栄養豊富な甘酒はカロリーが高い?糖質はどのくらい?と気になったことはないでしょうか。ダイエット中は「飲みすぎると太る?」と心配になることもあるかもしれません。
今回は、甘酒に含まれる糖質とカロリーについて解説。ダイエット中に気を付けたいポイントも紹介します。夏バテ予防にも効果的といわれる甘酒。日々に上手に取り入れるコツをぜひ参考にしてください。
目次
1.甘酒に含まれる糖質とカロリーはどれくらい?
栄養豊富で「飲む点滴」ともいわれる甘酒。甘いということは砂糖がたっぷり?糖質が多いのでは?と気になることもありますよね。まずは甘酒に含まれる糖質量やカロリーを確認していきましょう。
1-1.甘酒に含まれる糖質とカロリー
甘酒100gあたりのカロリーは、76kcalです。糖質量は17.9gになります。
甘酒には、米と米麹を原料とする麹甘酒と、酒粕を原料とする酒粕甘酒の2種類があります。一般的に、麹甘酒には砂糖は含まれていません。甘酒の甘さは、発酵過程で米のデンプンがブドウ糖という糖分に変わることで生まれます。
一方、酒粕甘酒は砂糖を加えて作るのが一般的です。そのため、カロリーや糖質量は砂糖の量によって変化します。
1-2.他の飲み物とのカロリー・糖質の比較
100gあたり | カロリー (kcal) | 糖質 (g) |
甘酒 | 76 | 17.9 |
オレンジジュース | 45 | 10.7 |
牛乳 | 61 | 4.8 |
調整豆乳 | 63 | 4.5 |
コーヒー | 4 | 0.7 |
日本酒(純米酒) | 102 | 3.6 |
甘酒は、オレンジジュースや牛乳、豆乳などに比べるとカロリーが高い飲み物です。主に米を原料としているため、糖質量も高めになります。
市販されている甘酒のなかには、甘さ控えめのものや糖質量をカットしたものもあります。甘酒のカロリーや糖質が気になるときは、成分量をチェックしてみてくださいね。
2.甘酒をダイエットに取り入れる際の2つのポイント
発酵食品である甘酒には、腸内環境を整える成分が含まれています。糖質や脂質の代謝に関わるビタミンB群も豊富です。
これらの作用が上手に働けば、甘酒はカロリーや糖質が高くともダイエットをサポートする効果や美肌効果などが期待できます。カロリーや糖質が高めの甘酒をダイエットに活用するためにも、2つのポイントを意識してみてください。
2-1.朝食やおやつに取り入れる
甘酒をダイエットに活用するのであれば、まずは朝食に取り入れてみましょう。特に、忙しくて朝食を抜きがちな方に甘酒はおすすめです。甘酒に含まれる糖質が、脳や体を働かせるエネルギー源となってくれます。ただし、朝食に取り入れる際はご飯やパンと一緒に食べると糖質過多になってしまうので、ご飯やパンを甘酒に置き換えましょう。
甘いものがやめられないという方は、おやつに甘酒を取り入れてみてください。カロリーや糖質が高めとはいえ、チョコレートやケーキと比較すると甘酒は低カロリー。食物繊維やビタミンなども一緒に摂取できます。
夕食の糖質やカロリーを調整したいときは、ご飯を甘酒に置き換えてみるのもおすすめです。必要な栄養素を補いつつ、自然とカロリーカットできます。
2-2.飲みすぎず適量を飲む
栄養豊富な甘酒ですが、飲みすぎるとカロリー過多につながってしまいます。ダイエット中は適量を心がけましょう。
目安は1日あたり200ml程度。コップ1杯ほどが理想です。温めて少しずつ飲めば満足感もアップしますよ。
まとめ
甘酒は、食物繊維やビタミン、オリゴ糖などの栄養が豊富な発酵食品です。ダイエット中にうれしい整腸作用や美肌効果が期待できます。
カロリーや糖質が気になるときは、飲み方や飲む量にひと工夫。適量を心がけながら、栄養豊富な甘酒を日々に取り入れてみてくださいね。