奈良県吉野町は、米の生産者や三つの老舗酒蔵と連携し、新銘柄「吉野正宗」を造るためのクラウドファンディングを9月9日(木)より開始しました。
編集部
同じお米を使ってそれぞれの酒蔵が作り上げた、3種類の「吉野正宗」を飲み比べできるのは楽しそうですね!
人口減少による遊休農地の増加に歯止めを。土地の魅力を新たに発信する町おこしプロジェクト。米の生産者、町内の三つの老舗酒蔵が初めて連携し、町役場の協力得て新銘柄「吉野正宗」誕生同じ米を使い、それぞれの蔵の醸造方針によって造られた味の違いを楽しめる3本セット発売。
奈良県・吉野町は、かつて「神仙境(=神様や仙人が住むような理想的な土地)」と呼ばれ、不老長寿伝説が生まれたほど豊かな自然に恵まれた場所です。
この町では、大峰山系を中心とする豊かな水を活かした米作りが行われております。また、町内には100年以上の歴史を持つ老舗酒蔵が三蔵あり、吉野の歴史と自然を背景にした酒造りが続けられています。
今回のプロジェクトでは、米の生産者と吉野を代表する三つの酒蔵が手を組み、町の協力のもとに「吉野正宗」という新たな清酒ブランドを立ち上げました。
酒米作りを通じ、吉野を盛り上げるために活動する生産者。
米の生産者、町内の三つの老舗酒蔵が初めて連携し、町役場の協力得て新銘柄「吉野正宗」誕生
吉野正宗は吉野町内の狭くて活用しづらい「遊休農地」を利用し、そこで育てた酒米「吟のさと」を使用し、精米歩合60%で作られた純米吟醸酒です。
三蔵同じ条件で造った日本酒ですが米の解釈の仕方、各蔵の醸造方針に沿って造られ、それぞれの蔵の特徴がしっかり出た味わいに仕上がっています。
かねてより、「遊休農地」の解消を目的に酒米の作付け、各酒蔵での醸造は行っていましたが、
酒蔵の杜氏や蔵元のこと、作付けを担う米生産者のみなさんの顔、街を取り巻く風景など、この活動の背景とストーリーを伝えることで吉野の酒の魅力を知っていただこうと、
今回、改めて関係者の話し合いの場を設け、銘柄、ラベルデザインも統一しプロジェクトを一新することにいたしました。
【酒蔵紹介】
株式会社北岡本店
代表銘柄 『八咫烏』
約400年前、吉野が山林労働に従事する人たちの宿場町であり、大和から伊勢、熊野に抜ける交通の要として栄えていた頃に創業。古金屋(換金・手形の取り扱い)を経て、明治元年(1868年)に酒造り専業に切り替える。「日本古来の酒造り技術を伝承し、おいしい酒を通じて心温まる人間関係の成立に寄与する」がモットー。
YOSHINO MASAMUNE YATAGARASU ※ラベルは吉野の深い山々、自然豊かな土地を表現しています。
北村酒造株式会社
代表銘柄 『猩々』
吉野山のふもと、吉野川の川沿いの吉野上市で約230年前(1788年)に創業。この地の大山林家・木屋又左衛門の12番目の末子・初代宗四郎が、大和国の百済村より、酒造株と酒槽を買ってもらい、この地に分家を許されたのがはじまり。山間の傾斜に合わせて階状(きざはしじょう)になった土蔵造りが特徴。
YOSHINO MASAMUNE SYOUJYOU ※ラベルは吉野の豊かな水の煌めきを表現しています。
美吉野醸造株式会社
代表銘柄 『花巴』
1912年創業。時代の流れとともに、お酒の味わいの基準を風土の解釈から紐解いていこうと考えるように。吉野の風土に寄り添う酒造りで、酸と旨み両方のバランスが取れたお酒を目指している。2017年からは、すべてのお酒を自然醸造に切り替える。その翌年には、奈良県内の契約栽培米での酒造りにシフト。現在は各地域や販売先と共に歩むための酒造りに精力的に取り組む。
YOSHINO MASAMUNE HANATOMOE ※ラベルは吉野山に広がる山桜を表現しています。
この度、新銘柄『吉野正宗』を発売するにあたり、Makuakeにて先行発売を開始いたします。
https://www.makuake.com/project/yoshinomasamune/
クラウドファンディング開催期間 9月9日(木)〜10月3日(日)
吉野正宗 instagram
https://www.instagram.com/yoshino_masamune/
吉野正宗 Facebook
https://www.facebook.com/yoshino.seishu/
(情報提供:PR TIMES)
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