生きた酒母から造られる日本酒は、「温度・紫外線・空気」の影響を受けやすく、「マイナス5℃での保管が最適」だと言われています。
ただ、一般のご家庭ではマイナス5℃での保存環境はなかなか無いのが現状。そんな方にオススメなのが2年前から発売を開始した「SAKE CABINET」です。
「SAKE CABINET」は、11年連続でワインクーラーのシェア世界No.1メーカーのグループ会社のアクア株式会社が開発した日本酒セラー。
マイナス5℃での縦置き保管が可能となっており、日本酒をおいしく楽しみ続けるための条件をすべて満たしている日本酒セラーです。
今回はSAKE CABINETを実際に使っている方の意見を聞きたいと思い、唎酒師の資格を持ち普段から日本酒を楽しんでいるWebライターのしほさんに日本酒ラボがインタビューしました。
日本酒の繊細な味わいを変化をさせないためには、「温度(−5℃)・縦置き・紫外線対策」が整った最適な保管環境が必要です。 蔵元も実践している環境を”美味しいお酒体験を届ける日本酒セラー SAKE CABINET”で実現しました。
【唎酒師:Shiho のプロフィール】
Webライター。介護福祉士、保育士資格を活かした福祉系記事のほか、ファッションや育児、日本酒と幅広いジャンルを執筆。酒蔵のまち伏見近くの「大阪」と、食のみやこ「鳥取」との多拠点生活中。酒愛が止まらず、2020年に唎酒師資格を取得。農業、酒蔵、酒屋、飲食店。酒造りに携わるすべての人に感謝しつつ、日本酒の美味しさを多くの人に伝えられる活動を目指す。
目次
1. 「雪の茅舎(ゆきのぼうしゃ)」を口にしたのが、日本酒の美味しさに目覚めたきっかけ
編集部
日本酒はいつから飲み始めましたか?きっかけがあれば教えてください。
日本酒を本格的に飲み始めたのは、4~5年前です。秋田・齋彌酒造店(さいやしゅぞうてん)さんの「雪の茅舎」を口にしたのが、日本酒の美味しさに目覚めたきっかけでした。
日本酒を飲み慣れない方は「日本酒特有の香りや風味がちょっと…」と感じることも多いと思うんです。実は私もそうでした(笑)。
でも、お友だちからいただいた「雪の茅舎」の製造番号酒は、開封したとたんに和梨のような香りがふわぁっと広がるんです。息子に香りをかがせたら「あ、これ梨だ」って言ったほど。味もすっきりと飲みやすくて、日本酒へのイメージががらりと変わりました。それからは秋田のお酒を中心に、いろいろな銘柄を楽しむようになりました。
(出典元:にたいら酒店)
2.日本酒のことをもっと知りたいという気持ちから唎酒師へ
編集部
ある1本の日本酒から日本酒が好きになるというのはよく聞きますよね。
唎酒師を取得されたのはどういった理由ですか?
シンプルに「日本酒のことをもっと知りたい!」と思ったのが理由です。日本酒のすばらしさを誰かに伝えるためにも、確かな知識を身に付けたいと考えました。
日本酒って、ラベルの名前ひとつとっても、蔵の歴史や人の想いが込められている。一つひとつのお酒にストーリーがあるんですよね。それがとても魅力的で…。
唎酒師の講習では、高知の酒蔵「司牡丹」の浅野杜氏のお話を伺いました。気軽に酒蔵見学ができない時期でしたから、現場で働く方のお話はとても興味深かったです。
私は大阪で受講したのですが、全国から集まった受講者の方とお話をできたのも、とても有意義な時間でした。
3.SAKE CABINETを知ったきっかけ
編集部
一つひとつのお酒にストーリーがあるのも日本酒の醍醐味のひとつですよね。
SAKE CABINETを知ったのはいつ頃ですか?
1年ほど前、日本酒メディアで紹介されていたのを見たのがきっかけです。日本酒を-5℃で保存する話は聞いたことはありましたが、自宅でその環境が叶うなんてすばらしい!と。見た目もスタイリッシュで、自宅に置くセラーにぴったりですよね。
せっかく酒蔵から手元に届いた日本酒も、紫外線・温度・空気が味を変化させてしまう。日本酒に最適な環境を知れば知るほど、ますます興味を惹かれるようになりました。
編集部
日本酒について知れば知るほど、保管の重要性というのがわかってきますよね。
実際にSAKE CABINETが手元に届いた時の印象はどうでしたか?
デザインが想像以上にすばらしかったです。扉は七宝柄が描かれたガラス調。側面は革張りのような高級感があります。シンプルでシックなデザインは、どんなインテリアにもなじむのではと感じました。
4.この1台で日本酒選びがとにかく楽しくなった
編集部
1ヶ月ほど使ってみてどうでしょうか?
日本酒選びがとにかく楽しくなりました!今までは「まだ自宅に空きかけの日本酒があるな」と思うと、新しい日本酒を購入できなかったんです。
SAKE CABINETのマイナス5℃の環境なら、一度開栓しても造りたての味わいをキープできる。おかげで、新酒のシーズンも色々な銘柄を試すことができました。
酒蔵によってはマイナス5℃での保管ができるお店にしか卸さない酒蔵もあるので、そういう点からもマイナス5℃保管の重要性がわかりますね。
私はお酒だけじゃなく、食べることも大好きなんです。今はその日のおつまみに合わせて「あの大吟醸出そう」とか、「こっくりめの純米酒を合わせよう」など1日に数種類の日本酒を楽しんでます。お家でお店のように日本酒を味わえるのは、お酒好きにはたまらない時間ですね。
編集部
たくさんの日本酒を保管できるので、ほんとに様々なシーンやその日の気分に合わせて日本酒を選ぶことができますよね。
なにか想定してなかったことはありましたか?
思いのほか、下ポケットの容量が広く驚きました。飲みきりサイズの180ml瓶もかなり保管できると思います。
光や紫外線を通さない密閉仕様だからこそ、ドア部分もかなりしっかり作られていました。
5.SAKECABINETを家に置く際に気になるポイント
編集部
購入を検討されている方にとって、いくつか気になるであろうポイントを質問させていただきます。
SAKE CABINETは現在どこに置いてますか?また音は気になりますか?
仕事部屋の窓際に置いています。夜間の静かな時間帯であれば、2時間に1回程度モーター音が聞こえます。生活音がある日中であれば、音が気になることはありません。
編集部
基本的に音は気にならないということですね。
導入時になにかネックになることはありましたか?
搬入時はサイズが大きいのではと心配しましたが、通常の冷蔵庫が入る間口であれば問題ないと思います。ただそれなりに重さがあるので、搬入や移動には大人2人がかりで対応したほうが良さそうです。
6.いろいろな日本酒を楽しみたい方にとてもおすすめ!
編集部
ここまで読んで購入を検討されている方もいると思うのですが、どんな人にこのSAKECABINETをおすすめしたいですか?
いろいろな日本酒が楽しみたいけど、保管場所が無くて諦めてしまっている方。気付けば冷蔵庫が日本酒でいっぱいになってしまうというお酒好きの方に、ぜひおすすめしたいです。お部屋のインテリアを重視したい方も満足できると思います。
搾りたての生酒の味が変化するか試したのですが、2~3日たってもフレッシュな美味しさは変わらないままでした。蔵が目指す味そのものを楽しめるのは、お酒好きには何よりうれしいこと。お家にいながら、日本酒の美味しさを蔵と共有する喜びを感じられると思います。
編集部
以上、ご自宅にSAKE CABINETを導入したしほさんに、実際に使ってみての感想をインタビューさせていただきました!
さまざまな日本酒を楽しみたいけど、保管スペースがないという方はぜひ購入を検討してみてはいかがでしょうか?
日本酒の繊細な味わいを変化をさせないためには、「温度(−5℃)・縦置き・紫外線対策」が整った最適な保管環境が必要です。 蔵元も実践している環境を”美味しいお酒体験を届ける日本酒セラー SAKE CABINET”で実現しました。