6月1日は「世界牛乳の日」、そして6月は「牛乳月間」です。最近問題になっている牛乳の廃棄問題の一助になる、牛乳と日本酒を使った牛乳割りのおすすめレシピをご紹介します。
6月の牛乳月間に消費拡大を
6月1日は、「世界牛乳の日」に定められています。国連食糧農業機関が、牛乳に対する関心を高め、酪農・乳業の仕事を知ってもらうことを目的に制定されました。これに合わせ、6月は「牛乳月間」にも定められています。
ところで、最近よく耳にするようになった牛乳の廃棄問題。新型コロナウイルス感染症の影響で学校が休校となり、給食で使用される牛乳の行き先がなくなってしまったために起こった問題です。牛乳の消費を拡大するために、さまざまなプロジェクトが立ち上がり、牛乳を使ったレシピも多数紹介されています。
そんな牛乳の消費の一助になればと、牛乳と日本酒を使ったカクテルができないだろうか、と考えてみました。カルーアミルクなどのミルク系のカクテルもあるし、日本酒の牛乳割りもきっと美味しいはず!
色々実験してみた中のおすすめレシピをご紹介します。
日本酒+牛乳のアレンジカクテル
日本酒の牛乳割り
まずは、シンプルに日本酒と牛乳を1:1で割る飲み方です。
【材料】
・日本酒:60ml
・牛乳:60ml
※1:1の割合であれば量はお好みで
日本酒と牛乳、本当に合うのだろうかと恐る恐る飲んでみると、独特の牛乳くささがなくなり、さっぱりとした飲み口になっています。
今回は、バナナ様の香りがする純米吟醸酒の「久保田 紅寿」で試してみたところ、ほんのりとバナナミルクのような味わいになり、とても飲みやすい一杯でゴクゴクと飲めてしまいました。
氷を入れるとよりさっぱりして、夏にはぴったりです。
日本酒のラッシー風
次は、日本酒の牛乳割りにレモンを入れた、ラッシー風です。
【材料】
・日本酒:60ml
・牛乳:60ml
・レモン汁:小さじ1
・氷:適量
・砂糖(またははちみつ):お好みで
日本酒と牛乳の組み合わせは間違いがないことを確認したので、さらにそこにレモン汁を加えて、とろっとしたラッシー風に。日本酒は綺麗ですっきりとした味わいの「久保田 千寿 純米吟醸」で試してみたところ、ほどよく酸味を感じるさっぱりとした飲み口になります。
甘さはあまりないので、お好みで砂糖やはちみつなどを適量入れてもらうと、より飲みやすいラッシー風になります。
日本酒のコーヒー牛乳割り
最後は、ちょっと変化球でコーヒー牛乳で試してみました。コーヒー牛乳、なぜかお風呂に入った後に飲みたくなりますよね。
【材料】
・日本酒:60ml
・コーヒー牛乳:60ml
※1:1の割合であれば量はお好みで
コーヒー牛乳には、深みのある味わいの純米大吟醸「久保田 萬寿」を合わせてみたところ、やや甘ったるいコーヒー牛乳にすっきり感と穏やかな渋味などが加わり、奥行き感のあるオトナなコーヒー牛乳に様変わり。市販のコーヒー牛乳は甘すぎるという方でも、この飲み方にしてみるとすっきりと飲みやすくなります。
オトナな牛乳で乾杯
6月の牛乳月間に合わせて、オトナな牛乳で乾杯してみませんか?