伊丹商工会議所は、伊丹の酒文化を感じることができるスポットを巡るデジタルスタンプラリー 「吞んびり いたみ散歩」 を11月1日(月)~12月15日(水)に開催します。
編集部
伊丹の街をスタンプを集めて回るのは、楽しみながら日本酒文化に触れあえるのでとてもいいですね!
≪イベント概要≫
11月1日(月)から12月15日(水)に開催する同企画は、スマートフォンを使った非接触型のデジタルスタンプラリー。参加者は伊丹の酒文化を象徴する場所4か所を周遊し、スタンプラリーサイトに表示されるクイズのヒントをそれぞれの場所で探します。ヒントをもとにスマホ上で解答すれば、スタンプを獲得できます。
※アプリなどのインストールは必要ありません。
※万が一クイズラリーを巡るのが難しい場合は、ホームページの動画を視聴することでもヒントを得ることができます。
これに加えて、伊丹市内の登録飲食店を1店舗利用することが達成の条件。会計後に提示してもらった二次元バーコードを読み取れば、スタンプがコンプリートとなります。スタンプ獲得の順序は問いませんので、先に飲食店を利用してから巡るのでも、クイズラリーの途中のひと休みに使うのでもOK。また、テイクアウト対応しているお店であれば、その会計でバーコードの提出を申し出ていただくことも可能です。
≪いたみを学ぶ:伊丹の酒文化とクイズスポットの紹介≫
◎清酒は「鴻池」から
六甲山を西に望む「伊丹」。伊丹市鴻池に建つ碑に、「鴻池家は酒造によって財をなし,慶長5 年(1600 年)から200 年も続いている。その初代は幸元で山中鹿之介の子であると言われている。鴻池家は,はじめて清酒諸白を製造し,江戸まで出荷した。」と刻まれています。これが鴻池稲荷祠碑。白く濁った「濁り酒」ではない「澄み酒」が生み出された、「清酒発祥の地・伊丹」を伝える伝承です。
スポット1.鴻池稲荷祠碑
◎江戸時代の伊丹酒
江戸では関西・上方から送られた諸産物を「下り物」として珍重され、なかでも酒は「下り酒」として歓迎されました。とりわけ伊丹の酒は、麹と掛米両方に精白米を惜しみなく使ったことから「伊丹諸白」と呼ばれ、江戸で人気を博しました。江戸時代の名所案内記『摂津名所図会』に「名産伊丹酒」として、「伊丹には造り酒屋が60 軒余りある。どの酒屋も美酒を数千石造り、全国各地に送り出している。銘柄を印した菰樽を神崎に送り、そこから廻船に積んで多くが関東へ送られる。」と記され、下り酒の名産地、江戸積み酒造・伊丹の名を馳せました。
伊丹酒の仕込みには、井戸水が使われていました。良質の水と酒造りの技が育んだ伝統の味は、現在まで続いています。伊丹老松酒造には、当時の井戸から汲み上げた銘水・老松丹水があります。水を湛えた石臼は、伊丹郷町の酒蔵で使用されていた精米用の臼。酒造りと関係の深い、伊丹を代表する風景です。
スポット2.老松丹水
◎伊丹郷町の街並み
200年以上も前から酒造りで栄え、多くの文人墨客が訪れる文化の町としてその名を馳せてきた「伊丹郷町」。中心市街地の伊丹酒蔵通り地区には、平成20年度都市景観大賞「美しいまちなみ優秀賞」を受賞した情緒溢れる石畳の景色が広がってます。
その美しい伊丹郷町のランドマーク的な存在が「長寿蔵」。築240年以上の酒蔵を改装した建物で、1階はクラフトビールを堪能できるレストラン。2階の長寿蔵ミュージアムには江戸時代の酒づくりの道具130種200余点が展示されており、かつての酒づくりの行程をたどることができます。
スポット3.長寿蔵ミュージアム
◎令和2年度日本遺産に認定
酒造りの優れた技術は伊丹から西宮、灘へと伝播。良質な米と水と出会い、清酒のスタンダードを築きました。その後も酒造りの歴史は脈々と受け継がれ、地域文化にも色濃い影響を与えています。酒の品質だけでなく、伝統や文化を含む伊丹・灘五郷固有の重厚なストーリーが評価され、 『 「伊丹諸白」と「灘の生一本」 下り酒が生んだ銘醸地、伊丹と灘五郷 』として文化庁の日本遺産に認定されました。
この認定を市内外に広くPRするツールとして、伊丹市は記念の枡タワーを制作、伊丹シティホテルに設置しました。酒枡をピラミッド型に組み立てたタワーの頂上からは水が流れ、迫力ある写真を撮影することができます。
スポット4.枡タワー
☆ヒントは動画視聴でも取得可能
万が一開催時期に新型コロナウイルス感染症が拡大していてクイズラリーを巡るのが難しい場合に備え、動画を視聴することでもクイズに答えることができます。ホームページ上の動画を見てクイズのヒントを探すことで代用することも可能。もちろん実際に巡っていただいた後に改めて見ていただくことで、より知識を深めていただくこともできるのではないでしょうか。
≪いたみを食す≫
上記4ヵ所を巡ってヒントを得て、クイズに答えることでスタンプをGETするのが必須項目となりますが、
これとは別に伊丹の登録飲食店を1店舗利用することも達成条件となります。会計後に提示してもらった二次元バーコードを読み取れば、スタンプがコンプリートとなります。巡る途中でひと休みするも良し、達成後の打ち上げ感覚で利用するも良し。
◎参加店舗 (全25店・順不同)
・西洋懐石アンシャンテ ・中華料理 開華亭 ・創作料理 かんな月
・Pasta&Pizzeria Creo ・旬菜料理 心ち ・こまちん家 ・餃子酒家 金 GOLD
・sakagura BODEGA ・白雪ブルワリーレストラン長寿蔵
・土鍋鯛めしと炙り淡路鶏 たいがええねん ・串揚げの店 Taららん
・鉄板DINING十一 ・居酒屋 常喜和 ・伊丹肉酒場 肉ばっかやん
・喫茶・軽食ファイン ・日本料理 まつ井 358 ・みどり園本店
・みどり園リータ店 ・鉱物&カフェ Mineral Muru ・MEN-YA KOTOHOGI
・(伊丹シティホテル内) パサージュ、四川、ミナレット、日本料理いな乃、ルフラン
≪達成特典≫
伊丹商工プラザの樽オブジェ
必須クイズスポット4ヵ所 + 飲食店利用1か所 の計5つのスタンプをGETしたら、伊丹商工会議所(伊丹商工プラザ3階)へお越しください。確認後、伊丹伝統の清酒を先着100名様にお渡しいたします。
※メーカーや銘柄はご指定いただけません。
※数量に限りがございますので、先着順とさせていただきます。
イベントチラシ
イベントホームページ
スマホスタンプラリーサイト
https://www.stamprally.net/nonbiri-itami21
<主催>
伊丹商工会議所
(令和3年度ひょうご「まちおこし」支援事業 兵庫県商工会議所連合会)
<お問い合わせ>
伊丹商工会議所内「吞んびり いたみ散歩」 事務局
兵庫県伊丹市宮ノ前2-2-2
電話 : 072-775-1221
(平日9:00~17:30)
(情報提供:PR TIMES)
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