今回は、栃木県真岡市で1754(宝暦4)年創業の辻善兵衛商店「辻善兵衛 純米吟醸 雄町」です。鬼怒川の伏流軟水を使用して地元酒の「桜川」、メイン銘柄で純米以上の「辻善兵衛」、蔵元杜氏の名を冠した「辻寛之」という銘柄を醸しています。
辻善兵衛商店について
歴史のある酒蔵によくある、蔵元の名前を継いでいくスタイルで、現在の蔵元杜氏である辻寛之氏は第16代辻善兵衛ということになります。「飲んだ全ての人に幸せを感じてもらいたい」という思いを込めて醸しているということです。
「辻善兵衛 純米吟醸 雄町」
雄町100%使用で56%精米です。一切のろ過、加熱処理をしておりませんということですので、フルーティな香りとほのかなガス感があります。キレイですが力強い甘味と旨味、酸味が後味をスッキリさせてくれます。雄町らしい味わいで美味しいです。
意外と東京の酒屋で見かけることが少ない「辻善兵衛」ですが、美味しい銘柄のひとつですので、ぜひ味わっていただきたいですね。