日本一の酒どころ(*1)・灘から日本酒文化を発信 日本遺産『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ 銘醸地、伊丹と灘五郷』樽廻船による下り酒のストーリー再現を実施

日本一の酒どころ(*1)・灘から日本酒文化を発信 日本遺産『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ 銘醸地、伊丹と灘五郷』樽廻船による下り酒のストーリー再現を実施

一般財団法人神戸観光局は、灘の日本酒を樽廻船で東京に運ぶ「樽廻船と下り酒」のストーリー再現を、11月23日(火・祝)より実施します。

日本酒ラボ編集部

今回の「樽廻船と下り酒」のストーリー再現によって、日本酒文化を国内外に発信できるいい機会になりそうですね!

 神戸市・西宮市に広がる「灘五郷」は、日本一の酒どころ(*1)として知られています。阪神間日本遺産推進協議会では、令和2年6月に日本遺産認定を受けた『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷』について、地域の魅力的な文化財及び観光資源として、国内外に発信しています。

日本一の酒どころ(*1)・灘から日本酒文化を発信 日本遺産『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ 銘醸地、伊丹と灘五郷』樽廻船による下り酒のストーリー再現を実施
「大日本物産図会 摂津新酒荷出之図」 国立国会図書館デジタルコレクションより引用

「下り酒」 とは、江戸時代、上方から樽廻船などによって江戸へ送られ販売された酒を指します。主にその酒造地は池田、伊丹、灘など畿内各地、およびその他の諸国にわたり、安永・天明期(一七七二‐八九)には、年間百万樽内外が江戸に入り、とくに灘地方の酒はその大半を占め、質も良く、江戸の人々に最高の酒として賞味されました。
今回、日本酒文化の重要な構成要素のひとつである「樽廻船による下り酒」のストーリーを再現するために、実際に神戸から樽酒を積んで船(ヨット)で東京まで運びます。神戸での出発、東京での到着、航海の様子は、当時の資料とともに映像コンテツを作成して、広く情報発信を行います。

*1:令和元年度 国税庁統計年報 酒税より(清酒課税数量)

1.「樽廻船による下り酒」のストーリー再現の概要

日本一の酒どころ(*1)・灘から日本酒文化を発信 日本遺産『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ 銘醸地、伊丹と灘五郷』樽廻船による下り酒のストーリー再現を実施

期間:令和3年11月23日(火・祝)神戸発~11月28日(日)東京着
船 :セーリングヨット(船舶の長さ11.98m、総トン数8.5トン)
船員:NPO法人須磨ヨットクラブ等2名

 

<出発式>
日時:令和3年11月23日(火・祝)10:00~11:00(予定)
場所:神戸港 中突堤南側岸壁
内容:挨拶(久元神戸市長、石井西宮市長、嘉納灘五郷酒造組合理事長ほか)、
メッセージ菰樽・酒樽の積込み、こどもからのメッセージ、酒造り唄、出航見送り など

メッセージ菰樽について

日本一の酒どころ(*1)・灘から日本酒文化を発信 日本遺産『「伊丹諸白」と「灘の生一本」下り酒が生んだ 銘醸地、伊丹と灘五郷』樽廻船による下り酒のストーリー再現を実施

今回の樽廻船による下り酒の再現にあたり、神戸・西宮から東京の人たちへのメッセージを書いた菰樽を船に乗せ、灘の酒とともに東京へ届けます。
※船は須磨ヨットクラブが主催する須磨ヨットハーバーでの同日8:00の出港式を経て、出発式に登場します。

 

2. 「樽廻船と下り酒」のストーリー再現を映像コンテンツとしてご紹介
再現の様子は「樽廻船と下り酒」の情報発信として、今後セミナー等で活用するとともに、後日、YouTubeで配信をいたします。

3.新型コロナウイルス感染症対策について
イベント開催にあたり、手指消毒やマスク着用などをはじめ、屋外で密にならないよう注意しつつ実施します。ご来場される方におかれましても、手指消毒やマスク着用、感染拡大防止の対応についてご協力をお願いします。また、風邪症状、体調不良、発熱、咳などの症状がある方は、ご来場をお控えくださいますようお願いします。
なお、新型コロナウイルス感染症の感染状況や天候等により、日程・内容の変更が生じる場合がありますので、事業主体にお問い合わせください。

4.本件に関するお問い合わせ
■主催:阪神間日本遺産推進協議会
(本イベントの問い合わせ先)神戸市経済観光局ファッション産業課
所在地:〒651-0087 神戸市中央区御幸通6-1-12
E-mail:fashion@office.city.kobe.lg.jp

(情報提供:PR TIMES

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