株式会社日本能率協会マネジメントセンター(以下、JMAM[ジェイマム])が運営するコミュニティサイト「時間〈とき〉ラボ」は、今年1月より高知県の酒造・酔鯨酒造株式会社が運営するコミュニティサイト「クジラのねぐら」とのコラボイベントを開催。『日本酒の時間〈とき〉研究室』と題して、一般のお客さまを20名募集し、約半年かけて醸造するオリジナル日本酒の開発に取り組んで参りました。そして、この度数量限定のオリジナル日本酒の仕込みが完了し、先行販売が開始いたします。
時間〈とき〉ラボは、手帳ユーザーを中心としたお客さまと交流を図るためのコミュニティサイトとして2021年12月に誕生しました。未来へ向けて、一人ひとりが自分らしく時間〈とき〉をデザインするための情報発信やイベントの企画等を行っています。また、酔鯨酒造が掲げる「Enjoy SAKE Life」というテーマには、「日本酒のある生活を楽しんで欲しい」という想いが込められており、双方の「豊かな時間〈とき〉を過ごすためのお手伝いをしたい」という願いが一致したことから、今回のコラボレーション企画が実現しました。
それぞれのコミュニティ参加者を対象に、豊かな時間〈とき〉の過ごし方をともにみつけていくイベントとして、過去複数回にわたりオンラインイベントを実施してきました。そして昨年、酔鯨酒造より発売された『日本酒手帳2024 by 酔鯨×NOLTY』を活用しながら“オリジナルの日本酒を造る”企画がスタートしました。
■『日本酒手帳2024 by 酔鯨×NOLTY』(販売は終了しております)
酔鯨酒造と時間〈とき〉ラボ、NOLTYプランナーズで共同企画し、日本酒の基本情報や日本酒を選ぶ時間・呑む時間に寄り添った情報、飲んだ日本酒を自分の言葉で記録することができるログページなどが掲載された分冊と2024年版のマンスリー手帳がセットになった完全オリジナルの日本酒手帳です。
■「日本酒の時間〈とき〉研究室 Presented by 酔鯨酒造」
日本酒好きの方はもちろん、あまり飲みなれていない方も含めて集まったメンバーと、これまでに全5回のオンラインイベントを開催。「どんな時間〈とき〉に日本酒を楽しみたいか」「飲んだらどんな気分になる日本酒にしたいか」などの意見交換から始まり、グループに分かれて日本酒のコンセプトを作ったり商品名を考えたり、検討を進めてきました。今までの活動内容(各回のテーマ)は下記の通りです。(すべてオンラインで実施)
第1回目は事務局&参加者との顔合わせの会、日本酒についてはもちろん、日本酒造りに欠かせないコンセプトを考える方法や、決め方について学びました。そして、学んだことをもとに第2回目では参加者同士でグループワークを行い、どんな日本酒を造りたいか考え、時間内で収まらなかったグループは別途オンラインでグループワークを行ったり、オープンチャットを活用して意見交換を実施。
第3回・第4回目のイベントでは、グループコンセプトの中からイベントオリジナルの日本酒のコンセプトを1つに決定するためのプレゼン大会や投票を行いコンセプトを決定していきました。
さらに、酔鯨酒造では決定したコンセプトの『香り』や『味わい』といった”酒質”を設計するために、酒米・精米歩合・酵母・麹菌を決めるだけではなく、完成したお酒の日本酒度やアルコール度数、酸度やアミノ酸度といった細かい部分まで目標値を設定しました。最後に、使用する酒米を決定したあと、造りの作業に落とし込んで細部まで設計をしていきました。
時間〈とき〉をかけて作り出される日本酒をテーマに、普段は関わることのできないモノづくりを体験でき、参加者から大変好評をいただいた本イベント。今回の取り組みはまもなく終了となりますが、引き続き時間〈とき〉を豊かに過ごすためのお手伝いや、ヒントとなるようなイベントを継続していきます。
■ さまざまな時間〈とき〉に楽しめる、“オリジナル日本酒”が完成
学びの時間があり、グループワークがあり、宿題があり、約半年間にわたるイベントを通して、「日本酒の時間〈とき〉研究室」で造るオリジナル日本酒のコンセプトは、『温度帯によってさまざまな味わいや香りを楽しめる日本酒』に決定しました。冷酒で飲むと“華やかに膨らむ香りでやわらかな甘み“を感じられ、燗酒で飲むと“ふんわり広がる甘めの香りでしっかり感じるお米の旨み“を楽しめるのが特徴です。
このコンセプトの日本酒を造りあげるために、岡山県産の酒米「雄町」を45%まで精米し、自社酵母(9号系由来)と高知酵母「AA-41」の2種類の酵母で醸造し、最後の醸造工程である上槽(じょうそう)後は、火入れ処理を行わない「生酒」で出荷されます。
最近日本酒を飲み始めた人にもお楽しみいただけるように、飲みやすさにこだわったアルコール度数の低いタイプとなっています。「アルコール度数の低い生酒」ですので、「香味の変化を考慮し、出荷期間は【出荷開始から1か月まで】となりました。本オリジナル日本酒の仕込みは、8月31日より酔鯨酒造(土佐蔵)の小さなタンク(約730L)にて行い、9月下旬に上槽、瓶詰め作業を行い、10月上旬には蔵元出荷開始となります。
できたてのフレッシュなお酒を皆さんに体感していただくことができるレア商品でありながら、アルコール度数低めで日本酒が苦手な人にもおすすめしやすく、その日の気分や味わうシーン、あわせる食事など、さまざまな時間〈とき〉に楽しめるオリジナル日本酒です!
■商品名は『香温―カノン―』。ラベルデザインは一般公募から決定!
本商品はコンセプトにもありますが、温度によって香りや味わいが変化することから『香温-カノン-』と命名しました。さらに、ラベルデザインは一般公募し、多数のご応募いただいた中からデザインを決定。お酒を飲んで酔いしれる鯨をセンターにあしらい、まわりには温度によって変化する香りや味わいを「色」で描写しています。
■商品詳細
販売価格:3,000円(税抜)/3,300円(税込)
販売開始日時:2024年9月11日(水)12時
※数量限定の為、完売次第終了となります。
出荷開始:10月7日(月)以降 順次発送開始
販売先:酔鯨公式オンラインショップ
■コミュニティサイト「時間〈とき〉ラボ」とは?
1949年に日本で初めて手帳に「時間目盛り」を入れ誕生した能率手帳。「時間を管理する」という考えを提案してきました。その能率手帳の歴史と伝統を引き継ぎ、2013年にNOLTYへリブランディングし、ブランド刷新当初から掲げていた“「書く」ことの可能性を広げていく”というコンセプトに“時間〈とき〉デザイン=自分らしく人生を豊かにすること”を加え、様々な発信を行っています。NOLTYの手帳を発行するJMAMが運営する「時間〈とき〉ラボ」は、その“時間〈とき〉デザイン”の考えを発信する活動の一環として生まれたコミュニティサイトです
■コミュニティサイト「クジラのねぐら」とは?
酔鯨酒造が2023年11月10日(金)に開設したファンコミュニティサイト。「クジラのねぐら」は、“酔鯨を愛するみんなの大人の秘密基地”がコンセプト。お客さまを“ねぐらの住人”と称し、“ねぐらの住人”と酔鯨酒造が一緒になり、日々の日本酒を楽しむ時間に“ねぐら”という秘密基地に集い、語り合える場所を目指しています。
“ねぐらの住人”と気軽に酔鯨について語り合ったり、“ねぐら”だけの限定コンテンツを楽しんだり、”ねぐら”限定キャンペーン・イベントに参加したり、酔鯨情報も盛りだくさんでお届けしています。
【クジラのねぐら】
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