料理家・高橋善郎さんが提案する、日本酒のおつまみにぴったりの一品をご紹介。「久保田」と一緒に、ご自宅での上質なひとときをお楽しみください。
高級感のある、和食のおもてなし料理を
そんな時のおもてなし料理は、見た目も華やかにしたいところ。しかし、和食は手間がかかって、家で作ると地味になりがちなイメージがあり、ついつい洋食にしていませんか?
そんな方でも家で簡単に作れて、日本料理店で食べるような上品で高級感のある味わいを演出できる、茶碗蒸しレシピをご紹介します。
「真鯛ととうもろこしの茶碗蒸し」の作り方
【材料(2人分)】 ※所要時間:約20分
・真鯛(刺身用/柵):2切れ(1切れ約25g)
・山芋:50g
・とうもろこし:1/2本
・水溶き片栗粉:適量
・木の芽:適量
A
-卵:1個
-出汁(かつおと昆布の合わせ出汁):120ml
-みりん:大さじ1と1/2
-薄口しょうゆ:小さじ1
-塩:小さじ1/4
B
-出汁:100ml
-練りわさび:小さじ1/4〜1/2
-塩:ひとつまみ
【作り方】
①真鯛(刺身用/柵)は厚めに2切れ分用意する。とうもろこしはできるだけ形が残るようにそぎ切りにする。
※形が良いものは茶碗蒸しの上にのせる用にして、バラバラになったものは生地の中に混ぜる用として活用。
「真鯛ととうもろこしの茶碗蒸し」に合わせたい「久保田 萬寿」
華やかな香りと重厚な味わいが重なり合い、複雑で深みのある口当たりが広がる純米大吟醸酒。麹から生まれるふくらみのある柔らかさの中に、旨味・甘味・酸味が調和し、心地よい余韻が喉元まで続き、上質な時を彩ります。
久保田 萬寿
1,800ml 8,110円(税込8,921円)
720ml 3,640円(税込4,004円)
※商品の価格は2022年8月18日現在のものです。
高橋善郎さんからのワンポイント
◆卵と出汁だけでも風味の良い茶碗蒸しに仕上がりますが、山芋のほのかな苦味ととうもろこしの優しい甘味が加わった茶碗蒸しを、わさびの銀あんで閉じ込めることで「久保田 萬寿」の奥深い味わい・香りとさらに調和してくれます。
◆今回は真鯛を使用していますが、金目鯛やタラ、平目など上品な味わいの切身で代用していただいても美味しく仕上がります。
◆とうもろこしは芯に近いところをうまく削ぐように切ると形を残しやすいです。仮に全てバラバラになってしまっても、半量は生地に、残りは切り身と一緒にのせて仕上げる形でも、見た目も味もよく仕上がります。
◆茶碗蒸し自体に味が入っているので、上にかけるあんの塩加減はやや薄めくらいを目安に塩を加えていただくくらいがおすすめです。