書籍『南部杜氏の源流ー近江商人といわてー』(著:三島黎子 発行:村井権兵衛を語る会 販売・製作:山口北州印刷)をこのたび発行いたしました。日本に冠たる酒造りの職能集団「南部杜氏」のルーツとその歴史に迫る物語とノンフィクションから構成されています。物語は村井権兵衛を軸に南部杜氏のルーツを探ります。さらにノンフィクションでは、岩手の関わりや南部杜氏が日本の酒造りシーンに伝播していく事実を丹念に拾い上げ、かつ、岩手のみならず、近江、樺太、満州などをも舞台にした南部杜氏の足跡を丁寧に紐解きます。また口噛み酒にはじまる日本酒の歴史、醸造技術の変遷などもご案内しています。
書籍『南部杜氏の源流ー近江商人といわてー』(著:三島黎子 発行:村井権兵衛を語る会 販売・製作:山口北州印刷)をこのたび発行いたしました。お求めは岩手県内書店のほか、Amazonにて販売予定。(定価:1800円+税)
南部杜氏の源流
日本に冠たる酒造りの職能集団「南部杜氏」のルーツとその歴史に迫る物語とノンフィクションから構成されています。
本書の目次
第1章は近江商人の歴史。
第2章は物語となり村井権兵衛を軸に南部杜氏のルーツを探ります。
本書の目次
第3章は再びノンフィクションとなり、南部杜氏の歴史を、日本の歴史や酒造の変遷などを、近江や関西、江戸などへと舞台を広げ展開します。
口噛み酒にはじまる醸造の歴史や信仰、時代の変遷を丹念に紐解きます。
なお本書は、2018年4月から2020年3月に岩手日報にて新聞連載したものを単行本として発行したものです。
三島 黎子(みしま れいこ) 略歴
1944年岩手県生まれ。中学校教員として勤務。病を得て退職後、茶道、華道教室のかたわら「北の文学」などへ投稿入選。かたわら「櫓(ルビやぐら)」で北日本文学賞選奨(選者 井上靖)受賞。
1990年から千葉県在住中に約一年間中国大連大学で平安文学と日本語を講ずる。
2000年岩手に戻り、まちづくり活動などを経験、現在執筆と茶道教室。
著書『短編集 櫓』『黄昏の虹の彼方』『選んでくれてありがとう –チーと来たこの町—』『哀愁のみちのく三部作 「蓮華寺の月」「樋爪館炎上」「秋風陣ケ岡」』『沙羅双樹の花の色 –宋・契丹茶立て女ものがたり—』『陸奥(ルビみちのく)烈女伝 –安倍・清原・藤原三代を支えた母たち—』
【山口北州印刷株式会社】
本社:〒020-0184 岩手県盛岡市青山4-10-5
E-Mail:it-info@hokushu.com 電話:019-641-0585
URL:http://www.hokushu.com/jp/
事業内容:出版、書籍印刷・商業印刷ほか総合印刷、手帳製造
(情報提供:value press)