今回は「ワンカップシリーズ」第18弾、徳島県三好市で1913(大正2)年創業の芳水酒造「芳水上撰特別本醸造 カップ」です。
芳水酒造について
徳島県の北東部、香川県にも近い吉野川中流の奇岩や巨岩のある景勝地として名高い美濃田の渕に近い井川町に蔵はあります。もちろん吉野川の伏流水を仕込水に使用して、吉野川の別名「芳水」は醸されています。
「芳水上撰特別本醸造 カップ」
新潟こしいぶき・福井五百万石使用で60%精米、醸造アルコール添加です。アル添ですがピリリ感はありません。逆に独特な香りとコクを感じます。スッキリしてキレがいいです。カップ酒はこのくらいの香りがあってもいいですね。
なかなか出合えないのが徳島県の日本酒です。ここで出会えたのはラッキーですね。小さい蔵が多く、地産地消といった感じの徳島県ですが、個性的な蔵が多いらしいので、もっと味わってみたいですね。