「シーシャ」をご存知でしょうか?今、若者を中心にシーシャがトレンド入りしています。今回はシーシャの基本情報、魅力を伝えると共にシーシャ×日本酒のペアリングをした感想についてご紹介します。新しいシーシャの世界を楽しんでみませんか?
シーシャと日本酒のペアリングは合うのか
「シーシャ」とは、煙を水でろ過して吸う水煙草のことを指します。煙草と言っても、シーシャに含まれるニコチン量は0.01mg程度なので、煙草と比べるとほとんど有害性はありません。また、ノンニコチンのシーシャもあります。シーシャ屋さんで吸うのが一般的ですが、最近では自宅シーシャをする人もいるほどです。
シーシャには煙草の葉っぱをシロップに漬けたフレーバーと呼ばれるものがあり、フルーツ系やデザート系などお店によっては100種類を超えます。そのフレーバーを数種類ミックスさせたり、ベースの味を変えたりすることにより、新しい味を生み出せます。
通常、カクテルや炭酸が入ってるアルコールとシーシャを楽しむことが多いですが、特に決まりはありません。そこで今回はシーシャと日本酒をペアリングしてみました。プロが選定したおすすめのミックスフレーバーもご紹介します。
柑橘系シーシャ×「久保田 純米大吟醸」
柑橘系のグレープフルーツ、オレンジをベースにキウイとライム、アクセントにカルダモンを混ぜたシーシャを吸ってみました。ベースに柑橘系を入れたことによりとてもすっきりとした風味で、誰にでも吸いやすい吸い心地です。
特に女性におすすめしたいフレーバーで、食後のシーシャ屋さんでぜひご注文してみてください。お気に入りのフレーバーになること間違いなしです。
柑橘系のシーシャと合わせたのは、上品な味わいを楽しめる「久保田 純米大吟醸」。シーシャを吸ったり吐いたりする中で「久保田 純米大吟醸」を飲むことで、食事のペアリングとは違った旨味を感じられました。
また、味はシンプルですが奥深さを感じられるもの同士、調和性の高いものとなりました。お酒があまり強くないと言う方は、氷を入れることにより飲みやすさが増します。
フローラル系シーシャ×「久保田 翠寿」
ローズをベースにパンナズナという御香とボムシェルというヒノキ、アールグレイの4種類をミックスしたフレーバー。ローズの香りを感じられつつも、パンナズナの御香の香りも感じられて、和のローズを楽しめます。玄人さん向けのシーシャで、落ち着きたい時におすすめしたい香りのシーシャです。
フローラル系シーシャとペアリングしたのは「久保田 翠寿」。冷製料理と息の合う日本酒なので、シーシャに煙を冷やすことができるアイスホースを付けてペアリングするのもアリです。4~9月限定出荷の日本酒なので、ぜひこの機会にお試しください。
フルーツ系シーシャ×「久保田 スパークリング」
ピーチにライチ、グレープ、ホワイトグレープ、ココナッツ、隠し味にミントを入れたフルーツ系のシーシャ。ジューシーなフレーバーで、ほかのふたつに比べて味が一番しっかりしていました。また、ミントの爽やかさが残ってすっきりしています。
シーシャスタンドが短く、フルーツ系なのでシーシャが初めてという人にも挑戦しやすいものになっています。シーシャ経験者でもあまり吸ったことのない味わいだと思うので、満足いただけるかと思います。
今回フルーツ系のシーシャとペアリングする日本酒は「久保田 スパークリング」です。「久保田 スパークリング」はライチやグレープと相性が良いため、シーシャとの相性も抜群でした。
しっかりと冷やすことにより甘さと酸味が混ざりあい、豊かな舌ざわりを体験できます。
シーシャと日本酒で未知の世界を体験しよう
シーシャと日本酒のペアリングは、意外にも合うことがわかったかと思います。シーシャはフレーバーがたくさんあるので、各日本酒の特徴に合うようにペアリングが可能です。日本酒と食べ物のペアリングをイメージして、そのイメージ通りのシーシャを作っていただくと、より日本酒にマッチした味が再現できます。
ぜひ日本酒とシーシャを体験してみてください。