(サムネイル左から秋田県 福禄寿酒造 蔵元 渡邉 康衛氏、新潟県 阿部酒造 蔵元 阿部 裕太氏、camo株式会社 代表取締役 カワナ アキ氏、奈良県 倉本酒造 蔵元 倉本 隆司氏、島根県 吉田酒造 蔵元 吉田 智則氏、山口県 八百新酒造 蔵元 小林 久茂氏)
camo株式会社(本社:東京都世田谷区)は日本酒一合缶のオリジナルブランド「PRIME SAKE」の旗艦店となる、世界初の日本酒一合缶専門店「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」を2024年3月15日(金)、京急空港線羽田空港第3ターミナル駅 3階 国際線出発ロビー 302区画にオープンしました。
今回はオープン前発表会に参加させていただいたので、「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」の魅力をお伝えしたいと思います!
目次
1.「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」の内観・外観
『PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport』の内観・外観を手掛けたのは、ya inc. の山本 亮介氏。
広く大らかな空間の中でも、各蔵の個性が凝縮された小さな一合缶を尊重し引き立て、目がいくような配置になっており、控えめな意匠性でありながらも「PRIME SAKE」の世界観で包み込むことができるように仕上げられています。また、暖簾や和紙といった日本の素材を積極的に採用することで、来店する方々の日本文化である日本酒の味への興味向上に寄与しています。
2.日本酒のキャラクターが一目でわかる一合缶
プロダクトデザインはアートディレクターの竹田美織氏によるもの。
缶のラベルはそれぞれの日本酒のキャラクターが一目で分かるよう蔵のロゴを中央に据え、側面にはそのお酒のプロフィール、味わいからお勧めの楽しみ方までを詳細に記載しており、ひとつのお酒を深く味わい、長く愛してもらうためのデザインとなっています。
3.「PRIME SAKE」ラインナップ
「PRIME SAKE」は、 “Specialty Nihonshu” をコンセプトに、国内でも有数のブランド力を誇る日本酒蔵全11蔵の日本酒一合缶を販売します。各酒蔵から選ばれたスタンダード9種、プレミアム2種、全11銘柄をご紹介します。
4.角打ちのメニュー表や銘柄の解説には英語も
年間およそ2000万人の利用客を誇る国内最大級の国際空港である羽田空港において、訪日外国人旅行客へ向けて、帰国前の時間に日本ならではの文化を感じることができる空港体験を日本酒と共に演出する「PRIME SAKE Tokyo Haneda Airport」。
日本酒や簡単なおつまみのメニュー表には日本語版と英語版が用意されているのはもちろん、それぞれの日本酒の香りのイメージや楽しみ方、おすすめのペアリング方法も「日本酒の名刺」とも表現できるカードで表現されていました。
5.PRIME SAKEの今後の展望
PRIME SAKEの今後の展望について語っていただいたのは、camo株式会社 代表取締役のカワナ アキ氏。
今後は以下の3つのStepを計画しています。
Step1.羽田空港での営業開始をきっかけに、北から南まで国内の6つの国際空港に店舗展開を進めていく
Step2.海外主要都市にあるレストランをターゲットとし、海外への輸出も検討。
Step3.輸出の規模が見えてきたら最終的には「PRIME SAKE」のブランドの世界観を伝える海外リテール店舗を出店し、日本酒のグローバルでの市場価値向上を目指す。
これらのStepを経て、目指すは2026年にシャンパーニュと同規模のグローバルでの市場価値(約1兆円)。そして、「全国の日本酒の造り手たちと新しい日本酒のエコシステムを創る」という展望を掲げていました。
今後のPRIME SAKEも要注目です!