こんにちは、sarin.です。
いつもコンビニにスイーツを買いに行くと、気になってはいるけどなかなか手が出せないチョコレートがあります。
それが、ここ最近流行っているハイカカオチョコレートや低糖質チョコレートと言われているもの。たくさん種類があって、何を買っていいのかわからない。
そんなとき、菊の司酒造のイベントの差し入れで「カレ・ド・ショコラ」というチョコレートをいただく機会がありました。なんというタイミングの良さ!
今回は、コンビニスイーツをこよなく愛している私が謎を解明していこうと思います。もちろん、日本酒との組み合わせもご紹介していきます。
あなたのイメージするチョコレートとは
疲れた時に、ちょっと食べたくなるのがチョコレート。
値段も結構お買い得で、満足感もありますよね。止まらなくなることも多々ありますが。
みなさんは、どんなチョコレートが好きですか。
ビターチョコやミルクチョコなどは、食べる機会が結構あるのでどんな味かはすぐにイメージできるはず。でも、「ハイカカオチョコレートとは?」と聞かれると、イメージは付きにくい。
ハイカカオチョコレートって、そもそも何なのか。
チョコレートとは、カカオ分が35%以上、あるいはカカオ分が21%以上でカカオ分と乳固形分の合計が35%以上のチョコレート生地を全重量の60%以上使用したもののこと。その中でもハイカカオチョコレートとは、カカオ含有量が70%以上のものをさすようです。
とりあえず、カカオの量が多いのはわかりますよね。でも、こんなに流行っているのには、
もっと明確な理由があるはず。
「ロカボ」とは、楽しく糖質制限をすること
このマークを見たことがありますか。
実際コンビニの中の商品を確認するとパンからお菓子、お惣菜までロカボ商品の種類は多数。実際にマークが商品についていたりいなかったりはありますが、この「ロカボ」を推奨しているのが「食・楽・健康協会」。
“1食で摂取する糖質量を20~40gにするという、適正糖質を提唱しています。ローカーボは、極端な糖質制限も含んでしまう概念ですので、食・楽・健康協会の推奨する適正糖質はそれと区別し、「ロカボ」と呼ぶことにしました。ちなみに、今の一般的な日本人の食生活では、1日に300gくらいの糖質を摂取しています。おにぎり2個と野菜ジュースだけで100gくらいになってしまうのです。
”
チョコレートで、もう一度考えてみます。
一般的なチョコレートは、砂糖などカカオ以外の材料が多く使われており、ミルクチョコレート1枚で糖質量が23~25gほどになるようです。ミルクチョコレート1枚の糖質が23~25gとなると、1食分の糖質量となってしまいますね。
一方、ハイカカオチョコレートは、カカオ含有量が多い程、糖質となる原料が抑えられるため糖質が低くなります。気になる糖質量は1枚あたり、1g前後と格段の差。
こうなると、ちょっと苦くても体のためには糖質の低いもの、巷でいう「ロカボ」や「低糖質」のものを選んだほうがいいかもという気持ちになりますよね。(おやつを食べてるっていう罪悪感も少なくなりそうだし。)
あれ?日本酒の糖質ってどのくらいなのかと思った方は、こちらのこらむを読んでみてください。
チョコレートが生活習慣病を抑制?
チョコレートやココアに含まれるカカオポリフェノールには、活性酵素を抑える働きがあるそうです。
そのほかにも
“・コレステロール値の改善
・血圧低下および血管内皮機能の改善
・心疾患リスクの低減
・インスリン抵抗性の改善「みんなの健康チョコライフ」より
”
などがあるようです。
チョコレートと健康面についての特集ページは、ネット上でもたくさんありますので、興味のある方はぜひ調べてみてください。
低糖質でカラダにも良いとされている、ハイカカオチョコレート。スーパーやコンビニではたくさんの種類が販売されていますよね。
今回は、楽天やAmazonを参考に売れ筋を調べてみました。
ハイカカオチョコレートの売れ筋をチェックしてみた
*値段はすべて税込です。
第5位 不二家「ルック3(ハイカカオコレクション)」138円
第4位 ダーデン「有機アガベチョコレート 70%」660円
第3位 Lindt&Spungli Japan「リンドール 70%カカオ」993円
第2位 森永製菓「カレ・ド・ショコラ 70%」328円
第1位 明治「チョコレート効果 カカオ72%」211円
第1位の明治「チョコレート効果」は、スーパーでもよく見かけまし、コンビニでもパウチの袋に入って並んでますよね。この中にしっかりありましたね。「カレ・ド・ショコラ」という名のチョコレート。そろそろ、「カレ・ド・ショコラ」についても調べてみましょう。
「カレ・ド・ショコラ」的、チョコレートにあう飲み物って
ハイカカオチョコレートは、カカオ含有量によって香りや味わいも異なってくるようです。森永製菓「カレ・ド・ショコラ」公式HPでは、味わいなどをグラフにして分かりやすく分類してくださっています。これは、結構ありがたい。
さあ、ここからが一大イベント。日本酒との組み合わせを検証していきましょう。今回は「カレ・ド・ショコラBitter」との組み合わせを検証してみます。
「カレ・ド・ショコラBitter」に日本酒を合わせてみた
①「カレ・ド・ショコラBitter」×平井六右衛門 心星
まるでイチゴ味のチョコレート。
チョコレートのほろにがさとお酒の甘酸っぱさのバランスが、なんとも心地がいい。
お酒の甘味や酸味との相性が良く、甘味は控えめで後味はさっぱり。イチゴのようなフルーティーな香りが合わさると、ドライフルーツの入ったチョコレートを食べているような気分にも。甘い物がちょっと苦手という方には吟醸酒との組み合わせがおすすめ。
②「カレ・ド・ショコラBitter」×菊の司 大吟醸 Vintage
高級感漂うビターチョコに、変身。
お酒の渋みや苦味とチョコレートの苦味の相性が良く、カカオの香りやチョコレートの甘味がより引き立つ感じがします。チョコレートの味わいが濃厚となって、後味でもう一杯お酒が飲めちゃう。古酒の香りがカカオの香りを引き立てて、高級感もアップ。心星と合わせた時よりも、甘味を感じやすいのでチョコレートの甘味を堪能したい方には古酒との組み合わせがおすすめ。
③「カレ・ド・ショコラBitter」×菊の司 和の酒
ほっと、一息。大人のホットチョコレート。
まるで搾りたてのマスカットのようなフレッシュさと、穏やかに酸味や苦味を感じるお酒。
ぬる燗にすることで、よりまろやかな口当たりとなり酸味も控えめに。先にチョコレートの甘味が口の中に広がり、後味はほろにが。冷酒と組み合わせた時よりも、チョコレートが口の中でとろっととろけて、ちょっとムースのようなくちどけに。
3つの組み合わせの中で、一番日本酒とチョコレートが、優しく味わえる気がしました。チョコレートと淡麗辛口タイプの燗酒の組み合わせは、ぜひ皆さんにおすすめします。
チョコレートって、やっぱりおいしい。
いかがでしたか。
ハイカカオチョコレートなら食後のおやつで食べても、罪悪感は少なくすみそうだな…。なんて考える私。「カレ・ド・ショコラ」シリーズは、ピスタチオなど期間限定の味も発売されるみたいなので、そちらも気になります。
日本酒との組み合わせも、おすすめなのでぜひお試しください。