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成人の日のお祝いにお酒を楽しもう。初めての日本酒はこれがおすすめ

成人の日のお祝いにお酒を楽しもう。初めての日本酒はこれがおすすめ

成人の日は、大人になったことを祝う特別な日。成人式の後に、同級生や仲間と集まって、思い思いのお酒を飲むのも成人の日の楽しみ方の1つです。本記事では、新成人などのお酒初心者でも飲みやすい日本酒の特長や、日本酒をより楽しめる飲み方、おすすめの日本酒を紹介します。

お酒初心者でも飲みやすい日本酒の特長とは

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via www.shutterstock.com
日本酒は、米・米麹・水を主原料とした、日本の伝統的なお酒です。最近は、日本だけでなく海外でも日本酒が広く愛されています。誕生日を迎えて20歳になったら、奥深い日本酒の世界に足を踏み入れて、さまざまなお酒を楽しんでみてはいかがでしょうか。まずは、お酒に慣れていない新成人でも飲みやすい日本酒の特長を紹介します。

低アルコール度数の日本酒

酒税法で清酒に分類されている日本酒は、アルコール度数は22度未満と法律で定められています。実際に流通している日本酒は、15~16度が一般的です。とはいえ、アルコール度数が低い日本酒も種類は豊富。お酒が好きな人も、飲み始めたばかりの人も、飲みやすい日本酒を見つけられます。

新成人などのお酒初心者には、ビールやチューハイなどとアルコール度数がほとんど変わらない、5~10度前後の日本酒がおすすめです。度数が低い分、日本酒独特の苦みが抑えられています。

ただし、アルコール度数が低いからといって、いきなりたくさん飲むのは要注意。美味しいおつまみを食べながら飲んだり、気心の知れた仲間と会話をしながら飲んだりと、日本酒をゆっくりと楽しく飲むことを意識しましょう。

甘口の日本酒

甘口度

日本酒には、甘口と辛口の味わいがあります。甘口と辛口を判断する目安となるのは、「日本酒度」「酸度」「アミノ酸度」の3つです。

1つ目の日本酒度とは、日本酒の比重を表した数値で、プラス(+)とマイナス(-)で表示されます。まずは、「日本酒度がマイナスのお酒は甘口の傾向」と覚えておきましょう。マイナスの数値が大きければ大きいほど、糖分が多く甘口ということになります。日本酒度が-1.5から-3.4のものは「やや甘口」と、-3.5から-5.9のものは「甘口」とされています。
ただし、日本酒の甘辛さはアルコール度数や酸度とのバランスによっても変わります。

2つ目の酸度とは、日本酒に旨味や酸味をもたらす大事な成分の1つの、有機酸が含まれている量を相対的に表す数値です。酸度が高ければ辛口に感じ、逆に酸度が低いと甘口に感じることが多いです。

3つ目のアミノ酸度とは、日本酒に含まれているアミノ酸の量を表す数値のこと。主にコクや旨味をもたらしています。アミノ酸度が高ければ高いほどコクと旨味をしっかり感じられるので、一般的には甘口の日本酒として分類されます。逆に数値が低ければすっきりとした辛口の日本酒ということになります。

これら3つの数値は味わいの目安にはなりますが、日本酒は奥深い飲み物。成分のバランスなどによって味わいは変化するので、いろいろな日本酒を飲み比べて、自分好みのお酒を見つけましょう。
お酒初心者には、お米本来の甘味を感じやすい純米酒や、華やかな香りや甘くてフルーティーな味わいを感じられる大吟醸酒などがおすすめです。

スパークリング日本酒

「まずは飲みやすい日本酒から」と考える人には、スパークリング日本酒がおすすめです。スパークリング日本酒とは炭酸ガスを含んだ日本酒のことで、「発泡清酒」や「発泡日本酒」と表現されることもあります。

一般的な日本酒よりもアルコール度数が低めなだけでなく、甘口なことが多いので、新成人などの日本酒初心者にぴったり。おしゃれなボトルが多いので、飲むだけでなく見ても楽しめると人気です。インスタ映えする写真を撮影してSNSにアップしたり、空きボトルを部屋に飾ったりと、飲み終わった後も楽しめます。

お酒初心者が日本酒をより楽しめる飲み方とは

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via www.shutterstock.com
日本酒は、さまざまな温度帯で楽しめるお酒です。同じ日本酒であっても、飲む温度帯によって味わいが大きく変化するところも魅力の1つ。こちらでは新成人など、お酒初心者に試してほしい3つの飲み方を紹介します。

氷を入れる

お酒に氷を入れる飲み方を「ロック」と呼びます。日本酒に氷を入れると温度が下がり、すっきりとした味わいに。氷が溶けることでアルコール度数が下がるため、初心者でも飲みやすいです。スパークリング日本酒の場合は、氷を入れることで喉ごしが良くなるだけでなく、日本酒本来の甘味を感じられます。

お酒を冷やす

5~15℃前後に冷やした日本酒のことを「冷酒」と呼びます。日本酒は、温度帯によって呼び名が変わるお酒。5℃前後の冷酒は「雪冷え(ゆきびえ)」と、10℃前後の冷酒は「花冷え(はなびえ)」と、15℃前後の冷酒は「涼冷え(すずびえ)」という名称がつけられています。日本酒は冷やすことで独特のクセが薄まり、喉ごしがすっきりとするため、初心者には冷酒もおすすめ。

自宅で日本酒を飲む時は、冷蔵庫の中で数時間冷やすだけで冷酒が完成します。冷やし忘れていた時や、急に冷酒が飲みたくなった時は、日本酒の瓶が収まる大きさのボウルと氷水、大さじ1杯くらいの塩を準備しましょう。ボウルに氷水を張って塩を入れてかき混ぜると、氷水の温度がみるみるうちに急降下。そこに日本酒の瓶を入れたら、30分くらい放置します。おつまみの準備などをしている間に日本酒が冷えていき、30分後には冷酒が楽しめます。

また、居酒屋で飲んでいる時に「涼冷えで」などと冷酒を注文すると、お酒に詳しい印象を友人に与えられるかもしれません。

和らぎ水を飲む

日本酒の合間に飲む水のことを「和らぎ水(やわらぎみず)」と呼びます。お酒を飲み始めたばかりの頃は、ついついハイペースで飲んでしまって翌日は二日酔い、なんていうことも。

深酔いを避けつつもお酒を美味しく飲むために、手元に水が入ったグラスを用意して、日本酒と和らぎ水を交互に飲むようにしましょう。和らぎ水で口の中をリセットすると、次に口に含むお酒や料理の味がさらに美味しく感じられます。

お酒初心者でも飲みやすい日本酒

朝日酒造は、酒どころとして有名な新潟県の酒蔵です。そんな朝日酒造が誇る日本酒の中から、新成人などのお酒初心者でも飲みやすいお酒を3つ紹介します。

久保田 純米大吟醸

久保田 純米大吟醸

「吟醸造り」と呼ばれる製法が用いられた、甘味と酸味が調和した味わいが特長の純米大吟醸酒。甘味と上質で華やかな香り、久保田らしいキレの良さが融合し、口の中で美味しさが広がります。
乾杯酒として、また、フルーツやスイーツなどのデザートとも合う一杯です。

2020年10月1日には、洋食やカジュアルな飲みのシーンにも自然に溶け込む、新デザインが登場しました。新たにラインナップに加わった300ml商品は「いろいろなお酒を飲み比べたい」という人の希望を叶えます。

希望小売価格(税抜)
1,800ml 3,400円(化粧箱なし3,300円)
720ml 1,570円(化粧箱なし1,520円)
300ml 化粧箱なし750円

ノムネ・柚子ノムネ

ノムネ

「ノムネ」は純米酒をベースとした発泡性日本酒で、果実を連想させる酸味と甘味が特長です。アルコール度数が8度の飲みやすいスパークリング日本酒なので、新成人やお酒初心者にぴったり。グラスに注いだノムネの上にバニラアイスを乗せると、クリームソーダ風のデザートドリンクの完成です。

「柚子ノムネ」は、すっきり辛口の日本酒に採れたての新鮮な柚子の果汁を合わせた、爽やかな飲み心地の発泡性リキュールです。えぐ味が抑えられた飲みやすいマイルドな味わいと、柚子の香りを存分に楽しめます。

希望小売価格(税抜)
250ml        400円

香里音

香里音

ジューシーな果実を連想させる甘酸っぱい味わいと、ブーケをイメージした香りを楽しめる新感覚の日本酒です。「香里音」の特長は、味わいの変化。冷やすと甘酸っぱさが際立ち、反対に温度が上がってくるとビターチョコを思わせる味わいに感じられます。

料理と合わせるなら酸味や甘味があるものが良く、食後のデザートとして、バニラアイスにかけるのもおすすめです。バニラの芳醇な香りと「香里音」の甘酸っぱくジューシーな味わいが絶妙にマッチ。奥深さと甘味を感じられる“バニラアイ酒”は、お酒初心者だけでなく、お酒好きでも満足できる一品です。

希望小売価格(税抜)
300ml    440円

成人の日をきっかけに、奥深い日本酒の世界へ

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日本酒は種類の違いだけでなく、温度帯によっても味わいが変化する、とても奥深い飲み物。飲めば飲むほど新たな魅力を発見できます。飲みやすい飲み方や好きな味わいの日本酒を見つけて、日本酒の世界を楽しみましょう。
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