山形県上山市
おすすめしてくれたのは・・・
「名月荘さんは、“なにもしない贅沢”を体感できる究極のごほうび宿。こちらではぜひ、ただひたすらぼーっと過ごしてみてください。離れ風で広々とした客室をはじめ、気心の知れた友人たちと会話を楽しめる談話室や、1人読書の世界に浸れる図書室もあり、自分だけのお気に入りスペースが見つかりますよ。」
名月荘の客室は、全20室すべて造りや内装が異なり、個性豊かなラインナップからお好みのお部屋を選べます。それぞれのお部屋にはリビングルームと和室、テラスがあり、旅館であり別荘のような、はたまた自宅にいるようなリラックスできる空間が魅力です。
お部屋に籠る方や、談話室の暖炉の前で編み物をされる方、好きな椅子に座って本を読まれる方など、思い思いの過ごし方で贅沢なひとときを過ごせます。親子三代での旅行などにもおすすめです。
名月荘の夕食は、伝承野菜や地元の野菜をふんだんに用い、山形の食文化をちりばめた名月荘流の日本料理です。必食のメニューは山形牛のステーキと名月荘うどん。自然に恵まれた山形ならではの旬の食材を、料理長自らの目で選びます。お部屋食で密を避けられるのも嬉しいポイント。
名月荘自慢のワインセラーには、山形の地酒やワインがずらりと並びます。山形県産ワインをはじめ世界各国から取り寄せたワインのラインナップは、ワイン好きも唸ること間違いなし。
住所：山形県上山市葉山5−50
電話：0120-72-0330
山形県天童市
美しい季節の移ろいを五感で愉しむ旅館
おすすめしてくれたのは・・・
「特別なときに訪れてほしい名宿です。こぢんまりとしていますが、その分ホスピタリティが隅々まで行き渡っています。客室は数寄屋造りのお部屋やベッド・ダイニングを備えたお部屋などひとつひとつ趣が異なり、お好みの造りから選べるのも楽しみの1つ。ゆったりと温泉に浸かり、名物の鰻と地酒を堪能するのは至福の時間です。」
四季をさらに細分化した「二十四節気のおもてなし」をコンセプトとし、宿全体で季節の移ろいを愉しめる天童荘。館内の生け花から絵画、料理に至るまですべてを月替わりにするこだわりぶりです。数寄屋造りの離れ「離塵境」には、寛永元年に京都で創業して以来約400年続く「唐長」の唐紙を使った襖や障子が設らえられ、さらに漆喰壁や聚楽壁が部屋に落ち着いた趣を生み出します。日本の伝統文化と匠の技が融合した空間は、古き良き日本建築の光と影が感じられ、どこか谷崎潤一郎が綴った「陰翳礼讃」の世界観が広がります。
明治初期に創業した天童荘は、もとは「鰻屋」として店を構えていました。それから月日が流れ、鰻屋から旅館に変わってもなお、創業以来六代にわたって伝統の味として受け継がれているのが「鰻の蒲焼き」です。天童荘の夕食では、鰻の蒲焼きや厳選山形牛（米沢牛または天童牛）をはじめ、初夏の月山竹や秋の高畠産松茸など、山形の最高の旬を月替りで楽しむことができます。
住所：山形県天童市鎌田2-2-18
電話：023-653-2033
山形県長井市
『 はぎ苑 』
おすすめしてくれたのは・・・
「こちらのお宿の魅力は、なんといっても温泉。はぎ苑さんには、豊富な湯量と泉質の良さで人気の名湯「卯の花温泉はぎ乃湯」があります。出張でお越しの方は、併設されているアパートメントホテル「The H」の利用がおすすめ。キッチン付きでなんと温泉も入り放題なので、長期滞在にぴったりです。」
長井市に古くから伝わる「卯の花姫伝説」。はぎ苑の露天風呂には、その石像が備えられておりシンボルとなっています。2種類ある露天風呂のもう片方には、長井市の水の神様「黒獅子」の石像があり、どちらも源泉100％の温泉です。温泉だけの日帰り利用も可能とあって、地元民からも愛されています。
はぎ公園が見渡せる客室からは、四季折々の風景を楽しめます。
夕食は、はぎ苑名物「鯉甘露煮」をはじめ「山形牛」や「米沢牛」などをメインとした様々なプランから選べます。はぎ苑の鯉はその大きさも特徴の1つであり、上杉鷹山公の時代から貴重なご馳走として食されてきました。
その他にも、北海道産の1～2か月間天日干ししたのち炊き上げた「本棒だら煮」や「おはぎ」など、お土産にもおすすめな逸品が堪能できます。
はぎ苑
住所：山形県長井市成田2170-2
電話：0238-84-1387
山形県南陽市
おすすめしてくれたのは・・・
「こちらの宿の魅力は数多くありますが、中でも一流の食事をぜひ味わっていただきたいです。2021年より「ミシュランガイド」や「ゴ・エ・ミヨ」で高い評価を得た原田シェフを迎え、より一層山形の食材の魅力を引き出した料理が味わえるようになりました。また、人のあたたかみを感じるスタッフの方のおもてなしも魅力です。」
開湯920余年。瀧波では、歴史ある赤湯温泉を源泉かけ流しで堪能できます。全客室に露天風呂が完備され、源泉は加水・加温をせずタンクから客室までフレッシュな状態で届けられます。その湯温は在籍する3人の湯守により徹底的に管理され、「何も引かず、何も足さない」をモットーに各客室へ届けられています。
瀧波の母屋は、築350年の庄屋屋敷。伝統的な日本家屋に海外の名作家具を合わせ、“本物”を追求した大人の空間です。
山形産を中心に、志の高い生産者がつくる食材を使った料理がいただけるダイニング「1/365」。和食の料理長とイタリアンのシェフがそれぞれの技を活かし、とっておきの一皿に昇華させます。
作り置きはせず、食材のフレッシュさを逃さないよう調理するのがこだわり。カウンター席では、料理人の手さばきを眺めながらライブ感のある食事の時間を愉しめます。また、料理に合う日本酒やワインのペアリングも提案してもらえますよ。
山形座 瀧波
住所：山形県南陽市赤湯3005
電話：0238-43-6111
山形県東置賜郡
おすすめしてくれたのは・・・
「日本でも珍しいペット同伴専用のお宿です。旅先でも大切なペットと一緒にくつろげる場所を提供したいという、ご主人の強い想いが込められていますから愛犬家には特におすすめですね。また、食事が美味しいのも、エビスヤさんを語るうえでは欠かせない魅力です。蔵人たちの懇親会でもよく使わせていただいています。」
「日常よりも自由に」をコンセプトに掲げ、ペットと快適に過ごせる宿を追求した旅館 エビスヤ。客室はもちろん、廊下や食事処など、全ての場所を愛犬と一緒に自由に過ごせます。お部屋では、ワンちゃんと一緒にベッドで添い寝も可能。ワンちゃんが怪我をしないよう、段差は低く設定されており、畳やカーペットなど歩きやすい設えになっています。
チェックインは14時、チェックアウトは11時と、21時間ステイが可能で愛犬とゆったり過ごせるのも嬉しいポイント。また、館内には室内ドッグランも完備され、悪天候でも存分に遊べます。
旅館 エビスヤの魅力は、ワンちゃんが喜ぶことだけではありません。夕食には、三大和牛のひとつに数えられるブランド牛「米沢牛」と、地元高畠産の新鮮な地野菜がふんだんに使われたお食事がいただけます。山形の寒暖差を活かし育て上げたお肉のとろけるような味わいと、地元農家が手掛けた新鮮な地野菜を、山形県内の酒蔵が醸したお酒と共にお愉しみください。
住所：山形県東置賜郡高畠町 大字高畠大町812
電話：0238-52-0013
執筆者：多々羅葵（B.EAT）
記事連携：一休コンシェルジュ
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