酒ではないのに、名前に“酒”が入っている甘酒。では、“酒”とつくなら甘酒を酒にしてしまおう、と考えたのが甘酒カクテルです。甘酒と酒をただ合わせるだけで、美味しすぎるカクテルが完成!甘酒に合わせると美味しい、日本酒のタイプ別のおすすめをご紹介します。
甘酒が酒と合わない訳がない
「甘酒はお酒ですか?アルコールを含んでいますか?」という質問がよく寄せられます。
甘酒の中でも、酒粕を原料にした「酒粕甘酒」は1%未満のアルコールを含みますが、米麹を原料にした「麹甘酒」はアルコールを全く含んでいません。
なぜ酒ではないのに、甘酒と“酒”がつくのでしょうか。甘酒の名前の由来は、日本酒と作る工程が似ていたためや、日本書紀に書かれている「天甜酒(あまのたむさけ)」から甘酒になったためなど、諸説ありますが定かではないようです。
では、“酒”とつくなら甘酒を酒にしてしまおう、と考えたのが甘酒カクテル。せっかくノンアルコールの甘酒なのに、そこにあえて酒を足すなんてと思われるかもしれませんが、実はこれが美味しすぎるカクテルが完成してしまうのです!
甘酒のアルコール化作戦
甘酒+純米大吟醸酒
まず、シンプルに甘酒と日本酒を混ぜてみます。選んだのは、甘味もありフルーティーな香りの「久保田 純米大吟醸」。いわゆるにごり酒のような口当たりとなり、甘酒の甘さと相まって華やかな、でもすっきりとキレのある甘酒カクテルの完成です。
【材料】
・久保田 こうじあまざけ:60ml
・久保田 純米大吟醸:30ml
【作り方】
①グラスに久保田 こうじあまざけと久保田 純米大吟醸を注いで混ぜる。
甘酒+スパークリング日本酒
続いて、甘酒にスパークリング日本酒を合わせれば、まるで発泡にごり酒のような甘酒カクテルに。「久保田 スパークリング」はボリュームのある甘さが特徴ですが、「久保田 こうじあまざけ」はすっきりとした甘さなので、そのバランスでちょうどよい甘さになります。甘さはありつつも、炭酸が入ることですっきりとした飲みやすい味わいです。
【材料】
・久保田 こうじあまざけ:60ml
・久保田 スパークリング:60ml
【作り方】
①グラスに久保田 スパークリングと久保田 こうじあまざけを注いで混ぜる。
甘酒+リキュール
最後は日本酒ベースのリキュールを使った甘酒カクテルです。甘酒は酸味のあるフルーツと合いやすいので、ゆずを使った「久保田 ゆずリキュール」とはベストマッチ。ゆずが麹の香りを和らげて爽やかな風味になるので、麹の風味が苦手な方でも美味しく楽しめます。
【材料】
・久保田 こうじあまざけ:60ml
・久保田 ゆずリキュール:60ml
【作り方】
①グラスに久保田 こうじあまざけと久保田 ゆずリキュールを注いで混ぜる。
酒と相性抜群の甘酒
今回は日本酒と合わせましたが、実はコニャックと甘酒を合わせても美味しいカクテルになりました。ぜひ、今回の日本酒の他にも、色々な酒との相性も試してみてください。