株式会社Forbul(本社:東京都港区、代表:永金佐知香)が運営する⽇本酒ブランド「TAKANOME」は、熟成酒の第三弾となる『TAKANOME 海底熟成 至然(しぜん) 2025 Edition』を500本限定で発表いたします。静岡県南伊豆のヒリゾ浜の海底に半年間沈め、その後マイナス5度の氷温で熟成させて誕生した今回のお酒は、2025年12月上旬より、公式ECサイトにて販売いたします。

意図と無意識、計算と偶然が調和したときに生まれる、鷹ノ目の“至”なる境地
海底熟成は、波の振動によって熟成が進むと言われています。第三弾となる今回も、静岡県南伊豆・ヒリゾ浜の沖合約500メートル、海深15メートルの外海にて半年間熟成を実施。その後マイナス5度の氷温で静かに寝かせ、味わいを丁寧に整えました。
冬のヒリゾ浜は冷たい海水が流れ込み、荒れ海となることで、酒の変化に理想的な環境を生み出します。波や海流の揺らぎはボトルごとに異なり、それぞれに個性を宿すのが「海底熟成酒」の大きな特徴です。
熟成酒のベースには、フラグシッププロダクトである無濾過生原酒「鷹ノ目」を採用。生酒は酵母が生きているため温度管理が極めて重要ですが、今回は陸と海で合計1年間の熟成を経て、ほのかな熟成の余韻をまといつつ角が取れ、滑らかで飲みやすい味わいが完成しました。果実のような香りもほのかに残り、洗練されたバランスが実現し、TAKANOMEらしいフルーティな印象もしっかりと感じることができます。
『至然(しぜん)』という名前には、「人の手を離れ、自然の中にその身を委ね、ただあるがままに熟すこと」という意味を込め、意図と無意識、計算と偶然が調和したときに生まれる、鷹ノ目の“至”なる境地を表現しました。
ラベルには書道家・叔僊(しゅくせん)氏による直筆の1〜500のシリアルナンバーを書き入れ完成します。
海底熟成によって宿る1本ごとの個性と呼応し、唯一無二の“作品”と昇華します。
熟成プロジェクトと海底熟成について
「うまさのみを追求する」という信念を掲げ、2019年に立ち上げた高級日本酒ブランド「TAKANOME」。熟成プロジェクトは、創業者である平野晟也氏の「日本酒業界の熟成分野はまだ未開拓だが、うまさの追求を考えたときに大きな可能性がある」という思いから、2020年にスタート。2022年、2024年に販売された熟成酒は、販売後即時完売するなど大変ご好評をいただいているコレクションです。




テイスティングノート
味わい
爽やかで軽やかな口当たりから、丸みのあるまろやかさが広がり、舌に心地よくまとわりつく。
熟成ならではの一体感と調和が感じられ、酸味や甘味、旨味が滑らかに重なり合う。15〜20℃くらいに温度が上がると、さらに深みと丸みが際立ち、飲むたびに味わいの変化を楽しめる。
おすすめのグラス
飲み口が薄手で広がりのあるグラス。
飲む際に空気を取り込むことができ、より香りを楽しめる
旨味を強調したいときは、より小ぶりなおチョコを使って繊細な風味を楽しめる
おすすめのペアリング
白身魚の薄造り、カニ刺しや蒸しカニ 、豚しゃぶ







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