日本盛株式会社2020年8月31日 14時00分
日本盛株式会社(本社:兵庫県西宮市 代表取締役社長:森本太郎)は、「日本盛 ひやおろし 特別純米酒720ml瓶」を2020年9月1日より数量限定で新発売致します。
本商品は、暑い夏を越すことで熟成が進み、穏やかで落ち着いた香りと、濃醇な味わいが特長のお酒です。秋を感じられるようパッケージには、「月」と「すすき」を印象的に配置。ラベルの濃紺色は、穏やかで落ち着いた香りと濃醇な味わいを表現しました。また、GI灘五郷のマークを印字しています。秋に旬を迎える脂の乗った鯖の塩焼きと相性が良く、鯖と一緒に召し上がることで濃醇ながらも辛口の日本酒が、鯖の脂と調和し、旨味をより引き立てます。
なお、灘五郷に位置する酒蔵6社※1からひやおろし商品を同時期に販売します。
※1 大関・菊正宗・櫻正宗・白鹿・白鶴・日本盛 (白鶴・菊正宗は2アイテム) (五十音順)
※ひやおろしとは・・・4月までに加熱殺菌(火入れ)し、春から夏にかけての気温の上昇によって熟成させることで、香味が整いまろやかさのある酒質になることを「秋あがり」するといいます。秋あがりした酒の中でも、貯蔵容器から外気温と同温度程度に冷めた清酒を「冷で卸す」といい、加熱殺菌(火入れ)することなくそのまま出荷するものを「ひやおろし」とし、灘五郷では伝統的に9月以降に出荷されてきました。貯蔵前に一度だけ火入れを行い、出荷前には火入れを行わないのが「生詰」です。2度目の火入れを行わないことで丸みや深みの中にもフレッシュな味わいが楽しめます。
■GI灘五郷とは
2018年6月28日に国税庁長官の指定を受けた灘五郷で造られた日本酒を保護する地理的表示制度です。
GI灘五郷を掲げることができる商品は、灘五郷内で採水した「宮水」で製造。灘五郷内で貯蔵・瓶詰めされた商品。管理機関である灘五郷酒造協同組合が定める原料、製法の生産基準を満たし、厳正な審査により酒質特性(味わいの要素の調和がとれ、後味の切れの良さ)を有していると認定された商品になります。
■「GI灘五郷」認定 日本盛商品
①日本盛 大吟醸 720ml瓶
②日本盛 大吟醸 1.8L瓶
③日本盛 風雅 純米大吟醸720ml瓶※
※免税店及び海外専用商品
<参考>
・酒類の地理的表示(GI)制度について
酒類や農産品において、ある特定の産地ならではの特性(品質、社会的評価等)が確立されている場合に、当該産地内で生産され、生産基準を満たした商品だけが、その産地名(地域ブランド)を独占的に名乗ることができる制度です。
GIを掲げることで、地域ブランドが確立され、他の製品との差別化や保護効果、消費者からの信頼性の向上が期待できます。また、地理的表示が浸透しているヨーロッパなどへの、日本の特産物として輸出事業への寄与も大いに期待できます。
・酒類の地理的表示指定状況 (2020年6月時点)
‣ 清酒
白山、日本酒、山形、灘五郷、はりま、三重
‣ 焼酎・泡盛
壱岐(麦)、球磨(米)、薩摩(芋)、琉球(泡盛)
‣ ぶどう酒
山梨、北海道
<参照>
・国税庁 「お酒の地理的表示とは?」
https://www.nta.go.jp/publication/pamph/sake/03.pdf
・灘五郷酒造組合 「GI灘五郷」
http://www.nadagogo.ne.jp/gi/