今回は「ワンカップシリーズ」第12弾、静岡県磐田市で1902(明治35)年創業の千寿酒造「しっぺいカップ」です。
千寿酒造について
蔵内の井戸から湧き出る天竜川の伏流水を仕込水に使うメイン銘柄は「千寿」です。源頼朝がかかえた12人の白拍子のうちでもひときわ美しい舞姫が静岡県出身の「千寿」だったということで、それを酒名としたということです。
「しっぺいカップ」
国産米100%使用で70%精米、醸造アルコール添加です。カップがプラスチックです。ピリリ辛口の普通のワンカップです。「しっぺい」とは磐田市のイメージキャラクターだそうで、ある意味「”ワン”カップ」と言えますね(笑)
製造所が愛知県常滑市の盛田株式会社とありますが、調べてみると、しょうゆ、みりんや日本酒「ねのひ」を醸していて、銀盤酒造、阿櫻酒造、富士高砂酒造、マルキン醤油など多数の醸造系の会社を子会社に持つ大企業でした。なんとなくそういうことかという感じです。ここでは「しっぺい」や販売元の千寿酒造のお酒として静岡県の日本酒に分類しています。