さまざまな容量で販売される日本酒の中でも、300ml~360mlの二合瓶は、家飲みを楽しみたい方におすすめです!
純米酒や吟醸酒など味の種類が多い日本酒も、300ml~360mlであれば気軽に試してみることができます。一升瓶や四合瓶ではコストが心配だったり、飲み干せるのかな?と戸惑う方でも購入しやすいのがメリット。
今回は、少量ずつ色々な日本酒を楽しみたいという方に向け、300ml~360mlの日本酒の魅力と共におすすめの銘柄をご紹介していきます。
目次
1. 300ml ~ 360ml の日本酒は、家飲みに最適!
好きなおつまみを並べて、お気に入りの日本酒を開ける家飲み時間。お酒が好きな方にとっては大切にしたい時間のひとつですよね。
一般的な45mlのおちょこで約6杯分となる300ml~360mlの日本酒は、家飲みにちょうどいい!まずは、300ml~360mlの日本酒を家飲みにおすすめする理由についてお伝えしていきますね。
1-1. カロリー計算がしやすい
お酒が好きで家飲みを楽しむ方の中には、「日本酒は飲みたいけどカロリーが気になる…」という方も多いのではないでしょうか。そのような方にも、日本酒の300ml~360mlはおすすめです。
なぜなら、日本酒のカロリーは100mlあたり134kcal。300ml飲むとおよそ400kcalと、カロリー計算がしやすい容量になっているから。
サイズが小さいので飲んだ量も見た目で分かりやすく
「今日はカロリーオーバー気味だから、半分の200kcalだけにしておこう」
「今夜はあっさり系のおつまみだから、1本飲んでも大丈夫」
というように、カロリー計算しながら家飲みを楽しむことができます。
日本酒を開けるとついつい全部なくなるまで飲んでしまうという方でも、300mlであれば摂取カロリーを抑えることができるので安心ですね。
1-2. ちょうどいいサイズ感で飽きずに飲み干せる
日本酒の容量でメジャーなもののひとつが「一升瓶」と呼ばれる1800mlです。しかし、一升瓶は飲み干すまでに時間がかかることが多く、途中で飲み飽きてしまう場合もあります。
また、一升瓶の高さはおよそ40cm。保管する際にも一定のスペースが必要になるのです。
一方、300ml~360mlの日本酒は一度に飲みきるのにちょうど良いサイズ。飲み残した場合にも、冷蔵庫の扉に立てて収納することができます。飲み比べをしたい方にもぴったりです。
数ある日本酒の中からお気に入りを見つけたいという初心者の方も、気軽に色々な銘柄を試すことができますよ。
2.人気銘柄の300ml日本酒6選
ここからは、人気銘柄が販売している300ml~360ml容量の日本酒をご紹介していきます。精米歩合や味の違いを楽しめるものから、女子会やプレゼントにぴったりの銘柄まで全6種類。
お家で気軽に楽しめる日本酒をお探しの方は、ぜひ参考になさってください。
2-1.獺祭(だっさい)
「獺祭」は山口県の旭酒造で造られている日本酒です。綿密な計算と徹底した管理のもとで製造される獺祭は世界でも人気が高く、パリにはフレンチで有名なロブションとのコラボショップをオープンしているほど。容量のバリエーションも豊富で、「45」「三割九分」「二割三分」と、精米歩合の異なる銘柄が300mlで販売されています。
精米歩合(せいまいぶあい)とは、米の外側を削る度合いを示す数値のこと。山田錦を23%まで磨いた最高の純米大吟醸「二割三分」も、300mlであれば2000円台と手が届く値段に!
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
2-2.すず音
宮城県の一ノ蔵が造る「すず音」は、しゅわしゅわと細やかな泡がたちのぼるスパークリング日本酒。泡の音を表したネーミングとおしゃれなボトル、甘酸っぱい口当たりが女性にも人気の銘柄です。
その日のうちに飲みきることができる300mlの容量は、炭酸ガスを含んだ日本酒に最適なサイズ。持ち運びにも適しているので、乾杯用にパーティーに持参する際にもおすすめですよ。
(出典元:IMADEYA ONLINE STORE)
2-3.純米夏酒 浦霞(うらかすみ)
季節ごとの味わいを気軽に楽しむことができるのも、300ml~360mlの日本酒のうれしいポイント。宮城県の酒蔵、浦霞の夏の限定品は爽快で軽やかな口当たりの純米酒です。
1本あたり500円台とお手頃な価格で購入できるため、味を確かめてから1升瓶を購入したいという方にもおすすめ。初心者の方であれば、季節の限定品をきっかけにお気に入りの蔵を見つけるのも楽しいですよ。
(出典元:浦霞醸造元 株式会社佐浦)
2-4.玉乃光(たまのひかり) 純米大吟醸 備前雄町
「玉乃光」は、日本有数の酒処といわれる京都府の伏見で造られる地酒。かつて豊臣秀吉が伏見城をつくったことをきっかけに酒造りが盛んになった伏見は、黄桜や月桂冠といった大手のブランドが蔵を構える地域でもあります。
備前雄町という名前の酒米を使用した純米大吟醸は、ANAの国際線スイートラウンジに採用されたこともあるお酒。「酒処といわれる地域の日本酒を知りたい」「メジャーな銘柄はひととおり試したい」という方にぴったりの300mlの日本酒です。
(出典元:楽天市場)
2-5.春鹿(はるしか) 純米 超辛口
日本酒は、甘口や辛口など味の種類が豊富なことも魅力のひとつ。奈良県の「春鹿」は、辛口日本酒の代表格として有名な地酒です。
普段は甘口が好みという方や、自分の好みがまだはっきりしないという方でも試しやすいのが300mlの日本酒の魅力。超がつくほど辛さと旨さの際立つ1本を、手ごろなサイズからぜひ試してみてはいかがでしょうか。
(出典元:今西清兵衛商店)
2-6.近江ねこ正宗 AKI-NEKO(あきねこ)
300mlの日本酒は、日本酒好きな方へのちょっとした贈り物にもちょうど良いサイズ。近江酒造が造る「近江ねこ正宗」は、白猫ラベルがかわいらしいプレゼントにもぴったりの1本です。
「とにかく猫と日本酒が好き」という蔵元が造る純米吟醸は、すっきりした味わいに爽やかな香りが広がる本格派。はちわれ猫ラベルの純米酒や飲み比べセットもあるので、贈り物用の日本酒をお探しの方にもおすすめです。
(出典元:近江酒造株式会社)
4.まとめ
300mlの日本酒は、家飲みで気軽に日本酒を楽しみたい方にぴったりのボトルです。日本酒の味の決め手ともなる、原料や仕込み方が生む個性も少量ずつ飲み比べることができます。
日本酒はまだ飲み始めたばかりという初心者の方も、新たな味にチャレンジしてみたいという日本酒好きな方も、ぜひ気軽に300mlの日本酒を手に取ってみてはいかがでしょうか。