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「津島屋 純米大吟醸 備前産雄町」OMACHI MANIAのための逸品

「津島屋 純米大吟醸 備前産雄町」OMACHI MANIAのための逸品

今回は、岐阜県美濃加茂市で1893(明治26)年創業の御代桜醸造「津島屋 純米大吟醸」です。当ブログでは初出なのに驚いたのですが、これまで呑んでいたのになんででしょうか(笑)

御代桜酒造について

蔵は木曽川に面した、中山道の太田宿の面影を残す一角にあり、仕込水は敷地内の井戸から清冽な木曽川伏流水を汲み上げて使用しています。メイン銘柄は「御代櫻(みよざくら)」で、桜の花の五弁を日本酒の「甘・辛・酸・苦・渋」の五味五感の調和の象徴として、また八重咲きの桜である十弁花を酒の十徳を表すものとして命名されました。一方、この「津島屋」は現在地に移転する前に現在の愛知県津島市で営業していた店の屋号を採ったもので、2012年から発売されている銘柄です。

「津島屋 純米大吟醸 備前産雄町」

岡山県産雄町100%使用で50%精米です。裏ラベルには「OMACHI MANIA」とありますが、貴重な備前雄町を何年も交渉して使えるようになったもうひとつの「津島屋 純米大吟醸無濾過原酒 備前雄町」の「津島屋」の文字に白フチが入っていることで、よりこだわりを持って醸されたということなのでしょう。フルーティな香りに、酸味が効いてスッキリとした甘味と旨味、キレもよく、呑みやすくて美味しいです。

同じ岐阜県の「三千櫻」は北海道に移転しましたが、以前に比して気候が日本酒造りに厳しくなっているだけに、がんばっていただきたいですね。

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