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【2023年最新版】東京の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒の試飲にお土産、レストランも。

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【2023年最新版】東京の酒蔵見学おすすめ4選!日本酒の試飲にお土産、レストランも。

執筆者情報

shiho
お酒とねこでできているライター。日本酒、ウイスキー、ワイン…すべてのお酒をこよなく愛す。酒好きが高じて利酒師免許を取得。 Instagramはこちら https://www.instagram.com/ushinaaa/

監修者

日本酒ラボ編集部
日本酒ラボに携わってから日本酒のおいしさ・奥深さを知り、唎酒師の資格を取得。日本酒ラボを通して、日本酒のおいしさ・楽しさを日本酒にもあまり馴染みがない方にもお伝えしていきます。

東京の酒蔵見学は、日本酒のことをもっと知りたい!という方におすすめです。東京都内で歴史ある蔵の雰囲気を体感できます。

東京の酒蔵は、自然豊かな多摩地区に多いことが特徴です。お酒と一緒に食事を楽しめる酒蔵もあり、首都圏発の日帰り旅行にも適しています。

なにより蔵の人々を身近に感じられるのが蔵見学の大きな魅力。今回は、お酒好きにおすすめの東京の酒蔵見学情報をご紹介します。

※見学時は各蔵からの注意事項をご確認ください。
※記事情報は2023年7月28日時点のものです。
※掲載情報、写真などは変更の可能性もあるため、必ずご自身で事前にご確認のうえご利用ください。
※掲載している価格はすべて税込価格です。

1.小澤酒造(青梅市)

小澤酒造
出典:日本酒 澤乃井“Sawanoi”(@sawanoi_sake)

「澤乃井(さわのい)」を造る小澤酒造は、奥多摩の豊かな自然に包まれた酒蔵です。酒蔵見学を始めたのは、1966年(昭和41)。以来、顧客と直接ふれあいたいという想いから、社長をはじめとする各部署の社員が案内を続けています。

参加料はなんと無料。土日はひと月先のスケジュールまで満席になる人気ぶりです。

清流ガーデン 澤乃井園
「清流ガーデン 澤乃井園」出典:日本酒 澤乃井“Sawanoi”(@sawanoi_sake)

小澤酒造の魅力は、蔵の近くに飲食店やきき酒処、観光スポットが揃っていること。

「清流ガーデン 澤乃井園」では、多摩川の涼やかな流れを眺めながら、お酒と軽食メニューがいただけます。お酒やわさび漬け、酒まんじゅうなど、お土産のバリエーションも豊富です。

直営の「きき酒処」には、澤乃井自慢のお酒がずらり。テーブル席もあり、見学の余韻にひたりながら日本酒を飲み比べできますよ。

CAFE雫
「CAFE雫」出典:小澤酒造株式会社

ゆったりと食事を楽しみたいときは、澤乃井の仕込み水を使った豆腐料理が味わえる「豆らく」もおすすめです。2021年(令和3)には、名水で淹れたコーヒーやスイーツを提供する「CAFE雫(しずく)」もオープンしました。

蔵の近くには美術館やバーベキュー場などがあり、見学のあとはゆっくり過ごしたり、仲間とわいわいバーベキューをしたりと思い思いに楽しめます。

蔵見学を拠点に、美味しい日本酒造りを支える奥多摩の自然をぜひ体感してみてください。

小澤酒造株式会社

[住所]東京都青梅市沢井2-770
[アクセス]【電車】JR沢井駅より徒歩約5分【車】八王子ICより約80分、圏央道青梅ICより約40分
[蔵見学定休日]月曜日(祝日の場合は火曜日)、年末年始ほか
[見学日時]【平日】2回(13時、14時)【土・日・祝】3回(12時、13時、14時)※所要時間約30分
[見学定員]1回15名(1組10名まで)
[見学内容]酒蔵内の見学(現在試飲なし)
[見学料金]無料
[受付]予約優先(空席があれば当日申し込み可)
[予約方法]澤乃井園 0428-78-8210(受付時間 9時〜17時)※メールでの受付はなし ※団体見学(11名以上、平日のみ)は要相談 0428-78-8215団体見学係まで
[小澤酒造株式会社の詳細はこちら]http://www.sawanoi-sake.com/
※見学時は蔵の注意事項を要確認

2.石川酒造(福生市)

石川酒造
出典:石川酒造株式会社

お酒好きにぜひおすすめしたいのがこちら。「酒飲みのテーマパーク」ともいわれる石川酒造の酒蔵見学です。

敷地内には趣ある酒蔵と史料館が建ち並び、併設のレストランではクラフトビールとイタリアンを楽しめます。

感謝デーに開催される酒蔵見学は、直売店の割引券と試飲、お土産付きという充実の内容です(2023年8月見学内容)。スタッフ案内のもと、銘酒「多満自慢(たまじまん)」が生まれる蔵内部を見学できます。

石川酒造 本蔵
「本蔵」出典:石川酒造株式会社

また、石川酒造の敷地内は予約不要で自由に散策できます。明治13年建築、国登録有形文化財の本蔵は、石川酒造の歴史を感じさせる佇まい。直売店では、QRコード付きのパンフレットが配布されています。

明治期に使用していたビール釜や樹齢700年の御神木など、パンフレットを参考にゆるりと巡るのもおすすめです。

多満自慢
出典:石川酒造株式会社

直売店には、蔵自慢の日本酒やクラフトビールが勢ぞろい。ここでしか購入できない限定グッズもあります。ロゴ入りの酒器や雑貨は、お酒好きな方へのお土産にも喜ばれそうですね。

見学とショッピングを楽しんだら、併設のレストランで美味しい料理とお酒に舌鼓。クラフトビールはもちろん、日本酒も複数用意されています。

イタリアンと日本酒のマリアージュを堪能できるのは、古くから酒造りを手がけてきた蔵併設のレストランだからこそ。見学にショッピング、食事とお酒好きの心を満たしてくれる石川酒造へ足を運んでみてはいかかがでしょうか。

石川酒造株式会社

[住所]東京都福生市熊川1
[電話番号]042-553-0100(代表)
[アクセス]【車】八王子ICより約17分【電車】JR拝島駅よりタクシーで約8分、徒歩約20分
[見学内容]200円の直売店割引券、試飲、お土産付きの蔵見学 ※見学時間約45分 ※2023年8月見学内容
[見学料金]1,000円
[予約方法]公式ホームページより
[問い合わせ]直売店 酒世羅 042-530-5792(営業時間 10時〜18時、火曜定休 12月無休)
[石川酒造株式会社の詳細はこちら]https://www.tamajiman.co.jp/
※見学時は蔵の注意事項を要確認

3.田村酒造場(福生市)

田村酒造場
出典:田村酒造場

200年余りの歴史を誇る田村酒造場は、個人はもちろん、団体で酒蔵見学をしたいときにおすすめです。代表銘酒は「善泉(かせん)」。蔵や水車小屋などは、国の登録有形文化財に認定されています。

見学の種類は、申し込み人数が1〜5名の少人数蔵見学と、10〜15名の団体蔵見学の2種類です。見学料はいずれも無料。少人数蔵見学は、蔵指定の日程に参加できます。

団体蔵見学は、休業日や蔵の予定を除く希望の日にちを選択可能です。1日1団体のみ受付と、余裕をもって見学できるのがうれしいですね。

田村酒造場
出典:田村酒造場

1時間〜1時間半の見学では、庭や井戸なども案内されます。長年の歴史が息づく敷地内を巡る、まさに大人の社会科見学といった内容です。

趣ある敷地内を巡ったあとは、蔵自慢のお酒を試飲できます。蔵の歴史を体感したあとの日本酒は、またひと味違う美味しさです。

少人数蔵見学の日程は公式ホームページで確認できます。日程、人数には限りがあるため、ぜひこまめにチェックしてみてくださいね。

田村酒造場

[住所]東京都福生市福生626
[定休日]日・月・祝 ※酒造りの最重要期のため、12月・1月は蔵見学の開催はなし
[アクセス]【電車】JR福生駅より徒歩約10分【車】圏央道 日の出ICより約4km(駐車場正門前)
[見学日時]【少人数蔵見学】毎月土曜日 14時〜、1〜2回開催【団体蔵見学】希望日指定可 ※参加人数10名以上 ※1日1団体のみ ※休業日、蔵の予定により受付不可の日あり ※受付可能日は公式ホームページ受付状況カレンダーにて要確認
[見学定員]【少人数蔵見学】1組1〜5名、15名まで【団体蔵見学】10名〜15名
[見学内容]環境(庭、分水、井戸)、酒造蔵、試飲 ※所用時間1時間〜1時間半
[見学料金]無料
[受付]事前予約制、見学希望日の3カ月前〜1週間前までに要問合せ
[予約方法]公式ホームページより
[田村酒造場の詳細はこちら]https://www.seishu-kasen.com/
※見学時は蔵の注意事項を要確認

4.豊島屋酒造(東村山市)

豊島屋酒造
出典:豊島屋酒造株式会社(@toshimaya_shuzo)

東村山市の豊島屋酒造では、毎週土曜日の午前中に酒蔵見学が開催されています。基本的に予約は不要と気軽に足を運べることが魅力です。

酒販店と料理店の繁栄を守るような作品を、という想いが込められた「屋守(おくのかみ)」は、手仕事を大切にしたやさしい味わい。日本酒を造る酒蔵や提供する店舗、飲み手を繋ぐ酒として多くの日本酒ファンに愛されています。

豊島屋酒造
出典:豊島屋酒造株式会社(@toshimaya_shuzo)

2023年4月には3年半ぶりに「豊島屋フェスタ2023」が開催され、総勢1,000名の人々が蔵に集結しました。

さらに「ナイト蔵ビング」と題した夜の酒蔵見学や、おつまみとお酒を気軽に楽しめる角打ちイベントなどを随時開催。日本酒愛好家もビギナーも、誰もがお酒を通して笑顔になれる場が提供されています。

豊島屋酒造が大切にしているのは、お酒好きはもちろん、飲めない人や子どもたちまでを含む、人と人との「縁」を醸すこと。

「日本酒のことはよくわからないけど、楽しく酒蔵の魅力に触れてみたい」「日本酒好きの輪を広げたい」という方にぜひおすすめしたい酒蔵です。

豊島屋酒蔵

[住所]東京都東村山市久米川町3-14-10
[アクセス]【電車】西武新宿線 東村山駅東口 より府中街道を所沢方面に徒歩約20分【車】首都4号線・中央道 高井戸ICより60分、中央道国立ICより50分、関越道所沢ICより30分
[見学日時]毎週土曜 11時〜12時 ※年末年始、夏季休暇をのぞく ※都合により実施できない場合あり
[見学内容]試飲付き酒蔵見学
[見学料金]1,000円
[豊島屋酒蔵の詳細はこちら]http://toshimayasyuzou.co.jp/
※見学時は蔵の注意事項を要確認

まとめ

酒蔵見学では、日本酒ができる蔵の様子を間近に体感できます。蔵の人々と直接対話できることも魅力です。

試飲や買い物、飲食を楽しめる蔵見学は、観光気分も味わえます。関東近郊からの日帰り旅行や東京観光とあわせ、足を運んでみてはいかがでしょうか。