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「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」開催!今年も六本木ヒルズに厳選された日本酒と食が集結

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「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」開催!今年も六本木ヒルズに厳選された日本酒と食が集結

監修者

日本酒ラボ編集部
日本酒ラボに携わってから日本酒のおいしさ・奥深さを知り、唎酒師の資格を取得。日本酒ラボを通して、日本酒のおいしさ・楽しさを日本酒にもあまり馴染みがない方にもお伝えしていきます。

中田 英寿氏がオーガナイザーを務める日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」が昨年に続き、今年も開催されました。

2025年4月18日(金)〜29日(火・祝)の期間、六本木ヒルズアリーナにて「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」が開催されます。

期間中は日替わりで計120蔵の酒蔵が出店。各酒蔵がこの日のために用意した自慢の3種類の銘酒、12日間で合計360種類もの日本酒を楽しむことができます。

「新政」、「風の森」など人気酒蔵のほか、最終日には「十四代」をはじめとする希少なラインナップも並びます。

イベント限定のスペシャルメニューを提供するのは、予約困難とされるさまざまなジャンルの有名レストランです。

今回は、盛況のスタートを迎えた初日の様子とともにイベントの魅力をたっぷりとお届けします!

日本最大級の日本酒イベント「CRAFT SAKE WEEK」

CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS 会場デザイン
CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS 会場デザイン

「CRAFT SAKE WEEK」は、全国から厳選された酒蔵と有名レストランが集う日本最大級の日本酒イベントです。

400以上の蔵元を訪ね歩いた中田 英寿氏プロデュースのもと、2016年に東京・六本木でスタート。以来、博多や仙台などでも開催され、延べ60万人以上もの来場者を集めてきました。

一時期はコロナ禍によって中止となっていましたが2023年より復活し、2025年の「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」には、計120蔵の酒蔵とレストラン15店が集結。

中田氏自らが足を運び、信頼関係を構築した酒蔵・店舗のラインナップには、メディアに出ることの少ない酒蔵「十四代」や、ミシュラン2つ星フレンチ「ASAHINA Gastronome」などが並びます。

来場者を出迎えるのは、会場のシンボルにもなっているテンセグリティ構造によって、宙に浮かぶようにして配列された本組み。今回は建物を建てる際の最後の部材である棟木をとりつけ「棟上ゲ」をコンセプトとしています。「棟上げ」の日には、地元の神社や神主などを招き、神事をとり行う日本独自の伝統を本イベントの会場で再現されました。

MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田 麻魚 氏(左)と原田真宏 氏(右)
MOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOの原田 麻魚 氏(左)と原田真宏 氏(右)

「全国の酒蔵が一堂に集結する本イベントにて、『棟上ゲ』の空間性を再解釈し、最新のシュミレーション技術で解析されたテンセグリティ構造によって、宙に浮かぶようにして配列された超現実的な本組みの様子は、日本酒や木造技術の伝統を新しく喜びに満ちた未来へと継承していく象徴です。」

そう語るのは、会場デザインを手がけたMOUNT FUJI ARCHITECTS STUDIOを率いる原田 真宏 氏と原田 麻魚 氏です。

「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」のスタートを飾る初日は「泡の幕開け」の日。青空の下、会場前には開幕を待ちわびる人ですでに行列ができています。

スタートとなる15:00、各ブースから聞こえるプシュッ、シュワッという泡酒の開栓音とともに、華々しくイベントが幕を開けました。

スパークリング日本酒で華やかな幕開け

初日は「泡の幕開け」の日
初日は「泡の幕開け」の日(開場前)

初日のテーマは「泡の幕開け」。爽やかな泡が彩るスパークリング日本酒で、華やかな幕開けを飾ります。

初日の特別な乾杯をより魅力的に演出する酒蔵は以下10蔵です。

  • やまとしずく、出羽鶴(秋田清酒/秋田県)
  • 菊泉(滝澤酒造/埼玉県)
  • 南部美人(南部美人/岩手県)
  • 浦霞(佐浦/宮城県)
  • 七賢(山梨銘醸/山梨県)
  • 水芭蕉(永井酒造/群馬県)
  • 来福(来福酒造/茨城県)
  • 真澄(宮坂醸造/長野県)
  • 渡舟、太平海(府中誉/茨城県)
  • 喜多屋(喜多屋/福岡県)

テーマは1日ごとに切り替わり、最終日の「チーム十四代」の日には「十四代」をはじめとする希少なラインナップも飲み比べできます。

日本酒銘柄一覧
日本酒銘柄一覧

オリジナル酒器と飲食専用コイン12枚がセットになった「スターターセット」を購入したら、いざお目当てのコーナーへ。各日本酒ごとに必要なコイン数が設定され、お酒はオリジナル酒器へと注がれるシステムです。

オリジナル酒器と飲食専用コイン12枚がセットになった「スターターセット」
オリジナル酒器と飲食専用コイン12枚がセットになった「スターターセット」

「CRAFT SAKE WEEK」の醍醐味は、なんといっても蔵の方々と対話しながら日本酒を楽しめること。私は今回、永井酒造さんの「水芭蕉 純米吟醸辛口 スパークリング」をチョイス。お酒が注がれるとうすにごりでピチピチとしたキメの細かい泡が弾けます。

好みのお酒を選んだら、次はいよいよ飲食ブースへ。中田氏選りすぐりのレストランによるこの日のための限定メニューが来場者を待っています。

唯一無二の日本酒ペアリングにオリジナル日本茶も

4/18(金)〜22(火)レストランメニュー
4/18(金)〜22(火)レストランメニュー

レストランのラインナップは前半5日間、後半6日間、最終日の3回にわけて入れ替わります。

予約困難な人気店から隠れた名店まで、計15店がイベント限定のスペシャルメニューを提供。和食はもちろん、イタリアンにフレンチ、中華料理とジャンルも多彩です。

これまで日本酒を提供していなかった店舗もイベントを機に酒蔵と縁を持つなど、「CRAFT SAKE WEEK」は、酒蔵と飲食店との出会い創出の場にもなっているといいます。

上記は、前半5日間のメニューのほんの一部。後半6日間には、江戸時代から続くお茶と海苔の老舗「山本山」や原宿に佇む日本の伝統的な発酵調味料である味噌の風味や旨味を活かしたメニューを提供する「がらり」などが登場します。

最終日には、帝国ホテルが伝統と革新をテーマにした現代の和食を世界に発信すべく、ミシュラン3つ星の『神楽坂 石かわ』『虎白』を擁する石川グループの監修でオープンした話題のお店「帝国ホテル 寅黒」やミシュラン2つ星フレンチ「ASAHINA Gastronome」も出店。

“文化都心”をコンセプトとする六本木ヒルズで、選び抜かれた日本酒と世界の食との共演を心行くまで堪能できる内容です。

NIHONMONOとロッテ YOIYO
NIHONMONOとロッテ YOIYO

日本酒をいただく合間に「NIHONMONO」コーナーも要チェック。こちらでは、中田氏プロデュース「HANAAHU TEA(ハナアウ ティー)」の日本茶のほか、お茶にあうスイーツなどを購入できます。

さらに、初回販売後わずか2日で完売したチョコレートが楽しめるイベントブース「日本のクラフト酒チョコレート『YOIYO』」も出店しておりコイン3枚で2粒の日本酒とチョコレートのペアリングを楽しむことができます。

今回の味は「YOIYO 酒ガナッシュ[黒龍酒造]貴醸酒」。なめらかな口溶けとチョコレートに負けない貴醸酒の濃密な味わいが特徴の酒ガナッシュです。

YOIYO

最終日に向けさらに賑わいをみせる「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」

イベント初日から多くの方が会場を訪れていました。4月18日(金)のスタートから最終日に向け、会場はさらなる賑わいを見せています。

また、公式アプリ「Sakenomy」では、「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」の特設サイトを展開中!

アプリ内ではイベント出品酒が販売されているため「イベントに足を運べなかった」という方も、自宅にいながら選び抜かれた日本酒を楽しめます。イベントで飲んだお酒をもう一度楽しみたいときも、じっくりとその味わいを堪能できるのがうれしいですね。

日本が誇る文化が世界の人々、食とともに新たなイノベーションを巻き起こす「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」。

日本酒好きもビギナーも、そしてお酒を飲まない方も本イベントへ、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

「CRAFT SAKE WEEK 2025 at ROPPONGI HILLS」概要

日 時 : 2025 年 4 月 18 日(金)〜29 日(火・祝)/ 平日 15:00〜22:00 (L.O. 21:30)/土日祝 12:00〜21:00(L.O.20:30)
場 所 : 六本木ヒルズアリーナ(東京都港区六本木 6 丁目 9-1)
参 加 蔵 数 : 各日 10 蔵 計 120 蔵 (予定)
レストラン数 : 15 店(予定)
料 金 : スターターセット ¥4,200(オリジナル酒器グラス+飲食用コイン 12 枚)
※2 回目以降のご来場の際は、スターターキットのグラスを持参いただくと、「追加コイン」購入のみでお楽しみいただけます

事 前 販 売 : 2月26日(水)13時より「CRAFT SAKE WEEK」公式 HP にて販売開始
主 催 : 株式会社 JAPAN CRAFT SAKE COMPANY
特 別 協 力 : 六本木ヒルズ
協 賛 : 株式会社ロッテ、
後 援 : J-WAVE 81.3FM
公式アプリ : Sakenomy https://www.sakenomy.jp/
ウェブサイト : http://craftsakeweek.com/