今回は、長野県上田市で1665(寛文5)年創業の岡崎酒造「信州亀齢 美山錦 純米大吟醸39」です。最近、人気が高まっている蔵のひとつで、だいたいの商品には漢字の「信州亀齢」が書かれていますが、こちらは39%精米の勝負酒ということで絵文字のようになっている「亀(「き」と読む)」が描かれています。
岡崎酒造について
上田市は北国街道沿いで栄えた町で、今も歴史的な建物が街道沿いにあり、そのひとつが岡崎酒造です。使用米は長野県産の「美山錦」「ひとごこち」が中心で、銘柄によっては「山田錦」も使っています。また日本棚田百選にも選ばれている稲倉の棚田があり、岡崎酒造はそこで酒米「ひとごこち」を作っていますが、残念ながら私はまだひとごこちの亀齢は飲んだことはありません。
「信州亀齢 美山錦 純米大吟醸39」
長野県産美山錦100%使用で39%精米です。華やかな香りに、39%精米ならではの綺麗に澄んだ甘味で、余韻を残しながら喉元を流れていきます。とても贅沢な感じの味わいです。
この「亀」ラベルには山田錦の純米大吟醸39もあり、そちらも呑んでみたいですね。