〈ポイント〉
・日本酒の職人(蔵人)が移住し自ら酒米を育てる新たな取り組みを始めた。
・先日収獲を行い、その酒米で限定酒「純米大吟醸 美山黎明」(以下「美山黎明」)を製造する。
・「黎明」は令和3年度「越前みやま地酒の会」にて提供される。
▸「越前みやま地酒の会」詳細:https://jozan.co.jp/member.php
◆蔵人が移住し酒米をつくる、新たな取り組み
2020年5月より酒米づくりに取り組む若手の蔵人
常山酒造は、2001年から福井市美山地区で酒米を作り、美山の方々と共に町おこしとして「越前みやま地酒の会」を立ち上げ酒造りを始めました。2020年5月からは蔵人自ら酒米づくりに挑戦し、地域とより一体となって酒造りに取り組んでいます。
◆「越前みやま地酒の会」取り組みの背景
「越前みやま地酒の会」発足時の様子(美山錦の苗を植える地元の子供たち)
「町おこしの為に美山産にとことんこだわった地酒をつくりたい」と今は亡き7代目蔵元常山英朗のもとに美山の住民の方が相談にみえたことが始まりです。当時その思いに共感した私たちは、美山の方々と一緒に田植えや稲刈りから始め、酒米づくりを行いました。
育てた酒米に、地元の名水「こしょうずの湧水」を仕込み水として使用し、2003年には待望の地酒「黎明」が誕生。当時の会員約100名の方々と生まれたばかりの味わいを愉しみ喜びを分かち合いました。
20年近いこの取り組みのなかで、今年の5月には蔵人が移住して酒米づくりを行うなど新たな取り組みも始まりました。
私たちは、酒造りは農業の延長線上にあるという考え方のもと、顔の見える生産者との繋がりや地域との結びつきを大切にしています。さらにその土地や蔵の持つ特性を味わいに落とし込んで表現することを大切な使命としてこれからも美山の地でこの活動を続けて参ります。
◆先日、酒米を収穫いたしました
契約農家と蔵人による稲刈り
8月31日より酒米の収穫を開始。例年より少し早めの収穫となりました。
◆収獲した酒米で会員限定酒「美山黎明」がつくられます
「純米大吟醸 美山黎明」720ml×5本
「美山黎明」は、福井市美山産にこだわり抜いた純米大吟醸で、酒米は美山地区産特別栽培米「美山錦」を100%使用し、仕込み水には『ふくいのおいしい水』に認定された「こしょうずの湧水」を蔵に運び込んで使用しております。
地元農家や住民の方々と当蔵が連携し、会員の皆様のために丹精込めて醸されるお酒、それが「美山黎明」です。
マスカットの様なフレーバーと透き通るキレを特長とし、搾りたての新酒から冷卸まで季節に合わせた味わいをお楽しみいただけます。(年4回配送:720ml×5本)
◆令和3年度「越前みやま地酒の会」詳細
「越前みやま地酒の会」は令和3年度の会員を募集しております。(締切:2020年10月末日)
越前みやま地酒の会について
越前みやま地酒の会は完全会員制の特別限定日本酒頒布会です。
市場には出回らない限定酒「美山黎明」を四季折々、最高の状態でお届けいたします。
令和3年度頒布会分より頒布月が変更となり、会員の皆様には12月に搾りたての新酒を2本新たにお届けさせていただくこととなりました。
搾りたての新酒から冷卸まで、酒蔵からお届けする四季のお酒をお楽しみください。(「越前みやま地酒の会」詳細:https://jozan.co.jp/member.php)
年会費:11,000円(税込)+送料(年4回分)
送料のご負担をお願いしております。何卒ご理解のほどよろしくお願いいたします。(※福井県福井市美山地区の方は送料無料)
申込期日:2020年10月末日まで
お届け内容:「純米大吟醸 美山黎明」年4回配送(720ml×5本)
【12月】新酒本生(2本)
【3月】霞酒(1本)
【6月】一火(1本)
【9月】冷卸(1本)
会員特典:会員限定酒の販売・会員限定イベント(蔵開き)へのご優待
(コロナ禍の中、蔵開きに関しましては現在新たな形で実施できないか検討中です)
◆常山酒造合資会社について
福井県福井市で1804(文化元)年創業の清酒「常山」「羽二重正宗」の醸造元です。
私たちは、酒造りは農業の延長線上にあるという考え方のもと、その土地や蔵の持つ特性を味わいに落とし込み、酒を通じて福井という土地を表現できる唯一無二の蔵を目指すという事を理念としております。
►公式ホームページ:https://jozan.co.jp/
お問い合わせ先 常山酒造合資会社
TEL:0776-22-1541
(受付時間 平日9:00〜18:00)
mail:sake@jozan.co.jp
(情報提供:PR TIMES)