「大吟醸」はフルーティーで華やかな香りが特徴的な日本酒です。ワイングラスに注ぐとより香りが引き立ち、女性や日本酒ビギナーにも好まれています。今回は、プレゼントにおすすめの大吟醸をご紹介!贈る相手を思い浮かべながら、ぜひ特別な1本を選んでみてくださいね。
目次
1.【2021年】プレゼントにおすすめの大吟醸20選
大吟醸は「吟醸造り」と呼ばれる特別な製法で造られます。吟醸造りとは、よく磨いた米を10度前後の低温でじっくりと発酵させる製法のこと。さらに、精米歩合は50%以下と、一粒の米を半分以上削って仕上げることが大吟醸の条件です。
手間ひまかけて造られる大吟醸は、大切な人に贈る日本酒にぴったり。蔵ごとに違う個性を知れば、より一層喜ばれる1本が見つかりますよ。
1-1.手取川 大吟醸 hoshi
キラリと夜空を流れる星を描いた「手取川(てどりがわ) 大吟醸 hoshi」。伝統の味わいを未来につなげようという、手取川オリジンシリーズのひとつです。
「手取川」は、石川県の白山から日本海へ流れる川のこと。蔵では手取川の伏流水を使い、伝統の酒造りを続けています。
「hoshi」は夜空にきらめく星のように、繊細かつ力強い味わいが特徴的。ワイングラスに注ぐと華やかな香りが広がります。「同じ夜空を見上げて喜ぶように、お酒の美味しさを分かち合いたい」そんな方へのプレゼントにぴったりの1本です。
(出典元: IMADEYA ONLINE STORE)
1-2.黒龍 大吟醸
1975年、全国に先駆けて販売された大吟醸「黒龍(こくりゅう)」。今や大吟醸の代名詞として知られるお酒は、日本酒ビギナーへのプレゼントにもおすすめです。
香りは熟れたメロンのようにふくよか。口あたりなめらかで、米の旨味がスゥッと後引くきれいな味わいです。カニや刺身のような魚介類とも好相性。塩辛やからすみのようなおつまみにも合わせたくなる、日本酒好きに喜ばれる銘柄です。
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1-3.不動 大吟醸 吊るししぼり 一度火入
「不動(ふどう)」は千葉県の老舗酒蔵「鍋店(なべだな)」で2014年に誕生したブランドです。販売されるのは契約している特約店のみ。日本酒通へのプレゼントにもぴったりの銘柄です。
「吊るししぼり」とは、醪(もろみ)を入れた酒袋を吊るし、自然にしたたる雫を集める製法のこと。さらに、使用するのは高級酒米・山田錦と、とてもぜいたくな1本です。香りは甘くフルーティーで後口はスッキリ。辛口を好む方にも喜ばれます。
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1-4.庭のうぐいす 大吟醸 心
ラベルにちょこんと描かれたうぐいすが可愛い「庭のうぐいす」。そのなかでも「大吟醸 心(こころ)」はシックなボトルが目を引く1本です。
精米歩合は38%。高級酒米・山田錦の中心部分、38%のみを使用し洗練された味わいに仕上げています。お酒に込められているのは「最高の酒を造りたい」という杜氏の想い。大切な人への贈り物や、記念日の乾杯にふさわしい大吟醸です。
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1-5.八海山 大吟醸
「八海山(はっかいさん)」は新潟県を代表する銘柄です。米どころでもある自然豊かな土地で、きれいな味わいの日本酒を生み出しています。
大吟醸は冬の限られた時期にだけ仕込まれるお酒。低温でゆっくりと熟成させ、まろやかな味わいに仕上げています。上品でおだやかな香りは、合わせる料理を選ばないこともポイント。食中酒として楽しめ、贈答用にも好まれる1本です。
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1-6.出羽桜 雪漫々 大吟醸
「出羽桜(でわざくら)」は海外でもその名が知られる吟醸酒です。過去には世界最大のワインコンテスト「インターナショナルワインチャレンジ」の最高峰「チャンピオン・サケ」にも選ばれました。
「雪漫々(ゆきまんまん)」は、出羽桜の大吟醸のなかでも特に高い基準を満たしたもの。出羽桜ならではのフルーティーな香りはそのままに、よりまろやかな酒質に仕上げています。「贈る相手の好みがわからない」というときにも、安心してプレゼントできる確かな味わいです。
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1-7.明鏡止水 大吟醸
「明鏡止水(めいきょうしすい)」とは、曇りなく磨かれた鏡と静かにたたえられた水のこと。その名のとおり、澄み切った清らかな味わいは多くの日本酒ファンに愛されています。
大吟醸はしっかりとした米のコクが持ち味。甘みと酸味のバランスに優れ、ついついもう1杯と盃が進みます。ほどよく温めるとふくよかな香りが広がるため、燗酒を好む方にもおすすめ。日本酒好きに喜ばれる贈り物になりますよ。
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1-8.鳳凰美田 別誂至高 大吟醸
「鳳凰美田(ほうおうびでん)」は香り高くフルーティーな日本酒として人気の銘柄。ほどよい甘さとキレのある味わいは、ワインを好む方や女性にも人気です。
なかでも「別誂至高(べっちょうしこう)」は原料と製法にこだわりぬいた1本。兵庫県産特A地区の山田錦を35%まで精米しています。さらに、吊るした酒袋からこぼれる雫をていねいに瓶詰めすることで、雑味のない気品ある味わいを実現。生産数も少なく、大切な方への贈り物にふさわしい日本酒です。
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1-9.石鎚 限定大吟醸 斗瓶取り 金賞受賞酒
「石鎚(いしづち)」は食事と合わせて美味しい愛媛の地酒です。「3杯目から旨くなる酒」をモットーに、飲み飽きしない豊かな味わいを生み出しています。
「限定大吟醸 斗瓶取り」は、令和2年の全国新酒鑑評会で金賞を受賞。35%まで削った山田錦をすべて手洗いし、蔵で培養した酵母で仕込んだ貴重な大吟醸です。県内外で高い注目を集める「石鎚」は、ぜひ地酒好きな方への贈り物に。自宅の酒タイムを彩るすてきな1本になりますよ。
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1-10.雨後の月 大吟醸 鑑評会入賞酒
「雨後の月(うごのつき)」という名は、明治に活躍した小説家・徳冨蘆花(とくとみろか)の短編小説に由来しています。「雨上がりの空に輝く月のように、澄み切った美しい酒を」という願いが込められた日本酒です。
全国新酒鑑評会では、たびたび金賞を受賞。令和2年はコロナ禍で金賞選考はありませんでしたが、翌令和3年には、通算10年連続にあたる金賞を受賞しました。華やかな香りのあとに広がるのは豊かな旨味。風格ある化粧箱入りの大吟醸は、贈答用にもぴったりです。
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1-11.越乃寒梅 大吟醸 超特選
新潟県の淡麗辛口を代表する「越乃寒梅(こしのかんばい)」。料理の味を引き立てる味わいは、長年日本酒に親しむ方にも人気です。
「大吟醸 超特撰」に使われているのは、30%まで磨き上げた高級酒米・山田錦。室温1℃で2年間ゆっくり熟成させることで、まろやかな味わいを引き出しています。「ベーシックな銘柄のなかでも、ちょっと特別な1本を」というときにおすすめの銘柄です。
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1-12.三諸杉 袋搾り 大吟醸 入賞受賞酒
「三諸杉(みむろすぎ)」が造られるのは、酒造り発祥の地といわれる奈良県の三輪。創業当時からある「三諸杉」は、地元流通商品です。フレッシュなものからフルーティーなものまで、幅広いタイプが揃います。
山田錦を100%使用し、酒袋を吊るして搾った大吟醸はなんともぜいたくな1本。華やかな香りの中にふくよかな旨味が広がります。朱色の結び紐や木箱のたたずまいも美しく、日本酒通にも喜ばれる贈り物になりますよ。
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1-13.陸奥八仙 prototype 2021
「陸奥八仙(むつはっせん)」は青森県を代表する銘柄です。「prototype(プロトタイプ)」は毎年大人気のスパークリング酒。シュワシュワッとした微発泡感が楽しめます。
2021年は、アルコール度を13%から7%まで引き下げていることもポイント。飲みやすさをより追求した味わいに仕上がりました。キリッと冷やしてグラスに注げば乾杯にもぴったりの1杯に。パーティーに持ち寄るお酒にもおすすめです。
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1-14.喜久泉 大吟醸 「善知鳥」
「喜久泉(きくいずみ)」は青森市内で唯一の酒蔵、西田酒造店で造られる日本酒です。蔵を代表する「田酒(でんしゅ)」とともに、全国で高い人気を誇っています。
「善知鳥(うとう)」と名付けられた大吟醸は、年に1度だけ出荷される特別品。お酒を搾るなかでも、中取りと呼ばれる味に優れた部分だけを瓶詰めしています。キレのよい辛口タイプでありながら、米の持つコクもしっかりと。日本酒好きにも自信を持ってプレゼントできる銘柄です。
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1-15.早瀬浦 大吟醸
福井県の漁師町で造られる日本酒「早瀬浦(はやせうら)」。蔵内の井戸水が生み出すキリッと辛口の味わいは「美男酒」とも呼ばれています。
大吟醸は洋梨のように上品な香りが特徴的。繊細でありながら、しっかりとした米の旨味も感じられます。後口はスッキリとキレが良く、新鮮な魚介類とも好相性。「これぞ日本酒」という男前なラベルと味わいは、お父さんへのプレゼントにもおすすめです。
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1-16.鶴齢 大吟醸 牧之(ぼくし) 生詰
淡麗辛口が主流の新潟県で、淡麗旨口の酒として知られる日本酒「鶴齢(かくれい)」。「牧之(ぼくし)」は年に1度だけ販売される限定商品です。
なかでも白いボトルの「牧之」は、加熱処理をせずフレッシュな状態で瓶詰めしたもの。吟醸酒ならではの華やかな香りがいきています。加水をしていない原酒のため、味わいはより濃厚でジューシー。新潟の雪景色を思わせる真っ白な化粧箱も美しく、贈答用にふさわしい銘柄です。
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1-17.喜楽長 大吟醸 鑑評会入賞受賞酒
「喜楽長(きらくちょう)」は全国新酒鑑評会でたびたび金賞受賞を誇る銘柄です。蔵が目指すのは「たおやか」な酒質。のびのびとやさしく、やわらかな味わいは各界で高く評価されています。
「鑑評会入賞受賞酒」もそのなかのひとつ。杜氏の技と情熱が注がれた、蔵の技術の結晶ともいえる1本です。香りは上品でおだやか。合わせる料理にそっと寄り添い、味わいを引き立てます。美しい桐箱入りの大吟醸は、お祝いの贈り物にもおすすめです。
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1-18.墨廼江 三年熟成大吟醸 別吟
東北の港町、石巻市で生まれるお酒「墨廼江(すみのえ)」。その名は航海を司る神様「墨廼江の神」に由来しています。
蔵が目指すのは、きれいでやわらかく気品漂う酒。贈答用にふさわしい「別吟(べつぎん)」は、選りすぐりの大吟醸をじっくりと氷温熟成させたものです。味わいはよりふくよかに、上品な香りも感じられます。日本酒好きに幸せなひと時を運んでくれる、豊かな味わいのお酒です。
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1-19.久保田 翠寿 大吟醸 生原酒
新潟の朝日酒造が醸す大吟醸の生原酒です。加熱殺菌を一切せず、低温で貯蔵することで若々しさ・爽やかさを感じます。
清々しい華やかな香り、軽やかな味わいと上品な甘味、そして、華やかさの後に瞬く間に心地よいキレ。
上質なひとときを過ごしたいときにぜひともいただいて欲しい1本です。
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1-20.赤武 AKABU 魂ノ大業 大吟醸
「魂ノ大業(たましいのおおわざ)」は、若き精鋭が集まる蔵「赤武(あかぶ)」が造る大吟醸。インパクトのあるネーミングとラベル、そして確かな味わいは年々人気を高めています。
使用しているのは岩手の最高級酒米・結の香(ゆいのか)。米を35%まで磨きあげ低温発酵させることで、より洗練された香りを引き出しています。なにより重要なのは、妥協なき蔵人たちの業(ワザ)。金色の箱も風格たっぷりで、ここぞというときの贈り物にぴったりの1本です。
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まとめ
ひとくちに「大吟醸」といっても、蔵によって味わいはさまざま。ネーミングの由来や酒造りの背景を知れば、よりプレゼントにふさわしい1本に出会えます。どのお酒にも共通するのは「美味しい日本酒を味わってほしい」という蔵の想い。お祝いのお酒に、乾杯の1杯に、ぜひ特別な日本酒を贈ってみてはいかがでしょうか。