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「文佳人 夏純吟 うすにごり生」おばけラベルで背筋も寒くしてくれる?夏酒

「文佳人 夏純吟 うすにごり生」おばけラベルで背筋も寒くしてくれる?夏酒

今回は、高知県香美市土佐山田町で1877(明治10)年に創業、株式会社アリサワの「文佳人 夏純吟 うすにごり生」です。

株式会社アリサワについて

創業時は有澤酒造場という名称で「文佳人」を醸していました。バリエーションは増えましたが、現在もメイン銘柄として「文佳人」を醸し続けています。現在の蔵元杜氏は五代目有澤浩輔氏。「文佳人」とは手紙・文・詩歌に秀で、教養にあふれた美人であの意で、岩下志麻主演で映画化もされた『婉という女』(大原富枝著)の主人公「お婉(えん)さん」、土佐藩執政だった野中兼山の娘のことです。二代目蔵元の宗策氏がその「おさん」を称えて付けたとのことです。

「文佳人 夏純吟 うすにごり生」

国産米100%使用で50%精米です。ラベルに描いてあるのは「お酒のおばけ」(くらつきこうぼ、へんぱいじじい、いごわらし、など)だそうです。高知県の酒ではありますが辛口というわけではなく、ラムネのような香りに、夏酒らしいスッキリとした甘い口当たりで美味しいです。冷やして呑むのがオススメということですが、取扱店には冷蔵貯蔵できることを条件としています。

高知県はなかなか行くことがないところですが、酒を呑んで思いをはせたいと思います。

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