一般社団法人エクスペリエンスの「十輪旅スル日本酒」が、オークション史上最高額で落札されました。
編集部
軽トラックにタンクを積んで移動しながら造られた「十輪旅スル日本酒」、貴重なその味わいが気になりますね!
2021年4月17日(土)シンワオークション WINE/LIQUORオークションにて440万円で落札される
オークション史上最高額の清酒が誕生した瞬間
一般社団法人エクスペリエンス代表の森田が世界最長距離を移動しながら造った「十輪(トワ)旅スル日本酒」を、2021年4月17日(土)に開催されたSHINWA AUCTION主催のWINE/LIQUORオークションに出品。440万円で落札される結果となり、世界のオークション史上最高額の清酒という快挙を達成しました。ここに至るまでのストーリーと今後の目標など、ご取材いただけますと嬉しく思います。
十輪(トワ)旅スル日本酒
《十輪 旅スル日本酒》従来の醸造酒のカテゴリーに捕らわれず、ロシアの大地を横断し造られた唯一無二のストーリーを持つ清酒です
私共は2019年、世界一のお酒を造ることを目指し、世界最長距離を移動しながら軽トラックの荷台に積んだタンクでお酒を造るという前代未聞のプロジェクト「旅スル日本酒」を実行しました。ロシア連邦政府の全面協力のもと、ロシア・ウラジオストックからモスクワまでの陸路を車で移動しながら世界に一つだけの希少なお酒「旅スル日本酒」を並行複発酵という日本酒特有の醸造法で造ることに成功しました。
移動しながらお酒を造るということは、地球をテロワール(土壌)としてお酒を造るということです。例えばワインは厳格なテロワールに基づいた格付けが存在しますので、決められた土地で育ったブドウを使用し、決められた場所で造られたワインであることが、その価値を決めることになります。言い換えると、その土地に縛られた酒造りしかできないということです。一方、日本酒(清酒)の原材料となるお米については、土地の縛りはありません。お米の産地を問わず、その土地の蔵で造られたお酒は地酒と呼ばれます。酒造りをする場所は決められた蔵であり、移動しながら酒造りをする蔵は(法律上の問題などもあり)1つもありません。私たちはそこに日本酒(清酒)の可能性を見出しました。土地や地域に縛られることなく、地球をテロワールとして地球4分の1を移動しながら造ったお酒というのは世界初であり、本プロジェクトにおいて、その移動距離(陸路で9800キロを移動雄)、移動高低差(海抜0mから1000mを移動)いずれにおいても人類史上初のチャレンジを達成しました。
本プロジェクトは第12代酒サムライとして、恥じることのないクオリティを実現できるよう、岩手の株式会社南部美人様をはじめ、日本を代表する酒蔵様にご指導・ご協力をいただいて実現したものであることを申し添えます。私共が造ったお酒「旅スル日本酒」はプロのお力添えをいただいて完成した、高いクオリティを保持する世界にひとつだけの清酒であり、その品質につきましてもプロのお墨付きをいただいております。これまでの日本酒(清酒)の概念を覆すような風味、香りをもつ世界一に相応しいお酒に仕上がりました。このお酒の価値を問うべく、2021年4月17日にシンワオークションに出品し、激しい競り合いの結果、史上最高額となる「440万円」で落札される結果となりました。
《森田隼人プロフィール》
1978年大阪府生まれ。大学卒業後、建築会社を経て25歳で独立。デザイン事務所「M-CROME」を設立。その後公務員を経て、2009年に東京・神田のガード下に「六花界」をオープン。多くのメディアに取り上げられ「肉と日本酒」の文化を構築する。その後「初花一家」「吟花」「五色桜」を設立。2016年には日本初となるプロジェクションマッピングを活用した映像と食を融合させるレストラン「クロッサムモリタ」でさらなる注目を集め、最先端技術を活用した「トライリウム」「モリタ発酵研究所」を設立し食材の研究施設を含む計7業態を運営。「肉と日本酒」における啓蒙活動の功績が認められ「第12代酒サムライ」を叙任。日本に限らず世界各地で和牛と日本酒の啓蒙活動を行なっている。2020年には日本の食文化に広く貢献したとして農林水産省より「料理マスターズ」を叙任。シェフだけではなくプロボクサーやモデルの一面も。国家資格である一級建築士なども持つ異例のシェフ。芸能界との繋がりも深く、各メディアから注目を受けている。
《一般社団法人エクスペリエンスについて》
食に関する新しい価値の創造をすることを目的とし、酒類オリジナルブランドの企画、制作、販売に関する事業や、各種イベントの企画、制作、運営、管理およびコンサルティングなどを行っています。
(情報提供:PR TIMES)
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