今回は、栃木県栃木市西方町の飯沼銘醸「姿 純米吟醸 無濾過生原酒」です。自社田や、地元の農業高校が作った酒米を使って日本酒を醸している地元密着型蔵元ですね。こちらの純米吟醸ももちろん地元産の酒米を使っています。
「姿 純米吟醸 無濾過生原酒」
栃木市細堀の大川徳一さんによる五百万石を100%使用で55%精米です。アルコール度数は17.2度と若干高めですね。フルーティという感じではありませんが、とがった漢字の香りがします。スッキリとした味わいで、旨味があります。甘味は控えめで辛口とまでは言いませんが、キレのある味わいです。
使用された五百万石の生産地「細堀町」がどこかと調べてみたら、東北道の栃木都賀ジャンクションの手前の西側でした。たまにゴルフに行ったりするところなので、こういうところで酒米を栽培しているのかと知った次第です。意外と身近なところで米や酒造りが行われているんですね。
ちなみに、千葉県に「甲子正宗」を醸す「飯沼本家」がありますが、なにか関係があるのでしょうか。気になるところです。