今回は、長野県信州新町で1820年頃創業の尾澤酒造場「十九 熊猫」です。上野にある三和酒店限定リリースの逸品。もちろん上野動物園つながりということをツイッターで知り、速攻で購入しました。
尾澤酒造場について
前回のブログでもご紹介していますが、八代目となる尾澤俊昭氏と杜氏で専務で奥様の美由紀氏、男性社員が2名、女性社員1名という少人数で醸して、シール貼りまでしている蔵です。日本で最も小さな蔵のひとつで頭がさがります。「十九」の酒名ですが、HPによれば「人間だと、一人前といえば「二十歳」。日本酒造りで一人前にになるまでには、まだまだ一歩どころではなく、二歩も三歩も手前なのですが、、、という想いで「十九」と命名されました」とあります。
いつも感心するのは、シールの絵柄がリアルだということです。絵心のある方でないと作れない造作ですね。
「十九 熊猫」
おそらくですが、自社米の美山錦100%使用で、精米歩合は表示されていません。いつもながらの酸が抑えめに効いた甘味が心地よく、それでいてキレがいいという「十九」の味です。本場中国の切り絵のようなパンダがかわいいです。パンダは寝ていることが多いので、見慣れたポーズです。
300ml瓶ですので、私的には、あっという間になくなってしまう憎いヤツですが、三和酒店のHPによれば「初めて日本酒を呑む人にちょうどいいサイズ」ということで、それは間違いないですね。でも、「十九」を初めて呑んだら日本酒の美味しいレベルが上がりすぎて、あとで困るかもしれません(笑)
そうそう、「十九」では以前、同じ上野動物園で人気のハシビロコウラベルがありました。
美由紀専務、上野動物園シリーズ、期待しております(笑)