月桂冠株式会社(社長・大倉治彦、本社・京都市伏見区)は、実験的な日本酒を試作段階で商品化するプロジェクト「Gekkeikan Studio」の新商品「Gekkeikan Studio no.4」(720mLびん)を、2023年10月6日から、月桂冠直営のインターネットショッピングサイト「月桂冠オンラインショップ 本店」(https://www.gekkeikan-shop.jp)と「月桂冠大倉記念館」(京都市伏見区)の売店とで、計500本を限定発売します。
「Gekkeikan Studio no.4」では、アルコール分の高さから日本酒を敬遠される方にも身近に感じていただけるよう、これまでにない低アルコールの日本酒開発に取り組みました。従来の一般的な日本酒よりも低アルコールでありながら、日本酒らしさをしっかり味わえるアルコール分5%の日本酒を実現しました。普段から日本酒を飲まれていて健康が気になる方にも満足いただけるテイストです。
- 商品概要
味わい・特長
甘味や酸味の適度なバランスから生まれる、華やかですっきりとした味わいが特徴のアルコール分5%の日本酒です。日本酒のアルコール分は一般的に15%前後ですが、この商品のアルコール分はビールとほぼ同じです。アルコール分が低いにもかかわらず日本酒らしさがあるお酒を目指し、お米の風味が感じられ、すっきりとしたあと味が楽しめるこれまでと変わらない日本酒のテイストに仕上げました。
開発の背景
低アルコールでも日本酒らしさを感じられる酒質を目指して、日本酒ソムリエAIシステム「KAORIUM for Sake」※を開発したSCENTMATIC株式会社と共同で開発に取り組みました。日本酒の香りや味のどのような部分が日本酒らしさとして支持されているのかを検証するために、「KAORIUM for Sake」を用いて当社が用意したサンプル酒の香りや味の表現を言語化した上で、普段から日本酒を楽しむ方を対象に試飲調査を実施しました。その中で評価が高い香りや味の要素を今回の商品に取り入れました。
※日本酒ソムリエAIシステム「KAORIUM for Sake」(SCENTMATIC株式会社)
インターネット上の膨大な言語表現と人の香りの感じ方を学習したAIに、1万以上の日本酒の風味・感性データと酒ソムリエの感性を融合させた最先端のAIシステム。自然言語処理によって、表現の難しい日本酒の風味を、わかりやすい言葉で表すことができる。
パッケージ
甘みと酸味の適度なバランスから生まれるすっきりとした味わい、口の中で広がって抜けていくような爽やかなイメージをラベルにデザインしました。軽快に波打つパターンを用い、段々と上へゆるやかになっていく波の様子は、アルコール分5%の軽やかさを表現しています。
商品詳細
商品名:Gekkeikan Studio no.4
容量・容器:720mLびん
販売価格:3,300円(消費税込)
アルコール分:5度以上6度未満
テイスト:甘辛=やや甘口、濃淡=やや濃醇
販売数量:500本限定
発売日:2023年10月6日
販売形態:
▼月桂冠オンラインショップ 本店(2023年10月6日午前9時から販売開始)
https://www.gekkeikan-shop.jp/c/0000000100/sake024000
▼月桂冠大倉記念館
https://www.gekkeikan.co.jp/enjoy/museum/
- 日本酒を進化させる実験「Gekkeikan Studio」
「Gekkeikan Studio」は、研究開発により実験的に生み出される日本酒を試作の段階でお客様と共有し、日本酒の新たな可能性を味わっていただくとともに、その声をさらに次の商品開発に反映させていくことで、日本酒を愛するお客様と共に日本酒の未来を発見し進化させるプロジェクトです。
「Studio」には「研究」や「工房」という意味があり、お客様との双方向でのやり取りの中で、親しみのあるものづくりを表現したいという思いから、プロジェクト名として採用しました。
「Gekkeikan Studio」プロジェクトページ
コメントを残す