今回は愛媛県西条市で1877(明治10)年創業、成龍酒造の「賀儀屋 純米 責任仕込酒 和み ラベル」です。
成龍酒造について
酒蔵の近くにある日本百名山の石鎚山伏流水を使用していて、地元酒は「御代栄」です。酒蔵を始める前は、庄屋の米蔵の鍵を預かる仕事をしていたので鍵屋と名乗っていたため、その名前を使って「賀儀屋」としたそうです。酒造りには地元の酒米「松山三井」「しずく媛」を使っていて、地元の酒を世に広めようと頑張っています。「松山三井」はもともと食米で、だんだんと栽培されなくなってきたために現在は酒米として使われるようになっています。
「賀儀屋 純米 責任仕込酒 和み ラベル」
愛媛県産しずく媛100%使用で60%精米です。甘そうな香りながら、口に含むとかなりドライな味わいです。甘味も少しありますが、苦味や酸味は無く、スッキリしている辛口食中酒です。非常に呑みやすいです。
3日冷蔵庫で保存したら、甘味が増してきました。そうはいってもドライな甘味ですが(笑)



裏ラベルを読むとわかりますが、「Toshi’s sake」とありますので、新任常務の首藤敏孝さんが醸されたのでしょう。お子さんが描いた雪だるまをラベルに使われていて、和みますね。






