キャンプやお花見、パーティーシーンに日本酒を持ち運びたい!そんなときは、保冷機能のあるバッグがおすすめです。特に、フレッシュな生酒は冷蔵保管が基本。専用のバッグであれば暑い夏も安心して日本酒を持ち運べます。
今回は、ボトルバッグを選ぶポイントやおすすめバッグをご紹介します。「美味しい日本酒を差し入れしたい」、「出先で仲間と日本酒を楽しみたい」という方はぜひチェックしてみてくださいね。
目次
1.日本酒は温度や光の影響を受けやすいお酒
日本酒は、温度や光の影響を受けやすいお酒です。特に、「生」と書かれた日本酒は冷蔵保管する必要があります。製造工程で火入れと呼ばれる加熱殺菌処理がされていないため、温度が高い場所に置くと味や香りが変化しやすいからです。
また、日本酒は長時間紫外線に当たると、色が黄色く変化したり、日光臭(にっこうしゅう)と呼ばれる不快に感じる香りが生じたりします。そのため、冷蔵保管が必要ないお酒も日の当たらない冷暗所に置くのがおすすめです。
2.日本酒の持ち運びには保冷バッグがおすすめ
日本酒の持ち運びには、保冷機能のついたボトルバッグがおすすめです。暑い夏に持ち運ぶ際も、温度によって味や香りが変化する心配がありません。
酒販店のオンラインショップでも、要冷蔵の商品はクール便が推奨されています。パーティーの差し入れやお土産に日本酒を運ぶ際も、保冷バッグの利用を検討してみましょう。
3.保冷機能のついたボトルバッグの選び方のポイント
保冷機能のついたボトルバッグを選ぶときは、次の2つのポイントを意識してみてください。
- 持ち運ぶ日本酒のサイズにあわせたバッグを選ぶ
- 仕切りやショルダーなど、あると嬉しい機能も確認
日本酒のボトルサイズは、四合瓶(約720ml)と一升瓶(約1800ml)の大きく2タイプにわかれます。また、何本か持ち運ぶ際は、仕切りやショルダー付きのバッグがおすすめです。重たい日本酒を安全に美味しい状態で持ち運ぶことができます。
3-1.持ち運ぶ日本酒のサイズにあわせたバッグを選ぶ
日本酒のボトルサイズは、四合瓶と一升瓶の2タイプが主流です。バッグを購入する際も、あらかじめボトルの大きさをチェックしておきましょう。
四合瓶
多くの日本酒は、四合瓶(約720ml)で販売されています。数人でシェアでき、持ち運びしやすいタイプです。四合瓶のサイズは高さ30cm、直径8cmが主流です。ワインボトルとサイズが近いため、ワイン用のボトルバッグでも代用できます。
一升瓶
一升瓶(約1800ml)は、高さ約40cm×直径10.5cmとある程度大きく重さがあります。市販のクーラーバッグには収まりきらないことが多く、持ち運びには日本酒用のバッグがおすすめです。
3-2.仕切りやショルダーなど、あると嬉しい機能も確認
割れる心配がある日本酒の持ち運びには、仕切りやショルダー付きの保冷バッグがおすすめです。特に、複数本の四合瓶や、重たい一升瓶を持ち運ぶときはこれらの機能があるか確認してみてください。
仕切り
市販のクーラーバッグに日本酒瓶を複数本入れると、お互いがぶつかり割れる心配があります。クッション材を入れたり、ボトル自体を緩衝材で包んだりといった方法もありますが、あらかじめ仕切りの付いた専用バッグであればより安心です。ボトルを包む手間が省け、電車に乗ったり歩いたりといった移動が多い際も安心して日本酒を持ち運べます。
ショルダー
数本セットになった四合瓶や大きな一升瓶は、一定の重さがあります。長時間持ち運ぶのであれば、ショルダー付きのバッグがおすすめです。肩にかけることができ、持ち運びの負担を軽減できます。
3.おすすめの保冷機能付きボトルバッグ3選
日本酒の持ち運びには、専用の保冷機能付きボトルバッグがおすすめです。近年は、酒蔵からも専用のバッグが販売されています。かわいらしいデザインの保冷バッグは贈り物にも喜ばれますよ。
3-1.真澄 保冷バッグ
長野の有名蔵「真澄(ますみ)」から販売されている保冷バッグです。サイズは大と小の2タイプ。大には一升瓶を2本、小には一升瓶を1本入れることができます。
リーズナブルな価格とかわいい見た目もうれしいポイント。中にとっておきのお酒をしのばせて、プレゼントにするのもおすすめです。
(出典元:MASUMI ONLINE SHOP)
3-2.シャープ TEKION LAB 保冷バッグ
お出かけ先で日本酒の適温を楽しめる保冷バッグです。付属の保冷剤を凍らせてバッグにセット。ボトルを入れて30分待てば、「雪どけ」と呼ばれる-2度前後まで日本酒を冷やせます。
屋内でも屋外でも、持ち運んだ先で美味しい日本酒をシェアしたいときにおすすめです。口の中で徐々に温度が上昇し、温度や香りの変化も楽しめます。
(出典元:SHARP)
3-3.つつみこむ ボトルクーラーバッグ
「一升瓶を持ち運びたいけど重たいし割れないか心配」という方は、こちらの保冷バッグがおすすめです。バッグが床につかないようデザインされ、重たい一升瓶も安全に持ち運べます。
床に置いたとき、倒れず自立することもうれしいポイントです。瓶が飛び出さないようファスナーが付くなど、一升瓶を持ち運ぶ機会が多い方におすすめですよ。
まとめ
日本酒は、温度や光の影響を受けやすいお酒です。特に、冷蔵保管を基本とする生酒は、暑い夏に持ち運ぶと品質が変わってしまう可能性があります。
美味しいお酒を美味しいままに味わうためにも、持ち運びには保冷バッグがおすすめです。シーンやお酒にあわせたバッグを選んで、親しい方々と日本酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。