティな香りがする理由についても解説しています!)
1.フルーティーな日本酒30選
フルーティーな日本酒がどのようなものか分かったところで、実際にフルーティーな日本酒を楽しむにはどのような銘柄があるのかを紹介していきます。
ここで紹介する銘柄はフルーティーな日本酒のほんの一部に過ぎませんが、代表的な銘柄をいくつか厳選しました。フルーティーな日本酒選びの参考にしてみてくださいね。
1-1.花の香 純米大吟醸 桜花
「花の香(はなのか)」は、1902年に創業した熊本県の酒蔵、花の香酒造の代表銘柄です。
2017年には、フランスのソムリエが審査員を務めるKURA MATER2017で審査員特賞を受賞。パリの5つ星ホテルでも採用されるなど、世界でも高い評価を得ています。
現代では珍しい「撥ね木搾り(はねぎしぼり)」という製法でゆっくりと時間をかけて搾られており、まさに花のように華やいだ香りが魅力の日本酒です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-2.十四代 純米吟醸 中取り 藩州山田錦
山形県の高木酒造が醸造する「十四代(じゅうよんだい)」は、芳醇旨口の代表格。「酒未来」「龍の落とし子」「羽州誉」といった独自の酒米を開発し、その人気の高さから入手困難な日本酒のひとつでもあります。
そのスタンダード品となるのが「純米吟醸中取り」。メロンのようにフルーティーな香りとジューシーな甘みがあり、人気の高さも納得のおいしさです。
(出典元:amazon.com)
1-3.前 純米吟醸
まるで桃のようにフレッシュな香りと、心地よい甘みの余韻を感じられる日本酒が「前(さき)」です。「前」は醸造元の佐賀県の古伊万里酒造、4代目の蔵元が2008年に誕生させた銘柄です。
エレガントな味わいは世界でも高く評価され、2016年にはインターナショナル・ワインチャレンジで銀メダルを受賞。ぜひ白ワインのようにグラスに注いで、淡白な魚料理とのマリアージュを楽しんでみて下さいね。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-4.獺祭 磨き二割三分
フルーティーな日本酒ブームの先駆けとなるのが、山口県旭酒造の「獺祭(だっさい)」。
中でも、精米歩合23%を実現させた「二割三分」は、蜂蜜のような甘みと上品な香りが魅力の純米大吟醸です。「三割九分」は桃のように豊かな香り、「純米大吟醸45」は青りんごのような香りと、精米歩合によってその香りも大きく異なります。
二割三分、三割九分、45と、精米歩合の異なる3本が揃ったおためしセットも販売されているので、違いを楽しみたい方にはそちらもオススメです。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-5.醸し人九平次 「Le K」 VOYAGE (ル・カー ボヤージ)
愛知県の萬乗醸造の日本酒は、ミシュランガイドの三ツ星レストランのワインリストにも並ぶお酒です。「エレガント」をキーワードに造られており、ラベルだけでなく味わいもまたワインのよう。
純米吟醸の原酒である「醸し人九平次 Le K VOYAGE(かもしびとくへいじ ル・カー ボヤージ)」は、桃や洋ナシのような甘さの中に白コショウのような香りを感じる特別な1本です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-6.花陽浴 純米吟醸 八反錦
「花陽浴(はなあび)」は、埼玉県の南陽醸造で造られる日本酒です。酒米を55%まで磨き上げ、袋吊りでひとしずくずつ集めた「純米吟醸八反錦」は、うっすらとにごった生原酒。
パイナップルや青りんごのような爽やかな風味は、これぞまさに吟醸酒という香りです。
(出典元:酒泉洞堀一)
1-7.而今 純米吟醸 山田錦無濾過生
三重県から全国へと広がった地酒が「而今(じこん)」です。青りんごのようなフルーティーな香りの純米吟醸は、クリアな甘みとほのかな酸味が絶妙なバランス。
ほのかな微発泡が舌に心地よく、さらにフルーティーなにごり酒も甘口を好む方にはオススメです。
(出典元:酒泉洞堀一)
1-8.鳳凰美田 純米吟醸 Black Phoenix 無濾過本生
栃木県の美しい田園の中にある小さな蔵元、小林酒造の造る「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は人気の高さから入手困難になりつつあるお酒です。
個性的なラベルのBlack Phoenix(ブラックフェニックス)は、火入れや加水をしていない純米吟醸酒。白桃や和梨のようにふくよかで柔らかい香りを持ち、どんな料理にも合うスッキリとした甘みが魅力です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-9.出羽桜 一路 純米大吟醸
「出羽桜 一路(純米大吟醸)」は、山形県の出羽桜酒造で造られている、数々の賞を受賞している素晴らしい日本酒です。
フルーティーな香り、米の旨味がしっかりしているため濃厚でやや甘口ですが、どんな料理とも合わせやすく、口当たりがいいので、日本酒初心者にもおすすめです。
(出典元:出羽桜酒造株式会社)
1-10.たかちよ 純米おりがらみ 火入
青いラベルが印象的な「たかちよ 純米 おりがらみ 火入」は、新潟県の高千代酒造で造られています。
まるでグレープフルーツのようにみずみずしくフレッシュな香りが広がり、旨味を感じる甘さの中にほどよい酸味がたまりません。香りとフレッシュさの両方を楽しむには、冷やして飲むのがおすすめです。
(出典元:酒専門店鍵や)
1-11.雨後の月 大吟醸 真粋
「雨後の月 大吟醸 真粋」は広島県の相原酒造で造られています。希少な兵庫県産特A地区の山田錦と、花崗岩地帯の軟水を使用しています。
みずみずしい梨やいちごを思わせる香り、丸く優しい深い旨味を感じることができます。冷やして飲むのがおすすめです。
「雨後の月 大吟醸 真粋」は、1995年に全国日本酒コンテスト大吟醸部門でグランプリを獲得しています。
(出典元:公式サイト)
1-12.飛露喜 純米大吟醸 山田錦 100%
泉川で有名な福島県の廣木酒造で造られている「飛露喜」は、現在の社長の廣木健司氏が家業を継ぎ1999年に販売を開始した人気銘柄です。
「飛露喜 純米大吟醸 山田錦 100%」は、フルーティーで華やかな香り、甘味と旨味、そして酸味のバランスがいい日本酒です。
そのまま飲むよりも、食中酒として楽しむ人が多いようです。焼き魚など魚介類と楽しむのがおすすめ。
(出典元:矢島酒店)
1-13.作 穂乃智 純米
「作 穂乃智」は、三重県の清水清三郎商店で造られています。清水清三郎商店は素材にこだわっており、お米は伊勢平野の酒米など、また仕込み水には鈴鹿山脈の伏流水を使用しています。
「作 穂乃智」の米の品種は国産米ということだけで非公開ですが、先入観を持ってほしくないという思いが込められています。控えめですがライチのようなフルーティーな香り、米の旨味を感じることができ、後味はすっきり。食事中にもおすすめです。
(出典元:はせがわ酒店)
1-14.くどき上手 純吟辛口
山形県の亀の井酒造が造る「くどき上手」は、女性向けの甘口が主流の日本酒です。その中で、純吟辛口は吟醸酒らしいフルーティーさとともに、スッキリとしたキレ味を兼ね備えた銘柄。
辛みと酸味の絶妙なバランスと、酒米「雄町(おまち)」ならではの適度な甘さが魅力の1本です。
(出典元:amazon.com)
1-15.陸奥八仙 華想い40 純米大吟醸
「陸奥八仙 華想い40 純米大吟醸」は、青森県の八戸酒造で造られている、可愛らしいピンクのラベルが印象的な日本酒です。
青森県で初めての吟醸酒造好適米である華想いと、八戸の名水である蟹沢の清水を使用。熟した果実のように濃厚な香りと甘味に酔いしれたあとは、ふくよかな米の旨味と八仙らしい酸味の余韻が残ります。
Kura Master 2020 純米大吟醸酒部門で金賞を受賞しています。
(出典元:八戸酒造公式)
1-16.仙禽 麗(うらら)
栃木県のせんきんで造られている「仙禽 麗(うらら)」。地元であるさくら市産の山田錦を使用しています。袋しぼりという製法で造られており、自然と落ちたものだけを瓶に詰めているので生産数が少なく、希少価値の高いといえます。
開けた瞬間に青りんごや白ブドウなどの香りが広がり、シンプルで口当たりがよく、飽きがこない日本酒です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-17.松の寿 辛口純米 ひとごこち
「松の寿(まつのことぶき)」を醸造する松井酒造店は、全国新酒鑑評会で何度も金賞を受賞している蔵元です。
辛口純米は柑橘系の爽やかな香りを持ち、フルーティーでありながらスッキリとキレがよい口当たりが魅力。ただ辛いだけではなく米の旨味が活きた味わいは、食中酒として楽しみたい方にもぴったりです。
(出典元:amazon.com)
1-18.新政 瑠璃
「新政(あらまさ)」を造る新政酒造は、現存する中で最古の酵母とされる「協会6号酵母」発祥の酒蔵です。ブルーのラベルが特徴的な「瑠璃(ラピス)」は、秋田の酒米を使用した火入れシリーズ”Colors(カラーズ)”のラインアップのひとつ。
スッキリとした香りと酸味が特徴で、普段日本酒に馴染みのない方もすいすい飲み進めることができるお酒です。
(出典元:amazon.com)
1-19.赤武 純米大吟醸 結の香 生
岩手県の赤武酒造の「赤武 純米大吟醸 結の香 生」は、その名のとおり岩手県産の最高級米である結の香を使用しています。結の香を40%まで磨き、超低温発酵によりゆっくりと時間をかけて造られました。
上品な香りに、雑味がなくふくらみのある米の旨味がたまりません。食事中にもおすすめですが、日本酒だけでも楽しめる味わい深い1本です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-20.北秋田 大吟醸
「北秋田」は、秋田の良質な天然水で仕込まれた大吟醸です。リンゴのようにフルーティーな香りと淡麗でスッキリとした甘辛味は、日本酒を飲みなれていない方にもオススメ。
米を50%まで磨き、秋田の厳しい寒さの中で低温発酵させた味わいは、キリっと冷やすことでより引き立ちます。
(出典元:amazon.com)
1-21.富久長 バブルシェルラバーズ(Bubble Shell Lovers) 白麹純米
「これ、日本酒?」と思ってしまうほどかわいいデザインの「シェルラバーズ」。「バブル」とあるように、シュワシュワとしたガス感が心地よい微発泡酒です。
レモンのようにさわやかな香りは、魚介類と相性ばつぐん。シェルラバーズの名のとおり、新鮮な貝類とのペアリングもぴったりです。焼酎用の白麹、広島酒米のルーツ「八反草(はったんそう)」を使うなど、かわいい顔して味は本格派!スッキリとしたキレ感も楽しめますよ。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-22.伯楽星 純米吟醸
口に含むとふわーっと広がるのは、バナナのように甘くやさしい香り。「伯楽星(はくらくせい)」は、究極の食中酒ともいわれるお酒です。
食事と相性が良いのは、香りと酸味、キレのバランスに優れているから。グレープフルーツのようなさわやか酸味が後味をキリッと引き締めてくれます。適度に冷やし、ぜひワイングラスに注いでお楽しみくださいね。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-23.ロ万 純米吟醸 一回火入
福島県の米、水、人が織り成すロマンが詰まったお酒「ロ万(ろまん)」。一度だけ火入れ(加熱殺菌)をした純米吟醸からは、メロンのように上品な香りが立ち上ります。
スゥッと喉元をとおるきれいな味わいは、上質な白ワインのよう。後口にはやさしい甘みがじんわりと広がります。和食はもちろん、洋食とあわせる日本酒としてもおすすめ。クセが少なく、日本酒ビギナーにも人気の銘柄です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-24.文佳人 リズール 純米吟醸
おだやかで上品な香りの「文佳人(ぶんかじん)」。爽やかな酸味とスッキリと爽やかな喉ごしは、食事と楽しむお酒にぴったりです。
「リズール」とは、文学を深く読み込む「精読者」のこと。「ただ酔うだけでなく、深く味わう楽しみを知る人に愛される酒でありたい」という蔵の願いが込められています。通常の「文佳人」よりアルコール度数が低いため、軽やかで飲みやすいことも魅力。ぜひ、新鮮なお刺身を用意してゆったりとお楽しみください。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-25.風の森 秋津穂 657 純米奈良酒 無濾過生
グラスから立ち上るのは甘くフルーティーな香り。口に含むとスーッと鼻を抜けるのは、自然の草花のような清涼感。「風の森」は、幾重にも重なる香りの変化にハッとさせられるお酒です。
ろ過をしない、加水もしない搾りたての生酒「風の森」は、低温保管が基本。開けたてはシュワッとフレッシュな味わいを。その後は時間をかけながら、徐々に濃密になっていく味の変化を楽しむのもおすすめです。1本で2度、3度と楽しめるお酒でありながら、価格はなんと1000円台。コストパフォーマンスにも優れた銘柄です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-26.紀土〈KID〉 純米大吟醸 山田錦50
ピュアでやさしく、無邪気。「紀土(きっど)」はそんな言葉がぴったりの紀州のお酒です。温暖な紀州の風土が生み出す味わいは、フルーティーでやわらか。飲んだ人を思わず笑顔にしてしまいます。
イギリスで開催された2019年インターナショナル・ワイン・チャレンジ「SAKE部門」では、最優秀酒蔵賞を受賞。世界が認めた確かな味わいは、大切な人への贈り物にもおすすめです。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-27.甲子 純米吟醸 別誂 コレクションラベル
香りはバナナやリンゴのように甘く華やか。千葉県「甲子(きのえね)」の純米吟醸は、フルーティーな香りのあとに酸味が際立つ日本酒です。
口に含むとジュワーッと米の甘みと旨味が広がり、後味はスッキリ。ほのかな苦みや渋みも感じられます。ボトルデザインのように、白ワインのイメージで洋食とあわせるのもおすすめ。ワイングラスに注げばより一層フルーティーな香りが楽しめますよ。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-28.楽器正宗 純醸
「楽器正宗(がっきまさむね)」は、福島県の大木代吉本店(おおきだいきちほんてん)が造る日本酒。華やかでフルーティーな香りが特徴的な銘柄です。
「純醸(じゅんじょう)」はアルコール度数13%と、通常のよりやや低めの仕上がり。軽やかな味わいと、原酒ならではのジューシーな旨味を楽しめます。香りはもぎたてのマスカットのようにフレッシュでさわやか。クリアな飲み口についついグラスが進む1本です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-29.みむろ杉 ろまんシリーズ Dio Abita 低アルコール酒
ラムネのようなフレッシュな香りの「Dio Abita(ディオアビータ)」。奈良のお酒「みむろ杉 ろまんシリーズ」の1本です。
「Dio Abita」は、「神宿る」という意味のイタリア語。お酒が生まれる奈良県の三輪は、酒の神が鎮まる地だといわれています。低アルコールタイプの「Dio Abita」は、果実のようなジューシーさとやさしい甘み、コクがなんとも心地よい1本。日本酒ビギナーにもおすすめの銘柄です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
1-30.仙禽 オーガニック ナチュール 2021
自然の香り、自然の味わいがジュワーッと体に染みわたる。「仙禽(せんきん)オーガニックナチュール」は、じんわり、ゆったりと日本酒の美味しさを楽しめる銘柄です。
使用しているのは、無農薬で育った古代米「亀ノ尾」。自然の蔵付き酵母で仕込み、タンクではなく木桶で醸造するという、手間ひまかけた製法で造られています。ギュッと自然のエネルギーが詰まった「ナチュール」は、香り穏やかで完熟したバナナのような研ぎ澄まされた味わい。日本酒ファンからも人気の高い1本です。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
2.フルーティーな日本酒が女性へのギフトに人気の理由
2-1. お酒に強くない方でも飲みやすい
フルーティーな香りを持つ日本酒といえば「吟醸酒(ぎんじょうしゅ)」。フルーティーな香りを持つ吟醸酒は、口当たりがよく日本酒初心者でも飲みやすい点が魅力なんです。
一粒一粒の米を半分近くまで削って造る吟醸酒は「吟醸造り」という特別な製法で仕込まれます。吟醸造りでは、よく磨いた米を通常より低い温度で長時間発酵させるため、酵母が発酵しやすくフルーティーな香りの日本酒ができあがるのです。フルーティーな日本酒を飲んでみたいという初心者の方は、ぜひ吟醸酒を目印に銘柄を選んでみて下さいね。
2-2.和食を始め色んな料理との相性がバツグン!
ここ数年、インスタグラマーやYoutuberの発信もあって、女子の間で健康的にダイエットができると和食がブームになっているのをご存知でしょうか。そんな和食に対して、日本酒は日本古来からの伝統的なお酒。相性が悪いはずがありません!お酒も好きで、健康に気を使っている女子なら、きっと日本酒をプレゼントとして贈ったら喜んでくれるはず!
また、フレンチやイタリアンなどの洋食との相性も抜群で、日本酒=和食のイメージですが、フルーティーな日本酒はフレンチやイタリアンとの相性も抜群。中にはシュワシュワと発泡するスパークリング日本酒もあり、背の高いワイングラスに注ぐことでより一層その香りを引き立てることができます。
まるでワインを思わせるようなオシャレなラベルの銘柄は、女子会やパーティーにもぴったり日本酒はクセがありそうで普段は飲まないという女性も、フルーティーな日本酒を口にすればそのイメージががらりと変わりますよ。
ここがPOINT!
- 【フルーティな日本酒が人気の理由】
- フルーティーな香りを持ちやすい吟醸酒は、口当たりがよくお酒に弱い方でも飲みやすい!
- 和食はもちろん、フレンチやイタリアンとのマリアージュも盛んになり、様々な料理と合わせられる!
3. 日本酒に含まれるフルーティーな香り、実は果物の成分と同じ!
吟醸酒などの日本酒は、果実のように華やかな香りを持っています。お米と水から造られる日本酒なのに、なぜフルーツの香りがするのでしょうか?そのひみつは、日本酒を発酵させる際に生まれる吟醸香(ぎんじょうか)に隠されています。
3-1. 発酵時に生まれる吟醸香とは?
日本酒は玄米の表面を削り、そこに酵母や麹・水を加えて発酵させるとできあがります。この日本酒の発酵のときに発生するのが吟醸香。
精米歩合(せいまいぶあい)と呼ばれる米の磨き度合いが高いほど、酵母の発酵は進むため、吟醸香のもととなる化合物が生まれやすくなるのです。
3-2. 吟醸香の香りのもとって?
吟醸香の香りのもとは化合物。甘い香りは酢酸イソアミル、さわやかな香りはカプロン酸エチルなどの化合物。そしてこれらの化合物はメロンやリンゴのような果物に含まれる成分と同じものですので、フルーティーな香りがするのも納得ですよね。
近年は甘すぎないさわやかな香りが人気ですが、色々試す中で自分好みのフルーティーな日本酒を見つけるのも楽しいですよ。
ここがPOINT!
- 吟醸酒のフルーティーな香りは「吟醸香」
- お米をたくさん削った日本酒の方が、造るときに吟醸香が生まれやすい
- 吟醸香の香りは、フルーツのメロンやリンゴと同じ成分!
4. 日本酒には女性に喜ばれる成分や効能がある!
日本酒を作っている杜氏の手がキレイなことから、スキンケア商品が発売されたりと、ここ数年で日本酒の効能について注目されるようになりました。
「日本酒に美肌効果がある」と知っている方もいると思いますが、日本酒にはストレス解消や美容効果に期待できる成分がいくつも含まれているんです!
以下の記事では、日本酒に期待できる効能や、日本酒に含まれる成分について詳しくご説明していますので、ぜひ見てみてくださいね!
まとめ
フルーティーな日本酒は、日本酒初心者や女性でもそのおいしさを楽しむことのできるお酒です。その香りと味わいは、国内だけでなく海外でも高い人気を得ています。
ワイングラスに注いだり、フレンチやイタリアンと合わせたりとぜひ様々なシチュエーションで味わってみてくださいね。
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