こんにちは、saorin.です。
待ちに待った、春。
お天気のいい日は、ぱーっと車で遠くまでドライブなんてしたいもの。
特に春は、お弁当と美味しいお酒を準備してお花見なんかも楽しみたいものです。
花よりは団子に興味が湧いてしまうかも。
春を感じる上品なおいしさ。春和菓子トップ2
今回ご紹介するのは、セブンイレブンの和菓子。あんこ系はセブンが評価高めらしいです。ショーケースを見ると、春っぽい商品が2つ。迷ったあげくに、結局選べず2つ買ってきてしまいました。
1つ目は「北海道十勝産小豆使用 草もち」お値段は税込み149円。なんと158キロカロリー。
“もっちりとした生地に、上品な甘さのこしあんを包んだ草もちです。(セブンイレブン公式HPより)
”
2つ目は「北海道十勝産小豆使用 桜もち」お値段は税込み138円。こちらも145キロカロリー。
“淡いピンク色の生地に、桜の花を乗せた春の訪れを感じる商品。もちもち生地の中には、こし餡が包まれています。(セブンイレブン公式HPより)
”
きゅんと。春を感じる1本
今回ご紹介するのは、季楽シリーズの「菊の司 季楽 純米霞酒 桜」。
今年の仕上がりを一言で表すと・・・
いちご!
「菊の司 季楽 純米霞酒 桜」は、ひとめぼれなどの飯米を使用した春限定の純米酒。まるで、いちごのようにふわっとやさしい香りと味わいの中に、後からほどよい苦みとうまみが顔をみせるお酒です。
今回のコラムでは「菊の司 季楽 純米霞酒 桜」とセブンイレブンの「草もち」と「桜もち」の組み合わせを検証してみようと思います。
日本酒と春和菓子を一緒に食べてみた
開けるとこんな感じ。
どちらもあんこがぎっしり入っていますね。
桜もちのおもちは、蒸したお米であんこを包んでいるおはぎのような見た目。手で持った時にべたっと、くっつくのはちょっと残念。
あんこは、上品な甘さで口当たりがやさしいこしあん。さくらの塩漬けが上にのっているので、ほのかに桜感としょっぱさはあるもののおもち自体、結構甘みの主張が強い。
さくらもちの葉っぱって今までいらないなっと思っていましたが、あの葉っぱがバランスをとっていたという事実を初めて感じました。
後日、朝にZIPを見ていたら関西ではこういう桜もちが一般的らしいということが判明!
よもぎもちは、しっかり歯ごたえのあるもっちもち。よもぎの葉の香りも強すぎず弱すぎず…。こちらもあんこは、やさしいこしあん。これは、うまい。
どちらかというと、今はよもぎもちがリード。
では、「菊の司 季楽 純米霞酒 桜」と合わせてみましょう。
まずは、さくらもちとの組み合わせ。
いちご大福!
お酒の苦味が気になるおもちの甘さをさらっと流してくれるので、一気に食べやすくなった。後味もかなりすっきりなので、甘い物や和菓子が苦手な方にはいいかも。ただ、桜もちの香りはお酒のいちごのような香りに負けてしまってどこかへ…。
お次は、よもぎもち。
目を閉じると、よもぎの葉が風に揺れている…。(風になびくヨモギの写真ってないものですね)
よもぎの葉の苦味とお酒の苦味で、あんこが際立つ。なにより、お酒の香りとよもぎの葉の香りが合わさって、「は・る♪」って感じがたまらんです。個人的には「菊の司 季楽 純米霞酒 桜」と「草もち」の組み合わせをおすすめ。
日本酒で感じる。四季
日本が世界に誇れるなかの1つ。それが「四季」ですよね。季節によって景色、旬な食材も私たちの洋服だって変わったり。コロナ渦で外出しにくくなった最近は、スーパーや産直の食材を見て、「あ。春が来たな」なんて思う方もいるのではないでしょうか。
日本酒の世界でも、四季を感じられることをご存じでしょうか。今回は、季節限定の日本酒を冬酒、春酒、夏酒、秋酒のざっと4つに分けて考えてみようと思います。
「とにかくピチピチ。新酒を楽しんでほしい冬酒」
発売期間はだいたい12~2月。
冬酒はしぼりたての生酒が発売されることが多く、と・に・か・くフレッシュで繊細な日本酒の世界を楽しんでほしい1本。お酒によっては炭酸ガスを多く含んだもののあります。
「門出に祝い酒。華やかな春酒」
発売期間はだいたい3月~5月。
この時期は、卒業・入学など1年間の中でおめでたいことが多い時期ですよね。また、山菜などその時期にしか楽しめない食材があったりと、なんだかわくわくしてしまう。春酒は、春らしい華やかな香りや甘酸っぱい味わいが楽しみな1本。ピンク色など桜をイメージさせるラベルのものが多かったりもしますよね。
「すっきりさわやか。夏を吹き飛ばす夏酒」
発売時期はだいたい6~8月。
この時期はなんといっても、暑い。そんなときはキンキンに冷えたビール!なんて気分になりますが、日本酒も負けてはいません。夏酒は、絶妙な酸味やさわやかな香りや味わいを楽しんでほしい1本。夏酒の一番の楽しみは、氷を入れてオンザロックで楽しむことですね。
「食欲の秋に合う。味わいたっぷりの秋酒」
発売時期はだいたい9~11月。
この時期は春同様にこの時期にか食べられない食材がたくさん出てきますよね。秋酒は冬から春までの期間に出来上がったお酒を涼しい低温冷蔵庫で保管し、ゆっくりと熟成を待って出荷します。そのため、新酒とは異なったまろやかで深い味わいを楽しんでほしい1本。よく「ひやおろし」や「秋あがり」なんて言葉を聞いたことがありますよね。
わが社の理系女子風香は、季節と日本酒についてたくさんのコラムを書いています。風香のコラムを読んだ後には、思わず他の人に伝えたくなっちゃうこと間違いなし。ぜひ、ご覧ください。
菊の司酒造の季節のお酒
「季楽」シリーズは、「山田錦」や「美山錦」などの酒米ではなく、「ひとめぼれ」などの飯米を使用した純米酒です。季楽のお酒はすべて同じ飯米で仕込み、同じ酵母で醸した、うまみたっぷりな4姉妹。
同じ原料なのに全く違う表情を見せる4種類のお酒で、日本酒の四季を感じていただければと思います。
夏酒の「菊の司 季楽 純米爽酒 ひまわり」とオレンジゼリーを組み合わせたこらむはこちら。
いかがだったでしょうか。
なかなか遠くまで外出はできないけれど、旬の食材と旬の日本酒で四季を感じる時間もいいですよね。
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では、また!(^^)!