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【KUBOTAYA】この夏、酒蔵見学できる新潟の酒蔵は?見どころなども紹介

【KUBOTAYA】この夏、酒蔵見学できる新潟の酒蔵は?見どころなども紹介

新潟は、日本有数の酒どころ。全国的に知名度の高い銘柄も多く、日本酒ファンなら一度は訪れたい場所ではないでしょうか。しかし、今は新型コロナウイルス感染症の影響で、酒蔵見学を中止している蔵も多くあります。この記事では、この夏酒蔵見学ができる新潟の酒蔵を5つご紹介します。蔵を見たり試飲したりすれば、新潟の日本酒がもっと身近なものになること間違いなしです。

酒蔵見学の見どころ

さまざまな年齢層に人気のある酒蔵見学。新型コロナウイルス感染症拡大の前までは、酒蔵見学ツアーなども催行されるなど、人気を博しています。

酒蔵見学にはどのような魅力があるのでしょうか。ここでは酒蔵見学の主な見どころを4つ紹介します。

酒蔵特有の歴史やこだわりを知ることができる

日本では100年以上の歴史をもつ酒蔵も多く見られます。酒蔵見学では日本酒の製法だけでなく、その酒蔵が守り続ける伝統と、酒造りへのこだわりを学べます。担当者の解説を聞きながら見学することで、日本酒の歴史の重みと味わいの魅力をさらに感じ取れるでしょう。

日本酒造りを間近に見ることができる

酒蔵見学の魅力は、酒造りが間近に見られることです。酒蔵によっては日本酒が造られる現場に入れたり、麹米の感触体験やもろみの観察ができたりすることも。酒蔵見学をすることで、酒造りを身近に感じられます。

ただし、夏は酒造りをしていない蔵がほとんどなので、日本酒造りの現場を見ることができませんのであらかじめご注意を。

試飲も楽しみのひとつ

さまざまな銘柄の試飲ができるのも酒蔵見学の楽しみのひとつ。酒蔵によっては搾りたての原酒や、見学者限定のお酒を試飲できる場合も。解説を聞きながら飲み比べをして、自分のお気に入りの一品を見つけるのも良いでしょう。

※新型コロナウイルス感染症の影響で、試飲を中止している酒蔵もあります。

周辺施設や自然環境を楽しめる酒蔵も

酒蔵がある場所は、清らかな水が流れ田園が広がる自然が美しい地域です。歴史豊かな酒蔵には重要文化財がある場合も。販売店や飲食店を併設している酒蔵では、グルメやショッピングも楽しめます。

この夏見学可能な新潟の酒蔵5選

酒林

日本有数の酒どころとして知られる新潟県には、88もの酒蔵があります。
しかし、すべての酒蔵が見学可能というわけではありません。また、普段酒蔵見学を行っている酒蔵でも、新型コロナウイルス感染症の影響で、酒蔵見学を中止している蔵も多数あります。
新潟の数ある酒蔵の中から、現在見学可能な酒蔵を5蔵紹介します。

なお、どの酒蔵でも、37.5℃以上の発熱や咳、痰、のど痛、頭痛などの風邪や体調不良の症状のある方、マスクを着用されていない方などのご参加はご遠慮いただいています。酒蔵見学に行く際は、万全な体調で向かいましょう。

※情報は6月24日時点の情報です。最新の情報は、各酒蔵サイトをご確認ください。

市島酒造(新発田市)

市島酒造

豊かな伏流水により栄えた町、新潟県新発田市。市島酒造はこの地にて1790年代より酒造りを始めました。代表銘柄は「王紋」。全国で有数の杜氏であり、新潟県で初めて40代で酒造マイスターとなった田中杜氏が醸す市島酒造の酒はIWCをはじめとする国内外の品評会にて高い評価を得ています。柔らかな水、酒造りに適した気候を活かし、小さな酒蔵ながら世界で評価される酒造りを続けています。

酒蔵見学では代表銘柄、酒蔵限定銘柄の試飲を楽しむことができる他、「杜氏蔵」「市島家資料館」「蔵元展示室」などがご覧いただけます。
杜氏蔵には、大きな蒸釜に酒母樽や仕込樽、お酒を搾る槽、量り売り時代の甕(かめ)や徳利、祝樽など昔の酒造具や器などが展示しています。また、市島家資料館、蔵元展示室には、初代・秀松からの文献や資料、市島家ゆかりの品々や市島の奥様が嫁入りの際に着て来た婚礼衣装(江戸の幕末、明治、大正)など、市島家の資料やコレクションを見ながら歴史ロマンを楽しむことができます。

◆酒蔵見学
料金:無料
予約:事前申し込み不要・市島酒造 物販店「夢蔵」で受付
定休日:年末年始(12月31日~1月3日)
開催時間:9:00~16:00
所要時間:20分~
住所:新潟県新発田市諏訪町3丁目1番17号
お問い合わせ:0254-22-5150(年末年始除く 9:00~16:00)

今代司酒造(新潟市)

今代司酒造

1767年に創業した今代司酒造。発酵食の町として知られる、新潟市の「ぬったり」に蔵を構えています。
酒造りを見直したいという想いで、2006年からアルコール添加を一切行わない全量純米仕込みに切り替えました。
さらに、今代司は「今の時代を司る」という意味の名前で、「今の時代に合った酒の楽しみ方を創造する」と解釈し、新しいコンセプトやデザインにこだわった商品の数々を生み出しています。

今代司酒造の酒蔵は、新潟県の玄関口である新潟駅から徒歩約15分と最も近くに蔵を構えています。そのため、車がなくても立ち寄れるのがポイントです。
風情ある歴史的な建物の中を、蔵人が丁寧に案内してくれます。昔ながらの木桶や釜があったり、日本酒を醸造するタンクの近くまで寄って見学できるのも魅力です。見学の最後には、ティスティングも可能です。

◆酒蔵見学ツアー
料金:無料
予約:予約制(WEB、FAX、電話)
定休日:年中無休(但し12月31日~1月3日のみ休業)
開催時間:平日 13:00、14:00、15:00、16:00、17:00(1日5回)/土日祝 10:00、11:00、12:00、13:00、14:00、15:00、16:00、17:00(1日8回)
所要時間:約30分
住所:新潟県新潟市中央区鏡が岡1番1号
お問い合わせ:025-245-0325(10:00~18:00)
※開催時間・営業時間は変更の可能性がございます。

宝山酒造(新潟市)

宝山酒造

宝山酒造は、新潟の奥座敷として知られる岩室温泉の地酒として1885年に創業した酒蔵です。
現在、次期5代目が蔵元杜氏となり、20代だけでお酒を造ろうというプロジェクトなど、新しい酒造りにも挑戦しています。失敗も繰り返し、苦労の末に完成させた「コシヒカリ 純米吟醸 宝山」は、蔵を代表するお酒のひとつです。

社員も数名の小さな酒蔵ですが、年間16,000人もの人が全国から見学に来る、人気の酒蔵です。酒蔵見学は女将さんが担当しており、蔵人のみ出入りを許された昔ながらの土蔵や実際に酒が仕込まれている現場などの酒造りの様子を見学した後、座敷で話をしながら日本酒の試飲もできます。

◆酒蔵見学
料金:無料
予約:要予約(事前に電話にて)
定休日:不定休
開催時間:午前の部 9:00~11:30/午後の部 13:00~16:30
所要時間:約30分
住所:新潟県新潟市西蒲区石瀬1380
お問い合わせ:0256-82-2003(9:00~18:00)

朝日酒造(長岡市)

朝日酒造

水田と里山の広がる新潟県長岡市朝日で1830年に創業した朝日酒造
「久保田屋」として酒造りを始め、その屋号を冠した「久保田」は代表的な銘柄です。創業地の地内を流れる清澄な地下水脈の軟水と、地域の農家とともに研究を重ねながら育てている良質な酒米、そして、越路杜氏から継承する知恵と基礎研究による技術革新で、新潟産にこだわった真摯な酒造りを続けています。

酒蔵見学では、朝日酒造の歴史や酒造りのこだわり等の話を交えながら、季節限定実施の「60分製造工程見学コース」と 通年実施の「20分見学コース」に分けて案内していますが、現在は「20分見学コース」のみを開催しています。
エントランスホールや瓶詰め工場の見学や、玄米と精米の比較、また物販店での試飲などを楽しめます。

◆20分見学コース
料金:無料
予約:事前申し込み不要・物販店「酒楽の里 あさひ山」で受付 ※10名以上の団体は、1週間前までに申し込み
定休日:年末年始・エントランスホールイベント開催時
開催時間:11:00、12:00、13:00、14:00
所要時間:約20分
住所:新潟県長岡市朝日880-1
お問い合わせ:0258-92-3181(平日10:00~17:00)

玉川酒造(魚沼市)

玉川酒造

1673年、第四代将軍徳川家綱公の時代より酒造りを続ける玉川酒造
蔵を構える魚沼市は、日本有数の豪雪地帯のため、蔵の周りには雪が数m積もることも。その雪の力を活用し、雪中貯蔵を行っています。
代表銘柄は創業時から愛されている「玉風味」で、旨口でありながら辛口の味わいは、雪国魚沼のお料理との相性も抜群です。

1989年に誕生した”酒蔵見学 越後ゆきくら館では、酒造りや貯蔵の方法、日本酒の歴史の紹介などを行っています。見どころは、冬の雪を大切に保管利用した新しい貯蔵庫の「ゆきくら」。貯蔵庫内は、温度が2~3℃に保たれており、年中雪の中を体感できます。暑い夏にはぴったりです!その他、蔵内の蒸し場や貯蔵タンク場なども見学できます。
見学の後は、10種類以上のお酒や、酒造りに使う仕込み水なども試飲が楽しめます。

◆越後ゆきくら館 酒蔵見学コース
料金:無料
予約:事前申し込み不要 ※旅行会社の団体バスで来られる場合は要予約
定休日:1月1日(元旦)
開催時間:9:00~16:00
所要時間:約30分
住所:新潟県魚沼市須原1643
お問い合わせ:025-797-2777

酒蔵見学で酒どころ・新潟の魅力を身近に感じよう

品質の良い日本酒が多く誕生する新潟は、酒蔵見学には最適な場所と言えます。また、豊かな自然に囲まれているため、癒しの場所としてもおすすめです。酒蔵見学を通して、新潟の日本酒の魅力と奥深さをぜひ堪能してみてください。
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