ホーム 日本酒を探す プレゼント 【2023年最新版】還暦祝いに贈る日本酒おすすめ10選

【2023年最新版】還暦祝いに贈る日本酒おすすめ10選

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【2023年最新版】還暦祝いに贈る日本酒おすすめ10選

執筆者情報

shiho
お酒とねこでできているライター。日本酒、ウイスキー、ワイン…すべてのお酒をこよなく愛す。酒好きが高じて利酒師免許を取得。 blog「わたしの酒棚」 https://sakadana.net/

お祝いの品に選ばれることの多い日本酒。今回は、還暦祝いにおすすめの日本酒の数々をご紹介します。

原料や製法にこだわりぬいた日本酒は、特別な贈り物にぴったりです。美しいラベルデザインや化粧箱付きの品を選べば、相手を思う気持ちがより一層伝わります。日本酒選びのポイントも解説するので、還暦祝いの贈り物を探している方はぜひ参考にしてくださいね。

1.還暦祝いの贈り物に日本酒が人気の理由

60歳を迎える方の長寿のお祝い、「還暦」。還暦祝いの贈り物に日本酒が選ばれる理由には、以下の3点があげられます。

  1. 縁起の良いお酒だから
  2. 栄養価が高く長寿を願うお酒にぴったりだから
  3. 好みの温度帯で楽しめるから

日本酒は、古くから祭りや祝い事などで飲まれてきたお酒です。「御神酒(おみき)」として神様にお供えされるなど、神聖な側面を持ちます。祝い酒として親しまれてきたことからも、60歳の還暦祝いにふさわしいお酒といえるでしょう。

また、米と米麹を発酵させて造る日本酒には、アミノ酸やビタミン、ミネラルといったさまざまな栄養素が含まれています。適量であれば健康に役立つ効果が期待でき、長寿を願う還暦にぴったりのお酒です。

さらに、日本酒は冷やしたり温めたりと好みの温度帯で楽しめます。食事と合わせて美味しい銘柄も多く、多くの人が集まる祝いの席に喜ばれる贈り物になるでしょう。

2.還暦祝いに贈る日本酒の選び方4つのポイント

還暦祝いに贈る日本酒は、次の4つのポイントを意識しながら選んでみてください。

  1. 味の好みに合わせた日本酒を選ぶ
  2. 箱入りなど高級感のあるお酒を選ぶ
  3. 地酒を選ぶ
  4. 名入れ、酒器セットで特別感を演出する

これらのポイントを抑えれば、美味しい日本酒がより喜ばれる贈り物になります。贈る相手の顔を思い浮かべながら、ひとつずつチェックしてみてくださいね。

2-1.味の好みに合わせた日本酒を選ぶ

甘い香りのするタイプや後口がスッキリとしたタイプなど、日本酒にはさまざまな種類があります。贈り物にするのであれば、相手に喜ばれるものを選びたいですよね。

「甘口のお酒が好き」という方には、フルーティーな香りのする日本酒がおすすめです。甘口タイプのスパークリング酒であれば、華やかさも演出できます。

「スッキリしたタイプが好み」という方には、「辛口」をキーポイントに日本酒を選んでみてください。お酒によっては、名前にはっきりと辛口と書かれた銘柄もあります。

相手の好みがはっきりしないというときは、普段召し上がる料理を参考にしてみましょう。フレンチやイタリアンを好まれる方であれば、ワイングラスで楽しむタイプの日本酒もおすすめです。また、「純米酒」とラベルに書かれた日本酒は和食と相性抜群。燗酒好きにも喜ばれる品になりますよ。

2-2.箱入りなど高級感のあるお酒を選ぶ

化粧箱に入った日本酒は、高級感を演出してくれます。美しい桐箱に収まる日本酒も同様です。相手の好みに合わせ、ワインのようにエレガントなラベルデザインの日本酒を選ぶのも良いでしょう。

また、日本酒には「寿」や「福」などの文字を使った銘柄もあります。還暦祝いには、縁起の良い名前に着目してお酒を選ぶのもおすすめです。

2-3.地酒を選ぶ

地酒とは、各地で造られる個性豊かな日本酒のことです。日本酒選びにどうしても迷うときは、贈る相手の出身地に合わせた地酒をセレクトしてみてはいかがでしょうか。

北は北海道、南は沖縄までお酒の味わいは実にさまざま。土地の風土が生み出す地酒は、贈る相手にふるさとを感じさせる素敵な贈り物になるでしょう。

2-4.名入れ商品、酒器セットで特別感を演出する

お酒によっては名前やメッセージなどをラベルに書き入れることができ、オリジナリティあふれる品を贈りたいときにおすすめです。

また、お猪口や徳利(とっくり)などの酒器は、お酒を飲み切ったあとも記念品として手元に残ります。こだわりの品をセットにすれば、自宅でお酒を飲む方に喜ばれるプレゼントになりますよ。

3.還暦祝いのプレゼントに!おおすすめ日本酒10選

ここからは、還暦祝いのプレゼントにおすすめの日本酒10選をご紹介!香り高いお酒から味わい深いお酒、温めて美味しいお酒まで、相手の好みを思い浮かべながら特別な1本を選んでみてくださいね。

3-1.獺祭 磨きその先へ

日本酒好きにその名が知られる「獺祭(だっさい)」。「磨きその先へ」は、獺祭の最高峰にあたるお酒です。清らかな香りとなめらかな舌触り、静かに残る甘美な余韻はまさに格別。シンプルながらも気品あふれる化粧箱付きと、還暦祝いにふさわしい1本です。

獺祭 磨きその先へ
獺祭 磨きその先へ

(出典元:旭酒造株式会社

 

3-2.久保田 萬寿 自社酵母仕込

萬寿(万寿・まんじゅ)は、長生きを祝う言葉。おめでたい名前が付けられたこちらのお酒は、新潟の銘酒「久保田(くぼた)」のトップブランドです。

華やかな香りと深い旨味を持つ「萬寿」は、多くの人の心を満たしてくれます。料理との相性も良く、祝いの席に贈る品におすすめです。

久保田 萬寿 自社酵母仕込
久保田 萬寿 自社酵母仕込

(出典元:朝日酒造株式会社

 

3-3.天狗舞 MUSASHI 純米大吟醸

石川の「天狗舞(てんぐまい)」は、滋味深い味わいが多くの日本酒ファンに支持されているお酒です。適度に温めるとさらに魅力が花開き、料理と日本酒の相性の良さを教えてくれます。

「MUSASHI」のきらびやかなラベルは、石川が誇る純金箔を使用したもの。販売数も限られた希少性の高い銘柄です。

天狗舞 MUSASHI 純米大吟醸
天狗舞 MUSASHI 純米大吟醸

(出典元:大和屋酒舗

3-4.鳳凰美田 「芳」 PREMIUM 2018 純米大吟醸 生もと造り 瓶燗火入

「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は、フルーツを思わせる華やかな香りが特徴的なお酒です。「芳」には、有機農法で育てられた酒米・富の香が使用されています。

鳳凰美田らしい香りのあとにぐぐっと押し寄せる味わいは、自然の豊かさを感じさせてくれます。人気銘柄、鳳凰美田のなかでも特別な品のため、お酒好きに喜ばれる贈り物になるでしょう。

鳳凰美田 「芳」 PREMIUM 2018 純米大吟醸 生もと造り 瓶燗火入
鳳凰美田 「芳」 PREMIUM 2018 純米大吟醸 生もと造り 瓶燗火入

(出典元:さかや栗原

3-5.楯野川 純米大吟醸 七星旗 2016vintage

「七星旗(しちせいき)」は、精米歩合7%と小さく小さく磨いた米で造られたお酒です。日本酒造りに使う米は、外側を30%以上削り取るのが一般的。精米歩合7%ということは、実に93%も外側を削り中心部分のみを使用していることになります。

米を小さく削る工程は、コストがかかるだけでなく高い技術を要します。こちらはさらに、搾ったあとに氷温熟成するなど手間暇かけた一品です。美しい桐箱も高級感を演出してくれますよ。

楯野川 純米大吟醸 七星旗 2016vintage
楯野川 純米大吟醸 七星旗 2016vintage

(出典元:はせがわ酒店

3-6.澤屋まつもと 守破離 秋津山田錦 西戸 雫酒 手書きラベル

Akitsu(秋津)Saido(西戸)Shizuku(雫酒)。ボトルの文字は蔵元自らが手書きしたものです。原料には、極上の山田錦が育つといわれる兵庫県東条秋津地区西戸産の酒米を使用。さらに、酒袋からしたたる酒を集める雫取りという製法で造られています。

有名蔵、澤屋まつもとが生み出すこだわりの酒は、日本酒通への贈り物におすすめです。山田錦のポテンシャルを最大限に引き出した至福の1杯を堪能できます。

澤屋まつもと 守破離 秋津山田錦 西戸 雫酒 手書きラベル
澤屋まつもと 守破離 秋津山田錦 西戸 雫酒 手書きラベル

(出典元:かがた屋酒店

 

3-7.醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸(ひのきし)

「醸し人九平次(かもしびとくへいじ)」はエレガントな味わいが評価され、パリのレストランでも採用されている日本酒です。蔵が大切にしているのは、米が育つ自然そのもの。「彼の岸(ひのきし)」には、自社田で育つ山田錦が使用されています。

適度に冷やしてワイングラスに注げば、魅惑的な香りが広がります。ラベルにはヴィンテージが記され、還暦記念にふさわしい装いです。

醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸
醸し人九平次 純米大吟醸 彼の岸

(出典元:九平次公式ショップ

3-8.乾坤一 大吟醸 原酒 斗瓶取り

創業は江戸時代という老舗蔵、宮城県の大沼酒造店が造る「乾坤一(けんこんいち)」。長年多くの日本酒ファンに愛されていることから、お酒好きの還暦祝いにおすすめの銘柄です。

贈答用にふさわしい美しい桐箱付き。加水していない原酒のため、お酒の美味しさをダイレクトに味わえます。

乾坤一 大吟醸 原酒 斗瓶取り
乾坤一 大吟醸 原酒 斗瓶取り

(出典元:矢島酒店

 

3-9.みむろ杉 ろまんシリーズ 袋しぼり 純米大吟醸 三輪山

「みむろ杉」ろまんシリーズの最高峰となる1本です。酒造りに使われる水は、神が宿るといわれる三輪山の伏流水。山田錦は、伏流水と同じ水脈上で育てられた米からより良いものが選抜されています。

酒袋からぽとぽとこぼれる雫を瓶詰するなど、細部までこだわりぬいた一品。吉野杉を使った木箱には仕切り板が付き、お酒を楽しんだあとは収納ボックスとして活用できますよ。

みむろ杉 ろまんシリーズ 袋しぼり 純米大吟醸 三輪山
みむろ杉 ろまんシリーズ 袋しぼり 純米大吟醸 三輪山

(出典元:はせがわ酒店

3-10.くどき上手 純米大吟醸「無愛想・22%」

精米歩合は22%。酒米の王様ともいわれる兵庫県産山田錦を小さく磨き、ていねいに仕込んだお酒です。「くどき上手」らしい華やかな香りがありつつ、後味はスッキリ。「不愛想」という名は、世に媚びることのない蔵元の生きざまに由来するといいます。人生を振り返りながら、じっくりと酔いしれたくなる美味しさです。

くどき上手 純米大吟醸「無愛想・22%」
くどき上手 純米大吟醸「無愛想・22%」

(出典元:はせがわ酒店

 

まとめ

各蔵のこだわりがあふれる日本酒は、還暦祝いの品におすすめです。米から生まれる豊かな味わいが癒しのひと時をもたらしてくれます。

相手の顔を思い浮かべながら選ぶお酒は、贈る人、贈られる人双方を笑顔にしてくれるはず。味のタイプや名前、産地などに着目しながら祝いの席を彩る1本を見つけてみてくださいね。